JP6291893B2 - 詰替え容器 - Google Patents

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本発明は、液体洗剤、柔軟剤、シャンプー、リンスなどのトイレタリー用品や、食用油、インスタントコーヒーなどの食品等を収納する詰替え容器に関する。
液体洗剤や柔軟仕上げ剤などのトイレタリー用品や、食用油、インスタントコーヒーなどの食品は、それぞれ使いやすいような形状の専用容器に収納されている。専用容器は、構造もしっかりしており、従って高価であることから、内容物が無くなった段階で、繰り返し使用することができるように、内容物のみを詰替える詰替え容器入りの製品が別途販売されていることが多い。
例えば液体洗剤の容器は、洗剤を使用する時にその都度適切な量を計量して取り出す必要があるため、軽量カップに注ぎやすいように、注出口にノズルを備えた剛性のあるプラスチック容器が、繰り返し使用容器として用いられている。この容器に対して、内容物を補充するための詰め替え用の容器としては、軟包装フィルムからなる柔軟な容器に、注出口を形成した容器や、口栓を取付けた容器が一般的に使用されている。
繰り返し使用する剛性の容器は、もっぱら注出し易いように設計されているため、繰り返し使用する容器に対して、詰替え容器から内容物を補充する詰替え操作の利便性を考慮したものでは、必ずしもなかった。
また一方、詰替え容器も、もっぱら安価に製造することに重点を置くあまり、必ずしも詰替え操作の利便性を考慮したものではなかった。
繰り返し使用する容器に設けられたノズルを利用して、詰替え容器の開封を行うことができ、さらに詰替え中に、詰替え容器が自立するために、手で保持しなくてもよい詰替え容器が提案されている。この手放し詰替え容器は、繰り返し使用する容器の開口部に着脱可能かつ脱落不能に連結される結合部材と、詰替え容器本体を密封する容器密封部材とを備えた詰替え容器である(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された詰替え容器は、繰り返し使用する容器と詰替え容器を結合するために、口栓部に、結合部材と容器密封部材という2つの部材を用いているため、容器のコストが高いものとならざるを得ない。また詰替え容器を、繰り返し使用する容器の開口部にねじ込んで使用する構造であるため、両者の結合は確実であるが、反面、操作が面倒であるばかりでなく、口栓のコスト面においても不利であるという欠点があった。
コストの面からは、図5に示したような表裏2枚の積層体(2、3)の周縁をシールしてなる包装袋が有利である。この詰替え用包装袋は、容器の口径に見合った任意の巾の注出口を設けることができるが、表裏2枚のフィルムの端縁部をシールして注出ノズル(22)を形成した場合、内容物を注出する際、開口部がシールされた両端に引っ張られ、表裏のフィルムが疑似密着状態となり、注出口が閉塞してしまうという問題や、注出口が横方向に折れ曲がり易く、詰替え操作中に注出口が、繰り返し使用する容器から外れてしまうといった問題がある。
この注出口が閉塞したり、折れ曲がったりする問題を解決するために、注出口部にフィルムとは別部材のパーツを挿入したり(特許文献2参照)、注出口部付近のフィルムを膨らませて立体形状とすることで、開口面積を確保したりするものが多く提案されている(
特許文献3参照)。
しかしこれらの包装袋は、別部材を取り付ける工程や、フィルムに深いエンボス加工を施す工程などが増加するという問題の他、充填時に包装袋の供給部において包装袋を整然と積み上げて揃えることができないという問題や、表裏2枚のフィルムをシールしてなる注出口は、両端にシール部が存在するため、その分だけ開口巾が狭くなり、十分な開口面積を確保することができないという基本的な問題があった。十分な開口面積が確保できないと、詰替え時の注出に要する時間は長くなってしまう。
この問題を解決するために、包装袋を構成するフィルムを折り曲げて、注出口の片側を形成し、注出口のシール部を片側だけとする包装袋が提案されている(特許文献4、5参照)。
