JP3912083B2 - 立て置き式液体収納袋 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、袋状に形成した立て置き式液体収納袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
立て置き式液体収納袋の一種類として、液体洗剤、液体柔軟剤、液体石鹸等の詰め替え用内容物に使用される袋状柔軟性包装体(パウチ)が数々市場に提供されている。その中で、スタンディングパウチ、即ち、立て置き式液体収納袋として、特開2000−255599号と特開平11−43160号がある。
【0003】
この特開2000−255599号の形態のものは、斜め方向に延びたノズルの両側に窪みがあり、この包装袋は、通常、ノズルが向いている左側に倒しつつ詰め替え先のボトルの口にノズルを差し込んで内部の液体洗剤の詰め替えを行う。この場合、詰め替え先のボトルの口にノズルを垂直に差し込んだ状態では、袋は斜め上方に位置するため、その荷重によって左側の窪みの部分でノズルが狭まり、内部の液体洗剤の流れが悪くなる虞がある。このため、液体洗剤の詰め替え時にこの包装袋を摘んだり扱いたりして内部の液体洗剤を無理に押し出す必要が生じたり、また、ノズルが狭まってもノズル内に十分な通路が形成されるようにするためには、この部分のノズルの幅を広くする必要がある。
【0004】
このようにノズルの幅を広くすると、液体洗剤の流れは良くなるが、詰め替え先のボトルの口にノズルが差し込まれる深さが浅くなり、詰め替え時にノズルが外れて液体洗剤が零れるおそれがある。
【0005】
また、特開平11−43160号のように、ノズルを袋の隅から鋭角に突出させるものもあるが、この形態では、ノズルを長く形成することによって詰め替え先のボトルの口に深くノズルを差し込むことができ、詰め替え時にノズルがボトルの口から外れる虞は少なくなるが、ボトルに対する袋の安定した固定状態が得られず不安定であるため、常に、袋を手でもってボトルに対して袋を垂直状態に保持しておく必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような点に鑑み、液体の詰め替えが安定して行え、且つ内部の液体洗剤等の注出が円滑の行える立て置き式液体収納袋を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の立て置き式液体収納袋は、プラスチック製フィルム又はシートの上辺部、左右の側辺部および底部を巡る周辺部をシールして内部に下部が膨らみ上部が窄んだ液体収納部を形成し、前記上辺部と前記左右の側辺部のうちの一方の側辺部との間のコーナ部には切断によって注出口部を形成する液体注出用ノズルが形成された立て置き式液体収納袋において、前記ノズルは、前記上辺部との間に前記上辺部から前記ノズル側面に渡るシール部によって窪みが形成され、前記窪みの反対側の前記ノズル側面シール部は前記一方の側辺部に対して内側に寄って平行状態であり、前記一方の側辺部の上端部から上方に向かって前記ノズル側面シール部の下端部に結ぶ傾斜シール部によって、前記ノズル側面シール部と前記傾斜シール部との間に外方への広がり角度βが鈍角の窪みが形成され、前記ノズルは、その両側の前記ノズル側面シール部によって形成される両側の長さが略同じ長さであって、且つその両側の前記ノズル側面シール部によって30°〜50°の広がり角度でもって先細り形状に形成されたことを特徴とする。
【0008】
このため、側辺部に対してノズル側面シール部が平行であるため、液体の詰め替え時にこの平行なノズル側面シール部を垂直状態にして詰め替え先の容器の口に差し込むことが容易となり、斜め挿入の場合に比して、ノズルの潰れは抑制できると共に、詰め替え先容器の口からノズルが外れ難くなる。このため先行技術のように、ノズル幅を広くする必要もなく、ノズル幅を広くすることによって生じる注出時のノズル外れなどの問題もなく、安定した液体の注出が可能となる。
【0009】
また、本発明の立て置き式液体収納袋は、前記傾斜シール部と前記一方の側辺部との間に形成される内側領域に、前記ノズル側面シール部に対し20°〜30°の範囲で前記傾斜シール部の傾斜よりも急峻な傾斜の液体ガイドシール部を形成している。
【0010】
このため、内部の液体は、液体ガイドシール部に沿ってノズルへ流れるため、液体がノズルへ円滑に導かれ、詰め替え時間の短縮効果が得られる。また、傾斜シール部付近が液体ガイドシール部によって補強されるため、側辺部に平行なノズル側面シール部を垂直状態にして詰め替え先の容器の口に差し込んだ状態保持とノズルの潰れ抑制効果が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について説明する。各図は本発明の実施形態を示しており、図1は本発明の立て置き式液体収納袋の斜視図、図2は本発明の立て置き式液体収納袋を折り畳んだ状態の正面図、図3は本発明の立て置き式液体収納袋による液体詰め替え状態の説明図である。
