JP2018504108A - チャンバ付きリーダルア - Google Patents
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Abstract
本発明は、釣り用ルアアセンブリ(10)に関し、魚にとって餌として現れるように構成されて配置された外部形状を有する本体部(12)を含み、前記本体部は、コイル状に構成された所定の長さのリーダライン(34)を有する内部チャンバを含む。当該リーダラインは、前記本体部に取り付けられた第1の端部及びフック部材(22)のアイレット部分に取り付けられた第2の端部を含み、前記本体部は、前記内部チャンバから前記外部形状を経て広がる開口部を有し、前記開口部は、前記リーダラインが当該開口部を通って自在に伸長するような大きさ及び形状である。前記フックの前記アイレット部分は、抵抗アセンブリ(600)を伴って前記本体部に取り付けられ、それによって、前記フック部材が所定の力を受けると、前記フック部材(22)は前記抵抗アセンブリ(600)からリリースされて前記本体部(12)から引き離される。
Description
本願は、釣り具に関し、特に、伸長自在なリーダのためのコンパクトな収納をもたらす内部スプールを有するチャンバ付きの釣り用ルアに関する。フックは、リーダの遠位端部に確実に取り付けられ、かつ、フック及びリーダの制御されたリリースが可能であるリリース自在な態様でルアに取り付けられている。
リリース自在なフックを有する釣り用ルアの広い概念は当該技術分野において周知である。例えば、米国特許第5,090,151号には、食い付き(すなわち、ストライク)が起こるとフックと本体とが分離する釣り用ルアが記載されている。当該釣り用ルアは、ルア本体、フック及びワイヤ部材を含む。当該本体は、当該本体内を貫通するスロットと、当該スロットに沿って設けられている肩部とを有している。当該フックは、突出部を備えた細長い軸部分を含んでおり、当該軸部分は通常は当該ルア本体の肩部に係合し、これによって当該フックは当該ルア本体との係合状態を維持している。前記ワイヤ部材は、当該ルア本体を貫通して伸び、一端はフック用の小穴部に取り付けられ、他端は釣り用リールに取り付けられる。当該フックは、当該ルア本体の外側に伸びる曲げ形成された湾曲部分と共に前記スロット内に収容される。ルア本体の肩部は、フックの軸部分及び突出部にリリース自在に係合されており、食い付きの際には、当該本体とフックが分離して当該ルア本体はワイヤ部材を滑り上がる。
米国特許第5,806,233号には、魚の食い付きの際にルア本体とフックとの間の相対的な空動きを発生させる釣り用ルアが記載されている。当該釣り用ルアは、ルア本体、リム部、弾性バンド、釣り糸(以下、ラインと称する)及びフックからなる。当該ルア本体は、前端部と後端部とを有する。一端に形成された穴部を有するリム部は、当該ルア本体の後端部に接続されている。当該リム部の穴部は、当該ルア本体の後端部から外方に伸びている。前記フックは、小穴(アイレット;eyelet)が形成された軸部分を含む。当該フックは、所定の長さのラインを使用して当該リム部に取り付けられている。当該ラインの一端は当該フックの小穴に締結され、当該ラインの他端は前記リム部の穴部に締結されている。弾性バンドは、当該フック、当該リム及び当該ラインを並列に取り囲み、ルア本体の後端部から離れる方向の後方へリリース自在に保持する。当該フックに魚が食い付いた際は、当該フック及びラインは当該バンドから離脱し、当該フックは魚の進行方向と反対の方向に進む。
米国特許第6,105,303号は、ラインに十分な張力が働くまでフックが露出しない釣り用ルアを開示している。当該ルアは、ルア本体、ライン及びフックを含む。当該本体は、当該本体を貫通する開口部と少なくとも1つのチャネルを有している。前記ラインは開口部を通って伸び、当該フックの軸部分に取り付けられている。当該フックはチャネルに収容され、開口部において当該ラインの進む方向を変えることで、当該チャネル内のラインは開口部において反対方向に進む。このような構成により、当該ラインに十分な張力が働いた際に当該フックは当該本体から離脱する。
先行技術に付随する欠点は、ロッド及びリールからのラインをルアに直接接続しつつ、リーダ及びフックはルアから引き離された際に魚がルアの重さを使用して当該ルアを振り払うことを防ぐことができず、魚を逃す結果となることである。また、先行技術は、リリース自在なフックにおける張力が予め調整されるような、キャリブレート(calibrated)されたフックリリース機構を開示していない。また、先行技術は、当該スプールについてリリース自在なリーダが、ストライク後のルアの外側から再巻取りされ得るスプールを開示していない。
本発明は、釣り用デバイスに関し、特に、内部スプールを有し、伸長自在なリーダのためのコンパクトな収納(storage)を提供するチャンバ付き釣り用ルアに関する。当該チャンバ付き釣り用ルアは、前端部、後端部、上部、底部及び内部チャンバを有するメインボディを含む。当該メインボディの当該内部チャンバの中には、伸長したリーダアセンブリの収納をもたらすようにスプールが構成されて配置されている。フックは、リーダアセンブリの遠位端部に取り付けられ、非展開状態においてルアの後端部にリリース自在に係合されている。魚が食い付いて結合すると、当該フックはルアからリリースされ、当該リーダの遠位端部が伸長し、そして当該フックは、制御された態様で当該釣り用ルアのメインボディから所定の距離をとる。スプールアセンブリは、ユーザが、フックに接続されたリーダラインを当該デバイスの内部チャンバに巻き戻すことを可能にするように構成されて配置され、フックは次の食い付きに備えてルア本体内で初期の状態に戻される。当該スプールアセンブリは通常、内部のキャビティ内の、当該スプールの遠位端部に配置されたベアリング上に配置された小さいスプールである。スプールの一部は、当該ルアの外側に伸び得、手又は道具によるリールの回転操作を可能にし得る。或いは、鍵、ツール等のものが、アパーチャを通って挿入され得、スプールにおける鍵穴に係合されてリーダラインが当該ルアにリコイル(recoiled)され得る。他の実施形態において、リールは内部のリコイルスプリング(recoiling spring)を伴って設けられ得、当該リールから外方に引っ張られた後に、リーダをスプールに自動的にリコイルし得る。また、ドラグ(drag)又はクラッチ(clutch)は、スプールとルアとの間に含まれ得、所定の抵抗をかけてリーダをスプールから外方へ引っ張り得る。ドラグの機構は、操作者がリーダがスプールからリリースされる際の特徴を変更することができるように調節され得る。抵抗アセンブリはスプールとフックとの間に含まれ得、リーダをスプールから外方に引っ張る際に、所定の抵抗をかけ得る。
従って、本発明の目的は、リリース自在なフックを有するチャンバ付き釣り用ルアを提供することである。
さらに、本発明の目的は、リリース自在なフックを有し、当該フックの一部は内部チャンバの中に収容されるチャンバ付き釣り用ルアを提供することである。
本発明の他の目的は、リリース自在なフックを有し、より自然な外観を維持するチャンバ付き釣り用ルアを提供することである。
さらに、本発明の目的は、低い視認性を維持するリリース自在なフックを有するチャンバ付き釣り用ルアを提供することである。
さらに、本発明の目的は、リリース自在なフックを有し、より軽いリーダ及び/又はメインラインを伴って、より良いルアの動きを維持するチャンバ付き釣り用ルアを提供することである。
本発明の他の目的は、リリース自在なフックを有し、非展開状態と展開状態との間をトラバース(traverse)するチャンバ付き釣り用ルアを提供することである。
さらに、本発明の目的は、一旦リーダがリリースされ展開されると魚がスムーズに掛かり得るチャンバ付き釣り用ルアを提供することである。
本発明の他の目的は、リリース自在なフックを有し、魚が当該魚の口からルアを振り払うことができないモジュラチャンバ付き釣り用ルアを提供することである。
本発明の他の目的は、リリース自在なフックを有し、リーダラインは内部チャンバ内に隠されてかつ再巻取り可能なリーダアセンブリに取り付けられているチャンバ付き釣り用ルアを提供することである。