特許文献4、5に示されたような、注出口の片側が折り曲げられたフィルムで構成されている包装袋の場合、注出口が閉塞する問題や、注出口部の開口面積が不足するという問題は解消されるが、特許文献5に示された軟質包装袋の注出口に見られるように、注出時の操作のし易さを考慮して注出口を斜めに設定した場合、開封操作性が不安定になるという問題が生じることが判明した。
図6(1)は、特許文献5に開示された軟質包装袋を示した図であり、図6(2)は、注出口部分の拡大図である。本出願人の出願になるこの軟質包装袋は、注出口部分に、切れ目線aとV字状の切欠きbと切れ目線aを覆うように設けられた網点状の傷加工cを備えているにも拘わらず、V字状の切欠きbの位置が多少ずれたような場合には、包装袋の裂け目が切れ目線aから外れてしまい、本来の切れ目線aの位置で開封できないという問題が生じる可能性があることが分かった。
特開2004-99082号公報 特開平5-132069号公報 特許第4110940号 特開平11-236053号公報 特開2008-18991号公報 特開2011-255947号公報
本出願人の出願になる特許文献6に記載された詰替え容器は、この問題を解決するためになされたものであり、図7に示したように、折り曲げ部(5)に対して傾斜した開封予定線(23)に沿って、複数のハーフカット線(24)からなる易カット加工を施し、さらに開封用切目線(26)の先端を開封予定線と平行な方向に向けて折り曲げたことを特徴とする。
特許文献6に記載された詰替え容器によれば、開封時に包装袋の裂け目が開封予定線から外れてしまうという問題は改善されたが、全く別の問題として、店頭に陳列された製品を消費者が手に取って持ち上げる際に、たまたま開封つまみ(25)の部分を持って持ち上げると、容器の自重によって意図せずに開封してしまうという問題が発生することが判明したのである。
この問題は、容器の上部に折り曲げ部を有する詰替え容器においては、どうしても下か
ら上に向けて開封せざるを得ないため、宿命的な問題ともいえる。
本発明の解決しようとする課題は、容器の上部に折り曲げ部を有し、下から上方に向って開封する詰替え容器において、開封つまみを持って容器を持上げたとしても不用意に開封したりしない詰替え容器を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、基材とシーラント層を少なくとも有する1枚の積層体を、シーラント層を内側にして折り曲げて、折り曲げ部と本体表面積層体と本体裏面積層体を形成し、周縁を熱シールしてなる詰替え容器であって、
前記折り曲げ部は、前記本体表面積層体および本体裏面積層体および注出ノズルシール部と共に、内容物を注ぎ出すための注出ノズルを形成しており、
該注出ノズルは、開封予定線に沿って先端部を切り離すことにより開封されて注出口を形成するものであり、
注出ノズルを形成する前記積層体には、前記開封予定線に並行する複数のハーフカット線が形成されており、
前記注出ノズルシール部外縁から前記開封予定線に至る開封用切目線が形成されており、該開封用切目線は、開封つまみを形成しており、
前記開封用切目線は、複数の接合部位と複数の切目からなり、
前記開封用切目線に設けられた複数の接合部位の幅は、前記開封予定線に近いもの程狭く、かつ0.3mm以上であることを特徴とする詰替え容器である。
本発明に係る詰替え容器は、開封用切目線に複数の接合部位を設けたので、開封つまみを持って持上げたとしても、不用意に開封してしまう事を防止することができる。
また、請求項2に記載の発明は、前記注出ノズルシール部外縁から前記開封予定線に至る開封用切目線の接合部位の数が2つ以上であり、前記注出ノズルシール部外縁の開封用切目線の端部に接合部位を形成し、かつ前記開封用切目線の接合部位と接合部位の間の切目の長さは10mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の詰替え容器である。
また、請求項3に記載の発明は、前記複数の接合部位の1つは、開封用切目線と注出ノズルシール部外縁との交点に設けられ、該接合部位の幅は1mm以上であることを特徴とする請求項1また2に記載の詰替え容器である。
