JP2018039543A - ボトル容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ボトル容器において、容器本体部を把持し易く、滑り落としにくくし、該容器本体部の把持しての取扱い性を向上すること。
【解決手段】 ボトル容器10であって、正面部31の側から視て、左右の各側面部33、34は、容器本体部20の内容物収容部20Aの側に向けてくびれているくびれ部40を有し、容器本体部20の周方向で、左右の各側面部33、34の側から正面部31及び背面部32の側にかかる範囲に、容器本体部20の高さ方向における中央部を挟んで上下方向に延びる面取り部50を有し、この面取り部50に多数個の凹凸部60が設けられるもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボトル容器に係り、特に容器本体部を把持しての取扱い性を向上できるボトル容器に関する。
従来、内容物を収容する容器本体部と、容器本体部の上面に設けられて内容物を注出するための注出口部を有するボトル容器として、例えば特許文献1乃至3に記載のものがある。
特許文献1に記載のボトル容器は、容器本体部の把持部となる陥没部の表面に、凹凸模様を形成したものであり、容器本体部を握り損ねて落下させることを防止しようとしたものである。
特許文献2に記載のボトル容器は、容器本体部の把持部となる凹部の表面に、補強リブを成形したものであり、把持力が作用する凹部の機械的強度を補強リブによって高めるとともに、補強リブの滑り止め効果によって容器本体部の持ち易さも向上させようとしたものである。
特許文献3に記載のボトル容器は、容器本体部の平らな側面に山形のリブを上下方向に多数配列したものであり、プラスチックボトルに内容物を充填、密封した後の内部減圧による該プラスチックボトルの不定変形の防止等を図ったものである。
特開平6-135444号公報 実開昭61-62808号公報 実開平4-3910号公報
特許文献1、2に記載のボトル容器は、容器本体部を把持する手指の把持位置が、容器本体部に定めた陥没部又は凹部に限定される。従って、使用者は、ボトル容器の取扱いに際して容器本体部を把持するときに、その取扱いに応じて適切となる把持位置を手指によって把持できず、把持しての取扱い性を損ねるおそれがある。例えば、上記ボトル容器がスクイズ容器の場合に、手指によって把持される陥没部又は凹部が必ずしもスクイズ操作部(押圧部)として適当でなく、スクイズ操作性を損なうおそれがある。
特許文献3に記載のボトル容器は、容器本体部の平らな側面にリブを設けたものであり、容器本体部を把持する手指は該リブに必ずしも密着できない。従って、このようなリブを用いて容器本体部を安定的に把持することはできず、把持しての取扱い性を向上することには困難がある。
本発明の課題は、ボトル容器において、容器本体部を把持し易く、滑り落としにくくし、該容器本体部の把持しての取扱い性を向上することにある。
請求項1に係る発明は、内容物を収容する内容物収容部を構成する容器本体部に、内容物を注出するための注出口部を有するボトル容器であって、容器本体部は、該容器本体部を片手で把持する際に、第1指が接する正面部と、正面部と相対するように設けられ、他の指が接する背面部と、正面部と背面部とをつなぐように設けられる左右の側面部とを有し、正面部の側から視て、左右の各側面部は、容器本体部の内容物収容部の側に向けてくびれているくびれ部を有し、容器本体部の周方向で、左右の各側面部の側から正面部及び背面部の側にかかる範囲に、容器本体部の高さ方向における中央部を挟んで上下方向に延びる面取り部を有し、この面取り部に多数個の凹凸部が設けられるようにしたものである。
本発明によれば、ボトル容器において、容器本体部を把持し易く、滑り落としにくくし、該容器本体部の把持しての取扱い性を向上することができる。
