JP6242454B2 - 詰め替え用パウチ容器 - Google Patents

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Description

本発明は、詰め替え用パウチ容器に関する。
従来、注出筒付きの注出容器に収容された液体洗剤、液体柔軟剤、液状漂白剤等の液状物を、注出筒を介して注出して使用し、その全量を使い切った後に、詰め替え用パウチ容器内の内容物を注出容器内に詰め替え、該注出容器を繰り返し利用することが行われている。
また、注出筒付きの注出容器として、注出筒及び該注出筒を囲繞する外筒を有し、該外筒に計量キャップを脱着自在に結合させたものが知られており(特許文献1,2参照)、例えば、取り外した計量キャップに注出筒を介して液体の洗剤や柔軟剤を注入して計量した後、洗濯機に投入するといった使い方が可能である。
また、詰め替え用パウチ容器としては、パウチ容器の上部に形成される上部シール部及びパウチ容器の側部に形成される側部シール部のそれぞれに窪み部を設けることによって、パウチ容器の上部の一端部に、外方に向かって突出するノズルを形成したものが知られている(特許文献3〜5参照)。
特開2000−025811号公報 特開2002−019810号公報 特開2005−29166号公報 特開2005−29167号公報 特開2007−254020号公報
特許文献3,4に記載のパウチ容器は、ノズルの上側のシール部を円弧状にして、該ノズルを、詰め替え対象の容器の口部等に挿入し易くしたものであるが、ノズルの下側に形成した窪み部を注出容器の外筒に乗せ掛け、その状態でパウチ容器の傾斜を徐々に大きくしていくと、傾斜が浅い時点で、ノズルが外筒から外れてしまいやすい。
特許文献5に記載の詰め替え用パウチ容器は、ノズルの下側に側部シール部に、注出容器の外筒の上縁部に係合可能な鞍部状の窪み部を設け、該窪み部を外筒の上縁部に係合させつつ回転させることで、パウチ容器の内容物を注出容器内に安定して注入できるようにしたものであるが、早く内容物を出すためにパウチの傾きを大きしていくと、ノズルの上側の窪み部が注出筒の上縁部に突き当り、その状態から更にパウチを傾けていくと、該ノズルが外筒から外れ易くなる。
従って、本発明の課題は、詰め替え作業時に、ノズルが注出容器の被挿入部位に差し込まれた状態が安定的に維持され、最後まで内容物をこぼすことなく容易に注出容器に詰め替えることのできる詰め替え用パウチ容器を提供することにある。
本発明は、注出筒を備えた注出容器に内容物を詰め替えるための詰め替え用パウチ容器であって、重ね合わされた一対の側壁フィルムが接合されて、上部シール部、一対の側部シール部、及び内部に流路を有するノズル形成部が形成されており、前記ノズル形成部は、前記上部シール部に形成された上部窪み部と一方の前記側部シール部に形成された側部窪み部との間に前記流路を有し、切断案内線に沿って切断することにより、先端部に注出口を有するノズルが形成されるようになされており、前記ノズルは、前記上部シール部側に直線状の外縁部を有しており、前記側部窪み部の最深部と前記ノズルの先端部の前記側部シール部側の端部を結ぶ第1の直線と、前記直線状の外縁部と平行な第2の直線とのなす角度θ1が30度以下であり、前記ノズルは、前記側部シール部側の外縁部における、前記側部窪み部の最深部と前記ノズルの先端部の前記側部シール部側の端部との間に、前記第1の直線より外側に張り出した部分を有している、詰め替え用パウチ容器を提供するものである。
本発明の詰め替え用パウチ容器によれば、詰め替え作業時に、ノズルが注出容器の被挿入部位に差し込まれた状態が安定的に維持され、内容物を、こぼすことなく容易に注出容器に詰め替えることができる。
