JP6859803B2 - パウチ - Google Patents
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Description
以下、図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態のパウチ1を示す正面図である。図2は、第1実施形態のパウチ1を斜めに吊り下げた状態を示す正面図である。図3は、載置状態の第1実施形態のパウチ1から液体Wが注出される様子を示す正面図である。図4は、載置状態の第1実施形態のパウチ1による第1の使用例を示す斜視図である。図5は、吊り下げ状態の第1実施形態のパウチ1による第2の使用例を示す斜視図である。
第1実施形態のパウチ1は、例えば、液体洗剤(掃除用、洗濯用、キッチン用など)、シャンプー、化粧水などの、ボトルへ詰め替えられる液体を収容するように構成されたものである。図1に示すように、第1実施形態のパウチ1は、第1収容部26を有する本体部2と、第1収容部26に連通する第2収容部66を有する注出口部6と、導通路7とを備える。本体部2の第1収容部26及び注出口部6の第2収容部66には、液体Wが収容される。図1のパウチは、第1収容部26と第2収容部66がほぼ満たされるように、液体が収容されたものを図示したものである。
つまり、本体部2は、底部32にマチ部を備える底部ガセットパウチ形状を有する。見方を変えると、本体部2は、前面フィルム21によって形成された前面と、背面フィルム22によって形成された背面と、底部32のマチ部によって形成された底面と、を有する。パウチ1は、自立性を有するスタンディングパウチとして機能する。
また、前面フィルム21と背面フィルム22と底部フィルム23とは、本体部2の形成前において、互いに別個のフィルムであってもよく、又は、一体的なフィルムであってもよい。一体的なフィルムの場合、前面フィルム21、背面フィルム22及び底部フィルム23のいずれか2つ以上が一体的であってもよい。一体的なフィルムは、折り曲げられて、前面フィルム21、背面フィルム22及び底部フィルム23のいずれか2つ以上を形成する。
本体部2は、上部シール部41が形成された上部31と、底部シール部42が形成された底部32と、側部シール部43(左側部シール部431、右側部シール部432)が形成された一対の側部33(左側部331、右側部332)と、を備えている。本体部2の第1収容部26及び注出口部6の第2収容部66に液体を導入する前においては、上部31における前面フィルム21と背面フィルム22との間には、液体が通過する上部開口部(図示せず)が形成されている。本体部2の第1収容部26及び注出口部6の第2収容部66に液体Wが充填された後、上部31には上部シール部41が形成される。
なお、上下方向D1において、切り欠き部231は1個だけでもよいが、切り欠き部231は、上下方向に複数個(例えば2個)設けられていることが好ましい。
注出口部6は、パウチ1に収容されている液体Wをボトル等へ詰め替えるために、液体Wを注出する際に液体が通る部位であり、液体が注出される注出方向D4に沿って延びるように構成されている。このような注出口部6を設けることにより、パウチ1から注出される際の液体の流れを整えることができ、これによって、液体の詰め替え作業を容易化することができる。
導通路7は、第1の開放端部71及び第2の開放端部72を有し、第1の開放端部71と第2の開放端部72との間に液体Wを導通可能な通路である。第1の開放端部71は本体部2に位置し、第2の開放端部72は注出口部6に位置する。導通路7は本体部2から注出口部6に亘って設けられている。第1の開放端部71は、折り返し部35より下方であって、第1収容部26の下縁近傍に配置されており、一部が第1収容部26の下縁に当接していることが好ましい。第2の開放端部72は、注出口部6の開封予定部65の近傍に配置されていることが好ましい。
また、本体部2の上部シール部41には、吊り下げ用孔28が設けられていていてもよい。
フィルムとしては、例えば、少なくとも、基材層とシーラント層とを備える積層フィルムを用いることができる。基材層を構成する材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリプロピレン等のプラスチックや、紙等を用いることができる。また、シーラント層を構成する材料としては、ポリエチレンやポリプロピレン等を用いることができる。積層フィルムは、基材層を複数備えていてもよいし、シーラント層が複数の層から構成されていてもよい。積層フィルムには、印刷層やバリア層が形成されていてもよい。バリア層としては、例えば、アルミニウム箔などの金属箔や、アルミニウムなどの無機物や酸化珪素や酸化アルミニウムなどの無機酸化物等が挙げられる。
本発明のパウチは、収容される液体の粘度の高低に問わず、適用することができる。しかし、流体抵抗の低さの観点から、粘度の高い液体よりも粘度の低い液体の方が、本発明の実施形態の効果がより奏される。本発明のパウチは、粘度が1.0×103mPa・s以下の液体に好適である。
次に、図1〜図5を参照しながら、第1実施形態のパウチ1の使用例について説明する。
第1実施形態のパウチ1によれば、例えば以下の効果が奏される。第1実施形態のパウチ1は、本体部2と、本体部2に連通する注出口部6と、第1の開放端部71及び第2の開放端部72を有し、第1の開放端部71と第2の開放端部72との間に液体Wを導通可能な導通路7と、備える。第1の開放端部71は本体部2に位置し、第2の開放端部72は注出口部6に位置し、導通路7は本体部2から注出口部6に亘って設けられている。注出口部6は下方を向いている。導通路7の第2の開放端部72は、導通路7の第1の開放端部71よりも下方に位置している。