また、請求項4に記載の発明は、前記複数の接合部位は、前記開封用切目線の屈曲部を避けるように配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の詰替え容器である。
本発明に係る詰替え容器は、開封用切目線によって開封つまみが形成されているが、開封用切目線に複数の接合部位を設けたため、開封つまみを持って持上げた場合にも、意図せずに開封してしまうようなことがない。
また、本発明に係る詰替え容器は、前記開封用切目線に設けられた複数の接合部位の幅は、前記開封予定線に近いもの程狭く、かつ0.3mm以上であるので、開封用切目線を安定して形成することができ、かつ円滑な開封性が実現できる
また、請求項に記載の発明のように、開封用切目線の接合部位と接合部位の間の切目の長さを、10mm以下とすることにより、切目に指が入って引っ掛かったりすることがない
また、請求項記載の発明のように、複数の接合部位の1つは、開封用切目線と注出ノズルシール部外縁との交点に設けられ、該接合部位の幅は1mm以上である場合には、誤開封の危険性を避ける効果が高い。
また、請求項に記載の発明のように、接合部位を、開封用切目線の屈曲部を避けるように配置することにより、接合部位において積層体の裂け目が開封用切目線からそれてしまう開封事故を防止することができる。
図1は、本発明に係る詰替え容器の一実施態様を示した斜視図である。 図2は、図1に示した詰替え容器の注出ノズル部の拡大説明図である。 図3は、開封用切目線に設けた接合部位に関する拡大説明図である。 図4は、本発明に係る詰替え容器の他の実施態様を示した拡大説明図である。 図5は、従来の詰替え容器の例を示した説明図である。 図6は、従来の詰替え容器の例を示した説明図である。 図7は、従来の詰替え容器の例を示した説明図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る詰替え容器について詳細に説明する。
本発明に係る詰替え容器(1)は、図1に示したように、基材とシーラント層を少なくとも有する1枚の積層体を、シーラント層を内側にして折り曲げて、折り曲げ部(5)と本体表面積層体(2)と本体裏面積層体(3)を形成し、周縁を熱シールしてなる詰替え容器である。
図1に示した例では、本体表面積層体(2)と本体裏面積層体(3)の間に、底テープ(4)を、シーラント層を外側にして折り曲げて挿入し、それぞれのシーラント面同士を熱シールしたスタンディングパウチ形状の詰替え容器となっている。また、折り曲げ部(5)の後半は、切り開かれて、内容物充填用開口部(31)となっている。
スタンディングパウチ形状の容器は、底テープ(4)が広がるため、大容量の容器とすることが容易に可能である。従って、詰替え容器における注出時間が短くて済むという特徴を十分に生かすことができる。
折り曲げ部(5)は、本体表面積層体(2)および本体裏面積層体(3)および注出ノズルシール部(8、9)と共に、内容物を注ぎ出すための注出ノズル(22)を形成しており、注出ノズル(22)は、開封予定線(23)に沿って先端部を切り離すことにより開封されて注出口を形成するものである。
注出ノズル(22)を形成する前記積層体には、図2に示したように、開封予定線(23)に並行する複数のハーフカット線(24)が形成されている。一方、注出ノズルシール部(8)には、注出ノズルシール部の外縁から開封予定線(23)に至る開封用切目線(26)が形成されており、開封用切目線(26)は、開封つまみ(25)を形成している。
開封予定線(23)は、開封位置を示す仮想的な線であるが、開封位置を明らかにするために、実際に印刷表示等を行っても良い。また、ハーフカット線(24)は、開封予定線に並行するように開封予定線を含む注出ノズル部に設けられる。
本発明に係る詰替え容器(1)は、開封用切目線(26)が、複数の接合部位(27)と複数の切目(28)からなることを特徴とする。従来の詰替え容器は、図(7)に示したように、開封用切目線(26)に接合部位がなく、単なる切目線であった。このため、店頭において購入しようとする顧客が、たまたま開封つまみを持って持上げたりした時に、自重で開封してしまうことがあった。