さらに、本発明の目的は、リリース自在なフックを有し、最小限のツールで簡単に再巻取りされ得、非展開状態となり得るチャンバ付き釣り用ルアを提供することである。
さらに、本発明の目的は、内部のリールアセンブリを有し、リーダラインを収容する釣り用ルアを提供することである。
さらに、本発明の目的は、外部の操作が可能な機構を含みスプールを中心にリーダラインを再巻取りする内部のリールアセンブリを有する釣り用ルアを提供することである。
さらに、本発明の目的は、内部の操作が可能な機構を含みスプールを中心にリーダラインを再巻取りする内部のリールアセンブリを有する釣り用ルアを提供することである。
さらに、本発明の目的は、クラッチアセンブリを含む内部のリールアセンブリを有し、スプールからリーダラインを引き出すことに対して所定の大きさの抵抗をもたらす釣り用ルアを提供することである。
さらに、本発明の目的は、リコイルスプリングアセンブリ(recoil spring assembly)を含む内部のリールアセンブリを有し、スプールからリーダラインを引き出すことに対して所定の大きさの抵抗をもたらす釣り用ルアを提供することである。
さらに、本発明の目的は、リコイルスプリングアセンブリ(recoil spring assembly)を含む内部のリールアセンブリを有し、リーダラインを再巻取りする釣り用ルアを提供することである。
本発明の他の目的は、釣り用ルアの本体からのフックの制御されたリリースをもたらす抵抗アセンブリを有する釣り用ルアを提供することである。
さらに、本発明の目的は、オペレータが、ルアからのフック及びリーダのリリース及び/又はリリース速度を与える張力を制御することを可能にするように構成及び配置された抵抗アセンブリを有する釣り用ルアを提供することである。スプールとリーダとの間に配置された当該抵抗アセンブリは、リング部材と組み合わせて使用され得る板バネ(leaf spring)から構成される。それによって所定の抵抗は、当該リング部材が板バネからリリースされることを可能とし、リーダがスプールからリリースされることを可能とする。
本発明の他の目的及び効果は、添付の図面と共に示す以下の記載から明らかとなるであろう。当該記載は、説明及び例示によって本発明のいつくかの実施例を示したものである。本明細書に含まれる図は本明細書の一部を構成し、本発明の例示的な実施例を含み、本発明の様々な目的及び特徴を示している。
[発明の詳細な説明]
本発明は様々な態様で実施することができ、以下においては出願時点での好適な実施形態が図示され、記載されているが、これに限定されない。この実施例は、本発明の例示であると考慮されるべきであり、示された特定の実施例に本発明を限定するものではない。
本発明は様々な態様で実施することができ、以下においては出願時点での好適な実施形態が図示され、記載されているが、これに限定されない。この実施例は、本発明の例示であると考慮されるべきであり、示された特定の実施例に本発明を限定するものではない。
図1−図33を概して参照すると、同様の参照番号が複数の図に亘って同様の要素を示しており、リリース自在なリーダ34及びフック22を有するチャンバ付き釣り用ルア10が示されている。図1を参照すると、リリース自在なフック22を有する本発明のチャンバ付き釣り用ルア10が示されている。図1を参照すると、リリース自在なフック22を有する本発明のチャンバ付き釣り用ルア10の1つの実施例の側面図がスイムベイトスタイルの釣り用ルアとして示されている。チャンバ付き釣り用ルア10は、前部14、後部16、上部18及び底部20を有する本体12を含む。本体12は釣り用ルアの製造に一般に使用される任意の材料から作られ得るが、プラスチックなどのポリマー材から作られることが好ましい。本体12は、模様又は色彩を含んでいても良く、小魚、ネズミ、ザリガニ、昆虫、蛙、若しくは魚が捕食する他の動物及び/又は物体に似た形状を有していても良い。チャンバ付き釣り用ルア10に取り付けられているのはリリース自在なフック22である。図示されているように、当該フックは、リーダラインがほとんど露出していないか又は全く露出していない「非展開位置」に配置されている。これは釣り人が前記ルアを着水させる際の典型的な開始位置である。
図2を参照すると、リリース自在なフック22を有するチャンバ付き釣り用ルア10の展開位置における側面図が示されている。展開位置において、リーダ34は伸長されており、フック22は本体12から所定の距離だけ離れた位置にある。当該展開位置は、魚が実際にルアに食い付いてルアに接触する魚の食付き(フィッシュストライク;fish strike)によって生じる。この状況において、魚は食べたくないものに食い付いたことに気付き得る。そして、当該魚は当該ルアを放すが、フックは魚の口の中に留まる。当該フックは、小穴部分(以下アイレットという)24、軸部分(以下シャンクという)26、湾曲部分28及びかえし(berb)32付き又はかえし32無しの尖端30を有する標準的な釣り針であることが好ましい。フック22は、保護皮膜で被覆されていても良く、当該保護被膜は、錆び、腐食又は他の風化作用等の環境による悪影響からの保護をもたらすことによって当該フックの耐久年数を延長する。リーダライン34は、フック22をチャンバ付き釣り用ルア10の本体12に結合させる。当該リーダラインは、フロロカーボン製リーダラインやモノフィラメント製リーダラインに限定されず、編み組まれた金属若しくはポリマー材又はこれらの適切な組合せによるリーダラインであっても良い。
図3及び図4を参照すると、長手方向に沿った断面図によって、チャンバ付き釣り用ルアの内部の要素が示されている。本体12の内部には、再巻取り可能なリーダアセンブリ用チャンバ36が設けられている。再巻取り可能なリーダアセンブリ用チャンバ36は、中間部42によって接続された第1の端部38及び第2の端部40を含み得る。
第2のチャンバ44は、潜水翼部(以下、ブレード(blade)と称する)又はスプーン(spoon)(図示せず)等の重量物(重り)46を保持するように構成されて配置されている。あるいは、重量物46は、本体内の任意の適切な位置に形成されていても良く、ルアが水中で動く際に異なる動きを引き起こす。再巻取り可能なリーダルアアセンブリ用チャンバ36内には、再巻取り可能なリーダアセンブリが設けられ、本明細書においてはスプールアセンブリ48として示されている。通常、当該スプールアセンブリは所定の長さのリーダラインをコイル状又は制御可能でリリース自在な構造で収容するように構成され配置されている。当該スプールアセンブリは、リーダラインが当該ルアの空洞部内で、再度巻きつけられるか又は他の方法で再配置されて、繰り返し展開されることを可能にする。
第2のチャンバ44は、潜水翼部(以下、ブレード(blade)と称する)又はスプーン(spoon)(図示せず)等の重量物(重り)46を保持するように構成されて配置されている。あるいは、重量物46は、本体内の任意の適切な位置に形成されていても良く、ルアが水中で動く際に異なる動きを引き起こす。再巻取り可能なリーダルアアセンブリ用チャンバ36内には、再巻取り可能なリーダアセンブリが設けられ、本明細書においてはスプールアセンブリ48として示されている。通常、当該スプールアセンブリは所定の長さのリーダラインをコイル状又は制御可能でリリース自在な構造で収容するように構成され配置されている。当該スプールアセンブリは、リーダラインが当該ルアの空洞部内で、再度巻きつけられるか又は他の方法で再配置されて、繰り返し展開されることを可能にする。
図5を参照すると、スプールアセンブリ48の例を示す斜視図が示されている。スプールアセンブリ48は第1の端部50及び第2の端部52を有している。スプールアセンブリ48は2つの支持アーム54及び56を含む。支持アーム54の第1の端部58は、支持アーム56の第1の端部60に接続されている。支持アーム54の第2の端部62は、支持アーム56の第2の端部64に接続されている。支持アーム54の第1の端部58と支持アーム56の第1の端部60とが相互に接続されている箇所から、アーム66が伸びている。アーム66の末端にはアイレット68が設けられている。支持アーム54の第2の端部62と支持アーム56の第2の端部64とが相互に接続されている箇所から、アーム70が伸びている。アーム70の末端には開口部72が設けられている。開口部72は、フックがアーム70の空洞部内に挿入された際に、当該内部に緩く嵌まるような大きさ及び形状で形成されている。これにより、回転運動を防ぐことが可能であり、かつ、容易な又は制御されたリリースが可能である。支持アーム54は上面73及び底面74を含む。支持アーム56は上面76及び底面78を含む。
