JP2009107724A - キャップ付き容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】口頸部が設けられた容器本体2と、容器本体2の口頸部に螺合により着脱自在に装着されると共に、容器本体2に収容された液体を注出する注出口が設けられた注出キャップ3と、注出キャップ3に螺合により着脱自在に装着されると共に、注出キャップ3から取り外して注出口から注出された液体を計り取る計量部が設けられた計量キャップ4と、注出キャップ3の側面部に設けられた把手5とを備えている。
【選択図】図1
Description
このような計量キャップ101と注出キャップ102との嵌合には、ネジ方式による螺合が多く用いられている。これにより、注出キャップ102から計量キャップ101の取り外しが容易となり、良好な使い勝手が得られている。
上述したキャップ付き容器の詰め替え作業の際には、例えば図18に示すように、詰め替え容器200から注出された内容液を注出ノズル102aと周壁102cとの間にある空隙R’から注ぎ入れるといった操作を行う。これにより、内容液が戻し口102dを通じて容器本体100内に補充される。
このうち、特許文献1には、上部の一端部に形成された注ぎ口及び該注ぎ口に対向する側に形成された片手取手を有するキャップ部、並びに該キャップ部と係合される液体収納ボディ部から構成されており、且つ収納された液体が注ぎ易い液体収容容器が記載されている。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態として図1に示すキャップ付き容器1について説明する。
このキャップ付き容器1は、図1に示すように、例えば液体として液体洗剤が収容された容器本体2と、この容器本体2の口頸部2aに螺合により着脱自在に装着される注出キャップ3と、この注出キャップ3に螺合により着脱自在に被せられる計量キャップ4と、注出キャップ3に設けられた把手5とを備えている。
また、注出ノズル6の先端部は、注ぎ口(注出口)6cが設けられている。
なお、戻し口11は、容器本体2を傾ける側とは反対側であれば、注出ノズル6、底壁7、又は下部内周壁8に設けることも、或いはそれらの間に亘って設けることもできる。
また、液体洗剤を詰め替える場合には、一方の手で容器本体2を把持し、他方の手で把手5を把持して注出キャップ3を容器本体2から取り外し、容器本体2の口頸部2aから詰め替え容器に収容された液体洗剤をキャップ付き容器1に詰め替える操作を行う。
また、把手が注出キャップと一体に形成されていることから、詰め替えが困難な液体であっても、把手5ごと注出キャップ3を新たな簡易包装された別の詰め替え容器本体2に付け替えることが容易にできるため、容器本体ごと液体の詰め替え作業をすることができる。
また、胴部2cの把持部20と対向する部分2gが、胴部2cと把持部20との間に把持用の空間Sを設けるように凹部を形成していることから、把手5と容器本体2との間に指先が入る空隙を確保しつつ、容器本体2の把手方向の幅を小さくすることができる。
また、把持部20が、端部から胴部2cと反対側に、中心軸に対して0°以上30°以下の傾斜角となるように形成されていることより、手首を大きく捻ることなく容器を傾けることができるため、操作性が向上する。
また、注出キャップ3の容器本体2に対する開栓トルク(共回り防止トルク)T1が計量キャップ4の注出キャップ3に対する開栓トルクT2よりも大きいことから、把手5を握らずに計量キャップ4を注出キャップ3から取り外した際にも、注出キャップ3の共回しを防ぐことができる。
例えば図6に示す把手35のように、把持する際の使用感を良くするため、上述した伸長部19及び把持部20の連続部分を図1に示す場合よりも緩やかに傾斜させた形状の伸長部36及び把持部37とすることも可能である。なお、以下の説明では、上記キャップ付き容器1と同等の部位については説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
次に、本発明の第2の実施形態として示すキャップ付き容器について説明する。
このキャップ付き容器は、上記注出キャップ3の代わりに、図9に示すような把手付き注出キャップ60を備える以外は、上記キャップ付き容器1と同様の構成を有している。
