JP2012144280A - 計量キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物を容易に計量できると共に、容易に開閉できる計量キャップを提供する。
【解決手段】内部が計量室とされたキャップ本体10を備え、該キャップ本体10の外周面には、その周方向に略直交する凸条が前記周方向に複数並んだローレット部20が複数形成され、任意の前記ローレット部20と他の任意の前記ローレット部20との間には、前記凸条が形成されていない平滑部30が形成され、前記周方向に回転させることにより容器本体に螺着又は螺脱される計量キャップ1において、前記ローレット部20は、複数の第一の凸条23からなる低ローレット部22と、前記周方向における前記低ローレット部22の両端に隣接して形成された第二の凸条25からなる高ローレット部24とを備え、前記第二の凸条25は、前記キャップ本体10の外周面上の高さが、前記第一の凸条23の高さよりも高いことよりなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、計量キャップに関する。
一般に、液体洗剤、液体漂白剤、液体柔軟剤、溶剤等の液状物や、粒状洗剤、粒状漂白剤、粒状調味料等の粉粒物を収納する容器には、容器本体の口部に螺着するキャップが設けられており、このキャップには、開閉の際に手指が滑らないように、その回転方向に略直交する向きの凸条又は凹条からなるローレット(ナール)が形成されている。この内、複数の凹条からなるローレットは、キャップの外観への影響を小さくでき、意匠性に優れるものの、手指が滑りやすいという問題を有する。一方、複数の凸条からなるローレットは、凹条からなるローレットに比べて手指が滑りにくいものの、凸条間のピッチが手指の大きさにフィットしないと、凸条の頂部を連ねた面(ローレット表面)を、手指が容易に滑ってしまうという問題がある。特に、液状物や水等で濡れた手指は、ローレット表面を滑りやすい。
こうした問題に対し、隣り合う縦リブの間に縦リブよりも背の低い小リブを縦リブと平行に形成したキャップが提案されている(例えば、特許文献1)。
また、外周面に形成されたローレットが、複数の分割ローレットからなるローレット付きキャップが提案されている(例えば、特許文献2)。特許文献2の発明は、複数の分割ローレットとして、凹凸部材が連続して形成される凹凸部と、凹凸部材のない空白部とを形成したり、左回転摩擦部と右回転摩擦部とを形成したりすることで、キャップの開閉作業の容易化を図っている。
また、キャップとしては、容器本体の口部を塞ぐのみならず、内容物を計量する計量具として用いられる計量キャップがある。計量キャップは、内容物を計量しやすいように、計量部が透明又は半透明の材質で構成されると共に、計量部の外周面が平滑なものとされている。例えば、目盛表示を除いた部分にローレット加工による滑り止め部が形成された計量カップ兼用の蓋体が提案されている(例えば、特許文献3)。特許文献3の発明によれば、目盛表示を避けて滑り止め部が形成されているため、蓋体内に量り取った内容物と目盛表示とを容易に照合できる。
特開2001−354247号公報 特開2007−1603号公報 特開2002−12242号公報
しかしながら、特許文献1〜2の技術を単に計量キャップに適用すると、キャップの外周面にローレットの凹凸が形成されているため、内容物と目盛とを照合しにくいという問題があった。加えて、計量キャップには、手指の滑り防止効果のさらなる向上が求められている。また、特許文献3の技術のように、量り取った内容物と目盛との照合を容易にするために、単にローレットを形成しない領域を形成すると、キャップを開閉する際の手指の滑りを十分に防止できず、キャップの開閉が煩雑になるという問題がある。
そこで、内容物を容易に計量できると共に、容易に開閉できる計量キャップを目的とする。
本発明の計量キャップは、内部が計量室とされたキャップ本体を備え、該キャップ本体の外周面には、その周方向に略直交する凸条が前記周方向に複数並んだローレット部が複数形成され、任意の前記ローレット部と他の任意の前記ローレット部との間には、前記凸条が形成されていない平滑部が形成され、前記周方向に回転させることにより容器本体に螺着又は螺脱される計量キャップにおいて、前記ローレット部は、複数の第一の凸条からなる低ローレット部と、前記周方向における前記低ローレット部の両端に隣接して形成された第二の凸条からなる高ローレット部とを備え、前記第二の凸条は、前記キャップ本体の外周面上の高さが、前記第一の凸条の高さよりも高いことを特徴とする。
