JP2022520310A - 洗剤を投入するための装置、粉末洗剤及び又は液体洗剤の少なくとも一方を受け入れて投入するための容器、及び対応機構 - Google Patents

洗剤を投入するための装置、粉末洗剤及び又は液体洗剤の少なくとも一方を受け入れて投入するための容器、及び対応機構 Download PDF

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Abstract

洗剤、特に粉末洗剤を投入するための装置(1)が示され、説明されており、少なくとも1つの第1の受容領域(5)を有するハウジング(3)を備え、少なくとも1つの第1の受容領域(5)は、洗剤用の第1の容器(9)を受容するように設計されており、洗剤を投入するための投入装置(29)を備えている。投入装置(29)が、洗濯される洗濯物の決定された重量に依存する、洗剤を投入するための投入設定を有し、第1の受取領域(5)が、投入装置(29)を受け取るための投入装置受取領域(27)を有し、投入装置(29)のための作動装置及び/又は駆動装置(39)が、投入装置受取領域(27)に配置されていることを特徴とする、第1の受取領域(5)。

Description

本出願は、洗濯洗剤、特に粉末洗濯洗剤及び/又は液体洗濯洗剤の少なくとも一方を投入するための装置、粉末洗濯洗剤を受け入れて投入するための容器、液体洗濯洗剤を受け入れて投入するための容器、及び洗濯剤洗剤を投入するための装置を含むシステムに関する。
洗濯の際には正しい使用量が重要である。使用者は洗濯物に対する洗剤の適量を見極めることが難しい。洗剤の使用量は必ずしも洗濯物の汚れ具合だけで決まらない。洗剤の種類によっても使い分けが必要であり、洗濯機のドラムの負荷量や水の硬度など、他の要素によっても使用量は変わる。しかし、洗濯物が実際に何キログラムあるのかを使用者が推定することは難しい。通常は、洗濯機のドラムの中にどれくらいの量が入っているかで大まかに判断するしかない。また、配管内の水の硬度を知ることも困難である。
その結果、洗剤が正しく投入されないことが多い。少量の洗濯物に多量の洗剤を使用すると、残留物が洗濯物に残ってしまうことがある。これにより洗濯物の繊維に灰汁の残渣や洗剤の残留物が残り、その後、この洗濯物を着用したときに肌荒れの原因となる。特に、アレルギー体質や神経皮膚炎の者には不都合が生じる。また、洗濯物の量に対して洗濯用洗剤が不足した場合はライムスポットができたり、洗剤がうまく行き渡らなかったりして、満足のいく洗濯結果が得られない。例えば、衣類やシーツなどの洗濯物は、石灰が繊維に残っていると灰色に変色したり硬くなったりする。よって洗剤の過剰投入や不足投入は避けなければならない。
目盛り付き計量カップなどの手動式投入補助具は従来から知られており、各洗濯機メーカーが製品と一緒にこれらを提供している。使用者はこれを使って洗濯物の量、水の硬度、汚れの程度等の自分で判断又は推定した変数に基づいて洗剤量を投入できる。
さらに、洗濯機に固定的に組み込まれた自動投入システムは技術的に知られている。洗濯機に固定的に組み込まれた自動投入システムには多くの利点があるが同時に欠点もある。最大の利点は、洗濯サイクルごとに使用者が洗剤を補充する必要がなく、洗濯サイクルごとに、それぞれの洗濯物に必要な投入量を再び推定する必要がないことである。使用者が大量の洗濯用洗剤、例えば市販洗剤のボトル一本分を洗濯機の洗剤ポケットに一度だけ投入すれば、洗濯機が洗濯物の量、繊維の種類又は汚れの程度に応じて、時には洗剤を多め、時には少なめに自動的に調整する。このように、洗剤の投入量が正確かつ自動的に決定されるため、投入量を誤ることがない。ほとんどの場合、水と電気の消費量も洗濯機で同時に調整できるため、水とエネルギーの消費量も最適化される。洗剤の過剰投入を避けることで、排水に混入する洗剤残渣が少なくなるため自動投入は環境に優しい。
従来技術で知られている自動投入システムは、通常、洗濯機に組み込まれているため、投入機構が組み込まれた洗濯機の購入費用は高くなる。さらに、先行技術から知られている自動投入システムは、例えば、ホースが固定的に取り付けられているため洗浄を要する。さらに、先行技術で知られている自動投入システムでは流量を測定しなければならないため、例えばプラチナセンサ等の高価なセンサシステムが使用される。投入にはポンプも使用される。さらに、既知の投入システムは液体洗剤用に設計されている。すなわち、液体洗剤の投入のみが可能であり、これらの投入システムでは粉末洗剤は投入できない。
液体洗剤とは異なり、粉末洗剤には防腐剤が含まれていない。粉末洗剤は漂白剤を含み、漂白可能な汚れを落とし、洗濯物を漂白するとともに高温での雑菌対策にも有効である。感染症、アレルギーを持つ者や要介護者が同居している場合は、少なくとも下着及びベッドリネン、台所用ふきん、クリーニングクロス、タオルを、強力な洗剤により60℃以上で洗濯する必要がある。洗剤が残らないようにするため、特に粉末洗剤の場合は正確な使用量に注意しなければならない。
先行技術に基づき、本発明の課題は洗剤、特に簡単でコスト効率の高い粉末洗剤及び液体洗剤の投入方法を提供することである。
本発明によれば、この課題は独立請求項の趣旨によって解決される。好ましい実施形態は従属請求項に因る。
本発明の一態様によれば、洗剤、特に粉末洗剤を投入する装置であって、少なくとも1つの第1の受け入れ領域を有するハウジングであって、前記少なくとも1つの第1の受け入れ領域が洗剤用の第1の容器を受け入れるように構成されているハウジングと、洗剤を投入する投入装置であって、前記投入装置が洗濯される洗濯物の決定された重量に依存する洗剤を投入するための投入設定を有し、前記第1の受け入れ領域が前記投入装置を受け入れるための投入装置受け入れ領域を有し、前記投入装置のための作動装置又は駆動装置の少なくとも一方が前記投入装置受け入れ領域に配置されている装置が提供される。
本発明による装置は、粉末洗剤の第1の容器を受け取るように構成された第1の受け取り領域を備える。さらに、装置の第1の受け皿には投入装置を受けることができる投入装置受け皿が配置されている。このように、第1の受容領域は、粉末洗剤の第1の容器及び投入装置を少なくとも部分的に受容することができる。これにより投入装置が第1の容器と有利に相互作用することができる。特に、投入装置によって粉末洗剤の正しい投入を行うことができる。これは投入装置が投入装置受容領域にも配置されている駆動装置によって駆動することによって可能となる。
さらに、洗剤と接触する装置の全ての構成要素は、特に交換可能であり、簡単な方法で装置から取り外すことができる。交換可能な構成要素とは、構成要素が使い捨て又は単回使用の物品として設計されていることを意味する。特に、粉末洗剤を入れた第1の容器及び粉末洗剤を投入するための投入装置は交換可能である。第1の容器は、液体洗剤を投入装置に接続することが可能である。これには洗剤を投入するための装置、特に後述する第1のレセプタクル及び第2のレセプタクルが洗剤と接触しないという利点がある。従って装置が洗剤で汚染されず、装置又はその個々の構成要素の少なくとも一方を時間をかけて洗浄又は脱灰する必要がない。
本装置によって、容器、好ましくはカップに、又は業務用洗濯機の洗剤室に洗剤を直接適量を投入できる。これは、洗濯物の汚れの程度、水の硬度、又は洗濯物の量の少なくとも一つに応じて行うことができる。本装置では、洗剤を第1の容器からリザーバに供給し、洗濯機の洗剤室に適量を投入できる。これは手動で行うことができ、使用者はその後、容器又はカップに充填された洗剤を市販洗濯機の洗剤室に充填する。但し、洗剤投入装置を洗濯機に接続したり、洗濯機に組み込んだりして、装置を使って事前に投入された洗剤を洗剤室に充填する作業を自動化することも考えられる。また、市販洗濯機の洗剤室や開放された粉体・液体洗剤収納部の真上や隣接・近傍に装置を設置することも考えられる。装置によって正しく投入された粉末及び液体洗剤を、洗濯機の洗剤室又は粉末及び液体洗剤投入口に充填できるようにする。
投入装置は、洗濯する洗濯物の測定重量に応じて洗剤を投入するための投入設定を有する。すなわち、第1の容器から投入される洗剤量を洗濯する洗濯物の重量に依存させることができる。例えば、洗濯物の重量は、後述するように秤を用いて測定してもよい。例えば、重量計は、重量が装置の一部である制御ユニットに伝達され、この制御ユニットがこの伝達された重量に基づいて第1の容器からの洗剤投入を制御するように、洗剤投入装置に結合してもよい。
この装置は、後述するように、例えば洗濯物の汚れ具合、水の硬度、洗濯物の量などに応じて自動的に洗剤を投入するように設計できる。
洗剤投入装置は洗濯機に接続が、洗剤投入装置は、洗濯機に接続又は固定されておらず、洗濯機とは別個に、例えばその近傍に構築又は配置されることが望ましい。従って、この装置は洗濯機とは別に購入でき、市場に出回る全ての洗濯機と互換性を有する。市場に出回る全ての洗濯機に洗剤を投入できることが利点である。
このように、本発明による洗剤投入装置は、洗剤、特に粉末洗剤又は液体洗剤、例えば、マイルド洗剤、通常の洗剤、布地用柔軟剤、ウール用洗剤、黒衣用洗剤、衛生用洗剤、カラー用洗剤などの様々な種類の洗剤の少なくとも一つを、正しく、簡単に、かつコスト効率よく投入することができる。洗剤投入装置の全ての構成要素が交換可能であるということは、異なる洗剤、すなわち異なるメーカーの粉末洗剤又は液体洗剤の少なくとも一方を、1つの同じ装置で投入できるということである。よって異なる洗剤の混入が防げる。
投入装置は第1の容器に接続可能であることが好ましい。
投入装置は、第1の容器に接続することができる。これは、投入装置と第1の容器が一緒に受取領域に挿入されるか、又は受取領域から取り出されるかの少なくとも一方がなされるように、投入装置を第1の容器に接続できることを意味する。例えば、投入デバイスは、投入デバイスと第1の容器とが互いにしっかりと接続されるように、第1の容器に非脱着式に接続(例えば、接着又は溶接の少なくとも一方を)されてもよい。但し、投入装置と第1の容器を互いに着脱可能な方法接続することも考えられる。
これにより第1の容器及び投入装置を第1の受容領域に簡単な方法で挿入し、第1の受容領域に少なくとも部分的に受容できる。同時に、投入装置は、駆動装置と確実に係合するので、意図した量の洗剤、特に粉末洗剤を、投入装置によって第1の容器から容器やカップ、あるいは洗濯機の洗剤室に導くことができる。但し、投入装置と第1の容器を互いに接続せず、第1の受容領域に導入する方法、及び/又は再び別々に取り外す方法も考えられる。
少なくとも1つの第1の受容領域は、粉末洗剤用の第1の容器を受容するように構成されることが好ましい。投入装置は、スクリューコンベア及びスクリューコンベアハウジングを備えることが好ましく、スクリューコンベアは、その全長でスクリューコンベアハウジングに挿入されるか、又はそこに回転可能に配置若しくは取り付けられ、スクリューコンベア及びスクリューコンベアハウジングが共通のスクリューコンベア長手方向軸の周りに延びるかの少なくともいずれかであることが好ましい。
投入装置は、スクリューコンベアとスクリューコンベアハウジングを備えたスクリューコンベアとして設計されてもよい。スクリューコンベアは、基本的にねじ山の形でスクリューコンベアの長手方向の軸から横方向に離れて延びる平板又はゴムローブ若しくは翼の少なくとも一つの形で、1つ又は複数の螺旋状に巻かれたフライトの周りに巻かれたシャフトとして構成されてもよい。スクリューコンベアは、剛性の高いスクリューコンベアの形であることが望ましいが、コンベアのネジ山を、柔軟な、特に曲げ可能なねじ山として設計することも考えられる。ねじ山は、例えば溶接などでシャフトにしっかりと接続されるか、又はシャフトと一体的に製造若しくは加工されている。搬送スクリューは、搬送スクリューの長手方向の軸に沿って搬送スクリューの対向する端部間に延びる連続した連続したスクリューネジからなることが好ましい。これにより、特に搬送スクリューの長手方向の軸に沿って、粉末洗剤を搬送できる。スクリューコンベア、特にスクリューネジは、例えば丸鋼などの固体材料から回転させたり、鋳造部品や射出成形部品として製造したりできる。スクリューコンベア又はスクリューコンベアハウジングの少なくとも一方は基本的に円筒形をしている。
投入装置の設計により、粉末洗剤は第1の容器から投入装置に供給され、スクリューコンベアのハウジング内のスクリューコンベアによってスクリューコンベアの長手方向軸に沿って搬送される。スクリューコンベアの回転ごとに、特定量の粉体を搬送できるので、粉体洗剤の投入量は、(部分的な)回転数によって決定できる。これにより、粉末洗剤の投入が正確かつ簡単に行える。この投入は、例えば制御装置や調整装置によって自動的に制御されるか、又は手動で行われる。
スクリューコンベアハウジングは、入口開口部を有する入口と、出口開口部を有する出口とを有することが好ましい。入口と出口は、スクリューコンベアの長手方向に見て、スクリューコンベアハウジングの反対側に配置されることが好ましい。
粉末洗剤は、第1の容器から入口開口部を介してスクリューコンベアハウジングの内部に供給され、スクリューコンベアの1つ又は複数の螺旋状に巻かれたフライトによって受け取られてもよい。洗剤投入装置は、第1の容器又はその内容物を振盪運動できる振盪装置を備えてもよい。これにより、特に、粉末洗剤がそれ自体では滑り落ちず、例えば重力によってスクリューコンベアのハウジングの内部に導かれることになっている場合には、粉末洗剤を第1の容器から入口開口部を介してスクリューコンベアのハウジングの内部にほぼ完全に導くことができる。ジョギング装置は、第1の受容領域に、又はそれに対応して配置できることが好ましい。
スクリューコンベアの回転の結果、粉末洗剤は、スクリューコンベアハウジングの内部に入った後、スクリューコンベアによって基本的にスクリューコンベアの長手方向軸に沿って搬送され、出口の開口部から出る。出口が、搬送スクリューの長手方向軸に対して横方向に見て入口の反対側に配置されているという事実により、粉末洗剤は入口に到達したときに、搬送スクリューハウジングから出る。
スクリューコンベアは、スクリューフランク径、すなわちスクリューコンベアの長手方向に直角な、約20~40mmの外径を有ることが好ましい。特にスクリューフランクの直径は約25mmが好ましい。このようなスクリューフランクの直径の寸法は、粉末洗剤の搬送又は投入に有利である。特に水分は、粉末洗剤が(部分的に)固まったり、くっついたりした場合に、粉末洗剤の特性を大きく変える可能性がある。前述したスクリューフランクの直径の寸法は、水分が入った場合でも粉末洗剤の正しい搬送及び投入を保証する。
スクリューコンベアの長さは約60mmから120mmの範囲が好ましい。特にスクリューコンベアの長さは約90mmから110mmの間が好ましく、約106mmがさらに好ましい。搬送スクリューの長さをこのように設定することで粉末洗剤の搬送に有利となる。搬送用スクリューの長さが短くなると、1つ以上の螺旋状に巻かれたフライトで粉末洗剤のブリッジが発生し、入口開口部が塞がれて、入口開口部から粉末洗剤を導入できなくなることがある。ブリッジは、特に粉末洗剤が重力によって入口開口部からスクリューコンベアハウジング内に供給される場合に発生する可能性がある。
スクリューコンベアの長さとスクリューフランクの直径を前述のような値の範囲で寸法設定すると、スクリューコンベアの1回転あたり約5~10g(例えば約8.8g)の範囲で粉末洗剤の供給速度が可能になる。このように回転数(又は長手方向の軸を中心とした回転角度)によって、望んだ量の粉末洗剤をスクリューコンベアのハウジングの出口から送り出すことができる。これにより、粉末洗剤を正確に投入できる。
入口の開口部は本質的に楕円形で長手方向に伸びることが好ましいが、他の形状の入口開口部も考えられる。入口開口部は、スクリューコンベア長手軸方向に約20mm~60mm(例えば、約47mm)の範囲の長さ、又は、スクリューコンベア長手軸に対して横方向に約10mm~40mm(例えば、約29mm)の範囲の少なくともいずれかの長さ、特にスクリューコンベア長手軸に対して垂直に見た場合の長さを有する。出口開口部は本質的に長方形で、長手方向の軸方向に延びることが好ましいが、他の形状の出口開口部も考えられる。出口開口部は、スクリューコンベアの長手軸方向に見て約20mm~50mm(例えば、約30mm)の範囲の長さ、又は、長手軸に対して横方向、特にスクリューコンベアの長手軸に対して垂直方向に見て約5mm~20mm(例えば、約10mm)の範囲の少なくともいずれかの長さをする。入口開口部及び出口開口部のこれらの寸法は、スクリューコンベアのハウジングへの粉末洗剤の特に良好な導入及び実行を可能にする。
スクリューコンベアのハウジングが、スクリューコンベアの長手方向の軸に沿って第1の端部と反対側の第2の端部との間に延び、出口は第1の端部に隣接又は近接して配置され、入口は第2の端部に隣接又は近接して配置されることが好ましい。
入口と出口は長手方向に互いに間隔を置いて配置されることが好ましい。入口がスクリューコンベアハウジングの第2の端部に隣接又は近接して配置され、出口がスクリューコンベアハウジングの第1の端部に隣接又は近接して配置されていることにより、粉末洗剤は、入口の開口部からスクリューコンベアハウジングの内部に入った後、1つ又は複数の螺旋状フライトによって受け取られ、スクリューコンベアの回転によってスクリューコンベアハウジングの第2の端部に搬送され、出口の開口部から出る。このように、回転数(又は長手方向の軸を中心とした回転角度)に基づいて投入量を調整(又は制御、調節)できるように、1回転あたり所定の又は予め決められた量の粉末洗剤を搬送できる。
スクリューコンベアハウジングの第1の端部は好ましくは開いており、スクリューコンベアハウジングの第2の端部は好ましくは閉じている。従って、スクリューコンベアは、第1の端部を介してスクリューコンベアハウジングに完全に挿入できる。第2の端部は、第2の端部から離れて延びる挿入要素又は除去要素を備えていてもよい。挿入要素又は除去要素は、ほぼ親指の大きさの表面を構成するタブとして構成されてもよい。特に、挿入要素又は除去要素は、約3~4cmの長さ及び/又は約2~3cmの幅のいずれかで構成されていてもよい。反対側の面では、挿入要素又は除去要素は、ハプティック波形構造を構成してもよい。波形構造は、柔らかいゴム製の材料で作られていることが好ましいが、挿入要素又は除去要素と同じ材料でできていてもよい。
挿入要素により、投入装置は、投入装置レセプタクルに保持すること又は具体的に挿入することの少なくとも一方ができる。さらに、挿入要素は、特に第1の容器が空になって交換する必要がある場合に、投入装置を再び簡単に取り出すためにも使用できる。
入口は、少なくとも部分的に入口開口部を取り囲み、スクリューコンベアハウジングから(好ましくは本質的に半径方向に)延びる周壁を有するフランジを備え、フランジは、投入装置を第1の容器に接続するため、及び/又は投入装置を投入装置受入領域に挿入するために構成されることが好ましい。
スクリューコンベアハウジングの入口の周壁は、第1の容器、特に第1の容器の出口と係合するように設計されている。これにより、第1の容器からの粉末洗剤を、特に信頼性の高い方法でスクリューコンベアハウジングに導入できる。周壁は、スクリューコンベアハウジングと一体的に製造でき、また、スクリューコンベアハウジングに接続することができる鋳造部品又は射出成形部品として製造できる。
周壁は、スクリューコンベアハウジングの入口開口部の縁から、本質的に0°又は180°とは異なる角度で、特に横方向に延びていてもよい。したがって、入口開口部と同様に、周壁は本質的に楕円形であり、スクリューコンベアの長手方向の軸と同じ方向に延びることができるが、周壁の他の形状も考えられる。特に、周壁は入口開口部と基本的に同じ形状を有する。周壁は、約100mm~130mmの範囲(例えば、約122mmの範囲)の周縁部を有してもよい。周壁は、第1の周壁中央長手方向軸に沿って延在してもよく、この長手方向軸は、約30mm~60mm(例えば、約47mm)の範囲の長さを有してもよい。さらに、周壁は、第1の周壁中央長手方向軸に対して垂直に配向された第2の周壁中央長手方向軸に沿って延在するか、又は、約20mm~40mm(例えば、約29mm)の範囲の長さを有するかの少なくともどちらかであってもよい。他の長さも考えられる。第1の周壁中央長手方向軸の長さは、第2の周壁中央長手方向軸の長さよりも大きいことが好ましい。第1及び第2の周壁中心長手方向軸の既述の長さは、粉末洗浄洗剤をスクリューコンベアハウジングに導入するため、又は、投入装置を第1の容器に接続するための少なくともどちらかでは特に好ましい。
周壁は第1のアバットメント面と対向する第2のアバットメント面で構成され、第1及び第2のアバットメント面が互いに平行に配置されることが好ましい。
第1及び第2のアバットメント面は、第2の周壁中央長手方向軸の反対側に配置されてもよい。これらのアバットメント面は、投入装置受容領域への投入装置の挿入を特に容易にする。特に、投入装置受取領域への挿入時に、アバットメント面は、第1受取領域の横方向ガイド部材に沿ってスライドすることができ、投入装置受取領域に受け取られた後に横方向ガイド部材に接触することができる。第1のアバットメント面及び第2のアバットメント面は、本質的に放物線状の断面積を有していてもよい。2つのアバットメント面及び横方向のガイド部材の構成、及び第1の容器が第1の受取領域に挿入されるときのそれらの相互作用により、第1の容器を第1の受取領域によって正しい位置で受け取ることができ、その結果、粉末洗剤を正しい用量で投入装置の出口から送り出すことができる。
スクリューコンベアの駆動端から長手方向にカップリング装置が延び、このカップリング装置が作動装置又は駆動装置の少なくとも一方とカップリング的に相互作用し、特に係合するように設計されることが好ましい。
カップリング装置は、基本的に円筒形の空洞として、又は、投入装置受入れ領域への投入装置の挿入及び受入れの後に投入装置受入れ領域内のカップリング要素が、(好ましくは本質的に円筒形の)空洞に同時に受入れられるように受入れの少なくとも一方として構成されてもよい。(円筒形の)空洞の内壁は、カップリング要素の外壁の外周プロファイルと係合可能な内周プロファイルを有することが好ましい。例えば、カップリング要素の外側プロファイルは、円筒形キャビティの内側プロファイルの少なくとも1つの材料凹部と係合又は相互作用することができる少なくとも1つの材料隆起を有してもよい。カップリング要素は、円筒形キャビティへのカップリング要素の挿入により、投入装置の駆動、ひいてはスクリューコンベアの回転を可能にするような駆動軸として構成されてもよい。回転速度の伝達比が調整可能又は可変であることが好ましい。これにより、搬送用スクリューハウジングを介して搬送される粉末洗剤の速度を変化させ、結果として粉末洗剤の投入量を変化させることができる。
スクリューコンベアのハウジングは、複数のリブを有する外壁を備えることが好ましく、リブが第1の端部と第2の端部との間で少なくとも部分的には基本的に軸方向に延びるか又は、リブが外壁から基本的に半径方向に延びるかの少なくともいずれかであることが好ましい。
リブは、第1の端部と第2の端部との間に長手方向のリブとして形成されるか、又は、規則的若しくは対称的な間隔で外壁を囲むように周辺に形成されるかの少なくとも一方であることが好ましい。リブは、リブの各々がスクリューコンベアハウジングのスクリューコンベア長手方向軸に基本的に平行な直線状に延びる外縁を有するか、又はスクリューコンベアハウジングの外壁から基本的に一定の距離を有するかの少なくともどちらかになるように外壁から離れて延びていてもよいが、リブは、例えば、スクリューコンベアハウジングの第1の端部に隣接する円錐形の領域を構成できることが好ましい。この円錐形の領域では、リブの外縁は、スクリューコンベアハウジングの第1の端部に向かって先細りになっている。
さらに2つのリブが、外壁の周方向において対向する側で出口開口部を制限することが好ましい。すなわち、2つのリブは、出口開口部に隣接又は近接して配置され、出口開口部の縁から離れて延びる。2つのさらなるリブが、外壁の軸方向の反対側で出口開口部を制限して設けられることが好ましい。これらのさらなるリブは、外周方向の反対側の出口開口部を制限する2つのリブの間に延在し、出口開口部に隣接又は近接して配置され、そのエッジから離れて延在している。このように、出口開口部は、四方をリブで囲まれていてもよい。
出口、特に出口開口部に設けられたリブは漏出した粉末洗剤が粉末洗剤注入装置のハウジングに接触するのを有利に防止する。粉末が装置のハウジングに接触するのを防ぐことで、ハウジングの洗浄頻度が少なくて済む。さらに、粉体によるハウジングの汚染が防止されるか、又はハウジングで分配されないかの少なくとも一方が起きるため、洗浄に使用することができない。しかしながら、リブは、特に投入装置が第1の受容領域の投入装置受容領域に挿入されていないときに、投入装置のスタンドとしてさらに機能しうる。これにより、第1の容器を投入装置に容易に接続することができ、その後、第1の容器に粉末洗剤を容易に充填することができる。
第1の受取領域は、後壁と0°又は180°とは異なる角度、特に後壁に対して基本的に横向きに配された2つの間隔をあけた側壁と0°又は180°とは異なる角度、特に側壁に対して本質的に横向きに配された上側制限及び下側制限と、第1の受取領域が側壁又は上側制限と下側制限との間の少なくとも一方に形成されるように、後壁の反対側の開放された前側とを備えることが好ましい。第1の受入れエリアは第1の容器を受入れるための容器受入れエリアを備えることが好ましく、容器受入れエリアは投入装置受入れエリアの上方に配置されることが好ましい。
したがって、容器受取領域は上端に隣接していてもよく、及び/又は投入装置受取領域は、下端に隣接していてもよい。このように前面が開いていることで、後壁に対して基本的に垂直な動きによって、投入装置とともに第1の容器を第1の受容領域に挿入することができ、第1の容器が容器受容領域に受容され、投入装置が投入装置受容領域に受容されるようになっている。第1容器は、第1受入領域に挿入された状態で、第1容器が下端に対して投入装置の上方に配置され、又は投入装置よりも下端から間隔を空けて配置されるように投入装置に接続されるかの少なくともいずれかであることが好ましい。これにより、例えば、重力によって粉末を第1の容器から投入装置に誘導することができる。
第1のガイド部材及び第2のガイド部材が容器受取領域と投入装置受取領域との間に配置されていることが好ましく、ガイド部材が基本的に開放された前部から後壁まで延びているか、又は、ガイド部材が側壁から離れて延びているかの少なくともどちらかとなっている。
ガイド要素は前壁から後壁まで実質的に連続している。これにより、第1の容器と投入装置を相互に連結した状態で第1の受容領域に特に簡単に挿入することができ、第1の容器はガイド要素の上に配置されるか、又は受容されるかの少なくともどちらかであり、投入装置はガイド要素の下に配置及び受容される。第1の容器及び投入装置の適切な挿入のために、第1及び第2の軸受面がガイド部材に沿って基本的にスライドするように、周壁をガイド部材の間に挿入してもよい。すなわち、投入デバイスが投入デバイスレセプタクルに完全に受け入れられるまで、第1支持面は第1ガイド部材に沿ってスライドし、第2支持面は第2ガイド部材に沿ってスライドする。第1の受容部の投入装置受容領域に挿入された状態では、その後、投入装置の周壁の横方向の接触面が2つのガイド部材に対して静止する。これにより、第1の容器又は投入装置の少なくとも一方を受け取り、それらを第1の受容領域に安定して配置することが特に容易になる。
ガイド部材が上端又は下端の少なくとも一方に平行な平面内で本質的に配向されることが好ましく、ガイド部材が容器受取領域に向かって平面の外側で前側に向かって傾斜していることが好ましい。