図1は、本発明の一実施形態である詰め替え用パウチ容器を示す図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)はノズル形成部を有する側から見た正面図である。 図2は、図1の詰め替え用パウチ容器のノズル形成部近傍の拡大図である。 図3は、図1の詰め替え用パウチ容器のノズル形成部を切断案内線に沿って切断し、先端部に開口部を有するノズルを形成した状態を示す図である。 図4は、図1の詰め替え用パウチ容器を用いて注出容器に内容物を詰め替える様子を示す図である。 図5は、注出容器の一例を示す図であり、図5(a)は吐出具付近の側面図、図5(b)は吐出具の縦断面図、図5(c)は吐出具を注出容器の上方側から視た図である。 図6は、本発明の好ましい構成の説明図である。 図7は、本発明の他の実施形態を示す模式断面図である。 図8は、本発明の更に他の実施形態を示す模式断面図である。 図9は、比較例の詰め替え用パウチ容器のノズル形成部近傍の拡大図である。 図10は、実施例の評価結果を示すグラフである。
以下に、本発明をその好ましい実施形態に基づいて説明する。
本実施形態の詰め替え用パウチ容器1(以下、単に「パウチ容器1」ともいう)は、図1に示すように、自立可能な、いわゆるスタンディングパウチであり、重ね合わされた一対の側壁フィルム2,2が、ヒートシールにより接合されて、上部シール部3、一対の側部シール部4,5、及び内部に流路70を有するノズル形成部7Aが形成されている。
上部シール部3は、自立状態のパウチ容器1の鉛直方向Yの上部に形成され、一対の側部シール部4,5は、自立状態のパウチ容器1における水平方向Xの両端に形成されている。パウチ容器1の下部においては、一対の側壁フィルム2,2間が、2つ折りされた底壁フィルム61を挟んだ状態でヒートシールされており、該下部に下部シール部6が形成されている。上部シール部3、側部シール部4,5及び下部シール部6は、側壁フィルム2,2の周縁部に形成されている。パウチ容器1の内部には、液状の内容物が収容されている。液状の内容物としては、例えば、洗剤、柔軟剤、漂白剤、シャンプー、リンス、食品等が挙げられる。側壁フィルム2,2及び底壁フィルム61としては、それぞれ、従来パウチ容器の形成材料として用いられているもの等を特に制限なく用いることができ、合成樹脂製の単層又は多層のフィルムや、合成樹脂からなる層に加えてアルミ蒸着層等の金属層を有するもの等を用いることができる。より具体的な例としては、特許文献5の段落〔0018〕又は段落〔0019〕に記載の各種のフィルム状パウチ素材等を挙げることができる。
ノズル形成部7Aは、図2に示すように、上部シール部3に上部窪み部31を形成すると共に側部シール部4に側部窪み部41を形成することによって、パウチ容器1の上部の一端部に、斜め上方に向かって突出するように形成されている。
ノズル形成部7Aの内部の流路70は、上部窪み部31と側部窪み部41との間における一対の側壁フィルム2,2間に形成されている。また、ノズル形成部7Aには、切断案内線71が設けられており、ノズル形成部7Aの先端側に設けられた切除部72を指で摘んで捻ることにより、ノズル形成部7Aが切断案内線71に沿って切断されるようになされている。本発明において切断は破断を含む概念である。手で切断可能な切断案内線71としては、例えば、レーザー光線やカッター刃等により一対の側壁フィルムのそれぞれに線状の溝を形成したものを挙げることができる。側壁フィルムのそれぞれに形成する線状の溝は、一方のフィルムの溝と他方のフィルムの溝とが重なるように形成することが好ましいが、多少位置をずらして平行に形成することもできる。また、各フィルムに互いに平行な複数の溝を形成することもできる。なお、本発明における切断案内線は、ハサミ等を用いて切断すべき箇所を印刷により表示した線であっても良い。
ノズル形成部7Aが切断案内線71に沿って切断されることで、図3に示すように、切除部72が分離されると共に、先端部73に注出口74を有するノズル7が形成される。
パウチ容器1のノズル7は、図3に示すように、上部シール部3側に直線状の外縁部7aを有し、側部シール部4側に、曲線状の外縁部7bを有している。
