JP3226086U - 釣用天秤 - Google Patents

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【課題】天秤が回転した場合であっても、ハリスの絡まりを十分に防止することができ、またその使用に制限が無い釣用天秤を提供する。【解決手段】本体10の一端部側に設けられ、寄せ餌を格納する籠を取り付けるための取付部2より適宜寸法だけ他方の環状部材11側の位置に、環状部材11に直接的又は間接的に結留されるハリスに固定された釣針を係合させるための係合部3が配設してある。係合部3は、釣針を係合させるフック状の係合部材33と、係合部材33を本体10に回動自在に連結させる連結部材32とを具備してある。係合部材33は条材をフック状に成形してなり、その先端は平坦面でもよいが、他物への係留を防止すべく丸目加工しておく。また、係合部材33の基端部は環状に成形して環状部33aになしてある。【選択図】図1

Description

本考案は、主に投げ釣を行う際に用いる釣用天秤に関する。
金属製又はプラスチック製の籠、及び釣針を有する仕掛を用いる所謂籠釣にあっては、コマセと呼ばれる寄せ餌を籠内に収納すると共に、オキアミ又は疑似餌といった適宜の釣餌を釣針に取り付けた後、これら仕掛を水中に投入して籠内の寄せ餌を流出させ、目的の魚を釣針の周囲に寄せることによって、釣針に取り付けた釣餌に魚を食い付かせ、当該魚を釣り上げる。かかる籠釣は、仕掛を遠方へ投げ込む所謂投げ釣りにおいても実施されており、この場合、リールから繰り出される道糸及び釣針を固定したハリスといった糸が絡むことを防止する釣用天秤(以後、単に天秤とも言う。)に、前記籠が取り付けられるようになっている。
図10及び図11は従来の釣用天秤の一例を示す正面図であり、図10は直線型の天秤を、また図11はL字型の天秤をそれぞれ示している。
図10に示した如く、直線型の天秤100は、樹脂材又は金属材等にて50cm前後の適宜の寸法であって条材状に成形してなる本体110を備えており、該本体110の両端にそれぞれ、環状部材111,111が本体110の中心軸周りに回動自在に取り付けてある。そして、一方の環状部材111には、リールから繰り出される道糸が、また他方の環状部材111にはハリスが直接又は紐状のクッション部材を介して結留されるようになっている。
本体110の長手方向の中途であって一方の環状部材111側の位置には、寄せ餌を格納させる籠(図示せず)を取り付けるための取付部200が本体110の中心軸周りに回動自在に固定してある。この取付部200は、籠を着脱自在に固定するための固定部材250と該固定部材250を本体110に連結するための連結部材220とを具備して構成してある。連結部材220は短寸柱状の連結本体230の両端にそれぞれ環状体240,240が連結本体230の中心軸周りに回動自在に設けてあり、一方の環状体240は本体110に外嵌してある。本体110の環状体240が外嵌された部分の両側には、ビーズ状の止部材210,210が適宜距離を隔てて固定してあり、両止部材210,210の間隙に取り付けられた環状体240の本体110の長手方向への移動を防止してある。一方、前記連結部材220の他方の環状体240は前述した固定部材250が連結してあり、これによって固定部材250及び該固定部材250に固定された籠は、連結本体230の中心軸周り、及び、本体110の中心軸周りに回動自在に支持される。
一方、図11に示した如く、L字型の天秤100aは、針金状の材料を横転L字状に成形してなる本体110aの両端部にそれぞれ環状部111a,111aが設けてあり、短寸脚部110bに設けた環状部111aにはリールから繰り出される道糸が、また他方の環状部111aには例えばハリスが結留されるようになっている。なお、両環状部111a,111aにクッション部材を貫通させ、該クッション部材の一端は道糸に通じ、他端はハリスに通じるように構成してもよい。
本体110aの角部には、図示しない籠を固定するための固定部200が取り付けてある。
このような天秤100,100aにあっては、道糸と籠との間の距離、籠とハリスとの間の距離、及び道糸とハリスとの間の距離を各々隔てることができるため、それらが互いに絡まることが防止される。
しかし、投げ釣りにおいては、天秤の先端から釣針までの寸法が、竿の先端から地面又は床面等までの寸法より長くなる場合があり、かかる場合にあっては、フック部を設けた籠を天秤に取り付けておき、当該フック部に釣針を引っ掛けることによって、投げ動作の際に、天秤に取り付けたハリス及び釣針が地面又は床面等に接触することを回避していた。