その結果、ガイド要素はそれぞれ、開いた前面に隣接又は近接して、投入装置の正しい挿入を支援する挿入スロープを構成する。特に、挿入時には、スクリューコンベアハウジングの外壁に配置された2つのリブがガイド要素の下面に沿って基本的にスライドし、2つの横方向のアバットメント面が前記の通りガイド要素の間をスライドすることができる。第1の受容部の投入装置受容部に挿入された状態では、投入装置の周壁の横方向のアバットメント面と、リブのうちの2つとが、その後、2つのガイド要素に接している。特に、アバットメント面は、側壁から離れて延びるガイド部材のエッジに接してもよく、2つのリブは、下端に直面する2つのガイド部材の下面に接してもよい。
スクリューコンベア又はスクリューコンベアのハウジングを投入装置の受入れエリアに挿入すると、スクリューコンベアは、例えば、終了位置に到達するとすぐにカチッという音を立てる。このようにして、使用者はスクリューコンベアが正しく設置されたこと、又は(円筒状の)キャビティがカップリングエレメント又はドライブシャフトに正しく接続されたことを知ることができる。挿入面は、第1の容器を正しい位置に持ってくるのに役立ち、さらに、スクリューコンベアのクリックインを簡単にすることができる。
投入装置がクロージャ又はフラップ要素を備え、クロージャ又はフラップ要素が自動又は手動で開くように構成されることが好ましく、クロージャ又はフラップ要素が投入装置又は第1の容器の少なくとも一方を密閉するように構成されることが好ましい。
下端が、開放された前部から後部壁まで延びるねじハウジングのためのレセプタクルを有することが好ましい。
スクリューハウジングのレセプタクルは、2つの側壁に基本的に平行に向けられたレセプタクル長手方向軸を中心に、2つの側壁の間に延びていてもよい。レセプタクル出口開口部は、レセプタクル長手方向軸上に、特に後部後壁に隣接又は近接して配置されてもよく、レセプタクル出口開口部は、スクリューコンベアハウジング出口開口部と本質的に同じ形状及び寸法を有する。レセプタクルは、レセプタクルの長手方向軸に対して横方向の断面が基本的に凹形状である。すなわち、レセプタクルは、下端に本質的に凹状の部分として埋め込まれている。したがって、下端は、側壁の第1に隣接又は連続する第1の水平表面部分と、側壁の第2に隣接又は連続する第2の水平表面部分とを有する表面を有していてもよく、レセプタクルは、第1及び第2の表面部分の間に基本的に凹状の表面部分として配置されている。
ねじハウジングのための受容装置は、投入装置を投入装置受容部に特に確実かつ堅固に保持することを可能にする。投入装置を挿入して受け取った後、スクリューコンベアハウジングは、リブのうちの2つが第1及び第2の水平面部上にしっかりと静止した状態で、スクリューハウジング用のレセプタクル内にしっかりと横たわる。同時に、スクリューコンベアハウジングの出口開口部は、レセプタクルの出口開口部の上方に又は隣接又は連続して配置されている。したがって、粉末洗剤は、搬送スクリューハウジングから、搬送スクリューハウジングの出口開口部及び投入装置のレセプタクルのレセプタクル出口開口部を介して搬送することができ、粉末洗剤がハウジングと接触することなく、容器若しくはカップ、又は洗濯機の洗剤室に投入することができる。
駆動軸は後壁に又は後壁上に形成されており、駆動軸とレセプタクルは下端に対して横方向の平面内に延びていることが好ましい。
カップリングエレメント又はドライブシャフトが後壁の中又は上に配置されることが好ましい。レセプタクルの長手方向に横切る平面で見たときの、下端と結合要素又は駆動軸との間の距離は、スクリューコンベアの長手方向に横切る平面で見たときの、第1の円筒形キャビティとスクリューコンベアの周壁との間の距離に対応してもよい。前記の通り、投入装置をスクリューコンベアハウジングのレセプタクルに挿入することにより、結合要素又は駆動軸を、スクリューコンベアハウジングの(円筒形の)空洞に自動的に係合させることができる。このようにして、スクリューコンベアを駆動することができる。
容器受け部の1つ以上の側壁は、1つ以上の側壁から離れて延びる複数のリブを含んでいることが好ましい。
複数のリブが上側又は下側の少なくとも一方の制限に対して基本的に平行に延びることが好ましい。複数のリブが、開放された前面から後壁まで基本的に延びていることが好ましい。しかし、リブが上端若しくは下端に対して横方向に配置されていること、又は、リブが前側から後壁まで連続して延びていないことも考えられる。
複数のリブは、2つの側壁に対になって配置されているのが好ましい。すなわち、2つのリブはそれぞれ、側壁に直角な面、又は、上端若しくは下端の少なくとも一方に平行な面に延びている。このようにして、容器受取領域の側壁に、好ましくはガイド要素と上端との間に、多数の対のリブを配置することができる。一対のリブのリブが、それぞれ約40mmから50mmの間隔で配置されることが好ましく、一対のリブのリブが、それぞれ約50mmの間隔で配置されていることがさらに好ましい。また、リブの対のすべてのリブが互いに同じ距離を有しているわけではなく、互いに異なる距離、好ましくは約40mmから50mmの間の距離を有することも考えられる。
このリブにより、第1の受け皿に受け取られた第1の容器を最適に配置することができ、第1の容器の出口からスクリューコンベアハウジングの入口開口部を介して粉末洗剤の供給又は投入の少なくとも一方をすることができる。同時に、粉末洗剤が第1の容器内に残り、洗濯に使用されるのを防ぐことができる。このように、リブによって、形状の異なる複数の第1の容器を容易かつ安全に拾い上げることができ、それによって、粉体が排出口の方向に移動できるように特定の所望の形状にすることができる。それにより、第1の容器は固定され、特に倒れないように直立した位置で保持される。
本発明の別の態様によれば、粉末洗剤を受け入れて投入するための容器であって、粉末洗剤を受け入れるための内部空間を有するハウジングと、投入手段の入口に接続可能な内部空間と連通する出口とを備え、投入手段は、投入手段の作動により出口を介して粉末洗剤の投入量を送出するような出口を有する容器が提供される。容器が洗剤投入装置に挿入され、少なくとも部分的に受容されるように構成されていることが好ましい。
粉末洗剤を保持して投入するための容器又は投入装置の少なくとも一方が交換可能であり,使い捨ての物品として設計されているか、又は,粉末洗剤を保持して投入するための容器があらかじめ粉末洗剤が充填された状態で入手可能であるかの少なくとも一方であることが好ましい。容器は、粉末洗剤の工場で充填された状態で供給することができる。すなわち、容器がすでに粉末洗剤で充填された状態で消費者に供給されるように、工場で容器に粉末洗剤を充填することができる。
この容器は、第1の容器として、前記で説明した洗剤投入用の装置の第1の受容領域に挿入され、そこに少なくとも部分的に受容されるように設計することができる。したがって、第1の容器又は投入装置の少なくとも一方に関連して記載された装置の前記のすべての特徴は、粉末洗剤を受け入れて投入するための以下に記載された容器(以下、さらに第1の容器と称する)にも適用される。
第1の容器は、第1の容器が接続されることができる投入装置を有することができ、したがって、第1の容器と投入装置を用いて正しい量の粉末洗剤を分配し、したがって投入できるように接続することができる。しかし、第1の容器と投入装置が2つの別々の要素であることも考えられる。第1の容器が開口部を有する出口を有することにより、第1の容器に収容された粉末洗剤を第1の容器から出すこと、又は投入することができる。出口が投入装置の入口に接続可能であることにより、第1の容器から出た粉末洗剤を投入装置の入口から導入することができる。投入装置を作動させることにより、粉末洗剤を投入装置の第2の出口から出し、所定の又は予め決められた投入量で洗濯に使用することができる。
このように、説明した第1の容器では、投入装置を用いて粉末洗剤の正しい投入を行うことができる。投入装置は、作動装置又は駆動装置の少なくとも一方によって駆動することができる。しかし、投入装置を手動で駆動することも可能である。これにより、洗剤を正確かつ簡単な方法で投入することができる。
さらに、第1の容器は、第1の容器が接続可能な投入装置を有することができ、したがって、第1の容器及び投入装置を用いて、正しい量の粉末洗剤を分注及び投入できるように接続することができる。この目的のために、投入装置に接続された第1の容器は、第1の受取領域、特に、先に説明した洗剤を投入するための装置の容器受取領域及び投入装置受取領域に挿入して受け取ることもできる。しかし、第1の容器と投入装置が2つの別個の要素であり、それぞれが第1の受容領域、特に容器受容領域と投入装置受容領域に別々に挿入され、受容されることも考えられる。
このようにして、投入装置を用いて、第1の容器からの粉末洗剤の正しい投入を行うことができる。投入装置は、作動装置又は駆動装置の少なくとも一方によって駆動することができ、この作動装置又は駆動装置の少なくとも一方は、例えば、前記の装置の投入装置受容領域に配置される。しかし、投入装置を手動で駆動することも可能である。粉末洗剤は、第1の容器から、例えばカップなどの容器に充填することができ、これにより、洗濯機の洗剤室に適正な量の粉末洗剤を導入することができる。これにより、洗濯物を正しい用量の洗剤で洗うことができる。
投入装置は、スクリューコンベアとスクリューコンベアハウジングからなることが好ましく、スクリューコンベアは、その全長において、スクリューコンベアハウジングに挿入可能であり、スクリューコンベアとスクリューコンベアハウジングが共通のスクリューコンベア長手方向軸の周りに延びるように回転可能に配置されており、投入装置の入口は、スクリューコンベアハウジング内又はその位置に配置されていることが好ましい。
このように、投入装置の設計により、粉末洗剤を第1の容器から投入装置に供給し、スクリューコンベアハウジング内のスクリューコンベアによって、スクリューコンベアの長手方向の軸に沿って搬送することができる。スクリューコンベアが1回転するごとに、特定量の粉体が搬送されるので、粉体洗剤の投入量を回転数によって決定することができる。これにより、粉末洗剤の投入を正確かつ簡単に行うことができ、この投入は、例えば制御装置若しくは調整装置によって自動的に、又は操作者によって手動で行うことができる。
第1の容器は、スクリューコンベアとスクリューコンベアハウジングからなる投入装置に接続可能である。スクリューコンベア及びスクリューコンベアハウジングは、それによって、洗剤を投入するための装置の文脈で前記において説明したすべての特徴を有することができ、それによって、投入装置は、上記において説明したように、装置の第1の受取領域又は投入装置受取領域に受け取ることができる。
このプレートは、スタンドプレートとして設計され、スクリューコンベアのハウジング上に配置されることが好ましい。このスタンドプレートは、特に、粉末洗剤を収容する第1の容器が洗剤吐出装置の外側に配置されている場合に、第1の容器をより適切に配置するため、又は、第1の容器の転倒を防止するための少なくとも一方のために役立つ。このプレートは、スクリューコンベアハウジングにしっかりと接続されていてもよく、スクリューコンベアハウジングに接続可能であってもよい。したがって、粉末洗剤を受け取った後、プレートをスクリューコンベアハウジングから取り外して、第1の容器又は投入装置の少なくとも一方を洗剤投入装置の第1のレセプタクルで受け取ることができるようにしてもよい。さらに、スクリューコンベアハウジングが筐体からなり、筐体が、第1の容器がより適切に配置され、転倒から保護されるように、スタンディングプレートとして機能する少なくとも1つの平坦な表面を備えていることも考えられる。第1の容器の出口は、スクリューコンベアハウジングの入口にしっかりと接続されており、特にねじ止め又は接着の少なくとも一方がなされていることが好ましい。
第1の容器は、粉末洗剤を第1の容器からスクリューコンベアハウジングに導くことができるか、及び/又はそこから正しい量で排出できるように、スクリューコンベアハウジングに接続できる。第1の容器の出口は、スクリューコンベアハウジングの入口にしっかりと接続することができる(例えば、接着する)。このため、例えば、第1の容器の出口は、スクリュースクリューハウジングに配置されたフランジの周壁と同様の周壁を有していてもよい。特に、容器の出口の周壁は、フランジの周壁の断面形状と同様の断面形状を有していてもよいが、容器の出口の周壁の周縁部は、フランジの周壁の周縁部よりもわずかに大きいか、又はわずかに小さくなっている。このように、周壁は重なり合った状態にすることができ、及び/又は、互いにしっかりと接合する(例えば、接着又は溶接の少なくとも一方を行う)ことができる。
しかし、第1の容器の出口をスクリューコンベアハウジングの入口にボルトで固定することも考えられる。したがって、スクリューコンベアハウジングのフランジの周壁は、第1の駆動プロファイルを構成し、容器の出口の周壁は、第2の駆動プロファイルを構成することができる。第1の容器と投入装置は、2つの駆動プロファイルを介して、回転固定式に互いに積極的に接続することができる。例えば、スクリューコンベアハウジング上のフランジの周壁の外側輪郭は、駆動プロファイルを有することができ、容器出口の周壁の内側輪郭は、対応する駆動プロファイルを有することができるので、周壁は、特に、形に合わせて回転固定式に互いに接続することができる。第1の容器と投入装置との間の接続を可能にする任意の構造が、駆動プロファイルとして機能することができる。ドライブプロファイルは、対応する多角形、星型、スロット型などにすることができる。
スクリューコンベアのハウジングは、第1のコンテナに統合されることが好ましい。
スクリューコンベアハウジングを第1の容器に組み込むことにより、第1の容器とスクリューコンベアハウジングとを一体的に又はワンピースとして接続することができ、特に第1の容器と投入装置とを強固かつ非脱着的に接続することができる。特に、容器出口の周壁と、スクリューコンベアハウジング上のフランジの周壁とが互いに一体的に形成されていることが考えられる。
第1の容器は、少なくとも部分的にテーパ部分を有することが好ましく、第1の容器の周縁部は、テーパ部分で出口に向かって基本的に円錐形に先細りであることが好ましい。
第1の容器は、第1の容器に接続された状態で見たときに、スクリューコンベアハウジングの長手方向軸を通る平面上の断面を有していてもよく、テーパ部は、第1の側縁と第2の側縁とによって横方向に制限されている。「第1の容器に接続されている」とは、投入装置又はスクリューコンベアハウジングが、スクリューコンベア及び第1の容器に接続されていることを意味する。第1の側縁は、(接続された状態で見て)スクリューコンベアハウジングの長手方向の軸に対して、好ましくは90°未満の角度、より好ましくは約45°の角度で、基本的に横方向に延びていてもよい。第2の側方エッジは、搬送スクリューハウジングの長手方向の搬送スクリュー軸に対して、好ましくは約90°未満の角度で、特に好ましくは約45°の角度で、基本的に横方向に延びていてもよい。また、両方の側縁部が、スクリューコンベアハウジングのスクリューコンベア長手方向軸に対して、基本的に横方向に、好ましくは約90°未満の角度で、特に好ましくは約45°の角度で延びていることも考えられる。搬送スクリューハウジングの搬送スクリュー長手方向軸に対する側縁部のこのような配置(接続状態で見た場合)により、第1の容器から粉末洗剤を空けることが特に容易になる。
第2の側縁が第1の側縁と約45°の角度を形成することが好ましい。この設計により、第1の容器の外周は、出口に向かう先細りの部分で連続的に縮小される。これにより、第1の容器に収容された粉末洗剤の排出口からの排出と、その後のスクリューコンベアハウジングの入口への導入を特に効率的に行うことができる。
第1の容器が少なくとも部分的に第1の本質的に対称な部分を含み、第1の容器の周縁部が第1の本質的に対称な部分内で同じままであることが好ましく、第1の基本的に対称な部分がテーパ部排出口からテーパ部分より遠くに配置されることが好ましい。
第1の容器は、第1の容器との連結状態で見たときに、スクリューコンベアハウジングのスクリューコンベア長手方向軸を通る平面上の断面を有していてもよく、第1の本質的に対称なセクションは、本質的に互いに平行に、したがって本質的に横方向に、好ましくは約90°の角度で配向した第1の側縁及び第2の側縁によって横方向に限定される(連結状態で見たとき)。第1の基本的に対称なセクションの第1の側縁は、先細りセクションの第1の側縁と同一平面上であるか、又は、第1の基本的に対称なセクションの第2の側縁が先細りセクションの第2の側縁に対して横方向に向いているかの少なくともどちらかであってもよい。しかし、対称部の代わりに別の先細り部が形成されるように、第1本質的対称部の第2側縁が先細り部の第2側縁と同一平面上に延在することも考えられる。
対称部の第1側縁と第2側縁の間の距離が最大でも約140mmであるか、又は、2つの側縁の長さが最大でも約155mmかの少なくともどちらかであることが好ましい。特に好ましくは、対称部の第1側縁と第2側縁の間の距離が100mm超140mm未満であり、さらに好ましくは、対称部の第1側縁と第2側縁の間の距離が125mmである。これにより、第1容器に約1.35kgの粉末洗剤を収容することができる。さらに、第1の容器には、洗剤濃度が0.3kg/L(Lはリットルを表す)以上0.8kg/L以下、より好ましくは0.6kg/L以上0.8kg/L以下の粉末洗剤を入れることができる。約1.35kgの粉末洗剤を受け入れることができる第1の容器の設計により,約0.3kg/Lの洗剤密度を持つ洗剤を約4.5L受け入れることができる。さらに、洗剤濃度が約0.6kg/Lの洗剤を約2.25L、洗剤濃度が約0.8kg/Lの洗剤を約1.69L取り込むことができる。また、第1の側縁の長さが、第2の側縁の長さよりも長いことも考えられる。したがって、第1の側縁の長さが最大で約155mmか、又は、第2の側縁の長さが最大で約125mmであるかの少なくともどちらかであってもよい。
本実施形態では、第1の容器に収容された粉末洗剤を出口から特に効率的に排出し、その後、スクリューコンベアハウジングの入口に導入することができる。同時に、対称形のセクションは、粉末洗剤を第1の容器に受け入れるためのインレットの代替構成を可能にする。
第1の容器が、排出口に隣接又は近接する第2の本質的に対称な部分を有し、第1の容器の周縁部が第2の本質的に対称な部分内で同じままであり、排出口の周縁部又は排出口の開口部の少なくとも一方に基本的に対応していることが好ましい。
第1の容器は、第1の容器と接続された状態で見たときに、スクリューコンベアハウジングのスクリューコンベア長手方向軸を通る平面上の断面を有していてもよく、第2の本質的に対称なセクションは、本質的に互いに平行に、したがって基本的に横方向に、好ましくは約90°の角度で配向された第1の側縁及び第2の側縁によって横方向に限定される(接続された状態で見たとき)。第2の基本的に対称なセクションの第1の側縁は、テーパ部の第1の側縁及び第1の基本的に対称な部分の第1の側縁と同じ平面上であるか、又は、第2の本質的に対称な部分の第2の側縁がテーパ部の第2の側縁に対して横方向に配向され、第1の本質的に対称な部分の第2の側縁と平行であるかの少なくともどちらかであってもよい。
第2対称部の第1側縁と第2側縁の間の距離が約20mm~60mm(例えば、約50mm)の範囲内であるか、又は、2つの側縁のそれぞれの長さが約10mm~110mm(例えば、それぞれ約15mm若しくは90mm)の範囲内であるかの少なくともどちらかであることが好ましい。
好ましくは、第2の基本的に対称な部分が、さらに好ましくは、出口の直径又は出口の開口部の通路が、第2の対称な部分の第1の側縁と第2の側縁の間の距離に対応するように出口に接続される。
本実施形態では、第1の容器に収容された粉末洗剤を排出口から効率的に排出し、その後、スクリューコンベアハウジングの入口に導入することができる。
しかし、第1の容器が、テーパ部の代わりに別の基本的に対称な部分を有することも考えられる。この場合、3つのセクションの第1の側縁は平面内に延び、第2の側縁は平面内に延び、2つの平面が互いに基本的に平行であってもよい。
第1の容器が入口開口部を有することが好ましく、入口開口部が出口の基本的に反対側に位置するか、又は出口に出口開口部を有するかの少なくともどちらかであることが好ましい。
入口開口部が第1の本質的に対称的な部分に配置できることが好ましい。入口開口部が、第1の本質的に対称な部分の第1及び第2の側縁の間に延びる側縁に隣接又は近接して配置できることがより好ましい。入口開口部が第1容器の第2自由端に対向する第1容器の第1自由端に配置され、出口及び出口開口部が第2自由端に配置されることが好ましい。テーパ部は、入口又は入口開口部と、出口又は出口開口部との間に配置されてもよい。
入口開口部を介して粉末洗剤を第1の容器内に受け入れることができる。入口開口部が出口と反対側に配置されているため,出口及び出口開口部に向かって粉末洗剤を誘導し、第1の容器から投入装置に誘導することができる。これにより、粉末洗剤の適切な投入が可能になる。好ましくは、入口開口部を閉鎖要素によって、さらに好ましくは、ジッパー又はファスナーによって閉じることができる。
しかし、第1の容器が入口の開口部を持たず、投入装置に一体的に又は強固に接続されていることも考えられる。第1の容器と投入装置は、ユニットとして互いに一体的に接続され、粉末洗剤を充填することができる。
入口開口部は、第1の本質的に対称な部分の第1及び第2の側縁の間の第1の自由端に隣接するか、又はその近くに延びることが好ましい。入口開口部が閉鎖部材によって閉鎖可能であることが好ましい。したがって、第1の容器は有利に再利用可能であること、若しくは、粉末洗剤が完全に空になった後に再充填できることの少なくとも一方が可能であるか、又は、粉末洗剤の移送後に第1の容器を再密封することの少なくともいずれかができる。しかしながら、粉末洗剤を受け取った後に入口又は入口開口部が溶接されるため、第1の容器が再利用可能でなく、閉鎖要素を持たないことも考えられる。また、第1の容器が入口又は入口開口部を有しておらず、粉末洗剤が出口又は出口開口部を介して第1の容器に最初に受け入れられ、その後、出口が投入装置に接続されることも考えられる。特に、粉体洗浄用洗剤を受け取った後、出口は、接続要素、例えば、接着ストリップの形をした接着要素、又はクリップによって、投入装置の入口に接続されてもよい。この場合、1つの同じ開口部が、粉体洗浄用洗剤を第1の容器に受け入れることと、粉体洗浄用洗剤を第1の容器から取り出すことに役立つ。
したがって、粉末洗剤を入れた第1の容器は、投入装置に接続された状態で供給することができ、使い捨ての製品として設計されている。また、第1の容器に接続可能な投入装置が、再利用可能な物品として設計されることも考えられる。特に、投入装置と第1の容器が互いに一体的に形成されるか、又は接着若しくはねじ止めされている場合、投入装置は、使い捨て又は単一使用の物品として設計することができる。
クロージャ要素は、開閉が容易なジッパーとして設計することができる。しかし、ジッパーの代わりに、又はジッパーに加えて、第1の容器の第1の自由端にレールを配置することも考えられる。このレールは、第1コンテナを第1受取領域の上部領域に接続するために使用することができる。また、1つ若しくは複数の磁気ホルダー、1つ若しくは複数のベルクロファスナー、1つ若しくは複数のボタン、及び/又は1つ若しくは複数の接着剤ストリップ、又は他の種類のファスナーを使用して、第1の容器を受容領域の上部領域に接続することも考えられる。さらに、第1の容器が第1のスクリューエレメントを含み、第1の受容領域の上部領域が第2のスクリューエレメントを含み、第1の容器がスクリューエレメントを用いて受容領域の上部領域に接続可能であることも考えられる。
タブは、クロージャ要素に隣接又は近接して配置されてもよい。タブは、内側の開口部を有していてもよい。内側開口部は、第1の容器をある場所から別の場所に簡略化された方法で運搬又は保持することができるように、運搬用ハンドルとして構成されてもよい。しかしながら、内側開口部は、例えば、フックで留めるか、又はフックに引っ掛けられる役割を果たしてもよく、それによって、特に第1の容器を充填する際に、さらなる安定性を提供することができる。クロージャ要素、好ましくはジッパーが洗剤を投入するための装置の第1の受容領域の溝に挿入されるように構成されることが好ましい。
クロージャ要素又はジッパーは、溝に(少なくとも部分的に)挿入されるように構成されていてもよい。クロージャ要素又はジッパーが第1の受取領域、特に、下端に面した上端の内側に配置された溝に挿入されるように構成されることが好ましい。溝は、投入装置受容領域の駆動軸と本質的に同一平面上に延びていてもよく、装置に挿入されたときのスクリューコンベアハウジングのスクリューコンベア長手方向軸と同一平面上に延びていてもよい。溝が少なくとも部分的に上端内に延びていることが好ましい。溝が開放された前面に隣接する又はその近傍の領域から、後壁に隣接する又はその近傍の領域まで延びていることがさらに好ましい。これにより、第1の容器又は投入装置の少なくとも一方を洗剤投入装置の第1の受容領域に容易に挿入することができ、投入装置が下端において受容手段によって受容され、投入装置の円筒形の空洞が駆動装置の駆動軸と係合することができる。同時に、クロージャ要素又はジッパーを溝に挿入することができ、横方向のリブに加えて、第1の容器に追加の支持を提供することができる。
第1の容器は、様々な材料で形成されてもよく、例えば、粉末洗剤などの粉末材料を保持するために、紙、プラスチック、その他の柔軟な材料で構成されてもよい。さらに、第1の容器は、袋又はポーチとして形成されていてもよい。しかし、第1の容器が非可撓性の材料で形成され、そのために寸法的に安定していることも考えられ、例えば、アルミニウムなどの金属又はプラスチックで構成されてもよい。また、例えば、第1の容器は、テトラパックのような段ボール箱として形成されていてもよい。特に、第1の容器が非可撓性材料で形成されている場合、閉じた側壁と、側壁から離れて延びる複数のリブとを有する代わりに、第2の受け部は、受け部長手方向軸の反対側に配置された2つの開放側を有してもよい。
第1の容器は、約1.25dm~2.5dmの容量を持つことができる。この容量により、最大3kgの粉末洗剤を収容することができ、1kgの粉末洗剤は約1.25dmの容量に相当する。このように、1.25dm~2.5dmの容量があることで、粉末洗剤の充填及び/又は別容器に移すことが容易になる。
洗剤を投入するための装置のハウジングが、少なくとも1つの第2の受容領域を備え、少なくとも1つの第2の受容領域が、液体洗剤用の第2の容器を受容するように構成されていることが好ましい。
第1の受け部が第2の受け部に接続可能であるか、又は第1の受け部が第2の受け部に接続されていることが好ましい。また、第1受け部と第2受け部とが一体的に接続されていることも考えられる。このように、洗剤剤投入装置は、粉末洗浄用洗剤のための少なくとも1つの第1の容器と、少なくとも1つの第2の容器とで構成することができるので、粉末洗浄用洗剤又は液体洗浄用洗剤の少なくとも一方を投入するために装置を構成することができる。これにより、粉末洗剤と液体洗剤の切り替えを特に簡単に行うことができる。さらに、複数の第1の容器及び複数の第2の容器を設けることができるということは、例えば、マイルドな洗剤、通常の洗剤、柔軟剤、ウール用洗剤、黒い衣類用の洗剤、衛生用洗剤、カラー用洗剤など、異なる洗剤を簡単な方法で使用するということでもある。
後述するスケールのデータが、接続されたすべての記録領域(投入装置)に送信されることが考えられる。これは、装置の使用者がどの「開始ボタン」/作動ボタン(異なる方法で保存可能)を押したかに応じて行われ、それによってそれぞれの投入装置(異なる洗剤)が動き出す。
粉末洗剤用の保持エリア、粉末ファイン洗剤用の保持エリア、液体ウール洗剤用の保持エリアなど、いくつかの保持エリアを互いに組み合わせることができるように、様々な保持エリアをモジュール設計することができる。