任意の前記ローレット部は、前記キャップ本体の軸線を中心として80〜100°の範囲に形成され、かつ任意の前記平滑部は、前記キャップ本体の軸線を中心として80〜100°の範囲に形成されていることが好ましく、任意の前記ローレット部が、他の任意の前記ローレット部と前記キャップ本体の軸線に対し対称に形成されていることがより好ましく、前記第二の凸条は、前記キャップ本体の軸線方向に直交する断面が、突端を頂部とする略三角形とされていることが好ましい。前記キャップ本体の開口端から外方に延設された段差壁部と、該段差壁部の周縁から前記キャップ本体の軸線方向に延設された外筒部とを備え、前記外筒部の外周面には、その周方向に略直交する凸条が複数形成されていることが好ましい。
本発明の計量キャップによれば、内部が計量室とされたキャップ本体を備え、該キャップ本体の外周面には、ローレット部が複数形成され、任意の前記ローレット部と他の任意の前記ローレット部との間には、前記凸条が形成されていない平滑部が形成され、前記ローレット部は、複数の第一の凸条からなる低ローレット部と、前記周方向における前記低ローレット部の両端に隣接して形成された第二の凸条からなる高ローレット部とを備え、前記第二の凸条は、前記キャップ本体の外周面上の高さが、前記第一の凸条の高さよりも高いため、内容物を容易に計量できると共に、容易に開閉できる。
本発明の計量キャップによれば、任意の前記ローレット部は、前記キャップ本体の軸線を中心として80〜100°の範囲に形成され、かつ任意の前記平滑部は、前記キャップ本体の軸線を中心として80〜100°の範囲に形成されているため、内容物をより容易に計量できると共に、より容易に開閉できる。
本発明の計量キャップによれば、任意の前記ローレット部が、他の任意の前記ローレット部と前記キャップ本体の軸線に対し対称に形成されているため、より容易に開閉できる。
本発明の計量キャップによれば、前記第二の凸条は、前記キャップ本体の軸線方向に直交する断面が、突端を頂部とする略三角形とされているため、より容易に開閉できる。
本発明の計量キャップによれば、前記キャップ本体の開口端から外方に延設された段差壁部と、該段差壁部の周縁から前記キャップ本体の軸線方向に延設された外筒部とを備え、前記外筒部の外周面には、その周方向に略直交する凸条が複数形成されているため、より容易に開閉できる。
本発明の一実施形態にかかる計量キャップの斜視図である。 (a)本発明の一実施形態にかかる計量キャップの平面図である。(b)本発明の一実施形態にかかる計量キャップの左側面図である。(c)本発明の一実施形態にかかる計量キャップの正面図である。(d)本発明の一実施形態にかかる計量キャップの右側面図である。(e)本発明の一実施形態にかかる計量キャップの背面図である。(f)本発明の一実施形態にかかる計量キャップの底面図である。 図2(d)のIII−III断面図である。 本発明の一実施形態にかかる計量キャップの平面図である。 図2(e)のV−V断面図である。 本発明の一実施形態にかかる計量キャップを備えた計量キャップ付き容器の部分正面図である。 本発明の一実施形態にかかる計量キャップの斜視図である。
本発明の一実施形態にかかる計量キャップについて、以下に図面を参照して説明する。図6に示すように、計量キャップ1は、計量キャップ付き容器100の蓋体として用いられるものである。計量キャップ付き容器100は、容器本体9と、容器本体9に着脱可能に装着される計量キャップ1とを備えるものである。
容器本体9は、内容物として液体洗剤、液体漂白剤、液体柔軟剤、溶剤等の液状物や、粒状洗剤、粒状漂白剤、粒状調味料等の粉粒物を収納するボトル体8と、ボトル体8の口部80に装着された注出体7とを備えるものである。
注出体7は、口部80と螺合される螺合筒部72と、螺合筒部72の内側に設けられ、本体容器8内外を連通するノズル70とを備え、螺合筒部72の外面上部にネジ部74が形成されたものである。また、螺合筒部72の内側には、口部80に形成されたネジ部82と螺合するネジ部が形成されている(不図示)。