【0012】
図に基づき本発明のノズル付き液体収納袋1の実施形態の詳細を説明する。液体収納袋1は、その中に充填される液体内容物としては、粘性を有する、液体洗剤、液体柔軟剤、液体石鹸、その他があり、他のボトルなどの容器へこの粘性を有する液体内容物を詰め替える詰め替え用として収納する袋状柔軟性包装体(パウチ)であり、底部を下にしてテーブル等の上に立てて置くことができる、所謂、スタンディングパウチと称される立て置き式のノズル付き液体収納袋である。この液体収納袋1は、面対応に位置された一対のプラスチック製フィルム又はシートの周辺部をシールして一部分に液体注出用ノズルを形成した構成である。その具体的な構成は、面対応に位置された表面材2と裏面材3及び底面材4を後述のように周辺部でヒートシールして下部が膨らみ上部が窄んだ袋状に構成したものであり、表面材2、裏面材3及び底面材4はそれぞれ透明材、不透明材、半透明材のいずれかのプラスチック製フィルム又はシートで構成される。
【0013】
このフィルム又はシートの構成は、例えば、外側層がナイロンフィルム、内側層が線状低密度ポリエチレンフィルムからなる二層構造のもの、また外側層が二軸延伸ナイロンフィルム、中間層が一軸延伸ポリオレフィンフィルム、内側層が線状低密度ポリオレフィンからなる三層構造のもの、また外側層がナイロンフィルム、中間層がアルミニウム真空蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、内側層が線状低密度ポリエチレンフィルムからなる三層構造のもの、また、外側層が酸化アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、中間層がナイロンフィルム、内側層が線状低密度ポリエチレンフィルムからなる三層構造のもの、また、外側層がポリエチレンテレフタレートフィルム、外側中間層がアルミニウム箔、内側中間層がナイロンフィルム、内側層が線状低密度ポリエチレンフィルムからなる四層構造等の構成である。
【0014】
ノズル8の周辺を含み、表面材2と裏面材3相互の周辺接合部と、表面材2と裏面材3の各下部と底面材4の接合部とは、それぞれヒートシールされ、表面材2と裏面材3の間には、底部が前後に広がった内容物充填用収納部7を液体収納袋1の内部に形成している。外側層を透明とし、中間層をアルミニウム又はその他の無機化合物を真空蒸着法等の方法によって蒸着して無機化合物蒸着層を設けたバリア性フィルムとして、外観が銀色等を呈する液体収納袋1とすることもできる。
【0015】
このように液体収納袋1は、表面材2と裏面材3と底面材4を構成する各プラスチック製フィルム又はシートの上辺部10、左側辺部11、右側辺部12および底辺部13を巡る周辺部をシールして、内部に液体内容物を充填する液体収納部7を形成し、上辺部の一方コーナ部15(図1では左コーナ部)に液体注出用ノズル8を形成し、底辺部13を底にして立てて安定設置できる立て置き式ノズル付き液体収納袋である。ノズル8の両側には、ノズル8と上辺部10との間に、上方にV字状に開くように窪み15Aと、左側辺部11または右側辺部12(図1では左側辺部11)とノズル8との間に、横方向にV字状に開くように窪み15Bとを形成している。また、ノズル8は先端部に切断によって形成される注出口部9を有している。注出口部9は、シール部5Aを切り込んで形成したノッチ18から表面材2と裏面材3を手で引き裂くことによって開口するように、図に点線で示すミシン目等の破断可能部によって形成される。
【0016】
液体収納袋1は、最終的には、上辺部10、左側辺部11、右側辺部12および底辺部13を巡る周辺部をヒートシールして、底面材4が構成する底面は前後に広がりつつ左右が上方に傾斜した形状の内容物充填用収納部7を形成するが、液体収納部7に液体内容物を充填する前の状態では、図2の窪み15Aの右側の上辺部10の部分5Dを残して他の周辺部5A、5B、5Cがシールされた状態である。液体収納部7に液体内容物を充填する前の折り畳んだ状態では、図2のように、底面材4が上方に二つ折り4Aされて表面材2側から見た正面図、又は裏面材3側から見た背面図では、図2のように上辺部10と底辺部13、左側辺部11と右側辺部12は、それぞれ直線的にヒートシールされて相互に略平行であり、液体収納袋1全体として正面又は裏面の形状は長方形状を呈し、その左上コーナ部にノズル8を略45°の角度で斜め上方に形成している。ノズル8は、上辺部10と左側辺部11との延長線で囲まれる領域から出ない範囲内に形成され、それによって、この液体収納袋1を重ね合わせた束の複数を箱詰めしてもノズル8が邪魔にならない。また、液体内容物を充填したものを箱詰めしても、ノズル8が邪魔にならない。
