JPH09192020A - 自動給茶機 - Google Patents

自動給茶機

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JPH09192020A
JPH09192020A JP8008096A JP809696A JPH09192020A JP H09192020 A JPH09192020 A JP H09192020A JP 8008096 A JP8008096 A JP 8008096A JP 809696 A JP809696 A JP 809696A JP H09192020 A JPH09192020 A JP H09192020A
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water
hot
supply
tank
tea
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JP8008096A
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Shusaku Murakami
秀策 村上
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水無しに湯や冷水を最後まで使えるように
してエネルギー消費を抑えると共に、精度よく湯あるい
は冷水を供給できる自動給茶機を提供することを目的と
する。 【解決手段】 温水タンク11および冷水タンク20に
水位センサーとしてのレーザーセンサー14,24を各
々取り付け、かつ表示装置65、使い切りスイッチ66
を設け、表示装置65に使用可能な湯の量を表示する。
残りの湯の量が給茶1杯分より少なくなると給茶停止と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はお茶やコーヒーなど
の飲料を作る自動給茶機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特開昭54−86399号公報、
実開平2−98822号公報等に開示された、タンクの
中に湯や冷水を溜め、この湯や冷水と粉末茶などとを混
合してお茶を供給する自動給茶機が広く利用されるよう
になった。
【0003】図7は従来の自動給茶機の概略図、図8は
同汲置きタイプの自動給茶機の概略システム図、図9は
同水道直結タイプの自動給茶機の概略システム図をそれ
ぞれ示す。
【0004】図7において、63は自動給茶機本体で、
27は給水継ぎ手、28は給水管、29はゴミ取り用の
フィルター、30は水が逆流することを防止する逆止
弁、31は後述する冷水タンク20に水を供給する冷水
側給水電磁弁、32は同じく後述する温水タンク11に
水を供給する温水側給水電磁弁を示す。冷水側給水電磁
弁31には、冷水タンク20に水を供給する給水側第一
連通管22が接続され、また、温水側給水電磁弁32に
は温水タンク11に水を供給する給水側第二連通管8が
それぞれ接続されている。
【0005】20は給水側第一連通管22の先端部に設
けられた冷水タンクで、給水側第一連通管22の放出口
には、冷水タンク20に供給された水と冷却された水と
を混合しにくくするじゃま板23が設けられている。さ
らに冷水タンク20には、冷水の水位を検知する水位セ
ンサー17、冷水タンク20の水を冷却する冷却器3
9、冷水タンク20の水温を検知する水温センサー38
が設けられている。
【0006】11は給水側第二連通管8の先端部に設け
られた温水タンクで、給水側第二連通管8の放出口に
は、温水タンク11に供給された水と温水とを混合しに
くくするじゃま板10が設けられている。この温水タン
ク11には、温水タンク11の水位を検知する水位セン
サー5、温水タンク11の湯温を検知する湯温センサー
33、水を昇温させ且つ湯の温度を保つためのヒータ9
が設けられている。34は温水タンク11内の温度が異
常に上がった場合にヒータ9を遮断する温度上昇防止器
である。