図1〜3に示すように、計量キャップ1は、キャップ本体10と、キャップ本体10の外周面に設けられたキャップ螺合部40とを備えるものであり、キャップ本体10とキャップ螺合部40とが一体成形されたものである。
キャップ本体10は、略円筒状の側壁部14と、側壁部14の一方の開口端を塞ぐ天壁部12とを備える有蓋円筒状のものであり、側壁部14の他方の開口端には、キャップ本体10の軸線O1方向に延設された略円筒状の下筒部16が設けられている。キャップ螺合部40は、側壁部14の他方の開口端から外方に延設された段差壁部42と、段差壁部42の周縁からキャップ本体10の軸線O1方向に延設された外筒部44とを備えるものである。
側壁部14の外周面には、ローレット部20が2つ形成され、任意のローレット部20と、他の任意のローレット部20との間に、凸条を備えない平滑部30が形成されている。
ローレット部20は、側壁部14の外周面の周方向に対し略直交(即ち、軸線O1と略平行)する複数の凸条が、周方向(即ち、軸線O1回り)に複数並んで形成されたものである。
ローレット部20は、低ローレット部22と、側壁部14の外周面の周方向における低ローレット部22の両端に隣接して形成された高ローレット部24とからなるものである。低ローレット部22は、軸線O1に略平行な複数の第一の凸条23が、軸線O1回りに並んで形成されたものであり、高ローレット部24は、第一の凸条23より高い第二の凸条25からなるものである。本実施形態においては、高ローレット部24が、低ローレット部22の両端に、各々1つ形成されている。なお、第一の凸条23及び第二の凸条25の高さは、側壁部14の外周面上の高さであり、外周面は、軸線O1を中心とし、平滑部30に外接する仮想円の輪郭を含む面である。
平滑部30には、キャップ本体10に収納した内容物の量を示す第一の表示32と第二の表示34とが形成されている。第一の表示32は、天壁部12から下筒部16に向かう距離を示す計量線と「10」の数字とからなり、段差壁部42と天壁部12との間に形成されている。本実施形態において、「10」の数字は、計量線に併せて計量した内容物が約10mLであることを示すものである。第一の表示32としては、例えば、シルクスクリーン印刷やタンポ印刷等の印字、平滑部30に形成された凸条又は凹条等が挙げられる。
第二の表示34は、天壁部12から下筒部16に向かう距離を示す計量線と「20」の数字とからなり、段差壁部42と第一の表示32との間に形成されている。本実施形態において、「20」の数字は、計量線に併せて計量した内容物が約20mLであることを示すものである。第二の表示34としては、例えば、シルクスクリーン印刷やタンポ印刷等の印字、平滑部30に形成された凸条又は凹条等が挙げられる。
外筒部44の外周面には、外筒ローレット部50が形成されると共に、任意の外筒ローレット部50と他の任意の外筒ローレット部50との間に、凸条が形成されていない外筒平滑部60が形成されている。外筒ローレット部50は、軸線O1に略平行な第三の凸条52が軸線O1回りに複数並んで形成されたものである。また、図3に示すように、外筒部44の内周面には、ネジ部74と螺合するネジ部46が形成されている。
キャップ本体10の外径R1(図2(a))は、特に限定されないが、例えば、2〜5cmとされる。
キャップ螺合部40の外径R2(図2(a))は、特に限定されないが、例えば、3〜7cmとされる。
本実施形態において、任意のローレット部20と、他の任意のローレット部20とは、軸線O1に対し対称に形成されている。ローレット部20が形成される範囲は特に限定されないが、例えば、軸線O1と交差し、任意のローレット部20の一方の端部に接する仮想線P1と、軸線O1と交差し、前記の任意のローレット部20の他方の端部に接する仮想線P2とのなす角度θ1(図4)が80〜100°であることが好ましく、85〜95°であることがより好ましい。上記範囲内であれば、手指を滑りにくくし、計量キャップ1を容易に開閉できる。
平滑部30が形成される範囲は特に限定されないが、例えば、仮想線P1と仮想線P2とのなす角度θ2(図4)が80〜100°であることが好ましく、85〜95°であることがより好ましい。上記範囲内であれば、キャップ本体10内に量り取った内容物を容易に視認できるためである。
