JP2008013196A - 詰替え用袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2枚のフィルムの両側シール部とその間に形成した内容物注出流路4とを有するノズル部5を切断予定線で切断することにより注出口6を形成することを可能にした詰替え用袋1であって、前記内容物注出流路4と前記両側シール部の少なくとも一方との境界線の近傍に、該境界線近傍のシール部が前記2枚のフィルムのいずれか一方に折れて重なることを誘導する易折れ曲げ部7S、7Tを、該境界線に沿って、前記切断予定部から袋本体3側に延在させる。
【選択図】図2
Description
しかし、これらの特許文献に提案された詰替え用袋においても、切断予定線での切断部分には、注出口の他に両側シール部が存在するため、詰め替える相手の容器は、その切断部分の幅、即ち、切断部分における一方のシール部端部から他方のシール部端部までの距離より大きな径の口部を有する容器である必要がある。そのため、機能及び形状の点から口部の径を大きくできない容器を用いた製品では、詰替え用袋を用いることが困難であった。
即ち本発明は、
2枚のフィルムの両側シール部とその間に形成した内容物注出流路とを有するノズル部を切断予定線で切断することにより注出口を形成することを可能にした詰替え用袋であって、前記内容物注出流路と前記両側シール部の少なくとも一方との境界線の近傍に、該境界線近傍のシール部が前記2枚のフィルムのいずれか一方に折れて重なることを誘導する易折れ曲げ部を、該境界線に沿って、前記切断予定部から袋本体側に延在させてなる詰替え用袋である。
図1は、従来の詰替え用袋の、注出口を形成した状態を示す正面図であり、図2〜6は、本発明の詰替え用袋の実施例を示す正面図である。
図1に示すように、詰替え用袋1は、可撓性の積層樹脂等からなるフィルムを、サイドシール部2S、ボトムシール部(図示せず)及びトップシール部2Tにおいて張り合わせて、袋本体3を形成している。そして、袋本体3の肩部端縁部に、サイド側流路シール部2S’とトップ側流路シール部2T’とその間に形成した内容物注出流路4とを有するノズル部5を切断予定線で切断することにより注出口6を形成している。即ち、ノズル部5は、サイド側流路シール部2S’とトップ側流路シール部2T’と、これらの間の内容物注出流路4からなり、袋本体3から突出した状態で形成され、注出口6は、袋本体3から突出したノズル部5の先端を切断することによって開口される。なお、分かり易くするために、図中のノズル部5の左方向延長上に、切断部の形状を側面図的に示した。
Dは切断部の幅であり、注出口の径と両側シール部を含む長さとなるが、前記したように、口部の径がDより小さい容器に詰め替えることは、困難である。
易折れ曲げ部7S、7Tを設ける位置は、内容物注出流路4とサイド側流路シール部2S’、トップ側流路シール部2T’との境界線近傍であれば、内容物注出流路4側にあっても、シール部側であっても、境界線上であってもよい。図2の例は、易折れ曲げ部7S、7Tを内容物注出流路4側に設けている。
易折れ曲げ部7S、7Tは、貼り合せた2枚のフィルムのいずれか一方に谷折り加工を、例えばプレス加工により形成するのが好ましいが、いずれか一方のフィルムに谷折り加工を設け、更に他方のフィルムの対応箇所に山折り加工を形成するのが更に好ましい。尚、易折れ曲げ部7S、7Tの谷折り加工及び/又は山折り加工は細い線状の谷折り線、山折り線として形成されることが好ましいが、一定の幅をもった部分として形成されるものであっても良い。また、2枚のフィルムのいずれか一方の表面又は両方のフィルムの表面にハーフカットをレーザー等で形成することもできる。
なお、図2の例の場合は、易折れ曲げ部7S、7Tは内容物注出流路4の両側、即ち、サイド側流路シール部2S’との境界線の近傍及びトップ側流路シール部2T’との境界線の近傍の両方に設けているが、何れか一方のみに設けるだけでも差し支えない。
図に明らかなように、容器の口部に挿入する部分の径D’は、両側シール部を含まない、実質的に注出口と同じ径となっている。従って、容器の口部の径が、この径以上であれば、容易に内容物の移し替えをすることができる。
図1に示す例では、サイド側流路シール部2S’、トップ側流路シール部2T’は、一般的には3〜5mmの幅を持たせる必要がある。そのため、例えば、容器の口部の内径が20mm程度である場合には、注出口の径が10mm〜14mm以内でなければ容器口部に詰替え用パウチの注出口を挿入しにくい。
図3に示す例では、サイド側流路シール部2S’、トップ側流路シール部2T’の易折れ曲げ部7S、7Tが折れてフィルムに重なるようになっているから、例えば容器の口部の内径が20mm程度である場合には、注出口の内径も20mmより小さいものであれば、挿入することが可能となり、内容物注出流路の内径も大きく確保することができる。
なお、図4及び5に示した例の場合は、易折れ曲げ部7Sを内容物注出流路4とサイド側流路シール部2S’との境界線の近傍のみに設けているが、易折れ曲げ部を内容物注出流路4とトップ側流路シール部2T’との境界線の近傍にも設け、その袋本体側の終端近傍に切り欠き部を設けてもよい。
また、パウチとしては、ストローパウチ、ネオパウチなど、プレス加工により注出口を立体的に剛性のあるものとして形成したものがあるが、剛性のある寸法が固定された注出口に対しては、サイド側流路シール2S'及び/又は側流路シール2T‘が折れ曲がってフィルムに重なることができるということは、特に効果的である。即ち、注出口を立体的に形成して剛性のあるものとしたパウチは、本発明の要件を満たすものであれば、本発明の実施形態に含まれるものである。
2S:サイドシール部
2S’:サイド側流路シール部
2T:トップシール部
2T’:トップ側流路シール部
3:袋本体
4:内容物注出流路
5:ノズル部
6:注出口
7S、7T:易折れ曲げ部
8:切り欠き部
9:傾斜部
10:凹型屈曲部10
Claims (4)
- 2枚のフィルムの両側シール部とその間に形成した内容物注出流路とを有するノズル部を切断予定線で切断することにより注出口を形成することを可能にした詰替え用袋であって、前記内容物注出流路と前記両側シール部の少なくとも一方との境界線の近傍に、該境界線近傍のシール部が前記2枚のフィルムのいずれか一方に折れて重なることを誘導する易折れ曲げ部を、該境界線に沿って、前記切断予定部から袋本体側に延在させてなる詰替え用袋。
- 前記易折れ曲げ部の袋本体側の終端近傍のシール部に切り欠き部を設けてなる請求項1に記載の詰替え用袋。
- 前記易折れ曲げ部を、前記2枚のフィルムのいずれか一方に谷折り加工により形成するか、又はいずれか一方のフィルムへの谷折り加工と他方のフィルムの対応箇所への山折り加工により形成してなる請求項2に記載の詰替え用袋。
- 前記内容物注出流路の注出口を形成した後のノズル部の両側シール部の少なくとも一方側が、先端に向かって細幅となるテーパー形状に形成された請求項1〜3のいずれかに記載の詰替え用袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006184327A JP2008013196A (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 詰替え用袋 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006184327A JP2008013196A (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 詰替え用袋 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008013196A true JP2008013196A (ja) | 2008-01-24 |
Family
ID=39070630
Family Applications (1)
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JP2006184327A Pending JP2008013196A (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 詰替え用袋 |
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-
2006
- 2006-07-04 JP JP2006184327A patent/JP2008013196A/ja active Pending
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