JP2022129120A - ルアー用軟質部材及びルアー - Google Patents

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Abstract

【課題】魚、イカ、タコにアピールできるとともに、イカやタコが触手で掴んだときに違和感を生じにくく、かつ、生魚や魚の切り身、さらには練り餌を保持することができるルアー用軟質部材及びルアーを提供する。【解決手段】ルアー1の胴部21の延在方向に沿って装着される板状のルアー用軟質部材10である。胴部21の一端部が差し込まれる第1の孔11と、胴部21の他端部が差し込まれる第2の孔12とを備えている。表面には、第1の凹凸部14及び第2の凹凸部16が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ルアー用軟質部材及びルアーに関する。
例えば、特許文献1には、疑似餌の一種であるエギに装着される疑似餌用カバーが開示されている。当該疑似餌用カバーは、軟質材で形成され、エギに対して着脱可能である。この疑似餌用カバーによれば、エギに装着することにより、イカやタコがエギを触手で掴んだときの違和感を軽減することができる。
ところで、いわゆる餌巻きエギというものがイカ釣りやタコ釣りに使用されることがある。餌巻きエギは、エギの胴部に生餌としての生魚を一体的に取り付けたものであり、イカやタコをより効果的に誘うためのものである。また、イカ釣り用の疑似餌のうち、魚の切り身を巻き付けて使用される餌巻きスッテと呼ばれるものも知られている。このような餌巻きエギや餌巻きスッテでは、針金やひもを巻き付けて生魚や魚の切り身をエギの胴部やスッテに取り付けていた。
特開2014-100102号公報
特許文献1の疑似餌用カバーを装着したエギにおいても、生魚や魚の切り身を取り付ける場合には、疑似餌用カバーの上から針金やひもを巻き付けて生魚や魚の切り身を保持する必要がある。このため、イカやタコがエギを触手で掴んだときに違和感を生じやすく、釣果に繋がりにくいという課題があった。また、練り餌は脆いため、針金やひもで保持することはできなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、魚、イカ、タコにアピールできるとともに、イカやタコが触手で掴んだときに違和感を生じにくく、かつ、生魚や魚の切り身、さらには練り餌を保持することができるルアー用軟質部材及びルアーを提供することを課題とする。
本発明に係るルアー用軟質部材は、ルアーの胴部の延在方向に沿って装着される板状のルアー用軟質部材である。ルアー用軟質部材は、前記胴部の一端部が差し込まれる第1の孔と、前記胴部の他端部が差し込まれる第2の孔とを備えている。
本発明によれば、ルアーの胴部の一端部に第1の孔を引っ掛けるとともに、胴部の他端部に第2の孔を引っ掛けることにより、胴部の一端部から他端部に亘るようにルアー用軟質部材を装着できる。したがって、魚、イカ、タコにアピールできるとともに、イカやタコが触手で掴んだときに違和感を生じにくい。また、ルアー用軟質部材が板状であるので、ルアーの胴部との間に、生魚や魚の切り身、さらには練り餌を保持することができる。したがって、従来の餌巻エギや餌巻スッテと同様に魚、イカ、タコをより効果的に誘うことができ、釣果の向上を期待できる。
また、ルアー用軟質部材の表面には、凹凸部が形成されていることが好ましい。
このように構成することによって、イカやタコが触手で掴んだときに違和感をより生じにくいものとすることができる。また、凹凸部が滑り止め部として機能し、生魚や魚の切り身を好適に保持することができる。さらに、凹凸部により生魚や魚の切り身、さらには練り餌を好適に保持することができる。
また、ルアー用軟質部材は、長手方向と短手方向とを備えて、前記長手方向の途中の折返し部を境に長手方向に二つ折りに折り畳み可能であることが好ましい。この場合、前記第1の孔及び前記第2の孔は、いずれも複数形成されているのが好ましく、前記第1の孔同士及び前記第2の孔同士が、二つ折りにした状態で前記軟質部材本体の厚み方向に対応する位置に形成されていることが好ましい。
このように構成することによって、長手方向に二つ折りに折り畳んだ状態にして、胴部の一端部から他端部に亘るようにルアー用軟質部材を装着できる。そして、折り畳みにより重なり合った部分の内側に、生魚や魚の切り身、さらには練り餌を挟んで保持することができる。特に、折り畳みにより重なり合った部分の内側に凹凸部が形成されている場合には、練り餌をより好適に保持することができる。
