JP7449089B2 - 開封線を有する容器 - Google Patents

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Description

本発明は、開封線を有する容器、並びに開封線及びこれを有する容器の製造方法に関する。
容器を開封し易くするために、それに沿って容器を破断させるための開封線が形成された容器が知られている。特許文献1には、そのような開封線を有するパウチが開示されている。このパウチは、2枚の対面するシート材料をその外周部に沿って熱シールすることにより成形され、パウチの表面上にレーザー加工により溝を形成することにより、開封線が形成される。
特開2019-34782号公報
開封線は、当然、その役割に鑑みると、破断し易いことが重要である。しかし、余りにも簡単に破断するようであれば、容器の梱包時や輸送中等に、誤って開封される虞がある。また、幼児がいたずらで開封してしまう虞もある。
本発明は、適度に開封し易く、誤って開封されにくい開封線を有する容器、並びに開封線及びこれを有する容器を提供することを目的とする。
本発明の第1観点に係る容器は、開封線を有し、前記開封線に沿って破断されることにより開封される容器であって、前記開封線は、前記容器を構成する樹脂材料の表面に線状の溝を形成し、前記樹脂材料における前記溝の少なくとも一部を含む所定の領域を、前記溝が変形するように加工することにより形成される。
本発明の第2観点に係る容器は、第1観点に係る容器であって、前記開封線は、前記溝の形成後に、前記所定の領域が熱シールされることにより形成される。
本発明の第3観点に係る容器は、第1観点又は第2観点に係る容器であって、前記開封線は、前記溝の形成後に、前記所定の領域にエンボス加工が施されることにより形成される。
本発明の第4観点に係る容器は、第1観点から第3観点のいずれかに係る容器であって、前記樹脂材料は、シート状の材料である。
本発明の第5観点に係る容器は、第1観点から第4観点のいずれかに係る容器であって、前記樹脂材料としての互いに対面した樹脂製の2枚のシートの間に、内容物を収容するための内部空間を有する本体部と、前記本体部を少なくとも部分的に囲み、前記2枚のシートにおける前記所定の領域が熱シールされることにより形成されるフランジ部とを備える。
本発明の第6観点に係る開封線の製造方法は、容器に含まれる開封線の製造方法であって、前記容器を構成する樹脂材料の表面に線状の溝を形成することと、前記樹脂材料における前記溝の少なくとも一部を含む所定の領域を加工することとを含む。前記所定の領域を加工することは、前記所定の領域に含まれる前記溝を変形させることにより、前記変形した溝に沿って前記開封線を形成することを含む。
本発明の第7観点に係る開封線の製造方法は、第6観点に係る製造方法であって、前記所定の領域を加工することは、前記所定の領域を熱シールすることを含む。
本発明の第8観点に係る開封線の製造方法は、第6観点又は第7観点に係る製造方法であって、前記所定の領域を加工することは、前記所定の領域にエンボス加工を施すことを含む。
本発明の第9観点に係る開封線の製造方法は、第6観点から第8観点のいずれかに係る製造方法であって、前記樹脂材料は、シート状の材料である。
本発明の第10観点に係る容器の製造方法は、開封線を有し、前記開封線に沿って破断されることにより開封される容器の製造方法であって、前記容器を構成する樹脂製の2枚のシートを対面させることと、前記2枚のシートを対面させる前又は対面させた後に、前記2枚のシートの少なくとも一方の表面に線状の溝を形成することと、前記対面した2枚のシートにおいて、第1領域を避けながら、前記溝の少なくとも一部を含み、前記第1領域を少なくとも部分的に囲む第2領域を熱シールすることにより、前記第1領域における前記2枚のシートの間に、内容物を収容するための内部空間を形成することとを含む。前記第2領域を熱シールすることは、前記第2領域に含まれる前記溝を変形させることにより、前記変形した溝に沿って前記開封線を形成することを含む。
本発明の第11観点に係る容器の製造方法は、第10観点に係る製造方法であって、前記容器は、前記内部空間を画定する本体部と、前記本体部を少なくとも部分的に囲むように配置されるフランジ部とを含む。前記第2領域を熱シールすることは、前記第2領域における前記2枚のシートを溶着させることにより、前記フランジ部を形成することをさらに含む。