ノズル7の流路70を挟む両側の外縁部7a,7bのうち、上部シール部3側の外縁部7aは、図6に示すように、使用時(詰替え時)に上側に位置する場合が多く、側部シール部4側に、曲線状の外縁部7bは、使用時に下側に位置する場合が多い。そのため、以下においては、ノズル7の上部シール部3側の外縁部7aを上側の外縁部7a、側部シール部4の外縁部7bを下側の外縁部7bともいう。
ノズル7の上側の直線状の外縁部7aは、上部窪み部31の最深部32近傍からノズルの先端部73の上部シール部3側の端部73aの近傍までの範囲が直線で形成され、上部窪み部31の最深部32付近及び前記端部73a付近にやや湾曲した部分を有している。
ノズル7の下側の外縁部7bは、側部窪み部の最深部42付近が、外方に向かって凹の円弧状に湾曲した形状を有し、ノズルの先端部73の側部シール部4側の端部73b付近が、外方に向かって凸の円弧状に湾曲した形状を有している。
そして、パウチ容器1においては、図3に示すように、側部窪み部の最深部42とノズル7の先端部73の側部シール部側の端部73bを結ぶ第1の直線L1と、ノズル7の上側の直線状の外縁部7aと平行な第2の直線L2とのなす角度θ1が30°以下である。
また、ノズル7は、図3に示すように、下側の外縁部7b、即ち側部シール部4側の外縁部7bにおける、側部窪み部の最深部42とノズルの先端部73の側部シール部4側の端部73bとの間に、第1の直線L1より外側に張り出した突出部75を有している。
本実施形態における突出部75は、側部窪み部の最深部42側からノズルの先端部の側部シール部側の端部73b側に向かうに連れて、第1の直線L1から側部シール部の外縁部7bまでの距離d(図3参照)が、漸増した後、漸減する形状を有している。
また、本実施形態における突出部75は、第1の直線L1から前記側部シール部の外縁部7bまでの距離d(図3参照)が最大となる部位を、側部窪み部の最深部42とノズルの先端部の側部シール部側の端部73bとの間の中間点よりも該端部73b側に有している。
次に、本実施形態のパウチ容器1の好ましい使用方法として、本実施形態のパウチ容器1内に収容された液状の内容物を、図5に示す注出容器8に詰め替える場合について説明する。
図5に示す注出容器8は、図5(a)に示すように、注出筒82と該注出筒を囲繞する外筒83とを有する注出具81と、容器本体89とからなる。注出具81は、嵌着、螺合等の公知の方法により容器本体89の開口部に固定されている。
注出具81は、仕切り板84から上向きに突出した注出筒82と、注出筒82に仕切り板84を介して結合された外筒83とからなり、注出筒82と外筒83との間に凹状の液体回収空間85が形成され、液体回収空間85の底部に液体回収用の開口84aが設けられている。また、注出筒82には、その上端部から液体回収用の開口84aに達する軸方向の切り離し部82aが形成されている。注出具81の外筒83は、外面に螺条83aを有し、計量キャップ(図示せず)を脱着自在に螺合可能になされている。注出筒82は、先端が外筒83の上縁部から突出している。
注出容器8内の内容物を使用する際には、容器本体89内の液体を注出筒82を介して計量キャップ内に注入して計量し、その結果、必要量より多いと判断した場合には、余分な量を液体回収空間85内に戻すことができる。液体回収空間85内に戻された液は、液体回収用の開口84a、又は該開口84a及び切り離し部82aを通って容器本体89内に戻る。計量キャップ内に少量の液が付着した状態で、容器本体89の開口部を該計量キャップで閉蓋した場合や、注出容器8を、計量キャップをした状態で逆さにした後、元に戻したような場合にも、キャップ側に移行していた液が、液体回収用の開口84a、又は該開口84a及び切り離し部82aを通って容器本体89内に戻る。
パウチ容器1内の液状の内容物を、注出容器8に詰め替える好ましい操作手順について説明すると、先ず、図4(a)に示すように、切除部72を、切断案内線71に沿って切り取って、先端部73に注出口が開口したノズル7を生じさせ、その状態において、ノズル7の下側に位置する側部窪み部41を、切り離し部82aの正面に位置する外筒83の上縁部P1に乗せ掛ける。このようにすることで、パウチ容器1のノズル7が下方に向き、パウチ容器1内の内容物がノズル7より流出するが、パウチ容器1を、前記部位P1を中心に図4中の矢印A方向に更に回転させると内容物の流出速度を向上させることができる。
