JP2010126190A - キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】計量キャップに内容物を精度よく注ぎ入れることができるキャップを提供する。
【解決手段】有底筒状をなし、内容物を収容する容器2の口部3に装着されるとともに、底壁部12に前記内容物を注出する注出筒13が立設されたキャップ本体11と、有頂筒状をなし、前記キャップ本体11に着脱自在に装着された計量キャップ31と、を有するキャップ1であって、前記注出筒13の注出口13Aは、前記キャップ本体11の周壁部14における開口端よりもキャップ軸O方向の外側に突出し、前記計量キャップ31の開口端に、前記注出筒13の外周面を当接させ、かつ、前記計量キャップ31の外周面に、前記キャップ本体11の周壁部14における開口端を当接させた状態で、前記計量キャップ31の開口端からの径方向内方に向けた前記注出筒13の突出量L1が、前記計量キャップ31の開口端の半径L2以下となることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、内容物を収容する容器の口部に装着されるキャップに関する。
従来、この種のキャップとして、例えば下記特許文献1に示されるように、有底筒状をなし、内容物を収容する容器の口部に装着されるとともに、底壁部に前記内容物を注出するための注出筒が立設されたキャップ本体と、有頂筒状をなし、キャップ本体に着脱自在に装着された計量キャップと、を有する構成が知られている。そして、内容物の使用に際し、まずキャップ本体から計量キャップを取り外し、次いで、容器を傾けて、注出筒の注出口から計量キャップ内に内容物を計量しながら注入した後に、この計量された内容物を計量キャップから全量注ぎ出している。
特開2002−12242号公報
しかしながら、前述のキャップにおいては、下記のような課題を有している。すなわち、内容物を計量キャップに注ぎ入れる際、キャップ本体が装着された容器側と計量キャップとの相対的な位置や姿勢が安定せず、計量キャップに精度よく内容物を注ぎ入れることができなかったり、内容物が計量キャップからこぼれ落ちたりすることがあった。特に、内容物が容器内に充填され比較的重量がある場合や、作業者の力が弱い場合には、計量キャップに対する注出口の位置がふらついて操作を誤りやすかった。
また、計量キャップを注出筒に当接させて、互いの位置を安定させることも考えられるが、この場合、計量キャップに対する注出口の位置を精度よく決めることが難しかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、計量キャップに内容物を精度よく注ぎ入れることができるキャップを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提案している。
すなわち本発明は、有底筒状をなし、内容物を収容する容器の口部に装着されるとともに、底壁部に前記内容物を注出する注出筒が立設されたキャップ本体と、有頂筒状をなし、前記キャップ本体に着脱自在に装着された計量キャップと、を有するキャップであって、前記注出筒の注出口は、前記キャップ本体の周壁部における開口端よりもキャップ軸方向の外側に突出し、前記計量キャップの開口端に、前記注出筒の外周面を当接させ、かつ、前記計量キャップの外周面に、前記キャップ本体の周壁部における開口端を当接させた状態で、前記計量キャップの開口端からの径方向内方に向けた前記注出筒の突出量が、前記計量キャップの開口端の半径以下となることを特徴とする。
本発明に係るキャップによれば、内容物の使用に際し、キャップ本体から計量キャップを取り外し、容器を傾けて、注出筒の注出口から計量キャップ内に内容物を計量しながら注入するときに、計量キャップの開口端に注出筒の外周面を当接させ、かつ、計量キャップの外周面にキャップ本体の周壁部における開口端を当接させることで、計量キャップに対する注出口の位置が精度よく決まる。すなわち、この状態において、計量キャップの開口端からの径方向内方に向けた注出筒の突出量が、計量キャップの開口端の半径以下となることから、注出口が計量キャップの開口部分のうち前記周壁部側の部分から径方向中央部分までの間に確実に配置される。従って、容器の内容物を、注出口から計量キャップに精度よく注ぎ入れることができる。
