JP6404185B2 - 集魚器 - Google Patents

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Description

本発明は、水中や水面において回転することで集魚効果を高める回転体(通称プロペラ)を備えた集魚器に関する。
従来から、水中や水面において回転するプロペラを備えた集魚器は、釣り道具として提供されている。プロペラが水中で回転することで発生する特殊な音による刺激、或いはプロペラが回転する視覚的な刺激が、好奇心の強い魚を誘き寄せる効果を発揮するからである。
プロペラを備えた集魚器の代表的なものとしてバズベイトルアーがある。バズベイトルアーの典型的な形状としては、「く」の字型に成形された金属製のアームと、当該アームの一方端に設けられ魚頭に似せて成形されたヘッド部及び該ヘッド部に設けられた釣針と、当該アームの他方端に設けられたプロペラ部とを有している(図12参照)。
このようなバズベイトルアーは、キャスティング時(ルアーの投げ入れ時)に、プロペラ部及びヘッド部側(ルアー後方側)をキャスティング方向に向けた姿勢で飛翔させ、着水後に釣糸を引き寄せる(巻き取る)ことによって、釣糸が係止されたアーム側(ルアー前方側)を進行方向に向けて水中を移動させる。この時、プロペラ部は、進行方向の水の抵抗を受けることにより回転し、当該プロペラの回転に伴って発生する独特な音やプロペラが回転する姿によって、好奇心の強い魚を誘き寄せることが出来る。
しかし、上記したプロペラを有する集魚器をキャスティングする際、プロペラが空中で自由に回転してしまうと大きな抵抗が生じてしまい、その結果、飛距離が落ちてしまうことから、キャスティング時にはプロペラが自由に回転しないような工夫がなされた集魚器が提案されている。 たとえば特許文献1(日本国特開平11−289920号公報)には、図12に示すように、アーム(1)に対して、アーム(1)の軸方向に移動可能なプロペラ本体(2)の前方に半球体状のアダプター(11)を設け、プロペラ本体が前方(図の左側)に移動した際に、当該アダプター(11)内の突起とプロペラ本体の凹部が係合することによって、キャスティング時にはアーム(1)に対するプロペラの自由回転を止めることができるようにしている。
日本国特開平11−289920号公報
しかしながら、キャスティングによるルアーの着水時には水によって大きな衝撃を受けるため、特許文献1に開示された技術では、アダプター(11)が衝撃によって破損しやすいという問題がある。アダプター(11)を破損しにくいように頑丈な金属部材等に変更しようとすると、重量が増加してキャスティングの距離を落とす原因となる。
また、特許文献1に開示された技術では、水中や水面に浮遊物がある場合、アダプター(11)が浮遊物に引っ掛かりやすい、という問題がある。
更に、特許文献1には、アダプターを設けない構造の技術も開示されているが、プロペラ本体の構造が複雑であり、製造コスト、組立労力の問題もある。
本発明が解決しようとする課題は、プロペラを備えた集魚器において、シンプルな構造でありながら、キャスティング時に、回転軸に対するプロペラの自由な回転を停止させるとともに、着水後はプロペラを自由に回転させられる集魚器を提供することにある。 なお、キャスティング時にプロペラが余計に回転することで飛距離が落ちる原因は、ゴルフボールと同じであり、適度な回転は方向性を保つために必要であるが、それを超えて回転すると、大きな抵抗となって飛距離が落ちるため、キャスティング時に、プロペラが回転軸に対する自由な回転を規制することが必要となるものである。なお、ルアーそのものは釣糸に繋がれていることから、プロペラが受ける風の影響で多少の回転は発生し、これによって方向性を保つことができる。
本願発明は、上記した従来技術が有する課題を解決するものであり、