【0007】冷水タンク20の下方には、冷水を供給す
る冷水電磁弁48が設けられ、この冷水電磁弁48に冷
水を吐出する吐出管49が接続されている。40は冷水
側オーバーフロー管、41は冷水タンク20内の水を排
水するときに用いる排水管、42は冷水タンク20内の
水を排水するときの排水バルブである。
【0008】温水タンク11に戻って、46は湯を供給
する湯電磁弁、47は湯を吐出する吐出管、35は湯側
オーバーフロー管、36は温水タンク11内の湯を排水
するときに用いる排水管、37は温水タンク11内の湯
を排水するときの排水バルブをそれぞれ示す。
【0009】冷水タンク20の側方には、コールド飲料
を供給するためのコールド飲料電磁弁16が設けられ、
一方、温水タンク11の側方には、ホット飲料を供給す
るためのホット飲料電磁弁3が設けられている。4およ
び21はホット飲料電磁弁3およびコールド飲料電磁弁
16に接続された吐出側連通管で、これらの吐出側連通
管4,21はともに集合管44に接続されている。45
は冷水あるいは湯をミキシングボール51に供給する吐
出管である。
【0010】さらに、53はお茶やコーヒーなどの粉末
原料56を保管・供給するキャニスター、55は粉末原
料56を押し出すスクリュー、54はスクリュー55を
稼働する原料モータをそれぞれ示す。
【0011】キャニスター53の下方位置にはミキシン
グボール51が設けられ、このミキシングボール51内
には粉末原料56と冷水あるいは湯を混合する攪拌羽根
52が設けられている。この攪拌羽根52は回転中は弁
の働きをする。50は攪拌羽根52を回転させるミキシ
ングモータ、12は一連の自動給茶機の動作を指令する
制御手段、57は操作パネルである。
【0012】一点鎖線で示す粉末茶供給ユニット62
は、コールド飲料電磁弁16、ホット飲料電磁弁3、吐
出側連通管4、21、集合管44、吐出管45、キャニ
スター53、粉末原料56、スクリュー55、原料モー
タ54、攪拌羽根52、ミキシングボール51、ミキシ
ングモータ50等で構成されており、通常はこの粉末茶
供給ユニット62が本体63の中に3組配置され、コー
ルド飲料3品種、ホット飲料3品種と冷水及び湯の8種
類が供給される。
【0013】次にシステムの一般的な構成を図8、9を
参照して説明する。まず、図9に示す水道直結タイプに
おいて、78は上水道管、75は排水受け、76は排水
管、79は排水トラップで、水は上水道管78から本体
63へ給水継ぎ手27を介して供給される。排水は、各
排水を一旦排水受け75に受け、排水管76を介して排
水トラップ79へ排水される。
【0014】一方、図8に示す水タンク71からポンプ
アップするタイプにおいて、70は下部本体で、本体6
3の台座としての役目を果たす。71は水タンク、73
はポンプ、72、74は連通管、75は排水受け、76
は排水管、77は排水タンクで、水タンク71に汲置さ
れている水を連通管72、74を通してポンプ73を運
転することにより、給水継ぎ手27を介して本体63へ
供給する。排水は、各排水を一旦排水受け75に受け、
排水管76を介して排水タンク77へ排水される。この
場合、ポンプ73の運転指令は、図1に示す電気的に接
続された制御手段12から出される。図7に示す操作パ
ネル57は、ホットボタン58、コールドボタン59、
冷水ボタン61、湯ボタン60を備えている。
【0015】次いで、図7、図8、図9を参照して装置
全体の動作について説明する。熱いお茶を飲みたい人
が、本体63にコップ64をセットし、操作パネル57
のホットボタン58を押すと、ホット飲料電磁弁3が開
き、温水タンク11の湯が吐出側連通管4、集合管4
4、吐出管45を通って、ミキシングボール51に供給
される。湯がミキシングボール51に入り始めるとほぼ
同時にミキシングモータ50が攪拌羽根52を回転さ
せ、湯がコップ64に落ちないようにする。また、湯が
ミキシングボール51に所定量の1/3ほど供給された
とき原料モータ54が駆動し、スクリュー55を回転さ
せキャニスター53に保管されている粉末原料56を所