また、ルアー用軟質部材には、側方に突出する突出部が形成されていることが好ましい。
この構成では、実物に似た動きや感触を得ることができ、魚、イカ、タコ等にアピールすることができる。例えば、突出部をカニの腕や足に似せて形成することにより、イカやタコに対するアピール度(集魚効果)が向上する。
また、ルアー用軟質部材は、一部が比重の異なる部材で構成されていることが好ましい。
このように構成することによって、ルアーの沈降速度や浮上速度を調整することができ、釣り場の状況に応じた釣りを実現することができる。したがって、釣果の向上が期待できる。
本発明のルアーは、前記ルアー用軟質部材が前記胴部に装着されているものである。
本発明のルアーによれば、魚、イカ、タコにアピールできるとともに、イカやタコが触手で掴んだときに違和感を生じにくい。また、生魚や魚の切り身、さらには練り餌を胴部との間や折り畳んだ内側に保持することができる。したがって、釣果の向上を図ることができる。
本発明のルアー用軟質部材及びルアーによれば、魚、イカ、タコにアピールできるとともに、イカやタコが触手で掴んだときに違和感を生じにくく、かつ、生魚や魚の切り身、さらには練り餌を保持することができる。
本発明の実施形態に係るルアー用軟質部材を装着したルアーの斜視図である。 本発明の実施形態に係るルアー用軟質部材を示した拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係るルアー用軟質部材を示した図であり、(a)は第1の凹凸部が形成される面を示した図、(b)は側方から見た図、(c)は第2の凹凸部が形成される面を示した図である。 (a)~(c)は本発明の実施形態に係るルアー用軟質部材の装着手順を示した図である。 本発明の実施形態に係るルアー用軟質部材を装着したルアーの図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。 本発明の実施形態に係るルアー用軟質部材に魚の切り身を挟んで装着したルアーの斜視図である。 本発明の実施形態に係るルアー用軟質部材の他の装着方法の説明図である。 (a)(b)は本発明の実施形態に係るルアー用軟質部材の変形例を示した図である。 本発明の実施形態に係るルアー用軟質部材の他の変形例を示した図である。 本発明の実施形態に係るルアー用軟質部材の他の変形例を示した図である。
以下、添付した図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は、適宜省略する。
本発明に係るルアーは、魚、イカ、タコなど、あらゆるターゲットに対して適用することができるが、本実施形態では、イカやタコを主にターゲットとし、エビを模したルアー(エギ)1を例示する。本実施形態に係るルアー1は、ルアー本体2と、釣針3と、ルアー本体2に装着されたルアー用軟質部材10とを備えている。
(ルアー本体2)
ルアー本体2は、エビを模した細長形状の胴部21を備えている。ルアー本体2の中央部分(お腹部分)の高さ寸法が最も大きくなっており、頭部22及び尾部23に向かうにつれて高さ寸法が徐々に小さくなるようになっている。
ルアー本体2は、例えば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)、ポリカーボネート、塩化ビニルなどの合成樹脂材料によって形成されている。なお、ルアー本体2は、他の材料で形成されていてもよい。例えば、ルアー本体2は、鉛、真鍮、タングステン、ステンレス等の金属で形成されていてもよく、また、木製であってもよい。
ルアー本体2の頭部22の先端には、釣糸を取り付けるための釣糸用アイ22aが設けられている。また、頭部22の側面には、エビの目を模したアイ22bやヒゲ22cが設けられ、頭部22の下部には、錘22dが設けられている。
(ルアー用軟質部材10)
ルアー用軟質部材10(以下、「軟質部材10」と称する)は、図2に示すように、長手方向と短手方向とを備えた略長四角形状の板状を呈している。軟質部材10は、所定の厚みを備えている。軟質部材10は、伸縮性、弾性を有する材料、例えば、エラストマーや塩化ビニル、合成ゴムなどの軟質な材料によって形成されている。軟質部材10は、ルアー本体2の付属部材として商品構成してもよいし、付属部材とせずに別部材として商品構成してもよい。