回転翼を備えたプロペラ本体と、前記プロペラ本体を回転可能に支持し、かつ前記プロペラ本体を軸方向に移動可能とする回転軸とを備えた集魚器であって、前記プロペラ本体は1枚の金属板、又は樹脂一体成型品から構成され、前記プロペラ本体の前後方向の両端には、前記金属板の一部を屈曲させ、かつ前記回転軸が挿通される孔を有する先端ストッパ及び後端ストッパが形成され、前記回転軸には、前記プロペラ本体と当接する回転規制部を有し、前記プロペラ本体と前記回転軸は、前記プロペラ本体が前記回転軸に対して自由に回転する第一位置と、前記プロペラ本体と前記回転規制部とが当接し、前記プロペラ本体と前記回転軸とが係合して前記プロペラ本体が前記回転軸に対して回転不能となる第二位置と、に相対移動可能に連結し、前記回転規制部は、前記回転軸の軸方向中間位置であって、前記回転軸の一部を円弧状、又は三角形状、又は四角形状に屈曲させて形成し、前記プロペラ本体の中央部には、前記プロペラ本体が前記回転規制部と当接せずに自由回転可能となる円形又は楕円形の回転用空間を形成している、ことを特徴とする。
また本願発明は、回転翼を備えたプロペラ本体と、前記プロペラ本体を回転可能に支持し、かつ前記プロペラ本体を軸方向に移動可能とする回転軸とを備えた集魚器であって、前記プロペラ本体は1枚の金属板、又は樹脂一体成型品から構成され、前記プロペラ本体の前後方向の両端には、前記回転軸が挿通される孔を有する先端ストッパ及び後端ストッパが突出形成され、前記回転軸には、前記プロペラ本体と当接する回転規制部を有し、前記プロペラ本体と前記回転軸は、前記プロペラ本体が前記回転軸に対して自由に回転する第一位置と、前記プロペラ本体と前記回転規制部とが当接し、前記プロペラ本体と前記回転軸とが係合して前記プロペラ本体が前記回転軸に対して回転不能となる第二位置と、に相対移動可能に連結し、前記プロペラ本体の中央部には、前記プロペラ本体が前記回転規制部と当接せずに自由回転可能となる円形又は楕円形の回転用空間を形成し、前記プロペラ本体には、前記回転用空間に連続し、かつ前記回転規制部の一部が挿入可能な回転停止部が更に形成され、前記回転規制部は、断面十字状の4方向に突出した凸条部を有し、前記凸条部の全部又は一部が前記回転停止部と係合する、ことを特徴とする。
本発明によれば、プロペラ本体を金属の一枚板、又は樹脂一体成型品で構成する簡単な構造でありながら、回転軸の一部を円弧状、又は三角形状、又は四角形状に屈曲させて形成し、キャスティング時に、回転軸に対するプロペラの自由な回転を確実に停止させるとともに、着水後はスムーズにプロペラを自由に回転させることが出来る集魚器を提供することができる。
また本願発明によれば、プロペラ本体を金属の一枚板、又は樹脂成型品で一体に構成する簡単な構造でありながら、回転規制部を断面十字状の4方向に突出した凸条部とし、凸条部の全部又は一部が回転停止部と係合することにより、キャスティング時に、回転軸に対するプロペラの自由な回転を確実に停止させるとともに、着水後はスムーズにプロペラを自由に回転させることが出来る集魚器を提供することができる。
本発明の第一の実施形態を示す斜視図である。 本発明の第一の実施形態を示す平面図である。 本発明の第一の実施形態の各種変形例を示す断面図である。 本発明の第二の実施形態を示す平面図である。 本発明の第二の実施形態を示す平面図である。 本発明の第二の実施形態の変形例1を示す斜視図である 本発明の第二の実施形態の変形例2を示す斜視図である。 本発明の第二の実施形態の変形例2を示す平面図である。 本発明の第二の実施形態の変形例3を示す平面図である。 本発明の第二の実施形態の変形例4を示す平面図である。 本発明の第三の実施形態を示す斜視図である。 従来技術を示す図である。
以下、本願発明の各種の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に示す各実施形態は、いずれも図12に示した従来技術のように、「く」状に分離したアームの一方側にプロペラ本体を、他方側にルアーを設けた構造ではなく、一本の軸線上にプロペラ本体とルアーを順番に並べた構造の例を示しているが、当然ながら、従来技術の「く」状に分離したアームの一方側に設けるプロペラ本体に採用しても良いことは言うまでもない。