定量ミキシングボール51に落とし込む。所定量の粉末
原料56が供給完了した後しばらくの間、湯と粉末原料
56を混合するためミキシングモーター50と攪拌羽根
52による混合が継続される。混合が完了するとミキシ
ングモーター50と攪拌羽根52は止まり、ミキシング
ボール51内のお茶が自重で落下し、コップ64に供給
される。
【0016】次に温水タンク11への給水について説明
する。ホット飲料電磁弁3が開き所定量の湯が温水タン
ク11から供給されると、温水タンク11の湯の水位が
下がり、水位センサー5がそれを検知し温水側給水電磁
弁32が開き、水が給水継ぎ手27、フィルター29、
逆止弁30、給水側第二連通管8を介して温水タンク1
1に供給される。
【0017】ここで、水タンク71の水が切れていた場
合や、上水道管78からの水供給がストップした場合、
温水側給水電磁弁32が開いて一定時間後、水位センサ
ー5が所定の水位へ復帰したことを検知しない場合、制
御手段12が給水異常を判断し、水切れの警報を警報装
置からブザーあるいは異常ランプ等で出力させ、そして
自動給茶機は給茶動作を停止し、正常に水が供給される
ようにして、その後リセットをすること等により、正常
動作に復帰させる必要が生じる。次に、水が温水タンク
11に供給されると湯の水位が上がり、所定水位にくる
と水位センサー5がそれを検知し、温水側給水電磁弁3
2が閉じるが、温水タンク11に供給された水はじゃま
板10により温水タンク11内の湯と直接混ざらない工
夫がされている。また温水タンク11内に水が供給され
ることにより、湯の温度が所定の温度より下がれば、湯
温センサー33がそれを検知し、ヒーター9が湯を加熱
し所定の温度にする。所定の温度に湯の温度が復帰すれ
ば、湯温センサー33がそれを検知しヒーター9は加熱
を止める。そしてこの一連の動作は全て制御手段12に
より制御されている。
【0018】冷たいお茶を飲む場合は、冷たいお茶を飲
みたい人が、本体63にコップ64をセットし、操作パ
ネル57のコールドボタン59を押すと、コールド飲料
電磁弁16が開き、冷水タンク20の冷水が吐出側連通
管21、集合管44、吐出管45を通ってミキシングボ
ール51に供給される。冷水がミキシングボール51に
入り始めるとほぼ同時にミキシングモーター50が攪拌
羽根52を回転させ、冷水がコップ64に落ちないよう
にする。また冷水がミキシングボール51に所定量の1
/3ほど供給されたとき原料モーター54が駆動し、ス
クリュー55を回転させ、キャニスター53に保管され
ている粉末原料56を所定量ミキシングボール51に落
とし込む。所定量の冷水と所定量の粉末原料56が供給
完了した後、しばらくの間冷水と粉末原料56を混合す
るためミキシングモーター50と攪拌羽根52による混
合が継続される。混合が完了するとミキシングモーター
50と攪拌羽根52は止まり、ミキシングボール51内
のお茶が自重で落下し、コップ64に供給される。
【0019】次に冷水タンク20への給水について説明
する。コールド飲料電磁弁16が開き、所定量の冷水が
冷水タンク20から排出されると、冷水タンク20の冷
水の水位が下がり、水位センサー17がそれを検知して
冷水側給水電磁弁31を開き、水が給水継ぎ手27、フ
ィルター29、逆止弁30、給水側第一連通管22を介
して冷水タンク20に供給される。
【0020】ここで、温水タンク11への水の供給異常
と同様の現象が起きた場合、冷水側給水電磁弁31が開
いて一定時間経過後、水位センサー17が所定の水位へ
の復帰を検知しなければ、制御手段12が給水異常を判
断し、警報装置から異常を同様に出力し、同様の手順で
正常動作への復帰が必要となる。
【0021】水が冷水タンク20に供給されると冷水の
水位が上がり、所定水位にくると水位センサー17がそ
れを検知し、冷水側給水電磁弁31が閉じる。冷水タン
ク20に供給された水は、じゃま板23により冷水タン
ク20内の冷水と直接混ざらない工夫がされている。ま
た、冷水タンク20内に水が供給されることにより、冷
