JP6373118B2 - 計量容器 - Google Patents

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Description

本発明は、計量容器に関する。
液体洗剤、柔軟剤等の容器としては、それらを収容する容器本体と、該容器本体に設けられた口頸部に螺合装着される計量機能を備えた計量キャップとを有するものが広く用いられている。計量キャップは、一般に、計量した内容物を外側から視認できるようにキャップ周壁が透明性の高い材料から構成され、所望の計量機能を得るためにキャップ周壁に目盛部が印刷や成形によるレリーフとして形成されている。
例えば、透明性の高い計量筒部を有し、該計量筒部の内周面に目盛部が形成され、かつ該計量筒部の内周面における前記目盛部が形成されていない部分に、口頸部に螺合装着するためのネジ部が形成された計量キャップを備える計量容器が知られている(特許文献1)。前記計量キャップは、目盛部が形成された部分にネジ部が形成されていないため、計量キャップの外側から目盛部を視認しやすい。しかし、該計量キャップで液体洗剤等の内容物を計量すると計量筒部の内周面に内容物が付着する。そのため、特に内容物が液体の場合、計量後に該計量キャップを容器本体の口頸部に螺合装着した際に、計量筒部の内周面に付着した内容物が容器本体の口頸部周辺に漏れ出てくる問題がある。
計量容器としては、内周面に目盛部が形成された計量筒部と、該計量筒部の外側に設けられ、内周面に容器本体の口頸部と螺合装着するためのネジ部が形成された外側筒部とを有する、いわゆる二重筒の計量キャップを備えるものも提案されている(特許文献2、3)。該計量キャップでは計量時に外側筒部の内周面に内容物が付着しないため、計量後に計量キャップを容器本体に螺合装着した際に内容物が外に漏れにくい。
実開昭55−16258号公報 実開昭64−51043号公報 実開平2−8745号公報
しかし、特許文献2、3のような計量キャップでは、外側筒部の外側からは計量筒部に形成された目盛部の視認性が悪い。そのため、通常は該計量キャップを倒立させた状態で斜め上から計量筒部の内周面の目盛部を覗き込んで視認することにより、内容物の計量が行われる。しかし、このように斜め上から目盛部を覗き込む方法は計量しにくく、また計量の正確性にも欠ける問題がある。
本発明は、計量後に計量キャップを螺合装着したときに容器本体の口頸部周辺に内容物が漏れ出ることが抑制され、かつ計量時に目盛部を視認しやすく計量が容易で正確性にも優れる計量容器を提供することを目的とする。
本発明の計量容器は、円筒状の口頸部を有し、液状または粉状の内容物を収容可能な容器本体と、前記口頸部に着脱自在に設けられた計量キャップを有する計量容器であって、前記口頸部の内側に注出口が形成されており、前記口頸部の外周面に第1のネジ部が形成されており、前記計量キャップは、計量筒部と、前記計量筒部の外側に設けられた外側筒部と、を有し、前記計量筒部には目盛部が形成されており、前記外側筒部の内周面には、前記外側筒部における前記目盛部に対応する部分を除くように、前記口頸部の第1のネジ部と螺合される第2のネジ部が形成されている。
本発明の計量容器では、前記外側筒部における前記目盛部に対応する部分の厚さが、前記外側筒部における前記目盛部に対応する部分以外の部分の厚さよりも薄くなっていることが好ましい。
また、前記外側筒部における前記目盛部に対応する部分に切欠き部が形成されていることが好ましい。
また、前記口頸部の前記筒壁部には、前記計量筒部が前記口頸部に螺合装着されたときに前記切欠き部が位置する部分に、螺合終了位置を示す螺合終了位置表示部が形成されていることが好ましい。
本発明の計量容器は、計量後に計量キャップを螺合装着したときに容器本体の口頸部周辺に内容物が漏れ出ることが抑制され、かつ計量時に目盛部を視認しやすく計量が容易で正確性にも優れる。
本発明の計量容器の一例を示した正面図である。 図1の計量容器の容器本体の断面図である。 図1の計量容器の計量キャップを示すもので、(a)は斜視図であり、(b)は倒立させた状態の斜視図である。 図1の計量容器における外側筒部の切欠き部近傍を拡大した断面図である。 図1の計量容器におけるノズル中栓の斜視図である。 図5のノズル中栓に計量キャップを装着した状態を示した斜視図である。 計量キャップとノズル中栓の他の例を示した斜視図である。 計量キャップとノズル中栓の他の例を示した斜視図である。 計量キャップの他の例を示した斜視図である。