支持アーム54にはスプール81が係合されており、当該スプール81は通常、第1の円形部材80、第2の円形部材82及びドラム84を含む。第1の円形部材80及び第2の円形部材82にはピボットアセンブリ(pivot assembly)が接続されており、本明細書において、それぞれスピンドル86及び88として示されている(図4参照)。スピンドル86及び88(図6A)は、支持アーム54及び56に接続され得る。当該接続は、ドラム84に長手方向の軸89(図6A参照)を中心とした回転運動をもたらすような態様でなされ得る。ピボットアセンブリは付属品として示され、当該ピボットアセンブリは軸を中心とした回転スピンをもたらす他の要素を含むことができる。例えば、ピボットアセンブリは心棒のような細長い部材であっても良く、第1及び第2の円形部材の開口部の内側の位置にベアリングやブッシングと共に固定されても良い。あるいは、第1及び第2の円形部材は当該心棒に固定されても良く、ベアリングやブッシングと共に、当該心棒が支持されている接続箇所に固定されていても良い。ピボットアセンブリは、ギア、ラチェット及びパウルシステム(pawl system)又は同様のものを使用するような、回転運動を発生させる付加的な機械的手段を含んでいても良い。
図5、図6A及び図6Bを参照すると、スピンドル86の上面90及び/又はスピンドル88の上面92は、展開後にリーダルアを格納することができるように構成及び配置されている。例えば、スピンドル86の上面90は、窪んだ空洞部93を露出する開口部91を含み得る。当該窪んだ空洞部はツール94を収容するように構成及び配置されている。ツール94の端部96は、窪んだ空洞部93と共役的な形状であるか、又はツール94の端部96は、当該ツールの挿入部が窪んだ空洞部93にしっかり固定されるように、窪んだ空洞部93の補完的かつ幾何学的形状、すなわち、フィリップススクリューヘッドによる十字形状、多角形形状若しくは他の適切な形状を有する。ドラム84を回転させるために、ユーザは当該ツールを挿入して、単にツール94のハンドル98を時計回りに回転させることで当該ドラムを時計回りに回転させ、又は当該ハンドルを反時計回りに回転させることでドラムを反時計回りに回転させる。あるいは、上面90は単にスロット領域100を含んでいても良く、当該スロット領域は一般のマイナスドライバ又は米国硬貨の形状に一致しても良い(図6A参照)。
図4を参照すると、ドラム84にはリーダライン34巻き付けられている。リーダライン34の第1の端部33は、当業者に公知の様々な手段を用いてドラム84に固着されており、当該手段はノット、スロット、フック、ファスナ、ステープル又はこれらの適切な組み合わせを含む。図4に示すように、リーダライン34の第2の端部35、すなわち、当該ドラムに取り付けられていない端部は、開口部102を通って挿入され、例えば、インプルーブドクリンチノット、パロマノット、スネルノット、圧着スリーブなどを用いて、フック22のアイレット24に取り付けられている。非展開位置において、フック22のアイレット24及びシャンク26は、アーム70の内部空洞部104に収容されている。湾曲部分28及びフック22のかえし32付き尖端30は、開口部72を介して外部環境に露出している。
チャンバ付き釣り用ルア10が着水する前に、ライン又はワイヤ106(図8参照)は、釣竿、ダウンリガ、アウトリガなど(図示せず)に接続され、例えばユニノット、ラパラノット又はトリレーンノット等の技術分野において公知の任意の適切な手段を用いてアイレット68に取り付けられる。一旦着水して魚が食い付くと、チャンバ付き釣り用ルア10のフック22は展開される。当該展開によって、リーダライン34はドラム84から引き出され(巻きが解け)(unwound)、リーダライン及びフックのチャンバ付き釣り用ルア10に収容されていた部分が外部環境に露出する。このような引き出し(unwinding)は、チャンバ付き釣り用ルア10に魚が食い付くか、又は当該フックが他の物体に引っかかることで生じ得る。いずれの場合においても、チャンバ付きリーダルア10を再び使用するためには、リーダライン34は非展開位置に戻されなければならない。リーダライン34を再びドラム84に巻き付けるために、ユーザは単にツール94(図6B参照)をスピンドル86に設けられた窪んだ空洞部93に挿入し、第1の方向又は時計回りに回すことができる。ユーザがリーダライン34の全部又は一部をドラム84から引き出す必要がある場合は、ドラム84を反時計回りに回転させるためにツール94が使用され得る。
図9−図10はチャンバ付き釣り用ルア10の代替的実施例を示している。図9はチャンバ付き釣り用ルアの実施例の側面図であり、リリース自在なトレブルスタイルのフック222を有し、プラグスタイルの釣り用ルア210として示されている。当該プラグスタイルの釣り用ルアは、前部214、後部216、上部218及び底部220を有する本体212を含む。本体212はバルサ、ハードウッド又は松などの従来から釣り用プラグに使用されている木材から手彫りされていても良い。しかし、好適な実施形態において、本体212は、中空のプラスチック、成型プラスチック又は硬質プラスチックから作られる。本体212は、模様又は色彩を含んでいても良く、小魚、ネズミ、ザリガニ、昆虫、蛙、若しくは魚が捕食する別の動物に似た形状を有していても良い。プラグスタイルの釣り用ルア210にはトレブルスタイルのフック222が取り付けられても良い。図9に示されているように、当該フックは「非展開」位置に配置されており、リーダライン234はほとんど露出されていなか又は全く露出されていない。図10は展開位置におけるトレブルフック222を備えたプラグスタイルの釣り用ルア210を示している。展開位置において、フック222は本体212から所定の距離だけ離れて配置されている。当該位置は通常、魚が食い付いてルアに接触し、当該フックに引っかかることに起因する。図示されているように、当該フックは標準的なトレブルフックであり、アイレット224、シャンク226、複数の湾曲部分228及びかえし232付きの又はかえし232無しの複数数の尖端230を有している。しかし、チャンバ付き釣り用ルア210に接続されている当該トレブルフックは、当業者に公知である任意のフックであれば良い。フック222は、保護皮膜で被覆されていてもよく、当該保護被膜は、錆び、腐食又は他の風化作用などの悪影響を及ぼす環境からの保護をもたらすことで当該フックの耐久年数を延長する。フック222はチャンバ付き釣り用ルア210の本体212にリーダライン234によって結合される。
図11及び図12を参照すると、プラグスタイルのチャンバ付釣り用ルア210の内部の要素を示す長手方向に沿った断面図が示されている。本体212の内部には、再巻取り可能なリーダアセンブリ用チャンバ236が設けられており、再巻取り可能なリーダアセンブリを保持するように構成及び配置され、本明細書には上記したスプールアセンブリとして示されている。再巻取り可能なリーダアセンブリ用チャンバ236は、中間部242によって接続された第1の端部238及び第2の端部240を含み得る。第2のチャンバ244は、ブレード又はスプーンなどの重量物246を保持するように設けられていても良く、ルアが水中を動き回る際に当該ルアに、様々な飛び込み、遊泳、浮遊又は沈下等の特徴をもたらす。図12に示されているように、チャンバ付釣り用ルア210はスプールアセンブリ248として示されている再巻取り可能なリーダアセンブリを含んでいても良く、当該リーダアセンブリは本体212の内部に収容され、再巻取り可能なリーダルアアセンブリ用チャンバ236の中に設けられている。スプールアセンブリ248は第1の端部250及び第2の端部252を有する。スプールアセンブリ248は2つの支持アーム254及び256を含む。支持アーム254の第1の端部258は、支持アーム256の第1の端部260に接続されている。支持アーム254の第2の端部262は、支持アーム256の第2の端部264に接続されている。支持アーム254の第1の端部258と支持アーム256の第1の端部260とが相互に接続されている箇所(接続構造)から、アーム266が伸びている。アーム266の端部にはアイレット268が設けられ、当該アイレット268は本体212の内部から外部環境へ伸びており、釣り糸又はワイヤ206を釣り竿等に取り付けることに使用され得る。支持アーム254の第2の端部262と支持アーム256の第2の端部264とが相互に接続されている箇所から、アーム270が伸びている。アーム270は内部空洞部272を含み、当該内部空洞部272は、リーダライン234が開口部277及び279を通過することができるように構成及び配置されている。支持アーム254は上面273及び底面274を含む。支持アーム256は上面276及び底面278を含む。