また、後記する特許文献1には、アーム部と主軸部とを備え、主軸部に籠本体と蓋本体とから成る籠を固定するようになしてあり、前記アーム部には、第1固定ピンと第2固定ピンとをアームの長手方向へ互いに距離を隔てて立設されており、籠本体に第1固定ピンが挿脱可能な第1孔を、また蓋本体に第2固定ピンが挿脱可能な第2孔を、それぞれ設けておき、第1固定ピンを第1孔に、第2固定ピンを第2孔に挿入させた状態で、ハリスを第1固定ピン及び第2固定ピンに掛け回す一方、アーム部と主軸部との間のバネ力に抗して、水溶性リングによってアーム部を籠に固定しておくように構成した天秤が開示されている。
このような籠付きの天秤にあっては、天秤を水中へ投げ入れると、所定時間経過後に、水溶性リングが溶解するため、アーム部と主軸部との間のバネ力によってアーム部が籠から離隔するため、第1固定ピン及び第2固定ピンが第1孔及び第2孔から抜出して、アーム部が元の姿勢に復帰するのに伴って、第1固定ピン及び第2固定ピンに掛け回されたハリスが解けて、長尺のハリスに復帰する。
特開2012−157247号公報
しかしながら、このような従来の天秤にあっては、いずれの構成においても、天秤を投げた際に、当該天秤に固定された籠の回転にハリスが追従するため、ハリスの絡まりを充分に防止し得ない。更に、特許文献1に開示された天秤にあっては、第1固定ピン及び第2固定ピンに掛け回されたハリスが水中で解けずに、絡まってしまうことがあるのに加えて、水溶性リングは複数回使用することができず、予備の水溶性リングを濡らすことができないため、天秤の使用に多くの制限が存在していた。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであって、天秤が回転した場合であっても、ハリスの絡まりを十分に防止することができ、またその使用に制限が無い釣用天秤を提供する。
(1)本考案の釣用天秤にあっては、条材を線分状又はL字状に成形してなる本体と、該本体の一端部側に設けられ、寄せ餌を格納させる籠を取り付けるための取付部と、該取付部から前記本体の他端部側へ距離を隔てた位置に設けられ、該他端部から距離を隔てて配設される釣針を着脱可能に係合させる係合部とを備えることを特徴とする。
本考案に係る釣用天秤は、条材を線分状又はL字状に成形してなる本体と、該本体の一端部側に設けられ、寄せ餌を格納させる籠を取り付けるための取付部とを備えており、例えば本体の一端部に、竿に取り付けたリールから引き出した道糸を結留するとともに、取付部に籠を取り付け、当該籠内に寄せ餌を格納させる。
また、取付部から前記本体の他端部側へ距離を隔てた位置に係合部が設けてあり、本体の他端部から距離を隔てて配設される釣針を係合部に着脱可能に係合させる。
このような釣用天秤においては、係合部に係合させた釣針が固定されたハリスは、係合部及び籠を取り付ける取付部からそれぞれ適宜距離を隔てた位置に保持されるため、釣用天秤が回転した場合であっても、ハリスの絡まりを十分に防止することができる。また、かかる構成の釣用天秤にあっては、水溶性の部分が構成されていないため、その使用に制限が無い。
一方、本体の他端部から釣針までの寸法を略半分にすることができるため、より深い深度で活動する魚を対象とした仕掛を用いて投げ釣りを行う場合であっても、釣針が地面に接触するという不都合を可及的に回避することができる。
(2)本考案の釣用天秤にあっては、条材を線分状又はL字状に成形してなる本体と、該本体の一端部側に設けられ、寄せ餌を格納させる籠を取り付けるための取付部と、該取付部より本体の他端部側に設けられ、該他端部から距離を隔てて配設される釣針を着脱可能に係合させる係合部とを備え、該係合部は前記本体の中心軸周りに回動自在に構成してあることを特徴とする。
本考案に係る釣用天秤は、条材を線分状又はL字状に成形してなる本体と、該本体の一端部側に設けられ、寄せ餌を格納させる籠を取り付けるための取付部とを備えており、前同様例えば本体の一端部に、竿に取り付けたリールから引き出した道糸を結留するとともに、取付部に籠を取り付け、当該籠内に寄せ餌を格納させる。
更に、本釣用天秤には、前述した取付部より本体の他端部側に設けられ、該他端部から距離を隔てて配設される釣針を着脱可能に係合させる係合部を備えており、本体の他端部に直接的に、又は例えば紐状のクッション部材を介装させて間接的にハリスを結留し、当該ハリスの先端に固定した釣針を着脱可能に係合させる。この係合部は、前記本体の中心軸周りに回動自在に構成してある。
このような釣用天秤においては、本体が回転した場合であっても係合部が回転せず、これによって本体の回転が釣針及びハリスに伝播することが防止されるため、ハリスの絡まりを十分に防止することができる。また、かかる構成の釣用天秤にあっては、水溶性の部分が構成されていないため、その使用に制限が無い。