異なる記録領域の相互の結合は、例えば、WLAN、Bluetooth、又はケーブルなどを介して行うことができる。Bluetooth又はWLANを介した接続は、2つの記録領域が隣接又は近接又は隣接する場合、デバイスによって自動的に実行され得る。録画エリアは、互いに接続されると、接続された/接続されたデバイスと互いに通信できるように構成されてもよい。この結合により、デバイス(複数の記録領域であってもよい)から秤又はスマートフォン若しくはタブレット若しくはコンピュータの少なくとも一つへの接続が一か所のみで済むようになるはずである。すなわち、各記録エリアをWLAN又はBluetooth経由でスマートフォンに接続する必要はなく、デバイス全体に接続するだけでよい。これにより、セットアップ時間を短縮できる。また、使用者が手動で接続しなくても、秤が自動的にWLAN又はBluetoothでデバイスに接続することも可能である。
また、第1の受信領域と第2の受信領域は互いに接続可能であってもよい。すなわち、受信エリアが互いに接続され、再び互いに切断され得るように設けられていてもよい。このように、複数の第1の受取領域又は複数の第2の受取領域の少なくとも一方が相互に接続可能であるという特に簡単な方法で、洗剤を投入するための装置を拡大又は縮小できる。これは、例えば、受け皿の外壁、例えば、横方向の外壁に配置されたクリック機構によって行うことができる。このようにして、使用したい洗剤の数に応じて、複数の受け皿を相互に接続したり、組み合わせたりすることができる。
第2の受け皿が後壁と0°又は180°とは異なる角度、特に後壁に対して基本的に横方向に向いた2つの間隔のある側壁と、0°又は180°とは異なる角度、特に側壁に対して横方向に向いた下端部と、下端部の反対側にある開放された上部とを有し、第2の容器を受けるための第2の受け皿が側壁の間に形成されていることが好ましい。
第2の受け皿は、開放された上面で構成されていてもよい。すなわち、上面が完全に開いていてもよい。これにより、第2の容器を下端に対して本質的に垂直な動きで第2の受け皿に挿入することができ、第2の容器を第2の受け皿で受け止めることができる。しかし、第2の受容領域が上端を有し、その中に、第2の容器が下端に対して基本的に垂直な動きによって第2の受容領域に挿入される貫通孔又は開口部が配置されることも考えられる。
第2の受入れ領域は、後壁に対向する前側を有することができ、この前側は、例えば、ガラス若しくはプラスチック製の窓要素、又は、フラップ若しくは閉鎖フラップで構成できることが好ましい。これにより、前側を通して第2の容器の充填レベルを容易に制御することができる。しかしながら、前側が、後側の壁と同様に、閉じられていて開口部を持たない前側の壁として形成されることも考えられる。第1の受入れ領域の開いた前側は、好ましくは第2の受入れ領域の閉鎖フラップに類似した方法で、フラップ又は閉鎖キャップによって閉鎖することもできる。このようにして、閉鎖フラップを閉じることによって、第1の容器が挿入されて受け取られた後に、第1の受容領域を埃や汚れから保護することができる。
少なくとも1つの第2の受容領域は、液体洗剤を投入するためのリフティングシステムを受容するように設計されていることが好ましい。
リフティングシステムにより、液体洗剤用の第2の容器に、例えばポンプ機構を用いて圧力をかけることができ、液体洗剤を正しく投入することができる。しかし、回転機構やその他の機構を用いて第2の容器に圧力をかけることも可能であり、これにより、液体洗剤を正確に、特に簡単に投入することができる。第2の受け皿は、第2の容器に加えて昇降装置も受けられるように設計されている。
リフティングシステムは、第2コンテナに接続されているか、接続可能であることが好ましい。
リフティングシステムは、第2コンテナにしっかりと接続することができる。すなわち、リフティングシステムは、第2の容器と一体化され、このように一体化された状態で提供又は供給されることができる。しかし、リフティングシステムと第2の容器が2つの別個の要素であり、第2の容器から洗剤の投入を行うことができるように、互いに組み合わせたり接続したりすることも考えられる。例えば、リフティングシステムは、第2の容器の開口部(例えば、第2の容器の入口若しくは出口)に接続されるか、又は接続可能であってもよい。第2の容器と同様に、リフティングシステムは交換可能であり、使い捨て又は単回使用の物品であってもよい。
リフティングシステムは、第2の容器の出口に接続されているか、接続可能であることが好ましい。したがって、リフティングシステムを作動させることで、洗剤を第2の容器からポンプで送り出し、正確に投入することができる。リフティングシステムは,容器やカップ,あるいは市販の洗濯機の洗剤室に,例えばホースシステムを介して接続される。したがって、正確に投入された洗剤は、容器若しくはカップに、又は市販の洗濯機の洗剤室に直接充填することができる。
容器若しくはカップ又は洗剤室は、重力方向において第2の容器に接続可能又は接続されたリフティングシステムの下に配置される。リフティングシステムは、重力方向において、容器若しくはカップ又は洗剤室と第2の容器との間に配置されていることが好ましい。このように、洗剤を第2の容器からリフティングシステムの方向に重力によって容易に誘導し、第2の容器から容器若しくはカップ又は洗剤室にポンプで送り込むことができるので、特に簡単な方法で洗剤を容器若しくはカップ又は洗剤室に誘導することができる。
昇降装置はピストンと回転板を有することが好ましい。
リフティングシステムは、ピストンポンプによって液体洗剤を投入することが可能と考えられる。したがって、リフティングシステムは、モーターによって駆動され、ピストンに圧力をかけることができる回転板を備えることができる。ピストンは、ピストンが回転板によって偏向又は移動されるように、第2の容器に接続可能であるか、又は接続されてもよい。モーターが回転板を駆動して回転運動させることができるように、回転板は重力方向においてピストンの上方に配置されることが好ましい。この回転運動により、ピストンは並進運動をする。これにより、ピストンを重力方向下向きに第2の容器に向けて押し下げることができ、洗剤を第2の容器から汲み上げて正しく投入することができる。このように、ピストンを偏向又は移動させることで、液体洗剤を第2の容器から容易に汲み上げ、適切に投入することができる。また、モーターの1回転で複数回のストローク動作を行うことができる。すなわち、モーターの1回転は、回転板とピストンの回転運動と並進運動を合わせた複数の運動になる。
回転板が軸に取り付けられ、その中心が軸の外側にある偏心体又は制御ディスクとして設計されることが好ましい。ピストンが重力方向において偏心器の下に配置され、シャフト軸の外側、好ましくは重力方向の上又は下に配置されることが好ましい。このようにして、偏心器の回転運動を、ピストンの並進運動又はピストンのストロークに有利に変換することができる。
第2の受け皿がリフティングシステム受け皿を有することが好ましい。
ストロークシステム受容部は、モーター若しくは回転板の少なくとも一方、又はピストンの少なくともいずれかを収容するように設計されている。モーター若しくは回転板の少なくとも一方又はピストンの少なくともいずれかが、リフティングシステム受容領域にしっかりと接続されていることが考えられる。これらは、例えば、第2受容部の後壁又はその側壁の少なくとも一方に配置することができる。次いで、回転板又はピストンの少なくとも一方がリフティングシステム受け部内の第2の容器に作用するか、又は第2の容器と相互作用することができるように、第2の容器を第2の受け部に挿入及び挿入することができる。このように、回転板及びピストンによって、洗剤を第2の容器から汲み上げ、第2の容器にしっかりと接続して正しく投入することができ、第2の容器とともに交換可能である。このように、モーター若しくは回転板の少なくとも一方、又はピストンの少なくともいずれかを、第2の容器とともにリフティングシステムの受け皿に挿入することで、第2の容器から洗剤を汲み上げて投入することが可能となる。
リフティングシステムが約5mlの液体洗剤の充填量を約0.4秒で吐出するように設計されていることが好ましい。リフティングシステムが2.5Hzの周波数で動作するようになっていることが特に好ましい。すなわち、1秒間に約2.5回の充填がリフティングシステムで投入される。洗剤メーカー若しくは洗剤の種類、水の硬度、洗濯機のドラムの負荷若しくはドラムの大きさ、又は洗濯物の汚れの程度に応じて、20mlから340ml(1ストロークあたり0.4秒)の量がリフティングシステムによって投入される。これには約4~68回のストロークが必要で、これらのストロークが約1.6~約27.2秒の時間内に行われる。
ストロークシステムが約0.8秒で約10mlの液体洗剤を吐出するように設計されていることがさらに好ましい。そのためには、約1.6~約27.2秒の間に約2~32回のストロークが必要となる。
リフティングシステムがセンサーを備えることが好ましい。
また、センサーは、昇降装置受け部にしっかりと接続されていてもよい。このセンサーにより、第2容器が第2ピックアップエリアに挿入されたときに、第2容器内の液体洗剤のレベルを判断することができる。センサーは、後述するモバイルアプリなどのアプリケーションソフトウェアと接続され、液体洗剤のレベルに基づいて新しい液体洗剤をインターネット上で自動的に注文することができるようになっていてもよい。
また、液体洗剤の充填レベルは、例えば、未開封の(洗剤が入っている)市販の洗剤容器の体積又は重量に相当する、洗剤の初期体積又は重量を用いて決定されることも考えられる。未開封の(洗剤が入っている)市販の洗剤容器の体積又は重量のデータは、例えば、データベース又はアプリに格納され、そこから取得されてもよい。デバイスは、洗剤容器(洗剤が入っている)の初期の体積又は重量、及び投入回数に基づいて、洗剤の消費量を決定又は計算することができるプロセッサを含んでいてもよい。これらの決定又は計算された値に基づいて、システムによって洗剤を自動的に再注文することができる。この目的のために、システムは、洗濯頻度が記憶されているメモリユニットを有することができる。これにより、配送時間を考慮した注文が可能になる。このようにして、使用者は洗剤の残量を気にする必要がなくなる。使用者が特別な注文をしなくても、スーパーで洗剤を買わなくても自動的に配達される。
リフティングシステムが洗剤を投入するための投入量設定を有しており、この投入量は、洗濯物の決定された重量に依存することが好ましい。
つまり、第2の容器から投入される洗剤の量は、洗濯物の重さに依存するようにすることができる。洗濯物の重量は、例えば、後述するように、秤を用いて決定することができる。例えば、体重計は、重量が装置の一部である制御ユニットに伝達され、制御ユニットがこの伝達された重量に基づいて第2の容器からの洗剤の投入を制御するように、洗剤投入のための装置に結合されてもよい。
複数のクランプ要素が、第2の受入れ領域の側壁に隣接又は近接して配置され、これらのクランプ要素が後壁に対向する前側と第2の受入れ領域の後壁との間に少なくとも部分的に延びていることが好ましい。クランプ要素がクランプとして設計されていることが好ましい。それぞれの場合において、2つのクランプは、互いに対向して、第2の受入れ領域の下端に平行な平面に配置することができる。
少なくとも2つのクランプ要素、好ましくは3つのクランプ要素が、第2の受入れエリアの2つの側壁の一方に隣接又は近接して配置され、少なくとも2つのクランプ要素、好ましくは3つのクランプ要素が、第2の受入れエリアの2つの側壁の他方に隣接又は近接して配置されることが特に好ましい。すなわち、第2の受け部が最大6つのクランプ要素で構成され、6つのクランプ要素のうちの2つが第2の受け部の下端に平行な平面内で一対のクランプ要素として互いに対向して配置されていることが好ましい。第2の受容領域が最大3つのクランプ要素の対で構成されることが好ましい。しかし、第2の受け部が、2つの側壁に隣接又は近接して3つ以上のクランプ要素を有し、第2の受け部が6つ以上のクランプ要素を有し、これによりは3つ以上のクランプ要素の対を有するようにすることも考えられる。
クランプ要素又はクランプ要素の対は、第2の容器の内部又は第2の容器の内部から液体洗剤の投入を可能にする。クランプ要素又はクランプ要素の対は、希望する、又は正しい液体洗剤の投入量を第2の容器内にクランプすることを可能にする。これは、高価な蠕動ポンプや流量センサーなどを必要としないという点で有利である。また、第2のレセプタクル領域が4つのクランプ要素と、それに対応する2つのクランプ要素のペアを有することも考えられる。
ここで、以下の第2の容器及び液体洗剤の投入に関連して説明するように、類似の方法で、第1の容器内の粉末洗剤の投入は、複数のクランプ要素又は一対のクランプ要素を用いて行うことができることに留意すべきである。すなわち、第1の容器内の粉末洗剤の投入は、スクリューコンベア及びスクリューコンベアハウジングによって行われなくてもよいが、粉末洗剤を投入するための第1の受入れ領域の側壁に隣接又は近接して、クランプ要素又はクランプが設けられてもよく、それによって、粉末洗剤が正しく投入され得るのである。
第2の容器を開放された上部から第2の受入れ領域に挿入することで、第2の容器は第2の受入れ領域に受入れられ、最大3組のクランプ要素によって第2の容器を横方向に保持又はクランプの少なくとも一方をすることができる。一対のクランプ要素は、液体洗剤を第2の容器内にクランプする。一対のクランプ要素が第2の容器の側壁に変位可能に配置されていることから、クランプ要素又は一対のクランプ要素の位置をずらすことで、液体洗剤を投入することができる。これにより、最大3つのクランプ要素の対が、少なくとも1つの位置、特に第1の位置と第2の位置を取ることができる。第1の位置では、最大3つのクランプ要素のペアが第2の容器に横方向に隣接するか、又は、第2の容器に接触するかの少なくとも一方により、クランプ要素の対が第2の容器の側壁、特に第2の容器の2つの対向する側壁に圧力をかけることができる。第2の位置では、最大3つのクランプ要素の対が容器に隣接できないようにするか、又は、第2の容器に接触できないようにするかの少なくともいずれかにより、クランプ要素の対が第2の容器の側壁に圧力をかけられないようにする。
少なくとも一対のクランプ要素の第1の位置及び第2の位置は、クランプ要素の位置を第2の受入れ領域の側壁に対して変更又は移動することを可能にする。したがって、第2容器が第2受入領域に受け入れられたときに、クランプ要素の位置も第2容器の側壁に対して相対的に変更可能であってもよい。一対のクランプ要素の配置により、第2容器が第2受容領域に受容されたときに、第2容器又は第2容器内の液体洗剤の少なくとも一方が第2受容領域の側壁に接触することが防止される。これにより、第2容器の挿入による第2受容部の側壁の汚損を低減するとともに、第2容器内の液体洗剤の汚染を低減することができる。
一対のクランプ要素のうち第1のものは、第1の対のクランプ要素のクランプ要素が下限からの第1の距離を有するように配置されてもよい。一対のクランプ要素のうちの第2のものは、第2の一対のクランプ要素のクランプ要素が、下限への第1の距離よりも大きい下限への第2の距離を有するように配置されてもよい。第1の対のクランプ要素は、このようにして、第2の受取領域において下限に隣接又は近接する下側の対のクランプ要素として配置されてもよい。第2の対のクランプ要素は、オープントップに隣接又は近接する上側の対のクランプ要素として配置されてもよい。さらに、一対のクランプ要素のうちの第3のものは、第1の一対のクランプ要素と第2の一対のクランプ要素との間の中間の一対のクランプ要素として配置され、第1の距離よりも大きくかつ第2の距離よりも小さい、下端からの第3の距離を有していてもよい。
第1の下側の組のクランプ要素は、下限からの第1の距離が10mmから30mmの間、好ましくは約20mmであってもよい。第2の、上側のクランプ要素の対は、160mmから240mmの間、好ましくは約180mmである下側の制限からの第2の距離を有してもよい。第1の、下側のクランプ要素の対と第2の、上側のクランプ要素の対との間の距離が140mmから220mmの間になることが好ましい。約160mmであることが好ましい。第3の中間のクランプ要素のペアは、第1の下側のクランプ要素のペアと第2の上側のクランプ要素のペアとの間で、下限から10mm~30mmの範囲、好ましくは約20mmの範囲、及び160mm~240mmの範囲、好ましくは約180mmの範囲で変位可能であるように配置されてもよい。
第1の下側の一対のクランプ要素は、第2の容器が第2の受け入れ領域に受け入れられたときに、第2の容器が密封され、液体洗剤が第2の容器から、例えば、第2の容器の出口開口部を通って逃げることができないように、第2の容器の側壁に圧力をかけるか、又はクランプすることができる。したがって、第1の下側の対のクランプ要素は、第2の容器を無菌的に密封して、細菌やバクテリアが、例えば第2の容器の出口開口部を介して第2の容器に入ることができないようにすることができる。第2の上部対のクランプ要素は、第2の容器が第2の受け入れ領域に受け入れられたときに、第2の容器が密封され、液体洗剤が第2の容器から、又は第2の容器に接続可能な液体洗剤リザーバからの少なくとも一方から、例えば第2の容器の入口開口部を介して逃げることができないように、第2の容器の側壁に圧力を加えるか、又はクランプすることができる。したがって、第2の上部対のクランプ要素は、第2の容器を無菌的に封止して、細菌、バクテリア、汚染が、例えば第2の容器の入口開口部を介して第2の容器に入ることができないようにすることができる。
第1の下側のクランプ要素と第2の上側のクランプ要素は、第2の容器内の領域を閉鎖して液体洗剤を収納し、第2の容器から液体洗剤が意図せず漏れることを防止できる。また、第3の中段のクランプ要素は、第1の下段のクランプ要素と第2の上段のクランプ要素との間で、第2の容器内の液体洗剤を投入するために設けられている。
第1の下部クランプ要素のペアと第2の上部クランプ要素のペアは、2つのペアのクランプ要素が、第2の容器内の約180mlから250mlの液体洗剤の量を区切る第2の容器の領域を制限するように配置されることが好ましい。これにより、約250mlまでの液体洗剤を吐出できる。しかし、第1の下側の一対のクランプ要素と第2の上側の一対のクランプ要素が、第2の容器内の250mlを超える、好ましくは250mlを超えて約500mlまで、又は500mlを超えて750mlまでの液体洗剤の量を制限する第2の容器の領域を制限するように配置されることも考えられる。このように、複数の洗濯機の負荷に適した量の液体洗剤を提供又は投入することも可能である。したがって、複数回の洗濯量を順番に洗浄することができる。
クランピングエレメントの距離が下端又はオープントップの少なくとも一方に対して可変であることが好ましい。
第3の中間ペアのクランプ要素が高さ調整可能であることが望ましい。すなわち、下端までの第3の距離が可変であることが好ましい。これにより、希望する量の液体洗剤を正確に投入することができる。さらに、第1の下側の一対のクランプ要素及び第2の上側の一対のクランプ要素も高さ調整可能であり、下限までの第1及び第2の距離が可変であることも考えられる。これにより、2対のクランプ要素を第2の容器のサイズ又は体積に適合させることができ、異なるサイズの第2の容器を第2の受入れ領域で受入れ、第1の下側の対のクランプ要素及び第2の上側の対のクランプ要素によって横方向に保持又は制限することができ、液体洗剤を第2の容器内に正しく投入することができるようになる。
第2の受け皿が4つのクランプ要素とそれに対応する2つのクランプ要素のペアを有する場合、これらのクランプ要素のペアのうちの1つは、前述の第2の上側のクランプ要素のペアに対応する。
各クランプ部材は、第1のクランプ部材表面と第2のクランプ部材表面を有し、これらのクランプ部材表面は、長手方向のクランプ部材軸の反対側に配置されることが好ましい。
第1のクランプ要素表面及び第2のクランプ要素表面は、互いに基本的に平行に配置されてもよく、それぞれが第1の端部と第2の端部との間で延びてもよい。第1のクランプ要素表面は、第1の平面内に延びていてもよく、第2のクランプ要素表面は、第2の平面内に延びていてもよく、第1の平面と第2の平面が互いに平行に配置されているか、又は、長手方向のクランプ要素軸が第1の平面と第2の平面の間の平面内に配置されているかの少なくともどちらかである。2つのクランプ要素表面の幅、すなわち、0°又は180°とは異なる角度、特に長手方向のクランプ要素軸に対して本質的に横方向の2つのクランプ要素表面の幅は、第1の端部から第2の端部に向かってテーパー状になっている。さらに、クランプ要素のそれぞれは、0°又は180°とは異なる角度、特にクランプ要素の長手方向軸に対して基本的に横方向に配置された連結プレートを含んでいてもよい。第1のクランプ要素面は、第1の端部によって接続プレートに接続可能であってもよく、第2のクランプ要素面は、第1の端部によって接続プレートに接続可能であってもよい。接続プレートは、個々のクランプ要素を第2の受容領域に接続するように構成されている。特に、連結プレートは、クランプ要素が0°又は180°とは異なる角度で後壁に対して本質的に横方向に延びるように、特にクランプ要素表面の第2の端部が後壁から間隔を空けるように基本的に横方向に離れるように、第2の受容領域の後壁に連結可能であってもよい。個々のクランプ要素の接続プレートは、クランプ要素が前壁と後壁の間の側壁に沿って延びるように、第2のレセプタクル領域の側壁の1つに隣接又は近接する後壁に接続されていることが好ましい。これにより、第2の容器は、第2の受容領域に受容された後、一対のクランプ要素の個々のクランプ要素の間に保持され、第2の容器内に液体洗剤を吐出することができる。2つのクランプ要素の表面の幅がそれぞれのケースで第2の端部に向かって先細りになっているという事実により、個々のクランプ要素を第1の位置から第2の位置に特に容易に持ってくることができる。しかし、個々のクランプ要素が接続プレートによって後壁に接続されておらず、クランプ要素がキャリッジ又はレールもしくはガイドレール要素によって後壁又は第2の受取領域の側壁の少なくとも一方に変位可能に配置又は接続されていることも考えられる。
2つのクランプ要素表面は第3のクランプ要素表面によって接続され、第3のクランプ要素表面は、長手方向のクランプ要素軸に対して基本的に横向きの円錐形の断面を有していることが好ましい。
第3クランプ要素面は、第1クランプ要素面の第1側縁から第2クランプ要素面の第1側縁まで延びていてもよい。第1及び第2クランプ要素表面の第1側縁は、0°又は180°とは異なる角度、好ましくは90°の角度で、特に長手方向のクランプ要素軸に対して横方向に延びる同一平面内に延びていてもよい。第3のクランプ要素表面は、第1のクランプ要素表面及び第2のクランプ要素表面に対して90°の角度で配置されるか、又は、接続プレートに対して90°の角度で配置されるかの少なくとも一方であるか、又は、接続プレートが後壁に接続されているときに、第2の受容領域の後壁に対して90°の角度で配置されているかの少なくともいずれかであってもよい。したがって、各対のクランプ要素の各クランプ要素は、第3のクランプ要素面を有していてもよく、各対のクランプ要素の2つのクランプ要素の第3のクランプ要素面は、クランプ要素が接続プレートによって後壁に接続されたときに、互いに平行に配置される。連結プレートは、少なくとも1つの貫通孔を備えており、連結要素、例えば、ねじによってクランプ要素を後壁に連結できるようになっていることが好ましい。しかし、連結プレートは、クランプ要素が側壁に接続できるように、クランプ要素の表面の第1の端部に隣接又は近接して、例えば、クランプ要素の表面の第1の側端部の反対側の第2の側端部に配置されることも考えられる。
第3のクランプ要素表面は、0°又は180°とは異なる角度で、特に長手方向のクランプ要素軸に対して本質的に横方向に、基本的に円錐形又は三角形状の断面を有していることが好ましい。第3のクランプ要素表面は、基本的に長手方向のクランプ要素軸の方向に延びるクランプ要素エッジを有していてもよく、第1のクランプ要素表面の第1の側縁と第2のクランプ要素表面の第1の側縁との間の基本的に円錐形の断面に起因している。クランピングエレメントのエッジは、長手方向のクランピングエレメント軸と同じ平面内に延びることが好ましい。個々のクランプエレメントのクランプ要素エッジのデザインにより、第2容器が第2受け渡し領域に受け取られ、クランプ要素又はクランプ要素エッジによって第2容器の側壁に圧力が加えられたときに、第2容器内の液体洗剤を特に良好に吐出することができる。
また、第3のクランプ要素面が、2つ以上のクランプ要素エッジ、好ましくは、既述のクランプ要素エッジのように長手方向のクランプ要素軸の方向に基本的に延在し、第1のクランプ要素面の第1の側部エッジと第2のクランプ要素面の第1の側部エッジとの間に延在する2つのクランプ要素エッジからなることも考えられる。クランプ要素エッジはそれぞれ、長手方向のクランプ要素軸の平面に対して、本質的に横方向であるか、0°又は180°以外の角度、好ましくは90°の角度である平面で延びている。
クランプ要素の各々は、第3のクランプ要素表面の反対側で、かつ長手方向のクランプ要素軸に対して横方向に開いた構成を有してもよい。すなわち、クランプ要素の各々は、3つのクランプ要素の表面によって制限され、開放面を有する内部空洞を構成する。クランプ要素が第2受け部に接続された状態、例えばクランプ要素が連結プレートによって後壁に接続された状態では、内部空洞の開放側は、第2受け部の2つの側壁のうちの1つに面している。この実施形態では、クランプ要素は、軽量化されており、さらに、第2の容器をクランプするのに適しており、かつ、第2の容器内に液体洗剤を吐出するのに適している。しかしながら、クランプ要素が、クランプ要素の長手方向軸線に対して横方向に見て、第3クランプ要素面の反対側にある第4クランプ要素面を有することも考えられ、この第4クランプ要素面は、第1クランプ要素面の第2側縁部と第2クランプ要素面の第2側縁部との間に延びている。
クランプ要素表面の少なくとも1つ、好ましくは第3のクランプ要素表面が、ベアリング表面として、好ましくはゴム製のベアリング表面として構成されることが好ましい。
支持面は、第2の容器の特にタイトな閉鎖を可能にする。支持面は、ゴム製の支持面として構成されてもよく、エラストマーもしくは熱可塑性樹脂もしくは熱硬化性樹脂から構成されてもよく、又はそのような材料から形成されてもよい。支持面は、軟質プラスチック又は固体プラスチックから構成されていてもよく、又は軟質プラスチックから形成されていてもよい。
特に、第1の下側の一対のクランプ要素と第2の上側の一対のクランプ要素が第2の位置を取ったとき、ゴム状の接触面により、細菌やバクテリアが第2の容器の内部に侵入しないようにシール性が向上し、液体洗剤が第2の容器の内部に無菌的に収容される。さらに、装置の内部、特に第2の容器の内部、例えば側壁が、液体洗剤と接触しないことが保証される。したがって、装置の洗浄、特に装置の内部の洗浄を不要にすることができる。
1つ又は複数の(好ましくはそれぞれの)クランプ要素が少なくとも1つのバネ要素を有することが好ましい。
少なくとも1つのバネ要素は、第1のクランプ要素面の第1の端部に隣接又は近接して配置された引張バネ若しくは輪ゴム、又は第2のクランプ要素面の第1の端部に隣接若しくは近接して配置された引張バネ若しくは輪ゴムとして構成されてもよい。ただし、第1のクランプ要素の表面の第1の端部に隣接又は近接して第1のバネ要素が配置され、第2のクランプ要素の表面の第1の端部に隣接又は近接して第2のバネ要素が配置されることも考えられる。スプリングエレメントは、第1の状態におけるクランプエレメントの接触圧力を調整するために使用することができる。これにより、特に第1の下側のクランプ要素のペアと第2の上側のクランプ要素のペアによる、第2の容器の特にタイトな閉鎖又はシーリングが可能になる。いずれの場合も、液体洗剤が無菌状態で第2の容器に収容されるように、クランプ要素の端部を第2の容器の側壁に特に強く押し付けることができる。特に、各組のクランプ要素のそれぞれは、バネ要素を含んでいてもよい。第2の容器の両側にあるこのスプリングサポートは、良好で無菌的なシールを保証する。