上記の観点によれば、容器を構成する樹脂材料の表面に線状の溝を形成し、樹脂材料における溝の少なくとも一部を含む所定の領域を、溝が変形するように加工することにより、開封線が形成される。すなわち、加工時に溝が潰れるため、この溝に沿って、適度に開封し易く、誤って開封されにくい開封線を形成することができる。
本発明の一実施形態に係る容器の正面図。 容器の左側面図。 容器の平面図。 内容物の詰め替え作業の様子を示す図。 図1のVA-VA線断面図。 図1のVB-VB線断面図。 本発明の一実施形態に係る開封線及びこれを有する容器の製造方法を説明する図。 溝の長手方向に直交する、熱シール前のシートの部分断面図。 溝の長手方向に直交する、熱シール後のシートの部分断面図。 2枚のシートを挟む直前の、2枚の加熱板の接触面の様子を示す部分断面図。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る開封線L1を有する容器1、並びに開封線L1及びこれを有する容器1の製造方法について説明する。
<1.容器の構成>
図1~図3に、それぞれ、本実施形態に係る容器1の正面図、左側面図及び平面図を示す。容器1には、内容物が密封される。容器1は、開封のための開封線L1を有し、開封線L1に沿って破断されることにより開封され、内容物が取り出される。なお、特に断らない限り、本明細書でいう「上」「下」「左」「右」「前(正面)」「後(背面)」は、図1~図3に示す通りに定義される。
容器1の内容物は、特に限定されない。ただし、容器1は、詰め替え用の内容物を収容するのに適しており、容器1の開封後、容器1から別の容器に内容物が移し替えられる。この場合、内容物を取り出した後の容器1は、廃棄される。また、容器1は、流動性を有する内容物を収容するのに適しており、粒状物等を収容することもできるが、特に液体を収容するのに適している。例えば、容器1には、薬剤や洗剤、食品等を収容することができる。
容器1に収容される薬剤としては、様々考えられるが、典型的には芳香剤、消臭剤又は防虫剤、或いはこれらの混合物であり、使用目的に応じて、香料、消臭成分、防虫成分、着色料等の添加剤が含有される。薬剤に含まれる溶媒は、使用される添加剤の種類に応じて適宜選択され、親水性溶媒又は親油性溶媒、或いはこれらの混合物とすることができる。薬剤が香料を含む場合には、その香り強度を高めるために、溶媒として少なくとも親油性溶媒を含むことが好ましい。親水性溶媒としては、例えば、水又はエタノール、或いはこれらの混合物を使用することができる。親油性溶媒としては、例えば、グリコールエーテル又はイソパラフィン系溶媒、或いはこれらの混合物を使用することができる。また、薬剤には、香料、消臭成分、防虫成分、着色料等の機能性成分を可溶化させるために、溶解剤が含まれていてもよい。
容器1は、内容物が収容される内部空間S1を画定する本体部10と、本体部10に接続されるフランジ部30とを備える。フランジ部30は、正面視において、本体部10をその全周に亘って囲むように配置される。本実施形態では、本体部10は、スクイズ性を有し、指等で押圧すると容易に変形し、それにより、内容物を押し出すことができる。
本体部10は、底面部11と、底面部11の外周縁から上方へ起立する筒状の胴部12と、胴部12の上端に連続する肩部13と、肩部13の上端に連続する首部14とを有する。これらの部11~14は、内部空間S1を画定する壁面部を構成し、内部空間S1は、容器1の開封前においては、密封されている。
図1~図3に示す通り、本実施形態では、底面部11は、略矩形状であり、胴部12は、角筒状である。ただし、底面部11及び胴部12の形状はこれに限定されず、例えば、底面部11を円形又は楕円形とし、胴部12を円筒又は楕円筒状とすることもできる。胴部12は、底面部11の中心(図心)を通り、底面部11に直交する直線を中心軸A0として延びる。肩部13は、下方から上方に向かって縮径する。従って、首部14は、肩部13の存在により、胴部12よりも縮径しており、上下方向に直交する断面積が小さい。図3に示す通り、本実施形態では、首部14は、楕円筒状であるが、これに限定されず、例えば、円筒又は角筒状とすることもできる。首部14は、胴部12と同軸に構成され、中心軸A0に沿って延びる。