また、本発明に係るキャップにおいて、前記注出筒にキャップ軸方向に延びるスリットが形成され、前記注出口において、キャップ軸を径方向で挟む前記スリットの反対側に位置する部分は、キャップ軸方向の外側に向かうに従い径方向外側に向けて張り出した先鋭部となっていることとしてもよい。
本発明に係るキャップによれば、注出筒にスリットが形成されているので、内容物を注出する際、スリットから空気を容器内に進入させながら内容物を注出できる。従って、内容物を注出させやすく、計量キャップに注ぐ内容物の計量の精度が確保される。また、内容物を先鋭部に沿わせながら注出することで、内容物を計量キャップ内に導きやすく、注出時に内容物が計量キャップの径方向外側に飛び出るのを抑えることができる。
本発明に係るキャップによれば、キャップ本体の注出口を計量キャップに対し精度よく位置決めできるとともに、内容物をこの注出口から計量キャップに確実に注ぎ入れることができる。
図1は本発明の一実施形態に係るキャップの概略構成を示す側断面図、図2は本発明の一実施形態に係るキャップにおいて、計量キャップに内容物を注ぎ入れる状態を説明する図である。
図1に示すように、本実施形態に係るキャップ1は、液状の内容物を収容する有底筒状の容器2の口部3に装着されるキャップ本体11と、キャップ本体11に着脱自在に装着された計量キャップ31とを有している。
キャップ本体11は有底筒状をなし、その底壁部12には、前記内容物を注出する注出筒13が立設されている。また、計量キャップ31は、有頂筒状をなし、キャップ本体11の注出筒13を覆っている。
尚、図示の例では、容器2の口部3、キャップ本体11及び計量キャップ31は、夫々の中心軸線が共通軸上に位置された状態で配設されている。以下、この共通軸をキャップ軸Oと称し、キャップ軸Oに沿って計量キャップ31側を上側、容器2側を下側と称し、キャップ軸Oに直交する方向を径方向と称する。
容器2における口部3の外周面には、この外周面から径方向外側に向けて突設されるとともに周方向に沿って延びる環状の鍔部4と、鍔部4の上側に離間して配置され、前記外周面から径方向外側に向けて突設されるとともに周方向に沿って延びる環状の凸部5とが形成されている。凸部5は、その下面部分が前記外周面から径方向外側へ向かって延び、その上面部分がキャップ軸O方向の下側から上側へ向かうに連れ漸次径方向の外側から内側へ向かい傾斜して形成されている。
また、口部3の外周面において、凸部5の上側には、周方向に間隔を開け配されるとともに前記上面部分から上側へ向かって延びる板状の第1回転規制部6が複数形成されている。第1回転規制部6は、その前記外周面から径方向外側に突出する高さが凸部5の前記高さよりも小さく設定されている。また、第1回転規制部6における上側端部は、口部3の開口端よりも下側に配置されている。
また、キャップ本体11は、キャップ軸Oと同軸に配設された内筒部(周壁部)14及び外筒部15を有している。
内筒部14は、口部3の上側に配されるとともに内径が口部3の内径と略同等とされた上筒部14Aと、上筒部14Aの下側に連なり口部3の径方向内側に配されるとともにキャップ軸O方向の上側から下側へ向かうに連れ漸次縮径するように形成された下筒部14Bとを有している。また、下筒部14Bの上端部分の外周面は、口部3の内周面に嵌め合わされている。
また、上筒部14Aの外周面には、雄ネジ16が形成されている。また、内筒部14の内周面において、上筒部14Aと下筒部14Bが連結する部分は、キャップ軸O方向の上側から下側へ向かうに連れ漸次径方向の外側から内側へ向かい傾斜するテーパ面14Cとされている。また、下筒部14Bの内周面におけるキャップ軸O方向の中央部分から下端部分の間には、前記内周面から径方向内側に向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状の突部14Dが形成されている。
また、下筒部14Bの下端縁には、径方向内側に向けて底壁部12が形成され、底壁部12には注出筒13が形成されている。
注出筒13は、その中心軸がキャップ軸Oに対してずらされて配設されるとともに、その上端開口が注出口13Aとなっている。以下では、キャップ本体11において、キャップ径方向のうちキャップ軸Oに対して注出筒13がずらされた方向を前側とする。
注出筒13は、下側から上側に向かうに従い後側側面が前側に傾斜して、漸次縮径されている。また、注出筒13の後側側面には、キャップ軸O方向に沿って延在し、注出口13Aと底壁部12とを繋ぐように開口するスリット21が形成されている。また、底壁部12の後側の部分には、このスリット21の下端に繋がり略矩形状に開口する孔12Aが形成されている。また、底壁部12は、前側から後側に向かうに従い漸次下側に向かって傾斜している。
