JP2007168854A - キャップ付き容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】更なる利便性の向上を可能としたキャップ付き容器を提供する。
【解決手段】液体洗浄剤が収容される容器本体と、容器本体の口元部2bに装着されると共に、容器本体に収容された液体洗浄剤を注出する注出ノズル5が設けられた注出キャップ3と、注出キャップ3に着脱自在に被せられると共に、液体洗浄剤を注出する際に注出キャップ3から取り外して注出ノズル5から注出された液体洗浄剤を計り取る計量キャップ4とを備え、計量キャップ4には、注出キャップ3に被せた状態のまま内部の液体洗浄剤を、例えば衣服の襟や袖などの部分的な汚れに対して直接塗布することができる塗布ノズル11が設けられている。
【選択図】図2
【解決手段】液体洗浄剤が収容される容器本体と、容器本体の口元部2bに装着されると共に、容器本体に収容された液体洗浄剤を注出する注出ノズル5が設けられた注出キャップ3と、注出キャップ3に着脱自在に被せられると共に、液体洗浄剤を注出する際に注出キャップ3から取り外して注出ノズル5から注出された液体洗浄剤を計り取る計量キャップ4とを備え、計量キャップ4には、注出キャップ3に被せた状態のまま内部の液体洗浄剤を、例えば衣服の襟や袖などの部分的な汚れに対して直接塗布することができる塗布ノズル11が設けられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、キャップ付き容器の改良に関する。
例えば、液体洗浄剤や液体漂白剤、柔軟仕上げ剤などに用いられる計量キャップ付き容器は、これらの液体を内部に収容する容器本体と、計量キャップと、計量キャップに液体を注出するためのノズルを有して、計量後に計量キャップを被せたときに計量キャップの内側に付着した液体を回収する開口部が設けられたノズルキャップとから構成されている。一方、上述した通常の洗浄剤製品とは別に、容器の先端に塗布部分を設けて、例えば衣服の襟や袖などの部分的な汚れに対して洗剤を直接塗布することができる部分洗い用洗浄剤製品がある。
ところで、このような洗浄剤製品を用いて洗濯などを行う場合、先ず、洗濯物の部分汚れに対して部分洗い用洗剤を塗布し、次に、洗濯物を洗濯機に投入すると共に計量キャップで計量した通常の洗剤を投入してから洗濯を開始する。このため、従来は、部分洗い用洗浄剤製品と通常の洗浄剤製品との2種類を用意しておく必要があり、その他の洗濯洗浄剤も含めたスペースを確保しなければならないことから、その改善が望まれていた。また、部分洗い用洗浄剤製品を持ち合わせていない場合には、通常の洗浄剤製品を計量カップ或いはノズルから直接衣服の襟や袖などに塗布しなければならず、これらは部分的な塗布に適していないことから、必要以上に塗布したり、周囲にこぼしたりしまうなどの不都合が生じていた。
なお、本発明に関連する公知文献としては、例えば下記特許文献1〜4がある。
特許文献1には、容器1の口筒部2に嵌着できる筒体7を設け、この筒体7の内周より下方に延びる円周筒9を設け、内周筒9の下端部10には液回収孔11を設けるとともに、下端部10から注出筒12を上方に向けて立設し、そして、この筒体7には、筒状キャップ18を嵌着し、筒状キャッップ18には、前記注出筒12の外側を垂下する計量筒21を設け、この計量筒21の先端部22を、前記内周筒9の下部内周面に密接して嵌合するように形成し、さらに、筒状キャップ18の頂板28には、注出筒12の開口13内に連通する注出孔30を穿設し、筒状キャップ18の肩部には、外蓋37を回動自在に設け、外蓋37の下面には、注出孔30に密嵌する閉孔具39を設けた計量カップ付きキャップが記載されている。
一方、特許文献2には、計量カップの下部分を構成する底部と連設する胴部と前記胴部の上端部近傍の外周に張り出しているフランジを有しかつ容器内部と連通していて前記底部から上方に突出している突出ノズルを有する中栓と、前記中栓の前記胴部と協働して前記計量カップの上部分を構成する胴部と前記胴部の下方に位置している前記胴部よりも大径の係合筒と前記胴部と前記係合筒との間にある肩部と前記係合筒の内面に突出して前記肩部の内面と共働して前記中栓の前記フランジの外縁部を挟持可能な突条部とを有し前記係合筒で容器口部に取付け可能なキャップ本体と、並びに、前記キャップ本体にヒンジ部を介して連結していて前記キャップ本体の上端開放部及び前記吐出ノズルの吐出口を開閉するカバーキャップとを有することを特徴とする計量キャップつき容器が記載されている。