以下、本発明の計量容器の一例を示して説明する。
本実施形態の計量容器1は、図1に示すように、液状または粉状の内容物を収容可能な容器本体2と、容器本体2に装着される計量キャップ3とを有する。
容器本体2は、柔軟剤、液体洗剤等の液体あるいは粉末状洗剤や粉末状柔軟剤等の粉体を収容可能なボトル型の中空容器である。容器本体2は、図1及び図2に示すように、略四角形状の底壁4と、側壁5と、肩部6と、肩部6の中央の上端から突設された円筒状の突設筒部7と、突設筒部7に螺合装着されるノズル中栓8とから構成されている。
突設筒部7の外周面には、ネジ部7aが形成されている。容器本体2の上部には、突設筒部7にノズル中栓8が螺合装着されることで円筒状の口頸部9が形成される。
ノズル中栓8は、突設筒部7に螺合される円筒状の筒壁部10を有している。
筒壁部10は、内周面における下部にネジ部11aを設けた外筒壁11と、外筒壁11の内周側に接続壁12を介して下方に延設された内筒壁13を有している。
筒壁部10の外周面には、筒壁部10の上部の外径が下部の外径よりも小さくなるように段差部10bが設けられている。また、筒壁部10の上部の外周面には、計量キャップ3を螺合装着するための第1のネジ部10aが形成されている。すなわち、口頸部9の外周面に第1のネジ部10aが形成されている。
内筒壁13は、外筒壁11の下端より若干下方まで達するように外筒壁11と平行に延出されている。内筒壁13の下端には傾斜面16aを有する底壁部16が設けられており、底壁部16には注出口16bが遍在して形成されている。すなわち、口頸部9の内側に注出口16bが遍在して形成されている。底壁部16における注出口16bの周縁部には注出筒17が立設されている。
底壁部16において注出口16bが遍在しているため、注出口16bの周りに立設された注出筒17も内筒壁13内で偏在している。注出筒17には、その側壁の中心軸線C1側に縦方向にスリット状の開口部17bが形成されている。更に注出筒17は、上端部が中心軸線C1に向かって低くなるように傾斜した面17aが形成されるように斜め方向に切除されている。
ノズル中栓8は、内筒壁13が突設筒部7の内側に挿入され、外筒壁11のネジ部11aが容器本体2の突設筒部7のネジ部7aに螺合されることで、容器本体2の突設筒部7に着脱自在に装着されている。
また、ノズル中栓8には、外筒壁11と内筒壁13との間の接続壁12の下面から垂下された筒状のシールリップ部15が形成されている。これにより、ノズル中栓8を容器本体2の突設筒部7に螺合により装着した状態において、シールリップ部15が突設筒部7の開口部に密に挿入されることで、突設筒部7の開口部が液密に閉塞される。
計量キャップ3は、図3及び図4に示すように、計量筒部20と、計量筒部20の一側開口端を閉じる蓋部21と、計量筒部20の周面における高さ方向の中央から外方に張り出したフランジ部22と、フランジ部22の縁部から垂下されて計量筒部20の外側に設けられた外側筒部23とを有している。このように、計量キャップ3は、有蓋円筒形状の二重筒になっている。また、フランジ部22の内周縁部には、下方に突出するリング部24が形成されている。
計量キャップ3が容器本体2の口頸部9に螺合装着された状態では、計量筒部20は、注出筒17を囲むように、その下端側の一部がノズル中栓8の筒壁部10内に挿入される。フランジ部22は、計量キャップ3が口頸部9に螺合装着される際に、筒壁部10上端の開口部に被せられる。また、リング部24が筒壁部10の開口部に密に挿入されることで、筒壁部10の開口部が液密に閉塞される。
計量容器1では、計量キャップ3が装着される筒壁部10の上部の外径が下部の外径よりも小さくなるように筒壁部10の外周面に段差部10bが設けられていることで、計量キャップ3を装着したときに、計量キャップ3の外側筒部23の外周面と筒壁部10の外周面とがほぼ面一になるようになっている。
計量筒部20の周壁には、図3(a)に示すように、計量用の目盛線と容量表示用の数字を備えた目盛部25が印刷、刻印等の手段により形成されている。これにより、図3(b)に示すように計量キャップ3を倒立させた状態で、計量筒部20の開口部20aから注入された液体等の内容物の量を目盛部25によって把握することができる。
