JP2020050372A - 計量カップ及びその計量カップとプッシュ式コックとの組み合わせ - Google Patents
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Abstract
Description
前記液体を収容する液体収容部と、前記コックに取り付け可能な着脱構造部と、前記コックに取り付ける際に前記注出口を前記液体収容部内に導く段差部とを有する一体成形体で少なくとも構成され、前記液体収容部が、把持容易な大きさの円筒形、略円筒形、多角筒形又は略多角筒形であり、前記段差部の下面が、1又は2本の指が掛かる広さであって前記コックの押しボタンの直下方向に対向配置されている、ことを特徴とする。
前記コックは、袋体に取り付けるための取付部と、前記袋体に収容された液体を注出する注出口と、前記注出口を開閉する押しボタンと、それらが連結された胴体部とで少なくとも構成され、
前記計量カップは、前記コックの注出口から注出する液体を収容する液体収容部と、前記コックに取り付け可能な着脱構造部と、前記コックに取り付ける際に前記注出口を前記液体収容部内に導く段差部とを有する一体成形体で少なくとも構成され、前記液体収容部が、把持容易な大きさの円筒形、略円筒形、多角筒形又は略多角筒形であり、前記段差部の下面が、1又は2本の指が掛かる広さであって前記コックの押しボタンの直下方向に対向配置されている、ことを特徴とする。
本発明に係る計量カップ10は、図2に示すように、プッシュ式コック20(以下単に「コック20」ともいう。)に着脱可能に取り付けることができ、そのコック20の注出口23から注出する液体を計量する計量カップである。この計量カップ10は、図1及び図2に示すように、液体を収容する液体収容部1と、コック20に取り付け可能な着脱構造部2と、コック20に取り付ける際に注出口23を液体収容部内に導く段差部3とを有する一体成形体で少なくとも構成されている。そして、液体収容部1が、把持容易な大きさの円筒形、略円筒形、多角筒形又は略多角筒形であり、段差部3の下面3bが、1又は2本の指が掛かる広さであって、コック20の押しボタン22(以下単に「ボタン22」ともいう。)の直下方向Zに対向配置されている。
計量カップ10は、プッシュ式コック20に着脱可能に取り付けることができ、コック20の注出口23から注出する液体を計量する。計量カップ10は、液体収容部1と段差部3とを有した一体成形体で少なくとも構成されている。この計量カップ10は、一体成形体で少なくとも構成されているので、従来技術と比較して形状の制約が少なく、1ピースで射出成形が可能なため、安価で量産可能な計量カップ10とすることができる。
液体収容部1は、液体を収容する部分である。液体は、液体容器(例えばバッグインボックス等)に取り付けられたコック20の注出口23から注出されるものであり、洗濯用液体洗剤や柔軟剤等のように、所定量を計量して用いる液体であることが好ましい。液体収容部1には、そうした液体の所定量を計量するため、図1に示すように、見えやすい位置に目盛りが付されていることが好ましい。なお、計量カップ10全体の色や透明度も特に限定されないが、容器側面に設けた目盛りで、収容された液体を透けてみる必要があるので、透明、半透明、又は透けて見える白色系の色合いであることが好ましい。
着脱構造部2は、コック20に取り付け可能な部分である。着脱構造部2の形態は特に限定されず、下記のスリット部以外の各種の着脱構造を備えることができる。一例として、図1等に示すスリット部2(以下、符号2を付す。)を挙げることができる。以下、着脱構造部の例として、スリット部2について説明する。
段差部3は、計量カップ10をコック20に取り付ける際に、注出口23が液体収容部1に当たることなく容易に液体収容部1内に導く部位である。段差部3の構造は、着脱構造部2(スリット部2)から下方に延びる凹みである。その凹み程度は、凹み上縁3aから着脱構造部2までの長さL1が、コック20の取付部位24(スリット部2に対応する「つば24」のことである。以下同じ、)から注出口先端23aまでの長さL2よりも長い必要がある。こうすることにより、計量カップ10をコック20に取り付ける際に、注出口先端23aが計量カップ10に当たることを防ぐことができる。こうした段差部3は、着脱構造部2(スリット部2)のところでも説明したように、着脱構造部2の下方に位置して、液体収容部1の上縁部1aを切り欠く形状とすることで形成される。下方側の切り欠き長さは、上記したように着脱構造部2からL1の長さ切り欠くことになる。
コック20は、図3及び図5に示すように、プッシュ式のコックであり、上記した計量カップ10を着脱容易に取り付ける対象であり、計量カップ10と組み合わせて用いられる。コック20は、袋体の口部に取り付けるための取付部27と、袋体に収容された液体を注出する注出口23と、注出口23を開閉する押しボタン22と、計量カップ10が備える着脱構造部2を着脱可能に取り付ける取付部位24と、それらが連結された胴体部21とで少なくとも構成されている。なお、例えば、バックインボックス等の袋体の口部(図示しない)は、外装箱に固定されており、コック20の取付部27は、そうした口部に取り付けられる。