一方、特許文献3には、容器口頸部の上端を塞ぎ中心から偏芯した位置に開口を備えた中間壁と、該中間壁の外周部より垂下して形成され容器口頸部に装着する嵌合部と、該中間壁に該開口と連通して設けられ上方に突出して形成された筒状注出部と、該中間壁の周縁より上方に延び該筒状注出部の上端より低く形成された外筒部と、該外筒部と該筒状注出部との間に形成されたカップ収容空間とを備えた第1の蓋体と、該第1の蓋体に形成されたカップ収容空間に対応した形状を有し該収容空間に収容されるカップ部と、該カップ部の上端にヒンジ結合され該外筒部の上端を閉塞する周縁部と裏面に該筒状注出部の開口端を閉塞する栓を有する上蓋を備えた第2の蓋体と、からなる計量カップ付容器蓋が記載されている。
一方、特許文献4には、薄肉合成樹脂によって形成されたスクイーズボトルの口頸部に装着する容器蓋であって、該口頸部の上端を塞ぎ中央に開口を備えた頂壁と、該頂壁の外周部より垂下して形成され該口頸部に装着する嵌合部と、該頂壁に該開口と連通し上方に突出して形成され外周面に雄ねじ条を備えた筒状注出部とを有する第1の蓋体と、該第1の蓋体の該筒状注出部に形成された雄ねじ条と螺合する雌ねじ条を備えた内側筒部と、該内側筒部の下端に連続して形成され該内側筒部と間隔を設けて上方に延び該内側筒部との間に計量空間を形成する外側筒部と、該外側筒部の上端にヒンジ結合され裏面に前記筒状注出部の開口を閉塞する栓を備えた上蓋とを有する第2の蓋体と、からなる計量カップ機能を備えた容器蓋が記載されている。
しかしながら、これら特許文献1〜4に記載されるキャップ付き容器は、何れも衣服の襟や袖などの部分的な汚れに対して洗剤を直接塗布することについては考慮されていない。
実開平1−53051号公報
実開平6−14054号公報
実開平7−2248号公報
特開平7−6156号公報
特許文献1には、容器1の口筒部2に嵌着できる筒体7を設け、この筒体7の内周より下方に延びる円周筒9を設け、内周筒9の下端部10には液回収孔11を設けるとともに、下端部10から注出筒12を上方に向けて立設し、そして、この筒体7には、筒状キャップ18を嵌着し、筒状キャッップ18には、前記注出筒12の外側を垂下する計量筒21を設け、この計量筒21の先端部22を、前記内周筒9の下部内周面に密接して嵌合するように形成し、さらに、筒状キャップ18の頂板28には、注出筒12の開口13内に連通する注出孔30を穿設し、筒状キャップ18の肩部には、外蓋37を回動自在に設け、外蓋37の下面には、注出孔30に密嵌する閉孔具39を設けた計量カップ付きキャップが記載されている。
一方、特許文献2には、計量カップの下部分を構成する底部と連設する胴部と前記胴部の上端部近傍の外周に張り出しているフランジを有しかつ容器内部と連通していて前記底部から上方に突出している突出ノズルを有する中栓と、前記中栓の前記胴部と協働して前記計量カップの上部分を構成する胴部と前記胴部の下方に位置している前記胴部よりも大径の係合筒と前記胴部と前記係合筒との間にある肩部と前記係合筒の内面に突出して前記肩部の内面と共働して前記中栓の前記フランジの外縁部を挟持可能な突条部とを有し前記係合筒で容器口部に取付け可能なキャップ本体と、並びに、前記キャップ本体にヒンジ部を介して連結していて前記キャップ本体の上端開放部及び前記吐出ノズルの吐出口を開閉するカバーキャップとを有することを特徴とする計量キャップつき容器が記載されている。
一方、特許文献3には、容器口頸部の上端を塞ぎ中心から偏芯した位置に開口を備えた中間壁と、該中間壁の外周部より垂下して形成され容器口頸部に装着する嵌合部と、該中間壁に該開口と連通して設けられ上方に突出して形成された筒状注出部と、該中間壁の周縁より上方に延び該筒状注出部の上端より低く形成された外筒部と、該外筒部と該筒状注出部との間に形成されたカップ収容空間とを備えた第1の蓋体と、該第1の蓋体に形成されたカップ収容空間に対応した形状を有し該収容空間に収容されるカップ部と、該カップ部の上端にヒンジ結合され該外筒部の上端を閉塞する周縁部と裏面に該筒状注出部の開口端を閉塞する栓を有する上蓋を備えた第2の蓋体と、からなる計量カップ付容器蓋が記載されている。