一方、前同様、本体の他端部から釣針までの寸法を略半分にすることができるため、より深い深度で活動する魚を対象とした仕掛を用いて投げ釣りを行う場合であっても、釣針が地面に接触するという不都合を可及的に回避することができる。
(3)本考案の釣用天秤にあっては、前記係合部は、フック状の係合部材と、該係合部材を本体に連結する連結本体と、該連結本体が前記本体の長手方向へ移動することを防止する一対の止部材とを具備しており、前記連結本体は前記本体に、本体の中心軸周りに回動自在に取り付けてあり、前記係合部材は連結本体に揺動自在に取り付けてあることを特徴とする。
本考案に係る釣用天秤は、係合部はフック状の係合部材を具備しており、この係合部材に釣針を係合させる。かかる係合部材にあっては開口部分が存在するため、本釣用天秤が着水した際に、係合部材に係合させた釣針が当該係合部材から容易に離脱することができる。これによって、釣用天秤及び釣針を含む釣用仕掛が本来の状態に復帰し、釣用仕掛の釣針によって水中の魚を釣り上げることができる。
一方、係合部材は連結本体にて本体に連結されており、本体には連結本体が本体の長手方向へ移動することを防止する一対の止部材が互いに距離を隔てて併設してある。この連結本体は本体に、当該本体の中心軸周りに回動自在に取り付けてあり、これによって、本体が回転した場合であっても係合部が回転することを防止している。
更に本釣用天秤では、係合部材は連結本体に揺動自在に取り付けてある。これによって、投げ釣りにおいて釣用仕掛が飛翔中、本体の姿勢が変化した場合であっても、係合部材の追従を回避し得、ハリスが絡まることを更に防止することができる。
(4)本考案の釣用天秤にあっては、前記連結本体は板状片にて構成してあり、連結本体の少なくとも一ヵ所には、前記本体の外径より適宜寸法大きい内径の環状部が設けてあり、前記本体は当該環状部内を挿通させてあることを特徴とする。
本考案に係る釣用天秤は、連結本体は板状片にて構成してあり、連結本体の少なくとも一ヵ所には、前記本体の外径より適宜寸法大きい内径の環状部が設けてあり、本体は当該環状部内を挿通させてある。これによって、簡単な構成で、連結本体が本体の中心軸周りに回動自在に支持される構成を実現し得、部品コストを廉価にすることができる。
(5)本考案の釣用天秤にあっては、前記連結本体は、柱状体の両端にそれぞれ環体を柱状体の中心軸周りに回動自在に設けて構成してあり、少なくとも一方の環体の内径は、前記本体の外径より適宜寸法大きくしてあり、前記本体は当該環体内を挿通させてあることを特徴とする。
本考案に係る釣用天秤は、連結本体は、柱状体の両端にそれぞれ環体を柱状体の中心軸周りに回動自在に設けて構成してあり、少なくとも一方の環体の内径は、本体の外径より適宜寸法大きくしてあり、本体は当該環体内を挿通させてある。これによって、前同様、簡単な構成で、連結本体が本体の中心軸周りに回動自在に支持される構成を実現し得、部品コストを廉価にすることができる。
一方、他方の環体に前述した係合部材を連結させることによって、係合部材を連結本体を構成する柱状体の中心軸周りに回動自在に支持することができるため、前同様、投げ釣りにおいて釣用仕掛が飛翔中、本体の姿勢が変化した場合であっても、係合部材の追従を回避し得、ハリスが絡まることを更に防止することができる。
(6)本考案の釣用天秤にあっては、前記本体の取付部と係合部との間の寸法は、取付部に取り付ける籠の長さ寸法以上になしてあることを特徴とする。
本考案に係る釣用天秤は、本体の取付部と係合部との間の寸法は、取付部に取り付ける籠の長さ寸法以上になしてあるため、係合部が本体の中心軸周りに回動した場合であっても、当該係合部と籠との接触が回避され、ハリスが絡まることを更に防止することができる。
(7)本考案の釣用天秤にあっては、条材をL字状に成形して短寸脚部と長寸脚部とを設けてなる本体と、該本体の角部に設けられ、寄せ餌を格納させる籠を取り付けるための取付部と、前記短寸脚部の先端に設けられた環状部と、前記長寸脚部の長手方向の中途位置に設けられた他の環状部と、前記本体の長寸脚部の先端部に設けられ、前記環状部から他の環状部を通過した先に配設される釣針を着脱可能に係合させる係合部とを備えることを特徴とする。
本考案に係る釣用天秤は、条材をL字状に成形して短寸脚部と長寸脚部とを設けてなる本体と、該本体の角部に設けられ、寄せ餌を格納させる籠を取り付けるための取付部と、前記短寸脚部の先端に設けられた環状部とを備えており、この環状部に例えば、竿に取り付けたリールから引き出した道糸等を挿通させるとともに、取付部に籠を取り付け、当該籠内に寄せ餌を格納させる。なお、本体の角部には、本体の角及びその近傍を含む。