水の温度が所定の温度より上がれば、水温センサー38
がそれを検知し、冷却器39が冷水を冷却し、所定の温
度にする。所定の温度に冷水の温度が復帰すれば、水温
センサー38がそれを検知し、冷却器39は冷却を止め
る。そして、この一連の動作は全て制御手段12により
制御されている。
【0022】冷水が欲しい場合は、本体63にコップ6
4をセットし、操作パネル57の冷水ボタン61を押す
と、冷水電磁弁48が開き、吐出管49から冷水ボタン
61を押している間連続して冷水がコップ64に供給さ
れ、湯が欲しい場合は、本体63にコップ64をセット
し、操作パネル57の温水ボタン60を押すと、温水電
磁弁46が開き、吐出管47から温水ボタン60を押し
ている間連続して湯がコップ64に供給される。
【0023】また、冷水タンク20や温水タンク11へ
の水の供給や、冷水および湯の温度コントロールは、冷
たいお茶や熱いお茶を供給するときと同じ動作をする。
そして、この一連の動作は全て制御手段12により制御
されている。
【0024】上記内容は、自動給茶機の粉末タイプで且
つ冷水と湯を供給するタイプについて説明したが、茶葉
タイプや、湯のタンクだけの茶葉あるいは粉末タイプ、
冷水タンクだけの茶葉あるいは粉末タイプもある。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動給茶機
においては、ホット飲料を1〜2杯供給すると、温水タ
ンク11から減少した1〜2杯分の水が逐次温水タンク
11に供給される。その理由は、吐出弁が湯を吐出する
エネルギーとして湯の位置エネルギーを利用するシステ
ムであるため、吐出弁と湯の表面にヘッド差が必要であ
り、且つ湯の量を一定にするためにはヘッド差を一定に
する必要があるからである。
【0026】このように従来の自動給茶機においては、
タンクから減少した水を逐次補給する構造であるため、
自動給茶機の使用を終えて電源を切ると、温水タンク1
1および冷水タンク20の中には、湯あるいは冷水であ
ったものが、満水状態で残留することとなる。従って、
自動給茶機を再起動する場合には、温水タンク11およ
び冷水タンク20内で常温になっている満水状態の水
を、所定温度に昇温あるいは冷却する必要があり、大き
なエネルギーロスが発生している。
【0027】また自動給茶機を2〜3日使用しないとき
は、温水タンク11および冷水タンク20内の満水状態
の湯あるいは冷水は、水の供給バルブを閉じ、最後の人
が使用した後すべて排水する必要があり、同様に大きな
エネルギーロスが発生する。
【0028】そこで本発明は、給水無しに湯や冷水を最
後まで使えるようにしてエネルギー消費を抑えると共
に、精度よく湯あるいは冷水を供給できる自動給茶機を
提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、給茶スイッチを備え給水された水から茶な
どを自動生成する自動給茶機において、貯水タンクと、
中途に開閉弁を備え前記貯水タンクに水を供給する給水
管と、前記タンクに接続された吐出管と、同吐出管に設
けられた開閉弁と、前記タンク内の水位を測定する水位
測定手段とを備え、さらに、前記給水管に設けられた開
閉弁の開閉を選択する選択手段と、同選択手段により前
記給水管の開閉弁を閉状態とし前記給茶スイッチをオン
すると、前記タンク内の水位から前記吐出管に設けられ
た開閉弁の適正な開時間を演算しその結果に基づいて前
記吐出管に設けられた開閉弁を作動させる制御手段を備
えたことを特徴とする。
【0030】これによって、給水無しに湯や冷水を効率
よく使用することが可能となり、精度よく湯が供給可能
なエネルギー消費の少ない自動給茶機を提供できる。
【0031】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、給茶スイ
ッチを備え給水された水から茶などを自動生成する自動
給茶機において、温水タンクまたは冷水タンクなどの貯
水タンクと、中途に開閉弁を備え前記貯水タンクに水を
供給する給水管と、前記タンクに接続された吐出管と、