一方、特許文献4には、薄肉合成樹脂によって形成されたスクイーズボトルの口頸部に装着する容器蓋であって、該口頸部の上端を塞ぎ中央に開口を備えた頂壁と、該頂壁の外周部より垂下して形成され該口頸部に装着する嵌合部と、該頂壁に該開口と連通し上方に突出して形成され外周面に雄ねじ条を備えた筒状注出部とを有する第1の蓋体と、該第1の蓋体の該筒状注出部に形成された雄ねじ条と螺合する雌ねじ条を備えた内側筒部と、該内側筒部の下端に連続して形成され該内側筒部と間隔を設けて上方に延び該内側筒部との間に計量空間を形成する外側筒部と、該外側筒部の上端にヒンジ結合され裏面に前記筒状注出部の開口を閉塞する栓を備えた上蓋とを有する第2の蓋体と、からなる計量カップ機能を備えた容器蓋が記載されている。
しかしながら、これら特許文献1〜4に記載されるキャップ付き容器は、何れも衣服の襟や袖などの部分的な汚れに対して洗剤を直接塗布することについては考慮されていない。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、更なる利便性の向上を可能としたキャップ付き容器を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、液体が収容される容器本体と、前記容器本体の口元部に装着されると共に、前記容器本体に収容された液体を注出する第1の注出口が設けられた内側キャップと、前記内側キャップに着脱自在に被せられると共に、前記液体を注出する際に前記内側キャップから取り外して前記第1の注出口から注出された液体を計り取る計量部が設けられた外側キャップとを備え、前記外側キャップには、前記内側キャップに被せた状態のまま内部の液体を注出する第2の注出口が開閉自在に設けられていることを特徴とするキャップ付き容器である。
また、請求項2に係る発明は、前記第2の注出口が前記第1の注出口よりも小径とされていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器である。
また、請求項3に係る発明は、前記内側キャップに、前記第1の注出口を形成する第1のノズルと、前記ノズルの基端側に位置する液溜め部と、前記液溜め部に溜まった液体を前記容器本体内に戻す開口部とが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップ付き容器である。
また、請求項4に係る発明は、前記外側キャップに、前記第2の注出口を形成する第2のノズルと、前記計量部と連通される孔部とが設けられ、前記第2のノズルが、前記孔部と連通される位置と、前記連通孔を閉塞する位置との間で回動可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のキャップ付き容器である。
また、請求項5に係る発明は、前記外側キャップに、前記第2の注出口を開閉するキャップカバーがヒンジ部を介して回動可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のキャップ付き容器である。
また、請求項2に係る発明は、前記第2の注出口が前記第1の注出口よりも小径とされていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器である。
また、請求項3に係る発明は、前記内側キャップに、前記第1の注出口を形成する第1のノズルと、前記ノズルの基端側に位置する液溜め部と、前記液溜め部に溜まった液体を前記容器本体内に戻す開口部とが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップ付き容器である。
また、請求項4に係る発明は、前記外側キャップに、前記第2の注出口を形成する第2のノズルと、前記計量部と連通される孔部とが設けられ、前記第2のノズルが、前記孔部と連通される位置と、前記連通孔を閉塞する位置との間で回動可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のキャップ付き容器である。