計量キャップ3の外側筒部23の内周面には、筒壁部10の第1のネジ部10aと螺合される第2のネジ部23aが形成されている。また、この例では、外側筒部23における目盛部25に対応する部分に、正面視矩形状の切欠き部26が形成されている。そのため、第2のネジ部23aは、外側筒部23における目盛部25に対応する部分を除くように形成されている。計量キャップ3では、このように外側筒部23に切欠き部26が形成され、外側筒部23における目盛部25に対応する部分に第2のネジ部23aが存在しない。
これにより、図3(b)に示すように、計量キャップ3の外側筒部23の外側からでも切欠き部26を通して計量筒部20に形成された目盛部25を容易に視認できる。また、計量キャップ3を倒立させた状態において、斜め上から計量筒部20を覗き込んで目盛部25を視認する必要がなく、真横から目盛部25を視認できるため、正確に内容物を計量することができる。
また、この例では、外側筒部23における切欠き部26が形成された部分に、フランジ部22からの高さがリング部24の高さと同等の筒部残部23bが残されている。これにより、図4に示すように、計量キャップ3が容器本体2の口頸部9に螺合装着された状態において、切欠き部26が形成された部分においてもリング部24と筒部残部23bによって筒壁部10の先端部がしっかりと挟み込まれて開口部が液密に閉塞される。また、外側筒部23の切欠き部26が形成された部分に筒部残部23bが残されていることで、筒部残部23bが残されていない場合に比べて、外側筒部23における切欠き部26以外の部分が外側に撓みにくくなる。そのため、筒壁部10の第1のネジ部10aと外側筒部23の第2のネジ部23aとをしっかりと螺合させることができる。これらのことから、外側筒部23に切欠き部26が形成されていても、計量キャップ3を容器本体2の口頸部9に螺合装着した際の液漏れが充分に抑制される。
また、この例では、図1、図5及び図6に示すように、口頸部9の筒壁部10の下端部に、螺合終了位置を示す帯状の螺合終了位置表示部18が形成されている。螺合終了位置表示部18の位置は、計量キャップ3の計量筒部20が容器本体2の口頸部9に螺合装着されたときに切欠き部26の位置と一致するようになっている。図1及び図6に示すように、計量キャップ3を容器本体2の口頸部9に螺合装着する際に、切欠き部26を螺合終了位置表示部18が形成された位置に合わせることで、計量キャップ3を閉めすぎることを抑制できる。
螺合終了位置表示部18としては、螺合終了位置を示すことができれば特に限定されず、レリーフであってもよく、印刷、二色成形等により形成してもよい。
(製造方法)
容器本体2の底壁4、側壁5、肩部6及び突設筒部7の製造方法としては、例えばポリエチレン等のオレフィン系合成樹脂を用いたブロー成型等により一体として成型する方法が挙げられる。容器本体2のノズル中栓8の製造方法としては、例えばポリプロピレン等のオレフィン系合成樹脂を用いた射出成型により一体として成型する方法が挙げられる。計量キャップ3の製造方法としては、例えばポリエチレン等のオレフィン系合成樹脂を用いた射出成型により一体として成型する方法が挙げられる。
なお、容器本体2及び計量キャップ3の製造方法は、前記した方法には限定されない。
(作用機序)
図2に示すように、容器本体2内に内容物が収容された状態で、注出筒17を上向きとしてノズル中栓8の内筒壁13が突設筒部7の内側に挿入され、外筒壁11のネジ部11aが突設筒部7のネジ部7aに螺合されることで、ノズル中栓8が突設筒部7に装着される。突設筒部7の開口部は、ノズル中栓8のシールリップ部15によって液密に閉塞されるため、突設筒部7のネジ部7aとノズル中栓8のネジ部11aの螺合部分を介する液漏れが防止される。
また、図4に示すように、計量筒部20の下端側の一部が注出筒17を囲むようにノズル中栓8の筒壁部10内に挿入され、外側筒部23の第2のネジ部23aが筒壁部10の第1のネジ部10aに螺合されることで、容器本体2の口頸部9に計量キャップ3が装着される。筒壁部10の開口部は、リング部24によって液密に閉塞される。また、切欠き部26が形成された部分においてもリング部24と筒部残部23bによって筒壁部10の先端部がしっかりと挟み込まれており、また筒部残部23bが残されていることで外側筒部23における切欠き部26以外の部分が外側に撓みにくい。そのため、外側筒部23の第2のネジ部23aと筒壁部10の第1のネジ部10a螺合部分を介する液漏れが充分に防止される。