図1〜図3は、本願発明の第一実施形態である。プロペラ本体20は外形がほぼ三角形状であり、一枚の金属板で構成され、左右の後端の一部を折り曲げて回転翼21を形成し、更に、先端部と後端部の一部を屈曲させて先端ストッパ22と後端ストッパ23を形成しており、当該先端ストッパ22と後端ストッパ23には回転軸30を挿通する孔が形成されている。
先端ストッパ22と後端ストッパ23の屈曲方向は、図示のごとく、プロペラ本体20の平面に対して180度反対方向であり、回転軸30は、プロペラ本体20の中間位置に構成した長孔60を貫通し、側面視においてプロペラ本体20を斜め方向に横切る(貫通する)ように設けられている。
プロペラ本体20は、回転軸30に対して回転可能で、かつ回転軸30の軸方向に移動可能に支持されている。なお、回転軸30をプロペラ本体20に対し平面視斜め方向に横切るように設置するのは、全体のバランスを取るためであるが、先端ストッパ22と後端ストッパ23の屈曲方向を同じ方向とし、回転軸30をプロペラ本体20の平面に対して平行となるように設置しても良い。
先端ストッパ22には、回転軸30に設けた回転規制部32(後述)の突起50と係合する孔51が設けられており、突起50と孔51が係合することにより、プロペラ本体20が回転軸30に対して自由な回転が出来なくなるようにしている。本第一実施形態における突起50と孔51は、各2個で構成しているが、各1個でも良いし、各3個以上で構成しても良い。
回転軸30は、一本の金属線或いは金属棒によって形成したものであり、一端に釣糸40を接続する釣糸接続部を設け、この釣糸接続部に連接するように、上記した回転規制部32が固定されている。また他端側には第一ストッパ33が固定され、当該第一ストッパ33とプロペラ本体20との間に、球体のスペーサ36を介在させることによって、プロペラ本体20の回転を円滑にしている。なお、このスペーサ36は特に設けなくても良い。
プロペラ本体20の中央位置に構成する長孔60は、回転軸30がプロペラ本体20に対し、平面視斜め方向に横切る(貫通する)ことができ、回転軸30とプロペラ本体20とが当接しない長さに設定している。また長孔60の軸方向前後には、回転軸30の一部を受け入れる凹部61、62が所定長さ形成されている。凹部61、62は、プレス加工により形成される。なお、長孔60が十分な長さを有する場合には、凹部61、62は、特に必要なく、また凹部61、62に代えて、長孔60の前後端部を傾斜面に形成してもよい。図中39は釣針、38は釣針を隠すためのスカートである。
以上説明した本実施形態に係る集魚器をキャスティングした場合の動作について説明する。まず、釣り人が釣竿を構えた状態では、釣糸及び集魚器は重力によって下向きに垂れ下がっており、集魚器のプロペラ本体20と回転軸30との位置関係は、図2(a)に示すとおり、プロペラ本体20が回転軸30に対して自由に回転可能な第一の位置関係(第一位置)となっている。
次に、釣り人がキャスティングを開始すると、プロペラ本体20は図2で示す上方側に動き出し回転翼21が空気抵抗を受け、プロペラ本体20は自由回転を開始する。その後、キャスティングされた集魚器が釣糸とともに釣竿の先端を超えると、釣り針側が前方を向く姿勢に変わる。即ち、図2で示す下方側が前方を向く姿勢に変わり、これによってプロペラ本体20は、キャスティング開始時とは逆向きの抵抗を受けることにより、プロペラ本体20と回転軸30との相対的位置関係が変化し始め、プロペラ本体20は回転軸30の回転規制部32側に移動する。