また、請求項5に係る発明は、前記外側キャップに、前記第2の注出口を開閉するキャップカバーがヒンジ部を介して回動可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のキャップ付き容器である。
以上のように、本発明に係るキャップ付き容器では、内側キャップに着脱自在に被せられた外側キャップに計量部を設けることによって、この外側キャップを内側キャップから取り外して第1の注出口から注出された液体を計り取ることができる。さらに、外側キャップに第2の注出口を開閉自在に設けることによって、この外側キャップを内側キャップに被せた状態のまま内部の液体を注出することができる。
したがって、このキャップ付き容器では、外側キャップが計量キャップとしての機能と、第2の注出口から液体を直接塗布するといった機能とを併せ持つことから、これらの機能を使い分けることによって、利便性を更に向上させることができる。
したがって、このキャップ付き容器では、外側キャップが計量キャップとしての機能と、第2の注出口から液体を直接塗布するといった機能とを併せ持つことから、これらの機能を使い分けることによって、利便性を更に向上させることができる。
以下、本発明を適用したキャップ付き容器について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
先ず、図1及び図2に示す本発明を適用したキャップ付き容器1について説明する。
このキャップ付き容器1は、例えば液体として液体洗浄剤が収容された容器本体2と、この容器本体2に装着されたノズルキャップ(内側キャップ)3と、このノズルキャップ3に着脱自在に被せられた計量キャップ(外側キャップ)4とを備えている。
(第1の実施の形態)
先ず、図1及び図2に示す本発明を適用したキャップ付き容器1について説明する。
このキャップ付き容器1は、例えば液体として液体洗浄剤が収容された容器本体2と、この容器本体2に装着されたノズルキャップ(内側キャップ)3と、このノズルキャップ3に着脱自在に被せられた計量キャップ(外側キャップ)4とを備えている。
容器本体2は、繰り返し押圧(スクイズ)操作することができるスクイズ容器として、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂などの比較的軟質な合成樹脂材料をブロー成形によってボトル状に成形したものからなる。この容器本体2の底部から筒状に起立した胴部2aは、繰り返し弾性変形(スクイズ変形)させることが可能な弾性復元力を有している。そして、この胴部2aの上部に位置する口元部2bには、ノズルキャップ3が螺合によって装着されている。このため、口元部2bの外周面には、後述するノズルキャップ3を螺合により固定するためのネジ山2cが形成されている。
なお、容器本体2の形状については、図1に示す形状のものに必ずしも限定されるものではなく、使用する際に持ち易く、且つ、スクイズし易い形状のものが好ましい。また、この容器本体2に収容される液体洗浄剤については、従来より一般に使用されている洗浄剤を収容することができる。
ノズルキャップ3は、容器本体2の口元部2bを塞ぐように全体が略円筒状に形成された例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などのプラスチック部材からなる。このノズルキャップ3の内周面には、容器本体2側のねじ山2cに螺合されるねじ山3aが形成されている。これにより、ノズルキャップ3は、容器本体2の口元部2bに装着されている。また、このノズルキャップ3の外周面には、後述する計量キャップ4を螺合により着脱自在とするためのネジ山3bが形成されている。
このノズルキャップ3には、注ぎ口(第1の注出口)5aを形成する注出ノズル(第1のノズル)5と、この注出ノズル5の基端側に位置する液溜め部6と、この液溜め部6に溜まった液体洗浄剤を容器本体2内に戻す戻り口(開口部)7とが設けられている。このうち、注出ノズル5は、ノズルキャップ3の内側に位置し、且つ、このノズルキャップ3の内側を上下に隔てる隔壁8からノズルキャップ3の外側まで起立した状態で設けられている。また、この注出ノズル5は、注ぎ口5aを部分的に切り抜くスリット5bが形成されることによって樋状を呈しており、その先端部がスリット5bとは反対側に湾曲している。液溜め部6は、計量キャップ4を被せたときに、この計量キャップ4の内側に付着した液体洗浄剤を回収するため、隔壁8によって形成された底部がスリット5b側に向かって傾斜しており、戻り口7は、この隔壁8の下端部にスリット5bと連続した開口部を形成している。