軟質部材10の四隅の角部10aは、アール状に形成されている。軟質部材10の長手方向の中央部には、短手方向に窪む半円形状の切欠き部15,15が形成されている。切欠き部15,15は、後記するように軟質部材10を二つ折りに折り畳んで使用する際の折り返し位置の目印として機能する(図4(a)参照)。また、切欠き部15,15は、ルアー本体2の胴部21に軟質部材10を装着した状態で、図1に示すように、胴部21の軸方向に沿って伸び、折り返し部分に角部が形成されないようにするための面取り部として機能する。これにより、軟質部材10の折り返し部分が胴部21の外形状になじむ形状に変形して胴部21に装着されることとなる。
軟質部材10の短手方向の中央部には、厚み方向に貫通する第1の孔11,11及び第2の孔12,12が形成されている。第1の孔11,11は、軟質部材10の長手方向の両端部に形成されている。第2の孔12,12は、軟質部材10の長手方向の中央部に所定の間隔を空けて形成されている。第1の孔11,11及び第2の孔12,12は、いずれも、小径に形成されているが、孔縁を両手指で摘まんで伸ばすことにより径方向に拡大して大径に変形することが可能である。
第1の孔11,11は、例えば、ルアー本体2の頭部22が差し込まれる孔として機能する。また、第2の孔12,12は、例えば、ルアー本体2の尾部23が差し込まれる孔として機能する。
なお、上記とは逆に、第1の孔11,11を、尾部23が差し込まれる孔としてもよく、第2の孔12,12を、頭部22が差し込まれる孔としてもよい。
第1の孔11,11同士及び第2の孔12,12同士は、図4(a)に示すように、軟質部材10を二つ折りにした状態で厚み方向に対応する位置に形成されている。
軟質部材10の一方の表面には、図2,図3(a)に示すように、第1の凹凸部14を備えた領域Aが形成されている。第1の凹凸部14は、リブ13で仕切られて矩形の複数の凹部が間隔を空けて格子状に配設されている。凹凸状の領域Aは、軟質部材10の長手方向の中央部を境にして両側に2つ形成されている。各領域Aは、第1の孔11,11及び第2の孔12,12に干渉することなくこれらから離間している。これにより、第1の孔11,11の孔縁の厚みが確保されるとともに、第2の孔12,12の孔縁の厚みが確保されている。したがって、第1の孔11,11の孔縁の引張り強度、及び第2の孔12,12の孔縁の引張り強度が確保されている。なお、第1の凹凸部14は、平面視格子状を呈するが、あくまで例示であって他の形状であってもよい。
軟質部材10の他方の表面には、図3(c)に示すように、第2の凹凸部16が形成されている。第2の凹凸部16は、略半球状の凸部が間隔を空けて配設されている。第2の凹凸部16は、略半球状の凸部が間隔を空けて配設されることで、他方の表面に相対的に高低差のある凹凸が形成されるものである。第2の凹凸部16は、大小2種類の大きさの凸部を有しており、軟質部材10の他方の表面の略全体に亘って形成されている。なお、第2の凹凸部16は、半球状を呈するが、あくまで例示であって他の形状であってもよい。また、本実施形態では、軟質部材10の一方の面及び他方の面で、第1の凹凸部14と第2の凹凸部16とを異なる形状としたが、同一の形状としてもよい。また、軟質部材10のうち片側の面のみに凹凸部を設けるだけでもよい。
次に、図4各図を参照して軟質部材10をルアー本体2に装着する際の手順について説明する。
はじめに、図4(a)に示すように、軟質部材10の長手方向の中央部を折返し部として軟質部材10を二つ折りに折り畳む。この場合、切欠き部15,15(図4(a)では片側のみ図示)が折り返し位置の目印として機能するので、二つ折りに折り畳む際の作業が行い易い。図4(a)では、第1の凹凸部14が内側となるように(合わさる面側となるように)折り畳んでいる。
その後、対応する第2の孔12,12同士を合わせて、これらの孔縁を両手指で摘まんで長手方向等に引っ張り、第2の孔12,12を重ねた状態のまま拡げる。そして、拡げた状態の第2の孔12,12に、釣針3を通すとともに、釣針3に連続している尾部23を通し、図4(b)に示すように、第2の孔12,12を尾部23に引っ掛ける。