低ローレット部22を形成する第一の凸条23は、全てが同等の高さであってもよいし、互いに異なる高さであってもよい。図5に示すように、本実施形態における低ローレット部22は、第一の凸条23aと第一の凸条23aよりも低い第一の凸条23bとが交互に並んで形成されたものである。第一の凸条23aと第二の凸条23bとを交互に形成することで、手指の滑り防止効果をより向上できる。
図5に示すように、第一の凸条23aは、軸線O1に直交する断面の形状(単に、断面形状ということがある)が、突端を頂部とする略三角形とされている。略三角形とは、三角形のみならず、頂部が曲線又は直線で面取りされた形状を含む。手指への痛みを緩和する観点から、第一の凸条23aの断面形状は、その頂部が曲線で面取りされ、円弧状とされていることが好ましい。
第一の凸条23bの断面形状は、第一の凸条23aと同様であり、第二の凸条25の断面形状は、第一の凸条23aと同様である。
第一の凸条23aの高さT1は、特に限定されないが、例えば、0.2〜1.5mmが好ましい。0.2mm未満では、計量キャップ1の開閉時に手指が引っ掛かりにくいおそれがあり、1.5mm超では、計量キャップ1の開閉時に手指に痛みを感じるおそれがある。
第一の凸条23bの高さT2は、特に限定されないが、例えば、T2/T1=0.2以上1未満が好ましい。0.2未満では、高低差が大きすぎ、計量キャップ1の開閉時に手指に痛みを感じるおそれがある。
第一の凸条23a同士の間隔W1、即ち任意の第一の凸条23aの突端と、第一の凸条23bを介して隣接する他の任意の第一の凸条23aの突端との距離は、特に限定されないが、例えば、0.5〜20mmが好ましく、1〜10mmがより好ましい。上記範囲内であれば、計量キャップ1の開閉時に手指が引っ掛かりやすいためである。
第二の凸条25の高さT3は、第一の凸条23a及び第一の凸条23bよりも高いものであれば特に限定されないが、例えば、上限は5mmが好ましい。5mm超では、計量キャップ1の開閉時に手指に痛みを感じるおそれがある。
また、T3/T1は、例えば、1.2〜3が好ましい。1.2未満では、高ローレット部24を形成した効果が得られにくく、3超では、計量キャップ1の開閉時に手指に痛みを感じるおそれがある。
外筒ローレット部50は、第三の凸条52の全てが同じ高さであってもよいし、低ローレット部22と同様に、任意の高さの第三の凸条52と、この第三の凸条52よりも低い第三の凸条52とが交互に形成されたものであってもよい。
外筒ローレット部50が形成される範囲は、ローレット部20が形成される範囲と同様である。
計量キャップ1の材質は、透明又は半透明のものであり、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリスチレン等の樹脂が挙げられる。
本実施形態の計量キャップ1の使用方法は、従来の計量キャップと同様に、側壁部14の外周面に形成されたローレット部20に手指を当接し、キャップ本体10を把持し、軸線O1回りに回転させることで、容器本体9に螺着又は螺脱して開閉するものである。高ローレット部24は、低ローレット部20よりも高い凸条で形成され、かつ低ローレット部22の両側、即ち、平滑部30の両側に形成されている。このため、使用者は、手指でローレット部20に触れただけで、容易に高ローレット部24の存在を認識できる。そして、使用者は、高ローレット部24と低ローレット部22とにわたって手指を掛け、計量キャップ1を容易に回転できる。この際、使用者の手指は、低ローレット部22で滑りが防止されつつ、高ローレット部24に強く掛かるため、計量キャップ1を容器本体9に容易に螺着又は螺脱できる。
内容物を計量する際は、計量キャップ1を容器本体9から螺脱し、ノズル70から内容物を注出し、注出した内容物を下筒部16の開口端からキャップ本体10内に注ぎ入れる。この際、第一の表示32及び第二の表示34が形成された平滑部30を手で塞がないようにキャップ螺合部40を把持することで、第一の表示32又は第二の表示34と内容物とを照合できる。そして、使用者は、外筒ローレット50に手指を当接することで手指の滑りが防止され、計量キャップ1を落下させることなく、内容物を計量できる。