計量キャップ4は、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などのプラスチック部材からなる。この計量キャップ4は、略円形状の底部4aと、この底部4aの周囲から立ち上がり形成された略円筒状の内筒部4bと、この内筒部4bの外側面の中途部から全周に亘って形成されたフランジ部4cを介して立ち上がり形成された外筒部4dとを有している。そして、この計量キャップ4の底部4aと内筒部4bとから液体洗浄剤を計り取る計量部9が構成されている。一方、外筒部4dの内周面には、上述したノズルキャップ3のねじ山3bとの螺合されるねじ山4eが形成されている。これにより、計量キャップ4は、ノズルキャップ3に対して着脱自在に被せることが可能となっている。
なお、この計量キャップ4は、計量を行い易くするため、透明であることが好ましく、その内筒部4bの側面には、容量表示のための目盛り(図示せず。)が設けられている。また、外筒部4dの外側面には、この計量キャップ4を回す際の滑り止めとなる複数の溝部10が全周に亘って設けられている。
なお、計量キャップ4は、このようなノズルキャップ3に外側から嵌合される外嵌合型に限らず、ノズルキャップ3の内側に嵌合される内嵌合型であってもよい。
なお、計量キャップ4は、このようなノズルキャップ3に外側から嵌合される外嵌合型に限らず、ノズルキャップ3の内側に嵌合される内嵌合型であってもよい。
計量キャップ4には、例えば衣服の襟や袖などの部分的な汚れに対して液体洗浄剤を直接塗布することができる塗布ノズル11が設けられている。この塗布ノズル11は、ノズルキャップ3に被せた状態のまま内部の液体洗浄剤を注出する塗り口(第2の注出口)11aを形成するものであり、計量キャップ4の底部4aにヒンジ12を介して回動可能に設けられている。また、計量キャップ4の底部4aには、塗布ノズル11を収納するための収納凹部13と、この収納凹部13に計量部9と連通される孔部14とが設けられている。
塗布ノズル11は、収納凹部13に収納される収納位置と、収納凹部13の側面に当接されて回動が阻止される起立位置との間で略90゜の角度範囲に亘って回動可能となっている。そして、この塗布ノズル11は、収納凹部13に収納された状態にあるとき、収容凹部13に密着嵌合されることで孔部13を閉塞する。一方、この塗布ノズル11は、計量キャップ4の底部4aから起立した状態にあるとき、その基端部が収容凹部13に密着嵌合することで孔部13とが連通された状態となる。したがって、このような塗布ノズル11の回動操作によって、塗布ノズル11の塗り口11aを開閉することが可能となっている。
また、塗布ノズル11の先端部には、収納位置にて計量キャップ4よりも外側に張り出した鍔部15が設けられている。塗布ノズル11は、この鍔部15によって収納凹部13から容易に起立させることが可能となっている。
塗り口11aは、液体洗浄剤を直接塗布できるように、上記注出ノズル5の注ぎ口5aよりも小径とすることが好ましく、具体的には、塗り口11aの直径を0.8mm〜5mmとすることが好ましい。
以上のようなキャップ付き容器1を用いて洗濯などを行う場合には、例えば図3に示すように、計量キャップ4の底部4aから塗布ノズル11を起立した状態とし、この計量キャップ4を注出キャップ3に被せた状態のまま、容器本体2をスクイズ操作する。これにより、塗布ノズル11の塗り口11aから注出された液体洗浄剤を洗濯物100の部分汚れに対して直接塗布するといった操作を行うことができる。
一方、このキャップ付き容器1では、例えば図4に示すように、塗布ノズル11が収納凹部13に収納された状態にある計量キャップ4を注出キャップ3から取り外し、容器本体1をスクイズ操作して、注出ノズル5の注ぎ口5aから注出された液体洗浄剤を計量キャップ4の計量部9で計り取った後に、洗濯機に投入するといった操作を行うことができる。
