JP2019131203A - パウチ容器 - Google Patents
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Abstract
Description
この種の容器の多くは2枚のフィルムを貼り合わせて形成され、本体容器よりも樹脂等の使用量が少なく、小さく折りたためるため廃棄する際の容積も小さいという利点がある。
また、この種の容器から本体容器に内容物を充填する際には、パウチ容器に形成された注出口を本体容器の開口に差し込んで内容物を流し込むことが多いが、2枚のフィルムを貼り合わせて形成されたパウチ容器の場合、容器自体の剛性が低いために、フィルムが折れ曲がったり、内容物が減って容器内が減圧状態となることで2枚のフィルムが貼り付いたりして注出口が閉塞し、詰め替えが困難になることがある。
また、特許文献1(特許第6074674号公報)には、別体のスパウトがなくても詰め替え作業を容易に行うことができるようにした詰め替え用パウチが記載されている。
そして、特許文献1に記載されている詰め替え用パウチは、比較的低いコストで製造できるが、注出用開口部近傍に注出ノズルを係止するための係止部を形成する必要があるため、通常のパウチ容器よりは製造に手間がかかるという問題があった。
前記開封片は、一つの角部から延びる二等分線との距離が異なる二つの突出点と、該二つの突出点の間にある没入点を、前記角部から延びる一方側の縁部に有するとともに、
前記二等分線と前記没入点との距離をa[mm]、前記二等分線と前記角部に近い側の突出点との距離をb[mm]、前記二等分線と前記角部から遠い側の突出点との距離をc[mm]、前記注出用開口部の長さをd[mm]とした時、a<d<b≦cを満足することを特徴とする。
そのため、注出用開口部から流出する内容物は折り曲げられた開封片13に案内され、スパウトがなくても詰め替え作業を容易に行うことができる。
図1及び図2に示すとおり、実施例1に係るパウチ容器1は本体部2と開封片3からなり、その周囲(図2の灰色の領域)はシールされており、本体容器(図示せず)に補充されるシャンプーや化粧品等の内容物が充填される。
そして、内容物を本体容器に補充するに際しては、開封片3を切り離して本体部2に注出用開口部4を形成し、その注出用開口部4を本体容器の開口に差し込んで内容物を流し込むのであるが、図3に示すように切り離した開封片3を表示されている折り線5に沿って折り曲げ、図4に示すように折り曲げた開封片3を注出用開口部4に挿入することによって、内容物が流し込み易くなるのである。
実施例1では図2及び3に示すとおり、開封片3の一方の面に、角部6の二等分線に沿う折り線5が表示され、図3に示すとおり、切り離した開封片3を折り線5に沿って折り曲げるのであるが、角部6から延びる一方側の縁部の形状に特徴がある。
すなわち、図4に示すとおり、その縁部は折り線5との距離が異なる二つの突出点8、9と、それら二つの突出点8、9の間にある没入点7を有している。
そして、折り線5と没入点7、角部6に近い側の突出点8及び角部6から遠い側の突出点9との距離を、それぞれa[mm] 、b[mm]、c[mm]とし、注出用開口部4の長さをd[mm]とした時、a<d<b≦cを満足するように設定されている。
そのため、折り曲げた開封片3の角部6を注出用開口部4に挿入すると、突出点8が曲がりながら注出用開口部4の内側に押し込まれ、没入点7と突出点9との間にある縁が本体に達したところで挿入できなくなる。
その後、本体部2を傾けると、図4に示すように突出点8が注出用開口部4の内側で引っ掛かり、挿入された開封片3は注出用開口部4に保持されるので、流出する内容物は折り曲げられた開封片3に案内され、本体容器にスムーズに流し込むことができる。
すなわち、従来の製造方法をそのまま利用して実施例1のパウチ容器1を製造することができるので、従来のパウチ容器と同じコストで製造することができる。
実施例2に係るパウチ容器は、本体部12に関しては実施例1と同様であり、開封片13の形状のみが実施例1と相違している。
そして、実施例2に係るパウチ容器は、本体容器(図示せず)に補充されるシャンプーや化粧品等の内容物が充填される点、開封片13の一方の面に、角部16の二等分線に沿う折り線15が表示される点、内容物を本体容器に補充するに際して開封片13を切り離し、切り離した開封片13を表示されている折り線15に沿って折り曲げ、折り曲げた開封片13を注出用開口部14に挿入して用いる点でも実施例1と同様である。
また、図7に示すとおり、角部16から延びる一方側の縁部は折り線15との距離が異なる二つの突出点18、19と、それら二つの突出点18、19の間にある没入点17を有している点でも実施例1と共通している。
そして、折り線15と没入点17、角部16に近い側の突出点18及び角部16から遠い側の突出点19との距離を、それぞれA[mm] 、B[mm]、C[mm]とし、注出用開口部14の長さをD[mm]とした時、A<D<B≦Cを満足するように設定されている。
そのため、折り曲げた開封片13を注出用開口部14に挿入すると、実施例1と同様に、突出点18が曲がりながら注出用開口部14の内側に押し込まれ、没入点17と突出点19との間にある縁が本体に達したところで挿入できなくなる。
その後、本体部12を傾けると、図7に示すように突出点18が注出用開口部14の内側で引っ掛かり、挿入された開封片13は注出用開口部14に保持されるので、流出する内容物は折り曲げられた開封片13に案内され、本体容器にスムーズに流し込むことができる。
そのため、実施例2のパウチ容器も実施例1のパウチ容器1と同様に、従来の製造方法をそのまま利用して製造することができ、従来のパウチ容器と同じコストで製造することができる。
(1)実施例1及び2においては、開封片3、13の一方の面に折り線5、15が表示されていたが、折り線5、15の表示はなくても良く、開封片3、13の両方の面に表示されていても良い。
(2)実施例1及び2においては、開封片3、13の利用方法に関する表示等を設けていないが、開封片3、13の利用方法に関する表示等を、本体部12に直接印刷したり、印刷したシートを貼付したりして、利用者の便宜を図っても良い。
(3)実施例2においては、開封片13の角部16から延びる一方側の縁部に二つの突出点18、19と没入点17を設けたが、角部16から延びる他方側の縁部に二等分線に対して対称に二つの突出点と没入点を設けても良い。
4、14 注出用開口部 5、15 折り線
6、16 角部 7、17 没入点
8 角部6に近い側の突出点 9 角部6から遠い側の突出点
18 角部16に近い側の突出点 19 角部16から遠い側の突出点
a 折り線5と没入点7との距離 b 折り線5と突出点8との距離
c 折り線5と突出点9との距離 d 注出用開口部4の長さ
A 折り線15と没入点17との距離 B 折り線15と突出点18との距離
C 折り線15と突出点19との距離 D 注出用開口部14の長さ
Claims (2)
- 本体部と開封片からなり、前記開封片が切り離されることで前記本体部に注出用開口部が形成されるパウチ容器であって、
前記開封片は、一つの角部から延びる二等分線との距離が異なる二つの突出点と、該二つの突出点の間にある没入点を、前記角部から延びる一方側の縁部に有するとともに、
前記二等分線と前記没入点との距離をa[mm]、前記二等分線と前記角部に近い側の突出点との距離をb[mm]、前記二等分線と前記角部から遠い側の突出点との距離をc[mm]、前記注出用開口部の長さをd[mm]とした時、a<d<b≦cを満足する
ことを特徴とするパウチ容器。 - 前記開封片の少なくとも一方の面に前記二等分線に沿う折り線が表示されている
ことを特徴とする請求項1に記載のパウチ容器。
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