両側のスプリングサポートにより、平面押圧又は均一面押圧が可能となり、シーリングが可能となります。平坦な押圧又は均一な面の押圧は、クランプ要素の接触面に圧力をかけることができる。このように、第2の容器の気密性又は密封性は、クランプ要素及びその上に設けられたスプリングサポートによって常に確保される。
第2の受け皿の下端に貫通孔が設けられていることが好ましい。
貫通孔は、第2容器の排出口が貫通孔を通過するように構成されている。特に、第2容器を上面が開いた状態で第2例外領域に挿入して受け入れたときに、第2容器の下端にある排出口を貫通孔に通すことができるので、第2容器の排出口は、第2受容領域に受け入れられたときに貫通孔を通過して第2例外領域の下方に突出する。これにより、排出口を容器又はカップに接続することができ、正しく投入された量の液体洗剤を、第2の容器を用いて排出し、容器、好ましくはカップに充填することができる。しかし、排出口が洗濯機の洗剤室に直接接続されているか、接続可能であり、正しく投入された量の液体洗剤が洗濯機の洗剤室に直接充填されることも考えられる。このように、洗濯機の洗剤室に液体洗剤を充填するためのカップや容器を使用しないで済む。したがって、第1の容器の出口が洗濯機の洗剤室に直接接続されているか、接続可能であり、正しく投入された粉末洗剤の量を洗濯機の洗剤室に直接充填することができることが考えられる。
しかし、正しく投入された液体洗剤や粉末洗剤を、容器やカップに入れたるか、又は洗濯機の洗剤室に直接投入することも考えられる。洗剤室への投入は、自動又は手動で、同時に行うことも、時間をずらして行うこともできる。これにより、例えば、第1の受け皿に入れられた第1の容器による粉末洗剤の使用と、第2の受け皿に入れられた第2の容器による液体洗剤(例えば柔軟剤)の使用を同時に行うことができる。
第1の容器はハウジングからなり、第2の容器はハウジングからなり、第1の容器のハウジング又は第2の容器のハウジングの少なくとも一方は、少なくとも部分的に、柔軟な材料からなるか、又は形成されいることが好ましく、第1の容器のハウジング又は第2の容器のハウジングの少なくとも一方は、アルミニウム複合箔からなるか、又は形成されていることが好ましい。
好ましくは、第1の容器はハウジングから構成され、第2の容器はケーシングから構成され、第1の容器のハウジング及び/又は第2の容器のハウジングは、少なくとも部分的に、寸法的に安定した材料から構成されるか、又は形成されている。
好ましくは、第1の容器若しくは第2の容器の少なくとも一方、又は投入装置の少なくともいずれかがバイオプラスチック又はバイオベースのプラスチック、好ましくはロックペーパー又は木材の少なくとも一方からなる。
本発明の別の態様によれば、液体洗剤を保持して吐出するための容器が提供され、この容器は、液体洗剤を保持するための内部空間を有するハウジングと、内部空間と連通する入口と、内部空間と連通する出口とを備える。さらに、入口は、液体洗剤リザーバの出口に接続可能であり、液体洗剤の投入量は、容器の出口を介して吐出可能である。
液体洗剤を保持し,分配するための容器は交換可能であり、使い捨ての物品として設計されているか,又は,容器に液体洗剤があらかじめ充填された状態で入手可能であることが好ましい。容器は、工場で液体洗剤を充填して納入することができる。すなわち、容器は工場で液体洗剤を充填することができるので、容器はすでに液体洗剤で充填された状態で消費者に届けられる。液体洗剤リザーバが交換可能であり、使い捨て物品として設計されているか、又は、液体洗剤リザーバが液体洗剤が予め充填された状態で配送可能であかの少なくとも一方であることがさらに好ましい。液体洗剤リザーバは、工場で液体洗剤が充填された状態で供給することができ、すなわち、工場で液体洗剤リザーバに液体洗剤を充填することができるので、液体洗剤リザーバは、既に液体洗剤が充填された状態で消費者に供給することができる。
粉末洗剤用の第1の容器、粉末洗剤を投入するための投入装置、及び液体洗剤用の第2の容器を交換可能な構成要素として設計することができるように、液体洗剤リザーバは交換可能であり、すなわち、液体洗剤リザーバは、使い捨て又は単回使用の物品として設計することができる。しかし、先に交換可能と説明したそれぞれの構成要素が、再利用可能又はリサイクル可能な構成要素として形成されていることも考えられる。液体洗剤リザーバは、洗剤を投入するための装置、特に第2の受容領域が液体洗剤と接触しないような方法で、第2の容器に接続可能である。したがって、装置、特に第2の受容部が液体洗剤で汚染されないので、装置を洗浄する頻度が少なくて済む。
容器は、第2の容器として洗剤ディスペンシング装置に挿入され、それによって受け取られるように構成されていることが好ましい。
この容器は、第2の容器として、先に説明した洗剤を投入するための装置の第2の受容領域に挿入され、そこに少なくとも部分的に受容されるように設計することができる。したがって、第2の容器に関連して説明した装置の以前に説明したすべての特徴は、以下に説明する液体洗剤を受け入れて投入するための第2の容器にも適用される。特に、以下に説明する第2の容器は、先に説明した装置の第2の受容領域に挿入して受容することができ、個々の対のクランプ要素を用いて液体洗剤を正確に投入することが可能になる。
第2の容器の入口は、好ましくは、長手方向の容器軸の方向で見て第2の容器の出口の本質的に反対側に配置された入口開口部、又は、長手方向の容器軸の方向で見て第2の容器の出口の出口開口部の少なくとも一方の基本的に反対側に配置された入口開口部からなることが好ましい。第2の容器は、入口開口部を有する入口と、出口開口部を有する出口とを備えていてもよく、出口は、入口に対向する側に配置されている。第2容器が開放された上部を通って本質的に垂直な移動によって第2受け部に挿入されたとき、第2容器は、第2受け部の下部に、第1の下側の一対のクランプ部材に隣接又は近接して、下端に隣接又は近接して、アウトレットが配置されるように、第2受け部によって受け取られる。したがって、出口は、第2の受け部の下端の貫通孔を通過することができる。同時に、入口は、第2の受容領域の上部領域に配置され、開放された頂部に隣接又は近接し、第2の上部対のクランプ部材に隣接又は近接している。入口を液体洗剤リザーバの出口に接続可能にすることで、液体洗剤リザーバから第2の容器の内部に液体洗剤を供給し、各対のクランプ要素によって、液体洗剤を適量投入して、出口から第2の容器から排出することができる。これにより、クランプ要素を用いて、液体洗剤を所定の量又は予め決められた量だけ投入することができ、液体洗剤を正しく投入することができる。
好ましくは、第2の容器の入口は液体洗剤リザーバの出口にしっかりと接続されており、好ましくはネジ止め又は接着されている。
第2の容器は、液体洗剤リザーバに強固に接続されていてもよい。したがって、第2の容器と液体洗剤リザーバは、強固に相互接続されたユニットとして構成されてもよい。液体洗剤リザーバが第2の容器と一体的に形成されるように、液体洗剤リザーバが容器に統合されることが好ましい。これにより、第2の容器及び液体洗剤リザーバを、相互に連結されたユニットとして受容領域に挿入及び受容することができる。液体洗剤リザーバの出口が第2の容器の入口に接続されていることにより、第2の容器が第2の受け部に受け入れられると、液体洗剤を液体洗剤リザーバから第2の容器の内部に供給し、クランプエレメントによって所望の量を投入し、出口を介して洗濯機の容器若しくはカップ又は洗剤室に供給することができる。これにより、液体洗剤タンクと第2の容器をユニットとして提供することができ、ユーザーは液体洗剤タンクと第2の容器を手作業で組み立てる必要がなくなります。このように、第2の容器を液体洗剤リザーバに接続して、組み合わせ容器又は組み合わせバッグを形成してもよい。この状態で、組み合わせ容器に液体洗剤を充填して製造することができる。すなわち、第2の容器と液体洗剤リザーバとの間に液体洗剤が充填されていてもよい。この点、液体洗剤貯留部のみに液体洗剤が充填され、第2容器又は投入部が液体洗剤貯留部に折り畳まれた状態で配置又は装着されていることも考えられる。液体洗剤が充填された液体洗剤リザーバ(例えば、市販の洗剤のボトル)は、例えばクランプなどの分離要素によって第2の容器から分離することができる。分離要素としてクランプを使用することで、液体洗剤が液体洗剤リザーバから第2の容器に流れ込むことや、第2の容器を開けたときに容器の出口から流出することを防ぐことができる。
しかし、液体洗剤リザーバと第2の容器が、互いに別個に設けられた2つの独立した要素であることも考えられる。したがって、まず、第2の容器の入口を液体洗剤リザーバの出口に、例えば、ねじ接続、プラグイン接続、接着剤接続、クランプ接続などで接続し、その後、第2の容器と液体洗剤リザーバを開いた上部から第2の受容領域に一緒に挿入できるようにすることができる。
第2の容器は、様々な材料で形成されていてもよく、例えば、液体洗剤を保持するのに適したプラスチック又はその他の柔軟な材料、例えばシート材などで構成されていてもよい。さらに、第2の容器は、バッグやポーチとして構成されていてもよい。また、第2の容器と同様に、液体洗剤用リザーバも柔軟な材料で形成されていてもよい。しかしながら、液体洗剤リザーバが非可撓性材料で形成され、そのために寸法的に安定していることも考えられ、液体洗剤リザーバは、例えば、アルミニウムなどの金属やプラスチックで構成されていてもよい。また、例えば、液体洗剤用リザーバは、テトラパックなどのカートンとして形成されていてもよい。また、液体洗剤リザーバが、例えば、市販の洗剤のボトルなどのプラスチック容器によって形成されることも考えられる。液体洗剤用リザーバと第2の容器は同じ材料で作られており、特に液体洗剤用リザーバと第2の容器が2つの別個の要素ではなく1つのユニットとして作られていることが好ましい。
第2の容器は投入装置に接続されているか又は接続可能であるか、又は第2の容器は投入装置を備えていることが好ましく、投入装置がリフティングシステムであり、リフティングシステムは、第2の容器の内部から液体洗剤を投入するように構成されていることが好ましい。
第2の容器は、入口開口部に隣接又は近接して配置された基本的に水平なプレート、又は第2の容器の入口に隣接又は近接して配置された基本的に水平なプレートの少なくとも一方を備える。プレートが第2の容器に接続可能であるか、プレートが第2の容器にしっかりと接続されているか、又はプレートが第2の容器と一体化していることが好ましい。
プレート又はサスペンションタブは、第2の容器の上部にしっかりと又は着脱可能に接続されていてもよい。また、プレートは、第2の容器と一体的に形成されていてもよい。プレートが、特に第2の容器の長手方向の容器軸に対して横方向に見たときに、0°乃至180°とは異なる角度、好ましくは90°の角度での第2の容器の断面の表面形状に基本的に対応する表面形状を有することが好ましい。この場合、プレートの表面形状は、例えば、長方形、正方形、円形、楕円形などとすることができる。しかし、他の形状も考えられる。プレートの断面の表面形状の対向する2つの側面の距離は、第2の容器が第2の受容領域に挿入されて受容されたとき、又は液体洗剤が充填されたとき、又は液体洗剤が第2の容器の内部に受容されたときの、第2の容器の対向する2つの側面の距離と等しいか、又はそれよりも大きいことが好ましい。
プレートは、第2の容器の第2の受け皿への挿入と、その後の第2の容器の第2の受け皿への保持又は位置決めを容易にする。第2の容器が第2の受け入れ領域に受け入れられたとき、プレートは、オープントップのエッジ又はエッジ表面に接触し、プレートがオープントップを覆うようになる。さらに、プレートは、各対のクランプ要素が第2の容器の側壁に圧力を加えることができるように、第2の容器を第2の受容領域に正確に挿入することができる。これにより、液体洗剤の正確な投入が可能となる。
プレートの代替として、本質的にプレートと同様の目的を果たす位置決め保持装置又はサスペンション装置を提供してもよい。位置決め保持装置がクランプ又はCクランプ若しくはC形状を有するC保持要素として形成されることが好ましい。このCクランプは、第2の容器と液体洗剤リザーバとの間、好ましくは組み合わせ容器の場合に第2の容器が液体洗剤リザーバに接続される点に配置されてもよい。例えば、Cクランプは、液体洗剤リザーバの底部又は第2の容器の上部に取り付けられ、好ましくは接着されていてもよい。また、位置決め及び保持装置が、Cクランプ又はC保持要素の代わりに、接着要素、例えば、接着ストリップ、及び/又は、ベルクロ要素からなることも考えられる。
組合せ容器は、位置決め・保持装置によって、第2の受入れ領域の側壁の1つ、好ましくは第2の受入れ領域の上部領域に位置決め・保持することができる。位置決め保持装置は、液体洗剤を空にする際に、第2の受容領域に挿入された組み合わせ容器が下方に向かってスライドすることを防止する。したがって、第2の容器が完全に空になることが保証される。位置決め保持装置は、第2の容器又は液体洗剤リザーバの少なくとも一方を所定の位置に保持するように構成されている。
プレートは貫通孔を有することが好ましく、プレートが第1の周壁を有する第1のフランジを備え、第1の周壁は、少なくとも部分的に貫通孔を取り囲み、0°又は180°とは異なる角度で、特にプレートの第1の側面から基本的に横方向に延びることが好ましい。第1のフランジがプレートを液体洗剤リザーバの出口又は出口開口部の少なくとも一方に接続するように構成されていることが好ましい。
プレートの第1フランジの第1周壁は、液体洗剤リザーバ、特に液体洗剤リザーバの排出口と係合するように構成されている。これにより、第2の容器を液体洗剤リザーバに液体洗剤を接続することができ、液体洗剤リザーバから第2の容器に液体洗剤を確実に導入することができる。なお、第1フランジ又は第1周壁は、プレートと一体的に製作されてもよいし、プレートに接続可能な成形品又は射出成形品として製作されてもよい。第1フランジの外壁は、基本的に丸い形状であってもよく、液体洗剤リザーバの出口の外壁は、基本的に丸い形状であってもよい。しかし、楕円形など、他の形状も考えられる。
第1のフランジは、例えばプッシュフィット接続によって液体洗剤リザーバの出口に接続可能であってもよい。したがって、第1のフランジ又は第1の周壁の内径は、液体洗剤リザーバの出口の外径と実質的に等しくてもよく、又は、第1のフランジ又は第1の周壁の内径は、液体洗剤リザーバの出口の外径よりもわずかに大きくてもよい。このようにすれば、液体洗剤貯留槽の排出口を第1フランジに容易に接続することができ、液体洗剤を第2容器に確実に導入することができる。ただし、第1フランジを液体洗剤リザーバの排出口にねじ込み接続することも考えられる。したがって、第1フランジの第1周壁は、例えば、貫通孔から見て第1周壁の内周側又は外周側に第1ねじを構成してもよく、この第1ねじは、例えば、排出口の周壁の外周側又は内周側で、液体洗剤リザーバの排出口の第2ねじと螺合してもよい。
このように、第2の容器を液体洗剤リザーバに接続するには、単に栓をしたりねじ込んだりすればよい。しかし、第2の容器が第1のフランジによって液体洗剤リザーバの出口に接着されていること、又は第2の容器が液体洗剤リザーバと一体的に形成されていることも考えられる(例えば、組み合わせ容器として)。液体洗剤リザーバとして、洗剤吐出装置の寸法に合わせてタンクを設けてもよい。例えば、タンクは、出口及び出口開口部が配置されているその側面の1つの平面における断面が、装置の長手方向軸に対して、又は第2の受容領域の長手方向軸に対して、0°又は180°とは異なる角度で、特に横方向に見て、洗剤を投入するための装置の断面に本質的に対応するものであってもよい。しかし、液体洗剤リザーバが、例えばスーパーマーケットで購入できる、液体洗剤が収容されたボトル又は容器であることも考えられる。この場合、ボトルの開口部又は容器の開口部は、簡単な方法で出口として第1のフランジにねじ込むことができ、例えば、ボトルの開口部又は容器の開口部の外部ねじは、例えば、第1のフランジ又は第1の周壁の内側にある第1のねじにねじ込むことができる。
プレートは、第2の周壁を有する第2のフランジを備え、第2の周壁は、少なくとも部分的に貫通孔を取り囲み、第1の側面の反対側にあるプレートの第2の側面から本質的に横方向に延びることが好ましい。第2フランジは、プレートを容器のインレット及び/又はインレットポートに接続するように構成されていることが好ましい。
前記のように、プレートは、第2の容器にしっかりと接続されていてもよく、特に、第1のフランジ及び第1の周壁を有する第1の側とは反対側のプレートの第2の側は、第2の容器にしっかりと接続されていてもよく、これにより、第2の容器は、プレートを介して液体洗剤リザーバに接続可能となる。しかし、プレートは、第1のフランジによって液体洗剤リザーバの出口に接続可能であり、第2のフランジによって第2の容器の入口に接続可能な別個の要素であることも考えられる。
第2フランジは、第2周壁からなり、第2フランジ及び第2周壁が貫通孔を少なくとも部分的に取り囲むように、プレートの第2面に配置されている。第2のフランジ及び第2の周壁は、第1のフランジ及び第1の周壁と基本的に同様に構成されていてもよい。第1のフランジ及び第2のフランジは、0°又は180°とは異なる角度で、特にプレートの平面及び/又は貫通孔に対して横方向に延びる同一のフランジ中心長手方向軸を取り囲んでいることが好ましい。したがって、プレートは、第1のフランジによって液体洗剤リザーバに接続可能であり、第2のフランジによって第2の容器の入口に接続可能であってもよく、液体洗剤リザーバ、プレート、及び第2の容器が一緒に接続されたときに、液体洗剤リザーバの液体洗剤リザーバ中央長手方向軸及び第2の容器の容器長手方向軸が、フランジ中央長手方向軸と同一の直線上にあることを特徴とする。液体洗剤リザーバ中央長手方向軸は、出口開口部が液体洗剤リザーバ中央長手方向軸のほぼ中央に配置されるように、出口を通って延びている。リザーバ長手方向軸は、入口開口部がリザーバ長手方向軸のほぼ中央に配置されるように、入口を通って延びている。また、第2の容器の出口開口部又は出口の少なくとも一方が容器長手方向軸のほぼ中央に配置されてもよい。しかし、出口開口部又は出口の少なくとも一方は、長手方向の容器軸にほぼ沿って延びていないが、長手方向の容器軸に平行な平面内に延びる長手方向の軸については延びているということも考えられる。
また、第2の容器の入口を、液体洗剤リザーバの出口に直接接続することも考えられる。この方法では、プレートを使用しないことができる。る。液体洗剤リザーバの出口が、プラグイン接続又はねじ接続によって第2の容器の入口に接続できることが好ましい。しかし、第2の容器の入口は、液体洗剤リザーバの出口に接着されていてもよいし、互いに一体的に接続されていてもよい。第2の容器の入口は、例えば、入口開口部から見て入口の内側又は外側に第1のねじ山を有し、第1のねじ山は、例えば、出口開口部から見て液体洗剤リザーバの出口の内側又は外側にある第2のねじ山と螺合できることが好ましい。液体洗剤リザーバは、上面及び底面を有するハウジングからなり、上面及び底面は、液体洗剤リザーバの中心長手方向軸に対して反対側の端部に配置されていることが好ましい。液体洗剤リザーバの排出口は底面に配置されており、底面は、液体洗剤リザーバの中心長手方向軸に対して横方向に見て、基本的に水平な平面、又は0°もしくは180°とは異なる角度、特に90°の角度の平面に延在している。本実施形態では、下面がプレートの機能を担うことができる。
また、液体洗剤リザーバは、好ましくは出口又は出口開口部の反対側に配置された、入口開口部を有する入口を含んでいてもよい。したがって、液体洗剤は、入口を介して液体洗剤リザーバに導入又は補充の少なくともどちらかがされてもよい。しかし、特に組み合わせ容器に液体洗剤を充填して製造する場合には、液体洗剤リザーバが入口又は入口開口部を備えていないことも考えられる。
容器の排出口が第2の受け皿の下端にある貫通孔に挿入できるように構成されていることが好ましい。
第2の容器の排出口は、細長い部材として構成されていてもよく、例えば、排出口は管状であってもよく、排出口は、長手方向の排出軸に沿って第1の端部と反対側の第2の端部との間で延びていてもよい。第1の端部は、第2の容器に隣接又は近接して配置され、第2の端部は、第2の容器から間隔を空けて配置される。排出口は、第2の容器の下端の貫通孔の内径よりも小さい外径を有している。そのため、第2容器が第2受け部に挿入されたときに、第2容器の排出口は、第2受け部の下側限界部の貫通孔を通過することができる。これにより、第2の容器が第2の受け部に挿入されたときに、排出口を容器やカップに接続したり、洗濯機の洗剤室に直接接続したりすることができるので、正しく投入された量の液体洗剤を第2の容器から出て、容器やカップに充填したり、洗剤室に充填したりすることができる。また、このようにして、液体洗剤と粉末洗剤が洗濯機の洗剤室に直接導入されたり、投入されたりして、投入された洗剤が洗濯機の洗剤室に充填される容器やカップが払い出されるようにすることも考えられる。吐出口の第1の端部は、第2の容器に強固に接続されていてもよく、例えば、吐出口の第1の端部は、第2の容器と一体的に形成されていてもよく、第2の容器に接着されていてもよい。排出口の第2の端部は、第2の受容領域に第2の容器が受容された状態において、下限の平面よりも下にある平面に存在してもよい。しかし、第2の端部は、下端の平面と同じ平面にあるか、下端の平面に隣接又は近接する平面、例えば下端の平面の上にあることも考えられる。
第2の容器は、少なくとも部分的にテーパ部分を有することが好ましく、テーパ部の第2の容器の外周が出口に向かって基本的に円錐形に減少することが好ましい。
第2の容器は、容器の長手方向の軸に沿って、入口側の端部と反対側の出口側の端部との間に延びていてもよい。入口端に隣接又は近接して、入口開口部及び入口が配置されている。出口端に隣接又は近接して、出口及び出口開口部が配置される。第2の容器は、第1の側壁と、入口端と出口端との間で容器の長手方向軸の平面に実質的に平行に延びる対向する第2の側壁とを含んでいてもよい。出口端に隣接する下部領域において、容器は、テーパ部を有する。テーパ部では、第1の側壁と第2の側壁との間の距離が、出口に向かって基本的に円錐形に減少することが好ましい。これにより、液体洗剤のほぼすべてが第2の容器から排出口を通って通過し、第2の容器内には最小限の量の液体洗剤しか残らない。
第2の容器は、少なくとも部分的に基本的に対称な部分を含み、第2の容器の周縁部は本質的に対称な部分の中で同じままであり、基本的に対称な部分は、テーパ部よりも排出口から離れていることが好ましい。
基本質的に対称なセクションでは、第1の側壁及び第2の側壁はそれぞれ、容器の長手方向の軸の平面に平行な平面内に延びている。基本的に対称なセクションは、入口端とテーパ部との間に延びていてもよい。第2の容器が第2の受容部に挿入又は受容されると、各対のクランプ要素は、本質的に対称的なセクションの側壁に接し、側壁に圧力を加えることができる。これにより、液体洗剤のドージングが可能になる。好ましくは、第1の下側の一対のクランプ要素は、第2の受容部の側壁に配置され、第2の容器の、基本的に対称なセクション内で、テーパー部に隣接又は近接する領域に圧力を加えることができる。
第2の容器が少なくとも1つの第1の磁石を備えることが好ましく、少なくとも1つの第1の磁石がテーパ部の外壁に配置され、少なくとも1つの第1の磁石が第2の受け部の下端の貫通孔に隣接又は近接する少なくとも1つの第2の磁石に接続可能であることが好ましい。
少なくとも1つの第1の磁石は、排出口に隣接又は近接して配置されてもよく、好ましくは排出口の外壁に配置される。少なくとも1つの第2の磁石は、下端の貫通孔に隣接又は近接して配置されてもよく、好ましくは貫通孔の内壁に配置される。少なくとも1つの第1の磁石は、排出口の外壁を少なくとも部分的に取り囲んでもよく、好ましくは、少なくとも1つの第1の磁石は、排出口の外壁を完全に取り囲んでもよい。少なくとも1つの第2の磁石は、少なくとも部分的に貫通孔の内壁を囲むことができ、好ましくは、少なくとも1つの第2の磁石は、排出口の内壁を完全に囲むことができる。少なくとも1つの第1の磁石と少なくとも1つの第2の磁石は、第2の容器が第2の受け入れ領域に受け入れられたときに協働できるように配置されていることが好ましい。このようにして、第2の容器が適切な位置に配置され、液体洗剤が第2の容器から排出口を通ってほぼ完全に排出されるようになり、及び/又は、個々のクランプ要素によって液体洗剤の最適な投入が可能になり、保証される。また、少なくとも1つの第1の磁石の代わりに、第2の磁石と相互作用する金属要素(又は金属板や金属片)を設けることも考えられる。さらに、少なくとも1つの第2の磁石の代わりに、第1の磁石と相互作用する金属要素(又は金属板や金属片)が設けられていることも考えられる。磁石により、第2の容器は常に正しい位置にあるので、液体洗剤が第2の容器のハウジングに到達することなく、液体洗剤を排出口から導くことができる。
この装置は、洗剤、特に粉末洗剤及び/又は液体洗剤を自動的に投入するように設計されていることが好ましい。
洗剤を投入するための装置による洗剤の投入は、自動化することができる。本装置は、少なくとも1つの第1の受け皿にある少なくとも1つの第1の容器への粉末洗剤の投入、及び/又は、少なくとも1つの第2の受け皿にある少なくとも1つの第2の容器への液体洗剤の投入を行うための制御又は調整ユニットを含むことができる。制御ユニットは、例えば、アプリなどのアプリケーションソフトウェアに接続することができ、これにより、アプリを介して制御ユニットによって洗剤の投入を開始することができる。
しかし、少なくとも1つの第1の受け皿にある少なくとも1つの第1の容器への粉末洗剤の投入、又は、少なくとも1つの第2の受け皿にある少なくとも1つの第2の容器への液体洗剤の投入の少なくとも一方は、手動で行うことも可能である。また、装置が、ボタンを押すことによって手動で投入を行うことができるように、例えば押しボタンなどのアクチュエータを備えていてもよい。このように、装置はさらに、自動及び手動の両方で作動可能であってもよい。
洗剤を投入するための投入量設定は、洗濯物の重量、洗濯物の種類、洗濯物の量、洗濯物の汚れの程度、洗濯機のドラムサイズ及び/又は、洗濯物を洗うための水道水の硬度の程度に応じて制御又は調節することができることが好ましい。
洗剤の投入量は、洗濯物に特有の様々な量に依存するか、制御可能又は調整可能であってもよい。したがって、投入量は、洗濯物の種類、量、重さ、及び/又は汚れの程度など、さまざまな変数に依存してもよい。
洗濯物の重量又は体積の少なくとも一方は、例えば、アプリなどのユーザーソフトウェアを介して決定することができる。このようにして、正確な量の洗剤を、このようにして決定された重量及び/又は体積、すなわち洗濯物の量の関数として投入することができる。重さ又は量の決定は、同じアプリを使って行うことができ、そのアプリを使って、洗剤を投入する装置の制御部や調整部も制御や調整を行うことができると考えられる。使用者は、例えば、洗濯物を床やテーブルの上に置いて、洗濯物をあらゆる側面から、つまり360°の角度で見ることができる。例えば、スマートフォン、タブレット、ノートPCなどのカメラ付きデバイスにアプリをインストールした場合、アプリはカメラを使って洗濯物や洗濯物の山の大きさを検出し、インストールされたアルゴリズムを使って洗濯物の重量や体積を決定することができる。これにより、洗濯物の重さや量に応じて洗剤を投入することが可能となり、別の計量器を用意する必要がなくなる。