したがって、このキャップ付き容器1では、注出ノズル5の注ぎ口5aから注出された液体洗浄剤を計り取る機能と、塗布ノズル11の塗り口11aから注出された液体洗浄剤を直接塗布する機能とを併せ持つことで、更なる利便性の向上を図ることができる。すなわち、このキャップ付き容器1では、簡便な機構でありながら、洗濯物100の部分汚れに対して液体洗浄剤を直接塗するといった操作と、この洗濯物100を洗濯機に投入した後に計量キャップ5で計量した液体洗浄剤を投入するといった操作とを1つの容器で行うことができる。
(第2の実施の形態)
次に、図5に示す本発明を適用した別のキャップ付き容器50について説明する。なお、以下の説明では、上記キャップ付き容器1と同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
次に、図5に示す本発明を適用した別のキャップ付き容器50について説明する。なお、以下の説明では、上記キャップ付き容器1と同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
このキャップ付き容器50は、上述した計量キャップ5の代わりに、図5に示すようなノズルキャップ3に着脱自在に被せられる計量キャップ51を備えている。具体的に、この計量キャップ51は、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などのプラスチック部材からなる。この計量キャップ51は、略円形状の底部51aと、この底部51aとは別体に形成されて該底部51aにより上部が閉塞された略円筒状の内筒部51bと、この内筒部51bの外側面の中途部から全周に亘って形成されたフランジ部51cを介して立ち上がり形成された外筒部51dとを有している。そして、この計量キャップ51の底部51aと内筒部51bとから、液体洗浄剤の注出時にノズルキャップ3から取り外して注出ノズル5の注ぎ口aから注出された液体洗浄剤を計り取る計量部52が構成されている。一方、外筒部51dの内周面には、上述したノズルキャップ3のねじ山3bとの螺合されるねじ山51eが形成されている。これにより、計量キャップ51は、ノズルキャップ3に対して着脱自在に被せることが可能となっている。
なお、この計量キャップ51は、計量を行い易くするため、透明であることが好ましく、その内筒部51bの側面には、容量表示のための目盛り(図示せず。)が設けられている。また、外筒部51dの外側面には、この計量キャップを回す際の滑り止めとなる複数の溝部53が全周に亘って設けられている。
また、計量キャップ51は、このようなノズルキャップ3に外側から嵌合される外嵌合型に限らず、ノズルキャップ3の内側に嵌合される内嵌合型であってもよい。
また、計量キャップ51は、このようなノズルキャップ3に外側から嵌合される外嵌合型に限らず、ノズルキャップ3の内側に嵌合される内嵌合型であってもよい。
計量キャップ51には、例えば衣服の襟や袖などの部分的な汚れに対して液体洗浄剤を直接塗布することができる塗布ノズル54が設けられている。この塗布ノズル54は、ノズルキャップ3に被せた状態のまま内部の液体洗浄剤を注出する塗り口(第2の注出口)54aを形成するものであり、底部51aの略中央部から突出して設けられている。
塗り口54aは、液体洗浄剤を直接塗布できるように、上記注出ノズル5の注ぎ口5aよりも小径とすることが好ましく、具体的には、塗り口54aの直径を0.8mm〜5mmとすることが好ましい。
また、この計量キャップ51の底部51aには、塗布ノズル54の塗り口54aを開閉するキャップカバー55がヒンジ部56を介して回動可能に設けられている。このキャップカバー55は、ヒンジ部56を介して底部51aと一体に形成されたものであり、塗布ノズル54と対向する位置に塗り口54aに嵌合される栓部57が突出されている。
以上のようなキャップ付き容器50を用いて洗濯などを行う場合には、計量キャップ51を注出キャップ3に被せた状態のままキャップカバー55を開き、容器本体1をスクイズ操作する。これにより、塗布ノズル54の塗り口54aから注出された液体洗浄剤を洗濯物100の部分汚れに対して直接塗布するといった操作を行うことができる。