1a 液体収容部上縁部
1b 底
1c 底の周縁
1d 側面
2 着脱構造部(スリット部)
2a 切り欠き部
2b 側面部分
2c 帯状部分
2d 面取り部
2e 面取り部
2f 帯状部分端部
2g 側面部分端部
2h スリット
3 段差部
3a 凹み上縁
3b 下面
4 目盛り
10 計量カップ
11 係止構造
13 凹部
14 湾曲凸形状部
15 先端突起部
20 プッシュ式コック
21 胴体部
22 押しボタン
23 注出口
23a 注出口先端
24 取付部位(つば)
25 系止部
26 湾曲凹形状
27 取付部
28 湾曲凸形状部
29 凹部
30 組み合わせ
S スライド方向
L1 凹み上縁からスリット部までの長さ
L2 コックのつばから注出口先端までの長さ
X 左右方向
Y 前後方向
Z 直下方向(上下方向)
F 付勢力
θ1 つばの傾斜角度
θ2 スリットの傾斜角度
Claims (10)
- プッシュ式コックに着脱可能に取り付けることができ、前記コックの注出口から注出する液体を計量する計量カップであって、
前記液体を収容する液体収容部と、前記コックに取り付け可能な着脱構造部と、前記コックに取り付ける際に前記注出口を前記液体収容部内に導く段差部とを有する一体成形体で少なくとも構成され、前記液体収容部が、把持容易な大きさの円筒形、略円筒形、多角筒形又は略多角筒形であり、前記段差部の下面が、1又は2本の指が掛かる広さであって前記コックの押しボタンの直下方向に対向配置されている、ことを特徴とする計量カップ。 - 前記液体収容部が、手のひらで掴みやすい半径15〜40mmの円筒形若しくは略円筒形、又は、半径15〜40mmの円に内接する多角筒形若しくは略多角筒形である、請求項1に記載の計量カップ。
- 前記段差部の下面は、指の曲線と同じ程度の半径10〜20mmの曲面凹部である、請求項1又は2に記載の計量カップ。
- 前記段差部は、前記液体収容部に連続する絞られた小容量部分であり、前記プッシュ式コックの胴体部を覆う略筒状で形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の計量カップ。
- 前記プッシュ式コックの押しボタンの頂部から前記段差部の下面までの距離が、20mm以上100mm以下の範囲内となっている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の計量カップ。
- 前記着脱構造部は、前記コックが有するつばを上下から挟んでスライドするスリット部であり、前記段差部は、前記スリット部をスライドさせて前記つばに取り付ける際に前記注出口を前記液体収容部内に導く部分である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の計量カップ。
- 前記コックに係止する係止構造を一体又は別体で有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の計量カップ。
- プッシュ式コックに計量カップを着脱容易に取り付けることができる組み合わせであって、
前記コックは、袋体に取り付けるための取付部と、前記袋体に収容された液体を注出する注出口と、前記注出口を開閉する押しボタンと、それらが連結された胴体部とで少なくとも構成され、
前記計量カップは、前記コックの注出口から注出する液体を収容する液体収容部と、前記コックに取り付け可能な着脱構造部と、前記コックに取り付ける際に前記注出口を前記液体収容部内に導く段差部とを有する一体成形体で少なくとも構成され、前記液体収容部が、把持容易な大きさの円筒形、略円筒形、多角筒形又は略多角筒形であり、前記段差部の下面が、1又は2本の指が掛かる広さであって前記コックの押しボタンの直下方向に対向配置されている、ことを特徴とする計量カップとプッシュ式コックとの組み合わせ。 - (1)前記液体収容部が、手のひらで掴みやすい半径15〜40mmの円筒形若しくは略円筒形、又は、半径15〜40mmの円に内接する多角筒形若しくは略多角筒形である、(2)前記段差部の下面は、指の曲線と同じ程度の半径10〜20mmの曲面凹部である、(3)前記段差部は、前記液体収容部に連続する絞られた小容量部分であり、前記プッシュ式コックの胴体部を覆う略筒状で形成されている、(4)前記プッシュ式コックの押しボタンの頂部から前記段差部の下面までの距離が、20mm以上100mm以下の範囲内となっている、から選ばれる1又は2以上である、請求項8に記載の計量カップとプッシュ式コックとの組み合わせ。
- 前記コックは、前記着脱構造部がスリット部である場合に該スリット部を着脱可能に取り付けるつばを有し、前記つばは、前記コックの胴体部の少なくとも左右位置に突出し前後方向に延びる平板である、請求項8又は9に記載の計量カップとプッシュ式コックとの組み合わせ。
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