AR(拡張現実)に基づくアプリケーションソフトウェア、例えばモバイルアプリを介して、洗濯物の種類、量、重量、又は汚れの程度の少なくとも一つを制御又は決定することができることが好ましい。
重量又は体積の少なくとも一方の測定だけでなく、洗濯物の汚れ具合の測定もAR(拡張現実)に基づいて行うことができる。ARによって、ソフトウェアは、洗濯物上の個々の測定点を持つデジタルネットワークを構築することができる。洗濯物の形状と色から、ソフトウェアは床やテーブルから洗濯物を識別し、測定ポイントを側面の下部と上部に設定することができる。このようにして、リネンの3次元的測定が行われる。必要に応じて、測定点を手で固定することもできる。セットされたポイントは色分けされている。
水の硬度又は洗濯機の種類の少なくとも一方をアプリで選択できることが好ましい。硬度と及び洗濯機の種類はデータベースに保存され、例えばプロセッサによってドラムサイズを決定することができる。ただし、水の硬度又は洗濯機の種類の少なくとも一方はあらかじめ設定されているか、アプリで設定できるようになっていることも考えられる。また、スマートフォンのGPS機能を利用して位置情報を取得することで、水の硬度を把握できる。
汚れの度合いは、汚れの度合いを検出するアプリやスマートフォンのカメラ、又は洗濯カゴのセンサ/カメラを使用しない限り、デバイス上で手動で設定することができる。好ましくは、装置には少なくとも3つ、さらに好ましくは少なくとも4つのボタンがあり、これらのボタンを使って、軽い汚れ、普通の汚れ、重い汚れ、非常に重い汚れを設定することができる。ただし、洗濯機の水の濁り具合で汚れ具合を判断することも可能であると考えられる。この場合、洗濯機をアプリやデバイスに接続することができる。
アプリを介して洗濯物を検出又はスキャンすることが好ましい。このようにして、デバイスは、各洗剤についてアプリに保存されている投入量に基づいて投入量を決定することができる。これは、アプリに保存されている、洗剤のパッケージの外側側面の1つに記載されている投入量の指示又は情報に従って行うことができる。また、アプリ内で手動で洗剤を選択し、その量を確認することもできる。洗剤のパッケージに記載されている投入量の指示に従って、手動で投入量を入力することも考えられる。粉末洗剤を手動で第1の容器に充填又は移送する場合は、手動入力が有利である。
このアプリは、3Dカメラを使用して洗濯する洗濯物の体積を決定するように設計できることが好ましい。この3Dカメラは、スマートフォンなどのスマートデバイスに内蔵されているか、又はスマートデバイスと結合されている。洗濯物の種類をアプリ内で選択できるようにすることも考えられる。例えば、洗濯物が綿を主体としているか、他の素材を主体としているかを、例えば手動で選択することができる。
本装置は、洗濯物の素材(例えば綿)の重量を測定するように設計されているか、又はそのような手段を備えていることが好ましい。アプリに保存されている洗濯物の量や重さの決定値と合わせて、洗濯物の重さを最終的に決定できる。
ボリュームはAR(拡張現実)を介して決定されることが好ましい。このアプリは、洗濯物の上に個々の測定ポイントを持つデジタルネットワークにまたがるように設計することができる。洗濯物の形状と色から、ソフトウェアは床やテーブルから洗濯物を判別し、その結果、側面の下部と上部に測定ポイントを設定することができる。このようにして、洗濯物の3次元的な計測が可能となる。また、測定点をクリックするなどして手動で固定することも考えられる。設定されたポイントは色分けされる。
アプリケーションソフトウェアは、例えば、洗濯物の分離、又は最適若しくは最大の洗濯量の少なくともいずれかの達成を警告するように構成された警告システムを備えていることが好ましい。
さらに、アプリが洗濯物の種類を認識又は決定することも考えられる。したがって、アプリは、洗濯物がどのような素材でできているか、例えば、織られた綿、ベルベット、プリントされた綿、サテン、又はシルクの少なくともいずれかを認識することができ、洗濯物の素材に応じて、少なくとも1つの第1及び少なくとも1つの第2の受け取りチャンバのうちの1つを、適切な洗剤の容器で制御する。このように、洗濯物の素材に応じて、適切な洗剤を自動で選択することができる。また、洗濯物の生地の素材に応じて、洗剤の投入が行われることも考えられる。さらに、一緒に洗ってはいけない異なる素材が関係していることが認識された場合には、アプリが洗濯物の分離に注意を喚起することもできる。これにより、異なる洗剤を必要とする素材の衣類が一緒に洗われることを防ぐことができる。また、検出された素材や洗濯物の種類に応じて、適切な洗濯プログラムを洗濯機で選択することも考えられる。
洗濯物の汚れ具合は、スマートフォン、タブレット、ノートPCのカメラで確認することもできる。また、ユーザーがアプリで汚れの度合いを手動で選択することもできる。アプリには、例えば、強、中、弱の3つの度合いが選択オプションとして用意されており、手動で入力された汚れの度合いに応じて洗剤の投入が行われるようにすることが考えられる。ただし、汚れの程度は他の細分化も考えられる。
汚れの度合いは、例えば、デバイスやアプリのボタンを押すことでも設定できる。軽い汚れ、普通に重い汚れ、非常に重い汚れを設定できるように、3~4個のボタンを備えていることが好ましい。
織物の様々な素材や汚れの程度がデータベースに保存されていることが考えられ、このデータベースは装置やアプリに結合されていてもよい。デバイスは、洗濯物の画像をデータベースと比較する画像認識手段を備えることができる。アプリは、例えば、洗濯物の上部領域など、洗濯物の一部の領域のみが検出又は見られるように設計することができる。例えば、洗濯カゴに投入された最後の洗濯物を常にカメラで撮影・確認できる。そして、アプリは、バスケット内のすべてのアイテムの平均的な汚れの度合いを判断することができる。る。洗濯物が特に汚れている場合、平均値によって決定された投入量では洗濯物がきれいにならない場合、デバイス又はデバイスを構成するシステムは、アプリを介してメッセージを送信したり、音響警告信号を発したりすることができる。
アプリは画像認識のために訓練されているか、訓練可能であることが好ましい。この場合、適応アルゴリズムは、画像を小さなコンポーネントに分解し、データのパターンを検索することができる。パターンは、汚れや異なるテキスタイルのほか、洗濯カゴの中のテキスタイルの位置でもよい。テキスタイルの位置とは、例えば、衣類が洗濯カゴに置かれている様子を意味する。アプリの手段で認識又は検出できる画像は、有効にしたり、マークを付けたりすることができる。このようにして、アプリは撮影した画像をデータベースと比較又は照合して、汚れの程度を判定することができる。画像認識アプリがいったん学習されると、人間よりもはるかに速く、はるかに正確にその仕事をこなす。画像認識は、Google、IBM、Microsoft、Clarifai、Cloud Sightなどの大手プロバイダーのソフトウェアツールを使って行うことも考えられる。
洗剤を投入するための投入量の設定は、洗濯に利用できる水道水の硬度の関数として制御又は調節できることが好ましい。
パイプの中の水は、住んでいる場所によって異なる。石灰、カルシウム、マグネシウムが多ければ多いほど、いわゆる「水の硬度」が高くなる。そのため、水の硬度に応じて洗剤を投入することができる。投入装置の制御部又は調整部が、データベースから、又は、例えば上記のアプリや別のアプリなどのユーザーソフトウェアを用いてインターネットから直接、水の硬度に関する値を取得し、水の硬度の関数として投入を行うことができることが考えられる。データベースには、洗剤を投入する装置のそれぞれの場所の地理的データに応じて、水の硬度が保存される可能性がある。これにより、硬度は、軟水、中水、硬水のカテゴリーに分けられる。例えば、ドイツでは、硬度レベルの値が8.4dH(dH=ドイツ式硬度)未満であれば、水は軟水である。8.4~14dHの間は中程度の硬度で、14dHを超える濃度になると硬水となる。硬水の場合、洗剤はより多くの石灰と戦わなければならないため、軟水の場合よりも高い濃度を投入しなければならない。そこで、GPSなどで機器の位置を正確に把握した上で、水の硬度を簡易的かつ自動的に判断し、硬度に応じて洗剤の投入量を調整することができる。これにより、装置による洗剤の投入量を硬度に応じて最適に調整することが可能となる。
しかし、前記のように、ユーザーが3つの硬度、例えば軟水、中硬水、硬水を選択できるようにすることで、アプリ内で硬度を手動で設定することも考えられる。このように、水の硬度を測定できる測定ストリップを用意して、ユーザーが測定した硬度をアプリに入力できるようにすることも可能である。
少なくとも1つの第1の容器又は少なくとも1つの第2の容器の少なくとも一方は、例えばRFID(radio-frequency identification)タグ又はバーコードなどのコードを含んでいる。洗剤を投入する装置は、例えばRFIDリーダーやバーコードリーダーなどの検出器又はリーダーを含んでいてもよい。洗剤吐出装置は、少なくとも1つの第1のリーダー及び/又は少なくとも1つの第2のリーダーを備えることが好ましい。少なくとも1つの第1の受信領域が第1のリーダーを構成し、少なくとも1つの第2の受信領域が第2のリーダーを構成することが好ましい。リーダーは、それぞれ、受信エリアの側壁又は後壁の内側に配置することができる。このようにして、第1のコードが付された第1の容器が第1の受け皿に挿入された後、及び/又はコードが付された第2の容器が第2の受け皿に挿入された後に、それぞれのコードを自動的に読み出すことができる。また、アプリ及び/又はスマートフォンのカメラを使って、それぞれのコードを読み取ることも考えられる。例えば、コードには洗剤の種類に関する情報が含まれており、コードによって洗剤の種類、例えばマイルド洗剤やカラー洗剤などを検出し、そのコードを装置の制御・調節ユニットに送信又は通信することができるようになっている。制御・調節ユニットは、少なくとも1つの第1の読取装置又は少なくとも1つの第2の読取装置の少なくとも一方と通信する。このようにして、装置は、種類又は材料に応じて正しい洗剤を制御し、それを自動化された方法で投入に使用することができる。また、個々のピックアップエリアに洗剤の種類を手動で割り当てることも、アプリを介して可能である。
洗剤を投入するための投入設定は、アプリケーションソフトウェア、例えばモバイルアプリを介して制御又は規制できることが好ましい。洗剤を投入するための投入量設定は、Bluetooth又は無線LAN(Local Area Network)を介して制御又は規制できることが好ましい。
洗剤の投入は、モバイルアプリを使って制御することができるが、このアプリは前述のアプリと同じものを使用できる。しかし、洗剤を投入する装置の押しボタンなどのアクチュエータを使って投入を制御したり、動作させたりすることも考えられる。汚れの程度、水の硬度、又は洗濯物の重量の少なくとも一方を決定した後、アプリを使って投入を開始することも考えられる。この目的のために、アプリは、洗剤を投入するための装置の制御・調整ユニットと通信する。すなわち、汚れの程度、水の硬度、重量などのすべての値が決定された後、制御・調整ユニットに対応する信号を送信することで、提供された容器やカップ、又は洗濯機の洗剤室への洗剤の投入が自動的に実行される。すべての必要な値が揃った後、制御・調節ユニットが自動的に投入を開始する。
アプリケーションソフトウェアは、手動又は自動で洗剤をオンラインで注文するように設計されていることが好ましい。
洗剤を投入する装置は、投入回数を検出して、洗剤の消費量を測定する手段を備えていてもよい。例えば、本装置は、第1のスクリューコンベア長手方向軸を中心としたスクリューコンベアの回転を検出又はカウントするように構成された少なくとも第1のセンサーを含んでいてもよい。第1のセンサーは、スクリューコンベアのハウジングに隣接又は近接して配置されることが好ましい。また、第1のセンサーは、少なくとも1つの第1の受け入れエリア内に配置されていてもよい。このようにして、少なくとも1つの第1受容部の粉末洗剤の消費が検出されてもよい。また、本装置は、第2の受け皿に配置されたクランプ要素の活動を検出又はカウントするように構成された少なくとも1つの第2のセンサーを含んでいてもよい。第2のセンサーは、クランプ要素に隣接又は近接して配置されることが好ましく、第2のセンサーがクランプ要素の少なくとも1つに隣接又は近接して配置されることがさらに好ましい。また、第2センサーは、少なくとも1つの第2受容領域内に配置されていてもよい。このようにして、少なくとも1つの第2の受容部の液体洗剤の消費を検出することができる。少なくとも1つの第1のセンサー又は少なくとも1つの第2のセンサーの少なくとも一方は、アプリと通信してもよい。したがって、洗剤の消費に関する情報は、アプリに送信され、記録されてもよい。これにより、アプリがインターネットに接続された時点で、新しい洗剤をインターネット上で自動的に注文することができる。また、洗剤の使用量が一定量に達したときに、アプリの使用者がアラートを受け取り、ボタンを押すだけで新しい洗剤をインターネットで注文したり、スーパーマーケットで新しい洗剤を購入したりすることも考えられる。これは、洗濯頻度や洗剤の配達時間を考慮して行うことができる。
また、アプリが適切な洗剤を提案することも考えられる。例えば、シルク、ウール、黒の洗濯物など、洗濯物の種類や素材に関するすべてのデータをカメラで撮影した後、アプリが使用すべき洗剤について提案を行うことができる。このように、ユーザーは、どの記録領域にどの種類の洗剤が入っているか、どの洗剤で洗濯したいかに応じて、アプリ内の異なる記録領域の1つを手動で選択することができる。しかし、洗濯物の種類や素材に応じて、適切な洗剤が自動的に使用されることも考えられる。この目的のために、カメラによって決定された種類又は素材に関するデータは、リーダーによってアプリに送信された洗剤の種類に関するデータと照合され、液体又は粉末洗剤を備えたそれぞれの関連するレセプタクル領域又は容器の少なくとも一方を制御することによって、適切な洗剤が自動的に選択されるようになっている。
また、アプリやアプリがアクセスできるデータベースには、洗濯機の種類やメーカーによって異なる構造上の特徴や特性が保存されており、これらの値にアクセスできるようになっている。例えば、ドラムサイズや洗濯プログラムなどのデータにアクセスすることができる。また、カメラや体重計で測定した洗濯物の重さや量が、ドラムの大きさに合っていない場合には、警告を発するようにすることもできる。例えば、洗濯物の量や重量を決定する際に、スキャンされた洗濯物が洗濯機に対して多すぎる場合には、ユーザーに信号を与えることができる。このようにして、ユーザーは、洗濯物をきれいに洗い、汚れを確実に落とすことができるように、洗濯物の量を調整することができる。また、洗濯物の種類や素材に応じて、それぞれの洗濯機に最適な洗濯プログラムを提案することも可能である。また、洗濯カゴや体重計と組み合わせて、洗濯機の最適な負荷や最大負荷に達したときに、ユーザーに通知するように設計することも可能である。このようにして、洗濯を非常に効率的に行うことができる。
例えばモバイルアプリなどのアプリケーションソフトウェアを使用して、第1の容器内の粉末洗剤の充填レベル又は第2の容器内の液体洗剤の充填レベルの少なくとも一方を、例えば信号音や信号光によって自動的に表示することが好ましい。
例えば、粉末洗剤を空にした後、あるいは一定の充填量に達した後の第1の容器、又は、例えば、液体洗剤を空にした後、あるいは一定の充填量に達した後の第2の容器の少なくとも一方を、インターネット上で自動的に注文できることが好ましい。
洗濯物の重量は、例えば吊り下げ式の計量器や台秤などの計量器によって決定できることが好ましい。
重量又は体積は、ARを介したカメラの代わりに、秤又は計量要素、好ましくは吊り下げ式の秤又はプラットフォームスケールを用いて決定することもできる。秤は洗濯機に組み込まれることが考えられる。したがって、体重計は、洗濯機内の洗濯ドラムに隣接又は近接して組み込まれ、制御ユニット又はアプリの少なくとも一方と通信するように構成されていてもよい。このようにして、ユーザーが洗濯物を洗濯ドラムに投入する際に、簡単な方法で確実に重量を測定することができる。重量の値が制御・調節ユニット及び/又はアプリに送信されることで、重量に応じた洗剤の投入を行うことができる。また、それぞれのランドリードラムの最大重量に達すると、アプリが警告を発することも考えられる。このようにして、ユーザーは洗濯物を再び洗濯ドラムから簡単に取り出すことができ、その結果、洗濯物の重量又は体積をドラムのサイズに合わせることができる。計量器は、洗濯機の下に配置することもできる。例えば、足に内蔵したり、計量マットとして使用したり、標準的な洗濯機の足の下にロードセルを配置したり、別の場所に配置したりすることができる。洗濯物が洗濯ドラムに投入された後、洗濯物の重量は、洗濯機の既知の自重との関連で容易に決定することができる。さらに、洗濯機の足を、洗濯ドラム内の洗濯物の重量を決定するための計量装置又はスケールを有する足と交換することも考えられる。足は洗濯機の底部にねじ込めることが好ましい。さらに、洗濯機が、計量装置又は目盛りを有する洗濯機ベース又は洗濯機サブフレームから構成されることも考えられる。
ユーザーが洗濯機の上に物、例えば、洗濯かご、洗剤、洗濯粉、乾燥機などを置き、それが先に述べた秤による測定に悪影響を与えるという問題がある。このような悪影響を避けるために、洗濯サイクルと古い洗濯物の除去の後、体重計はTARAに移行することができる。TARE又はTARE重量とは、計量される洗濯物の総重量又は合計重量と正味重量又は清掃重量との差を意味する。計量器は、洗濯機のドアの開閉や古い洗濯物の取り出しを検出するように構成されていてもよい。このようにして、洗濯プログラムが完了したことを判断することができる。その後、一定時間後に体重計が「TARE」になるように設定することができる。また、新しい洗濯物を入れる前に使用者がボタンを押すと、体重計はTARAになる。これならば、洗濯機に何を置いても同じである。
また、個々のクレードル要素やロードセルを洗濯機の足にクリックして接続することも考えられる。洗濯機の足を交換する必要はない。
秤はランドリーバスケットに接続又は接続可能であることが好ましく、秤がプラットフォームスケールとしてランドリーバスケットの底部に接続又は接続可能であることが好ましい。
また、スケールを洗濯機の外及び/又は洗濯ドラムの外に配置することも考えられる。例えば、スケール又は測定システムは、洗濯物のバスケットに隣接して、又はその近くに、又はその上に配置されてもよい。したがって、洗濯物の重量を測定するために、洗濯物のバスケットを秤の上に置くことができる。また、スケール又は測定システムは、任意のランドリーバスケットに組み込まれていてもよい。洗濯物の重量は、さまざまな方法で体重計を使って決定することができると考えられる。
洗濯物の重量又は質量は、ハンギングスケールを使用して決定することができる。ランドリーバスケットは、ハンギングスケールに取り付けたり、ハンギングスケールに引っ掛けたりすることができる。この目的のために、例えば吊り下げ手段などの固定手段又は受け止め手段を設けることができる。これらの吊り下げ手段は、重量測定装置に接続することができ、また接続されているので、洗濯物用バスケットの重量又は洗濯物用バスケットによってピックアップされた洗濯物の重量若しくは質量の少なくともいずれかを確実に測定することができる。特に、懸垂点の位置、すなわち、懸垂手段がハンギングスケールに取り付けられるか接続される位置において、これが可能である。洗濯物用バスケットを持ち上げられることが好ましく、洗濯物用バスケットを吊り下げ手段内で持ち上げられることがさらに好ましい。使用者は、吊り下げ式体重計の外で洗濯物籠を容易に満たし、その後、体重計の吊り下げ手段内に吊り下げて重量を決定することができる。また、ランドリーバスケットの代わりに、バッグやポーチなどの別の容器を吊り下げ式秤に接続又は連結することも考えられる。このようにして、洗濯物を袋やポーチに入れることができる。袋又はポーチは、洗濯物用バスケットの形状又は容積に適合した形状又は容積からなることが好ましい。重量測定装置がアプリ又は装置の制御ユニットの少なくとも一方と通信しているということは、洗濯物の重量に応じて洗剤を投入できるということである。
また、ランドリーバスケットのハンドルに配置された、あるいはランドリーバスケットのハンドルに接続可能な、あるいは接続されたストレインゲージを用いて、重量力や洗濯物の質量や体積を測定することも可能である。このようにして、洗濯物を入れたランドリーバスケットを持ち上げると同時に、特に簡単な方法で重量を正確に測定することができる。この決定された値をユーザーがアプリに入力することで、例えば、洗濯物の重量に応じて洗剤を投入することができる。また、洗濯物の重さの値は、アプリ又は洗剤投入装置の制御・調節ユニットの少なくとも一方に自動的に送信されることも考えられる。
他の選択肢としては、洗濯カゴと洗濯カゴに入っている洗濯物の重さを簡単に測定できるように、表面が調整可能な台秤を使用することが考えられる。そして、その値を使用者がアプリに入力することで、例えば、洗濯物の重量に応じた洗剤の投入量を算出することができる。また、洗濯物の重量の値が、アプリ又は洗剤を投入する装置の制御・調節ユニットの少なくとも一方に自動的に送信されることも考えられる。この文脈では、重量計が除去された洗濯物の量を計算し、除去された洗濯物の重量を決定することも考えられる。「除去された洗濯物の量」とは、ユーザーが洗濯物を洗濯カゴから取り除く際に、洗濯カゴ内の洗濯物の量が減少する量を意味する。これは、洗濯物を頻繁に分類しなければならない場合に有利である。
重量計は、少なくとも1つの計量セル、表示要素、又は制御要素一つで構成され、これらがボックスに統合されることが好ましい。
重量計は、ランドリーバスケットの底部に組み込むことができる。また、重量計は、ランドリーハンパーの底部に接続可能又は接続されていてもよい。重量計は、複数のハードウェア要素、例えば、少なくとも1つの計量要素若しくはロードセル、マイクロコントローラ、又はLCDディスプレイの少なくとも一つなどの表示要素を含んでいてもよい。重量計のすべての要素が箱に組み込まれていてもよいし、箱が重量計のすべての要素を構成していてもよい。例えば、この箱を洗濯カゴの中に入れて、洗濯カゴの底面に接するようにしてもよいし、洗濯カゴの底面に隣接又は近接して配置してもよい。このようにして、洗濯物を洗濯カゴに入れると同時に、洗濯物の重さを簡単に知ることができる。そして、ユーザーは、表示要素を使って洗濯物の重量を確認し、必要に応じて調整することができる。マイクロコントローラは、アプリ又は洗剤投入装置の制御装置若しくは調整装置の少なくとも一つと通信することができる。このようにして、洗濯物の重量の正確な値を簡単な方法で伝達することができ、洗濯物の重量又は体積又は質量の関数として洗剤の投入を行うことができる。本装置又は本装置を構成するシステムが、洗濯機の最適又は最大負荷に達したときにユーザーに通知するように構成されていることが考えられる。
秤は、カメラ要素又は支持プレートの少なくとも一方をさらに備えることが好ましい。
スケールは、キャリアプレートを含んでいてもよい。キャリアプレートは、ボックスに接続されていてもよいし、接続可能であってもよい。キャリアプレートは、連結要素が配置されたボックスの外側の側面とは反対側のボックスの外側の側面に配置されることが好ましい。したがって、支持プレートは、スケール又はボックスがランドリーバスケットに接続又は挿入されたときに、ランドリーバスケットの底部に対向するボックスの側面に配置される。支持板は、洗濯物支持板として構成されていてもよい。したがって、洗濯物がランドリーバスケットに置かれるときに、洗濯物が洗濯物支持板に接触してもよい。また、洗濯物支持板は、計量セルに接続されている。これにより、洗濯物の重量を正確に測定することができる。
秤はカメラ要素を含んでいてもよい。カメラ要素は、ボックスに接続されているか、接続可能であってもよい。しかし、カメラ要素は、ランドリーバスケット内、例えばその側壁に配置することも考えられる。カメラ要素又はカメラによって、誤った洗濯物が洗濯カゴに置かれたかどうかを検出することができる。また、カメラ要素がアプリと通信することで、適切な警告信号を発することができる。これにより、例えば、色物の洗濯物と白物の洗濯物のように、別々に洗うべき洗濯物が不適切に混ざることを防ぐことができる。
また、カメラ要素が洗濯物の汚れの度合いを検出又は認識するように設計されていることも考えられる。カメラ要素がアプリ又は洗剤投入用デバイスの少なくとも一方と通信している場合、洗剤の投入は、カメラ要素によって検出された汚れの程度に応じて自動的に行われる。しかし、汚れの程度、例えば重度、中度、軽度の汚れを、ユーザーがアプリに手動で入力することも考えられる。また、汚れの程度を細分化することも考えられる。
第2の容器がホースであるか、又は第2の容器がホースとして構成されていることが好ましい。
第2の容器内の液体洗剤は、蠕動ポンプを用いて吐出できることが好ましい。
第2の容器又はホース若しくは蠕動ポンプの少なくとも一方が装置の第2の受容領域に挿入され、第2の受容領域でこれを受容できることが好ましい。
ホース又は蠕動ポンプの少なくとも一方が交換可能で、使い捨て又は単回使用の製品として設計されていることが好ましい。
好ましくは、第1の容器及び/又は第2の容器及び/又は投入装置及び/又はスクリューコンベア及び/又はホース及び/又は蠕動ポンプ及び/又は持ち上げシステムは、バイオプラスチック又はバイオプラスチック又はバイオベースのプラスチックでできている。好ましくは、第1の容器及び/又は第2の容器及び/又は投入装置及び/又はスクリューコンベア及び/又はホース及び/又は蠕動ポンプ及び/又はリフティングシステムは、バイオプラスチック又はバイオプラスチック又はバイオベースのプラスチックで構成されている。例えば、バイオプラスチックは、ロックペーパー及び/又は木材から構成されていてもよい。
本発明の別の側面は、洗剤、特に液体洗剤及び/又は粉末洗剤を投入する装置と、粉末洗剤を受け入れて投入するための少なくとも1つの第1の容器と、液体洗剤を受け入れて投入するための少なくとも1つの第2の容器とを含むシステムに関するものである。
洗剤を投入するための装置と、粉末洗剤又は液体洗剤を保持し投入するための容器は、いずれも、先に述べた特徴のいずれかと、それらの特徴に関連する利点とを含んでいてもよい。特に、本システムにおける洗濯物の重量判定は、既述の重量判定手段のいずれかを用いて行うことができる。
本発明の別の態様は、洗剤、特に粉末洗剤を投入する装置を制御するコンピュータ実装の方法であって、投入装置によって第1の容器から洗剤、例えば粉末洗剤を投入することと、さらなる投入装置によって第2の容器から液体洗剤を投入することとを含む方法に関する。
好ましくは、本方法は、粉末洗剤などの洗剤を入れるように構成された第1の容器内のレベルを決定することと、液体洗剤を入れるように構成された第2の容器内のレベルを決定することをさらに含む。
この方法は、粉末洗剤などの洗剤又は液体洗剤の少なくとも一方を識別することと、決定された充填レベルに基づいて洗剤又は液体洗剤の少なくとも一方を再注文することをさらに含むことが好ましい。
本発明の別の態様は、既述の洗剤投入装置を用いて洗剤を投入する方法であって、以下のステップを含み、投入装置は、洗濯される洗濯物の決定された重量に依存する洗剤を投入するための投入設定を有している。
洗剤を投入する方法は、吊り下げ式の秤や台秤などの秤を用いて洗濯物の重量を決定又は確認するステップを含むことが好ましい。
洗剤を投入するための用量設定は、洗濯物を洗うために使用できる水道水の硬度、洗うべき洗濯物の汚れの程度、及び/又は洗濯機のドラムサイズに依存することがさらに好ましい。洗剤を正しく投入するためには、重量に加えて、水の硬度、汚れの程度及び/又は、ドラムの大きさが必要な場合がある。このようにして、洗剤の投入量を改善することが可能になる。