更に、本釣用天秤には前記長寸脚部の長手方向の中途位置に設けられた他の環状部と、前記本体の長寸脚部の先端部に設けられた係合部とを備えており、該係合部に、前記環状部から他の環状部を通過した先に配設される釣針を着脱可能に係合させる。ここで、係合部は長寸脚部と一体的に設けてもよく、また長寸脚部と別体として設けてもよい。
例えば、短寸脚部の先端に設けられた環状部には、リールからから引き出した道糸、又は該道糸に連結させた介装具等を挿通させ、長寸脚部の長手方向の中途位置に設けられた他の環状部には、前記道糸又は介装具に連結させたクッション部材又はハリスを挿通させ、このハリスの先端に釣針を固定し、この釣針を前記係合部に係合させる。
このような釣用天秤においては、本体に取り付けた籠が回動した場合であってもハリスに絡まることを十分に防止することができる。また、かかる構成の釣用天秤にあっては、前同様、水溶性の部分が構成されていないため、その使用に制限が無い。
一方、本体の長寸脚部の先端から釣針までの寸法を略半分にすることができるため、より深い深度で活動する魚を対象とした仕掛を用いて投げ釣りを行う場合であっても、釣針が地面に接触するという不都合を可及的に回避することができる。
(8)本考案の釣用天秤にあっては、前記長寸脚部の取付部と他の環状部との間の寸法は、取付部に取り付ける籠の長さ寸法以上になしてあることを特徴とする。
本考案に係る釣用天秤は、本体を構成する長寸脚部の取付部と他の環状部との間の寸法は、取付部に取り付ける籠の長さ寸法以上になしてあるため、籠が回動した場合であっても、当該他の環状部と籠との接触が回避され、ハリス等が絡まることを更に防止することができる。
本考案に係る釣用天秤の一例を示す正面図である。 図1に示した係合部の他の構成を示す拡大図である。 本考案に係る他の釣用天秤を示す正面図である。 本考案に係る更に他の釣用天秤を示す斜視図である。 図1に示した釣用天秤の一使用例を示す正面図である。 図5に示した釣り具によって投げ釣りを実施している状態を示す模式図である。 図5に示した釣り具によって投げ釣りを実施している状態を示す模式図である。 図3に示した釣用天秤の一使用例を示す正面図である。 図4に示した釣用天秤の一使用例を示す部分正面図である。 従来の釣用天秤の一例を示す正面図である。 従来の釣用天秤の一例を示す正面図である。
本考案に係る釣用天秤を図面に基づいて詳述する。
なお、本形態で説明する天秤は、本考案の趣旨を説明する一例であり、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲での変形や改造を含むことはいうまでもない。
図1は本考案に係る釣用天秤の一例を示す正面図であり、図中、10は強化樹脂を含む樹脂材又は金属材等を条材状に成形してなる本体である。本釣用天秤1の本体10の長さ寸法は適宜でよいが、例えば50cm前後にすることができる。
本体10の両端にはそれぞれ、環状部材11,11が本体10の中心軸周りに回動自在に取り付けてあり、一方の環状部材11には、リールから繰り出される道糸が、また他方の環状部材11にはハリスが、直接又は紐状のクッション部材を介して結留されるようになっている。
本体10の長手方向の中途であって前記一方の環状部材11側の位置には、後述する籠を取り付けるための取付部2が本体10の中心軸周りに回動自在に固定してある。この取付部2は、籠を着脱自在に固定するための固定部材25と該固定部材25を本体10に連結するための連結部材22とを具備して構成してある。連結部材22は短寸柱状の連結本体23の両端にそれぞれ環状体24,24が連結本体23の中心軸周りに回動自在に設けてあり、一方の環状体24は本体10に外嵌してある。本体10の環状体24が外嵌された部分の両側には、ビーズ状の止部材21,21が互いに適宜距離を隔てて固定してあり、両止部材21,21の間隙に取り付けられた環状体24の本体10の長手方向への移動を防止してある。一方、前記連結部材22の他方の環状体24には前述した固定部材25が連結してあり、これによって固定部材25及び該固定部材25に固定された籠は、連結本体23の中心軸周り、及び、本体10の中心軸周りに回動自在に支持される。
また、本体10の長手方向の中途であって前記取付部2より適宜寸法だけ他方の環状部材11側の位置には、当該他方の環状部材11に直接的又は間接的に結留されるハリスに固定された釣針を回動自在に係合させるための係合部3が配設してある。この係合部3は、前記釣針を係合させるフック状の係合部材33と、該係合部材33を本体10に回動自在に連結させる連結部材32とを具備して構成してある。係合部材33は条材をフック状に成形してなり、その先端は平坦面でもよいが、他物への係留を防止すべく丸目加工しておくとよい。また、係合部材33の基端部は環状に成形して環状部33aになしてある。