また、注出筒13の上端は、上筒部14Aの上端より上方に位置している。すなわち、注出筒13の注出口13Aは、上筒部14Aの開口端よりも上側に突出して配置されている。また、注出口13Aにおいて、キャップ軸Oを径方向で挟むスリット21の反対側に位置する部分は、上側に向かうに従い漸次径方向外側に向けて張り出した先鋭部22となっている。
この注出筒13を有するキャップ本体11が装着された容器2では、キャップ本体11における前述の前側が下方を向くように傾けられることで、内容物が注出口13Aから注出される。
また、外筒部15は略円筒状をなし、内筒部14の下筒部14Bの径方向外側に離間して配されているとともに、外筒部15の上端部分は、内筒部14の上筒部14Aの下端部分に連結されている。詳しくは、上筒部14Aの下端部分には、径方向外側に向けて突設されたフランジ部11Aが形成されており、外筒部15は、このフランジ部11Aの外周縁部から下側に向けて延設されている。また、フランジ部11Aの下面における径方向内側の部分は、口部3の開口端に当接している。
また、外筒部15の内周面には、周方向に間隔を開け配されるとともにフランジ部11Aの下面部分から下側へ向かって延びる板状の第2回転規制部17が複数形成されている。第2回転規制部17は、口部3の第1回転規制部6に噛み合っているとともに、キャップ本体11が容器2に対し周方向に沿って移動することを規制している。また、第2回転規制部17における下側端部は、口部3の凸部5における前記上面部分よりも上側に配置されている。また、第2回転規制部17の下側端部は、キャップ軸O方向の上側から下側へ向かうに連れ漸次径方向の内側から外側へ向かい傾斜して形成されている。
また、外筒部15の内周面において、第2回転規制部17の下側には、前記内周面から径方向外側に向けて窪むとともに周方向に沿って延びる環状の凹部18が形成されている。凹部18は、そのキャップ軸O方向に沿う位置が口部3の凸部5に対応して配置されているとともに、凸部5に嵌め合わされている。また、凹部18の下側には、キャップ軸O方向の上側から下側へ向かうに連れ漸次径方向の内側から外側へ向かい傾斜するテーパ面19が形成されている。また、外筒部15の外周面における下端部分には、キャップ軸Oを径方向で挟む先鋭部22の反対側に位置する部分に、前記外周面から径方向外側に突出する目印部20が形成されている。
また、計量キャップ31は、有頂筒状に形成された本体筒32と、本体筒32のキャップ軸O方向の中間部から径方向外側に向けて突設されたフランジ部33と、フランジ部33の外周縁部から下方に向けて延設された装着筒34と、を備え、これら本体筒32、フランジ部33及び装着筒34がいずれもキャップ軸Oと同軸に配設されている。尚、図示の例では、本体筒32の外径は、そのフランジ部33の下側部分(すなわちフランジ部33よりも開口端側の部分)が、フランジ部33の上側部分よりも僅かに大径とされている。また、前記下側部分の外径は、キャップ軸O方向に沿って略一定とされている。
本体筒32における前記下側部分の外径は、キャップ本体11の内筒部14における突部14Dの内径よりも僅かに大きく設定されており、本体筒32の下端は、突部14Dの径方向内側に配置されるとともに突部14Dに嵌め合わされている。また、本体筒32の径方向内側には、注出筒13が配されて本体筒32に覆われている。
また、本体筒32の内周面には、周方向に沿って延びる環状の段部32Aが複数形成されている。これらの段部32Aは、キャップ軸O方向に互いに離間して配置されており、計量キャップ31に注入された内容物を計量する目印線とされている。
また、装着筒34の内周面には、雌ネジ34Aが形成され、この雌ネジ34Aがキャップ本体11における上筒部14Aの雄ネジ16に螺合している。また、フランジ部33の下面には下方に向けて嵌合筒部35が延設され、この嵌合筒部35が上筒部14A内に嵌合されている。また、装着筒34の外周面には、周方向に間隔を開けて配置されるとともにキャップ軸O方向に沿って延びる複数の開閉操作溝34Bが形成されている。
次に、このように構成されたキャップ1を利用した容器2の内容物の注出について説明する。