【0017】
液体収納袋1内への液体の充填のために、図2の窪み15Aの右側の上辺部10の部分10Aを残して他の周辺部がシールされている。液体収納袋1内への液体の充填は、通常、工場において、この未シール部5Dに形成される表面材2と裏面材3間の開口へ液体注入ノズルを挿入して行われる。この場合、ノズル8に近接する左側辺部11のシール部5Aとそれに対応する右側辺部12のシール部5Bを装置によって摘んで互いに近づく状態に押すことによって、この表面材2と裏面材3間に液体注入ノズルの挿入開口を形成する。液体注入ノズルによる液体内容物の充填後に、内容物充填用収納部7の脱気を行った後、未シール部5Dはヒートシールされ、液体収納部7は密封される。
【0018】
このようにして液体が充填された液体収納袋1は、立て置き状態において、底辺部13が前後に膨らんだ形状をし、上部は脱気によって表面材2と裏面材3とが密着または接触状態となる。このため、表面材2と裏面材3の上下中間部から左側辺部11と右側辺部12とに向けて略V字状またはU字状に広がった形状の稜線30が自然に形成される。この稜線30の内側は、膨らみ部分から上方へ向けて傾斜する傾斜面31となる。この稜線30の形状は、充填された液体の量や表面材2と裏面材3の材質などによって多少異なるが、概ね図1に示す形状となり、液体収納袋1は、全体として下部が膨らみ上部が窄んだ形状となる。
【0019】
本発明の液体収納袋1は、上記のように、プラスチック製フィルム又はシートの上辺部10、左右の側辺部11、12および底辺部13を巡る周辺部をシールして内部に下部が膨らみ上部が窄んだ液体収納部7を形成し、上辺部10と左右の側辺部11、12のうちの一方の側辺部11との間のコーナ部には切断によって注出口部9を形成する液体注出用ノズル8が形成された立て置き式のノズル付き液体収納袋1であって、ノズル8の両側の基部に形成される窪み15A、15Bは以下の構成である。即ち、上辺部10との間に上辺部10からノズル8側面に渡るシール部14、16によって窪み15Aを形成する。また、窪み15Aの反対側のノズル側面シール部23は、一方の側辺部11に対して所定の間隔Sをもって内側に寄って側辺部11に平行状態に直線で形成している。そして、ノズル側面シール部23と一方の側辺部11とを結ぶ傾斜シール部19を形成し、ノズル側面シール部23と傾斜シール部19との部分に窪み15Bが形成される。窪み15A、15Bは、その底部に丸みを持たせることによって、この底部から裂けることを防止している。
【0020】
このように、側辺部11に対してノズル側面シール部23が平行であるため、図3のように、液体の詰め替え時にこの平行なノズル側面シール部23を略垂直状態にして詰め替え先容器40の口41に差し込むことが容易となり、従来のような斜め挿入の場合に比して、ノズル8の潰れを抑制できると共に、ノズル幅を広くする必要もないため、詰め替え先容器40の口41からノズル8が外れ難くなる。このため、先行技術のように、ノズル幅を広くする必要もなく、ノズル幅を広くすることによって生じる注出時のノズル外れなどの問題もなく、安定した液体の注出が可能となる。
【0021】
また、従来のようにノズルを斜めに形成した場合には、凹所15Bの開き角度βが小さく、ノズル側面シール部23と傾斜シール部19のなす内側の角度γは大きくなるため、ノズル8側に向かう凹所15Bの窪みが大きくなってノズル8の液体通路の妨げとなるが、本発明では、凹所15Bの開き角度βが大きく、角度γは小さくなり、詰め替え先の容器40の口41に差し込んだ場合、従来の斜め挿入の場合に比して、ノズル8の潰れ抑制の効果が大きい。通常、シール部5A、傾斜シール部19、及びノズル側面シール部23のヒートシールの幅は、略同一幅であり、角度γは、傾斜シール部19の内法とノズル側面シール部23の内法との角度で示している。
【0022】
また、本発明のもう一つの発明として、傾斜シール部19と一方の側辺部11との間に形成される内側領域20に、ノズル側面シール部23に対する傾斜シール部19の傾斜よりも急峻な傾斜の液体ガイドシール部17を形成している。これによって、傾斜シール部19付近が液体ガイドシール部17によって補強される。このため、図3のように、ノズル側面シール部23を垂直状態にして、ノズル8を詰め替え先の容器40の口41に差し込んだ状態を安定的に保持することに適し、ノズルの潰れ抑制効果が得られ、更に、内部の液体が液体ガイドシール部17に沿ってノズルへ流れるため、液体がノズル8へ円滑に導かれ、詰め替え時間の短縮効果が得られる。
【0023】