消費者の詰め替え行動を観察すると、大抵の場合、内容物を最後まで出し切ろうとして、詰め替え作業の中期から後半にパウチを逆さまに近い状態に傾けようとする。本実施形態のパウチ容器1によれば、図4(b)に示すように、パウチ容器1を、ノズル7の上側に位置する上部窪み部31が、注出筒82における切り離し部82aに対向する部位の上縁部P2に当たるまで回転させた後、更に回転させようとしても、ノズル7の下側の突出部75が外筒83の内面に当接した状態が保たれて、ノズル7の下側が、外筒83の外に外れることが防止される。また、前述した第1の直線L1と第2の直線L2とのなす角度θ1が30°以下であることによって、上縁部P2を中心として、パウチ容器1を更に回転させようとしても、突出部75の移動軌跡が外筒83の内壁に、水平に近い方向に向うように当接するため、パウチ容器のノズル7が外筒83の外へ容易に外れるのを一層効果的に防止することができる。
このような作用により、ノズル7が、切り離し部82aを挟んで相対向する注出筒82の内面と外筒83の内面との間の空間(以下、「被挿入部位」という)内に差し込まれた状態が安定的に維持され、パウチ容器1内の液体を、周囲にこぼすことなく効率よく注出容器8内に詰め替えることができる。
なお、本発明のパウチ容器1の使用方法は、上記の方法に制限されるものではなく、例えば、切断案内線71の切断により、先端部に注出口が開口したノズル7を生じさせた後、該ノズル7を、直接、図4(b)に示すような状態となるように被挿入部位内に差し込むこともできる。
ノズル7が、注出容器8の被挿入部位から抜け難くする観点から、第1の直線L1と第2の直線L2のなす角度θ1は、30°以下が好ましく、より好ましくは15°以下である。当該なす角度の下限値は0°である。なす角度θ1が0°とは、第1の直線L1と第2の直線L2とが平行であることを意味する。
ノズル7が、注出容器8の被挿入部位から抜け難くする観点から、上部窪み部31の最深部32からノズルの先端部73の上部シール部3側の端部73aまでの直線距離は、7mm以上であることが好ましく、より好ましくは15mm以上であり、上限については、25mm以下であることが好ましく、より好ましくは20mm以下である。
また、同様の観点から、側部窪み部41の最深部42からノズルの先端部73の側部シール部4側の端部73bまでの直線距離は、5mm以上であることが好ましく、より好ましくは10mm以上であり、上限については、20mm以下あることが好ましく、より好ましくは15mm以下である。
側部シール部4の厚み及び上部シール部3の厚みは、それぞれ、シール部の変形を抑制して、突出部による十分な係止力を得る観点から、好ましくは1.5mm以上、更に好ましくは3.5mm以上であり、また、好ましくは10mm以下、更に好ましくは6mm以下である。なお、側部シール部4及び上部シール部3の何れか一方の厚みのみを上記の好ましい範囲内としても良い。
また、本実施形態のパウチ容器1においては、図3に示すように、側部窪み部41の下方に位置する側部シール部4の外縁部4bと平行な第3の直線L3と、前記の第2の直線L2とのなす角度θ2が55度以下である。そのため、パウチのノズル先端部を注出筒にスムーズに挿入することができると同時に、パウチを大きく傾けてもノズルを注出口に挿入した状態を維持することができる。このような効果が一層確実に奏されるようにする観点から、第3の直線L3と第2の直線L2のなす角度θ2は、50°以下が好ましく、より好ましくは45°以下である。当該なす角度θ2の下限は、30°であるが、好ましくは40°以上である。