上述の開封線L1は、首部14の先端付近(上端付近)に形成され、首部14は、開封線L1に沿って破断される。このとき、首部14には、内部空間S1に連通し、内部空間S1から内容物を取り出すための取出口S2(図4参照)が形成される。首部14は、容器1の口部を構成するため、以下、首部14を、口部14と呼ぶことがある。
図1に示すように、開封線L1は、口部14の先端付近(上端付近)において、口部14とその左右両側に配置されるフランジ部30とに亘って、左右方向に延びるように形成されている。なお、特に図示されないが、開封線L1は、背面側から視ても同様に、口部14とその左右両側に配置されるフランジ部30とに亘って、左右方向に延びるように形成されている。口部14及びフランジ部30は、開封線L1に沿って一体的に破断され、口部14の破断面に、取出口S2(図4参照)が形成される。
口部14及びフランジ部30の破断前においては、取出口S2は、栓50により封止されている。栓50は、口部14及びフランジ部30において、開封線L1よりも上側に配置される部位である。詳細は後述するが、栓50は、口部14及びフランジ部30におけるその他の部位と同じ材料から同様の加工を経て、一体的に構成されている。使用者は、開封時に開封線L1に沿って、栓50を容器1の残りの部位から切り取ることができる。なお、本実施形態では、栓50と、口部14及びフランジ部30におけるその他の部位とは、開封線L1がなければ両者の境界は確認できず、区別不能に構成されている。取出口S2は、内容物を保存する間、栓50で封止されており、開封時に、栓50が再封不能に除去される。内容物は、栓50が除去された後に開封される取出口S2を介して取り出される。
口部14は、細長く延びている。従って、使用者は、取出口S2の開封後、口部14から詰め替え先の容器の口部60内へと、内容物をこぼすことなく容易に注ぎ入れることができる。従って、内容物を無駄にし、手や周囲の環境を汚す虞が低減され、内容物の詰め替え作業を容易に行うことができる。また、口部14が以上のように細長く形成されていることにより、取出口S2から液滴が流れ出ようとする場合、液滴には、図4に示すように重力F1が作用するとともに、表面張力による引っ張り力F2も作用する。その結果、引っ張り力F2が重力F1に対する抵抗となり、内容物が容易に外部に流れ出し難く、内容物が予期せずこぼれてしまう事態が抑制される。
フランジ部30は、取出口S2の開封前及び後のいずれにおいても、口部14の左右両側を囲む。そのため、内容物の詰め替え作業時に、口部14と詰め替え先の容器の口部60とを位置合わせしようとすると、口部14は、図4に示すような位置に自然と位置合わせされる。すなわち、フランジ部30の存在により、詰め替え先の容器の口部60内において、当該口部60の内壁から内側に間隔を空けた位置に、取出口S2が自然と位置合わせされる。よって、使用者が過度に意識せずとも、口部14と詰め替え先の容器の口部60とを適切に位置合わせすることができ、内容物がさらにこぼれにくくなる。
本実施形態では、容器1は、その全体が透明又は半透明に形成されており、内部空間S1内の様子、言い換えると内容物の様子は、外部から視認可能である。そのため、容器1内に内容物が残存している場合に、使用者はそのことを目で視て確認することができる。よって、内容物の詰め替え作業時に、内容物を最後まで使い切ることが容易になる。なお、図1~図4において、内容物の図示は省略されている。
容器1は、樹脂材料から構成される。本実施形態では、容器1は、外側から内側に向かって、ポリエチレンテレフタレート(PET)層、ポリエチレン(PE)層、及びバリア層としてのエチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)層を積層した合成樹脂材料から構成されるが、その他、ポリプロピレン等の合成樹脂材料から構成することもできる。この場合、容器1を安価に製造することができ、廃棄も容易になる。また、これに限定されないが、本実施形態では、本体部10及びフランジ部30を含む容器1全体が、同じ材料から一体的に構成されている。