同吐出管に設けられた開閉弁と、前記タンク内の水位を
測定する水位測定手段とを備え、さらに、前記給水管に
設けられた開閉弁の開閉を選択する選択手段と、同選択
手段により前記給水管の開閉弁を閉状態とし前記給茶ス
イッチをオンすると、前記タンク内の水位から前記吐出
管に設けられた開閉弁の適正な開時間を演算しその結果
に基づいて前記吐出管に設けられた開閉弁を作動させる
制御手段を備えており、これによって、給水すること無
しに湯や冷水を精度よく供給することが可能となり、従
来の自動給茶機におけるようなエネルギーロスが少なく
なる。
【0032】請求項3に記載の発明は、前記貯水タンク
内に、前記吐出管と接続された変形可能な自在管と、同
自在管の端部に設けられ水位に追随できるようにしたフ
ロートとからなる取水手段を備えたものであり、上記作
用に加え、自在管の取水口を液面の変化に追従でき、温
水タンクの場合、常に温度の高い液面から取水すること
ができる。
【0033】請求項5に記載の発明は、前記貯水タンク
内の残量を表示する表示手段を備えており、これによっ
て、タンク内の残量を常に監視可能となり、残量が不足
する事態の発生を防ぐことができる。
【0034】請求項6に記載の発明は、前記自在管を貯
水タンクの側面に設け、且つ前記水位測定手段が水位面
と前記自在管の取り付け位置の水頭差を検出するもので
あり、これによって、取水口の位置にかかわらず、常に
正確な吐出時間を算定することができる。
【0035】以下、本発明の自動給茶機を図に示す実施
の形態を参照しながら説明する。なお、図1から図6に
おいて、従来例で示した自動給茶機に対応するものは同
じ符号を付してその説明を省略する。
【0036】(実施の形態1)図1は、本発明の第1の
実施の形態において水位サンサーとしてレーザーセンサ
ーを用いた自動給茶機の概略図で、水位測定手段として
レーザーセンサーを用いた自動給茶機を示す。
【0037】同図において、14は温水タンク11内の
水位を測定するレーザーセンサー、12は自動給茶機の
各種動作をコントロールする制御手段である。また、6
5は使用可能な湯の量などを表示する表示装置、66は
温水側給水電磁弁32の作動を制御する選択手段として
の使い切りスイッチで、これら表示装置65、使い切り
スイッチ66、および、ホット飲料電磁弁3、ヒーター
9、温水側給水電磁弁32が制御手段12にそれぞれ接
続されている。
【0038】1は温水タンク11内に設けられた水位の
変化に対応して上下動するフロートで、このフロート1
は、先端を開口した伸縮・屈曲自在なフレキシブル管2
の先端に設けられ、フレキシブル管2の基端部は、ホッ
ト飲料電磁弁3から、吐出側連通管4に接続されてい
る。これによって温水タンク11内の湯をフレキシブル
管2の先端から取水して吐出側連通管4へと排出するこ
とができる。また、図中HWLは高水位、LWLは取水
可能な低水位を示し、湯面は取水および給水によってこ
の間を上下動する。
【0039】次いで、図1および図5,図6に示すフロ
ーチャートおよびブロック図を参照して、上記自動給茶
機の動作について説明する。
【0040】選択手段である使い切りスイッチ66をオ
ンすることにより、温水側給水電磁弁32は、給茶が行
われ温水タンク11内の水位が低下しても作動しない状
態となる。すなわち温水側給水電磁弁32は閉じたまま
で、給水側第二連通管8からの給水は行われない。これ
と同時に、図6に示すように、レーザーセンサー14が
検知している水位と低水位LWL間の湯の量を制御手段
12で演算し、表示装置65に使用可能な湯の量を表示
する。
【0041】次いで、給茶スイッチをオンすると、制御
手段12によってホット飲料電磁弁3が一定時間開かれ
た後閉状態となり、コップ(図示せず)に適量のお茶が
供給される。ホット飲料電磁弁3の開時間は、図6に示
すように、レーザーセンサー14が検知している水位か
ら、ホット飲料電磁弁3の水頭が演算され、水頭に応じ
たホット飲料電磁弁3の作動時間が演算される。ここで
図6中、HLは低水位、H0は水位センサーが検知した実