一方、このキャップ付き容器50では、キャップカバー55を閉じた計量キャップ4を注出キャップ3から取り外し、容器本体1をスクイズ操作して、注出ノズル5の注ぎ口5aから注出された液体洗浄剤を計量キャップ51の計量部52で計り取った後に、洗濯機に投入するといった操作を行うことができる。
したがって、このキャップ付き容器50では、注出ノズル5の注ぎ口5aから注出された液体洗浄剤を計り取る機能と、塗布ノズル54の塗り口54aから注出された液体洗浄剤を直接塗布する機能とを併せ持つことで、更なる利便性の向上を図ることができる。すなわち、このキャップ付き容器50では、簡便な機構でありながら、洗濯物100の部分汚れに対して液体洗浄剤を直接塗するといった操作と、この洗濯物100を洗濯機に投入した後に計量キャップ51で計量した液体洗浄剤を投入するといった操作とを1つの容器で行うことができる。
1…キャップ付き容器 2…容器本体 3…ノズルキャップ(内側キャップ) 4…計量キャップ(外側キャップ) 5…注出ノズル(第1のノズル) 5a…注ぎ口(第1の注出口) 6…液溜め部 7…戻り口(開口部) 9…計量部 11…塗布ノズル(第2のノズル) 11a…塗り口(第2の注出口) 13…収納凹部 14…孔部 50…キャップ付き容器 51…計量キャップ 52…計量部 54…塗布ノズル(第2のノズル) 54a…塗り口(第2の注出口) 55…キャップカバー 56…ヒンジ部
Claims (5)
- 液体が収容される容器本体と、
前記容器本体の口元部に装着されると共に、前記容器本体に収容された液体を注出する第1の注出口が設けられた内側キャップと、
前記内側キャップに着脱自在に被せられると共に、前記液体を注出する際に前記内側キャップから取り外して前記第1の注出口から注出された液体を計り取る計量部が設けられた外側キャップとを備え、
前記外側キャップには、前記内側キャップに被せた状態のまま内部の液体を注出する第2の注出口が開閉自在に設けられていることを特徴とするキャップ付き容器。 - 前記第2の注出口が前記第1の注出口よりも小径とされていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
- 前記内側キャップには、前記第1の注出口を形成する第1のノズルと、前記第1のノズルの基端側に位置する液溜め部と、前記液溜め部に溜まった液体を前記容器本体内に戻す開口部とが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップ付き容器。
- 前記外側キャップには、前記第2の注出口を形成する第2のノズルと、前記計量部と連通される孔部とが設けられ、
前記第2のノズルは、前記孔部と連通される位置と、前記孔部を閉塞する位置との間で回動可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のキャップ付き容器。 - 前記外側キャップには、前記第2の注出口を開閉するキャップカバーがヒンジ部を介して回動可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のキャップ付き容器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010126232A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 計量キャップ |
JP2010126190A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | キャップ |
JP2020084023A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 花王株式会社 | 衣料用液体洗剤製品 |
JP2021021174A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 花王株式会社 | 容器入り液体柔軟剤物品 |
-
2005
- 2005-12-22 JP JP2005369127A patent/JP2007168854A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
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