口部14は、底面部11、胴部12及び肩部13よりも厚肉に構成されている。従って、容器1には、より厚肉の口部14と、より薄肉の底面部11、胴部12及び肩部13とが提供される。よって、口部14には一定の硬さが確保されるため、口部14が意図せず折れ曲がる等といった変形が生じ難く、ひいては詰め替え作業時に内容物がこぼれにくくなる。一方、底面部11、胴部12及び肩部13には一定の柔らかさが確保されるため、これらの部11~13に余り大きな力を加えずとも、これらの部11~13(主として、胴部12)を指等で押圧し、変形させて内容物を流し出すことができる。よって、詰め替え用の内容物をこぼさずに安定して流し出すことができ、容器1の取り扱いが容易になる。
以上のような役割を果たす観点からは、胴部12の厚み(平均)は、0.01mm~2.70mmであることが好ましく、0.03mm~0.90mmであることがより好ましく、0.10mm~0.30mmであることがさらに好ましい。また、口部14の厚み(平均)は、0.03mm~3.60mmであることが好ましく、0.10mm~1.20mmであることがより好ましく、0.30mm~0.40mmであることがさらに好ましい。
フランジ部30は、本体部10よりも厚肉に構成されている。また、フランジ部30には、エンボス加工が施されている。これらの工夫により、フランジ部30は、本体部10よりも硬く、より柔らかくスクイズ性を有する本体部10の形状を保持する役割を果たす。
以上のような役割を果たす観点からは、フランジ部30の厚み(平均)は、0.07mm~9.0mmであることが好ましく、0.20mm~3.0mmであることがより好ましく、0.60mm~1.0mmであることがさらに好ましい。また、胴部12の厚み(平均)をw1とし、フランジ部30の厚み(平均)をw2とするとき、0mm<(w2-w1)≦6.30mmであることが好ましく、0.17mm≦(w2-w1)≦2.10mmであることがより好ましく、0.50mm≦(w2-w1)≦0.70mmであることがさらに好ましい。
図5Aは、図1のVA-VA線断面図であり、図5Bは、図1のVB-VB線断面図である。これらの図に示すように、胴部12及び口部14の内面には、溝V1が形成されている。溝V1は、底面部11から、胴部12、肩部13、さらには口部14を通って、取出口S2まで連続的に延びている。溝V1は、フランジ部30に沿って延びており、より詳細には、フランジ部30とこれらの部位11~14との境界に沿って延びている。その結果、容器1内の内容物は、残り少なくなった後も、溝V1を伝って効率よく取出口S2まで案内される。その結果、詰め替え用の内容物を容易に最後まで出し切ることができる。また、溝V1は、容器1の左右両側に形成されているため、容器1の左側面及び右側面のいずれを下に向けた状態で詰め替え作業を行う場合であっても、内容物を取出口S2まで導くことができる。
本実施形態では、口部14の長手方向の断面は、図5Bに示すように、扁平な形状、より詳細には、楕円形状に構成されている。これにより、内容物の詰め替え後、口部14を容易に潰したり、折り曲げたり、折り畳んだりすることができ、容器1の廃棄の際に嵩張らないようにすることができる。
以上の容器1は、パウチのように容易に折れ曲がることがないため、内容物の詰め替え作業時に内容物がこぼれる虞が低減される点で優れる。一方、硬質のプラスチックボトルは、一般に、ボトル本体及び蓋、並びに場合によってはボトル本体の口部に取り付けられる中栓を有し、部品点数が多く、コスト高である。この点、以上の容器1は、部品点数が少なく、使用される樹脂量も少ないため、コスト安であるとともに、環境負荷が低減される。
<2.開封線及びこれを有する容器の製造方法>
次に、図6を参照しつつ、本実施形態に係る開封線L1及びこれを有する容器1の製造方法を説明する。本実施形態では、容器1は、ブローフィル成形により製造される。以下の一連の工程C1~C11は、所定のブローフィル成形機を用いて実施される。
容器1は、シート状の樹脂材料から成形される。まず、容器1を構成する樹脂製のシート81が巻き取られたロール80を用意する(工程C1)。これを所定のブローフィル成形機にセットし、ロール80からシート81を繰り出し、平面状に走らせる。そして、シート81を走らせながら、切削工具70により、シート81上の所定の位置に溝L0を形成する(工程C2)。溝L0は、この後加工され、容器1の完成後に、栓50を切り取るための開封線L1となる。切削工具70は、先端に鋭利な歯71を有し、歯71がシート81の表面に接触するような位置に固定される。これにより、シート81の表面には、シート81の搬送方向に沿って、直線状の溝L0が形成される。
