JP2013166574A - 詰め替え用パウチ - Google Patents

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Abstract

【課題】別体のスパウトを備えていなくても詰め替え作業を容易に行うことができる詰め替え用パウチを提供する。
【解決手段】
開封時に開封片12が切離されて注出用開口部13が形成される詰め替え用パウチであって、切離された開封片12は、湾曲させることで注出用開口部13に挿入可能である。注出用開口部13に挿入された開封片12は、注出用開口部13に保持され、注出用開口部13から突出した注出ノズル30となる。注出用開口部13近傍には、注出ノズル30を係止するための係止部16が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、専用容器に洗剤やシャンプー等の内容物を詰め替えるための詰め替え用パウチに関する。
従来、洗剤やシャンプー等の内容物を使い切ってなくなったとき、あるいは、その残量が少なくなったときに、詰め替え用パウチから内容物を専用容器に詰め替えることが行われている。
この種の詰め替えパウチは、内容物を注出するために別体のスパウトを取り付けているものが多いが、別途スパウトが必要であるという点で製造コストが嵩むという問題がある。その一方、スパウトを設けずにパウチの一部を開封片としてパウチ本体から切離して開口部を形成し、その開口部から内容物を注出するという構成も多いが、この場合には開口部近傍においてフィルムの内面同士が密着して開口部が閉塞しやすく、詰め替え時に内容物を開口部から注出しにくいという問題がある。
かかる問題に対して例えば下記特許文献1においては開封片にリング部を形成しておき、切離した開封片のリング部を開口部の周囲に嵌め込むようにすることで、開封片のリング部で開口部近傍のフィルムを内側に向けて押圧し、これによって開口部を開口状態に維持しようとする構成が提案されている。しかしながらこの構成では、開封片のリング部の内径をかなり小さくしておかないと開口部近傍のフィルムを内側に十分に押圧することができない一方で、内径が小さいと開封片のリング部を開口部の周囲に嵌め込む作業が難しくなる。そのため依然として詰め替え作業は困難である。
特許第4522737号公報
それゆえに本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、別体のスパウトを備えていなくても詰め替え作業を容易に行うことができる詰め替え用パウチを提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係る詰め替え用パウチは、開封時に開封片が切離されて注出用開口部が形成される詰め替え用パウチであって、切離された開封片は、湾曲させることで注出用開口部に挿入され且つ保持されて注出用開口部から突出した注出ノズルとなることを特徴とする。
該構成の詰め替え用パウチにあっては、開封片を切離することで注出用開口部が形成される。切離した開封片を湾曲させると注出用開口部に挿入させることができ、その注出用開口部に保持される。注出用開口部に保持された開封片は注出用開口部から所定長さ突出した状態となって、内容物を注出する際の注出ノズルとなるので、該注出ノズルを介して内容物を注出して詰め替え作業を行うことができる。
特に、開封片は、開封後に注出用開口部に挿入される際の案内となる挿入ガイド部を有していることが好ましい。この場合には、湾曲させた開封片を注出用開口部に挿入する際に、挿入ガイド部によってスムーズに挿入させることができる。
また、注出用開口部近傍には、注出ノズルを係止するための係止部が形成されていることが好ましい。この場合には、注出ノズルが係止部によって係止されるので、詰め替え作業時において注出ノズルが注出用開口部から不用意に外れたりすることがなく、安定して作業を行うことができる。
また、開封片は、開封後に注出用開口部から突出する側を先端側とした先細り形状の部分を有していることが好ましい。この場合には、開封片によって形成された注出ノズルが注出用開口部から突出する側に向けて尖った形状となるので、内容物の注出状態を上部から容易に視認でき、また注出量の調整も容易である。