また、本実施形態のパウチ容器1における突出部75は、側部窪み部41の最深部42側からノズルの先端部の下端部73b側に向かうに連れて、第1の直線L1から外縁部までの距離dが、漸増した後、漸減する形状を有しているため、上縁部P2を中心としてパウチを回転させた時に、側面窪み部41が外筒83の上部に干渉しないので、突出部75が外筒83の内壁にしっかり当接することができる。
また、本実施形態のパウチ容器1における突出部75は、第1の直線L1から側部シール部の外縁部までの距離dが最大となる部位を、側部窪み部の最深部42とノズルの先端部の前記端部73bとの間の中間点よりも該端部73b側に有しているため、上縁部P2を中心としてパウチを回転させた時に、突出部75が中心P2からより遠い位置で外筒83の内壁に当接するので、回転モーメントが大きくなり、ノズルをしっかり固定することができる。
また、突出部75は、第1の直線L1から側部シール部の外縁部までの距離d最大値が、1mm以上5mm以下、特に2mm以上4mm以下であることが好ましい。
また、上部窪み部31の最深部32と側部窪み部41の最深部42との間の距離d1(図4参照)は、注出容器の部位P1と部位P2との間の直線距離d3(図4参照)の80%以上120%以下であることが好ましく、より好ましくは90%以上110%以下である。
また、上部窪み部31の最深部32と突出部75との間の最大距離d2は、注出容器の部位P1と部位P2との間の直線距離d3の90%以上120%以下であることが好ましく、より好ましくは100%以上110%以下である。
また、本実施形態のパウチ容器1は、図2に示すように、流路70に位置する一対の側壁フィルム2,2にエンボス成形加工が施されている。具体的には、一対の側壁フィルム2,2のそれぞれに、エンボス加工により、互いに離れる方向に膨らんだ矢印状の凸部21と、互いに近づく方向に凹んだ凹部22,22とを形成してある。流路70に位置する一対の側壁フィルム2,2の一方又は両方に、エンボス加工による凹凸加工を施し、ノズルの両端を形成する上部シール部と下部シール部との間の部分の剛性を高めると共に、詰替えている時にノズルの外側への膨らみ方が安定し、こぼしにくくなる。
また、本発明の詰め替え用パウチ容器における上部窪み部31及び側部窪み部41に、図6に示すように、それぞれの視認性を高める着色を施すことも好ましい。
上部窪み部及び側部窪み部の視認性を高めることで、パウチに設けた上部窪み31と側部窪み部41を、それぞれ中心P1、P2に当てて詰め替えるという気付きを消費者に与えることができる。
上部窪み部31及び側部窪み部41を着色する場合、両者を同じ色に着色しても良いし、両者を相異なる色に着色しても良い。また、上部窪み部及び側部窪み部の何れか一方のみを着色しても良い。また、上部窪み部及び側部窪み部の着色は、図6に示すように、両窪み部の最深部付近を局所的に着色することが好ましいが、最深部を中心とする、より広い範囲を着色しても良い。また、シール部の外縁部のみを着色しても良いし、シール部の全幅等のより広い範囲を着色しても良い。図6中、符号9で示す部分が着色部である。
また、上部窪み部31及び側部窪み部41を着色するに当たっては、双方に同じ色を着色することが好ましいが、当接されることを直感的に理解させるため、注出筒82と同色若しくは同系色とすることが好ましい。
本発明は、上記の実施形態に制限されず、種々の変形が可能である。
例えば、本発明の詰め替え用パウチ容器は、図7に示すように、突出部75が、直線部分75aを有していてもよい。図7に示す実施形態において、突出部75の直線部分75aは、ノズル7の上側の直線状の外縁部7aと略平行であり、突出部75の自体は台形形状を有している。
また、図8に示すように、ノズル7の上側の直線状の外縁部7aにおける、ノズルの先端部近傍に外方に向かって突出する第2突出部76を形成することもできる。図8に示す詰め替え用パウチ容器によれば、図8(b)に示す状態において、該容器を左右の何れかの方向に回転させるような力が加わったとしても、突出部75が、外筒83の内面に圧接ないし係合するか、第2突出部76が注出筒82の内面に圧接ないし係合する。そのため、ノズルが注出容器の被挿入部位に差し込まれた状態が安定的に維持される。
