JP4828161B2 - 計量キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、容器の注出口又はネックに着脱自在に取り付けられるキャップに計量機能を付加した計量キャップに関するものである。
液体や粉体の洗剤などを充填した容器の注出口又はネックに着脱自在に取り付けられるキャップの裏面に当該裏面から環状に垂下して先端が開口する筒状部を設け、この筒状部がキャップの反転により計量カップとしてなる計量キャップにあっては、計量カップに充填した内容物を視認するため、計量カップの内面(筒状部の内面)内に目盛りを設けることが一般的である。
しかしながら、こうした目盛りは、凹凸の小さい線条からなって視認しにくいため、例えば、この目盛りとして縦リブを用いた技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭64−47647号公報
ところが、実際に使用者が内容物を計量するに当たっては、計量キャップをほぼ真下に見ながら容器内の内容物を計量カップに注出することが多いが、この場合、筒状部の内面に設けた縦リブを小さくし過ぎてしまうと筒状部の内面と同化して視認しにくいことがある。
また、目盛りを認識しやすくするための他の技術には、容器に取り付けられるキャップに対して透明な計量カップを別体に成形し、これらを組み合わせた計量キャップがある(例えば、特許文献2参照。)。
実開平2−8745号公報
しかしながら、上記従来技術は計量カップが透明であるため、筒状部に邪魔されること無く側面からの視認が可能であるが、かかる計測目盛りは、筒状部の内面に複数の幅広溝を設け、この溝同士の間を水位線としたものに過ぎず、依然、計量キャップをほぼ真下に見ながらでは容器内の内容物を計量しにくい場合があった。更に、かかる構成の場合は、筒状部の内面に溝を形成するため、成形後の抜きを考慮すると、キャップと計量カップ(量線管)とを個々に成形したのちに組み付ける必要があるため、生産性やコスト性に改良の余地もある。
本発明の解決すべき課題は、上述した事実認識に鑑みてなされたものであり、使用者の使い勝手が良くて生産性やコスト性に優れた計量キャップを提供することにある。
本発明は、容器の注出口又はネックに着脱自在に取り付けられるキャップの裏面に当該裏面から環状に膨出させて先端が開口する筒状部を設け、この筒状部がキャップの反転により計量カップとしてなる計量キャップにおいて、前記筒状部で包囲されたキャップの裏面に、このキャップの裏面から前記計量カップにより計量すべき数値が前記筒状部に沿って膨出してなる標示部を設け、この標示部は、その先端高さが前記計量カップに計量分の内容物を充填したときの当該内容物の表面高さに、前記標示部の先端高さが設定されていると共に、前記計量カップ内を見下げたときに、前記標示部を構成する前記数値が視認可能に配置してあることを特徴とするものである。
加えて本発明における計量キャップは、透明又は半透明な合成樹脂からなるものであることが好ましい。
本発明の計量キャップは、その裏面のうち、この裏面から環状に膨出した筒状部で包囲された部分から前記計量カップにより計量すべき数値を前記筒状部に沿って膨出させて標示部としたことから、計量キャップをほぼ真下に見ながら容器内の内容物を計量カップに注出する場合も、使用者は確実に標示部を認識することができる。しかも、本発明に係る標示部は、その先端高さが計量カップに計量分の内容物を充填したときの当該内容物の表面高さであるから、内容物の表面高さと標示部の先端高さとを対比するだけで、内容物の計量を容易に行うことができる。加えて、本発明に係る標示部は、キャップの裏面から前記筒状部に沿って膨出した形状であるため、成形時においての型抜き等が容易になるから、従来と異なりキャップと計量カップとを一体に成形することができる。
従って本発明によれば、使用者の使い勝手が良くて生産性やコスト性に優れた計量キャップを提供することができる。
また、本発明では、前記標示部が前記計量カップにより計量すべき数値を示すものとしたことで、使用者は視覚的に実際に使用する容量を認識しながらの計量を行うことができる。
更に、本発明に係る計量キャップを、透明又は半透明な合成樹脂からなるものとすれば、計量キャップを目の前にして内容物を計量する場合にも、使用者は計量カップ(筒状部)を透して確実に標示部を認識することができ、しかも、内容物の計量も、計量カップ(筒状部)を透して見える内容物の表面高さと標示部の先端高さとを対比するだけで容易に行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の一形態を詳細に説明する。
図1(a)〜(c)はそれぞれ、本発明に係る計量キャップ1を有した合成樹脂製ボトル10の一形態を示す正面図、平面図及び側面図であり、また、図2(a),(b)にはそれぞれ、計量キャップ1をボトル10から取り外した状態を示す分解正面図と、計量キャップ1をボトル10から取り外した状態をボトル10の注出口11から示す分解斜視図である。
ボトル10は、合成樹脂からなる広口ボトルであって、注出口11と、この注出口11とネック12を介して繋がるボトル本体13とからなる。注出口11は、ボトル本体13の内部に通じるネック12の開口に嵌合する筒状体であって、その一端を封止してその内部に凹部11aを形成しており、その側壁には、ネック12を介してボトル本体13の内部に通じる注出孔11bを有する。これに対し、注出口11の他端は、その開口端縁に沿って注出孔11bから排出された内容物を案内する樋11cが形成されている。
図3(a),(b)はそれぞれ、本形態に係る計量キャップ1をその裏面から示す平面図と、後述の標示部を示す要部斜視図であり、図4(a),(b)にそれぞれ、図3(a)のA−A断面図及びB−B断面図を示す。
計量キャップ1は、透明又は半透明な合成樹脂からなり、容器10のネック12に着脱自在に取り付けられるキャップであって、環状に広がる外周壁2とこの外周壁2に繋がりほぼ平坦な頂壁3からなり、外周壁2の裏側には、ネック12の爪部12nと着脱自在に嵌合する複数の爪部2nが形成されている。また、頂壁3の裏面3fには、当該裏面3fから環状に膨出させた筒状部4が設けられている。この筒状部4は、その先端4aが開口しており、キャップ1を反転させることによって頂壁3の裏面3fを底面として筒状部4の内面4fに包囲された空間を形成する計量カップCとしてなる。
ここで、本形態にあっては、キャップ1の裏面3fのうち、この裏面3fから膨出した筒状部4で包囲された部分に、この裏面3fから筒状部4に沿って膨出してなる標示部5が設けられている。なお、本形態における標示部5は、数字の「50」を筒状部4に沿って膨出させたものである。更に、標示部5は、その先端5pの高さh1が計量カップCに計量分の内容物を充填したときの当該内容物における表面Cfの高さh2に設定しておく。
計量キャップ1は、その裏面3fのうち、この裏面3fから環状に膨出した筒状部4で包囲された部分から、数字を筒状部4に沿って膨出させて標示部5としたことから、計量キャップ1をほぼ真下に見ながらボトル10内の内容物を筒状部4と頂壁3とからなる計量カップCに注出する場合も、使用者は確実に標示部5を認識することができる。しかも、標示部5は、その先端5pの高さh1が計量カップCに計量分の内容物を充填したときの当該内容物の表面cfの高さh2であるから、内容物の表面高さh2と標示部5の先端高さh1とを対比するだけで、内容物の計量を容易に行うことができる。加えて、標示部5は、キャップ1の裏面3fから筒状部4に沿って膨出した形状であるため、成形時においての型抜き等が容易になるから、従来と異なりキャップと計量カップCとを一体に成形することができる。従って本発明に係る計量キャップ1は、使用者の使い勝手が良くて生産性やコスト性に優れる。