この構成は、図2に示すように、ノズル側面シール部23に対して、傾斜シール部19の内回りの角度γよりも液体ガイドシール部17の内回りの角度αが小さいため、ノズル側面シール部23に対して、傾斜シール部19の傾斜よりも液体ガイドシール部17の傾斜が急峻となる。具体的には、ノズル側面シール部23に対してこの角度は、45°の場合にはその延長線がノズル8の中心線MとQ点で交差するが、30°の場合にはP点で交差し、図3のように液体注出時の液体の流れ抵抗が少なくなる。このため、ノズル側面シール部23に対して、液体ガイドシール部17の傾斜は、45°以下であり、特に30°以下の傾斜状態が好ましい。図2に示すように、ノズル側面シール部23と傾斜シール部19の間の角度βは鈍角である。
【0024】
また、ノズル8は、その両側のシール部23、14によって先細り形状に形成した構成である。ノズル8の広がり角度θは、10°〜70°であり、好ましくは30°〜50°とすることによって、詰め替え先のボトル40の口41へのノズル8の適切な挿入が得られ、ノズル8の潰れや浅い挿入等の問題も生じない。
【0025】
また、詰め替え先の容器40の口41へのノズル8の差し込みによるノズル8の両側の潰れ具合を均一化するために、注出口部9からのノズル8の両側の長さA、Bを略同じ長さとしている。
【0026】
本発明の立て置き式液体収納袋1において、角度α=200°、A=B=15mm、角度θ=45°でもって液体の良好な注出が得られた。
【0027】
ノズル8の膨らみを良好にするために、ノズル8には、外方に膨らんだ山折れ筋、エンボス加工、その他の形状を施すことができる。
【0028】
本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種種の変更が考えられ、それに係る種種の実施形態を包含するものである。
【0029】
【発明の効果】
本発明によると、側辺部に対してノズル側面シール部が平行であるため、液体の詰め替え時にこの平行なノズル側面シール部を垂直状態にして詰め替え先容器の口に差し込むことが容易となり、従来のような斜め挿入の場合に比して、ノズルの潰れを抑制できると共に、ノズル幅を広くする必要もないため、詰め替え先容器の口からノズルが外れ難くなる。
【0030】
また、請求項2の発明によって、傾斜シール部付近が液体ガイドシール部によって補強されるため、ノズル側面シール部を垂直状態にして詰め替え先の容器の口に差し込んだ状態保持とノズルの潰れ抑制効果が得られると共に、内部の液体は、液体ガイドシール部に沿ってノズルへ流れるため、液体がノズルへ円滑に導かれ、詰め替え時間の短縮効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立て置き式液体収納袋の斜視図である。
【図2】本発明の立て置き式液体収納袋を折り畳んだ状態の正面図である。
【図3】本発明の立て置き式液体収納袋による液体詰め替え状態の説明図である。
【符号の説明】
1……液体収納袋
2……表面材
3……裏面材
4……底面材
7……液体収容部
8……ノズル
9……注出口部
11、12……側辺部
14、16……上辺部とノズル側面に渡るシール部
15A、15B…窪み
17…液体ガイドシール部
18…ノッチ
19…傾斜シール部
23……ノズル側面シール部
Claims (2)
- プラスチック製フィルム又はシートの上辺部、左右の側辺部および底部を巡る周辺部をシールして内部に下部が膨らみ上部が窄んだ液体収納部を形成し、前記上辺部と前記左右の側辺部のうちの一方の側辺部との間のコーナ部には切断によって注出口部を形成する液体注出用ノズルが形成された立て置き式液体収納袋において、前記ノズルは、前記上辺部との間に前記上辺部から前記ノズル側面に渡るシール部によって窪みが形成され、前記窪みの反対側の前記ノズル側面シール部は前記一方の側辺部に対して内側に寄って平行状態であり、前記一方の側辺部の上端部から上方に向かって前記ノズル側面シール部の下端部に結ぶ傾斜シール部によって、前記ノズル側面シール部と前記傾斜シール部との間に外方への広がり角度βが鈍角の窪みが形成され、前記ノズルは、その両側の前記ノズル側面シール部によって形成される両側の長さが略同じ長さであって、且つその両側の前記ノズル側面シール部によって30°〜50°の広がり角度でもって先細り形状に形成されたことを特徴とする立て置き式液体収納袋。
- 請求項1において、前記傾斜シール部と前記一方の側辺部との間に形成される内側領域に、前記ノズル側面シール部に対し20°〜30°の範囲で前記傾斜シール部の傾斜よりも急峻な傾斜の液体ガイドシール部を形成したことを特徴とする立て置き式液体収納袋。
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