図1はボトル容器の一実施形態を示す斜視図である。 図2はボトル容器を示し、(A)は平面図、(B)は高さ方向中間部の断面図、(C)は底面図である。 図3は図1のIII部を拡大して示す模式図である。 図4は図3のIV-IV線に沿う模式断面図である。 図5はキャップを設けたボトル容器を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。 図6はボトル容器の把持状態を示す正面図である。 図7は図6のVII-VIIに沿う断面図である。 図8はボトル容器の中心軸を含んだ模式断面図である。
図1乃至図8に示すボトル容器10は、内容物を収容する内容物収容部20Aを構成する容器本体部20に、内容物を注出するための注出口部24を有する。ボトル容器10は、容器本体部20を把持しての取扱い性を考慮したものである。
本実施形態において、ボトル容器10は、容器本体20の全体をプラスチックの成形体により構成したスクイズ容器とされている(但し、本発明のボトル容器は、スクイズ容器であることを必須としない)。
ボトル容器10は、容器本体部20を底面部21と胴部22と肩部23と注出口部24とからなるものとし、底面部21と胴部22と肩部23によって前述の内容物収容部20Aを構成する。容器本体部20は、底面部21を下側にしたときに、胴部22を底面部21から上方に延在させ、胴部22の上部に設けられる肩部23の上端部に注出口部24を設けている。
容器本体部20の胴部22は、容器本体部20を片手(図6、図7の場合は右手)で把持する際に、第1指が接する正面部31と、正面部31と相対するように設けられ、他の指が接する背面部32と、正面部31と背面部32をつなぐように設けられる左右の側面部33、34とを有する。容器本体部20の高さ方向(正立状態にある容器本体部20の鉛直方向)に沿う各位置で、容器本体部20の重心位置Gを通る中心軸C(図5、図8)に直交する胴部22の横断面形状は、図2に示す如く、手で胴部22を把持したときの手の形に準じた形状となるように、正面部31と背面部32を幅広で外方に凸をなす大曲率半径の曲面状(平坦状でも可)とし、両側面部33、34を幅狭で平坦状(外方に凸をなす、平坦状に近い曲面状でも可)としている。
尚、本明細書で、左右上下とは、ボトル容器10における容器本体部20の底面部21を水平面上に置いた正立状態で視て、正面部31の側を正面とし、その左側を左、右側を右、上方側を上、下方側を下という。
また、本明細書では、親指を第1指とし、以下、人差し指を第2指、中指を第3指、薬指を第4指、小指を第5指とする。
ボトル容器10は、化粧剤、洗剤、薬剤等の各種内容物を内容物収容部20Aに収容できる。本実施形態のボトル容器10では、シャンプー、トリートメント等の頭部に塗布する液剤を内容物収容部20Aに収容するものとし、図5に示す如く、容器本体部20の注出口部24に頭部塗布用のキャップ25を取付けできる。
本実施形態のボトル容器10を用いて液剤を頭部に塗布する方法は、バスルーム等の床面上に置かれていて正立状態にある容器本体部20を手指で把持した後、該容器本体部20をそのまま持ち上げつつ、概ね180度反転して倒立状態にし、容器本体部20の注出口部24に取付けられているキャップ25の先端部を頭部に接触させて押付ける。その状態で、容器本体部20の胴部22を手指で押圧してスクイズ変形させ、キャップ25の先端部に設けられていて適宜の手段によって開口状態にある液剤吐出孔より、内容物収容部20A内の液剤を頭部に向けて吐出させる。その後、容器本体部20を正立状態に戻し、バスルーム等の床面上に置き戻す。
しかるに、ボトル容器10にあっては、バスルーム等において水等で濡れた容器本体部20を把持して上述の如くに持ち上げ、反転する取扱い時に、該容器本体部20を把持し易く、滑り落としにくくし、該容器本体部20の把持しての取扱い性を向上するため、以下の構成を具備する。
ボトル容器10は、正面部31の側から視て、左右の各側面部33、34が、容器本体部20の内容物収容部20Aの側に向けてくびれているくびれ部40を有する。くびれ部40は、図5に示す如く、容器本体部20の高さ方向における中央部Aを最大くびれ部位40Aとし、上下方向に延在する(図5)。