汚れの度合いを判断するステップは、洗濯機の濁度センサーを使って判断することができる。また、洗濯カゴのカメラや、アプリと連動したスマートフォンのカメラを使って、汚れ具合を判定することも可能である。また、アプリで汚れの度合いを手動で設定したり、ディスペンサーで汚れの度合いを手動で設定したりすることも考えられる。(例えば、ディスペンサーの入力フィールドや入力キーを使って)。
好ましくは、洗濯物の重量は、ランドリーバスケットに接続された又は接続可能なスケールによって決定される。さらに好ましくは、スケールはプラットフォームスケールとしてランドリーバスケットの底部に接続されているか、接続可能である。
以下、本発明を好ましい実施形態の図面のみを参照して説明すると、以下の通りである。
洗剤を投入するための本発明による装置の一実施形態を示す透視図であり、この装置には、スクリューコンベア及びスクリューコンベアハウジングを備えた投入装置が収容されている。 図1の実施形態の正面図である。 図1の実施形態の一部分を示す透視図である。 投入装置がピックアップされていない状態の投入装置レセプタクルの透視図である。 スクリューコンベアの透視図である。 スクリューコンベアのハウジングを上から見た透視図である。 スクリューコンベアのハウジングを下方から見た透視図である。 投入装置レセプタクルの断面図であり、スクリューコンベアとスクリューコンベアハウジングを備えた投入装置が、投入装置レセプタクルに受け入れられていることを示している。 投入装置が収容された投入装置レセプタクルの正面図である。 投入装置に接続可能な容器の第1の実施形態を示す側面図である。 投入装置に接続可能な容器のさらなる実施形態を示す側面図である。 粉末洗剤を保持して投入するための容器のさらなる実施形態を示す側面図である。 投入装置に接続可能な容器の複数のさらなる実施形態を示している。 投入装置に接続可能な容器の別の実施形態を示す。 図15Aは、図1の洗剤吐出装置の透視図であり、第2の容器がまだ挿入されておらず、第2の受容領域に受容されている状態を示している。 図15Bは、図15Aの装置の第2の受け皿の正面図であり、第2の受け皿に第2の容器が挿入されている状態を示している。 図15Cは、図15Aの装置の第2の受入れ領域の正面図であり、第2の容器が第2の受入れ領域に受入れられている。 第2のピックアップ領域の一対のクランプ要素の透視図である。 図17Aは,第2の容器の第1の側面図である。 図17Bは,第2の容器の第2の側面図である。 洗剤を投入する装置を下から見た透視図である。 液体洗剤リザーバが第2の液体洗剤容器に接続されていない、洗剤ディスペンサーの透視図である。 液体洗剤リザーバが液体洗剤の第2容器に接続されている、洗剤吐出装置の透視図である。 本質的に水平なプレートによって互いに接続可能な、液体洗剤リザーバと第2の容器の一実施形態の透視図を示している。 液体洗剤リザーバと第2の容器の別の実施形態の透視図であり、液体洗剤リザーバと第2の容器を接続するための本質的に水平なプレートは設けられていない。 図23Aは,第2の容器の排出口の透視図である。 図23Bは、第2ピックアップエリアの下部の透視図である。 ピックアップされた第2の容器がある第2のピックアップエリアの下部領域を示す正面図である。 図25Aは、第2の容器と液体洗剤用リザーバからなる組み合わせ容器の第1の側面図である。 図25Bは、図25Aの組み合わせ容器の第2の側面図である。 図25A及び図25Bの組み合わせ容器を、位置決め及び保持装置によって位置決めした状態の透視図である。 ランドリーバスケットに接続された、又は接続可能なスケールシステムの模式図である。 液体洗剤を投入するためのリフティングシステムである。 第2コンテナに接続されたリフティングシステムの模式図である。 図30Aは,リフティングシステムを備えた第2のコンテナの透視的側面図である。 図30Bは、図30Aに示された第2のコンテナのリフティングシステムを備えた底面図である。 図30Cは、図30Aの第2コンテナに接続されたリフティングシステムの透視側面図である。
まず、図1~図9を参照して、洗剤、特に粉末洗剤及び/又は液体洗剤を投入する装置1の実施形態例を説明する。
この実施形態では、洗剤を投入するための装置1は、粉末洗剤の第1の容器9を受け入れるように構成された第1の受け入れ領域5を備える。さらに、洗剤投入用の装置1は、液体洗剤の第2の容器11を受け入れるように設計された第2の受容領域7を備える。
なお、第1受光部5は、第2受光部7に接続可能であってもよいし、第1受光部5が第2受光部7に接続されていてもよい。この時点で、図1~図9が考えられる実施形態例を説明していることを明示的に指摘しておく。同様に、洗剤を投入するための装置1は、複数の第1の受入れエリア5を含んでいてもよく、第1の受入れエリア5はそれぞれ、粉末洗剤の第1の容器9を受け入れるように構成されている。さらに、洗剤を投入するための装置1は、複数の第2の受入れ領域7を含んでいてもよく、第2の受入れ領域7はそれぞれ、液体洗剤の第2の容器11を受け入れるように構成されている。個々の受容領域5,7は、互いに接続可能であり、あるいは互いに接続されていてもよい。しかしながら、洗剤を投入するための装置1はまた、第1の容器9を受け入れるための第1の受け入れ領域5のみを構成し、第2の容器11を受け入れるための第2の受け入れ領域7を構成しなくてもよい。あるいは、洗剤投入用の装置1は、第2の容器11を受けるための第2の受入れ領域7のみで構成され、第1の容器9を受けるための第1の受入れ領域5を備えていなくてもよい。
第1の受容領域5は、粉末洗剤用の第1の容器9を少なくとも部分的に受容するように設計されている。第1の受入れエリア5は、後壁13と、特に後壁13に対して横方向に0°又は180°とは異なる角度で配向された2つの間隔を空けた側壁15,17と、特に側壁15,17に対して横方向に0°又は180°とは異なる角度で配向された上端部19及び下端部21とを備えている。さらに、第1の受容領域5は、後壁13の反対側にある少なくとも部分的に開放された前側23を構成しており、第1の受容領域5は、側壁15,17、上端及び下端19,21、後壁13、及び少なくとも部分的に開放された前側23の間に形成されているようになっている。上下限19,21は、互いに平行に配置されてもよく、後壁31は、上下限19,21がそれぞれ、後壁が配置された平面に対して垂直に配向された平面内に延びるように、上下限19,21に対して実質的に横方向に配置されてもよい。
図の説明では、上、下、左、右、前、後、水平、垂直、上、下などの用語は、それぞれの図で選択された洗剤を投入するための装置1の例示的な実施形態を指す。特に、水平及び垂直という用語は、装置1の上端部19及び下端部21が延びる平面を指す。
第1の受入れエリア5は、第1の容器9を受入れるための上部の容器受入れエリア25と、投入装置29を受入れるための下部の投入装置受入れエリア27とからなる。容器受入れエリア25は、投入装置受入れエリア27の上方に配置されることが好ましい。
さらに、図1から図3は、液体洗剤(特に液体)用の第2の容器11を少なくとも部分的に受容するように設計された、洗剤を投入するための装置1における第2の受容領域7を示している。第2の受入れエリア7は、後壁と、互いに間隔を空けて配置され、0°又は180°とは異なる角度、特に後壁に対して横方向に配向された2つの側壁と、0°又は180°とは異なる角度、特に側壁に対して横方向に配向された下端と、下部壁の反対側の開放された上側とを備え、第2の容器11を受入れるための第2の受入れエリア7は、側壁の間に形成されている。第2の受入れ領域の側壁は、後壁に対向する第2の受入れ領域7の前側から後壁に向かって延びる1つ以上の、好ましくは複数のクランプ要素155を有し、第2の容器11を装置1内に配置するため、若しくは第2の容器内に液体洗剤を吐出するためのいずれか一方のため、又は第2の容器内に液体洗剤を無菌状態で保管するための少なくともいずれかのために構成されている。特に、クランプ要素155は、クランプとして構成されており、クランプのうちの2つは、互いに対向して、下側の限定に平行な平面に配置されている。下限に対するクランプ要素155の相対的な距離又は開放された上側に対する相対的な距離の少なくとも一方は可変である。第2の受容領域7の下端は、第2の容器11の出口を受容するように構成された貫通孔を有する。
図4~図14を参照して、第1の受け皿5、第1の容器9、及び投入装置29をさらに詳細に説明する。
図4は、投入装置受容領域27が、投入装置29のための作動及び/又は駆動装置39を構成することを示している。作動装置及び/又は駆動装置39は、後壁13の中又は上に配置され、及び/又は後壁13から本質的に離れて延びる結合部材又は駆動軸41からなる。下端部21は、開いた前部23から長手方向のレセプタクル軸45に沿って本質的に後壁13まで延びる投入装置29のためのレセプタクル43を備える。後壁13の駆動軸41及び投入装置29のためのレセプタクル43は、下端部21に対して横方向に同一平面上に延在し、及び/又はレセプタクル長手方向軸45に対して本質的に垂直である。
特に、受け口43は、受け口の長手方向軸45に直交する断面が凹状になっている。すなわち、受け口43は、下端部21に凹状の部分として埋め込まれている。したがって、下端部21は、側壁15,17のうち第1のものに隣接又は近接する第1の水平面部47と、側壁15,17のうち第2のものに隣接又は近接する第2の水平面部49とを有する表面を有していてもよく、レセプタクル43は、第1及び第2の面部47,49の間に凹状の面部として配置されている。受け口長手軸45には、特に後部後壁13に隣接又は近接して、受け口排出開口51が配置されていてもよい。
第1のガイド部材31及び第2のガイド部材33は、容器受け渡しエリア25と投入装置受け渡しエリア27との間に配置され、ガイド部材31,33が開放された前面23から後壁13まで延びるか、又は、ガイド部材31,33が側壁15,17から離れて延びるかの少なくとも一方である。ガイド部材31,32は、第1の受入れエリア5を上部容器受入れエリア25と下部投入装置受入れエリア27とに分割し、上部容器受入れエリア25が上端部19によって、また反対側の2つのガイド部材31,33によって制限されるようになっている。下部投入装置受容領域27は、2つのガイド要素31,33と、反対側の下端21とによって制限される。第1の容器9及び投入装置29が第1の受容領域5に挿入された及び/又は少なくとも部分的に受容された後、第1の容器9は、ガイド要素31,33と上端19との間に配置され、投入装置29は、ガイド要素31,33と下端21との間に少なくとも部分的に配置される。ガイド部材31,33は、基本的に上端部19及び下端部21に平行な平面内で配向されており、容器受取領域25に向かって開放前面23に向かって平面外で上方に傾斜している。したがって、ガイド部材31,33は、本質的に平行な部分35と、傾斜した部分37とを有する。本質的に平行な部分35は、後壁13から傾斜部分37まで延びており、傾斜部分37は、本質的に平行な部分35からオープンフロント23まで延びている。
容器受取領域25の1つ以上の側壁15,17は、1つ以上の側壁15,17から離れて延びる複数のリブ53を含んでいる。特に、複数のリブ53は、上側制限部19及び/又は下側制限部21と実質的に平行に延びている。好ましくは、複数のリブ53は、開放された前面23から後壁13に向かって延びている。
特に、複数のリブ53は、2つの側壁15,17に対になって配置されている。それぞれの場合において、リブ53のうちの2つは、側壁15,17に対して本質的に横切る平面、及び/又は、上部又は下端19,21に対して本質的に平行な平面において、リブ55の対として延びている。一対のリブ55は、容器受容領域25の側壁19,21上に、好ましくはガイド要素31,33と上側制限部19との間に、好ましくは等間隔で規則的に配置されている。
投入装置29は、第1の容器9から第2の容器11の外に粉末洗剤を投入するためのものである。この点において、投入装置29は、第1の容器9に接続可能であってもよい。したがって、投入装置29は、第1の容器9に接続されたときに、投入装置29が、見られるように、第1の受容領域5の後壁13に対して本質的に垂直な動きによって、第1の受容領域5に挿入又は受容されるように、第1の容器9に接続されてもよい。
投入装置29は、図5~図7に示すように、スクリューコンベア57とスクリューコンベアハウジング59とからなる。図8に示すように、スクリューコンベア57は、好ましくはその全長で、スクリューコンベアハウジング59に挿入され、スクリューコンベア57及びスクリューコンベアハウジング59が共通のスクリューコンベア長手方向軸61をほぼ延長するように、そこに回転可能に配置されてもよい。以下では、図5~図7に示すように、スクリューコンベア57がスクリューコンベアハウジング59に挿入されていない場合でも、スクリューコンベア57及びスクリューコンベアハウジング59の特徴を、共通の長手方向のスクリューコンベア軸61との関連で説明する。
スクリューコンベアハウジング59は、入口開口部35を有する入口63、又は出口開口部69を有する出口67の少なくとも一方を備えている。入口63及び出口67は、スクリューコンベアハウジング59において、スクリューコンベア長手方向軸61に対して横方向に見て反対側に配置されている。スクリューコンベアハウジング59は、スクリューコンベア長手軸61に沿って、第1の端部71と反対側の第2の端部73との間で延びている。出口67は、第1の端部71に隣接又は近接して配置されており、入口63は、第2の端部73に隣接又は近接して配置されている。
特に、入口63は、周壁77を有するフランジ75からなり、周壁77は、入口開口部65を少なくとも部分的に取り囲むか、又は、スクリューコンベア長手方向軸61に沿って見たときに、スクリューコンベアハウジング59から本質的に半径方向に離れて延びるかの少なくとも一方である。図6に示すように、周壁77は、第1の周壁中央長手軸78に沿って基本的に延びている。特に、周壁中央長手方向軸78は、約47mmの長さを有していてもよい。さらに、周辺壁77は、第2の周辺壁中央長手方向軸80に沿って延在しており、この第2の周辺壁中央長手方向軸80は、第1の周辺壁中央長手方向軸78に対して0°又は180°とは異なる角度、特に横方向、好ましくは垂直方向に配向しており、特に約29mmの長さを有していてもよい。
フランジ75は、投入装置29を第1の容器9に接続するため、又は、投入装置29を投入装置受容部27に挿入するための少なくとも一方のために構成されている。例えば、周壁77は、第1のアバットメント面79と、本質的に対向する第2のアバットメント面81とからなり、第1及び第2のアバットメント面79,81は互いに平行に配置されている。これらのアバットメント面79,81により、投入装置29の投入装置受容領域27への挿入が特に容易になる。特に、投入装置受入れエリア27への挿入時に、アバットメント面79,81は、第1受入れエリア5のガイド要素31,33に沿って基本的にスライドできるか、又は、投入装置受入れエリア27に受入れられた後に、横方向のガイド要素31,33に基本的に接触できるかの少なくとも一方が可能である。
特に、スクリューコンベアハウジング59は、複数のリブ又はスクリューコンベアハウジングリブ85を有する外壁83を備え、リブ85は、スクリューコンベアハウジング59の第1の端部71と第2の端部73との間で少なくとも部分的に軸方向に延びていることが好ましい。リブ85は、スクリューコンベアの長手方向軸61から見て、外壁83から本質的に半径方向に離れて延びている。
第1対の制限リブ87としてのリブ85のうちの2つは、外壁83の周方向において対向する側でスクリューコンベアハウジング59の出口開口69を制限する。第2対の制限リブ89としてのリブ85のさらに2つは、外壁83の軸方向における対向面で出口開口部69を制限する。本実施形態では、投入器29や容器9とは異なり、交換できない第1受け皿5に粉末洗剤が接触することを防止できる。
スクリューコンベア57は、スクリューコンベアの長手方向軸61の方向に駆動端82を有している。結合装置91は、スクリューコンベア57の駆動端82から、又は駆動端82において、本質的にスクリューコンベアの長手方向軸61に沿って延びており、結合装置91は、作動装置若しくは駆動装置39、又は駆動軸41の少なくともいずれかと結合的に相互作用するように、特に係合するように構成されている。
カップリング装置91は、投入装置29の投入装置受入れ領域27への挿入及び少なくとも部分的な受入れの後に、カップリング要素41が投入装置受入れ領域27の(円筒形)空洞93に少なくとも部分的に受入れられるように、本質的に円筒形の空洞93又は受入れとして構成されてもよい。円筒状の)空洞93の内壁95は、好ましくは、カップリング要素41の外壁96の外周プロファイルと係合可能な内周プロファイルからなる。カップリングエレメント41の外側プロファイルは、円筒形キャビティ93の内側プロファイルの少なくとも1つの材料凹部99と係合又は相互作用することができる少なくとも1つの材料隆起部97を有する。このように、カップリング要素91は、カップリング要素41の(円筒形)キャビティ93への挿入により、投入装置29の駆動、ひいてはスクリューコンベア57の回転を可能にするように、駆動軸として構成されている。
スクリューコンベア57は、平坦なガイド面又はシート又はゴムローブの形態の1つ又は複数の螺旋状フライト101が螺旋状に巻かれたシャフトとして構成され、ウォームスレッド107の形態でスクリューコンベア長手方向軸61から横方向に離れて延びていることが好ましい。
図8は、洗剤を投入するための装置1の第1の受入れエリア5において、投入装置受入れエリア27に挿入され、受入れられた投入装置29を示している。スクリューコンベア57は、スクリューコンベアハウジング59の内部に延びており、後壁13上の結合要素41は、スクリューコンベア57の円筒形の空洞93に挿入されるか、又は駆動するかの少なくとも一方が可能であることが好ましい。入口開口部65を介してスクリューコンベアハウジング59の内部に導入された粉末洗剤は、基本的にスクリューコンベア長手方向軸61に沿った1つ以上の螺旋状フライト101に沿って出口67まで案内されるか、又は出口開口部69を介してスクリューコンベアハウジング59の内部から吐出するかの少なくとも一方が可能である。挿入要素又は除去要素105は、好ましくは、スクリューコンベアハウジング59の第2の端部73に配置される。
図9は、投入装置29が挿入された状態の投入装置受入れエリア27の正面図である。第1の受入れエリア5の投入装置受入れエリア27に挿入された状態では、投入装置29の周壁77の横方向のアバットメント面79,81と、リブ85のうちの2つが、2つのガイド要素31,33に接している。特に、アバットメント面79,81は、側壁15,17から離れて延びるガイド要素31,33のエッジ107に接してもよく、2つのリブは、下端21に面した2つのガイド要素31,33の下面109に接してもよい。
図10~図14を参照して、粉末洗剤を保持及び/又は投入するための第1の容器9の実施形態を説明する。
図10から分かるように、第1の容器9は、粉末洗剤を受け入れるための内部空間112と、内部空間112と連通する出口113とを有するハウジング111を含んでいてもよい。第1の容器9は、図1~図9の文脈で前述したように、洗剤を分配するための装置1に、少なくとも部分的に挿入又は受容の少なくとも一方がされるように構成されている。
排出口113は、スクリューコンベア57及びスクリューコンベアハウジング59からなる投入装置29の入口に接続可能であり、スクリューコンベア57は、好ましくはその全長で、スクリューコンベアハウジング59に挿入され、スクリューコンベア57及びスクリューコンベアハウジング59が共通の長手方向軸であるスクリューコンベア長手方向軸61の周りに延びるように回転可能に配置されている。第1の容器9の出口113は、スクリューコンベアハウジング59の入口63に接続可能であり、スクリューコンベアハウジング59は、投入手段29の作動によって粉末洗剤の所定の又は予め定められた量(又は投入量)が出口67を介して吐出されるような出口67を有している。第1の容器9の出口113は、スクリューコンベアハウジング59の入口63にねじ止め又は接着されていてもよいし、入口63がそうであってもよいが、スクリューコンベアハウジング59も第1の容器9と一体又は固定されていてもよい。
第1の容器9は、入口開口部115を含んでいてもよく、入口開口部115は、出口113に本質的に対向して配置されるか、又は、出口113の出口開口部117を含むかの少なくとも一方であることが好ましい。入口開口部115は、閉鎖要素119によって、好ましくは、ジッパー又はファスナーによって閉鎖可能であってもよい。閉鎖要素119、好ましくはジッパーは、洗剤を吐出するための装置1の第1受容領域5の溝に少なくとも部分的に挿入されるように構成されている。クロージャ要素119に隣接又は近接するのは、内側開口部123を有するタブ121である。内側開口部123は、第1の容器をある場所から別の場所に簡略化された方法で運ぶことができるように、キャリングハンドルとして機能することができる。
図11及び図12に見られるように、第1の容器9は、少なくとも部分的にテーパ部125を構成しており、テーパ部125における第1の容器9の周縁部は、排出口113に向かって減少又は先細り(好ましくは、基本的に円錐状)になっている。
第1の容器9は、(第1の容器9に接続されたときに見た)スクリューコンベアハウジング59のスクリューコンベア長手方向軸61に対して横方向の断面を構成してもよく、テーパ部125は、第1の側縁135及び第2の側縁137によって横方向に制限される。第1の側縁部135は、(接続された状態で見て)スクリューコンベアハウジング59のスクリューコンベア長手軸61の平面に対して、0°又は180°とは異なる角度で、特に本質的に横方向に、好ましくは90°未満の角度で、より好ましくは約45°の角度で、本質的に延びていてもよい。第2の側縁部137は、搬送用スクリューハウジング59の搬送用スクリュー長手軸61の平面に対して、0°又は180°とは異なる角度、特に本質的に横方向に、好ましくは90°未満の角度、特に好ましくは約45°の角度で延びていてもよい。第1の側縁部135及び/又は第2の側縁部137はそれぞれ、スクリューコンベアハウジング59のスクリューコンベア長手方向軸61の平面に対して90°の角度で延びてもよい側縁部136を含んでいてもよい(連結時に見た場合)。側縁部136は、本質的に対称な部分の第1の側縁部131又は第2の側縁部133の平面内に延びていてもよい。
第1の容器9は、少なくとも部分的に、第1の本質的に対称なセクション127を構成してもよい。第1の本質的に対称なセクション127内の第1の容器29の周縁部は、好ましくは一定である。第1の基本的に対称なセクション127は、テーパ部125よりも排出口113からさらに間隔を空けている。第1の容器9は、第1の容器9に接続された状態で見たときに、スクリューコンベアハウジング59のスクリューコンベア長手方向軸61に対して横方向の断面を有していてもよく、第1の基本的に対称なセクション127は、第1の側縁131及び第2の側縁133によって横方向に制限される。第1の側縁131及び第2の側縁133は、(接続された状態で見たときに)スクリューコンベアハウジング59のスクリューコンベア長手軸61の平面に対して、互いに基本的に平行に、及び/又は0°もしくは180°とは異なる角度で、特に基本的に横方向に、好ましくは約90°の角度で配向されている。第1の本質的に対称なセクション127の第1の側縁131は、テーパ部125の第1の側縁135と同一平面上であるか、又は、第1の本質的に対称なセクション127の第2の側縁133がテーパ部125の第2の側縁137に対して0°又は180°とは異なる角度で、特に基本的に横方向に向いているかの少なくとも一方であってもよい。
排出口113に隣接又は近接して、第1の容器9は、第2の基本的に対称なセクション129を含んでいてもよく、第2の基本的に対称なセクション129内の第1の容器9の周縁は、好ましくは基本的に変わらず、排出口113の周縁又は排出口113の開口部の周縁の少なくとも一方に本質的に対応している。第2の基本的に対称なセクション129は、第1の容器9の内部空間112から粉末洗剤を通過させることができる出口として機能してもよい。第2の本質的に対称なセクション129の側縁139及び141は、好ましくは10~30mm、特に好ましくは15mmの長さを有してもよい。
しかし、第2の基本的に対称なセクション129の側縁139及び141が、30mmを超える長さ、好ましくは70~110mmの長さ、特に好ましくは90mmの長さを有することも考えられる。これは特に、前述のようにスクリューコンベア58及びスクリューコンベアハウジング59を備えた投入装置29によって投入が行われない場合、しかしながら、粉体洗浄洗剤を投入するために第1の受取領域5の側壁15、17に隣接又は近接してクランプ要素又はクランプが設けられており、このクランプ要素又はクランプは、第2の容器11及び第2の受取領域7に関連して後述するクランプ要素155又はクランプに類似して設計されている場合に提供することができる。
第1の容器9は、第1の容器9に接続されたときに見たスクリューコンベアハウジング59のスクリューコンベア長手軸61に対して横方向の断面を構成してもよく、第2の基本的に対称なセクション129は、互いに本質的に平行に配向された第1の側縁139及び第2の側縁141によって横方向に限定される。第1の側縁部139及び第2の側縁部141は、(接続状態で見て)スクリューコンベアハウジング59のスクリューコンベア長手軸61の平面に対して、0°又は180°とは異なる角度で、特に基本的に横方向に、好ましくは約90°の角度で延びている。第2の本質的に対称なセクション129の第1の側縁139は、テーパ部125の第1の側縁135と、第1の本質的に対称なセクション127の第1の側縁131と同一平面上であってもよい。
テーパ部125は、第1本質的対称部127と第2本質的対称部129との間に配置されている。第2の基本的に対称なセクション129は、好ましくは、第1の基本的に対称なセクション127の周縁よりも小さい周縁を有し、第2の基本的に対称なセクション129は、第1の基本的に対称なセクション127を取り囲む容積よりも小さい第1の容器29の容積を取り囲む。
図13は、投入装置29に接続可能であるか、又は、洗剤を投入するための既述の装置1に挿入されて受け取られるように構成されたかの少なくとも一方である第1の容器9の、さらに考えられる実施形態を示している。投入装置29は、スタンドプレートとして構成されたプレート143を含んでいてもよく、スクリューコンベアハウジング59上に配置されるか、又は、スクリューコンベアハウジング59に接続可能であるかの少なくとも一方であってもよい。このスタンドプレート143は、特に、第1の容器9が粉末洗剤を受け取るように配置されている場合に、第1の容器9をより適切に配置又は整列させるためか、又は、第1の容器9の転倒を防止するための少なくとも一方のために役立つ。スクリューコンベアハウジング59が筐体145を構成し、筐体145がスタンドプレート又はスタンドフットの少なくとも一方として機能する少なくとも1つの平坦な表面147を構成することは、第1の容器9をより良く位置決めし、転倒から保護することができるようにするために、さらに考えられる。しかしながら、第1の容器9が、先細り部125の代わりに別の基本的に対称的な部分からなることも考えられる。この場合、3つのセクションの第1の側縁131,135,139は、平面内に延び、第2の側縁133,137,141は、平面内に延びてもよく、2つの平面は、互いに本質的に平行に配向されている。