一方、連結部材32は略長方形板状の連結本体32aを具備している。この連結本体32aの両端近傍にそれぞれ環状部32b,32bが設けてあり、一方の環状部32b内には本体10が遊貫させてある。本体10の連結本体32aが外嵌された部分の両側には、柱片状の止部材31,31が互いに適宜距離を隔てて固定してあり、両止部材31,31の間隙に取り付けられた連結本体32aが本体10の長手方向へ移動することが防止されている。
前述した連結本体32aの他方の環状部32bには、係合部材33の環状部33aが挿通してある。他方の環状部32bの内径は係合部材33の環状部33aを構成する条材の外径より大きくしてあり、これによって係合部材33は、環状部33aの周方向へ揺動自在に、また、連結本体32aの中心軸周りに所定範囲内で回動自在になしてある。加えて、前述した如く連結本体32aの環状部32b内には本体10が遊貫させてあるため、連結本体32a及びこれに連結した係合部材33は、本体10の中心軸周りに回動自在に支持される。
このような天秤1にあっては、係合部3の係合部材33に、本体10の他方の環状部材11に直接的又は間接的に結留したハリスに固定した釣針を係合させるようになっており、係合部材33に係合された釣針は係合部材33とともに、本体10の中心軸周りに回動自在に、また、連結本体32aの中心軸周りに所定範囲内で回動自在に支持されるため、天秤1が回転した場合であっても、ハリスの絡まりを十分に防止することができる。また、かかる天秤1は前述したように水溶性の部分は構成されていないため、その使用に制限が無い。
一方、本天秤1にあっては、係合部材33がフック状に成形してあるため、天秤1が着水した際に、係合部材33に係合させた釣針が当該係合部材33から容易に離脱することができる。これによって、天秤1及び釣針を含む釣用仕掛が本来の状態に復帰し、釣用仕掛の釣針によって水中の魚を釣り上げることができる。
ここで、係合部3の本体10の長手方向における配置は、取付部2に取り付けられる籠が係合部3の係合部材33に達しない位置にすることが好ましい。これによって、ハリスの絡まりをより防止することができる。また、係合部3の配置は、本体10の長手方向の中途位置以外にも、本体10の他端部に、他方の環状部材11と併設することもできる。
なお、係合部3の構成はこれに限らず、図2に示した如き構成であってもよい。
すなわち、連結部材32Cは短寸柱状の連結本体32cを具備してなり、該連結本体32cの両端にそれぞれ環状体32d,32dが連結本体32cの中心軸周りに回動自在に設けてある。一方の環状体32dは本体10に外嵌してある。本体10の環状体32dが外嵌された部分の両側には、ビーズ状の止部材31b,31bが適宜距離を隔てて固定してあり、両止部材31b,31bの間隙に取り付けられた環状体32dが本体10の長手方向へ移動することを防止してある。一方、前記連結本体32cの他方の環状体32dは前述した係合部材33が連結してある。
このような連結本体32cを具備する係合部3aにあっては、係合部材33及び該係合部材33に係合された釣針が、連結本体32cの中心軸周り、及び、本体10の中心軸周りに回動自在に支持される。従って、天秤1が回転した場合であっても、ハリスの絡まりをより防止することができる。
図3は本考案に係る他の天秤を示す正面図であり、天秤1aの本体10aをL字型になしてある。なお、図中、図1又は図2に示した天秤1に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図3に示した如く、本天秤1aは、針金状の条材を横転L字状に成形して短寸脚部10b及び長寸脚部10cを有する本体10aを具備してなり、該本体10aの両端部にそれぞれ環状部11a,11aが設けてある。短寸脚部10bに設けた環状部11aにはリールから繰り出される道糸が、また長寸脚部10cに設けた環状部11aにはハリスが直接又は紐状のクッション部材を介してそれぞれ結留されるようになっている。また、本体10の角部には、後述する籠を取り付けるための取付部2が設けてある。
そして、長寸脚部10cの長手方向であって本体10の角部から適宜距離を隔てた位置に、前述した係合部3が設けてあり、長寸脚部10cに設けた環状部11aに直接的又は間接的に結留されたハリスに固定された釣針を、係合部3を構成する係合部材33に係合させるようになっている。
なお、係合部3は、図3に示した如く、略長方形板状の連結本体32aの両端近傍にそれぞれ環状部32b,32bを設けた場合であってもよいが、図2に示した如く、短寸柱状体の両端にそれぞれ回動自在に環状体32d,32dを設けた連結本体32cを具備する場合であってもよいことは言うまでもない。