そして、プロペラ本体20と回転軸30との位置関係は、図2(a)に示す第一の位置関係(第一位置)から、図2(b)に示す第二の位置関係(第二位置)に変わり、この第二の位置関係では、回転規制部32に設けた突起50と、プロペラ本体20の先端ストッパ22に設けた孔51が係合することで、プロペラ本体20は回転軸30に対して自由に回転することができなくなることで空気抵抗が減少し、集魚器をより遠くまで飛ばすことが出来るようになる。
なお、図1、2から明かなとおり、ルアー(集魚器)そ
のものは回転軸30の先端で釣糸40に繋がっているため、第二の位置関係においても、プロペラ本体20は釣糸との関係である程度回転するものの、回転軸30との関係では自由な回転が規制されるため、より遠くへ飛ばすことができる。
集魚器が着水した後、釣り人はリールによって釣糸40を巻き取り操作する。すると、釣糸40に接続された回転軸30がプロペラ本体20に対して相対的に前方へ移動し、プロペラ本体20は回転軸30に沿って後退し、プロペラ本体20と回転軸30との位置関係は、再び図2(a)に示す第一の位置関係になる。これによりプロペラ本体20は回転軸30に対して自由に回転することができるようになり、プロペラ本体20の回転によって発生する特殊な音やプロペラ本体20の回転動作が、好奇心旺盛な魚を誘き寄せることになる。
図3は、本第一実施形態における、回転規制部32とプロペラ本体20との第二の位置関係を実現するための係合手段の各種変形例を示している。図3(a)に示すものは、回転規制部32の先端ストッパ22側の端面及び先端ストッパ22の外面を、それぞれ摩擦面52に形成しており、当該摩擦面52どうしが接触することで、プロペラ本体20が回転軸30に対する自由な回転を規制することができる。
図3(b)に示すものは、回転規制部32の先端ストッパ22側の端面に凸条部53を形成し、先端ストッパ22の外面に、前記凸条部53を受け入れる凹条部54を形成することで、凸条部53と凹条部54が係合し、プロペラ本体20が回転軸30に対する自由な回転を規制することができる。
また、図3(c)に示すものは、回転規制部32の外形が断面多角形であり、先端ストッパ22の外面に、回転規制部32の全部又は一部が挿通可能で、かつ内径形状が回転規制部32の外形と同一形状の断面多角形の孔を有する回転規制部受入部材70を装着している例である。回転規制部受入部材70は、樹脂又は金属で構成され、先端ストッパ22の外面に接着剤により固定されている。本変形例では、回転規制部受入部材70の内径形状は回転規制部32の外形と同一形状の断面多角形の孔としているが、必ずしも同一形状である必要はなく、回転が規制されるのであればどのような形状であっても良い。例えば、回転規制部32の外形を正方形とし、回転規制部受入部材70の内径形状を六角形や八角形の孔としても良い。
なお、図3に示す以外にも、回転規制部32とプロペラ本体20とが係合し、プロペラ本体20が回転軸30に対して自由な回転が出来なくなる構成であれば、どのような係合手段であっても良い。
図4〜8は、本願発明の第二の実施形態を示す図である。 第二実施形態が第一実施形態と相違する点は、回転規制部32が回転軸30の中間部分を屈曲させて構成し、プロペラ本体20の中央部に、上記回転規制部32を受け入れる回転用空間24を形成している点である。
図4、5に示すとおり、回転軸30は、一本の金属線又は金属棒によって形成したものであり、その軸方向の中間位置に、回転規制部32を備えている。回転規制部32は、回転軸の途中を半円形状に屈曲させて(折り曲げて)形成したものである。なお、本実施形態における回転規制部32は、回転軸の途中で半円形をなすように折り曲げて形成しているが、半円形に限られるものではなく、たとえば三角形状や四角形状に曲げてもよい。また、回転軸30とは別部材として構成し、回転軸30に固定してもよい。回転軸となる金属線は、ある程度の弾性を有するものであることが望ましく、回転規制部32を折り曲げて形成する場合には、その回転規制部32の形状が負荷によって容易に変形せず、かつ負荷変形しても初期形状に容易に復帰する素材であることが望ましい。