支持アーム254には、第1の円形部材280が係合されている。支持アーム256には、第2の円形部材282が係合されている。ドラム284は、第1の円形部材280を第2の円形部材282に接続している。第1の円形部材280及び第2の円形部材282にはピボットアセンブリが取り付けられており、本明細書においてはそれぞれスピンドル286及び288として示されている。スピンドル286及び288は支持アーム254及び256に、ドラム284の長手軸を中心とする回転運動をもたらすような態様で取り付けられている(図示せず)。ピボットアセンブリは付属品として示されており、当該ピボットアセンブリは、軸を中心とする回転スピンを生じさせる他の要素を含み得る。例えば、ピボットアセンブリは心棒等の縦材であっても良く、第1及び第2の円形部材の開口部の内側にベアリング又はブッシングを伴って固定されていても良い。あるいは、当該第1及び第2の円形部材は当該心棒に固定されていても良く、当該心棒が支持されるカウンティングポイント(counting point)(接続箇所)に備えられたベアリング又はブッシングを伴って固定されていても良い。当該ピボットアセンブリは、ドラグアセンブリ、クラッチ、ギア又はラチェット及びパウルシステムを使用する手段等の制御された回転を生じさせる付加的な機械的手段を含んでいても良い。
スピンドル286の上面290及び/又はスピンドル288の上面292は、展開後にリーダ234を格納する能力をもたらすように構成及び配置され得る。例えば、スピンドル286の上面290は、上記したような窪んだ空洞部を露出させる開口部を含んでいても良い。当該窪んだ空洞部は、図6A及び図6Bに示されているように、ツール94を収容するように構成及び配置されている。
図13Aを参照すると、チャンバ付き釣り用ルア210の1つの実施例の上面図において、本体212の表面を通って伸びるスピンドル286の上面290が示されている。スピンドル286の上面290は、スロット291を含み、当該スロットはリーダ234を集めてドラム284に巻き戻すために使用され得る。上面290は一般のマイナスドライバ又は米国硬貨の形状に一致するように構成及び配置されたスロットを有するように示されているが、フィリップススクリューヘッドによる十字形状若しくは多角形形状等の他の形状又は他の任意の適切な形状が使用され得る。この構成において、リーダライン234は、ドラム284にしっかりと巻き付けられ、非展開位置となる。再び図12を参照すると、リーダライン234の第1の端部233は、当業者に周知の様々な手段を用いてドラム284に固着され、当該手段には、限定するものではないが、ノット、スロット、フック、ファスナ、ステープル又はこれらの適切な組み合わせが含まれる。リーダライン234の第2の端部235は、開口部277を介してアーム270の内部空洞部272に入り、開口部279を介して内部空洞部272から出る。リーダライン234の当該第2の端部は、圧着リング293に終結されている。圧着リング293に接続されたアイレット295は、フック222のアイレット224に取り付けられている。非展開位置において、フック222のアイレット224及びシャンク226はリーダルアアセンブリ用チャンバ236の内部に保持されていても良い。しかし、好適な実施形態において、フック222のアイレット224、シャンク226、フック222の湾曲部228及びかえし232付の又はかえし232無しの尖端230は外部環境に露出し、チャンバ236内に収容されている部分及び開口部294を介して外部環境に露出している部分を含む釣り用ルア210のアイレット295に接続されている(図13B参照)。圧着リング293は開口部294及び/又はチャンバ236の内部に緩く(snuggly)嵌まる(fit)ように構成及び配置されている。リーダライン234をドラム284に巻き戻すために、上記したように、ユーザは単にツール94を挿入し得、当該ツールを時計回り又は反時計回りに回転し得る。一旦リーダライン234がドラム284に巻かれると、まだ取り付けられていない場合、ユーザは釣り竿に接続された釣り用ワイヤ206をアイレット268に取り付け、チャンバ付き釣り用ルア210を水中へ戻す。
図14−図15はチャンバ付き釣り用ルア210の代替的実施例を示している。図14を参照すると、スプールアセンブリ248は、底面220が再巻取り機構を含むように配置されている。この配置において、スピンドル288の上面292は、上記したようにリーダライン234をドラム284に巻き戻すことに使用され得るスロット又は窪んだ空洞部を含む(図12参照)。図14に示された実施例は、第2のチャンバ244又は重量物246を含まない。第2のチャンバ244又は重量物246を排除することで、チャンバ付き釣り用ルア210は、水面に留まって又は水面近くにおいてトップウォータスタイルのルアとして動作することが可能となる。さらに、スプールアセンブリ248の支持アーム254及び支持アーム256は概して平行に配置され、互いに直接接続されない。当該アームの端部の各々は、当該デバイスの本体部に接続されている。図15は、チャンバ付き釣り用ルア210を潜水スタイルのルアとして示している。上記した特徴に加え、チャンバ付き釣り用ルア210は、1つ以上の潜水リップ296を含むように構成及び配置され得る。潜水リップ296は、釣り人の希望に応じて様々な水深に潜水する能力又は遊泳動作を提供する能力を当該ルアにもたらすように構成及び配置され得る。スプールアセンブリ248は、支持アーム254と256とを直接接続する部分及び当該アームが概して互いに平行に維持される部分を含む上記したものと同様の態様で構成され得る。
図16はチャンバ付き釣り用ルア210の代替的実施例をトローリングルアの形状で示している。チャンバ付き釣り用ルア210は、上述した実施例の全ての特徴又は当該特徴の組み合わせを含む。主本体212は丸みを帯びた部分212a及び概して長方形の部分212bを含む。長方形の部分212bにはシリコン製スカート298が取り付けられている(図17参照)。この実施例において、当該主本体部は高い密度を有する金属から形成され得る。当該金属は、通常の使用において当該金属が腐食及び劣化しないように1つ以上の公知の材料で被覆されていても良い。
図18−図22Bはチャンバ付き釣り用ルア310のスプールアセンブリを有しない代替的実施例を示している。図18を参照すると、チャンバ付き釣り用ルア310は、前部314、後部316、上部318及び底部320を有する本体312を含む。チャンバ付き釣り用ルア310には、フック322が取り付けられている。フック322の釣り針用アイレット324及びシャンク326は、本体312の後部316に設けられるか又は面している空洞部328に収容されている。湾曲部330及びかえし334付き尖端332は、空洞部328の開口部336を介して外部環境に露出している。本体312の内部は1つ以上のチャンバ340及び342を含む。チャンバ340の一端にはリーダライン346を取り付けるためのリーダルアアイレット344が設けられている。チャンバ340の他端には開口部347が設けられている。開口部347は内部チャンバ340を経てリーダライン346を通過させ、当該リーダラインの一部を外部環境に露出させる。リーダラインの反対側の端部はフック322のフックアイレット324に接続されており、当該フックアイレット324は本体312の後部316に設けられるか又は面している空洞部328に収容されている。図19は、展開位置におけるチャンバ付き釣り用ルア310を示しており、当該展開位置においてフック322は空洞部328からリリースされ、本体312から所定の距離だけ離れて位置している。本体312の外部表面にはメインライン350を取り付けるための外部アイレット348が設けられている。メインライン350は釣り用リール(図示せず)に接続している。チャンバ342には任意に重量物352が収容されていても良い。