このような天秤1aにあっては、前同様、係合部3の係合部材33に、本体10の他方の環状部11aに直接的又は間接的に結留したハリスに固定した釣針を係合させるようになっており、係合部材33に係合された釣針は係合部材33とともに、本体10の中心軸周りに回動自在に、また、連結本体32aの中心軸周りに所定範囲内で回動自在に支持されるため、天秤1aが回転した場合であっても、ハリスの絡まりを十分に防止することができる。また、かかる天秤1aは前述したように水溶性の部分は構成されていないため、その使用に制限が無い。
図4は本考案に係る更に他の釣用天秤を示す斜視図であり、L字型の天秤本体に魚重が印加し難いようになしてある。なお、図中、図1〜図3に示した天秤に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図4に示したように、本天秤1cは、前同様、針金状の条材を横転L字状に成形して短寸脚部10b及び長寸脚部10cを有する本体10aを具備してなるが、この長寸脚部10cの先端部分に係合部3cが設けてある。係合部3cは、長寸脚部10cの先端部分を、短寸脚部10bと平行な姿勢であって、短寸脚部10bの端部とは反対側に彎曲部を有するフック状に成形してなる係合部分33cを有しており、後述するように該係合部分33cに釣針を係合させるようになっている。
一方、長寸脚部10cの長手方向であって、係合部3c及び図示しない籠を取り付ける取付部2からそれぞれ適宜距離を隔てた位置には、線材を挿通させる挿通部(他の環状部)11bが設けてあり、該挿通部11bには前述したクッション部材等を挿通させるようになっている。ここで、挿通部11bは環材を長寸脚部10cに固着することによって形成しても良いが、長寸脚部10cの一部を螺旋状に成形することによって形成しても良い。後者の場合、製造コストを可及的に廉価にし得るため好適である。なお、挿通部11bは、当該挿通部11bを貫通する中心軸が短寸脚部10bと略平行となるように設けるとよい。また、取付部2と挿通部11bとの間の距離は、取付部に取り付ける籠の長さ寸法以上であると、取付部2に釣り付けた籠が回動した場合であっても、当該挿通部(他の環状部)11bと籠との接触が回避され、ハリス等が絡まることを更に防止することができる。
一方、短寸脚部10bの端部には環状部11aが設けてあり、該環状部11a内には後述するようにリールから繰り出される道糸等が挿通されるようになっている。
そして、短寸脚部10bの端部に設けられた環状部11aにリールから繰り出される道糸を挿通させ、また、長寸脚部10cに設けた挿通部11bに、前記道糸又は該道糸に連結させたクッション部材を挿通させ、更に、該挿通部11bを挿通させた道糸又はクッション部材に連結させたハリスに固定された釣針を、係合部3を構成する係合部材33に係合させるようになっている。
このような天秤1cにあっては、係合部3cを構成する係合部分33cは長寸脚部10cと一体的であるものの、長寸脚部10cに設けた挿通部11b内に挿通されそこに支持される道糸又はクッション部材に連結させたハリスは、係合部3c及び図示しない籠を取り付ける取付部2からそれぞれ適宜距離を隔てた位置に保持されるため、天秤1cが回転した場合であっても、ハリスの絡まりを十分に防止することができる。なお、かかる作用効果は、図3に示した天秤1a及び図1に示した天秤1においても同様に奏されている。
一方、天秤1cでは前述した如く、短寸脚部10bの端部に設けられた環状部11aに、リールから繰り出される道糸を挿通させ、また、長寸脚部10cに設けた挿通部11bに、前記道糸又は該道糸に連結させたクッション部材を挿通させるようになしてあるため、道糸又はクッション部材に連結させたハリスに固定された釣針に魚が掛かった場合であっても、その魚重が天秤1cに殆ど印加されない。そのため、魚重による天秤1cの変形を回避することができ、より大型の魚を釣り上げることができる。
なお、図4に示した天秤1cでは、長寸脚部10cと一体的に係合部分33cを設けた場合について説明したが、本考案はこれに限らず、例えば図3の天秤1aの如く、長寸脚部10cの先端に設けられた環状部11aに図3の係合部材33を直接又は線状の介装具を介して間接的に、かつ揺動自在に取り付けて係合部3cとしてもよい。
なお、以上の形態では直線型の天秤1並びにL字型の天秤1a及び天秤1cについて説明したが、本考案はこれに限らず、弓状に形成してなる本体を含む線分状の天秤、その他種々の形状の本体を有する天秤にも適用できる。
次に、本考案に係る天秤の使用例について説明する。
図5は図1に示した釣用天秤の一使用例を示す正面図である。なお、図5中、図1に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図5に示した如く、適宜寸法の竿Rの基端にはリール50が着脱可能に取り付けてあり、該リール50のスプールから繰り出された道糸Mは、竿Rの長手方向へ適宜の間隔で立設された複数の案内部材51,51,…内を挿通させて、竿Rの先端から延出されている。