例えば、図12(a)〜(c)に示す注出キャップ60Aのように、上記スリット66の代わりに、嵌合筒部64に複数の係合凹部69が周方向に並んで設けられた把手部材62Aを備えた構成としてもよい。具体的に、これら複数の係合凹部69は、一定の幅を有して嵌合筒部64の内側を下端側から上下方向の中途部に亘って直線状に切り欠いた溝形状を有している。
実施例として本発明を適用した把手を有するキャップ付き容器を製造した。
容器本体の口頸部の開口径は、50mmに形成した。また、口頸部のネジ部には、注出キャップの位置決めのためにストッパーを形成した。
計量キャップの開口径は、30〜60mmに形成した。
把手は、図4に示すように、注出キャップの中心軸から伸長部の端部までの長さW=40〜120mmに形成した。また、把持部の中心軸に対する傾斜角度は、図5(c)に示すように、15°に形成した。
比較例として、把手を有さないキャップ付き容器を製造した。
容器本体の口頸部の開口径は、50mmに形成した。また、口頸部のネジ部には、注出キャップの位置決めのためにストッパーを形成した。
計量キャップの開口径は、50mmに形成した。
以上のように、比較例は把手を有さない以外は、実施例と同じ構成とした。
容器本体に対する注出キャップの開栓トルクT1及び注出キャップに対する計量キャップの開栓トルクT2を測定した。
開栓トルクT1は、注出キャップが所定の位置になるまで締めてから測定した。なお、実施例では把手を持って開栓し、比較例では注出キャップを持って開栓した。
開栓トルクT2は、計量キャップが一定の位置になるまで締めてから測定した。なお、実施例では一方の手で把手を掴み、他方の手で計量キャップを開栓し、比較例では一方の手で容器本体を掴み、他方の手で計量キャップを開栓した。
また、開栓トルクの測定は、TOHNICHI製のDIGITAL TORQUE METER(型番:2TME450CN)を用い、3回の測定の平均値を測定結果とした。
測定結果を表1に示す。実施例及び比較例では、開栓トルクT1が開栓トルクT2よりも大きいことから、注出キャップが容器本体に対して着脱可能とされていても、計量キャップの取り外しの際に共回りすることがなかった。
また、比較例に対して実施例の開栓トルクT1が小さいことから、把手を掴んで注出キャップを開栓することで、注出キャップを直接掴んで開栓するよりも小さな力で開栓可能とされた。
さらに、本発明は、口頸部が設けられた容器本体と、この容器本体の口頸部に装着されて容器本体に収容された液体を注出する注出キャップとを備えたキャップ付き容器に対して幅広く適用することが可能である。
Claims (7)
- 口頸部が設けられた容器本体と、
前記容器本体の口頸部に螺合により着脱自在に装着されると共に、前記容器本体に収容された液体を注出する注出口が設けられた注出キャップと、
前記注出キャップに螺合により着脱自在に装着されると共に、前記注出キャップから取り外して前記注出口から注出された液体を計り取る計量部が設けられた計量キャップと、
前記注出キャップの側面部に設けられた把手とを備えていることを特徴とするキャップ付き容器。 - 前記把手は、前記注出キャップとは別体に形成されて、前記注出キャップに対して外側から嵌合された状態で取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
- 前記把手は、前記注出キャップの外周部と嵌合される嵌合筒部と、前記嵌合筒部の側面に一体に形成された把持部とを有することを特徴とする請求項2に記載のキャップ付き容器。
- 前記嵌合筒部の下端部には、前記注出キャップの下端部に係止される係止爪が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のキャップ付き容器。
- 前記把持部側に設けられた係止爪が、それとは反対側に設けられた係止爪よりも内側に向かって突出した形状を有することを特徴とする請求項4に記載のキャップ付き容器。
- 前記嵌合筒部には、下端側から上方に向かって切り欠かれたスリット又は係合凹部が少なくとも1つ又は2つ以上設けられ、
前記注出キャップの外周部には、前記スリット又は前記係合凹部と係合される係合凸部が設けられていることを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載のキャップ付き容器。 - 前記スリット又は前記係合凹部は、その下端から上端に向かって漸次幅が狭くなる形状を有することを特徴とする請求項6に記載のキャップ付き容器。
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