更に、注出用開口部近傍におけるシール部の内縁に、注出ノズルを係止するための係止部が凹状に形成され、開封片は開封線を介してパウチ本体と区画されて開封時に開封線で切離される構成とされ、開封片は開封線から離れる側を先端側とした先細り形状の本体部と、該本体部と開封線との間に位置し、開封線に向かって徐々に細くなった挿入ガイド部とを有し、開封片は片面両側部同士が対向するように重ね合わせられて注出ノズルとなり、本体部の両側縁と挿入ガイド部の両側縁との間の両境界部が被係止部として前記係止部に係入することが好ましい。この場合には、開封片の片面両側部同士が対向するように重ね合わせられることにより、本体部の側縁と挿入ガイド部の側縁との間の境界部同士が重なり合って二重の状態となり、重なり合った両境界部が一体となって被係止部を構成して凹状の係止部に係入する。従って、注出ノズルが確実に係止される。しかも、境界部は凸状即ち山形であるので、注出ノズルは注出用開口部に対して入出両方向の何れにも係止される。即ち、注出ノズルが注出用開口部から抜け出すことが係止部によって防止されると共に、注出ノズルがパウチ本体の内部に完全に入り込んで落下することも係止部によって防止される。
以上のように、本発明に係る詰め替え用パウチは、切離した開封片が注出ノズルとなるので、別途のスパウトを備えていなくても容易に内容物を詰め替えることができる。
本発明の一実施形態における詰め替え用パウチを示す正面図。 同詰め替え用パウチの要部拡大正面図。 同詰め替え用パウチの開封状態を示す要部拡大正面図。 同詰め替え用パウチの開封状態を示す要部拡大斜視図。 同詰め替え用パウチの開封状態を示す要部拡大正面図。 同詰め替え用パウチの開封状態を示す斜視図。 本発明の他の実施形態における同詰め替え用パウチの要部拡大正面図。
以下、本発明の一実施形態に係る詰め替え用パウチについて図1乃至図6を参酌しつつ説明する。本実施形態における詰め替え用パウチは、内容物として例えば洗剤やシャンプー等の液状又は半液状の流動性のものや顆粒状のものを収容するためのものであって、フィルムの内面同士がその周縁部においてヒートシールされて袋状に形成されたものであり、その周縁部に注出用開口部13を形成するための開封片12が形成されている。具体的には、周縁シール部の内側に非シール部からなる充填空間部10が形成され、該充填空間部10に内容物が充填されている。そして、開封時に開封片12を切離することで内容物を注出するための注出用開口部13が形成されるように構成されている。開封片12は、例えば詰め替え用パウチの任意の箇所を鋏等で切断することで切離される構成としてもよいが、本実施形態では開封線20を形成し、該開封線20によって開封片12をパウチ本体14と区画し、開封時に開封線20に沿って開封片12をパウチ本体14から切離する構成としている。以下、詳細に説明する。尚、図面においてフィルムの内面同士がヒートシールされて形成されたシール部には多数のドットを施している。
詰め替え用パウチは、全体として上下方向に長い略長方形状であって、底部ガセット部1を有する自立可能なスタンディングパウチとして構成されている。詰め替え用パウチは、正面及び背面を構成する一対の主フィルム片と、該主フィルム片の下部の内側に折り込まれて折り返し部1aで二つ折りとされて底部ガセット部1を構成するガセットフィルム片とから構成されている。尚、一対の主フィルム片を二枚のフィルムから別々に構成してもよく、一枚のフィルムを二つ折りにすることで一対の主フィルム片を一体的に構成してもよく、また、主フィルム片とガセットフィルム片とを一枚のフィルムから一体的に構成してもよい。また、ガセットフィルム片の両側縁には、二つ折り状態において互いに表裏方向に対向する箇所に例えば半円状に切り欠かれた切欠部2が形成され、該切欠部2の位置においては正面側の主フィルム片と背面側の主フィルム片とが直接ヒートシールされている。従って、切欠部2の位置においてガセットフィルム片の前後方向の開きが防止されている。