プロペラ本体20には、プロペラ本体20の回転時に、前記回転軸30に形成した回転規制部32とプロペラ本体20とが当接せず、プロペラ本体20と回転軸30とが、相対的に自由に回転するための回転用空間24が打抜き形成されている。この回転用空間24は、円形又は楕円形であり、その直径(D1)は、回転規制部32の直径(D2)よりも大きく設定されている。
またプロペラ本体20には、回転軸30との当接、接触を防止するため、第一実施形態と同様に、回転用空間24の中心端部から一定の範囲にわたり、テーパー状の凹部61がプレス加工されている。
前記回転用空間24における第一ストッパ33側には、前記回転規制部32と当接することで、プロペラ本体20と回転軸30とが、相対的に自由に回転できなくするための回転止め用溝25が設けられている。この回転止め用溝25の幅は、回転軸30の直径よりも大きく、回転規制部32の直径(D2)よりも小さく、また、回転止め用溝25の深さは回転規制部32の直径(D2)よりも小さく設定されている。また、31は第二ストッパであり、釣糸接続部を兼用している。
第二実施形態に係る集魚器をキャスティングした場合の動作については、基本的に第一実施形態のものと同じであり、詳細な説明は省略するが、本第二実施形態では、図5(a)に示す状態が第一の位置関係(第一位置)となっており、図5(b)に示す状態が第二の位置関係(第二位置)となっている。なお、本第二実施形態では、第二の位置関係(第二位置)において、プロペラ本体20は回転軸30に対して約半回転(約180度回転)することができ、第一実施形態のようにほぼ完全に固定されるものではない。
図6は、第二実施形態の変形例1を示す図である。本変形例1の回転規制部32は断面十字形状の樹脂成形部材で構成し、回転軸30に固定したものである。この構成によれば、4つの凸条部分の一つが回転止め用溝25に入り込む一方、隣接する水平方向に突出した2つの凸条がプロペラ本体20の平面上に位置することにより、第一の実施形態と同様に、プロペラ本体20と回転軸30とがほぼ固定された状態となり、プロペラ本体20の自由な回転を規制することができる。なお、図6は、第二の位置関係(第二位置)にある状態を示している。
図7〜10は、第二実施形態の変形例2、変形例3、変形例4をそれぞれ示している。 当該変形例2〜4は、回転停止部25を備えておらず、回転規制部32がプロペラ本体20の平面上に乗り上げることで、プロペラ本体20の自由な回転を規制している。
変形例2では、図8(a)に示すものが、プロペラ本体20と回転軸30とが相対的に自由に回転可能な第一の位置関係(第一位置)であり、図8(b)に示すように、回転規制部32がプロペラ本体20の平面上に乗り上げ、後端ストッパ23へ当接する位置が、プロペラ本体20と回転軸30とが相対的に自由に回転できない第二の位置関係(第二位置)となっている。
図8(b)に示すように、回転軸30の回転規制部32はプロペラ本体20の平面上に乗り上げて当接する状態となるため、プロペラ本体20は回転軸30に対して自由に回転することができなくなる(ただし、第二実施形態と同様に約180度の回転は可能)。なお本変形例2の場合、回転規制部32が後端ストッパ23へ当接することで、第二位置が決められるため、回転軸30の釣糸40側に第二ストッパ31を必ずしも設けなくてもよい。第二ストッパ31を設けない場合、先端ストッパ22は、ストッパとしての機能ではなく、回転軸30の軸受けとしてのみ機能することとなる。
なお、本変形例2において、回転規制部32の形状を図示のとおり三角形状としている理由は、回転規制部32を後端ストッパ23に対し確実に当接させるためであり、第二実施形態と同様に、半円形又は四角形状としても良いことは言うまでもない。その他構造及び使用時の動作については、基本的に第一実施形態、第二実施形態と同じであるため、詳細な説明は省略する。