図7Aは、溝L0の切削直後における、溝L0の長手方向に直交する、シート81の部分断面図である。同図に示すように、シート81の表面において、溝L0の入り口近傍は、その周囲の平面的な部分から隆起することがある。溝L0は、シート81を貫通しておらず、有底の溝である。本実施形態では、溝L0は、シート81の片面にのみ形成される。溝L0の深さ(平均)をd1とするとき、0.05mm≦d1≦0.3mmであることが好ましく、0.15mm≦d1≦0.25mmであることがより好ましい。なお、d1は、溝L0の入り口近傍ではなく、その周囲の平面的な部分から、溝L0の最も深い位置までの距離である。
続いて、シート81を所定の長さにカットする。続いて、これを半分に折り、2枚のシート81を対面させる(工程C3)。なお、図6においては、本来、2枚のシート81のうち、奥側に図示されているシート81の溝は視認できないが、参考のため、その位置が一点鎖線で図示されている。次に、対面した2枚のシート81の間に仕切り板を挿入するとともに、2枚の加熱板により2枚のシート81を外側から挟むようにして、2枚のシート81に予熱を加える(工程C4)。
その後、対面した2枚のシート81を、所定の領域(以下、第1領域という)A1を避けながら熱シールすることにより、これらの2枚のシート81を張り合わせる(工程C5)。このとき、2枚の加熱板(金型)が使用され、2枚の加熱板により2枚のシート81を外側から挟むようにして、2枚のシート81に熱が加えられる。各加熱板には、本体部10の正面視形状と略同じ形状の切り欠きが形成されている。また、各加熱板には、当該切り欠きが間隔を空けながら複数配列される。各切り欠きは、より詳細には、本体部10の正面視形状に対応する部分の他、当該正面視形状における底面部11の下端中央に対応する部分を下方にやや延長した延長部を有する。そして、対面した2枚のシート81の互いに分離している縁に沿って、複数の切り欠きの延長部を位置合わせする。また、このとき、2枚の加熱板と2枚のシート81とは、2枚のシート81上の溝L0が、2枚の加熱板の複数の切り欠きにおいて、口部14の先端付近に対応する部分を通るように位置合わせされる。
以上のような加熱板により張り合わされた2枚のシート81においては、各切り欠きに対応する第1領域A1が、熱シールされていない領域として形成される。以下、第1領域A1を、非シール領域A1と呼ぶことがある。非シール領域A1において2枚のシート81の間には、隙間が形成される。当該隙間は、上述した延長部に対応する部分を介して、外部空間に連通する。以下、当該隙間と外部空間とを連通させる開口部を、充填口と呼ぶ。なお、後述する通り、当該隙間により、内容物を収容するための内部空間S1が形成される。
以上述べたことから理解される通り、工程C5では、対面した2枚のシート81において、第1領域A1を囲む所定の領域(以下、第2領域という)A2が、熱シールされる。以下、第2領域A2を、シール領域A2と呼ぶことがある。シール領域A2においては、対面した2枚のシート81が互いに溶着され、一体化される。シール領域A2からは、後述する通り、最終的にフランジ部30が形成される。
本実施形態では、工程C5で使用される2枚の加熱板において、2枚のシート81を挟み込む面(以下、接触面という)には、ローレット加工が施されている。これにより、工程C5では、シール領域A2に、フランジ部30に施されるべきエンボス加工が施される。すなわち、接触面には、エンボス加工に対応する凹凸が形成されている。図8は、2枚のシート81を挟む直前の、2枚の加熱板の接触面の様子を示す部分断面図である。同図に示すように、2枚の加熱板の接触面には、相補的な凹凸が形成されている。2枚の加熱板は、一方の加熱板の接触面の凸部が、他方の加熱板の接触面の凹部に対面するように配置される。
シール領域A2には、エンボス加工により、山及び谷を有する一定の繰り返しパターンが形成される。谷底から山の頂点までの高さ(平均)をh1とするとき、熱シール前の溝L0の深さd1とh1とは略同じであることが好ましい。より具体的には、0.8≦d1/h1≦1.2であることが好ましく、0.9≦d1/h1≦1.1であることがより好ましい。