その後、第1の孔11,11を同様に拡げつつ、軟質部材10の端部同士を頭部22側に伸ばして、第1の孔11,11を頭部22に引っ掛ける。ここで練り餌G1を挟み込む場合には、図4(c)に示すように、先に一方の軟質部材10を頭部22側に伸ばして第1の孔11を頭部22に引っ掛け、第1の凹凸部14に練り餌G1を配置しておいてから、他方の軟質部材10の第1の孔11を頭部22に引っ掛ける(図5(a)(b)参照)。
以上により、ルアー本体2への軟質部材10の装着が完了する。なお、装着時には、頭部22側に第2の孔12,12を引っ掛けておいてから尾部23側に第1の孔11,11を引っ掛けてもよい。また、第2の凹凸部16側が内側になるように軟質部材10をルアー本体2に装着してもよい。
なお、図6に示すように、第1の孔11,第2の孔12を介して、魚の切り身G2を挟み込むようにしてもよい。この場合、第1の孔11,第2の孔12を通じて魚の切り身G2を軟質部材10からはみ出すように保持することが好ましい。
次に、図7を参照して軟質部材10の他の装着方法を説明する。図7に示した軟質部材10の装着方法は、軟質部材10を2つ折りにせず、長手方向の中央部で短手方向に切断したものをルアー本体2に装着したものである。軟質部材10を短手方向に切断する際には、ハサミ等を用い、切欠き部15,15を目印にして切断する。
この場合にも同様に、第2の孔12の孔縁を両手指で摘まんで拡げ、これを釣針3を通じて尾部23に引っ掛けるとともに、第1の孔11を拡げながら頭部22側に伸ばして、頭部22に引っ掛ける。これにより、ルアー本体2への軟質部材10の装着が完了する。
練り餌G1や魚の切り身G2を挟み込む際には、装着した軟質部材10とルアー本体2との間に配置する。この場合にも、第1の凹凸部14(領域A)によって練り餌G1や魚の切り身G2が好適に保持される。
以上説明した本実施形態によれば、ルアー本体2の胴部21の尾部23に第2の孔12を引っ掛けるとともに、胴部21の頭部22に第1の孔11を引っ掛けることにより、胴部21の頭部22から尾部23に亘るように軟質部材10を装着できる。したがって、魚、イカ、タコにアピールできるとともに、イカやタコが触手で掴んだときに違和感を生じにくい。
また、軟質部材10が板状であるので、ルアー本体2の胴部21との間に、生魚や魚の切り身G2、さらには練り餌G1を保持することができる。したがって、従来の餌巻エギや餌巻スッテと同様に魚、イカ、タコをより効果的に誘うことができ、釣果の向上を期待できる。
また、軟質部材10の表面には、第1の凹凸部14や第2の凹凸部16が形成されているので、イカやタコが触手で掴んだときに違和感をより生じにくいものとすることができる。また、第1の凹凸部14や第2の凹凸部16が滑り止め部として機能し、生魚や魚の切り身を好適に保持することができる。さらに、第1の凹凸部14や第2の凹凸部16により生魚や魚の切り身G2、さらには練り餌G1を好適に保持することができる。特に、リブ13で区画された第1の凹凸部14は、練り餌G1の保持性が高い。
また、長手方向に二つ折りに折り畳んだ状態にして、胴部21の頭部22から尾部23に亘るように軟質部材10を装着できるので、その折り畳みにより重なり合った部分の内側に、生魚や魚の切り身G2、さらには練り餌G1を挟んで好適に保持することができる。特に、折り畳みにより重なり合った部分の内側に第1の凹凸部14(複数の区画された凹部による領域A)が形成されている場合には、練り餌G1をより好適に保持することができる。
次に、図8(a)(b),図9,図10を参照して変形例の軟質部材10A~10Dについて説明する。
はじめに、図8(a)に示した軟質部材10Aは、第1の凹凸部14が設けられた領域A,Aに貫通孔17,17を形成したものである。
貫通孔17は、長手方向に延びる長孔状を呈している。このような貫通孔17を形成することにより、挟んだ生魚や魚の切り身G2、さらには練り餌G1を露出させることができるので、魚、イカ、タコをより効果的に誘うことができる。
なお、貫通孔17は、長孔状に形成されたものに限られることはなく、円形状や四角形状等種々の形状のものを採用することができる。また、貫通孔17の開口の大きさや数も適宜設定することができる。また、一方の領域Aにだけ貫通孔17を形成してもよい。
図8(b)に示した軟質部材10Bは、第1の凹凸部14が設けられた領域A,Aに切欠き18,18を形成して領域A,Aを短手方向に狭めたものである。このような切欠き18を形成することにより、挟んだ生魚や魚の切り身G2、さらには練り餌G1を好適に露出させることができるので、魚、イカ、タコをより効果的に誘うことができる。