図9は、第二実施形態の変形例3を示している。当該変形例3の構成は、変形例2をベースとしており、回転規制部32を水平方向両方向に突出するように、回転軸30を折り曲げたものである。この構成によれば、2つの突出部がプロペラ本体20の平面上に位置することにより、第一実施形態及び上記変形例1と同様に、プロペラ本体20と回転軸30とがほぼ固定された状態となり、プロペラ本体20の自由な回転を規制することができる。なお、図9は、第二の位置関係(第二位置)にある状態を示している。
図10は、第二実施形態の変形例4を示している。本変形例4では、第二実施形態にて採用していた回転停止部としての回転止め用溝25を採用しておらず、また、プロペラ本体20と回転軸30との相対的位置関係である第一位置及び第二位置の規制を、図10(a)、(b)に示す通り、プロペラ本体に設けた先端ストッパ22及び後端ストッパ23と、回転軸30に設けた第二ストッパ31及びスペーサ36との当接によって実現している。
なお、第二実施形態と同様に、スペーサ36を設けずに、第一ストッパ33と後端ストッパ23とを直接当接するようにしても良い。また、回転軸30に設けた第二ストッパ31とプロペラ本体に設けた先端ストッパ22との間に、別途、スペーサを設けても良い。その他構造及び使用時の動作については、基本的に第一実施形態、第二実施形態と同じであるため、詳細な説明は省略する。
以上説明した第二実施形態及びその変形例2、4では、プロペラ本体20は、第二の位置関係(第二位置)において、回転軸30に対してほぼ半回転(約180度)の範囲で回転可能であり、第一実施形態や第二実施形態の変形例1、変形例3のように、ほぼ固定された状態とするものではないが、プロペラ本体20の自由な回転を規制できることで、遠くに飛ばすことができる。
図11に示すものは、本願発明の第三実施形態である。 本第三実施形態は、プロペラ本体20が樹脂により一体成形されている点で、第一、第二実施形態と相違する以外、基本的構造及び使用時の動作は、第一実施形態、第二実施形態と同じである。
またプロペラ本体20は、強度や重量を確保するために、ガラス繊維等を混入した繊維強化プラスチックとすることも出来る。また、樹脂成型時に、プロペラの回転翼部分に金属板を埋め込んで一体成形することにより、強度を高め、重量バランスを適当に取ることもできる。
プロペラ本体20を樹脂で一体成形にすることにより、金型を利用して大量生産することが容易となる一方、第一実施形態で示した図3(c)の構造を実現する際、回転規制部受入部材70を別個に作成して先端ストッパ22に接着させるのではなく、先端ストッパ22そのものを肉厚にして、断面多角形の回転規制部の一部又は全部を受け入れ可能な孔を直接設ければ良く、部品点数を減らし製造コストを削減し、組立作業も容易とすることができる。なお本第三実施形態の具体例としては図11のみ例示しているが、図1〜図11に示した1枚の金属板で構成したプロペラ本体の構造を、樹脂一体成型品として構成すれば良い。
以上の各実施形態では、本願発明をバズベイト用の集魚器に適用した例を示したが、本願発明に示す構造は、バズベイト用に限らず、プロペラ等の回転部分を備えることで集魚効果を狙う全ての集魚器に採用することが可能である。
20; プロペラ本体 21; 回転翼22; 先端ストッパ 23; 後端ストッパ24; 回転用空間 25; 回転止め用溝(回転停止部)30; 回転軸31; 第二ストッパ(釣糸接続部を兼用)32; 回転規制部 33; 第一ストッパ34; 先端移動部 35; 後端移動部36; スペーサ38; 針隠し用スカート 39; 釣り針40; 釣糸50; 突起 51; 孔52; 摩擦面53; 凸条部 54; 凹条部60; 長孔 61、62;凹
部70; 回転規制部受入部材

Claims (8)

  1. 回転翼を備えたプロペラ本体と、前記プロペラ本体を回転可能に支持し、かつ前記プロペラ本体を軸方向に移動可能とする回転軸とを備えた集魚器であって、
