JP6361362B2 - 液体包装容器 - Google Patents

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本発明は、液体包装容器、特に再封機能を有する液体包装容器に関するものである。
従来から、合成樹脂製などによりなるボトルタイプの容器においてはその不要時における廃棄処理を行うことでゴミの増大や環境破壊を招き易いという点が問題となってきている。このような状況から一般家庭での使用量が大きい台所用液体洗剤や洗濯用液体洗剤、液体柔軟剤、シャンプー、リンス、ボディーソープなどの商品に対しては、詰め替え用として環境への影響を考慮した素材を選択した容器であってかさ張り難い形状の液体包装容器を用いて提供されるようになってきた。
その一例の液体包装容器として、正面シートと背面シート、そして底部用の底面シートとからなり、容器底部に二つ折りした底面シートを介在させた状態で各シートの対向する辺同士をヒートシールするとともに、底面シートを介在させていない部分では正面シートと背面シートとの対向する辺同士をヒートシールし、前記容器底部では底面シートを広げるように正面シートの下辺と背面シートの下辺との間を広げることで容器底部を展開させて自立できるようにしたスタンディングパウチタイプの液体包装容器が流通している。
このようなシートの貼り合わせをして得られる液体包装容器の廃棄処分が容易であることなどから、近年においては業務用途の飲料や液体調味料などの液体食品を収容する容器として採用されるようになってきている。
また、上述したスタンディングパウチタイプの液体包装容器に限らず、正面シートと背面シートとを重ね合わせて対向する辺同士をヒートシールした液体包装容器についても、業務用途の液体食品を収納する容器の場合、収容物の注出に際して容器上部の一隅をカットして注出口を得るようにしているが、詰め替え容器とはせずに従来のボトルタイプ容器の使用形態と同様に収納物を所望量ずつ注出することが一般的となっており、そのために再封できるものであることが望まれている。
シートの貼り合わせにて作成された包装容器であって、再封機能を有することを目的とした包装容器には複数の提案がある。その一つが特許文献1に示されていて、この特許文献1では、容器上部の一部分を容器上方に伸ばした延設部の内側に直線状の収納物注出路を設けてその先端部を開封予定部とし、さらに延設部の側方となる容器上部や収納部中央部にスリットを開口している。そして、この特許文献1では、延設部における先端部の開封予定部の位置で切断を行なって収納物注出路を開封した後、延設部を前記スリット側に向けて基端で折り曲げながらそのスリットに通すことで、収納物注出路が折り曲げ位置で閉塞されるようにした技術が示されている。
特開平05−178356号公報
シートの対向する辺同士をヒートシールしてなる包装容器は、切断して形成された注出口から液体を注出した後にその注出口に収納物の一部が残って付着しままとなり易い。そして、上述した特許文献1で示された包装容器では、収納物注出路の閉塞状態が維持されるようにするために、収納物注出路の基端部分を横方向に折り曲げてから注出口側となる部分をスリットに差し入れるものであるが、指先などで注出口側の部分を持ちながら差し入れる操作を行なうため、前記注出口に残っていた液体が指先に付いて指先を汚してしまうという不具合がある。
そこで本発明は上記事情に鑑み、収納物注出路を閉塞維持するための操作が注出口の部分を直接指先で持つことなしに行えるようにするとともに、注出口に残っていた液体が手などに移ることがないようにすることを課題とし、汚れることなく簡単な操作で再封が繰り返し行なえる液体包装容器を得ることを目的とするものである。
(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、正面シート(6)と背面シート(7)とが対向して、重なり合うシートの辺同士がヒートシールされている液体包装容器(1)において、
容器上部(2)の一隅側を先端部(10)とし、正面シート(6)と背面シート(7)との間の収納部(11)から前記先端部(10)に向けて先細りする形状とされた収納物注出路(9)と、前記収納物注出路(9)の容器幅方向での側方に位置し、正面シート(6)と背面シート(7)とをヒートシールして正面視形状を略三角形状とされたシール薄板部(12)とが並び設けられていて、