また、本発明において、標示部5が計量カップCにより計量すべき数値、例えば、計量数値50mlであれば、「50」又は「50ml」を示すものとすれば、使用者は視覚的に実際に使用する容量を認識しながらの計量を行うことができる。
更に、本形態の計量キャップ1は、透明又は半透明な合成樹脂からなるものであるため、計量キャップ1を目の前にして内容物を計量する場合にも、使用者は確実に計量カップ(筒状部4)Cを透して標示部5を認識することができ、しかも、内容物の計量も、計量カップ(筒状部4)Cを透して見える内容物の表面高さh2と標示部5の先端高さh1とを対比するだけで容易に行うことができる。
上述したところは、本発明の一形態を示したに過ぎず、当業者によれば、請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、計量キャップは、爪2n、12n同士又は凹凸によるアンダーカット嵌合に限らず、一方を環状リブとし他方を爪等の突起とする組み合わせや、ねじ等によりボトル10に対して着脱可能に取付けることもでき、更に、ボトル10のネック12ではなく、注出口11に取付けることもできる。本発明に係る計量キャップの用途には、洗剤や柔軟剤などに限らず、風邪薬や調味料などを内容物にした容器に採用することができ、その内容物自体も液体に限らず、半固体や粉体であってもよい。
(a)〜(c)はそれぞれ、本発明に係る計量キャップを有した合成樹脂製ボトルの一形態を示す正面図、平面図及び側面図である。 (a),(b)にはそれぞれ、同形態において、計量キャップをボトルから取り外した状態を示す分解正面図と、計量キャップをボトルから取り外した状態をボトルの注出口から示す分解斜視図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態における計量キャップをその裏面から示す平面図と、標示部を示す要部斜視図である。 (a),(b)にそれぞれ、図3(a)のA−A断面図及びB−B断面図を示す。
符号の説明
1 計量キャップ
2 外壁
3 頂壁
4 筒状部
5 標示部

Claims (2)

  1. 容器の注出口又はネックに着脱自在に取り付けられるキャップの裏面に当該裏面から環状に膨出させて先端が開口する筒状部を設け、この筒状部がキャップの反転により計量カップとしてなる計量キャップにおいて、
    前記筒状部で包囲されたキャップの裏面に、このキャップの裏面から前記計量カップにより計量すべき数値が前記筒状部に沿って膨出してなる標示部を設け、この標示部は、その先端高さが前記計量カップに計量分の内容物を充填したときの当該内容物の表面高さに、前記標示部の先端高さが設定されていると共に、
    前記計量カップ内を見下げたときに、前記標示部を構成する前記数値が視認可能に配置してあることを特徴とする計量キャップ。
  2. 透明又は半透明な合成樹脂からなる請求項1に記載の計量キャップ。
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