図6に示す通り、工程C5により張り合わされた2枚のシート81において、溝L0は、シール領域A2及び非シール領域A1の両方に亘って延びている。従って、シール領域A2は、溝L0の一部を含む。図7Bは、工程C5における熱シール後の、溝L0の長手方向に直交する、互いに溶着した2枚のシート81の部分断面図である。同図は、シール領域A2の様子を示している。同図に示す通り、シール領域A2に含まれる溝L0は、工程C5における熱シール時にシール領域A2に加えられる熱により、変形している。溝L0は、典型的には収縮し、全体的に幅が狭くなり、特に溝L0の入り口付近の幅が狭くなるように潰れる。また、図7Bに示されるように、溝L0の延びる方向に沿って場所によっては、溝L0の底面が溶融し、溝L0内に溶融した樹脂材料の塊85が形成されることもある。よって、溝L0の底が埋まり、溝L0はやや浅くなることがある。また、溝L0の延びる方向に沿って場所によっては、溝の壁面が溶融することもある。
変形した溝L0は、後述する通り、最終的に容器1の開封線L1となる。開封線L1は、溝L0に沿って形成されるため、開封線L1に沿って容器1を開封するときには、溝L0の壁面を開く方向(すなわち、図7Bの左右方向)に力が加えられる。しかしながら、溝L0は、工程C5によりその幅が狭められており、溝L0内には溶融した樹脂材料の塊85が存在することもあるため、開封時に一定以上の力が必要になる。言い換えると、工程C5で歪んだ溝L0の形状は、開封時の抵抗となる。よって、変形した溝L0に沿って、適度に開封し易く、誤って開封されにくい開封線L1が提供される。
本実施形態では、上記の通り、シール領域A2にエンボス加工が施される。よって、工程C5では、このエンボス加工により、溝L0がより大きく変形させられるため、開封線L1がより開封し難くなる。
また、本実施形態では、シール領域A2だけでなく、非シール領域A1にも溝L0が形成される。非シール領域A1の溝L0は、シール領域A2の溝L0に連続するように直線状に延びる。ただし、非シール領域A1には、工程C5の熱シール時に熱が加えられないため、非シール領域A1の溝L0は、シール領域A2の溝L0のように変形させられることはない。非シール領域A1の溝L0は、最終的に容器1の口部14に形成される開封線L1となり、シール領域A2の溝L0は、容器1のフランジ部30に形成される開封線L1となる。最終的には、シール領域A2及び非シール領域A1に形成される溝L0が一体となって、開封線L1を形成する。なお、図5Bに示す通り、フランジ部30は、口部14よりも厚肉であり、フランジ部30の溝L0は潰れているため、口部14の開封線L1は、フランジ部30の開封線L1よりも開封し易い。従って、開封線L1に破断する方向の力を加えると、まず口部14の開封線L1が折れ、続けてフランジ部30の開封線L1が切り取られる。
続いて、非シール領域A1における2枚のシートの隙間に、上述の充填口を介してエアーを充填する(工程C6)。このとき、所定のエアーノズルが、充填口の近傍に進行する。そして、このエアーノズルから充填口を介して、非シール領域A1における2枚のシートの隙間に、エアーが吹き込まれる。これにより、非シール領域A1が立体的に膨らみ、内容物を収容するための内部空間S1が形成される。なお、本実施形態では、口部14は、中心軸A0に沿って延びるため、底面部11側から充填されたエアーは、口部14内に効率よく送られ、細長い口部14も安定して膨らむ。よって、口部14の成形不良が起こり難い。
ところで、底面部11、胴部12及び肩部13により囲まれる空間は、口部14により囲まれる空間に比べて、上下方向に直交する断面積が大きい。そのため、エアーの充填により非シール領域A1が膨らむ過程で、非シール領域A1において底面部11、胴部12及び肩部13に対応する部分は、口部14に対応する部分よりも薄く広がる。そのため、口部14は、最終的に底面部11、胴部12及び肩部13よりも厚肉になるように形成される。また、フランジ部30は、2枚のシートが張り合わされることにより構成されるため、口部14よりもさらに厚肉に構成され、典型的には口部14の2倍以上の厚みを有する。