図14は、第1の容器9のさらなる実施形態を示しており、この場合、1つの同じ開口部117が、粉末洗剤を第1の容器9に受け入れ、粉末洗剤を第1の容器9から取り出すのに役立つ。この場合、開口部は出口開口部117に対応しており、第1の容器9が別個に形成された入口又は入口開口部を構成しないようになっている。粉末洗剤は、まず、出口113又は出口開口部117を介して第1の容器9に受け入れられ、その後、出口113は、投入装置29に接続される。特に、粉末洗剤を受け取った後、出口117は、接続要素149、例えば、接着ストリップ151の形態の接着要素、又はクリップ153によって、投入装置29の入口63に接続されてもよい。
図15A~図24を参照して、装置1の第2の受入れ領域7、第2の容器9、及び投入装置29をより詳細に説明する。
図15Aに示すように、第2受入れエリア7は、後壁157と、後壁157に対して横方向に向いた2つの間隔を空けた側壁159と、側壁159に対して横方向に向いた下端部161と、下端部161に対向する開放頂部163とを備えている。第2容器11を受容するための第2受容領域7は、側壁159の間に形成されている。側壁159に隣接又は近接して、後壁157に対向する前面部159と第2受入れ領域7の後壁165との間に少なくとも部分的に延びる複数のクランプ部材155が設けられている。
図15A~図15Cに示す第2の受け皿領域7の実施形態は、側壁159に隣接又は近接して配置された3対のクランプ要素167,169,171からなる。一対のクランプ要素167,169,171のそれぞれは、第2の受け皿領域7の下側の制限部161に実質的に平行な平面に配置されている。クランプ要素155は、クランプの形態であってもよく、クランプの各2つは、互いに対向して、第2の受容領域7の下端161に平行な平面内に配置されている。
クランプ要素ペア167,169,171のうちの第1のものは、第1の、下側のクランプ要素ペア167のクランプ要素が下側の制限161に対して第1の距離D1を有するように、下側のクランプ要素ペア167として配置される。クランプ要素の対167,169,171のうちの第2のものは、第2の、上側のクランプ要素の対169のクランプ要素が、下側の制限161に対する第1の距離D1よりも大きい、下側の制限161に対する第2の距離D2を有するように、上側のクランプ要素の対169として配置される。第1の、下側の対のクランプ要素167は、第2の受け入れ領域7において、下側制限部161に隣接又は近接して配置されている。第2の、上側の対のクランプ要素169は、オープントップ163に隣接又は近接して配置される。さらに、第3のクランプ要素対167,169,171は、第1のクランプ要素対167と第2のクランプ要素対169との間に中間のクランプ要素対171として配置され、第1の距離D1よりも大きく、第2の距離D2よりも小さい、下側制限部161からの第3の距離D3を構成してもよい。
下限161に対するクランプ要素155の相対的な距離若しくは間隔、又はオープントップ163に対する相対的な距離若しくは間隔は可変である。特に、第3の中間ペアのクランプ要素171は、第3の距離D3が可変であるという点で、高さ調整可能である。これにより、洗剤を投入するための所望の量の液体洗剤(特に液体の量)を正確に投入することができる。しかしながら、第1の下側のクランプ要素対167及び第2の上側の対のクランプ要素169も、第1の距離D1及び第2の距離D2を変更できるように、高さを調整可能である。
第2容器11は、図15A及び図15Bに示すように、第2受け渡し領域7に挿入され、図15Cに示すように、第2受け渡し領域7に受け渡されてもよい。図15Cは、第2の容器11が第2の受入れエリア7に受入れられた状態を示す図である。第2容器11は、下側限定161から見て、実質的に垂直な動きで第2受入れ領域7に挿入されている。
第2の受入れエリア7に受入れられた状態では、第2の容器11は、3対のクランプ要素167,169,171によって横方向に保持又はクランプされる。これに関して、3対のクランプ要素167,169,171は、第1の位置(図15C参照)及び第2の位置(図示せず)をとることができる。第1の位置では、3つの対のクランプ要素167,169,171は、第2の容器11の対向する第1及び第2の側壁173,175に圧力をかけるように、第2の容器11に横方向に隣接するか又は接触するかの少なくとも一方である。第2の位置では、3対のクランプ要素167,169,171は、クランプ要素167,169,171の対が第2の容器11の側壁173,175に圧力を及ぼさないように、第2の容器11に隣接及び/又は接触もしていない。
図16は、3つのクランプ要素のペア167,169,171のうちの1つの実施形態と、クランプ要素のペア167,169,171のうちの1つの第1クランプ要素177と第2クランプ要素179との相対的な配置を示している。第1のクランプ要素177と第2のクランプ要素179とが相対的に配置された位置では、3組のクランプ要素対167,169,171の個々のクランプ要素も、第2の受容領域7において相対的に配置される。
クランプ部材155,177,179のそれぞれは、第1のクランプ部材面181と第2のクランプ部材面183とからなり、クランプ部材面181,183は、長手方向のクランプ部材軸185の反対側に配置され、好ましくは、2つのクランプ部材面181,183は、第3のクランプ部材面186によって接続され、第3のクランプ部材面186は、長手方向のクランプ部材軸185に対して横方向に本質的に円錐形の断面を有しています。
第1及び第2のクランプ要素表面181,183は、互いに基本的に平行に配置され、それぞれが第1の端部187と第2の端部189との間で長手方向のクランプ要素軸185の方向に延びている。第1のクランプ要素表面181は第1の平面内に延び、第2のクランプ要素表面183は第2の平面内に延び、第1の平面と第2の平面が互いに平行に配置されるか、又は長手方向のクランプ要素軸185が第1の平面と第2の平面の間の平面内に配置されているかの少なくとも一方である。2つのクランプ要素面181,183の幅B、すなわち、0°又は180°とは異なる角度、特に長手方向のクランプ要素軸185に対して横方向にある2つのクランプ要素面181,183の幅Bは、第1の端部187から第2の端部189に向かってテーパ状になっている。さらに、クランプ要素177,179のそれぞれは、0°又は180°とは異なる角度で、特に長手方向のクランプ要素軸185に対して横方向に配置された連結プレート191を含んでいる。第1のクランプ要素面181は、連結プレート191に接続された第1の端部187を有し、第2のクランプ要素面183は、連結プレート191に接続された第1の端部187を有していてもよい。
接続プレート191は、個々のクランプ要素155,177,179を第2の受容領域7、特に第2の受容領域7の後壁157に接続するために使用することができ、クランプ要素155,179,179が0°又は180°とは異なる角度で後壁157に対して実質的に横方向に延びるようになっている。特に横方向に、個々のクランプ要素表面181,183の第2の端部189が後壁157から間隔を空けて、クランプ要素155,177,179が前部165と後壁157との間の側壁173,175に隣接又は近接して延びるようにする。
第3のクランプ要素表面186は、第1のクランプ要素表面181の第1の側縁193から第2のクランプ要素表面183の第1の側縁195まで延びている。第1の側縁193,195は同一平面上に延びており、この平面は、0°又は180°とは異なる角度、好ましくは90°の角度で、特に長手方向のクランプ要素軸185に対して横方向に延びている。第3のクランプ要素面186は、第1のクランプ要素面181及び第2のクランプ要素面183に対して90°の角度で配置されており、接続プレート191が後壁157に接続されているときには、接続プレート191及び第2の受容領域7の後壁157に対してそれぞれ90°の角度で配置されている。したがって、個々のクランプ要素対167,169,171のクランプ要素155,177,179のそれぞれは、第3のクランプ要素面186を有していてもよく、各クランプ要素対167,169,171の個々のクランプ要素155,177,179の第3のクランプ要素面181は、クランプ要素155,177,179が接続プレート191によって後壁157に接続されたときに、互いに平行に整列される。接続プレート191は、クランプ要素155,177,179が接続要素、例えば、ねじによって後壁157に接続できるように、少なくとも1つの貫通孔192を備える。しかし、クランプ要素155,177,179が、接続プレート191によって後壁157に接続されておらず、クランプ要素155,177,179が、キャリッジによって、又はレールもしくはガイドレール要素によって、後壁157又は第2の受容領域7の側壁159の少なくとも一方に変位可能に配置又は接続されていることも考えられる。
第3クランプ要素面186は、実質的にクランプ要素長手方向軸185の方向に、第1クランプ要素面181の第1側縁193と第2クランプ要素面183の第1側縁195との間に延びるクランプ要素縁197を含んでいてもよい。クランプ要素エッジ197は、クランプ要素長手方向軸185と同一平面上に延びている。
クランプ要素155,177,179は、第3のクランプ要素表面186とは反対側で、長手方向のクランプ要素軸185に対して横方向に見たときに、開いた構成を有する。すなわち、クランプ要素155,177,179のそれぞれは、3つのクランプ要素表面181,183,186によって制限された内部キャビティ199を構成し、開放面201を構成する。しかし、クランプ要素155,177,179が、内部空洞199を有さずに形成されていることも考えられる。クランプ要素155,177,179が第2の受け皿7に接続された状態では、例えば、クランプ要素155,177,179が連結プレート191によって後壁157に接続されている場合や、クランプ要素155,177,179がキャリッジ又はレール又はガイドレール要素によって後壁157及び/又は側壁159に接続されている場合には、内側キャビティ199の開放側201は、第2の受け皿7の2つの側壁159のうちの1つに面している。クランプ要素面181,183,186のうちの少なくとも1つ、好ましくは第3のクランプ要素面186は、軸受面、好ましくはゴム製の軸受面として構成されてもよい。クランプ要素155,177,179のそれぞれがバネ要素(図示せず)を構成することが好ましい。バネ要素は、第1のクランプ要素表面181又は第2のクランプ要素表面183の第1の端部187に隣接又は連続して配置されてもよい。クランプ要素155,177,179は、第2の容器11がクランプ要素155,177,179によって保持又はクランプされたときに均一な面圧を提供するために、エラストマーで形成されるか、又はエラストマーで構成されてもよい。
図17A及びBは、洗剤を投入するための装置1に挿入して受け取るように構成された、洗剤を投入するための液体洗剤を受け取って投入するための第2の容器11の可能な実施形態を示すものである。第2容器11は、液体洗剤を受け入れるための内部空間205を有するハウジング203と、内部空間205と連通する入口207と、内部空間205と連通する出口209とを備えている。なお、ハウジング203は、シート材などの柔軟な材料で形成されていてもよい。さらに、第2容器11の流入口207は、液体洗剤貯留部213の排出口211又は排出口255に接続可能であり、洗剤を吐出するための液体洗剤の用量が第2容器11の排出口209を介して吐出可能であるようになっている。
第2の容器11の入口207は、好ましくは、長手方向の容器軸217の方向に見て第2の容器11の出口209の本質的に反対側に配置された入口開口部215、及び/又は、長手方向の容器軸217の方向に見て第2の容器11の出口209の出口開口部219の本質的に反対側に配置された入口開口部215からなる。このように、第2の容器11は、入口開口部215を有する入口207と、出口開口部219を有する出口209とを備えており、出口209は、入口207と反対側の側面に配置されている。
第2の容器11が、開いた頂部163を介して本質的に垂直な動きによって第2の受容領域7に挿入されると、第2の容器11は、排出口209が第2の受容領域7の下部領域221に配置され、第1の下側の一対のクランプ部材167に隣接又は近接し、下端部161に隣接又は近接するように、第2の受容領域7によって受け取られる。したがって、第2の容器11の出口209は、好ましくは下端部161に対して本質的に垂直な動きによって、第2の受け渡し領域7の下端部161の貫通孔223を通過させることができる(図18参照)。同時に、第2の容器11の入口207は、第2の受容領域7の上部領域225に、開放された頂部163に隣接又は近接して配置され、第2の上側の一対のクランプ要素169に隣接又は近接して配置される。
容器11の排出口209は、第2受入れエリア7の下端部161に設けられた貫通孔223に挿入可能に構成されている。
第2容器11の排出口209は、細長い部材として構成されていてもよく、例えば、排出口209は、管状であり、長手方向の排出軸231に沿って第1端227と反対側の第2端229との間に延びていてもよい。排出口209は、第2の受入れ領域7の下端部161に設けられた貫通孔223の内径よりも小さい外径からなり、第2の容器11が第2の受入れ領域7に挿入されたときに、第2の容器11の排出口209が第2の受入れ領域7の下端部161に設けられた貫通孔223を通過できるようになっている。排出口209の第2端部229は、第2容器11が第2受入れ領域7に受入れられたときに、下端部161の平面よりも下にある平面に存在していてもよい。
第2の容器11は、長手方向の容器軸217に沿って、入口端233と反対側の出口端235との間に延びている。入口端233に隣接又は近接するのは、入口開口215及び入口207である。出口端235に隣接又は近接しているのは、出口209及び出口開口219である。出口長手方向軸231は、第2の容器11の中心長手方向軸に本質的に対応する容器長手方向軸217と同一平面上に延びていてもよい。しかし、排出口長手方向軸231が、容器長手方向軸217と平行な平面内に延びることも考えられる。
第2の容器11は、入口端233と出口端235との間で長手方向の容器軸217の平面に実質的に平行に延びる第1の側壁173及び対向する第2の側壁175を備える。第2の容器11は、出口端235に隣接する下部領域に少なくとも部分的にテーパ部241を有し、第2の容器11の周縁部は、テーパ部241において、出口209に向かって、好ましくは本質的に円錐形に減少する。テーパ部241において、第1の側壁173と第2の側壁175との間の距離は、出口209に向かって、好ましくは基本的に円錐形に減少する。これにより、液体洗剤(特に、液体)を、第2の容器11から出口209を介してほぼ完全に導くことができる。
第2容器11は、少なくとも一部が基本的に対称な部分243で構成されており、基本的に対称な部分243内では第2容器11の外周が変わらず、基本的に対称な部分243は、先細り部分241よりも第2容器209の出口209から間隔が空いている。
基本的に対称なセクション243において、第1の側壁173及び第2の側壁175はそれぞれ、長手方向の容器軸217の平面に平行な平面内に延びている。本質的に対称なセクション243は、入口端233とテーパ部241との間に延びている。第2受入領域における第2容器11の挿入状態又は受入状態において、各組のクランプ要素167,169,171のクランプ要素155は、本質的に対称なセクション243において側壁173,175に接し、側壁173,175に圧力を加える。
好ましくは、本質的に対称的なセクション243における2つの側壁173,175の間の距離は、約20mm~60mm(例えば、約30mm)の間であり、及び/又は、本質的に対称的なセクション243における2つの側壁173,175の長さは、約150mm~300mm(例えば、約220mm)の範囲である。
2つの側壁173,175の間の距離は、テーパ部241において、出口209の第2の端部229に向かって約20mm~60mm(例えば、約30mm)から約10mm~50mm(例えば、約20mm)に減少する。好ましくは、排出口(209)における2つの側壁173,175の間の距離は、約10mm~50mm(例えば、約20mm)である。
図19及び図20に示すように、第2の容器11の入口207は、液体洗剤リザーバ213の出口227に接続可能であるため、液体洗剤(特に液体)を液体洗剤リザーバ213から第2の容器111の内部に供給することができ、個々の対のクランプ要素167,169,171のクランプ要素155によって、液体洗剤を、洗剤の投入に必要な所望の量だけ投入し、出口209を介して第2の容器11から送り出すことができる。第2の容器11の入口207は、液体洗剤リザーバ213の出口255に、例えば、ねじ止め又は接着の少なくとも一方などの方法でしっかりと接続されていてもよい。しかし、液体洗剤リザーバ213は、第2の容器11と一体であってもよい。
第2の容器11は、第2の容器11の入口開口部215に隣接若しくは近接して、又は入口207に隣接若しくは近接して、又は少なくともその一方の位置で配置された基本的に水平なプレート245を含んでいてもよい。プレート245は、液体洗剤リザーバ213が寸法的に安定した容器として構成されていない場合、又は、図25A,25B,26に関して後述するような組み合わせ容器284ではない場合の少なくとも一方の場合に特に有利である。プレート245が第2の容器11に接続可能であるか、プレート245が第2の容器11にffirmly接続されているか、又はプレート245が第2の容器11と一体であることが好ましい。プレート245又はサスペンションタブは、第2の容器11の入口端233に隣接する上部に、強固に又は解放可能に接続可能であってもよい。プレート245は、第2の容器11と一体的に形成されていてもよい。プレート245は、特に第2の容器11の長手方向の容器軸217に対して横方向に見たときに、0°又は180°とは異なる角度、好ましくは90°の角度での第2の容器11の断面の表面形状に本質的に対応する表面形状を有することが好ましい。この場合、プレート245の表面形状は、例えば、長方形である。プレートの対向する2つの側面間の距離は、第2容器11が第2受入領域7に挿入されて受け入れられたとき、又は液体洗剤が充填されたとき、又は第2容器11の内部空間205に液体洗剤が受け入れられたときの、対向する2つの側面間の距離、例えば第2容器11の第1側壁173と第2側壁175との間の距離と等しいか、又はそれよりも大きいことが好ましい。図19及び図20に示すように、第2の容器11が第2の受け入れ領域7に受け入れられると、プレート245がオープントップ163のエッジ又はエッジ面に当たって、プレート245がオープントップ163を少なくとも部分的に覆い、好ましくはオープントップ163を完全に覆うようにして、プレート245がオープントップ163を覆う。
プレート245は、貫通孔247を有し、貫通孔247は、好ましくは、第1の周壁251を有する第1のフランジ249を備え、第1の周壁251は、少なくとも部分的に貫通孔247を取り囲み、0°又は180°とは異なる角度で、特に、プレート245の第1の側面253から本質的に横方向に離れて延びている。第1フランジ249は、プレート245を液体洗剤リザーバ213の出口211に、及び/又は液体洗剤リザーバ213の出口開口255に接続するように構成されている。
図19及び図20は、第1のフランジ249が、例えば、液体洗剤リザーバ213の出口211に差込接続可能であってもよい実施形態を示す。液体洗剤用リザーバ213は、タンクとして構成されている。したがって、第1フランジ249又は第1周壁251の外径は、液体洗剤用リザーバ213の排出口211の内径よりもわずかに小さくなっている。したがって、液体洗剤溜め213の排出口211を第1フランジ249に容易に差し込むことができ、その結果、液体洗剤を第2タンク11に確実に導入することができるように、第1フランジ249に接続することができる。
図21は、第1のフランジ249が液体洗剤リザーバ213の出口211にねじ込み式で接続可能な実施形態である。この場合、液体洗剤溜め213は、洗剤を投入するのに適した液体洗剤が収容されたボトルであり、例えば、スーパーマーケットで購入することができる。第1フランジ249の第1周壁251には、第1ねじ257が形成されており、第1ねじ257は、プレート245の貫通孔247に面した第1周壁251の内側に配置されている。第1のネジ山257は、液体洗剤用リザーバ213の排出口211の周壁261の外側に設けられた第2のネジ山259とネジ係合するように構成されている。
プレート245は、第2の容器11に接続可能であってもよいし、第2の容器11に強固に接続されていてもよいし、第2の容器11と一体化されていてもよい。特に、プレート245は、第1の側面253の反対側に配置された第2の側面262を備え、プレート245の貫通孔247が第2の容器11の入口207に流体的に接続された状態で、第2の容器11に強固に接続され、又は第2の容器11と一体化されてもよい。
図21に示すように、貫通孔247は、第2の周壁265を有する第2のフランジ263を構成してもよく、第2の周壁265は、少なくとも部分的に貫通孔247を取り囲み、プレート245の第2の側面262から本質的に横方向に離れて延びている。第2フランジ263は、プレート245を、容器11の入口207及び/又は入口ポート215に接続するように構成されている。
第2フランジ263及び第2周壁265は、プレート245の貫通孔247を少なくとも部分的に取り囲むように、プレート245の第2面262に配置されている。第2フランジ263及び第2周壁265は、第1フランジ249及び第1周壁251と本質的に同じである。第1のフランジ249及び第2のフランジ263は、同じフランジ中心長手軸267を取り囲んでおり、このフランジ中心長手軸267は、0°又は180°とは異なる角度で、特にプレート245の平面に対して横方向か、又はプレート245の貫通開口部247を通っての少なくとも一方の形状で延びている。したがって、プレート245は、第1のフランジ249によって液体洗剤リザーバ213に接続可能であり、第2のフランジ263によって第2の容器11の入口207に接続可能であり、液体洗剤リザーバ213の液体洗剤リザーバ中心長手方向軸269及び第2の容器11の容器長手方向軸217は、液体洗剤リザーバ213、プレート245及び第2の容器11が互いに接続されたときに、フランジ中心長手方向軸267と同一の直線上にある。
図22は、第2容器11の入口207が、液体洗剤溜め213の出口211に直接接続可能な実施形態を示している。液体洗剤溜め213は、プレート245を必要としないように構成されている。液体洗剤溜め213の出口211は、先に説明したように、プラグイン接続又はネジ接続によって、第2の容器11の入口207に接続可能である。図22に示す実施形態例では、第2容器11の流入口207は、流入口215に面した流入口207の内側に第1ねじ部257を有し、液体洗剤溜め213の流出口255と相対的に見て流出口211の外側に設けられた第2ねじ部259とねじ接続可能である。液体洗剤溜め213は、上面273と底面275とを有するハウジング271からなり、上面273と底面275とは、液体洗剤溜め中心長手軸269に対して反対側の端部に配置されている。液体洗剤リザーバ213の出口211は、下面275に配置されており、下面275は、液体洗剤リザーバ中央長手軸269に対して横方向に見たときに、本質的に水平な平面、又は0°もしくは180°とは異なる角度の平面、特に90°の角度の平面に延びている。その構成により、下面275は、プレート245の機能を果たす。
図23A及び図23Bに示すように、第2の容器11は、少なくとも1つの第1の磁石277を備え、少なくとも1つの第1の磁石277は、第2の容器11のテーパ部241の外壁279上に配置されることが好ましく、少なくとも1つの第1の磁石277は、第2の受容領域7の下端部161の貫通孔223に隣接又は近接する少なくとも1つの第2の磁石281に接続可能である。少なくとも1つの第2の磁石281は、貫通孔223の内壁283に配置されている。少なくとも1つの第1磁石277は、0°又は180°とは異なる角度で、特に容器の長手方向軸217に対して横方向に対向して配置された第1磁性板及び第2磁性板から構成されていてもよい。また、少なくとも1つの第2磁石281は、その内壁の貫通孔223の反対側に配置された第1磁気接点と第2磁気接点とから構成されていてもよい。図24に示すように、第2容器11は、磁石277,281によって第2受け皿7に正しく受け止められ、又は置かれることができるので、液体洗剤が第2受け皿7のハウジングに到達することなく、液体洗剤を洗剤投入用の第2容器11の排出口209から送り出すことができる。なお、第1の磁石277又は第2の磁石281に代えて、それぞれの場合に金属要素(又は金属板、金属片)を設けてもよい。
図25A及び図25Bは、第2容器11と液体洗剤溜め213とが連結された組み合わせ容器284を示している。なお、第2容器11と液体洗剤溜め213とが一体的に接続されてユニットとなっており、液体洗剤溜め213又は第2容器11の少なくとも一方に液体洗剤が充填されていてもよい。この点、液体洗剤貯留部213のみに液体洗剤が充填され、第2の容器11又は吐出部が液体洗剤貯留部213に折り込まれて取り付けられていることも考えられる。液体洗剤が充填された液体洗剤リザーバ、例えば市販の洗剤のボトルは、クリップ又は接着ストリップによって、第2の容器11又は吐出バッグから分離されてもよい。
しかしながら、第2の容器11及び液体洗剤リザーバ213が、最初は別々に製造され、その後、既述のように、例えば接着により連結され、液体洗剤が充填されることも考えられる。また、組み合わせ容器284は、位置決め保持装置285を含んでいてもよく、この装置は、先に説明した接続プレート191の代替として提供され、本質的に同様の目的を果たす。好ましくは、位置決め保持装置285は、クランプ又はCクランプ又はC形状を有するC保持要素として形成される。このCクランプは、第2の容器11と液体洗剤リザーバ213との間、好ましくは第2の容器11が液体洗剤リザーバ213に接続される点に配置される。Cクランプ又はC保持要素は、例えば、液体洗剤リザーバ213の底部又は第2の容器11の上部に取り付けられてもよく、好ましくは接着されてもよい。
図26が示すように、組み合わせ容器284は、位置決め・保持装置285によって、第2の受入れ領域7の側壁159の1つに対して、好ましくは第2の受入れ領域7の上部領域に位置決めして保持することができる。しかしながら、開口部を有する蓋(図示せず)が設けられ、その蓋によって第2の受入れ領域7の開放された上側163を閉じたり、覆ったりすることができ、位置決め保持装置285によって組み合わせ容器284を蓋に位置決めして保持することができることも考えられる。この点、位置決め保持装置285が蓋の開口部を囲むように配置され、組み合わせ容器284が第2受入れ領域7に挿入されたときに、第2袋11が蓋の下方に配置され、液体洗剤貯留部213が蓋の上方に配置されるようにしてもよい。位置決め保持装置285は、第2の受入れ領域7に挿入された組み合わせ容器284が、液体洗剤を空にしている間、下方の制限部161に向かって下方にスライドすることを防止する。したがって、第2の容器11を完全に空にすることができることが保証される。