チャンバ付き釣り用ルア310は、水中の環境、魚の種類又は他の釣りの要件に応じて様々な形状及び大きさで構成され得る。例えば図20A(非展開状態)及び図20B(展開状態)はジグの形態をとるチャンバ付き釣り用ルア310を示している。本体312は概して丸みを帯びたジグヘッド部分312a及び1つ以上のとげ(突起)354の備えた概して矩形の襟(以下カラーと称する)部分312bを含む。さらに、リーダライン346の一部がジグヘッド部分312a内に成型されている。図21A−Cはチャンバ付き釣り用ルア310の代替的実施例を示しており、当該実施例はソフトプラスチック製のシュリンプテイルのアタッチメント356を有している。図22A(非展開状態)及び図22B(展開状態)は、チャンバ付き釣り用ルア310を示しており、当該ルアのジグヘッドはカラーに結び付けられた又は取り付けられたヘア358を含む。
図23−29を参照すると、本発明による釣り用ルア310の再巻取り可能なリーダアセンブリ400の代替的実施例が示されている。上記した実施例48と同様に、当該再巻取り可能なリーダアセンブリ400は、釣り用ルアの本体内に配置可能であり、当該釣り用ルアにリリース自在なフックを提供する。再巻取り可能なリーダアセンブリ400は、第1の端部402及び第2の端部404を有し、支持アーム406及び408を含む。支持アーム406及び408は概して平行に設けられている。支持アーム406及び408には、側壁部材410及び412が結合若しくは接続されるか又は一体的に成型されている。側壁部材410及び412は概して平行に設けられかつ支持アームに垂直に接続されて、囲まれたエリア414を形成している(図27参照)。囲まれたエリア414は回転部材416を収容するような大きさ及び形状である。図28Aを参照すると、回転部材416は、本明細書においてはスプール状のアセンブリとして示され、第1の円形部材418及び第2の円形部材420を含む。第1の円形部材418と第2の円形部材420とは、円筒形のドラム本体422によって隔てられている。円筒形のドラム本体422はオープンルーメン(open lumen)424(図28B参照)を含み、オープンルーメン424は当該ドラム本体を貫通しており、ピボット(pivoting member)426(図28C参照)を収容するように構成及び配置されている。ピボット426は円筒形の本体428を含み、当該円筒形の本体428は、円筒形のドラム本体422のオープンルーメン424に合うような大きさ又は形状で形成されている。上部及び又は底部は、当該円筒形の本体428に取り付けられ得るキャップ部材430を含んでいても良い。あるいは、当該キャップ部材430は円筒形の本体428に一体的に形成されていても良い。いずれの場合においても、当該キャップ部材は回転ツールの収容エリア432を含む。回転ツールの収容エリア432はツール94のようなツールを収容するように構成又は配置され、円筒形のドラム本体422の回転をもたらす。回転ツールの収容エリア432は、例えば、ツール94の形状と共役の形状又はツール94の形状の補完的かつ幾何学的形状すなわちフィリップススクリューヘッドによる十字形状又は六角若しくは四角のスクリューヘッド形状であっても良く、ツール94の形状を伴って、当該ツールの挿入部がしっかり固定され得る。円筒形のドラム本体422回転は、上記した態様と同様の態様で回転される。スピンドル軸(spindle axle)426はユーザにドラムを時計回り/反時計回りに回転する能力をもたらし、これによって取り付けられたリーダライン(図示せず)を巻き出し又は巻き戻しする。回転部材418及び420はいずれも開口部434を含み、当該開口部は、ピボット426を収容して保持するような大きさ及び形状で設けられている。さらに、円形部材418及び420の各々は、1つ以上の窪んだ又はへこんだ(以下、ディンプル(dimpled)と称する)領域436を含んでいても良い。当該ディンプル領域は、スプール部材を格納及び/又は搬送のための所望の固定された位置にロックすることに使用され得る。あるいは、当該ディンプルはばね荷重がかけられたピン又はボールと協働し得、スプールからリーダを引き出す制御された抵抗力をもたらし得る。
再巻取り可能なリーダアセンブリ400を組み立てるため、回転部材416は囲まれたエリア414内に設けられ、第1の円形部材418は支持アーム406にアライメントされて接触し、第2の円形部材420は支持アーム408にアライメントされて接触する。第1及び第2の円形部材の開口部434は、支持アーム406及び支持アーム408の開口部440及び442の各々にアライメントされている。一旦適切にアライメントされると、ピボット426は当該開口部に挿入される)得、円筒形の本体422のオープンルーメン424内に配置され得る。図28Aに示されるように、キャップ部材430は第1の円筒形部分418の上部に置かれている。円筒形のドラム422はリーダラインを取り付ける(図示せず)ための開口部444を含み得る(図24参照)。リーダラインはドラムに巻き付けられ得、側壁部材412に設けられたスロット446を通って抜け出得る。側壁部材410にはアイレットフック448が取り付けられている。当該再巻取り可能なリーダアセンブリ400は、本明細書において示されるか又は検討されて記載されたチャンバ付き釣り用ルアのいずれの実施例にも挿入され得る。例えば、図29は、チャンバ付き釣り用ルア10の再巻取り可能なリーダルアアセンブリ用チャンバ36内に配されて図1に示されたリリース自在なフック22を有する再巻取り可能なリーダアセンブリ400を示している。
図30A及び図31を参照すると、チャンバ付き釣り用ルア500の代替的実施例が示されている。図30Aにおいて、リリース自在なフック22を有する本発明のチャンバ付き釣り用ルア500の1つの実施例の側面図が示されている。図31はドラグ又はクラッチアセンブリ532を追加した同様の実施例を示しており、リーダをルアからリリースする際に追加的な制御ができるように構成及び配置されている。チャンバ付き釣り用ルア500は前部504、後部506、上部508及び底部510を有する本体502を含む。本体502は釣り用ルアの製造に一般に使用される材料から作られ得るが、プラスチックなどのポリマー材から作られることが好ましい。本体502は、模様又は色彩を含んでいても良く、小魚、ネズミ、ザリガニ、昆虫、蛙、若しくは魚が捕食する別の動物及び/又は物体に似た形状を有していても良い。チャンバ付き釣り用ルア500にはリリース自在なフック22が取り付けられている。図示されているように、当該フックは、リーダライン34がほとんど露出していないか又は全く露出していない「非展開位置」に配置されている。これは釣り人が前記ルアを着水させる際の典型的な開始位置である。
展開位置において、リーダ34は伸長され、フック22は本体502から所定の距離だけ離れて位置する。当該展開位置は、魚が実際にルアに食い付いてルアに接触するフィッシュストライクによって生じる。この状況において、魚は食べたくないものに食い付いたことに気付き得、当該ルアを口から放すがフックは当該魚の口に留まる。当該フックは、アイレット24、シャンク26、湾曲部分28及びかえし32付き又はかえし32無しの尖端30を有する標準的な釣り針であることが好ましい。フック22は、錆び、腐食又は他の風化作用等の悪影響を及ぼす環境からの保護をもたらすことによって当該フックの耐久年数を延長する保護皮膜で被覆されていてもよい。リーダライン34は、フック22をチャンバ付き釣り用ルア500の本体502に結合させる。当該リーダラインは、フロロカーボン製リーダラインやモノフィラメント製リーダラインに限定されず、編み組まれた金属若しくはポリマー材又はこれらの適切な組合せによるリーダラインであっても良い。