くびれ部40は、図1、図5に示す如く、最大くびれ部位40Aを含む上下の小範囲を大曲率半径の湾曲部41とし、湾曲部41の下側範囲を底面部21寄りに向けて徐々に直線状に広がる下向き広がり部42とし、湾曲部41の上側範囲を肩部23寄りに向けて徐々に直線状に広がる上向き広がり部43としている。本実施形態において、くびれ部40の最大くびれ部位40Aは、容器本体部20の高さ方向に沿う底面部21から肩部23までの全高さHの半分の高さ位置B(内容物のない容器本体部20の重心位置G(図5、図8)の高さ位置に略一致する)より、下方側に配置される。
ボトル容器10は、容器本体部20における胴部22の周方向(正立状態にある容器本体部20の水平方向に沿う方向)で、左右の各側面部33、34の側から正面部31及び背面部32の側にかかる範囲に、面取り部50を有する。
尚、ボトル容器10において、正面部31及び背面部32と左右の側面部33、34との境界は必ずしも明確でなく、面取り部50は少なくとも正面部31、背面部32に設けられるものであれば良い。本実施形態において、側面部33、34に設けられる面取り部の量は、正面部31、背面部32に設けられる面取り部の量に比して小さい。
ボトル容器10は、図2(B)に示す如く、左側面部33の側から正面部31の側にかかる範囲に設けられた面取り部51と、左側面部33の側から背面部32の側にかかる範囲に設けられた面取り部52と、右側面部34の側から正面部31の側にかかる範囲に設けられた面取り部53と、右側面部34の側から背面部32の側にかかる範囲に設けられた面取り部54の4つの面取り部50を有する。
面取り部50は、図5に示す如く、容器本体部20の高さ方向における中央部Aを挟んで、くびれ部40の延在方向に沿うように上下方向に延在する。面取り部50は、容器本体部20における胴部22の周方向に沿う長さを最大とする最大面取り部位50Aを、容器本体部20の高さ方向に沿う全高さHの半分の高さ位置B(容器本体部20の重心位置Gの高さ位置に略一致する)より下方側に配置している。
面取り部50は、最大面取り部位50Aの下側範囲を、容器本体部20における胴部22の周方向に沿う長さが底面部21寄りに向けて徐々に狭くされて三角形状をなす下三角状部50Lとし、最大面取り部位50Aの上側範囲を、容器本体部20における胴部22の周方向に沿う長さが肩部23寄りに向けて徐々に狭くされて三角形状をなす上三角状部50Uとしている。
尚、本実施形態のボトル容器10では、面取り部50の最大面取り部位50Aの高さ位置(A)が、くびれ部40の最大くびれ部位40Aの高さ位置(A)と合致するものになっているが、本発明において両者の高さ位置は必ずしも合致することを必要としない。
面取り部50は、図1、図3、図4に示す如く、容器本体部20を把持した手指に滑り止め効果を及ぼす多数個の凹凸部60を備える。凹凸部60は、凸部からなるもの、凹部からなるもの、又は凹部と凸部の混在からなるもののいずれかを採用できる。
凹凸部60は、本実施形態では、高い滑り止め効果を確保するため、面取り部50の表面に高さJにて突設された凸部61からなるものとした(図4)。凸部61は、平面視(図3)で、例えば円形状、三角形状、四角形状、多角形状等のいずれの形状をなすものでも良いが、本実施形態では正立状態にある容器本体部20の周方向に長く(長さK)、容器本体部20の高さ方向に短い(長さL)長細状をなすものとしている(図3、図4)。尚、凸部61の上面角部は手指のキズ付きを防止するC面取りが施される。
凹凸部60(凸部61)における上述のJ、K、Lの好適値は以下の通りである。
J:0.2〜0.6mmが好ましく、本実施形態では0.4mmとした。
K:2〜6mmが好ましく、本実施形態では4mmとした。
L:0.5〜2mmが好ましく、本実施形態では1.1mmとした。
面取り部50は、正立状態にある容器本体部20において、正面部31及び背面部32の側から左右の各側面部33、34の側に向けて下り勾配をなし、容器本体部20の表面に付着した水を逃がす複数条のスリット70を該面取り部50の表面に凹設して備える。スリット70は、直線状でも曲線状でも良いが、高い排水効果を確保するためには、直線状とすることが好ましい。即ち、本実施形態において、各スリット70は、正立状態にある容器本体部20の周方向(図3のR方向)に対して角度θで斜交して直線状に延在する上述の下り勾配をなし、溝深さをD、溝幅Eとする直線状四角断面溝71からなるものとした。溝71は、四角断面溝に限らず、三角断面溝等からなるものでも良い。尚、面取り部50の表面に交差する溝71の上端角部は手指のキズ付きを防止するC面取りが施される。