竿Rから延出された道糸Mの先端部近傍の位置には、浮き止め61,61が道糸Mの長手方向へ互いに距離を隔てて固定してあり、道糸Mの両浮き止め61,61の間に浮き60が取り付けられている。そして、道糸Mの先端部には例えば図1に示した線分状の天秤1が連結してある。
この天秤1は、その本体10の取付部2側である一端部に設けられた環状部材11に、道糸Mの先端部を結留して当該道糸Mに連結されており、取付部2を構成する固定部材25に着脱可能に固定された籠80内には寄せ餌が格納されるようになっている。なお、多くの場合、籠80には適宜質量の錘が固定してあるが、かかる錘が籠80に固定されていないときは、取り付け具によって別体の錘を籠80又は取付部2に取り付けるとよい。
天秤1の本体10の他端部に設けられた環状部材11には、紐状のクッション部材70の一端部が連結具を介して結留してあり、前述した如く本体10の他端部と取付部2との間に係合部3が設けてある。一方、クッション部材70の他端部には適宜直径のハリスHの基端部が連結具を介して結留してあり、このハリスHの先端部に釣針FHが結留してある。
このような釣用の仕掛にあっては、より深い水中で活動する魚を釣り上げるために、浮き60の上端から釣針FHまでの寸法L2を竿Rの寸法L1より長くすることがあるが、かかる場合に、そのままの状態で仕掛を投げようとすると、釣針FHが地面と接触するという不都合が発生する。そこで、本考案に係る天秤1の係合部3を用いて次のように投げ釣りを実施する。
図6及び図7は、図5に示した釣り具によって投げ釣りを実施している状態を示す模式図であり、図6は仕掛を投げる前の状態を、また図7は仕掛を投げた後の状態をそれぞれ示している。なお、両図中、図5に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図6に示した如く、前述した仕掛にあって、係合部3を構成する係合部材33に釣針FHを係合させておく。これによって、天秤1の先端から釣針FHまでの寸法を半分以下になすことができるため、浮き60の上端から釣針FHまでの寸法L2が竿Rの寸法L1より長い場合であっても、多くの場合、釣針FHが地面と接触することを回避することができる。
その状態で、竿Rを所定方向へ振ることによって、図7に示した如く、仕掛を遠投する。これに伴って、道糸Mがリール50のスプールから繰り出され、浮き60、天秤1、籠80、クッション部材70並びにハリスH及び釣針FHが飛翔するが、天秤1に設けられた係合部3は天秤1の本体10の中心軸周りに回動自在であるため、本体10の回転に追従することが防止される。これによって、ハリスHが絡まることを十分に防止することができる。
このとき、係合部材33は前述した如く、環状部33aの周方向へ揺動自在に、また、連結本体32a(図1参照)の中心軸周りに所定範囲内で回動自在になしてあるため、飛翔中に本体10の姿勢が変化しても、ハリスHが絡まることを防止し得、また、係合部材33に係合させた釣針FHが当該係合部材33から離脱することが防止される。
なお、図2に示した係合部3aにあっては前述した如く、係合部材33は連結本体32aの中心軸周り、及び、本体10の中心軸周りに回動自在であるので、飛翔中の本体10の姿勢変化に更に対応することができ、従ってハリスHが絡まることをより防止し得、また、係合部材33に係合させた釣針FHが当該係合部材33から離脱することがより防止される(何れも図2参照)。
そして、遠投された仕掛が着水すると、フック状の係合部材33に係合された釣針FHが当該係合部材33から容易確実に脱離し、釣針FHは設定された深度まで沈下して行く。
なお、図3に示した天秤1aを用いる場合、例えば図8に示した如く、本体10aの角部に籠80を取り付ける一方、長寸脚部10cに設けた環状部11aにその一端部が結留されたクッション部材70の他端部にハリスHを連結する。そして、当該ハリスHに固定された釣針FHを、係合部3を構成する係合部材33に係合させる。
これによって、前同様、天秤1aに設けられた係合部3は天秤1aの本体10aの中心軸周りに回動自在であるため、本体10aの回転に追従することが防止される。これによって、ハリスHが絡まることを十分に防止することができるのに加え、飛翔中に本体10aの姿勢が変化しても、ハリスHが絡まることを防止し得、また、係合部材33に係合させた釣針FHが当該係合部材33から離脱することが防止される。
図9は図4に示した天秤1cの一使用例を示す部分正面図である。
