JP2016037309A - 液体包装容器 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、正面シートと背面シートとが対向し、重なり合うシートの辺同士がヒートシールされている液体包装容器において、
容器上部に上方に向けて凸とされて先端部側に開封予定部を配した収納物注出路が設けられているとともに、
正面シートと背面シートとの何れか一方のシートに、この一方のシートの一部を容器幅方向に亘り容器底部に向けてZ状にして折り出した部分であって、一方のシートを前記Z状折りでの谷折り部から容器底部に向けて折り曲げた折り出し内シートとこの折り出し内シートの下端の前記Z状折りでの山折り部に連続して前記山折り部から容器上部に向けて折り曲げられて前記折り出し内シートに重なる折り出し外シートとからなる袋部が設けられ、
前記袋部の折り出し外シートに、開封予定部を切断して注出口が形成された収納物注出路を袋部側に向けて折り曲げたときの前記注出口の部分を差し入れて係脱可能に係止する挿入口が設けられ、
前記袋部側に向けて折り曲げられて注出口の部分が挿入口に差し入れられた収納物注出路が、前記挿入口に係止することにより、収納物注出路の折り曲げによる閉塞と注出口の隠蔽とが維持される構成としたことを特徴とする液体包装容器を提供して、上記課題を解消するものである。
そして、本発明において、上記袋部の挿入口は折り出し外シートに切り込まれたスリットとされていて、前記挿入口と上記山折り部との間の折り出し外シートは、折り出し内シートに対する相対移動によりスリットの対向する切り込み縁の間を離して挿入口を開く開き手段とされていることが良好である。
また、本発明において、上記袋部は、折り出し内シートと折り出し外シートとの対向する四方の辺の内、山折り部側の辺を除く三辺の部分でヒートシールされていて、折り出し外シートの未シール領域に上記挿入口が設けられていることが良好である。
さらに本発明において、容器底部側には上記正面シートと上記背面シートとの間に底面シートが二つ折りして配置されていて、前記底面シートを開くように容器底部を展開して自立可能とされていることが良好である。
請求項1の発明によれば、収納物注出路の閉塞と注出口の隠蔽とを行なう袋部を、一方のシートの一部を容器外方にZ状に折り出して形成するので、他の部材を用いずに収納物注出路の閉塞と注出口の隠蔽とを行なうことのできる容器が得られるという優れた効果を奏するものである。
請求項2の発明によれば、袋部に設けられている開き手段を操作することでその袋部の挿入口が開くこととなり、収納物注出路の注出口側を差し入れる作業が簡単になる。
請求項3の発明によれば、差し入れた注出口からの液体が袋部の内部に入ったとしても、その袋部から外部への漏れ出しを確実に防止できるという効果を奏する。
請求項4の発明によれば、自立可能な容器としているため取り扱いが容易になるという効果を奏する。
本実施の形態では、正面シート6側から見た正面視の形状において容器底部5側から容器上方に向けて容器幅方向の寸法を徐々に小さくなるようにして正面シート6と背面シート7との間を収納空間とする収納部9が形成されている。また、その収納部9の上方である容器上部2にあっては正面視形状を山形にして、この部分を、容器上方に向けてテーパー状に先細りして前記収納部9の内空間に内部が連続する収納物注出路10としており、さらに容器上部2の中央が容器上方に向けて凸となるようにして延設することでその延設部分では、容器幅方向での内通路幅をほぼ同幅としている。
図1と図2に示されているように本容器1の最上部側である収納物注出路10の先端部11には、容器幅方向にして開封予定部12が設けられている。この開封予定部12は開封して注出口13を形成する位置となる部分であり、切断する箇所を示すための印刷を施してなるものとしたり、正面シート6と背面シート7とにこのシートを貫通しないようにレーザー照射のハーフカットを施してなるものとすることができ、本実施の形態では開封予定部12はレーザー照射によるハーフカットを施してなる部分としている。
図1に示されているように背面シート7には、注出口13が容器底部5に向くように収納物注出路10を折り曲げて上記正面シート6に重なるようにするときのその注出口13が対応する部分にして袋部16が設けられている。後述するように収納物注出路10の注出口13の部分をこの袋部16の部分に係止させることで、収納物注出路10を折り曲げてその収納物注出路10が閉塞する状態が維持されるようにしている。さらに注出口13の部分を前記袋部16の内側に位置するように覆い、この隠蔽によって注出口13に液体が付いていた場合でもその液体が他物に移ることがないようにしている。
そして、挿入口23の近傍位置である上記折り出し外シート20aとこれに対応する折り出し内シート18とを、例えば親指と人差し指などの二本の指で挟み持ちながら、前記折り出し外シート20aを折り出し内シート18に対して相対的にスライドさせることができ、この折り出し外シート20aを挿入口23の開き手段25として設けられている。
2…容器上部
3…容器側部
4…容器側部
5…容器底部
6…正面シート
7…背面シート
10…収納物注出路
11…先端部
12…開封予定部
13…注出口
14…シール辺部
15…ノッチ
16…袋部
17…谷折り部
18…折り出し内シート
19…山折り部
20…折り出し外シート
20a…折り出し外シート
21…袋シール辺部
22…未シール領域
23…挿入口
24…係止片
25…開き手段
26…切り込み縁
27…切り込み縁
Claims (4)
- 正面シートと背面シートとが対向し、重なり合うシートの辺同士がヒートシールされている液体包装容器において、
容器上部に上方に向けて凸とされて先端部側に開封予定部を配した収納物注出路が設けられているとともに、
正面シートと背面シートとの何れか一方のシートに、この一方のシートの一部を容器幅方向に亘り容器底部に向けてZ状にして折り出した部分であって、一方のシートを前記Z状折りでの谷折り部から容器底部に向けて折り曲げた折り出し内シートとこの折り出し内シートの下端の前記Z状折りでの山折り部に連続して前記山折り部から容器上部に向けて折り曲げられて前記折り出し内シートに重なる折り出し外シートとからなる袋部が設けられ、
前記袋部の折り出し外シートに、開封予定部を切断して注出口が形成された収納物注出路を袋部側に向けて折り曲げたときの前記注出口の部分を差し入れて係脱可能に係止する挿入口が設けられ、
前記袋部側に向けて折り曲げられて注出口の部分が挿入口に差し入れられた収納物注出路が、前記挿入口に係止することにより、収納物注出路の折り曲げによる閉塞と注出口の隠蔽とが維持される構成としたことを特徴とする液体包装容器。 - 上記袋部の挿入口は折り出し外シートに切り込まれたスリットとされていて、前記挿入口と上記山折り部との間の折り出し外シートは、折り出し内シートに対する相対移動によりスリットの対向する切り込み縁の間を離して挿入口を開く開き手段とされている請求項1に記載の液体包装容器。
- 上記袋部は、折り出し内シートと折り出し外シートとの対向する四方の辺の内、山折り部側の辺を除く三辺の部分でヒートシールされていて、折り出し外シートの未シール領域に上記挿入口が設けられている請求項1または2に記載の液体包装容器。
- 容器底部側には上記正面シートと上記背面シートとの間に底面シートが二つ折りして配置されていて、前記底面シートを開くように容器底部を展開して自立可能とされている請求項1から3の何れか一項に記載の液体包装容器。
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