本実施形態では、面取り部50において相隣る上述のスリット70、70の間に、複数個の凹凸部60(凸部61)が斜め方向に沿って一列をなすように配置されるものとしている。
スリット70(溝71)における上述のD、Eの好適値は以下の通りである。
D:0.2〜0.4mmが好ましく、本実施形態では0.3mmとした。
E:0.6〜0.8mmが好ましく、本実施形態では0.7mmとした。
尚、ボトル容器10にあっては、容器本体部20の胴部22における少なくとも一方の側面部33、34に、当該ボトル容器10が例えばシャンプー容器又はボディソープ容器のいずれであるかを識別するための触覚記号80(図5)を設けることもできる。
本実施形態のボトル容器10によれば、以下の作用効果を奏する。
(a)左右の各側面部33、34がくびれ部40を有することにより、使用者が図6、図7に示す如くに容器本体部20における胴部22の周囲を握るようにして把持する際に、手の平が自然に左右一方の側面部33(又は34)のくびれ部40の位置に誘導される。従って、容器本体部20の内容物を注出するために、容器本体部20を把持して傾け操作したり、ボトル容器がスクイズ容器である場合に容器本体部20をスクイズ操作(押圧操作)する等の取扱いに際し、容器本体部20においてそれらの取扱いに適切となる正面部31と背面部32の適宜位置に、第1指と他の指を自然に誘導できる。即ち、容器本体部20を自然で安定した姿勢にて容易に把持でき、ボトル容器を把持しての取扱い性を向上できる。
(b)容器本体部20における胴部22の周方向で、左右の各側面部33、34の側から正面部31及び背面部32の側にかかる範囲に、面取り部50を有する。これにより、例えば図6、図7において、第1指の腹部と指先部が正面部31に接し、又は小隙間を介して沿い、第1指の手の平との付け根部が左右一方の側面部34の側から正面部31の側にかけて設けられた面取り部53に接し、又は小隙間を介して沿うものになり(図7のa部)、他の指の手の平との各付け根部が左右一方の側面部34の側から背面部32の側にかけて設けられた面取り部54に接し、又は小隙間を介して沿うものになり(図7のb部)、他の指の腹部が背面部32に接し、又は小隙間を介して沿うものになり、他の指の各指先部が左右他方の側面部33の側から背面部32の側にかけて設けられた面取り部52に接するものになる(図7のc部)。従って、第1指の付け根部乃至指先部、手の平、及び他の指の各付け根部乃至各指先部からなる手指の全体が、容器本体部20における胴部22の周囲に密着し易くなり、手指によって容器本体部20を安定的に把持できる。
(c)面取り部50は、図5、図6に示す如く、容器本体部20の高さ方向における中央部A(容器本体部20自体の重心位置G)を挟む上下方向の一定長さ範囲に設けられる。
従って、容器本体部20を上述(a)、(b)の如くに把持し、該容器本体部20を傾け操作して内容物を注出するに際し、容器本体部20に収容された内容物が少なくなっても、容器本体部20自体の重心位置G近くを把持して該容器本体部20を傾け操作するものであり、傾け操作性ひいては内容物の注出操作性を向上できる。
(d)面取り部50に、図3、図4に示す如く、多数個の凹凸部60が設けられる。手指の上述(b)による容器本体部20の把持に対し、第1指の手の平との付け根部、他の指の手の平との各付け根部、及び他の指の各指先部が接する各面取り部50(図7の各面取り部53、54、52)は、それらの凹凸部60に基づく高い滑り止め効果を発現し、手指の容器本体部20に対する把持安定性を向上する。
尚、ボトル容器の側面部33、34に、当該ボトル容器が例えばシャンプー容器又はボディソープ容器のいずれであるかを識別するための触覚記号80を設けている場合には、上記凹凸部60を触覚記号80から一定範囲離して設ける必要がある。