前記収納物注出路(9)の先端部(10)に近接して収納物注出路(9)を横切る開封予定部(13)が設けられ、
収納物注出路(9)での前記開封予定部(13)を間にして前記先端部(10)とは反対側にあり、収納物注出路(9)側の一方の容器側部(3)から容器上部(2)に亘って傾斜していて収納物注出路(9)とシール薄板部(12)とを横切る第一の折り曲げ線(15)が設けられているとともに、シール薄板部(12)の部分にあってこのシール薄板部(12)と前記収納物注出路(9)との境界に沿っていて、他方の容器側部(4)から容器上部(2)に亘って傾斜して前記第一の折り曲げ線(15)と交差する第二の折り曲げ線(16)が設けられていて、
前記収納物注出路(9)には、該収納物注出路(9)を横切る第一の折り曲げ線(15)からなり、収納物注出路(9)の先端部(10)側を収納部(11)側に折り曲げる第一の折り曲げ線(15)の位置での折り曲げにより収納物注出路(9)を塞ぐ閉塞手段(17)が設けられ、
前記シール薄板部(12)には、第一の折り曲げ線(15)から収納部(11)側に折り曲げられた収納物注出路(9)の先端部(10)側が内側となるようにして前記第二の折り曲げ線(16)からシール薄板部(12)を収納物注出路(9)側に折り曲げたときの開封予定部(13)の位置に重なる対応部分に、前記開封予定部(13)の位置を切断してなる注出口(14)を覆う隠蔽手段(18)が設けられているとともに、シール薄板部(12)での容器上部(2)に入れられた切り込みからなり、前記対応部分に開封予定部(13)の位置を切断して形成される切断縁(20)に係止可能な係止手段(19)が設けられていて、
開封予定部(13)の位置を切断して注出口(14)を形成したのちに、第一の折り曲げ線(15)から収納部(11)側に折り曲げられた収納物注出路(9)の先端部(10)側が内側となるようにして第二の折り曲げ線(16)からシール薄板部(12)を収納物注出路(9)側に折り曲げて、前記係止手段(19)を前記開封予定部(13)の位置を切断して形成される切断縁(20)に係止することにより、前記閉塞手段(17)による収納物注出路(9)の閉塞状態と前記隠蔽手段(18)による注出口(14)の隠蔽状態とを維持する構成としたことを特徴とする液体包装容器を提供して、上記課題を解消するものである。
(請求項2の発明)
また、本発明において、容器底部(5)側には上記正面シート(6)と上記背面シート(7)との間に底面シート(8)が二つ折りして配置されていて、前記底面シート(8)を開くように容器底部(5)を展開して自立可能とされていることが良好である。
(請求項3の発明)
さらに本発明において、上記第二の折り曲げ線(16)は、不連続なスリットまたはハーフカットからなるものであることが良好である。
(請求項1の発明の効果)
請求項1の発明によれば、開封予定部の位置を切断して注出口を形成したのちに、第一の折り曲げ線から収納部側に折り曲げられた収納物注出路の先端部側が内側となるようにして第二の折り曲げ線からシール薄板部を収納物注出路側に折り曲げて、係止手段を開封予定部の位置を切断して形成される切断縁に係止することにより、閉塞手段による収納物注出路の閉塞状態と前記隠蔽手段による注出口の隠蔽状態とを維持するように構成されているので、異物が注出口から容器内に入り込むのを簡単に防止することができる容器となるとともに、収納物の注出後に注出口に液体が付着していた場合でも隠蔽手段により注出口を隠して、液体包装容器を取り扱うときに液体が手や指に移ることを防止できる。
(請求項2の発明の効果)
請求項2の発明によれば、自立可能な容器としているため取り扱いが容易になるという効果を奏する。
(請求項3の発明の効果)
請求項3の発明によれば、第二の折り曲げ線を不連続なスリットまたはハーフカットからなるものとすることで、隠蔽手段の折り曲げがより確実になり開封してなる注出口の保護が簡単に行えるという効果を奏する。
本発明に係る液体包装容器の一例を斜め上方から見た状態で示す説明図である。 一例における収納物注出路を開封した状態を示す説明図である。 収納物注出物を折り曲げた状態を示す説明図である。