際の水位、Nは残りの杯数、ΔHは使用可能な湯の高
さ、Sはタンクの断面積、Qは給茶1杯分の量を示す。
【0042】図5に戻って、温水タンク11内の残りの
湯の量が、給茶1杯分より少なくなったとき、給茶停止
となり同時に表示装置65にその旨が表示される。この
表示結果に基づき、使い切りスイッチ66をオフするこ
とによって、温水側給水電磁弁32が一定時間開状態と
なり、温水タンク11の高水位HWLまで給水される。
【0043】このように、温水タンク11への給水管2
8の中途に設けられた温水側給水電磁弁32を閉状態と
する使い切りスイッチ66を設け、さらに水位差による
弁の開時間をコントロールする制御手段を設けることに
よって、給水無しに湯を効率よく使用することが可能と
なり、また、精度よく湯を供給可能なエネルギー消費の
少ない自動給茶機を提供できる。
【0044】なお、本実施の形態1における表示装置6
5は、LED、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレ
イ、CRT等を採用することができ、また選択手段であ
る使い切りスイッチ66は、ON/OFFのスイッチで
もよいし、時間入力による手段でもよい。
【0045】図2は、本発明の第1の実施の形態におい
て水位センサーとして水圧センサーを用いた自動給茶機
の概略図である。このような構造によっても、上記と同
様なコントロールが可能であり、給水無しに湯を効率よ
く使用することが可能となり、精度よく湯が供給可能な
エネルギー消費の少ない自動給茶機を提供できる。
【0046】(実施の形態2)図3は本発明の第2の実
施の形態において水位センサーとしてレーザーセンサー
を用いた自動給茶機の概略図である。本実施の形態2に
おいて、実施の形態1に対応するものは、同じ符号を付
している。
【0047】本実施の形態2においては、図7に示す冷
水タンク20内に水位を測定するレーザーセンサー24
を設け、このレーザーセンサー24が自動給茶機の各種
動作をコントロールする制御手段12に接続されてい
る。
【0048】次いでこの自動給茶機の動作について説明
すると、選択手段である使い切りスイッチ66をオンす
ることにより、冷水側給水電磁弁31は、給水が行われ
冷水タンク20内の水位が低下しても作動しない状態と
なる。すなわち冷水側給水電磁弁31は閉じたままで、
給水側第一連通管22からの給水は行われない。これと
同時に、図6に示すように、レーザーセンサー14が検
知している水位と低水位LWL間の湯の量を制御手段1
2で演算し、表示装置65に使用可能な湯の量を表示す
る。
【0049】次いで、冷水スイッチをオンすると、制御
手段12によってコールド飲料電磁弁16が一定時間開
かれた後閉状態となり、図1に示すコップ64に適量の
冷水が供給される。コールド飲料電磁弁16の開時間
は、図6に示すように、レーザーセンサー14が検知し
ている水位から、コールド飲料電磁弁3の水頭が演算さ
れ、水頭に応じたコールド飲料電磁弁16の作動時間が
演算される。
【0050】図5に戻って、温水タンク11内の残りの
冷水の量が、1杯分より少なくなったとき、給水停止と
なり同時に表示装置65にその旨が表示される。この表
示結果に基づき、使い切りスイッチ66をオフすること
によって、冷水側給水電磁弁31が一定時間開状態とな
り、冷水タンク20の高水位HWLまで給水される。
【0051】このように、冷水タンク20への給水管2
8の中途に設けられた冷水側給水電磁弁31を閉状態と
する使い切りスイッチ66を設け、さらに水位差による
弁の開時間をコントロールする制御手段を設けることに
よって、給水無しに冷水を効率よく使用することが可能
となり、また、精度よく冷水を供給可能なエネルギー消
費の少ない自動給茶機を提供できる。
【0052】図4は、本発明の第2の実施の形態におい
て水位センサーとして水圧センサーを用いた自動給茶機
の概略図である。このような構造によっても、上記と同
様なコントロールが可能であり、給水無しに冷水を効率
よく使用することが可能となり、精度よく湯が供給可能