また、エアーの充填により非シール領域A1が膨らむ過程では、図3に示される通り、非シール領域A1において本体部10に対応する部分は、シール領域A2においてフランジ部30に対応する部分に対し前後方向に立ち上がる。このとき、本体部10に対応する部分が、フランジ部30に対応する部分からそれぞれ前後に分かれて立ち上がることになるため、図5A及び図5Bに示される通り、本体部10とフランジ部30との境界付近には、溝V1が形成される。
続いて、充填口の近傍からエアーノズルが退避し、これに代わり、所定の充填ノズルが進行し、充填口に挿入される。そして、この充填ノズルから充填口を介して、充填口に連通する内部空間S1に、容器1に収容されるべき内容物が充填される(工程C7)。
次に、充填口が熱シールにより閉じられる。より詳細には、2枚のシートにおいて充填口に対応する部分を、2枚の加熱板により外側から挟むようにして、同部分に予熱を加える(工程C8)。続いて、2枚のシートにおいて充填口に対応する部分を熱シールし、張り合わせる(工程C9)。このとき、2つの加熱ブロックが使用され、2つの加熱ブロックにより2枚のシートを外側から挟むようにして、2枚のシートに熱が加えられる。以上により、2枚のシートに含まれる各内部空間S1に、内容物が密封される。続いて、加熱ブロックに代えて、加熱されていない冷却ブロックで、工程C9で熱シールされた部位を挟み込むことにより、同部位が冷却される(工程C10)。なお、加熱ブロック及び冷却ブロックは、いずれも細長いブロックであり、2枚のシート上の複数の充填口に対応する部分を同時に、それぞれ、加熱及び冷却する。
その後、2枚のシートを、非シール領域A1の外周に沿ってカットする(工程C11)。これにより、2枚のシートから複数の容器1が打ち抜かれる。このとき、非シール領域A1の外周との間に間隔を空けて、2枚のシートを当該外周に沿ってカットする。以上により、容器1は、本体部10の他、本体部10の周囲を囲むように配置されるフランジ部30を有する形状に成形される。
<3.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。また、以下の変形例の要旨は、適宜組み合わせることができる。
<3-1>
上記実施形態では、溝L0は、ロール80から繰り出されたシート81を折り曲げる前、すなわち、2枚のシート81を対面させる前に形成されたが、ロール80から繰り出されたシート81を折り曲げ、2枚のシート81を対面させた後に形成してもよい。また、上記実施形態では、2枚のシート81の両方に溝L0が形成されたが、2枚のシート81の一方にのみ、溝L0を形成してもよい。この場合、開封線L1は、最終的にフランジ部30の片面にのみ形成される。
<3-2>
上記実施形態では、容器1の全体形状を成形するための(フランジ部30に対応するシール領域A2を形成するための)熱シールの前に溝L0を形成しておき、当該熱シールと同時に溝L0を変形させた。しかしながら、シール領域A2を形成した後に、溝L0を形成し、その後、別途、溝L0を変形させる熱シールを施してもよい。
<3-3>
上記実施形態では、溝L0は、熱シールの態様で変形されたが、例えば、樹脂材料を溶かすことのできる溶剤の塗布、又は溶剤への浸漬等の態様により、変形させてもよい。
<3-4>
容器1の製造方法は、上述したものに限られず、例えば、射出成形やダイレクトブロー成形等の方法を使用することもできる。この場合、容器1の全体形状の成形後に、開封線L1を形成すべき位置に溝L0を形成し、その後、溝L0を変形させる熱シール等の加工を施すことにより、開封線L1を形成することができる。
<3-5>
開封線L1の形成箇所は、上述したものに限られない。例えば、上記実施形態では、溝L0は、工程C5の熱シール前に、熱シールされない第1領域A1及び熱シールされる第2領域A2の両方に形成されたが、第2領域A2にのみ形成してもよい。この場合、開封線L1は、最終的にフランジ部30にのみ形成される。また、例えば、工程C5の熱シール前に、溝L0を第1領域A1にのみ形成しておき、その後、別途、溝L0を熱シール等の方法で変形させてもよい。この場合、開封線L1は、最終的に本体部10にのみ形成される。
<3-6>
第2領域A2の熱シール時に、エンボス加工を省略し、シール領域A2を平面的に構成することもできる。
<3-7>