洗剤を投入するための既述の装置1は、モバイルアプリを介して制御又は調整することができる。例えば、モバイルアプリをユーザーのスマートフォンにインストールして、ボタンに触れるだけでユーザーが投入を実行できるようにしてもよい。そして、投入量は、洗濯物の種類、量、重量、及び/又は汚れの程度など、さまざまな洗濯物固有のパラメータに依存する。これらの洗濯物固有のパラメータは、同じモバイルアプリで決定することができるので、洗濯物固有のパラメータが決定された後は、ユーザーが簡単に投入を開始することができる。ここで、汚れの程度は、スマートデバイス、例えばスマートフォンに搭載されたカメラを介して、あるいは洗濯物用バスケットに内蔵された、あるいは洗濯物用バスケットと結合可能なカメラを介して、あるいはデバイス上のボタンなどによる手動設定を介して決定できる。水の硬度レベルは、例えばアプリでプリセットすることができ、その結果、洗濯機やデバイスの場所や地理的位置に応じて行うことができる。洗濯物の重量は、拡張現実(AR)又は重量計によって決定することができる。
このモバイルアプリは、洗濯物の分離をユーザーに知らせるための警告システムで構成されている。つまり、例えば、一緒に洗ってはいけない洗濯物をスマートフォンのカメラが検出した場合、ユーザーにそのことを知らせる。これは、スマートフォンが発する警告信号によって行うことができる。しかし、スマートフォンの画面に対応するメッセージを表示することも考えられる。
モバイルアプリは、手動又は自動で洗剤をオンラインで注文できるように設計されている。本機には、少なくとも1つのセンサーが搭載されており、第1の容器又は第2の容器の少なくとも一方の充填レベルを検出することができる。これにより、新しい洗剤を例えば自動的にオンラインで注文することができ、制御ユニットを介してアプリに送信される。
洗濯物の重量は、例えば吊り下げ式の秤や台秤などの秤によって決定することができる。秤は洗濯かごに接続することができ、秤が洗濯かごの底部に台秤として接続できることが好ましい。しかし、スケールが洗濯機に組み込まれることも考えられる。
図27は、洗濯カゴ289にスケール287を接続した実施形態である。秤287は、洗濯物用バスケット289の底部に接続されているか、又は接続可能であるため、洗濯物用バスケット289に徐々に入れられていく洗濯物288を簡単な方法で測定することができる。スケール287は、少なくとも1つの計量セル291、表示要素293又は制御要素295の少なくとも一方を備えており、これらはボックス297に組み込まれている。ボックス297は、少なくとも2つの接続要素299によって、洗濯物用バスケット289、特にその底部に接続可能又は接続されている。重量計287は、カメラ要素(図示せず)又は支持プレート301の少なくとも一方をさらに含んでいてもよい。したがって、スケール287は、キャリアプレートに作用する洗濯物288の重量を容易に測定又は選択するために使用することができる。同時に、カメラ要素によって、洗濯物の種類又は材料を決定することができる。これらの洗濯物固有の特性は、次に、制御要素によってアプリに送信され、アプリは、洗剤を投入するための装置1の制御ユニットと通信している。このようにして、装置1は、これらの決定された値の関数として、洗剤を投入することができる。
図28は、液体洗剤を投入するためのリフティングシステム303を示す。少なくとも1つの、第2のレセプタクル領域7は、このリフティングシステムを受け取るように構成することができ、第2のレセプタクル領域7は、クランプ要素155又はクランプ要素167,169,171の組の代わりに、リフティングシステム393を構成している。リフティングシステム303は、液体洗剤を投入することができるピストンポンプからなり、第2の容器11(図示せず)に結合されている。リフティングシステム303は、モータ307によって駆動され、ピストン309に圧力をかけることができる回転板305をさらに備える。ピストン309は、回転プレート305によって偏向又は移動され、この偏向又は移動によって、液体洗剤を第2の容器11から汲み上げて適切に分配することができる。リフティングシステムは、センサ311をさらに備えており、このセンサによって、第2の容器11内の液体洗剤のレベルを決定することができる。
図29は、第2コンテナ11に接続されたリフティングシステム303の模式図である。図29に示す例では、リフティングシステム303は、第2の容器11の開口部、例えば第2の容器11の排出口209に、例えば接着又は溶接で接続されているという点で、第2の容器11にしっかりと接続されている。リフティングシステム303は、例えばホースシステム315を介して、容器やカップ、あるいは業務用洗濯機の洗剤室313に接続されるか、接続可能である。したがって、リフティングシステム303によって正しく投入された洗剤は、容器又はカップに、あるいは業務用洗濯機の洗剤チャンバ313に直接充填することができる。容器又はカップ又は洗剤室313は、第2の容器11に接続されたリフティングシステム303の下の重力方向に配置される。これにより、昇降装置303は、重力方向において、容器又はカップ又は洗剤室313と第2の容器11との間に配置されているか、又は配置されている。したがって、洗剤は、第2の容器11からリフティングシステム303に向かって容易に重力供給され、第2の容器11から容器又はカップ又は洗剤チャンバ313にポンプで送り込まれる。昇降装置303は、ピストン309と、偏心体として構成された回転板305とからなる。偏心器はシャフトに取り付けられており、その中心はシャフト軸の外側にある。図29の例では、ピストン309は、重力方向において偏心器とその軸の上方に配置されている。偏心器はモータ307に接続されている。このようにして、偏心者の回転運動317は、有利な方法で、ピストンの並進運動319に、あるいは、ピストンのストロークに変換することができる。
図30A~図30Cは、既述のリフティングシステム303に接続された既述の第2コンテナ11を示している。
洗濯剤を投入するための既述の装置1によって、以下の方法を実施することができ、その方法は以下のステップを含む。投入装置29によって洗剤を投入するステップであって、投入装置29が、洗濯される洗濯物の決定された重量に依存する洗剤を投入するための投入設定を備えるステップ。さらに、本方法は、例えば、吊り下げ式の秤や台秤などの秤を用いて洗濯物の重量を決定又は確認するステップを含む。洗濯物の重量の決定又は確認は、ランドリーバスケット289に接続された又は接続可能なスケール287を用いて行うことができる。秤287は、ランドリーバスケット289の底部に接続された又は接続可能なプラットフォームスケールであることが好ましい。洗剤を投入するための投入量設定は、さらに、洗濯物を洗うために利用可能な水道水の硬度若しくは洗うべき洗濯物の汚れの程度、又は洗濯機のドラムサイズの少なくともいずれかに依存してもよい。
前述のシステムは、洗剤、特に粉末洗剤及び/又は液体洗剤を投入するための装置1と、粉末洗剤を受け入れて投入するための第1の容器9と、液体洗剤を受け入れて投入するための第2の容器11とから構成され、このシステムを用いて洗剤を投入することができる。この目的のために、第1の容器9は、粉末洗剤を受け入れて投入するために、また、洗剤を投入するための装置1を受け入れて相互作用するために設計されている。第2の容器11は、液体洗剤を受け入れて投入するために、また装置1を受け入れて相互作用するために構成されている。装置1は、第1の容器9を受け入れ、容器9に接続可能な投入装置29を受け入れて駆動するように構成された第1の受け入れ領域5を備えている。第1の受容領域5内の投入装置受容領域27に配置された作動装置又は駆動装置39の少なくとも一方によって投入装置29を駆動することにより、粉末洗剤又は液体洗剤の少なくとも一方を正しく投入することができる。さらに、装置1は、第2の容器11を受け入れるように構成された第2の受け入れエリア7を備えている。第2の受容領域7に配置されたクランプ要素155によって,液体洗剤を正しく投入することができる。装置1により、第1の容器9からの粉末洗剤及び第2の容器11からの液体洗剤を正しく投入し、容器又はカップに、あるいは洗濯機の洗剤チャンバの1つに直接充填することができる。このようにして、装置1は、洗剤の投入を簡略化して正しく行うことができる。
1 デバイス
3 ハウジング
5 第一受信エリア
7 第二受信エリア
9 第一コンテナ
11 第二コンテナ
13 リアウォール
15 サイドウォール
17 サイドウォール
19 上端
21 下端
23 オープンフロント
25 コンテナ受取エリア
27 ドージングデバイスのピックアップエリア
29 投入装置
31 ガイドエレメント
33 ガイドエレメント
35 ガイドエレメントの基本的に平行な領域
37 ガイディングエレメントの傾斜エリア
39 作動・駆動装置
41 カップリング要素又はドライブシャフト
43 投入デバイス用ホルダー
45 長手方向の軸
47 第一水平面部
49 第二水平面部
51 レセプタクル出口開口部
53 複数のリブ
55 ペアリブ
57 スクリューコンベア
59 スクリューコンベアハウジング
61 スクリューコンベアの長手方向の軸
63 スクリューコンベアハウジングの入口
65 インレット開口部
67 スクリューコンベアハウジングの出口
69 出口開口部
71 スクリューコンベアハウジングの第一端
73 スクリューコンベアハウジングの第2端
75 フランジ
77 周壁
78 第一周壁中央長手方向の軸
79 第一接触面
80 第二周壁の中心長手方向の軸
81 第二接触面
82 スクリューコンベアのドライブエンド
83 スクリューコンベアハウジングの外壁
85 複数のリブ
87 第1ペアのリミッティング・リブ
89 2つ目のリミッター付きリブ
91 カップリング装置
93 円筒形キャビティ
95 円筒形キャビティの内壁
96 カップリングエレメントの外壁
97 少なくとも1つの材料の高さ
99 少なくとも1つの材料の凹部
101 らせん状に巻かれたフライト
103 ネジ山
105 挿入要素又は除去要素
107 ガイドエレメントのエッジ
109 ボトム
111 第一の容器のハウジング
112 第一の容器の内部空間
113 出口
115 第一の容器の入口開口部
117 出口開口部
119 クロージャ要素
121 タブ
123 インナーオープニング
125 テーパ部
127 最初の基本的に対称的なセクション
129 第2の基本的に対称的なセクション
131 第1の基本的に対称的なセクションの第1の側縁部
133 第1の基本的に対称的なセクションの第2の側縁部
135 テーパ部の第1の側縁部
137 テーパ部の第二側縁
139 第2の基本的に対称的なセクションの第1の側縁部
141 第2の基本的に対称なセクションの第2のサイドエッジ
143 プレート
145 カバー
147 フラット面
149 接続エレメント
151 粘着テープ
153 クリップ
155 第2受光部の側壁のクランプ要素
157 第二露光部の後壁
159 サイドウォール
161 下限値
163 オープントップ
165 フロント
167 第1、第2ペアのクランプ要素
169 第二、上のペアのクランプ要素
171 第3、中間ペアのクランプ要素
D1 第1の距離
D2 第2の距離
D3 第3の距離
173 第2の容器の第1側壁
175 第2容器の第2側壁
177 第1クランプ要素
179 第2クランプ要素
181 第1クランプ要素表面
183 第2クランプ要素表面
185 クランプ要素の長手方向の軸
186 第3クランプ要素表面
187 クランプ要素の表面の第一端
189 クランプ要素の第2端面
B クランプ要素の表面の幅
191 コネクティングプレート
192 貫通孔
193 第1クランプ要素表面の第1のサイドエッジ
195 第2クランプ要素表面の第1のサイドエッジ
197 クランプ要素エッジ
199 インナーキャビティ
201 キャビティのオープン側
203 第2の容器のハウジング
205 内部空間
207 第2コンテナの入口
209 第2の容器の出口
211 液体洗剤用リザーバの出口
213 液体洗剤用リザーバ
215 2つ目のタンクのインレット開口部
217 容器の長手方向の軸
219 第2タンクの開口部
221 第2の記録領域の下部領域
223 下端の貫通孔
225 第2露光部の上部領域
227 第2の容器の出口の第一端
229 第2容器の出口の第二端
231 長手方向の出口軸
233 インレットエンド
235 アウトレットエンド
241 第2の容器の先細り部分
243 第2の容器の基本的に対称的な部分
245 基本的に水平なプレート
247 プレートの貫通
249 プレートの第1フランジ
251 プレートの第1周壁
253 プレートの第1面
255 液体洗剤用リザーバの出口開口部
257 最初のスレッド
259 第2のネジ山
261 液体洗剤用リザーバの出口の周壁
262 プレートの2面
263 プレートの第2フランジ
265 プレートの第2周壁
267 フランジセンター長手方向軸
269 液体洗剤用リザーバの長手方向の中心軸
271 ハウジング液体洗剤リザーバ
273 液体洗剤用リザーバの上部
275 液体洗剤リザーバの底
277 少なくとも第1の磁石
279 テーパ部の外壁
281 少なくとも第2の磁石
283 貫通孔の内壁
284 コンビネーションコンテナ又はコンビネーションバッグ
285 位置決め・保持装置
287 秤
289 ランドリーバスケット
291 計量セル
293 表示素子
295 コントロール要素
297 ボックス
299 コネクティング要素
301 サポートプレート
303 リフティングシステム
305 回転板
307 モーター
309 ピストン
311 センサー
313 洗剤室
315 ホースシステム
317 エキセントリックの回転運動
319 ピストンの並進運動

Claims (51)

  1. 洗剤、特に粉末洗剤を投入するための装置(1)にして、
    洗剤のための第一の容器(9)を受容する少なくとも1個の第一の受容領域(5)を備えたハウジング(3)と、洗剤を投入するための投入装置(29)とを具備し、
    該投入装置(29)は、洗濯すべき洗濯物の決定された重量に依存する投入洗剤量を設定するための投入設定手段を含み、
    該第一の受容領域(5)は、該投入装置(29)を受容するための投入装置受容領域(27)を含み、
    該投入装置受容領域(27)には該投入装置(29)のための作動及び/又は駆動装置(39)が装備されている、
    ことを特徴とする装置(1)。
  2. 該投入装置(29)は該第一の容器に接続されており、該投入装置は交換可能であり且つ使い捨てである、請求項1記載の装置。
  3. 該少なくとも1個の第一の受容領域(5)は粉末洗剤のための第一の容器(9)を受け入れる、請求項1又は2記載の装置(1)。
  4. 該投入装置(29)はスクリューコンベア(57)及びスクリューコンベアハウジング(59)を含み、該スクリューコンベア(57)は、好ましくはその全長に渡って、該スクリューハウジング(59)内に挿入され、該スクリューコンベアハウジング(59)内で回転可能であり、該スクリューコンベア(57)及び該スクリューハコンベアハウジング(59)は共通のスクリューコンベア長手方向軸線(61)の周りを延在している、請求項1から3までのいずれかに記載の装置(1)。
  5. 該スクリューコンベア(57)の長手方向軸線方向に該スクリューコンベア(57)の駆動端(82)からカッププリング装置(91)が延びており、該カップリング装置(91)は作動及び/又は駆動装置(39)とカップリング様式で相互作用、特に係合する、請求項1から4までのいずれかに記載の装置(1)。
  6. 該スクリューコンバエハウジング(59)は複数個のリブを有する外壁(83)を含み、該リブ(85)は、好ましくは該長手方向軸線方向に、少なくとも部分的に第一の端(71)と第二の端(73)の間を延びており、該リブ(85)は本質的には該外壁(83)から半径方向に遠ざかる方向に延びており、好ましくは2個のリブ(85)が該外壁(83)の周方向両側に出口開口(69)を限定しており、好ましくは更に2個のリブ(85)が該外壁(83)の軸線方向両側に該出口開口(83)を限定している、請求項4又は5記載の装置(1)。
  7. 該第一の受容領域(5)は該第一の容器(9)を受容するための容器受容領域(25)を含み、該容器受容領域(25)は好ましくは該投入装置受容領域(27)の上方に配置されている、及び/又は該容器受容領域(25)の1個又は2個以上の側壁(15、17)は該1個又は2個以上の側壁(15、17)から遠ざかる方向に延びる複数個のリブ(53)を含んでいる、請求項1から6までのいずれかに記載の装置(1)。
  8. 該容器受容領域(25)と該投入装置受容領域(27)との間には第一のガイド要素(31)及び第二のガイド要素(33)が配置されており、該第一のガイド要素(31)及び該第二のガイド要素(33)は開口されている前側(23)から後壁(13)まで延びている、及び/又は該第一のガイド要素(31)及び該第二のガイド要素(33)は該側壁(15、17)から遠ざかる方向に延びている、請求項7記載の装置(1)。
  9. 該第一のガイド要素(31)及び該第二のガイド要素(33)は上側制限(19)及び/又は下側制限(21)に平行な平面内において本質的に整列されており、該第一のガイド要素(31)及び該第二のガイド要素(33)は好ましくは該容器受容領域(25)に向う平面から外れて該前側(23)向って傾斜している、請求項10記載の装置(1)。
  10. 該投入装置(29)はクロージャ又はフラップ要素を含み、該クロージャ又は該フラップ要素は自動的に又は手動で開かれ、該クロージャ又はフラップ要素は好ましくは該投入装置(29)及び/又は該第一の容器(9)を気密に閉じる、請求個1から9までのいずれかに記載の装置(1)。
  11. 粉末洗剤を受け入れて投入するための容器(9)にして、
    粉末洗剤を受け入れるための内部空間(112)及び該内部空間(112)と連通している出口(113)を有するハウジング(111)を含み、
    該出口(113)は投入装置(29)の入口(63)に接続可能であり、
    該投入装置(29)は出口(67)を有し、該投入装置(29)が作動されると該出口(67)を通して所定投入量の粉末洗剤が配送される、
    ことを特徴とする容器(9)。
  12. 容器(9)及び/又は該投入装置(29)は交換可能であり且つ使い捨てである、及び/又は容器(9)は予め充填された粉末洗剤を配送可能である、請求項11記載の容器(9)。
  13. 該容器(9)は第一の容器(9)として請求項1から11までのいずれかに記載の装置(1)内に挿入される、請求項11記載の容器(9)。
  14. 該投入装置(29)はスクリューコンベア(57)及びスクリューコンベアハウジングを含み、該スクリューコンベア(57)は、好ましくはその全長に渡って、該スクリューハウジング(59)内に挿入され、該スクリューコンベアハウジング(59)内で回転可能であり、該スクリューコンベア(57)及び該スクリューハコンベアハウジング(59)は共通のスクリューコンベア長手方向軸線(61)の周りを延在しており、該投入装置(29)の入口は該スクリューコンベアハウジング内に又は該スクリューコンベアハウジング上に配置されている、請求項12又は13記載の容器(9)。
  15. 容器(9)の該出口(113)は、好ましくはねじ又は接着剤によって、該スクリューコンベアハウジング(59)の該入口(63)の堅固に接続されている、請求項14記載の容器(9)。
  16. 該スクリューコンベアハウジング(59)は該容器(9)と一体化されている、請求項14又は15記載の容器(9)。
  17. 容器(9)は入口開口(115)を含み、該入口開口(115)は好ましくは該出口(113)及び/又は該出口内の出口開口(117)の本質的に反対側に配置されている、請求項11から16までのいずれかに記載の容器(9)。
  18. 該入口開口(115)はクロージャ要素(119)、好ましくはジッパーによって閉じられ、該コロージャ要素(119)、好ましくはジッパーは、洗剤を投入するための装置の第一の受容領域(5)内の溝内に挿入されている、請求項17記載の容器(9)。
  19. 該ハウジング(3)は少なくとも第二の受容領域(7)を含み、該少なくとも第二の受容領域(7)は液体洗剤のための第二の容器(11)を受容する、請求項1から10までのいずれかに記載の装置(1)。
  20. 該第二の容器(11)は交換可能であり且つ使い捨てである、請求項19記載の装置(1)。
  21. 該少なくとも1個の第二の受容領域(7)は後壁(157)、間隔をおいて配置され該後壁(157)に対して横方向に配向された2個の側壁(159)、該側壁(159)に対して横方向に配設された下部制限部(161)及び該下部制限部(161)の反対側に配設された開放上部(163)を含む、請求項19又は20記載の装置(1)。
  22. 該少なくとも1個の第二の重要領域(7)は液体洗剤を投入するためのリフティングシステム(303)を受容する、請求項21記載の装置(1)。
  23. 該第一の容器(9)はハウジングを含み、該第二の容器(11)はハウジングを含み、該第一の容器(9)の該ハウジング及び/又は該第二の容器(11)の該ハウジングは少なくとも部分的に可撓性材料から構成され或いは可撓性材料から形成されており、好ましくは該第一の容器(9)の該ハウジング及び/又は該第二の容器(11)の該ハウジングはアルミニウム複合フォイルから構成され或いは形成されている、請求項1から22までのいずれかに記載の装置。
  24. 該第一の容器(9)はハウジングを含み、該第二の容器(11)はハウジングを含み、該第一の容器(9)の該ハウジング及び/又は該第二の容器(11)の該ハウジングは少なくとも部分的に寸法的に安定した材料から構成され或いは寸法的に安定した材料から形成されている、請求項1から23までのいずれかに記載の装置。
  25. 該第一の容器(9)及び/又は該第二の容器(11)及び/又は投入装置(29)はバイオプラスチック又はバイオベースプラスチック、好ましくは石紙及び/又は木材から構成されている、請求項1から24までのいずれかに記載の装置。
  26. 液体洗剤を投入するための容器(11)にして、
    液体洗剤を収容するための内部空間(205)、該内部空間と連通している入口(207)及び該内部空間と連通している出口を有するハウジング(203)を含み、
    該入口(207)は液体洗剤リザーバ(213)と接続可能であり、
    液体洗剤の所定投入量が容器(11)の該出口(209)を通して排出可能である、
    ことを特徴とする容器(11)。
  27. 交換可能であり且つ使い捨てである、及び/又は液体洗剤を予め充填して配送可能である、請求項26記載の容器(11)。
  28. 請求項1から10まで又は19から25までのいずれかに記載の洗剤を投入するための装置(1)内に挿入されて該装置に受容される、請求項26又は27記載の容器(11)。
  29. 該入口(207)は該液体洗剤リザーバ(213)の該出口(211)に、好ましくはスクリュー又は接着剤によって、堅固に接続されている、請求項26、27又は28記載の容器(11)。
  30. 該液体洗剤リザーバ(213)は容器(11)と一体化されている、請求項26から29までのいずれかに記載の容器(11)。
  31. 投入装置に接続されており又は接続可能であり、或いは投入装置を含んでおり、好ましくは該投入装置は第二の容器(11)の内部から液体洗剤を投入するリフティングシステム(303)である、請求項26から30までのいずれかに記載の容器(11)。
  32. 洗剤、特に粉末洗剤及び/又は液体洗剤を自動的に投入する、請求項1から10まで又は19から25までのいずれかに記載の装置。
  33. 洗剤投入設定は、好ましくは選択物の重量及び/又はタイプ及び/又は容量及び/又は汚れの程度及び/又は洗濯機のドラム寸法の関数として制御又は調整可能である、請求項32記載の装置。
  34. 洗剤投入設定は、好ましくは選択物を洗うために利用可能な水道水の硬度の関数として制御又は調整可能である、請求項32又は33記載の装置。
  35. 洗剤投入設定は、例えばモバイルアプリケーションであるアプリケーションによって制御又は調整可能である、請求項32から34までのいずれか記載の装置。
  36. 洗剤投入設定は、ブルートース(Bluetooth)又は無線ランによって制御又は調整可能である、請求項3から34までのいずれかに記載の装置。
  37. 例えばモバイルアプリケーションであるアプリケーションによって、該第一の容器(9)内の粉末洗剤充填レベル及び/又は該第二の容器(11)内の液体洗剤の充填レベルが、例えば信号音又は信号灯として自動的に表示される、請求項1から36までのいずれかに記載の装置。
  38. 例えば該第一の容器(9)内の粉末洗剤が空又は所定充填レベルに達したとき、及び/又は例えば該第二の容器(11)内の液体洗剤が空又は所定充填レベルに達したとき、該第一の容器(9)及び/又は該第二の容器(11)がインターネット上で自動的に注文される、請求項1から37までのいずれかに記載の装置。
  39. 例えば吊り下げ式秤又は台秤である秤によって洗濯物の重量が決定される、請求項32から38までのいずれかに記載の装置。
  40. 該秤は洗濯かごに接続されている又は接続可能であり、好ましくは該秤は台秤として洗濯かごに接続されている又は接続可能である、請求項39記載の装置。
  41. 該秤は洗濯機に組み込まれている又は洗濯機の下に配置されている、請求項39記載の装置。
  42. 該秤は、好ましくは1個の箱内に組み込まれた、少なくとも1個の重量セル、表示要素及び/又は制御要素を含んでいる、請求項39記載の装置。
  43. 該秤は更にカメラ要素及び/又は指示プレートを含んでいる、請求項42記載の装置。
  44. 請求項1から10まで請求項19から25まで及び請求項32から43までのいずれかに記載の洗剤を投入するための装置(1)、請求項11から18までのいずれかに記載の粉末洗剤を保持し投入するための第一の容器(9)及び/又は請求項26から31までのいずれかに記載の液体洗剤を保持し投入するための第二の容器(11)を備えたシステム。
  45. 請求項1から45までのいずれかに記載の洗剤、特に粉末洗剤を投入するための装置を制御するためのコンピュータで遂行する方法において、
    例えば粉末洗剤である洗剤を投入装置(29)によって第一の容器(9)から投入すること、
    更なる投入装置によって第二の容器(11)から液体洗剤を投入すること、
    を含むことを特徴する方法。
  46. 例えば粉末洗剤である洗剤を保持する該第一の容器(9)内の充填レベルを決定すること、
    液体洗剤を保持する該第二の容器(11)内の充填レベルを決定すること、
    を更に含む請求項45記載のコンピュータで遂行する方法。
  47. 例えば粉末洗剤及び/又は液体洗剤である洗剤を識別すること、
    検出されたレベルに基いて洗剤及び/又は液体洗剤を再注文すること、
    を更に含むコンピュータで遂行する方法。
  48. 請求項1に記載の装置に洗剤を投入する方法にして、
    洗濯すべき洗濯物の検定された重量に依存する投入洗剤の投入設定を有する投入装置(29)によって洗剤を投入するステップを含む、
    ことを特徴とする方法。
  49. 投入設定は更に洗濯物を洗うのに利用可能な水道水の硬度及び/又は洗うべき洗濯物の汚れの程度及び/又は洗濯機のドラムの寸法に依存する、請求項48記載の方法。
  50. 吊り下げ式秤又は台秤又はロードセル又は洗濯機のスケール又は脚の下方に位置された重量マットの如き秤(289)によって洗濯物の重量を決定又は把握するステップを含む、請求項48又は49記載の方法。
  51. 洗濯物の重量の決定又は把握は、洗濯物かご(289)に接続された又は接続可能な秤、好ましくは洗濯物かごの底に台秤として接続された又は接続可能な秤、によって遂行される、請求項50記載の方法。
JP2021532147A 2018-12-05 2019-12-05 洗剤を投入するための装置、粉末洗剤及び又は液体洗剤の少なくとも一方を受け入れて投入するための容器、及び対応機構 Pending JP2022520310A (ja)

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