つぎに本発明を図1から図3に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は液体包装容器で、シートを重ね合わせて容器上部2と左右の容器側部3、4と容器底部5との部分で相対する辺同士をヒートシールしてなるものであり、図示した実施の形態にあっては、それぞれ方形形状とした正面シート6と背面シート7とを重ね合わせて、容器上部2と容器側部3、4との部分で直接対向する辺同士をヒートシールしているとともに、容器底部5側では二つ折りした底面シート8を介在させた状態にして正面シート6と背面シート7と重ね合わせし、容器側部3、4の容器底部5側となる部分および容器底部5の部分で直接対向する辺同士をヒートシールしており、底面シート8を開くようにすることで正面シート2の下辺と背面シート3の下辺との間が広がって容器底部5が展開された状態となり、これによって自立できる容器となるものである。即ち、収納物が充填されることで容器底部5が前述したように展開して自立するスタンディングパウチタイプの容器としている。
(収納物注出路)
本液体包装容器1において、一方の容器側部3(図1左側)での容器上部2側に寄るようにして山形にした収納物注出路9が、正面視の形状が略矩形として本容器中に構成されていて、図示する実施の形態にあっては容器上部2の一隅側(一方の容器側部3側)を先端部10として、正面シート6と背面シート7との間の収納部11から連続して前記先端部10に向けて先細りする形状としている。
(シート薄板部)
上記収納物注出路9の容器幅方向での側方にはシート薄板部12が設けられている。シート薄板部12は収納物注出路9の傾斜したシール縁と容器上部2と他方の容器側部4とで囲まれた領域全体において正面シート6と背面シート7とをヒートシールして正面視形状が略三角形状となるようにした部分であり、容器上方に凸の収納物注出路9と容器下方に向けて凸のこのシール薄板部12とが並び設けられることで、本容器の正面視形状を上述のように矩形となるようにしている。
(開封予定部)
符号13は開封予定部であり、上記収納物注出路9の先端部10に近接していて収納物注出路9を横切るように一方の容器側部3の側縁から容器上部2の上縁にかけて傾斜した直線部分として設けられている。開封予定部13は収納物注出路9を切断して注出口14を得るための切断箇所であり、エンボス加工やシートを貫通しないレーザ照射によるハーフカット加工を施して切断操作が容易になるようにしている部分であるが、切断箇所を印刷にて示すものであってもよい。
(第一の折り曲げ線)
また、収納物注出路9での開封予定部13を間にして上記先端部10とは反対側となる位置に第一の折り曲げ線15が設けられ、一方の容器側部3から容器上部2に亘って傾斜していて収納物注出路9とシール薄板部12とを横切る直線状とされている。そして、この第一の折り曲げ線15では正面シート6と背面シート7との同一位置にレーザ照射によるハーフカットが施され、収納物注出路9の先端部10側を収納部11側に向けて正面シート2の表面に重ねる折り曲げが行ない易くなるようにしている。
(第二の折り曲げ線)
さらに正面視の形状を三角形状にして上記収納物注出路9に隣り合わせとなっている上記シール薄板部12には、このシール薄板部12での収納物注出路9に沿った部分にして他方の容器側部4の側縁から容器上部2の上縁に亘る直線状の第二の折り曲げ線16が設けられており、上記第一の折り曲げ線15と交差している。この第二の折り曲げ線16はシール薄板部12を後述するように収納物注出路9側に向けて正面シート2の表面に重ねる折り曲げが行ない易くなるようにしている部分であって、上述した第一の折り曲げ線15の場合のようにレーザ照射によるハーフカットを施されている。また、ハーフカットの他としては不連続なスリット、ミシン目の形態としてもよいものである。
(閉塞手段)
本発明は、上記開封予定部13の位置で切断を行なって注出口14を形成し、その注出口14から収納物を必要量注出したのちに再封できるようにしたものであって、その再封は図1に示すように収納物注出路9での開封予定部13の下方に位置する閉塞手段17によって行なうことができるようにしている。前記閉塞手段17は、収納物注出路9を横切る位置で折り曲げたときにその折り曲りした部分で正面シート6と背面シート7との内面同士が線状に密に接して通路を閉じるものである。