上記実施形態では、フランジ部30は、正面視において、本体部10をその全周に亘って囲むように形成されたが、本体部10の一部のみを囲むように形成してもよい。すなわち、容器1の製造時には、熱シールされない第1領域A1を部分的に囲む領域(第2領域A2)を熱シールしてもよい。ただし、フランジ部30は、正面視において、口部14の周囲を少なくとも部分的に囲むように配置することが好ましい。この場合、口部14の周囲に開封線L1を形成することができ、口部14の開封をより容易にすることができる。また、この場合、上述した通り、口部14と詰め替え先の容器の口部60との位置合わせが容易になる。また、フランジ部30は省略することも可能である。
1 容器
10 本体部
30 フランジ部
S1 内部空間
A1 第1領域、非シール領域
A2 第2領域、シール領域
L0 溝
L1 開封線
S1 内部空間

Claims (11)

  1. 開封線を有し、前記開封線に沿って破断されることにより開封される容器であって、
    前記開封線は、前記容器を構成する樹脂材料の表面に線状の溝を形成し、前記樹脂材料における前記溝の少なくとも一部を含む所定の領域を、前記溝が変形するように加工することにより形成され、
    前記溝は、底面よりも入り口付近の幅が狭い
    容器。
  2. 前記開封線は、前記溝の形成後に、前記所定の領域が熱シールされることにより形成される、
    請求項1に記載の容器。
  3. 前記開封線は、前記溝の形成後に、前記所定の領域にエンボス加工が施されることにより形成される、
    請求項1又は2に記載の容器。
  4. 前記樹脂材料は、シート状の材料である、
    請求項1から3のいずれかに記載の容器。
  5. 前記樹脂材料としての互いに対面した樹脂製の2枚のシートの間に、内容物を収容するための内部空間を有する本体部と、
    前記本体部を少なくとも部分的に囲み、前記2枚のシートにおける前記所定の領域が熱シールされることにより形成されるフランジ部と
    を備える、
    請求項1から4のいずれかに記載の容器。
  6. 容器に含まれる開封線の製造方法であって、
    前記容器を構成する樹脂材料の表面に線状の溝を形成することと、
    前記樹脂材料における前記溝の少なくとも一部を含む所定の領域を加工することと
    を含み、
    前記所定の領域を加工することは、前記所定の領域に含まれる前記溝を底面よりも入り口付近の幅が狭くなるように変形させることにより、前記変形した溝に沿って前記開封線を形成することを含む、
    製造方法。
  7. 前記所定の領域を加工することは、前記所定の領域を熱シールすることを含む、
    請求項6に記載の製造方法。
  8. 前記所定の領域を加工することは、前記所定の領域にエンボス加工を施すことを含む、
    請求項6又は7に記載の製造方法。
  9. 前記樹脂材料は、シート状の材料である、
    請求項6から8のいずれかに記載の製造方法。
  10. 開封線を有し、前記開封線に沿って破断されることにより開封される容器の製造方法であって、
    前記容器を構成する樹脂製の2枚のシートを対面させることと、
    前記2枚のシートを対面させる前又は対面させた後に、前記2枚のシートの少なくとも一方の表面に線状の溝を形成することと、
    前記対面した2枚のシートにおいて、第1領域を避けながら、前記溝の少なくとも一部を含み、前記第1領域を少なくとも部分的に囲む第2領域を熱シールすることにより、前
    記第1領域における前記2枚のシートの間に、内容物を収容するための内部空間を形成することと
    を含み、
    前記第2領域を熱シールすることは、前記第2領域に含まれる前記溝を底面よりも入り口付近の幅が狭くなるように変形させることにより、前記変形した溝に沿って前記開封線を形成することを含む、
    容器の製造方法。
  11. 前記容器は、前記内部空間を画定する本体部と、前記本体部を少なくとも部分的に囲むように配置されるフランジ部とを含み、
    前記第2領域を熱シールすることは、前記第2領域における前記2枚のシートを溶着させることにより、前記フランジ部を形成することをさらに含む、
    請求項10に記載の容器の製造方法。
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