周縁シール部は、左右両側縁シール部3,4と、ガセットフィルム片が主フィルム片にヒートシールされて形成された底部シール部5と、内容物を充填した後にその充填口がヒートシールされて形成された充填口シール部6と、充填口シール部6の一端部から一方の側縁シール部3に向けて斜め下方に傾斜して延びた上部傾斜シール部21と、一方の側縁シール部3の上端部から充填口シール部6の一端部に向けて斜め上方に傾斜して延びた下部傾斜シール部22と、上部傾斜シール部21の下端部から斜め上方に傾斜して延びた上部ノズルシール部23と、下部傾斜シール部22の上端部から斜め上方に傾斜して延びた下部ノズルシール部24と、上部ノズルシール部23と下部ノズルシール部24の間を連結するようにして形成された開封片シール部25とから構成されている。
上部ノズルシール部23と下部ノズルシール部24の間に非シール部からなる注出流路11が形成されている。該注出流路11は、上部ノズルシール部23の内縁と下部ノズルシール部24の内縁によって形成され、充填空間部10と連通すると共に充填空間部10から斜め上方に向けて突出しており、内容物を充填空間部10から注出する際にその流路となる。また、上部ノズルシール部23と下部ノズルシール部24がそれぞれ斜め上方に延びていることから、パウチ本体14には斜め上方に延びた注出用ノズル部15が形成され、該注出用ノズル部15の先端部に開封線20を介して開封片12が延設されている。該開封線20は注出流路11の先端部を横断するように上部ノズルシール部23と下部ノズルシール部24の外縁先端同士を結ぶように形成されている。従って開封時に開封線20を切断すると、開封片12が注出用ノズル部15から分離して注出用ノズル部15の先端部には斜め上方に開口した注出用開口部13が形成される。
尚、開封線20は、鋏等を使わずに手で容易に開封することができるよう加工された切離線であって、この切離線を形成する方法としては特には限定されず従来公知の種々の技術が用いられる。具体的には、例えば、フィルムの表面又は裏面にハーフカット線(ミシン目等を含む)を設けたり、主フィルム片が複層構成である場合にその内層をカットしたり、延伸方向が開封方向に沿った延伸フィルムを主フィルム片に用いたりすることが挙げられる。開封線20をハーフカット線とする場合には、フィルムの全厚のうちの一部まで刃物等で既に切断済みとするが、そのカットの割合は例えば全厚のうちの30%程度である。但し、開封線20を手で開封可能な切離線とするのではなく、開封線20を開封箇所を示すように印刷等によって表示した線としてもよい。印刷等によってフィルムに表示した開封線20の場合には開封時に鋏等で開封線20に沿って切断開封する。
更に、上部ノズルシール部23の内縁には、後述するように開封後に開封片12から形成された注出ノズル30を係止するための係止部16が形成されている。該係止部16は、注出用開口部13の近傍に形成され、外縁に向けてシール幅を部分的に減少させるように凹ませた凹状であって、具体的には外側の斜辺17と内側の斜辺18を有する略三角形状である。
次に開封片12の形状について説明すると、開封片12は注出用ノズル部15の突出方向に延びる中心線Cを中心とした左右対称形状となっている。該中心線Cは、開封線20の中点を通って開封線20に対して直交する線である。開封片12は先端側の本体部40と基端側の挿入ガイド部41という二つの領域から構成されている。即ち、開封片12は注出用ノズル部15に近い方の領域が挿入ガイド部41であって遠い方の領域が本体部40となっている。
本体部40は注出用ノズル部15及び開封線20から離れる先端側に向けて徐々に幅狭となった先細り形状の部分である。尚、本体部40の先端側とは、開封後に開封片12が注出用開口部13に挿入された際に注出用開口部13から突出する側である。該本体部40は、より詳細には先端部を頂点とする略直角二等辺三角形状である。また、挿入ガイド部41は、本体部40と開封線20との間に位置していて、開封線20に近づく方向に向けて徐々に幅狭となる形状であり、より詳細には開封線20を上辺とし該開封線20に向けて徐々に幅狭となっていく略台形状である。そして、本体部40の先端縁は円弧状に形成され、該先端縁から本体部40の両側縁40aがハの字状に延び、円弧状の境界部42を介して挿入ガイド部41の両側縁41aが開封線20の両端まで逆ハの字状に連設されている。従って、開封片12は境界部42において最も幅広となっており、図2に示すように左右両境界部42同士を結ぶ仮想線Lを境としてそれより先端側が本体部40であり、仮想線Lから開封線20までの領域が挿入ガイド部41となっている。