実施の形態において、上記閉塞手段17は収納物注出路9での第一の折り曲げ線15の部分からなるものである。前記収納物注出路9に注出口14が形成された状態で前記閉塞手段17を閉じるという操作は、収納物注出路9の先端部10側およびこれに並設されているシール薄板部12での前記先端部10側に寄った部分を第一の折り曲げ線15の位置から収納部11側に向けて正面シート6に重なるように折り曲げるという極めて簡単な作業である。閉塞手段17による閉塞の状態は第一の折り曲げ線15からの折り曲げの状態が続くことで継続する。
なお、閉塞状態を解くには第一の折り曲げ線15の位置での折り曲げを開いて元の状態に戻せばよく、折り曲げの部分で密接していた正面シート6と背面シート7とが離れ、収納物の注出が可能となる。
(隠蔽手段)
シール薄板部12は収納物注出路9が閉塞手段17で閉じられて開封予定部13における注出口14となる部分(使用上では、開封予定部14の位置を切断して形成された注出口14の位置)を保護するための隠蔽手段18を備えている。
この隠蔽手段18は、収納物注出路9の先端部10側およびシート薄板部12での前記収納物注出路9での先端部側の部分に並設している部分(一方の容器側部3側)を第一の折り曲げ線15から収納部11側に向けて正面シート6に折り重ねた状態、即ち上記閉塞手段17で収納物注出路9を閉塞した状態から、さらに上記第二の折り曲げ線16からシール薄板部12を収納物注出路9側に向けて正面シート6に重なるように折り曲げることで注出口14の位置を覆うように設けられており、前記注出口14の位置を覆うように対応している部分をこの隠蔽手段18としている。
上述のように上記隠蔽手段18とする部分は、正面シート6に重なっている注出口14の位置を覆う部分であるので、図2に示すように第二の折り曲げ線16を中心線として、正面シート6に重なっているときの注出口14の前記位置に対し、線対称となるシート薄板部12での対応部分がこの隠蔽手段18として設けられている。図2において、注出口14の前記位置に対し、線対称となるシート薄板部12での前記対応部分を通る位置を一点鎖線aで示した。
(係止手段)
さらに、シール薄板部12には容器上部2の上縁から入れられた切り込みからなる係止手段19が設けられている。この係止手段19は、上述のように注出口14側の部分が正面シート6に重なるように収納物注出路9を折り曲げて閉塞手段17によりその収納物注出路9を閉じて、そして第二の折り曲げ線16からシート薄板部12を収納物注出路9側に向けて正面シート2に重ねて上記隠蔽手段18にて注出口14の部分を覆うようにしたときに、上記一方の容器側部3での開封予定部13の位置で形成される切断縁20に係脱可能に係止するように設けられている。この切り込みからなる係止手段19が切断縁20に係止することで、シート薄板部12の収納部注出路9側への重ね合わせが維持される。そのため、上記隠蔽手段18による注出口14の部分を覆う状態が維持されることとなる。
係止手段19は、上述したように隠蔽手段18にて注出口14の部分を覆うときに、その注出口14の延長線上である一方の容器側部3の切断縁20に係止するようにしているものであるので、第二の折り曲げ線16を中心線として、注出口14が正面シート6に重なっているときの切断縁20の位置に対し、線対称となる容器上部2での対応部分に交差するようにしてこの係止手段19が位置している。
上述したように上記係止手段19を切断縁20の位置に係止させることで、隠蔽手段18が注出口14の位置を覆っている状態が維持される。そしてこの注出口14の位置が覆われていることは、閉塞手段17による収納物注出路9の閉塞の状態も維持されることでもあり、前記係止手段19の係止によって注出口14の隠蔽維持と収納物注出路9の閉塞維持との両方が同時にして簡単に行われる。
なお、収納物注出路9の閉塞の解除を行なうには、係止手段19の切断縁20への係止を解き、シール薄板部12を収納物注出路9から起こして元の位置に戻し、折り曲げられている収納物注出路9を元の状態に伸ばすようにすればよい。このように隠蔽状態と閉塞状態との両方を解く操作も極めて簡単であり、容易に収納物を注出する操作に移ることができるものである。