以下、実施例及び比較例により、本発明を更に詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例及び比較例の記載によって何ら制限されるものではない。
〔実施例〕
図1及び図2に示す形態の詰め替え用パウチ容器を製造した。前記なす角度θ1は12°、前記なす角度θ2は45°、前記dの最大値は1mmであった。
この詰め替え用パウチ容器を実施例とし、これと、ノズルを挟む上部シール部の外縁部が直線状であり、前記なす角度θ1が37°、前記なす角度θ2が60°の比較例の詰め替え用パウチ容器(図9に示す)について、モニター84名による詰め替え易さの評価試験を行った。
評価試験は、市販の液体洗剤であるアタックNeo(花王株式会社製)360gを、実施例及び比較例の各詰め替え用パウチ容器に充填しておき、それを、注出筒及び外筒を有する空の注出容器に詰め替えさせ、下記に示す5項目について、実施例の容器と比較例の容器の何れが良いかを回答させた。
(1)注出容器の被注出部位へのノズルの差し込みやすさ、(2)注入時の安定感、(3)詰め替え時間、(4)詰め替え易さの総合評価
図10に、上記の4項目のそれぞれについて、下記A〜Eの回答をしたモニターの人数の、モニター全数に対する割合をグラフにして示した。
A:実施例の容器の方が良い。
B:実施例の容器の方がやや良い。
C:どちらともいえない。
D:比較例の容器の方がやや良い。
E:比較例の容器の方が良い。
図10に示す結果から、本発明の詰め替え用パウチ容器は、比較例の詰め替え用パウチ容器に比べて、上記(1)〜(4)の項目についても優れていることが判る。なお、実施例の方が良いと回答した人の、どのような点が良かったかという質問に対する回答としては、下記のような回答が得られた。
(1)注ぎ口真下のカーブと空容器に当たる部分がうまくはまり注ぎ易かった。
(2)残り少なくなってきたときの液の出具合が、実施例の容器においては自然と押し出されてきて良かった。
(3)持っていてもパウチ容器が安定して、注ぎ易かった。
1 詰め替え用パウチ容器
2,2 側壁フィルム
3 上部シール部
4,5 側部シール部
4b 側部窪み部の下方に位置する側部シール部の外縁部
6 下部シール部
7A ノズル形成部
7 ノズル
7a ノズルの下側の外縁部(側部シール部側の外縁部)
7b ノズルの上側の直線状の外縁部(上部シール部側の直線状の外縁部)
31 上部窪み部
32 上部窪み部の最深部
41 側部窪み部
42 側部窪み部の最深部
61 底壁フィルム
70 流路
71 切断案内線
72 切除部
73 ノズルの先端部
73a 先端部の上部シール部側の端部
73b 先端部の側部シール部側の端部
74 注出口
75 突出部
76 第2突出部
8 注出容器
81 注出具
82 注出筒
83 外筒
85 液体回収空間
89 容器本体
L1 第1の直線(側部窪み部の最深部とノズルの先端部の側部シール部側の端部を結ぶ直線)
L2 第2の直線L(ノズルの上部シール部側の直線状の外縁部と平行な直線)
L3 第3の直線L(側部窪み部の下方に位置する側部シール部の外縁部と平行な直線)θ1 第1の直線と第2の直線とのなす角度
θ2 第3の直線と第2の直線とのなす角度

Claims (14)

  1. 注出筒及び該注出筒を囲繞する外筒を備えた注出容器に内容物を詰め替えるための詰め替え用パウチ容器であって、
    重ね合わされた一対の側壁フィルムが接合されて、上部シール部、一対の側部シール部、及び内部に流路を有するノズル形成部が形成されており、
    前記ノズル形成部は、前記上部シール部に形成された上部窪み部と一方の前記側部シール部に形成された側部窪み部との間に前記流路を有し、切断案内線に沿って切断することにより、先端部に注出口を有するノズルが形成されるようになされており、
    前記ノズルは、前記上部シール部側に直線状の外縁部を有しており、