図9に示した如く、本例にあっては、リールから繰り出される道糸Mの端部にクッション部材70が配設してあり、道糸Mとクッション部材70との間に、介装具が介装してある。介装具は介装用の糸部材90の両端にそれぞれ、当該糸部材90の中心軸周りに回動自在な連結部材を結留してなり、糸部材90には環状部11aの内径より大きい外径の止部材91,91が糸部材90の長手方向へ移動可能に外嵌させてある。そして、糸部材90の両止部材91,91の間の領域を短寸脚部10bの端部に設けられた環状部11aに挿通させてある。
前述したクッション部材70は長寸脚部10cに設けた挿通部11bに挿通させてあり、このクッション部材70の先端に連結部材を介してハリスHが連結してある。ハリスHの先端には釣針FHが結留してあり、該釣針FHは長寸脚部10cの先端に設けた係合部3cの係合部分33cに係合してある。一方、L字型の本体10aの角部に設けた取付部2に籠80が取り付けてある。
天秤1cを用いたこのような構成にあっては、係合部3cを構成する係合部分33cは長寸脚部10cと一体的であるものの、長寸脚部10cに設けた挿通部11b内に挿通されそこに支持されるクッション部材70に連結させたハリスHは、係合部3c及び籠80を取り付けた取付部2からそれぞれ適宜距離を隔てた位置に保持されるため、天秤1cが回転した場合であっても、ハリスの絡まりを十分に防止することができる。
一方、天秤1cでは、短寸脚部10bの端部に設けられた環状部11aに、介装具の糸部材90を挿通させ、また、長寸脚部10cに設けた挿通部11bに、クッション部材70を挿通させるため、クッション部材70に連結させたハリスHに固定された釣針FHに魚が掛かった場合であっても、その魚重が天秤1cに殆ど印加されない。そのため、魚重による天秤1cの変形を回避することができ、より大型の魚を釣り上げることができる。また、天秤1cを繰り返し使用することもでき、天秤1cの寿命が長い。
1 釣用天秤
2 取付部
3 係合部
3c 係合部
10 本体
11a 環状部
11b 挿通部(他の環状部)
31 止部材
32 連結部材
32a 連結本体
32b 環状部
33 係合部材
33a 環状部
33c 係合部分
50 リール
M 道糸
R 竿
H ハリス
FH 釣針

Claims (8)

  1. 条材を線分状又はL字状に成形してなる本体と、該本体の一端部側に設けられ、寄せ餌を格納させる籠を取り付けるための取付部と、該取付部から前記本体の他端部側へ距離を隔てた位置に設けられ、該他端部から距離を隔てて配設される釣針を着脱可能に係合させる係合部とを備えることを特徴とする釣用天秤。
  2. 条材を線分状又はL字状に成形してなる本体と、該本体の一端部側に設けられ、寄せ餌を格納させる籠を取り付けるための取付部と、該取付部より本体の他端部側に設けられ、該他端部から距離を隔てて配設される釣針を着脱可能に係合させる係合部とを備え、
    該係合部は前記本体の中心軸周りに回動自在に構成してある
    ことを特徴とする釣用天秤。
  3. 前記係合部は、フック状の係合部材と、該係合部材を本体に連結する連結本体と、該連結本体が前記本体の長手方向へ移動することを防止する一対の止部材とを具備しており、
    前記連結本体は前記本体に、本体の中心軸周りに回動自在に取り付けてあり、
    前記係合部材は連結本体に揺動自在に取り付けてある
    請求項2記載の釣用天秤。
  4. 前記連結本体は板状片にて構成してあり、連結本体の少なくとも一ヵ所には、前記本体の外径より適宜寸法大きい内径の環状部が設けてあり、前記本体は当該環状部内を挿通させてある請求項3記載の釣用天秤。
  5. 前記連結本体は、柱状体の両端にそれぞれ環体を柱状体の中心軸周りに回動自在に設けて構成してあり、少なくとも一方の環体の内径は、前記本体の外径より適宜寸法大きくしてあり、前記本体は当該環体内を挿通させてある請求項3記載の釣用天秤。
  6. 前記本体の取付部と係合部との間の寸法は、取付部に取り付ける籠の長さ寸法以上になしてある請求項2から5のいずれかに記載の釣用天秤。
  7. 条材をL字状に成形して短寸脚部と長寸脚部とを設けてなる本体と、該本体の角部に設けられ、寄せ餌を格納させる籠を取り付けるための取付部と、前記短寸脚部の先端に設けられた環状部と、前記長寸脚部の長手方向の中途位置に設けられた他の環状部と、前記本体の長寸脚部の先端部に設けられ、前記環状部から他の環状部を通過した先に配設される釣針を着脱可能に係合させる係合部とを備えることを特徴とする釣用天秤。
  8. 前記長寸脚部の取付部と他の環状部との間の寸法は、取付部に取り付ける籠の長さ寸法以上になしてある請求項7記載の釣用天秤。
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