上記実施の形態では、底面シートを容器底部側に配してこの底面シートを開くことでその容器底部が展開して自立できるスタンディングパウチタイプのものを例示しているが、本発明はこのスタンディングパウチタイプの容器に限定されるものではない。正面シートと背面シートとを重ね合わせた状態で容器上部、容器底部、容器両側部で対向する辺をヒートシールする四方シールタイプなどの容器に対して実施することも可能であり、また、シートを重ね合わせて対向する辺をヒートシールした容器において自立性がある液体包装容器について本発明を実施すればより有効である。
1…液体包装容器
2…容器上部
3…一方の容器側部
4…他方の容器側部
6…正面シート
7…背面シート
9…収納物注出路
10…先端部
11…収納部
12…シール薄板部
13…開封予定部
14…注出口
15…第一の折り曲げ線
16…第二の折り曲げ線
17…閉塞手段
18…隠蔽手段
19…係止手段
20…切断縁
a…注出路を折り曲げたときの注出口位置に対し線対称となる位置を通る線

Claims (3)

  1. 正面シート(6)と背面シート(7)とが対向して、重なり合うシートの辺同士がヒートシールされている液体包装容器(1)において、
    容器上部(2)の一隅側を先端部(10)とし、正面シート(6)と背面シート(7)との間の収納部(11)から前記先端部(10)に向けて先細りする形状とされた収納物注出路(9)と、前記収納物注出路(9)の容器幅方向での側方に位置し、正面シート(6)と背面シート(7)とをヒートシールして正面視形状を略三角形状とされたシール薄板部(12)とが並び設けられていて、
    前記収納物注出路(9)の先端部(10)に近接して収納物注出路(9)を横切る開封予定部(13)が設けられ、
    収納物注出路(9)での前記開封予定部(13)を間にして前記先端部(10)とは反対側にあり、収納物注出路(9)側の一方の容器側部(3)から容器上部(2)に亘って傾斜していて収納物注出路(9)とシール薄板部(12)とを横切る第一の折り曲げ線(15)が設けられているとともに、シール薄板部(12)の部分にあってこのシール薄板部(12)と前記収納物注出路(9)との境界に沿っていて、他方の容器側部(4)から容器上部(2)に亘って傾斜して前記第一の折り曲げ線(15)と交差する第二の折り曲げ線(16)が設けられていて、
    前記収納物注出路(9)には、該収納物注出路(9)を横切る第一の折り曲げ線(15)からなり、収納物注出路(9)の先端部(10)側を収納部(11)側に折り曲げる第一の折り曲げ線(15)の位置での折り曲げにより収納物注出路(9)を塞ぐ閉塞手段(17)が設けられ、
    前記シール薄板部(12)には、第一の折り曲げ線(15)から収納部(11)側に折り曲げられた収納物注出路(9)の先端部(10)側が内側となるようにして前記第二の折り曲げ線(16)からシール薄板部(12)を収納物注出路(9)側に折り曲げたときの開封予定部(13)の位置に重なる対応部分に、前記開封予定部(13)の位置を切断してなる注出口(14)を覆う隠蔽手段(18)が設けられているとともに、シール薄板部(12)での容器上部(2)に入れられた切り込みからなり、前記対応部分に開封予定部(13)の位置を切断して形成される切断縁(20)に係止可能な係止手段(19)が設けられていて、
    開封予定部(13)の位置を切断して注出口(14)を形成したのちに、第一の折り曲げ線(15)から収納部(11)側に折り曲げられた収納物注出路(9)の先端部(10)側が内側となるようにして第二の折り曲げ線(16)からシール薄板部(12)を収納物注出路(9)側に折り曲げて、前記係止手段(19)を前記開封予定部(13)の位置を切断して形成される切断縁(20)に係止することにより、前記閉塞手段(17)による収納物注出路(9)の閉塞状態と前記隠蔽手段(18)による注出口(14)の隠蔽状態とを維持する構成としたことを特徴とする液体包装容器。
  2. 容器底部(5)側には上記正面シート(6)と上記背面シート(7)との間に底面シート(8)が二つ折りして配置されていて、前記底面シート(8)を開くように容器底部(5)を展開して自立可能とされている請求項1に記載の液体包装容器。
  3. 上記第二の折り曲げ線(16)は、不連続なスリットまたはハーフカットからなるものである請求項1または2に記載の液体包装容器。
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