次に、本発明の第2実施形態のパウチ1Aについて、図6を参照しながら説明する。図6は、本発明の第2実施形態のパウチ1Aを示す正面図である。第2実施形態については、主に第1実施形態との相違点について説明する。そのため、第1実施形態と同一(又は同等)の構成については、詳細な説明を省略する。また、第2実施形態において特に説明しない点については、第1実施形態の説明が適宜に適用又は援用される。第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が奏される。
次に、本発明の第3実施形態のパウチ1Bについて、図7を参照しながら説明する。図7は、本発明の第3実施形態のパウチ1Bの正面図である。第3実施形態については、主に第2実施形態との相違点について説明する。そのため、第2実施形態と同一(又は同等)の構成については、詳細な説明を省略する。また、第3実施形態において特に説明しない点については、第2実施形態の説明が適宜に適用又は援用される。第3実施形態においても、第2実施形態と同様の効果が奏される。
次に、本発明の第4実施形態のパウチ1Cについて、図8及び図9を参照しながら説明する。図8は、本発明の第4実施形態のパウチ1Cを示す正面図である。図9(A)〜(C)は、第4実施形態のパウチ1Cにおける導通路7の断面形状のバリエーションを示す部分断面図であり、図8に示すA−A断面図である。
第4実施形態のパウチ1Cによれば、第1実施形態の効果に加えて、例えば以下の効果が奏される。
筒状体75の位置を規制する位置規制シール部48を備えなくても、導通路シール部78の形成位置によって、導通路7の位置や曲がり方を比較的高い自由度で設定することができる。
次に、本発明の第5実施形態のパウチ1Dについて、図10を参照しながら説明する。図10は、本発明の第5実施形態のパウチ1Dを示す正面図である。第5実施形態については、主に第4実施形態との相違点について説明する。そのため、第4実施形態と同一(又は同等)の構成については、詳細な説明を省略する。また、第5実施形態において特に説明しない点については、第4実施形態の説明が適宜に適用又は援用される。第5実施形態においても、第4実施形態と同様の効果が奏される。
次に、本発明の第6実施形態のパウチ1Eについて、図11を参照しながら説明する。図11は、本発明の第6実施形態のパウチ1Eを示す正面図である。第6実施形態については、主に第4実施形態との相違点について説明する。そのため、第4実施形態と同一(又は同等)の構成については、詳細な説明を省略する。また、第6実施形態において特に説明しない点については、第4実施形態の説明が適宜に適用又は援用される。第6実施形態においても、第4実施形態と同様の効果が奏される。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。
本体部2は、底部32にマチ部を備えない平パウチであってもよい。
注出口部6の向きは、真下向きに制限されず、斜め下向きであってもよい。
本体部2と注出口部6との連通部5は、前述の実施形態では、本体部2の左側縁(第3縁部)に設けられているが、これに制限されない。連通部5は、本体部2の右側縁(第4縁部)又は上縁(第1縁部)に設けられてもよい。
導通路7の第2の開放端部72は、サイフォン現象で液体Wを第2の開放端部72から排出できる範囲において、第2収容部66における位置は自由である。第1収容部26の下縁に位置する液体Wをサイフォン現象で吸引できる範囲において、第1収容部26の下縁から離れていてもよい。
各実施形態の各構成は、適宜組み合わせることができる。
本発明のパウチは、詰め替え用途に限定されず、例えば、液体Wを詰め替え容器に詰め替えずにそのまま使用する用途で使用してもよい。
2 本体部
6 注出口部
7 導通路
21 前面フィルム
22 背面フィルム
26 第1収容部
32 底部
48 位置規制シール部
66 第2収容部
71 第1の開放端部
72 第2の開放端部
75 筒状体
76 第1膨らみ部(膨らみ部)
77 第2膨らみ部(膨らみ部)
78 導通路シール部
W 液体
Claims (7)
- 第1収容部を有する本体部と、前記第1収容部に連通する第2収容部を有する注出口部とを備えるパウチであって、
第1の開放端部及び第2の開放端部を有し、前記第1の開放端部と前記第2の開放端部との間に液体を導通可能な導通路を更に備え、
前記第1の開放端部は前記第1収容部に位置し、前記第2の開放端部は前記第2収容部に位置し、前記導通路は前記第1収容部から前記2収容部に亘って設けられており、
前記注出口部は下方を向いており、また、前記導通路の前記第1の開放端部は前記第1収容部に位置し、更に、前記導通路の前記第2の開放端部は、前記第1の開放端部よりも下方に位置している、パウチ。 - 前記本体部及び前記注出口部の前面は前面フィルムから形成され、前記本体部及び前記注出口部の背面は背面フィルムから形成される、請求項1に記載のパウチ。
- 前記本体部は、その底部にマチ部を備える底部ガセットパウチ形状を有する、請求項1又は2に記載のパウチ。
- 前記導通路は、前記本体部とは別体の中空状の筒状体から形成されている、請求項1〜3のいずれかに記載のパウチ。
- 前記本体部及び前記注出口部の前面は前面フィルムから形成され、前記本体部及び前記注出口部の背面は背面フィルムから形成され、
前記前面フィルムと前記背面フィルムとが接合されて形成され、前記筒状体の位置を規制する位置規制シール部を更に備える、請求項4に記載のパウチ。 - 前記本体部及び前記注出口部の前面は前面フィルムから形成され、前記本体部及び前記注出口部の背面は背面フィルムから形成され、
前記前面フィルム及び/又は前記背面フィルムは、内側から外側に向かって膨らんだ膨らみ部を有し、
前記膨らみ部と、前記膨らみ部に対向する前記前面フィルム又は前記背面フィルムとの間に前記導通路が形成されるように、導通路シール部が形成されている、請求項1〜3のいずれかに記載のパウチ。 - 前記膨らみ部がエンボス部である、請求項6に記載のパウチ。
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