    前記プロペラ本体は1枚の金属板、又は樹脂一体成型品からから構成され、
    前記プロペラ本体の前後方向の両端には、前記金属板の一部を屈曲させ、かつ前記回転軸が挿通される孔を有する先端ストッパ及び後端ストッパが形成され、
    前記回転軸には、前記プロペラ本体と当接する回転規制部を有し、
    前記プロペラ本体と前記回転軸は、
    前記プロペラ本体が前記回転軸に対して自由に回転する第一位置と、
    前記プロペラ本体と前記回転規制部とが当接し、前記プロペラ本体と前記回転軸とが係合して前記プロペラ本体が前記回転軸に対して回転不能となる第二位置と、に相対移動可能に連結し
    前記回転規制部は、前記回転軸の軸方向中間位置であって、前記回転軸の一部を円弧状、又は三角形状、又は四角形状に屈曲させて形成し、
    前記プロペラ本体の中央部には、前記プロペラ本体が前記回転規制部と当接せずに自由回転可能となる円形又は楕円形の回転用空間を形成している、
    ことを特徴とする集魚器。
  2. 前記先端ストッパ及び前記後端ストッパは、前記プロペラ本体に対し互いに逆方向、又は互いに同方向に屈曲させている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の集魚器。
  3. 前記回転規制部は、前記回転軸の一部を水平方向の両方向に突出して屈曲させて形成している、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の集魚器。
  4. 前記プロペラ本体には、前記回転用空間に連続し、かつ前記回転規制部の一部が挿入可能な回転停止部が更に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の集魚器。
  5. 前記プロペラ本体には、前記回転用空間の前後両端から一定の範囲にわたり、回転軸の一部を受け入れるテーパー状の凹部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の集魚器。
  6. 回転翼を備えたプロペラ本体と、前記プロペラ本体を回転可能に支持し、かつ前記プロペラ本体を軸方向に移動可能とする回転軸とを備えた集魚器であって、
    前記プロペラ本体は1枚の金属板、又は樹脂一体成型品から構成され、
    前記プロペラ本体の前後方向の両端には、前記回転軸が挿通される孔を有する先端ストッパ及び後端ストッパが突出形成され、
    前記回転軸には、前記プロペラ本体と当接する回転規制部を有し、
    前記プロペラ本体と前記回転軸は、
    前記プロペラ本体が前記回転軸に対して自由に回転する第一位置と、
    前記プロペラ本体と前記回転規制部とが当接し、前記プロペラ本体と前記回転軸とが係合して前記プロペラ本体が前記回転軸に対して回転不能となる第二位置と、に相対移動可能に連結し
    前記プロペラ本体の中央部には、前記プロペラ本体が前記回転規制部と当接せずに自由回転可能となる円形又は楕円形の回転用空間を形成し、
    前記プロペラ本体には、前記回転用空間に連続し、かつ前記回転規制部の一部が挿入可能な回転停止部が更に形成され、
    前記回転規制部は、断面十字状の4方向に突出した凸条部を有し、前記凸条部の全部又は一部が前記回転停止部と係合する、
    ことを特徴とする集魚器。
  7. 前記先端ストッパ及び前記後端ストッパは、前記プロペラ本体に対し互いに逆方向、又は互いに同方向に突出している、
    ことを特徴とする請求項に記載の集魚器。
  8. 前記プロペラ本体には、前記回転用空間の前後両端から一定の範囲にわたり、前記回転軸の一部を受け入れるテーパー状の凹部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の集魚器。
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