    前記側部窪み部の最深部と前記ノズルの先端部の前記側部シール部側の端部を結ぶ第1の直線と、前記直線状の外縁部と平行な第2の直線とのなす角度θ1が30度以下であり、
    前記ノズルは、前記側部シール部側の外縁部における、前記側部窪み部の最深部と前記ノズルの先端部の前記側部シール部側の端部との間に、前記第1の直線より外側に張り出した突出部を有しており、
    前記注出容器は、前記注出筒の周方向の一部に切り離し部を有しており、
    前記詰め替え用パウチ容器における、前記上部窪み部の最深部と前記側部窪み部の最深部との間の距離d1が、前記注出容器における、前記切り離し部の正面に位置する外筒の上縁部P1と該注出筒における前記切り離し部に対向する部位の上縁部P2との間の直線距離d3の80%以上120%以下であり、前記上部窪み部の最深部と前記突出部との間の最大距離d2が、前記注出容器の前記直線距離d3の100%以上120%以下であり、
    前記突出部は、前記第1の直線から前記側部シール部の外縁部までの距離が最大となる部位と前記ノズルの先端部の該側部シール部側の端部との間に、前記側部窪み部の下方に位置する前記側部シール部の外縁部の延長線に沿って延びる部分を有している、詰め替え用パウチ容器。
  2. 前記突出部は、その外縁部の一部が、前記側部窪み部の下方に位置する前記側部シール部の外縁部の延長線上に位置している、請求項1に記載の詰め替え用パウチ容器。
  3. 注出筒を備えた注出容器に内容物を詰め替えるための詰め替え用パウチ容器であって、
    重ね合わされた一対の側壁フィルムが接合されて、上部シール部、一対の側部シール部、及び内部に流路を有するノズル形成部が形成されており、
    前記ノズル形成部は、前記上部シール部に形成された上部窪み部と一方の前記側部シール部に形成された側部窪み部との間に前記流路を有し、切断案内線に沿って切断することにより、先端部に注出口を有するノズルが形成されるようになされており、
    前記ノズルは、前記上部シール部側に直線状の外縁部を有しており、
    前記側部窪み部の最深部と前記ノズルの先端部の前記側部シール部側の端部を結ぶ第1の直線と、前記直線状の外縁部と平行な第2の直線とのなす角度θ1が30度以下であり、
    前記ノズルは、前記側部シール部側の外縁部における、前記側部窪み部の最深部と前記ノズルの先端部の前記側部シール部側の端部との間に、前記第1の直線より外側に張り出した突出部を有しており、
    前記突出部は、その外縁部の一部が、前記側部窪み部の下方に位置する前記側部シール部の外縁部の延長線上に位置しており、
    前記突出部は、前記第1の直線から前記側部シール部の外縁部までの距離が最大となる部位と前記ノズルの先端部の該側部シール部側の端部との間に、前記側部窪み部の下方に位置する前記側部シール部の外縁部の延長線に沿って延びる部分を有している、詰め替え用パウチ容器。
  4. 前記突出部は、その突出方向の先端部分に直線状の直線部分を有している、請求項1〜3の何れか1項に記載の詰め替え用パウチ容器。
  5. 前記直線部分は、前記ノズルが前記上部シール部側に有する前記直線状の外縁部と略平行に延びている、請求項4に記載の詰め替え用パウチ容器。
  6. 前記突出部は、前記第1の直線から前記側部シール部の外縁部までの距離の最大値が1mm以上5mm以下である、請求項1〜の何れか1項に記載の詰め替え用パウチ容器。
  7. 前記側部窪み部の下方に位置する前記側部シール部の外縁部と平行な第3の直線と、前記第2の直線とのなす角度θ2が55度以下である、請求項1〜の何れか1項に記載の詰め替え用パウチ容器。
  8. 前記突出部は、前記側部窪み部の最深部側から前記ノズルの先端部の前記側部シール部側の端部側に向かうに連れて、前記第1の直線から前記側部シール部の外縁部までの距離が、漸増した後、漸減する形状を有している、請求項1〜の何れか1項に記載の詰め替え用パウチ容器。
  9. 前記突出部は、前記第1の直線から前記側部シール部の外縁部までの距離が最大となる部位を、前記側部窪み部の最深部と前記ノズルの先端部の前記側部シール部側の端部との中間点よりも該端部側に有している、請求項1〜の何れか1項に記載の詰め替え用パウチ容器。