本体502の内部には、再巻取り可能なリーダアセンブリ用チャンバ36が設けられている。再巻取り可能なリーダアセンブリ用チャンバ36は、中間部42によって接続された第1の端部38及び第2の端部40を含み得る。第2のチャンバ44は、潜水ブレード又はスプーン(図示せず)などの重量物46を保持するように構成及び配置されている。あるいは、重量物46は、水中で動く際に当該ルアに異なる動きを生じさせるために本体内の任意の適切な位置に形成されても良い。再巻取り可能なリーダルアアセンブリ用チャンバ36内には、本明細書においてはスプールアセンブリ48として示されている再巻取り可能なリーダアセンブリが設けられている。通常、当該スプールアセンブリは所定の長さのリーダライン34をコイル状又は制御可能でリリース自在な構造で収容するように構成及び配置される。当該スプールアセンブリは、リーダラインが当該ルアの空洞部内のスプールアセンブリに再巻取り又は再配置され、繰り返し展開されることを可能にする。
この実施例において、スプール81は第1の円形フランジ部材80、第2の円形フランジ部材82及びドラム84を含む。特定の好適な実施形態において、円形部材80及び82のうちの1つは十分に大きい直径を有するように形成され、本体の外側に形成された表面を介して少なくとも部分的に拡張し、これによって手で当該円形部材を回転させることができ、ツール、キー又は同様のものを要しない。第1の円形フランジ部材80及び第2の円形フランジ部材82にはピボットアセンブリが取り付けられており、本明細書にはそれぞれスピンドル86及び88として示されている。スピンドル86及び88は、ドラム84にその長手軸89を中心とした回転動作をもたらす態様で、スプールアセンブリの部分として結合されるか又は一体的に形成されている。開口部又はくぼみ部は、当該スピンドルと協働するようにチャンバ内部に設けられている。アクセスドア530は、必要に応じて又は組み立てのために、スプールアセンブリへのアクセスを可能とするように設けられている。当該アクセスドアは、ファスナ、接着剤、リビングヒンジ等の収納時及び使用時においてアクセスドアを適切な位置に保持する手段によって適切な位置に保持され得る。ピボットアセンブリは付属品として示されており、当該ピボットアセンブリは、軸を中心に回転スピンを可能にする他の要素を含み得る。例えば、ピボットアセンブリは心棒のような縦材であっても良く、第1及び第2の円形部材の開口部内にベアリング又はブッシングを伴って適切な位置に固定されていても良い。あるいは、当該第1及び第2の円形部材は、当該心棒が支持される接続箇所に備えられたベアリング、ブッシング、又はマグネット等を伴って、当該心棒に固定されていても良い。ピボットアセンブリは、回転を生じさせる追加の機械的手段、例えばギア、ラチェット及びパウルシステム等の使用を含んでいても良い。当該スピンドルはドラム部材の遠位端部から外向きに伸びているように示されているが、開口部又はインナーボア(inner bore)がドラム内に設けられても良く、当該スピンドルは、本発明の範囲から逸脱すること無くルアの本体に取り付けられても良い。本体502の後部506には開口部72が設けられている。開口部72はフックが本体502の中空の内部に挿入された際に当該内部に緩く嵌まるような大きさ及び形状であり、これにより、当該フックの回転運動を防ぎつつ当該フックの容易な又は制御されたリリースを可能にしている。
図30Bを参照すると、代替的実施例が示されている。この実施例において、アクセスドア530は回転可能又は開閉可能であり、チャンバ付き釣り用ルア500に再挿入する前にリーダライン34をスプールアセンブリに手で巻き付ける目的で、スプールが取り外されることを可能にする。ヒンジ509は回転され得、アクセスドア530が開位置と閉位置との間で回転されることを可能にする。スナップロック511は、アクセスドアを閉位置に保持するために含まれ得、一方でユーザがスプールの手入れをするためにアクセスドアを回転して開けることを可能にする。この態様において、ユーザはルアを開けてリーダラインを再巻取りすることができ、加えて、必要な場合にルアの中のスプール及び巻かれたリーダを交換することができる。図30Bにおいて、リリース自在なフック22を有する本発明のチャンバ付き釣り用ルア500の1つの実施例の側面図が示されている。チャンバ付き釣り用ルア500は前部504、後部506、上部508及び底部510を有する本体502を含む。本体502は釣り用ルアの製造に一般に使用される材料から作られ得るが、プラスチックなどのポリマー材から作られることが好ましい。本体502は、模様又は色彩を含んでいても良く、小魚、ネズミ、ザリガニ、昆虫、蛙、若しくは魚が捕食する別の動物及び/又は物体に似た形状を有していても良い。チャンバ付き釣り用ルア500にはリリース自在なフック22が取り付けられている。図示されているように、当該フックは、リーダライン34がほとんど露出していないか又は全く露出していない「非展開位置」に配置されている。これは釣り人が前記ルアを着水させる際の典型的な開始位置である。
展開位置において、リーダ34は伸長され、フック22は本体502から所定の距離だけ離れて位置する。当該展開位置は、魚が実際にルアに食い付いてルアに接触するフィッシュストライクによって生じる。当該フックは、アイレット24、シャンク26、湾曲部分28及びかえし32付き又はかえし32無しの尖端30を有する標準的な釣り針であることが好ましい。フック22は、錆び、腐食又は他の風化作用等の悪影響を及ぼす環境からの保護をもたらすことによって当該フックの耐久年数を延長する保護皮膜で被覆されていてもよい。リーダライン34は、フック22をチャンバ付き釣り用ルア500の本体502に結合させる。当該リーダラインは、フロロカーボン製リーダライン又はモノフィラメント製リーダラインに限定されず、編み組まれた金属若しくはポリマー材又はこれらの適切な組合せによるリーダラインであっても良い。
本体502の内部には、再巻取り可能なリーダアセンブリ用チャンバ36が設けられている。再巻取り可能なリーダアセンブリ用チャンバ36は、中間部42によって接続された第1の端部38及び第2の端部40を含み得る。第2のチャンバ44は、潜水ブレード又はスプーン(図示せず)などの重量物46を保持するように構成及び配置されている。あるいは、重量物46は、水中で動く際に当該ルアに異なる動きを生じさせるために本体内の任意の適切な位置に成形されても良い。再巻取り可能なリーダルアアセンブリ用チャンバ36内には、本明細書においてはスプールアセンブリ48として示されている再巻取り可能なリーダアセンブリが設けられている。通常、当該スプールアセンブリは所定の長さのリーダライン34をコイル状又は制御可能でリリース自在な構造で収容するように構成及び配置される。当該スプールアセンブリは、リーダラインが当該ルアの空洞部の外部のスプールアセンブリに再巻取り又は再配置され、繰り返し展開されることを可能にする。
この実施例において、スプール81は第1の円形フランジ部材80、第2の円形フランジ部材82及びドラム84を含む。第1の円形フランジ部材80及び第2の円形フランジ部材82にはピボットアセンブリが取り付けられており、本明細書にはそれぞれスピンドル86及び88として示されている。スピンドル86及び88は、ドラム84にその長手軸89を中心とした回転動作をもたらす態様で、スプールアセンブリの部分として結合されるか又は一体的に形成されている。開口部又はくぼみ部は、当該スピンドルと協働するようにチャンバ内部に設けられている。アクセスドア530は、必要に応じて又は組み立てのために、スプールアセンブリへのアクセスを可能とするように設けられている。当該アクセスドアは、ファスナ、接着剤、リビングヒンジ等の収納時及び使用時においてアクセスドアを適切な位置に保持する手段によって適切な位置に保持され得る。ピボットアセンブリは付属品として示されており、当該ピボットアセンブリは、軸を中心に回転スピンを可能にする他の要素を含み得る。例えば、ピボットアセンブリは心棒のような縦材であっても良く、第1及び第2の円形部材の開口部内にベアリング又はブッシングを伴って適切な位置に固定されていても良い。あるいは、当該第1及び第2の円形部材は、当該心棒が支持される接続箇所に備えられたベアリング、ブッシング、又はマグネット等を伴って、当該心棒に固定されていても良い。ピボットアセンブリは、回転を生じさせる追加の機械的手段、例えばギア、ラチェット、パウルシステム、伸縮ばね等の使用を含んでいても良い。当該スピンドルはドラム部材の遠位端部から外向きに伸びているように示されているが、開口部又はインナーボアがドラム内に設けられても良く、当該スピンドルは、本発明の範囲から逸脱すること無くルアの本体に取り付けられても良い。本体502の後部506には開口部72が設けられている。開口部72はフックが本体502の中空の内部に挿入された際に当該内部に緩く嵌まるような大きさ及び形状であり、これにより、当該フックの回転運動を防ぎつつ当該フックの容易な又は制御されたリリースを可能にしている。