本発明に係る詰替え容器(1)は、開封用切目線(26)に複数の接合部位(27)を設けたので、このような事故が起る確率が減少する。
接合部位(27)は、図2に示した例では、3箇所に設けられている。接合部位の数は、2つ以上が望ましく、さらに望ましくは、接合部位と接合部位の間の切目(28)の長さが10mm以下となるように配置する。
接合部位と接合部位の間の切目(28)が長すぎると、ここに指が入ってしまい誤開封を引き起こす怖れがある。切目(28)の長さが10mm以下であれば、このような問題が生じ難い。
複数の接合部位のうちの1つは、図2、3に示したように開封用切目線(26)と注出ノズルシール部(8)の外縁との交点に設けられ、さらにその幅が1mm以上であることが望ましい。すなわち、図3において、接合部位の幅(d1)が1mm以上であると、開封つまみ(25)を持って持上げたとしても、自重で開封してしまうという誤開封の問題が生じ難い。
また、接合部位(27)の幅については、開封予定線に近いもの程狭く、かつ0.3mm以上であることが望ましい。すなわち図3において、d1>d2>d3>d4≧0.3mmの関係が満たされることが望ましい。このように接合部位(27)を配置すると、開封が円滑に行われる。
接合部位(27)の幅を0.3mm以上とする理由としては、幅0.3mm以下では、接合部位としての効果が薄れる他、切刃の精度の限界から加工自体が難しくなる点が挙げられる。
また、図3に示したように、接合部位(27)は、開封用切目線の屈曲部(29)を避けるように配置されていることが望ましい。屈曲部に接合部位を配置すると、接合部位の手前から、本来の切目線の方向とは異なる方向に裂け目が進行してしまうという問題が発生する可能性がある。
図4は、本発明に係る詰替え容器(1)の他の実施態様を示した拡大説明図である。この例では、注出ノズルシール部(8)の側端縁がサイドシール部(6)の側端縁にまっすぐ繋がっており、開封用切目線(26)がこの側端縁近くまで伸びて、側端縁との間に幅d1の接合部位(27)が設けられている。
接合部位(27)の幅の実際の数値としては、例えば図2の例では、開封開始部に近い順に、1.0mm、0.5mm、0.6mmである。
また、図3の例では、同様に、d1、d2、d3、d4の順に、2.0mm、0.8m
m、0.8mm、0.5mm、あるいは、2.5mm、0.8mm、0.8mm、0.5mmのような値で、良い結果が得られている。
図4に示した例では、d1、d2、d3、d4、d5の順に、2.0mm、0.8mm、0.8mm、0.8mm、0.5mm、あるいは、3.0mm、1.0mm、1.0mm、1.0mm、0.5mmのような値で、良い結果が得られている。
なお、開封用切目線(26)と注出ノズルシール部外縁との交点に設けられる接合部位すなわち、開封開始部における接合部位(27)の幅が3.0mm以上となると、開封性の点で問題が生じる可能性がある。
本発明に係る詰替え容器に使用する積層体としては、通常軟包装袋に使用される積層体を用いることができる。基材としては、1層ないしは数層からなる金属箔や合成樹脂フィルムを使用する。一例を挙げれば、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリオレフィン系エラストマー等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、ポリエチレンナフタレート樹脂(PEN)等のポリエステル系樹脂、セロハン、三酢酸セルロース(TAC)等のセルロース系樹脂、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)樹脂、エチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂(EVA)、アイオノマー樹脂、ポリブテン系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂(PS)、ポリ塩化ビニル系樹脂(PVC)、ポリ塩化ビニリデン系樹脂(PVDC)、ポリカーボネート樹脂(PC)、フッ素系樹脂、ウレタン系樹脂等の合成樹脂フィルム、金属箔等が単体または、複合して使用される。基材には、必要に応じて印刷層や接着剤層が含まれる。