尚、図3のように本体部40の両側縁40aと挿入ガイド部41の両側縁41aとの間の角度αは例えば60°〜120°である。また、開封片12の最も広い箇所の幅即ち両境界部42間の幅Wは、注出ノズル30部の先端部の幅L4よりも大きい。そして、開封片12の両境界部42間の幅Wの半分即ちW/2に対して、注出用開口部13の開口幅L1の方が若干(数ミリ程度)小さい。また、上述の係止部16の頂点部分16aにおける注出流路11の幅L2はW/2に対して若干(数ミリ程度)大きい。係止部16の内側終点部分16bにおける注出流路11の幅L3は、W/2に対して若干(数ミリ程度)大きいが、係止部16の頂点部分16aにおける注出流路11の幅L2よりは小さい。即ち、L1<W/2<L3<L2という関係になっている。
尚、詰め替え用パウチを構成するフィルムは特には限定されるものではなくて種々の公知のものが使用でき、例えば、二軸延伸ポリエステルフィルムや二軸延伸ポリアミドフィルム等よりなる外層と、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレンやメタロセン系ポリエチレン等の熱融着性樹脂よりなる内層とからなる多層ラミネートフィルムが使用され、また、必要によりエチレンビニルアルコール共重合体やアルミニウム箔、酸化ケイ素等の無機物を蒸着したフィルム等のようなガスバリア性フィルム等を積層したものも使用される。
以上のように構成された詰め替え用パウチは、詰め替え作業を行うにあたって開封線20で開封片12をパウチ本体14から切り離し、注出用ノズル部15の先端部に注出用開口部13を形成する。注出用ノズル部15が形成されているので、その注出用ノズル部15を専用容器の口部に当てる等して詰め替え作業を行うこともできるが、切離した開封片12を利用して次のように行うことができる。
即ち、図4のように、切離した開封片12をその中心線Cを中心として筒状に湾曲させると共にその片面両側部同士が対向するように重ね合わせて注出ノズル30を形成する。そして、対向する両境界部42が上を向くようにして注出ノズル30を挿入ガイド部41側から注出用開口部13に挿入する。開封片12の本体部40が先端側に向けて徐々に細くなる先細り形状であるのに対して開封片12の挿入ガイド部41はそれとは反対側の基端側に向けて徐々に細くなっている、即ち注出ノズル30は境界部42を境として基端側に向けて徐々に小さくなっているので、注出ノズル30を注出用開口部13にスムーズに挿入することができる。
注出ノズル30が注出用開口部13から注出流路11内に挿入されると、注出ノズル30は湾曲形状から元の平坦な形状に復元しようとする。その弾性復元力は、注出流路11を構成する両主フィルム片の内面に外側に向けて作用することになる。このように注出ノズル30によって両主フィルム片が互いに離れるように押し広げられる結果、図6のように注出流路11は外側に膨出し、注出用開口部13は開口状態を維持することになる。それと同時に注出ノズル30には両主フィルム片から反作用を受けることになり、その力によって注出用開口部13に保持されることになる。しかも、図5のように上部ノズルシール部23の内縁に形成された係止部16に、上向き山形形状となった両境界部42が被係止部として係入するので、注出ノズル30は所定位置に確実に係止される。即ち、係止部16の外側の斜辺17が注出ノズル30を外側から係止することにより、注出ノズル30が注出用開口部13から外側に抜け出ることが防止される。また、注出ノズル30が注出流路11の奧側に移動しようとしても、係止部16の内側の斜辺18が注出ノズル30を内側から係止するので、注出ノズル30が注出流路11の奧側に深く入り込んでいくこともない。更に両境界部42が二枚重なった状態で係止されるので、一枚で係止される構成に比してより一層確実な係止状態が得られ、注出ノズル30の姿勢も安定する。
そして、注出用ノズル部15の先端部に注出ノズル30が取り付けられることで注出用ノズル部15が実質上延長されることになり、その点において注出ノズル30は延長ノズルとして機能することになる。しかも、注出ノズル30によって主フィルム片の内面同士の密着も防止できて注出用開口部13が開口維持される。即ち、注出ノズル30は開口維持機能とノズル延長機能とを同時に発揮する。従って、別途のスパウトがなくても内容物を容易に注出して詰め替え作業を行うことができる。