図31を参照すると、ドラグ又はクラッチアセンブリ532を含む本発明の実施例が示されている。ドラグ又はクラッチアセンブリ532は通常、オペレータが、ルアからのフック及びリーダの張力及び/又はルアからのフック及びリーダのリリーススピードを制御できるように構成及び配置されている。好適な実施形態において、ドラグアセンブリ532は少なくとも1つのクラッチディスク534と共に設けられ、当該クラッチディスク534はスプールアセンブリとプレッシャプレート536との間に配置される。蝶ねじ538及び任意のばね部材540は、スプールアセンブリに圧力及び摩擦力を及ぼして、リーダ及びフックがルアから伸長することを可能とする所要の圧力及び/又はスピードを制御するために使用されても良い。クラッチ及びプレッシャプレートは平らなディスク状の部材として示されているが、本発明の範囲から逸脱することなく他の形状が使用されても良い。また、コイルばねが示されているが、本発明の範囲から逸脱することなく例えばベルビルワッシャ、ポリマーバネ等の他のタイプのばね部材が使用されても良い。
図32を参照すると、抵抗アセンブリ600を含む本発明の代替的実施例が示されている。抵抗アセンブリ600は通常、オペレータが、フック22及びリーダライン34がルア10からリリースに必要な張力及び/又はスピードを制御することができるように構成されて配置されている。好適な実施形態において、抵抗アセンブリ600は、リング部材640と組み合わせて使用され得る片持ち板バネ(cantilevered leaf spring)610を含み、それによって所定の抵抗が、リング部材640が片持ち板バネ610から解放されることを可能とし、リーダライン34がスプール48から解放されることを可能とする。当該抵抗アセンブリ600は、スプール48とフック22との間に配置されている。片持ち板バネ610は、水平方向に配置されて第1の端部612及び第2の端部614を含むことが好ましい;第1の端部612はスプール48の近傍でありかつ固定された位置に配置されている。片持ち板バネ610の第2の端部614は、チャンバ付き釣り用ルア10の後部16に配置されている。片持ち板バネ610の第2の端部614には、隆起616が含まれる。片持ち板バネは、本発明の範囲から逸脱することなく、フック、リング又はリーダの任意の部分を囲むように又はフック、リング又はリーダの任意の部分に係合するように構成され得る。1つの実施例において、隆起616はリング部材640を受け止めるように構成されて配置される。隆起616は頂部619において終端する傾斜面618及び水平チャネル620を含む。リング部材640はリーダ34に取り付けられ、それによって、所定の大きさの抵抗がかけられている際に、リング部材640は板バネ610からリリースし得り、特に、隆起616上の傾斜面618からリリースされる。
当該リング部材は、抵抗がかけられるまで、隆起616の傾斜面618を抑えつける。抵抗がかけられると、リング部材640は、隆起616の頂部619に到達してリリースするまで、傾斜面618を垂直に滑り上がる。さらに、傾斜面618におけるリング部材640からの抵抗は、片持ち板バネ610の第2の端部614を垂直に下方に動かし、これによってリング部材640は隆起616の頂部619に向かって動く。例えば、フック22に抵抗がある場合に、リング部材640は、板バネ610上の隆起616を押し、特に、傾斜面618を押す;これは、リング部材640に、隆起616上の摩擦力を生じさせ、加えて、片持ち板バネ610の第2の端部614を垂直に下方に動かし、これによって、リング部材640は隆起616からリリースする。
隆起616上のチャネル620は、リーダ34が支障なく又は方向を変えることなく隆起616を通り抜けることを可能にする。当該チャネル620は、隆起616の側壁の間の水平な開口部である。チャネル620は、リーダ34が当該チャネル620を乱れずに通り抜けることができる大きさに形成されている。上述したように、リング部材640は隆起616の傾斜面618を抵抗がかけられるまで抑えつける。リング部材640の板バネ610からの不当な又は予期しないリリース又は滑りを防ぐために、隆起616の頂部619の直上にアーム622が配置されて一定の大きさの所定の抵抗がかけられないかぎりリング部材640を板バネ610から解放させないピンチポイント(pinch point)624をもたらす。アーム622は、隆起616の頂部619と接触するように設けられている。アーム622は、リング部材640が予期せず傾斜面618を上がって板バネ610からリリースされないように、当該アーム622と隆起616との間にピンチポイント624をもたらす。
ユーザが様々な抵抗レベルをつくることが可能となるように、片持ち板バネ610は取り外し可能かつ交換可能であることが考慮される。より大きい隆起を有するか又はより頑丈な構造を有する片持ち板バネ610の使用は、リング部材640に対するより大きい抵抗を生じ、ユーザがリーダ34をスプール48からリリースさせるために意図する抵抗の大きさを制御することを可能にする。好適な実施例におけるリング部材640は、例えばゴム製O−リングのようにポリマー材料から構成されている;しかしながら、本発明の範囲から逸脱すること無く、当該リング部材が当該板バネを、リング部材のリリースを許容するために十分な量だけ変形させることが可能である限り、他の形、材質及び構造が使用され得る。好適な実施形態において、当該リングは、フィッシングラインの遠位端部とフック22との間に配置される。代替的実施形態(図示せず)において、リング部材640はリーダ34及びフック22から完全に取り外され得る。この実施形態において、当該フィッシングラインはフックに直接接続され、リング部材はフック及びフィッシングライン/リーダの両方に固着され得る。リング部材640はリリース自在な囲い642を含み得、抵抗がかけられた際に、リーダ34がリング部材640から分離されることを可能にする。リング部材640は、当該リング部材640が板バネ610上の隆起616からリリースされ、チャンバ付きルア10の後部16に押し付けられた際に、リーダ34から分離し得る。リング部材640がルア10の後部16に押し付けられた際に、リーダ34はリリース自在な囲い642を圧迫して、これによってリーダ34はリング部材640からリリースされる。リング部材640の囲い642が壊れた場合には、ユーザは、リング部材640を新しいものに交換しなければならない。他の代替において、リング部材640は壊れやすい材料で構成され、隆起616において板バネ610に取り付けられて抵抗をかけられた場合に、所定の大きさの抵抗下で壊れる。或いは、リング部材640は、板バネ610上の隆起616からリリースされてルア10の後部16に押し付けられた場合に、裂けるか又は割れても良い。