上述の通り、本実施形態の計量キャップ1によれば、低ローレット部22の両側に高ローレット部24が形成されているため、計量キャップ1の開閉が容易である。
加えて、本実施形態の計量キャップ1は、平滑部30が形成されているため、この平滑部30に形成された第一の表示32又は第二の表示34と、キャップ本体10に収納した内容物とを容易に照合できる。
さらに、本実施形態の計量キャップ1は、2つのローレット部20が軸線O1に対し対称に形成されているため、計量キャップ1の螺着又は螺脱のいずれの操作においても、手指が低ローレット部22及び高ローレット部24に掛かり、手指の滑りを防止できる。
本実施形態の計量キャップ1は、キャップ螺合部40が形成され、かつ外筒部44に外筒ローレット部50が形成されているため、より容易に内容物を計量できる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
上述の実施形態では、キャップ本体が、有蓋円筒状とされているが、本発明はこれに限定されず、キャップ本体が有底多角筒状であってもよい。あるいは、図7に示す計量キャップ200のキャップ本体210のように、その軸線O2方向に漸次縮径する半球形状であってもよい。
上述の実施形態では、キャップ本体に、2つのローレット部が形成されているが、本発明はこれに限定されず、ローレット部は3つ以上であってもよい。
上述の実施形態では、2つのローレット部がキャップ本体の軸線に対し対称に形成されているが、本発明はこれに限定されず、2つのローレット部が軸線に対し非対称に形成されていてもよい。ただし、計量キャップの開閉のしやすさの観点から、2つのローレット部は、軸線に対し対称に形成されていることが好ましい。
上述の実施形態では、第一の凸条の断面が略三角形とされているが、本発明はこれに限定されず、第一の凸条の断面が、三角形以外の多角形であってもよいし、第一の凸条の突端が円弧状のものであってもよい。
また、上述の実施形態では、第二の凸条の断面が略三角形とされているが、本発明はこれに限定されず、第二の凸条の断面が、三角形以外の多角形であってもよいし、第二の凸条の突端が円弧状とされていてもよい。
上述の実施形態では、高ローレット部が1つの第二の凸条により形成されているが、本発明は、これに限定されず、高ローレット部が2つ以上の第二の凸条により形成されていてもよい。ただし、手指に痛みを与えず、かつ計量キャップの開閉をより容易にする観点から、高ローレット部は、1つの第二の凸条により形成されていることが好ましい。
上述の実施形態では、段差壁部を備えるキャップ螺合部が形成されているが、本発明はこれに限定されず、例えば、キャップ螺合部が形成されておらず、下筒部の内面に容器本体と螺合するネジ部が形成されていてもよい。
上述の実施形態では、外筒部の外周面に外筒ローレット部が形成されているが、本発明はこれに限定されず、外筒ローレット部が形成されていなくてもよい。ただし、内容物を計量する際に、計量キャップを安定して把持できるため、外筒ローレット部が形成されていることが好ましい。
上述の実施形態では、外筒部には、外筒ローレット部の両端に高ローレット部に相当する凸条が形成されていないが、本発明はこれに限定されず、外筒ローレット部の両端に、第三の凸条よりも高い凸条が形成されていてもよい。通常、計量キャップ付容器に内容物を収納した内容物入り製品を製造する際は、計量キャップを容器本体に蓋閉装置で螺合する。外筒ローレット部の両端に、第三の凸条より高い凸条が形成されていると、蓋閉装置の調整が煩雑になる。従って、外筒部には、外筒ローレット部の両端に、第三の凸条より高い凸条が形成されていないことが好ましい。
1、200 計量キャップ
10、210 キャップ本体
20 ローレット部
22 低ローレット部
23、23a、23b 第一の凸条
24 高ローレット部
25 第二の凸条
30 平滑部
40 キャップ螺合部
42 段差壁部
44 外筒部
50 外筒ローレット部
52 第三の凸条
O1、O2 軸線
容器本体9は、内容物として液体洗剤、液体漂白剤、液体柔軟剤、溶剤等の液状物や、粒状洗剤、粒状漂白剤、粒状調味料等の粉粒物を収納するボトル体8と、ボトル体8の口部80に装着された注出体7とを備えるものである。