内容物を注出する際は、図1において、まず、計量キャップ31の開閉操作溝34Bを把持し、この計量キャップ31を周方向に回してキャップ本体11から取り外すとともに、注出筒13を露出させる。
次いで、図2に示すように、計量キャップ31の中心軸とキャップ本体11のキャップ軸Oとを略直角に交差させるように配置するとともに、計量キャップ31の本体筒32の開口端に、注出筒13の外周面における前側の部分を当接させ、かつ、本体筒32の外周面に、キャップ本体11の上筒部14Aにおける開口端を当接させる。この状態において、本体筒32の開口端からの径方向内方に向けた注出筒13の突出量L1は、本体筒32の開口端の半径L2以下となっている。詳しくは、突出量L1は、注出筒13が本体筒32の開口端における内周面から該本体筒32の径方向内方に向けて突出する距離であり、半径L2は、本体筒32の開口端における内半径を差す。尚、図示の例では、突出量L1と半径L2が同一の値に設定されている。
この状態で、容器2を傾けて、注出筒13の注出口13Aから計量キャップ31の本体筒32内に内容物を計量しながら注入した後、この計量された内容物を計量キャップ31から全量注ぎ出す。内容物の注出が完了したら、前述の動作とは逆の手順で計量キャップ31を閉める。
以上説明したように、本実施形態のキャップ1によれば、内容物の使用に際し、キャップ本体11から計量キャップ31を取り外し、容器2を傾けて、注出筒13の注出口13Aから計量キャップ31の本体筒32内に内容物を計量しながら注入するときに、本体筒32の開口端に注出筒13の外周面を当接させ、かつ、本体筒32の外周面にキャップ本体11の内筒部14における開口端を当接させることで、計量キャップ31の本体筒32に対する注出口13Aの位置が精度よく決まる。
すなわち、この状態において、計量キャップ31の前記開口端からの径方向内方に向けた注出筒13の突出量L1が、計量キャップ31の前記開口端の半径L2以下となることから、注出口13Aが計量キャップ31の本体筒32の開口部分のうち内筒部14側の部分から径方向中央部分までの間に確実に配置される。従って、容器2の内容物を、注出口13Aから計量キャップ31に精度よく注ぎ入れることができる。特に、内容物が容器2内に充填され比較的重量がある場合や、作業者の力が弱い場合であっても、計量キャップ31に対する注出口13Aの位置が安定して、操作が確実に行える。
また、注出筒13にスリット21が形成されているので、内容物を注出する際、スリット21から空気を容器2内に進入させながら内容物を注出できる。従って、内容物を注出させやすく、計量キャップ31に注ぐ内容物の計量の精度が確保される。また、内容物を先鋭部22に沿わせながら注出することで、内容物を計量キャップ31内に導きやすく、注出時に内容物が計量キャップ31の径方向外側に飛び出るのを抑えることができる。また、このような先鋭部22によれば、内容物の液切れがよい。
また、容器2の口部3における第1回転規制部6と、キャップ本体11の第2回転規制部17とが噛合しているとともに、口部3の凸部5とキャップ本体11の凹部18とが嵌合していることから、キャップ本体11の口部3に対する移動が確実に規制されている。このような構成により、計量キャップ31をキャップ本体11から取り外す際、キャップ本体11が計量キャップ31と供回りして口部3に対し緩んだり脱落したりすることが防止される。
詳しくは、第1、第2回転規制部6,17によりキャップ本体11の口部3に対する周方向への移動が規制されているとともに、凸部5及び凹部18によりキャップ本体11の口部3に対するキャップ軸O方向への移動が規制されている。
さらに、この構成によれば、従来のようにキャップ本体11と口部3を螺合させる構成に対比して、キャップ本体11の口部3に対する締め込み量を調節する必要がないことから、製造がより簡便に行える。
また、キャップ本体11と口部3とを螺合させる構成としてもよい。
また、キャップ本体11の外周面において、キャップ軸Oを挟んだ先鋭部22の反対側に目印部20が形成されていることから、目印部20が上向きになるように容器2を傾けることで先鋭部22を確実に下向きにでき、作業者が内容物を注ぎ出す方向を間違えることがない。従って、内容物を注出する際、操作を誤って内容物をこぼしてしまうようなことが防止される。
また、内筒部14にテーパ面14Cが形成されているので、計量キャップ31をキャップ本体11に装着する際、計量キャップ31における本体筒32の開口端がテーパ面14Cに摺接しながら計量キャップ31の中心軸がキャップ軸Oに同軸に案内されて、装着が行いやすい。