  10. 前記流路に位置する一対の側壁フィルムの少なくとも一方に、該一対の側壁フィルムが互いに離れる方向に膨らんだ凸部と、該一対の側壁フィルムが互いに近づく方向に凹んだ凹部とを有する、請求項1〜の何れか1項に記載の詰め替え用パウチ容器。
  11. 前記上部窪み部及び前記側部窪み部に、着色を有する、請求項1〜10の何れか1項に記載の詰め替え用パウチ容器。
  12. 注出筒及び該注出筒を囲繞する外筒を備え、該注出筒の周方向の一部に切り離し部を有する注出容器と、該注出容器に内容物を詰め替えるための詰め替え用パウチ容器とからなる容器セットであって、
    前記詰め替え用パウチ容器が、請求項1〜11の何れか1項に記載の詰め替え用パウチ容器である、容器セット。
  13. 注出筒及び該注出筒を囲繞する外筒を備え、該注出筒の周方向の一部に切り離し部を有する注出容器と、該注出容器に内容物を詰め替えるための詰め替え用パウチ容器とからなる容器セットであって、
    前記詰め替え用パウチ容器は、重ね合わされた一対の側壁フィルムが接合されて、上部シール部、一対の側部シール部、及び内部に流路を有するノズル形成部が形成されており、
    前記ノズル形成部は、前記上部シール部に形成された上部窪み部と一方の前記側部シール部に形成された側部窪み部との間に前記流路を有し、切断案内線に沿って切断することにより、先端部に注出口を有するノズルが形成されるようになされており、
    前記ノズルは、前記上部シール部側に直線状の外縁部を有しており、
    前記側部窪み部の最深部と前記ノズルの先端部の前記側部シール部側の端部を結ぶ第1の直線と、前記直線状の外縁部と平行な第2の直線とのなす角度θ1が30度以下であり、
    前記ノズルは、前記側部シール部側の外縁部における、前記側部窪み部の最深部と前記ノズルの先端部の前記側部シール部側の端部との間に、前記第1の直線より外側に張り出した突出部を有しており、
    前記詰め替え用パウチ容器における、前記上部窪み部の最深部と前記側部窪み部の最深部との間の距離d1が、前記注出容器における、前記切り離し部の正面に位置する外筒の上縁部P1と該注出筒における前記切り離し部に対向する部位の上縁部P2との間の直線距離d3の80%以上120%以下であり、前記上部窪み部の最深部と前記突出部との間の最大距離d2が、前記注出容器の前記直線距離d3の100%以上120%以下である、容器セット。
  14. 注出筒及び該注出筒を囲繞する外筒を備え、該注出筒の周方向の一部に切り離し部を有する注出容器と、該注出容器に内容物を詰め替えるための詰め替え用パウチ容器とからなる容器セットであって、
    前記詰め替え用パウチ容器は、重ね合わされた一対の側壁フィルムが接合されて、上部シール部、一対の側部シール部、及び内部に流路を有するノズル形成部が形成されており、
    前記ノズル形成部は、前記上部シール部に形成された上部窪み部と一方の前記側部シール部に形成された側部窪み部との間に前記流路を有し、切断案内線に沿って切断することにより、先端部に注出口を有するノズルが形成されるようになされており、
    前記ノズルは、前記上部シール部側に直線状の外縁部を有しており、
    前記側部窪み部の最深部と前記ノズルの先端部の前記側部シール部側の端部を結ぶ第1の直線と、前記直線状の外縁部と平行な第2の直線とのなす角度θ1が30度以下であり、
    前記ノズルは、前記側部シール部側の外縁部における、前記側部窪み部の最深部と前記ノズルの先端部の前記側部シール部側の端部との間に、前記第1の直線より外側に張り出した突出部を有しており、
    前記突出部は、その外縁部の一部が、前記側部窪み部の下方に位置する前記側部シール部の外縁部の延長線上に位置している、容器セット。
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