特に、開封片12の本体部40が先端側に向けて徐々に細くなる先細り形状であるので、注出ノズル30はその上部が先端部に向けて斜めにカットされて尖った形状となっている。そのため内容物の注出状態を上部から容易に視認でき、また注出量の調整も容易である。
更に、内容物の注出時に内容物の重量によって注出ノズル30は先端下向きに傾斜しやすいが、注出用開口部13の上側、即ち、上部ノズルシール部23の内縁に係止部16が形成されているので注出時に注出ノズル30の先端部が下側に傾倒することが防止されて安定した状態で内容物を注出することができる。
尚、本実施形態では、開封片12が注出用ノズル部15の突出方向に沿って中心線Cを有する形状であったが、開封片12の形状や向きは任意である。例えば、図7のように開封片12が注出用ノズル部15の突出方向とは異なる方向に中心線Cを有する略三角形状であってもよい。図7の場合には、開封片12の本体部40の両側縁40aのうち一方の側縁40aは開封線20と合致して形成されている。また、開封片12の形状は二等辺三角形とすることが好ましいが、それには限られずその他の三角形であってもよく、また三角形以外の形状であっても無論構わず、矩形や円形、楕円形等であってもよい。更に、挿入ガイド部41を設けることが好ましいが、それを省略してもよい。
また、切離した開封片12をその片面同士が向かい合うように湾曲させて注出ノズル30を形成したが、両面のうちの一方の面の外側に他方の面を重ねるようにして筒状に形成してもよい。
更に係止部16の形状や位置についても任意であって、例えば、上記係止部16の内側の斜辺18を省略してもよい。更に、上部ノズルシール部23ではなく下部ノズルシール部24に係止部16を形成してもよく、上部ノズルシール部23と下部ノズルシール部24の双方にそれぞれ係止部16を形成してもよい。また、係止部16を省略してもよい。
尚、詰め替え用パウチをスタンディングパウチとして構成したが、平パウチの構成であってもよい。また、注出用ノズル部15が突出形成されない構成であっても構わない。注出用開口部13の位置や形状、向き等についても任意である。
1 底部ガセット部
1a 折り返し部
2 切欠部
3 側縁シール部
4 側縁シール部
5 底部シール部
6 充填口シール部
10 充填空間部
11 注出流路
12 開封片
13 注出用開口部
14 パウチ本体
15 注出用ノズル部
16 係止部
16a 頂点部分
16b 内側終点部分
17 外側の斜辺
18 内側の斜辺
20 開封線
21 上部傾斜シール部
22 下部傾斜シール部
23 上部ノズルシール部
24 下部ノズルシール部
25 開封片シール部
30 注出ノズル
40 本体部
40a 側縁
41 挿入ガイド部
41a 側縁
42 境界部
C 中心線
L 仮想線

Claims (5)

  1. 開封時に開封片が切離されて注出用開口部が形成される詰め替え用パウチであって、
    切離された開封片は、湾曲させることで注出用開口部に挿入され且つ保持されて注出用開口部から突出した注出ノズルとなることを特徴とする詰め替え用パウチ。
  2. 開封片は、開封後に注出用開口部に挿入される際の案内となる挿入ガイド部を有している請求項1記載の詰め替え用パウチ。
  3. 注出用開口部近傍には、注出ノズルを係止するための係止部が形成されている請求項1又は2記載の詰め替え用パウチ。
  4. 開封片は、開封後に注出用開口部から突出する側を先端側とした先細り形状の部分を有している請求項1乃至3の何れかに記載の詰め替え用パウチ。
  5. 注出用開口部近傍におけるシール部の内縁に、注出ノズルを係止するための係止部が凹状に形成され、
    開封片は開封線を介してパウチ本体と区画されて開封時に開封線で切離される構成とされ、
    開封片は開封線から離れる側を先端側とした先細り形状の本体部と、該本体部と開封線との間に位置し、開封線に向かって徐々に細くなった挿入ガイド部とを有し、
    開封片は片面両側部同士が対向するように重ね合わせられて注出ノズルとなり、本体部の両側縁と挿入ガイド部の両側縁との間の両境界部が被係止部として前記係止部に係入する請求項2記載の詰め替え用パウチ。
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