計量容器1を使用する際は、まず容器本体2の口頸部9から計量キャップ3を取り外し、図3(b)に示すように計量キャップ3を倒立させ、ノズル中栓8の注出筒17の先端を下向きとするように容器本体2を傾けて、容器本体2内の内容物を注出口16bから注出筒17を通じて計量筒部20に注入する。
計量キャップ3の計量筒部20への内容物の注入量は、計量キャップ3の真横から外側筒部23の切欠き部26を通じて目盛部25を視認することにより把握することができる。このように、計量キャップ3では、外側筒部23の外側からでも切欠き部26を通して計量筒部20に形成された目盛部25を容易に視認できるため、計量が容易であり、また正確に内容物を計量することができる。
計量を終えて内容物を使用した後は、計量筒部20の下端側の一部を、注出筒17を囲むようにノズル中栓8の筒壁部10内に挿入して、計量キャップ3を容器本体2の口頸部9に螺合装着し、外側筒部23の切欠き部26を螺合終了位置表示部18の位置に合わせる。これにより、計量キャップ3の閉めすぎが抑制され、次回の使用時に容易に計量キャップの取り外しが行える。
以上説明した計量容器1では、計量筒部20と外側筒部23を有する、いわゆる二重筒の計量キャップ3を有するため、計量後に計量キャップを螺合装着したときに容器本体の口頸部周辺に内容物が漏れ出ることが抑制される。また、外側筒部23に切欠き部26が形成され、外側筒部23における目盛部25に対応する部分に第2のネジ部23aが存在しないため、計量時に目盛部を視認しやすく計量が容易で正確性にも優れる。
なお、本発明の計量容器は、前記した計量容器1には限定されない。
例えば、計量キャップの外側筒部の切欠き部の正面視における形状は、矩形には限定されない。具体的には、図7に例示したように、正面視における形状が、略矩形でフランジ部22側の角部が丸みを帯びた形状になっている切欠き部26Aが外側筒部に形成された計量キャップ3Aを備える計量容器であってもよい。図7における図6と同じ部分は同符号を付して説明を省略する。
また、それ以外にも、正面視における形状が半円状等の切欠き部が外側筒部に形成された計量キャップを備える計量容器であってもよい。
また、本発明の計量容器は、図8に例示したノズル中栓8Aにより口頸部が形成される容器本体と、計量キャップ3Aを備える計量容器であってもよい。図8における図6及び図7と同じ部分は同符号を付して説明を省略する。
ノズル中栓8Aは、筒壁部10の外周面に螺合終了位置表示部18を設ける代わりに、筒壁部10の段差部10bから上方に突出するストッパー部19が設けられている以外は、ノズル中栓8と同じである。このノズル中栓8Aを備える計量容器では、計量キャップ3Aを、外側筒部23における切欠き部26が形成された部分の一方の側面23cから他方の側面23dに向かう方向xに回動させて螺合装着したときに、ストッパー部19が外側筒部の側面23cに当接して計量キャップ3Aがそれ以上回動しないようになっている。これにより、計量キャップ3Aを閉めすぎることが抑制される。前記計量容器における計量キャップは、外側筒部に切欠き部が形成されているものであれば、計量キャップ3A以外の計量キャップであってもよい。
また、ストッパー部が、外側筒部の内周面に設けられた第2のネジ部に当接するように設けられた計量容器であってもよい。また、ストッパー部が、筒壁部10の段差部10bよりも上部の外周面から外側に突出するように設けられた計量容器であってもよい。
また、本発明の計量容器は、図9に例示した計量キャップ3Bを備える計量容器であってもよい。図9における図3(b)と同じ部分は同符号を付して説明を省略する。
計量キャップ3Bは、外側筒部23に切欠き部26を設ける代わりに薄肉部27が形成されており、外側筒部23の内周面に薄肉部27を除くように第2のネジ部23aが設けられている以外は、計量キャップ3と同じである。すなわち、計量キャップ3Bでは、外側筒部23における目盛部25に対応する部分に薄肉部27が形成されており、外側筒部23における目盛部25に対応する部分を除くように第2のネジ部23aが設けられている。