図33を参照すると、ピンチアーム700を含む本発明の代替的実施例が示されている。ピンチアーム700は通常、ルア10からのフック22及びリーダ34の張力及び/又はリリーススピードをもたらすように構成されて配置されている。好適な実施形態において、ピンチアーム700は、スプール48とルア10の後部16との間のリーダアセンブリ用チャンバ36の第2の端部40の中に配置されている。好適な実施形態において、リーダ34は、ピンチアーム700と、リーダアセンブリ用チャンバ36の第2の端部40をライニングする壁702との間のチャンバ36の内部を通る。ピンチアーム700は、チャンバ36の壁702と摩擦接触して接触点704をもたらす。リーダ34の一部分は、接触点704の中に残る。ピンチアーム700は、リーダ34への抵抗の存在下で、リーダ34が通り抜けることが可能となるように屈折するように構成されて配置されている。壁702とピンチアーム700との間の摩擦の関係は、それらの間にリーダ34が残っている場合に、リーダ34に抵抗をもたらし、当該抵抗は、ピンチアーム700を屈折させてリーダ34が通り抜けることを可能とする。当該リーダは、ライン上にクリンプ(crimp)を有して、接触においてより大きい表面積をもたらすように示されているが、接触点との摩擦接触をもたらすために必ずしもリーダ上にクリンプを有していなくても良い。好適な実施形態として板バネが示されているが、本発明の範囲から逸脱すること無く、所定の大きさの牽引力に達した際にリリースするための他のタイプの構造が使用され得る。そのような構造は、ばねピン(spring pin)、コイルばね、ベルビルワッシャ、ポリマーばね、又はこれらの適切な組合せ等を含み得る。
図33を参照すると、スプールアセンブリ48は単一ワイヤアセンブリ650を含み得る。従って、ワイヤアセンブリ650はスプールアセンブリ48に接続されてチャンバ付きルア10の組み立てをユーザにとって容易にする。この実施例には示されていないが、チャンバ付きルア10は右半分及び左半分からなり、当該右半分及び左半分の各々は、他方の鏡像であっても良い。当該右半分及び左半分は、チャンバ付きルアを垂直な面に沿って切断することによって構成される。当該二つの半分は、一体となってチャンバ付きルア10を形成する。ワイヤアセンブリ650は、フロントリーダ660及びバックリーダ670からなる。フロントリーダ660は、終端ライン664を伴って、チャンバ付きルア10の本体12の外側に露出しているアイレット662を含む。バックリーダ670は、スプールアセンブリ48のスプール内部に位置する垂直ロッド672と、一対のライン674と、を含む。当該一対のライン674の一方の端部はフロントリーダ660の終端ライン664に接続され、ライン674の各々の他方の端部は、垂直ロッド672の向かい側の端部に接続されている。ワイヤアセンブリ650は、スプールアセンブリ48と組み合わさって、ユーザが容易に、各々のアセンブリをチャンバ付きルア10の半分の本体12の内部に配置し、その後チャンバ付きルア10の他方の半分を上から配置することを可能にする。少なくとも1つの代替的実施例において、ルア本体は、単一のワイヤアセンブリ650の周囲の射出成型のプロセスによって形成される。
本明細書に記載されている全ての特許及び刊行物は、本発明の属する技術分野における当業者の水準(level)を示している。全ての特許及び刊行物は参照されることで、
各々の個別の刊行物が具体的かつ個別的に示されていることと同様に本明細書に包含されている。
各々の個別の刊行物が具体的かつ個別的に示されていることと同様に本明細書に包含されている。
本発明の一定の形態が示されているが、本発明は、本明細書に記載及び図示されている特定の形態又は構成に限定されるべきではない。本発明の範囲から逸脱すること無く様々な変更がなされ得ることは、当業者にとって明白であろう。本発明は、本明細書及び本明細書に含まれる図面に図示及び記載されているものに限定されると考えられるべきではない。
当業者は、本発明が目的を達成し、上記したような結果及び効果並びに内在する結果及び効果を得ることができることを容易に理解するであろう。本明細書に記載された実施例、方法、手順及び技術は、出願時点での好適な実施形態であり、例示的なものであり、本発明の範囲を限定するものではない。当業者が想到し得るであろう変形及び他の用途は、本発明の精神に包含され、特許請求の範囲によって画定される。本発明は、特定の好適な実施形態に関連して記載されているが、特許請求の範囲に記載されている本発明はこのような特定の実施例に不当に限定されるべきではない。本発明を実施するための開示された態様の様々な変形であって、当業者にとって明白なものは、特許請求の範囲内のものである。
Claims (14)
- 釣り用ルアアセンブリであって、
本体部を含み、前記本体部は、魚にとって餌として現れるように構成されて配置された外部形状を有し、前記本体部は、コイル状に構成された所定の長さのリーダラインを有する内部チャンバを含み、前記リーダラインは、前記本体部に取り付けられた第1の端部及びフック部材のアイレット部分に取り付けられた第2の端部を含み、前記本体部は、前記内部チャンバから前記外部形状を経て広がる開口部を有し、前記開口部は、前記リーダラインが当該開口部を通って自在に伸長するような大きさ及び形状に形成され、前記フックの前記アイレット部分は、抵抗アセンブリを伴って前記本体部に取り付けられ、それによって、前記フック部材が所定の力にさらされると、前記フック部材は前記抵抗アセンブリからリリースされて前記本体部から引き離されることを特徴とする釣り用ルアアセンブリ。 - 前記抵抗アセンブリは、ばね部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の釣り用ルアアセンブリ。
- 前記抵抗アセンブリは板バネであることを特徴とする請求項1に記載の釣り用ルアアセンブリ。
- 請求項3に記載の釣り用ルアアセンブリであって、前記板バネの一部分は前記フック部材の一部分を囲み、それによって所定の力は、前記フックの前記囲まれた部分が前記板バネの前記部分を十分に移動させ、前記フックの前記囲まれた部分が前記板バネの前記部分を越えて脱出することを可能とし、それによって、前記フックは前記釣り用ルアから離れて自由に伸長できることを特徴とする釣り用ルアアセンブリ。
- 請求項3に記載の釣り用ルアアセンブリであって、前記板バネの一部分は前記フック部材の一部分を圧迫し、それによって所定の力は、前記フックの前記部分が前記板バネの前記部分を十分に移動させ、前記フック部材の前記部分が前記板バネの前記部分を越えて脱出することを可能とし、それによって、前記フックは前記釣り用ルアから離れて自由に伸長できることを特徴とする釣り用ルアアセンブリ。
- 請求項3に記載の釣り用ルアアセンブリであって、前記板バネの一部分は前記リーダラインの一部分を圧迫し、それによって所定の力は、前記リーダラインが前記板バネの前記部分を十分に移動させ、前記リーダラインが前記板バネの前記部分を越えて脱出することを可能とし、それによって、前記フックは前記釣り用ルアから離れて自由に伸長できることを特徴とする釣り用ルアアセンブリ。
- 前記板バネは、前記板バネの遠位端部における隆起を含むことを特徴とする請求項3に記載の釣り用ルアアセンブリ。
- 前記板バネの隆起は傾斜面を含み、前記傾斜面は、前記リーダラインの一部分と協働するように方向づけられ、前記所定の力にさらされた場合に、前記板バネの移動をもたらすことを特徴とする請求項6に記載の釣り用ルアアセンブリ。
- 前記リーダラインは、前記リーダラインに取り付けられたリング部材を含み、前記リング部材は、前記ばね部材と協働して、前記ばね部材が前記リング部材をリリースすることを可能とするための所定の力を要求し、前記フック及び前記リーダラインの一部分が前記ルアから離れて伸長することを可能とすることを特徴とする請求項2に記載の釣り用ルアアセンブリ。
- 前記リング部材はポリマー材料から構成されていることを特徴とする請求項8に記載の釣り用ルアアセンブリ。
- 前記リング部材はゴムから構成され、前記ゴムは、前記リーダラインに所定の力がかけられた際に、前記ばね部材の一部分を移動させるために十分なデュロメータ硬度を有することを特徴とする請求項9に記載の釣り用ルアアセンブリ。
- 前記リング部材はプラスチック製であることを特徴とする請求項9に記載の釣り用ルアアセンブリ。
- 前記リング部材は壊れやすい材料から構成され、前記壊れやすい材料は、所定の荷重がかけられた際に壊れるように構成されて配置されていることを特徴とする請求項9に記載の釣り用ルアアセンブリ。
- 前記リーダラインはスプールに巻き付けられ、前記スプールは前記釣り用ルアの内部に取り付けられて軸を中心に回転することを特徴とする請求項1に記載の釣り用ルアアセンブリ。
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