シーラント層(12)としては、ポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・αオレフィン共重合体などのエチレン系樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂、プロピレン・エチレンランダム共重合体、プロピレン・エチレンブロック共重合体、プロピレン・αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂などが使用される。またこれらの樹脂を複合した多層フィルムが使用されることもある。
積層体の具体的な構成例としては、PET/印刷層/接着剤層/延伸ポリアミド樹脂フィルム(以下ONYと略す)/接着剤層/LLDPEからなる構成のフィルムや、ONY/接着剤層/LLDPE、などが挙げられる。
図1に示した詰替え容器を製造するには、容器の高さに相当する巾のほぼ2倍の巾にスリットした積層体にハーフカット線を加工した後、シーラント層面を内側にして天部で折り曲げて対向させ、本体表面積層体(2)と本体裏面積層体(3)とし、これを連続的に供給し、この間にシーラント層面が外側になるように二つ折りにした底テープ(4)を連続的に供給し、必要なシールを行った後に、打ち抜いて容器とする。
本発明に係る詰替え容器は、開封用切目線(26)に接合部位(27)を配置したことにより、誤開封を防止しつつ、開封性を確保することが可能となったものである。
1・・・詰替え容器
2・・・本体表面積層体。
3・・・本体裏面積層体
4・・・底テープ
5・・・折り曲げ部
6・・・サイドシール部
7・・・ボトムシール部
8・・・注出ノズルシール部
9・・・注出ノズルシール部(背側)
10・・・充填シール部
21・・・注出口
22・・・注出ノズル
23・・・開封予定線
24・・・ハーフカット線
25・・・開封つまみ
26・・・開封用切目線
27・・・接合部位
d1〜d5・・・接合部位の幅
28・・・切目
29・・・開封用切目線の屈曲部
31・・・内容物充填用開口部
a・・・切れ目線
b・・・V字切欠き
c・・・網点状の傷加工

Claims (4)

  1. 基材とシーラント層を少なくとも有する1枚の積層体を、シーラント層を内側にして折り曲げて、折り曲げ部と本体表面積層体と本体裏面積層体を形成し、周縁を熱シールしてなる詰替え容器であって、
    前記折り曲げ部は、前記本体表面積層体および本体裏面積層体および注出ノズルシール部と共に、内容物を注ぎ出すための注出ノズルを形成しており、
    該注出ノズルは、開封予定線に沿って先端部を切り離すことにより開封されて注出口を形成するものであり、
    注出ノズルを形成する前記積層体には、前記開封予定線に並行する複数のハーフカット線が形成されており、
    前記注出ノズルシール部外縁から前記開封予定線に至る開封用切目線が形成されており、該開封用切目線は、開封つまみを形成しており、
    前記開封用切目線は、複数の接合部位と複数の切目からなり、
    前記開封用切目線に設けられた複数の接合部位の幅は、前記開封予定線に近いもの程狭く、かつ0.3mm以上であることを特徴とする詰替え容器。
  2. 前記注出ノズルシール部外縁から前記開封予定線に至る開封用切目線の接合部位の数が2つ以上であり、前記注出ノズルシール部外縁の開封用切目線の端部に接合部位を形成し、かつ前記開封用切目線の接合部位と接合部位の間の切目の長さは10mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の詰替え容器。
  3. 前記複数の接合部位の1つは、開封用切目線と注出ノズルシール部外縁との交点に設けられ、該接合部位の幅は1mm以上であることを特徴とする請求項1また2に記載の詰替え容器。
  4. 前記複数の接合部位は、前記開封用切目線の屈曲部を避けるように配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の詰替え容器。
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