なエネルギー消費の少ない自動給茶機を提供できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動給茶機
は、給水管に設けられた開閉弁の開閉を選択する選択手
段と、この選択手段により給水管の開閉弁を閉状態とし
給茶スイッチをオンすると、タンク内の水位から吐出管
に設けられた開閉弁の適正な開時間を演算しその結果に
基づいて吐出管に設けられた開閉弁を作動させる制御手
段を備えたことによって、給水すること無しに湯や冷水
を精度よく供給することが可能となり、従来の自動給茶
機におけるようなエネルギーロスが少なくなるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態において水位センサ
ーとしてレーザーセンサーを用いた自動給茶機の概略図
【図2】本発明の第1の実施の形態において水位センサ
ーとして水圧センサーを用いた自動給茶機の概略図
【図3】本発明の第2の実施の形態において水位センサ
ーとしてレーザーセンサーを用いた自動給茶機の概略図
【図4】本発明の第2の実施の形態において水位センサ
ーとして水圧センサーを用いた自動給茶機の概略図
【図5】本発明の第1の実施の形態における表示のフロ
ーチャート
【図6】本発明の第1の実施の形態における表示装置お
よび吐出弁のブロック図
【図7】従来の自動給茶機の概略図
【図8】従来の汲置きタイプの自動給茶機の概略システ
ム図
【図9】従来の水道直結タイプの自動給茶機の概略シス
テム図
【符号の説明】
1 フロート 2 フレキシブル管 3 ホット飲料電磁弁 4 吐出側連通管 5 水位センサー 8 給水側第二連通管 11 温水タンク 12 制御手段 14,24 レーザーセンサー 15,25 水圧センサー 16 コールド飲料電磁弁 20 冷水タンク 22 給水側第一連通管 28 給水管 31 冷水側給水電磁弁 32 温水側給水電磁弁 45 吐出管 51 ミキシングボール 53 キャニスター 63 本体 65 表示装置 66 使い切りスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給茶スイッチを備え給水された水から茶な
    どを自動生成する自動給茶機において、貯水タンクと、
    中途に開閉弁を備え前記貯水タンクに水を供給する給水
    管と、前記貯水タンクに接続された吐出管と、同吐出管
    に設けられた開閉弁と、前記貯水タンク内の水位を測定
    する水位測定手段とを備え、さらに、前記給水管に設け
    られた開閉弁の開閉を選択する選択手段と、同選択手段
    により前記給水管の開閉弁を閉状態とし前記給茶スイッ
    チをオンすると、前記貯水タンク内の水位から前記吐出
    管に設けられた開閉弁の適正な開時間を演算しその結果
    に基づいて前記吐出管に設けられた開閉弁を作動させる
    制御手段を備えた自動給茶機。
  2. 【請求項2】前記貯水タンクが温水タンクまたは冷水タ
    ンクである請求項1記載の自動給茶機。
  3. 【請求項3】前記貯水タンク内に、前記吐出管と接続さ
    れた変形可能な自在管と、同自在管の端部に設けられ水
    位に追随できるようにしたフロートとからなる取水手段
    を備えた請求項1,2のいずれか記載の自動給茶機。
  4. 【請求項4】前記水位測定手段がレーザーセンサーまた
    は水圧センサーのいずれかである請求項1,2,3のい
    ずれか記載の自動給茶機。
  5. 【請求項5】前記貯水タンク内の残量を表示する表示手
    段を備えた請求項1,2,3,4のいずれか記載の自動
    給茶機。
  6. 【請求項6】前記自在管を前記貯水タンクの側面に設
    け、且つ前記水位測定手段が水位面と前記自在管の取り
    付け位置の水頭差を検出するものである請求項3,4,
    5のいずれか記載の自動給茶機。
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