外側筒部23における薄肉部27の厚さは、外側筒部23における薄肉部27以外の部分の厚さよりも薄くなっている。計量キャップ3Bにおける外側筒部23の少なくとも薄肉部27は、透明性を有する材料により形成される。透明性を有する材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)等が挙げられる。
計量キャップ3Bでは、計量キャップ3と同様に、計量キャップ3Bの真横から外側筒部23の薄肉部27を通じて目盛部25を容易に視認できるため、計量が容易であり、また正確に内容物を計量することができる。
また、外側筒部23に薄肉部27を設ける場合も切欠き部26を設ける場合と同様に、フランジ部22からの高さがリング部24の高さと同等で、かつ厚さが外側筒部23の薄肉部27以外の部分と同じ筒部残部23eが残されていることが好ましい。これにより、薄肉部27が形成された部分においてもリング部24と筒部残部23eによって筒壁部10の先端部がしっかりと挟み込まれて開口部が液密に閉塞され、また外側筒部23における薄肉部27以外の部分が外側に撓みにくくなる。そのため、計量キャップ3Bを容器本体の口頸部に螺合装着した際の液漏れが充分に抑制される。
また、本発明の計量容器は、計量キャップの外側筒部に切欠き部や薄肉部を形成する際に、前述したような筒部残部を設けない態様の計量容器であってもよい。また、本発明の計量容器は、計量キャップの外側筒部における計量筒部の目盛部に対応する部分を除くように第2のネジ部が設けられていれば、切欠き部も薄肉部も形成しない態様の計量容器としてもよい。目盛部の視認性の点では、外側筒部に切欠き部または薄肉部を形成することが好ましい。
また、本発明の計量容器は、計量キャップの外側筒部の外周面に、キャップの周方向と交差する方向に複数の凸条又は凹条からなるローレットが形成されていてもよい。この場合、ローレットは、目盛部の視認性の点から、外側筒部における計量筒部の目盛部に対応する部分を除くように形成されていることが好ましい。
また、本発明の計量容器は、ノズル中栓を有さず、口頸部が突設筒部のみで形成された容器本体を備えるものであってもよい。
1 計量容器
2 容器本体
3、3A、3B 計量キャップ
7 突設筒部
8、8A ノズル中栓
9 口頸部
10 筒壁部
10a 第1のネジ部
18 螺合終了位置表示部
20 計量筒部
23 外側筒部
23a 第2のネジ部
23b、23e 筒部残部
23c、23d 外側筒部の側面
25 目盛部
26 切欠き部
27 薄肉部

Claims (5)

  1. 円筒状の口頸部を有し、液状または粉状の内容物を収容可能な容器本体と、前記口頸部に着脱自在に設けられた計量キャップを有する計量容器であって、
    前記口頸部の内側に注出口が形成されており、前記口頸部の外周面に第1のネジ部が形成されており、
    前記計量キャップは、計量筒部と、前記計量筒部の外側に設けられた外側筒部と、を有し、
    前記計量筒部には目盛部が形成されており、
    前記外側筒部の内周面には、前記外側筒部における前記目盛部に側面視で対向する部分を除くように、前記口頸部の第1のネジ部と螺合される第2のネジ部が設けられている、計量容器。
  2. 前記計量筒部の周面における高さ方向の中央から外方に張り出したフランジ部を備え、前記フランジ部の縁部から前記外側筒部が垂下されており、
    前記フランジ部の内周縁部には下方に突出するリング部が形成され、
    前記リング部と前記外側筒部とで前記口頸部の筒壁部の先端部が挟み込まれ、前記口頸部の開口部が液密に閉塞される、請求項1に記載の計量容器。
  3. 前記外側筒部における前記目盛部に側面視で対向する部分の厚さが、前記外側筒部における前記目盛部に側面視で対向する部分以外の部分の厚さよりも薄くなっている、請求項1又は2に記載の計量容器。
  4. 前記外側筒部における前記目盛部に側面視で対向する部分に切欠き部が形成されている、請求項1又は2に記載の計量容器。
  5. 前記口頸部の筒壁部には、前記計量筒部が前記口頸部に螺合装着されたときに前記切欠き部が位置する部分に、螺合終了位置を示す螺合終了位置表示部が形成されている、請求項に記載の計量容器。
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