注出体7は、口部80と螺合される螺合筒部72と、螺合筒部72の内側に設けられ、ボトル体8内外を連通するノズル70とを備え、螺合筒部72の外面上部にネジ部74が形成されたものである。また、螺合筒部72の内側には、口部80に形成されたネジ部82と螺合するネジ部が形成されている(不図示)。
低ローレット部22を形成する第一の凸条23は、全てが同等の高さであってもよいし、互いに異なる高さであってもよい。図5に示すように、本実施形態における低ローレット部22は、第一の凸条23aと第一の凸条23aよりも低い第一の凸条23bとが交互に並んで形成されたものである。第一の凸条23aと第の凸条23bとを交互に形成することで、手指の滑り防止効果をより向上できる。
本実施形態の計量キャップ1の使用方法は、従来の計量キャップと同様に、側壁部14の外周面に形成されたローレット部20に手指を当接し、キャップ本体10を把持し、軸線O1回りに回転させることで、容器本体9に螺着又は螺脱して開閉するものである。高ローレット部24は、低ローレット部22よりも高い凸条で形成され、かつ低ローレット部22の両側、即ち、平滑部30の両側に形成されている。このため、使用者は、手指でローレット部20に触れただけで、容易に高ローレット部24の存在を認識できる。そして、使用者は、高ローレット部24と低ローレット部22とにわたって手指を掛け、計量キャップ1を容易に回転できる。この際、使用者の手指は、低ローレット部22で滑りが防止されつつ、高ローレット部24に強く掛かるため、計量キャップ1を容器本体9に容易に螺着又は螺脱できる。
内容物を計量する際は、計量キャップ1を容器本体9から螺脱し、ノズル70から内容物を注出し、注出した内容物を下筒部16の開口端からキャップ本体10内に注ぎ入れる。この際、第一の表示32及び第二の表示34が形成された平滑部30を手で塞がないようにキャップ螺合部40を把持することで、第一の表示32又は第二の表示34と内容物とを照合できる。そして、使用者は、外筒ローレット50に手指を当接することで手指の滑りが防止され、計量キャップ1を落下させることなく、内容物を計量できる。

Claims (5)

  1. 内部が計量室とされたキャップ本体を備え、該キャップ本体の外周面には、その周方向に略直交する凸条が前記周方向に複数並んだローレット部が複数形成され、任意の前記ローレット部と他の任意の前記ローレット部との間には、前記凸条が形成されていない平滑部が形成され、前記周方向に回転させることにより容器本体に螺着又は螺脱される計量キャップにおいて、
    前記ローレット部は、複数の第一の凸条からなる低ローレット部と、前記周方向における前記低ローレット部の両端に隣接して形成された第二の凸条からなる高ローレット部とを備え、
    前記第二の凸条は、前記キャップ本体の外周面上の高さが、前記第一の凸条の高さよりも高いことを特徴とする計量キャップ。
  2. 任意の前記ローレット部は、前記キャップ本体の軸線を中心として80〜100°の範囲に形成され、かつ任意の前記平滑部は、前記キャップ本体の軸線を中心として80〜100°の範囲に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の計量キャップ。
  3. 任意の前記ローレット部が、他の任意の前記ローレット部と前記キャップ本体の軸線に対し対称に形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の計量キャップ。
  4. 前記第二の凸条は、前記キャップ本体の軸線方向に直交する断面が、突端を頂部とする略三角形とされていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の計量キャップ。
  5. 前記キャップ本体の開口端から外方に延設された段差壁部と、該段差壁部の周縁から前記キャップ本体の軸線方向に延設された外筒部とを備え、前記外筒部の外周面には、その周方向に略直交する凸条が複数形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の計量キャップ。
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