(e)面取り部50に設けられる各凹凸部60が、図3、図4に示す如く、容器本体部20における胴部22の周方向に長く、容器本体部20の高さ方向に短い長細状をなす。これにより、容器本体部20における胴部22の周囲を上述(d)の如くに把持した手指で該容器本体部20を上下方向に持ち上げるときに、容器本体部20における胴部22の周方向に長い長細状凹凸部60は、該手指の各部(第1指の手の平との付け根部、他の指の手の平との各付け根部、及び他の指の各指先部)に対し、大きな係止力(摩擦力)を及ぼす。従って、上述(d)の凹凸部60による滑り止め効果を一層確実に発現し、容器本体部20に対する把持安定性を一層向上する。
(f)面取り部50が、図3、図4に示す如く、正面部31及び背面部32の側から左右の各側面部33、34の側に向けて下り勾配をなす複数条のスリット70を有する。ボトル容器がバスルーム等で用いられ、容器本体部20の表面に手指の滑りの元となる水気が付着したとき、この水気を複数条のスリット70の溝内に納めて手指に触れにくくし、更には該スリット70の下り勾配に沿って容器外に逃がすことができる。従って、面取り部50は、スリット70に基づく滑り止め効果も発現し、手指の容器本体部20に対する把持安定性を向上する。
(g)面取り部50において、図5、図6に示す如く、容器本体部20における胴部22の周方向に沿う長さを最大とする最大面取り部位50Aが、容器本体部20の高さ方向に沿う全高さHの半分の高さ位置Bより下方側に配置される。従って、ボトル容器がスクイズ容器である場合に、容器本体部20を上述(a)、(b)の如くに把持し、該容器本体部20をスクイズ操作するに際し、容器本体部20においてスクイズ変形し易い正面部31と背面部32の各中央部A付近に第1指と、第2指及び第3指を配置するものになり(図6のd部)、スクイズ操作性を向上できる。
尚、本実施形態のボトル容器10にあっては、図8に示す如く、容器本体部20の重心位置Gと底面部21の外周輪郭部Pとを結んだ直線Fが、容器本体部20の重心位置Gを通る中心軸Cに対してなす角度を14.48度とし、バスルーム等の床面上に正立されたボトル容器10を転倒しにくいものとしている。
本発明によれば、ボトル容器において、容器本体部を把持し易く、滑り落としにくくし、該容器本体部の把持しての取扱い性を向上することができる。
10 ボトル容器
20 容器本体部
20A 内容物収容部
21 底面部
22 胴部
23 肩部
24 注出口部
31 正面部
32 背面部
33、34 側面部
40 くびれ部
50、51〜54 面取り部
50A 最大面取り部位
60 凹凸部
61 凸部
70 スリット
71 溝

Claims (4)

  1. 内容物を収容する内容物収容部を構成する容器本体部に、内容物を注出するための注出口部を有するボトル容器であって、
    容器本体部は、該容器本体部を片手で把持する際に、第1指が接する正面部と、正面部と相対するように設けられ、他の指が接する背面部と、正面部と背面部とをつなぐように設けられる左右の側面部とを有し、
    正面部の側から視て、左右の各側面部は、容器本体部の内容物収容部の側に向けてくびれているくびれ部を有し、
    容器本体部の周方向で、左右の各側面部の側から正面部及び背面部の側にかかる範囲に、容器本体部の高さ方向における中央部を挟んで上下方向に延びる面取り部を有し、この面取り部に多数個の凹凸部が設けられるボトル容器。
  2. 前記面取り部に設けられる各凹凸部が、容器本体部の周方向に長く、容器本体部の高さ方向に短い長細状をなす請求項1に記載のボトル容器。
  3. 前記面取り部が、正面部及び背面部の側から左右の各側面部の側に向けて下り勾配をなす複数条のスリットを有する請求項1又は2に記載のボトル容器。
  4. 前記面取り部において、容器本体部の周方向に沿う長さを最大とする最大面取り部位が、容器本体部の高さ方向に沿う全高さの半分の高さ位置より下方側に配置される請求項1乃至3のいずれかに記載のボトル容器。
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