また、キャップ本体11に装着した計量キャップ31の前記開口端が内筒部14の突部14Dに嵌合するとともに、嵌合筒部35が上筒部14Aに嵌合するので、内容物が上筒部14Aと装着筒34との間を通ってキャップ1の外部に漏れ出すことが確実に防止されている。
尚、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施形態では、突出量L1と半径L2が同一の値に設定されていることとしたが、これに限定されるものではなく、突出量L1は半径L2以下に設定されていればよい。
また、本実施形態では、計量キャップ31の本体筒32において、フランジ部33よりも開口端側の部分の外径が、キャップ軸O方向に沿って略一定とされていることとしたが、これに限定されるものではない。図3及び図4に示すものは、本実施形態の変形例であり、図3においては、計量キャップ31の本体筒36は、そのフランジ部33よりも計量キャップ31の中心軸に沿った開口端側の部分が、前記中心軸に沿って内側から外側へ向かうに連れ漸次拡径して形成されている。また、図4においては、計量キャップ31の本体筒37は、そのフランジ部33よりも計量キャップ31の中心軸に沿った開口端側の部分が、前記中心軸に沿って内側から外側へ向かうに連れ漸次縮径して形成されている。尚、図3、図4において説明した変形例においても、突出量L1と半径L2が同一の値に設定されている。
また、本実施形態では、内容物を注出する際、計量キャップ31の中心軸とキャップ本体11のキャップ軸Oとを略直角に交差させるように配置することとして説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、計量キャップ31の中心軸とキャップ本体11のキャップ軸Oとの間に形成される角度は、略直角以外の鈍角や鋭角であっても構わない。
また、本実施形態では、注出筒13にスリット21が形成されていることとしたが、スリット21が形成されていなくとも構わない。また、注出口13Aに先鋭部22が形成されていることとしたが、先鋭部22が形成されていなくとも構わない。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係るキャップの概略構成を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係るキャップにおいて、計量キャップに内容物を注ぎ入れる状態を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るキャップの計量キャップの変形例を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係るキャップの計量キャップの変形例を示す側断面図である。
符号の説明
1 キャップ
2 容器
3 口部
11 キャップ本体
12 底壁部
13 注出筒
13A 注出口
14 内筒部(周壁部)
21 スリット
22 先鋭部
31 計量キャップ
L1 注出口が計量キャップの本体筒の開口端から径方向内方に向けて突出する突出量
L2 計量キャップの本体筒における開口端の半径
O キャップ軸

Claims (2)

  1. 有底筒状をなし、内容物を収容する容器の口部に装着されるとともに、底壁部に前記内容物を注出する注出筒が立設されたキャップ本体と、
    有頂筒状をなし、前記キャップ本体に着脱自在に装着された計量キャップと、を有するキャップであって、
    前記注出筒の注出口は、前記キャップ本体の周壁部における開口端よりもキャップ軸方向の外側に突出し、
    前記計量キャップの開口端に、前記注出筒の外周面を当接させ、かつ、前記計量キャップの外周面に、前記キャップ本体の周壁部における開口端を当接させた状態で、前記計量キャップの開口端からの径方向内方に向けた前記注出筒の突出量が、前記計量キャップの開口端の半径以下となることを特徴とするキャップ。
  2. 請求項1に記載のキャップであって、
    前記注出筒にキャップ軸方向に延びるスリットが形成され、
    前記注出口において、キャップ軸を径方向で挟む前記スリットの反対側に位置する部分は、キャップ軸方向の外側に向かうに従い径方向外側に向けて張り出した先鋭部となっていることを特徴とするキャップ。
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