図9に示した軟質部材10Cは、ルアー本体2の側方に突出する突出部19,19を形成したものである。突出部19,19は、エビやザリガニの腕及び爪を模したものである。このように、突出部19,19を設けることで、実物に似た動きや感触を魚、イカ、タコにアピールすることができる。
図10に示した軟質部材10Dは、図9に示した突出部19,19に加えて、側方に突出する複数の足19aを形成したものである。このように、複数の足19aを設けることで、より実物に似た動きや感触を魚、イカ、タコにアピールすることができる。
以上、本発明に係る実施形態や変形例について説明したが、本発明は上記した実施形態や変形例に限らず、各構成要素については本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、軟質部材10,10A~10Dは、一部が比重の異なる部材で構成してもよい。比重の異なる部材としては、発泡樹脂材が挙げられる。このように構成することによって、ルアー1の沈降速度や浮上速度を調整することができ、釣り場の状況に応じた釣りを実現することができる。したがって、釣果の向上が期待できる。
また、軟質部材10,10A~10Dに対して、集魚効果を有する集魚剤を含ませてもよい。集魚剤を含ませることで、魚、イカ、タコへのアピールがより向上する。
また、前記実施形態や変形例では、軟質部材10が略四角形状を呈するものを示したが、これに限られることはなく、魚、イカ、タコにアピール可能で、イカやタコが触手で掴んだときに違和感を生じにくいものであれば、楕円形状やひし形形状等、種々の形状のものを採用し得る。
また、前記実施形態や変形例では、軟質部材10が板状を呈するものを示したが、これに限られることはなく、部分的に厚みが異なるものや、側面視で流線形状を呈するものであってもよい。
また、前記実施形態や変形例では、ルアー本体2の胴部21の上側に亘って軟質部材10,10A~10Dを装着したものを示したが、これに限られることはなく、胴部21の側部や下側に亘って装着してもよい。また、軟質部材10,10A~10Dを胴部21に螺旋状に巻き付けるようにして装着してもよい。
また、前記実施形態や変形例では、ルアー本体2としてエビを模した形状のものを示したが、これに限られることはなく、魚を模した形状のルアー本体やスッテの胴部に軟質部材10,10A~10Dを装着するものであってもよい。
1 ルアー
2 ルアー本体
10 軟質部材(ルアー用軟質部材
10A~10B 軟質部材
11 第1の孔
12 第2の孔
14 第1の凹凸部(凹凸部)
15 切欠き部
16 第2の凹凸部(凹凸部)
19 突出部
19a 足
21 胴部
22 頭部
23 尾部
G1 練り餌
G2 魚の切り身

Claims (6)

  1. ルアーの胴部の延在方向に沿って装着される板状のルアー用軟質部材であって、
    前記胴部の一端部が差し込まれる第1の孔と、
    前記胴部の他端部が差し込まれる第2の孔とを備えていることを特徴とするルアー用軟質部材。
  2. 表面には、凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のルアー用軟質部材。
  3. 長手方向と短手方向とを備え、前記長手方向の途中の折返し部を境に長手方向に二つ折りに折り畳み可能であり、
    前記第1の孔及び前記第2の孔は、いずれも複数形成されており、
    前記第1の孔同士及び前記第2の孔同士は、二つ折りにした状態で厚み方向に対応する位置に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のルアー用軟質部材。
  4. 側方に突出する突出部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のルアー用軟質部材。
  5. 一部が比重の異なる部材で構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のルアー用軟質部材。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のルアー用軟質部材が前記胴部に装着されていることを特徴とするルアー。
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