JP2022113618A - 自動車の緊急脱出方法およびその脱出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
そのような場合、乗員はシートベルトを速やかに切断して身体の拘束を解放し、ドアガラスを破砕して車外へ脱出する必要がある。
このような目的に適う緊急脱出装置として、出願人は種々の装置を開発し、既に提案している。
このような合わせガラスを使用した自動車の緊急時に、前述の脱出装置を使用すると、合わせガラスを破砕することができず、乗員が車内から脱出できなくなるという問題の発生が懸念されていた。
前記ハンマー等による打撃力は、被打撃領域に伝達されて中間膜が厚さ方向に圧縮され、被打撃部材の鋭利部が中間膜から突出して、他方の強化ガラスの表面に衝突し、該強化ガラスの表面にクラックが発生してガラス内部に到達させ、ガラス内部にクラックを自走させて内側の強化ガラスを破壊し、一対の強化ガラスを同時に破壊するようにしたものがある(特許文献3参照)。
請求項3の発明は、切断は、合わせガラスの複数個所に刃物を食い込ませて人力若しくは動力によって移動し、またはソーチェン(saw chain)を動力により回転させて移動させて実行し、人力若しくは動力によって合わせガラスを切断して、脱出スペースを速やかに形成し、乗員の脱出を容易に実現するようにしている。
請求項4の発明は、破砕は、合わせガラスの複数個所に鈍器を反覆して殴打し、簡便な道具や器物を利用して合わせガラスを破砕し、脱出スペースを簡便に形成して、乗員の脱出を容易に実現するようにしている。
請求項6の発明は、加振は、合わせガラスの所定域に加圧流体若しくは弾性振動を反覆して作用させ、または超音波を照射して合わせガラスを反覆振動させ、合わせガラスを静的に脱落かつ取り外して脱出スペースを形成し、乗員の脱出を円滑に実現するようにしている。
請求項8の発明は、合わせガラスの緊急作業位置を可及的に密に配置し、かつ作業間隔を工具または刃物によって除去し、緊急作業部の強度低下を促し、脱出スペースの速やかな形成を図るようにしている。
請求項10の発明は、合わせガラスは、周囲の一部の拘束を解除可能な前席ドア側に配置したものであり、緊急作業後の合わせガラスの押し出しと脱出スペースの形成を合理的かつ容易に行なうようにしている
請求項13の発明は、合わせガラスの複数個所に刃物を食い込ませて人力若しくは動力によって移動可能にし、またはソーチェン(saw chain)を動力により回転させ移動可能に設けて、合わせガラスを切断可能に設け、人力若しくは動力によって合わせガラスを切断し、脱出スペースを速やかに形成可能にし、乗員の脱出を容易に実現するようにしている。
請求項15の発明は、合わせガラスの複数個所にレーザー若しくはメーザー光線、電磁波を照射して溶断可能に設け、合わせガラスを速やかに裁断して、脱出スペースを速やかに形成して乗員の脱出を速やかに実現するようにしている。
請求項16の発明は、合わせガラスの所定域に加圧流体若しくは弾性振動を反覆して作用可能に設け、または超音波を作用させ合わせガラスを反覆振動させて加振可能に設け、合わせガラスを静的に脱落かつ取り外し可能に設けて、容易に外側へ押し出し可能に設け、脱出スペースを形成して乗員の脱出を実現するようにしている。
請求項18の発明は、緊急脱出装置の内部に、第1スプリングとインパクトチップを設けたチップホルダーを収容した角軸部と、第2スプリングを収容したスプリングボックスを摺動可能に収容し、第1スプリングと第2スプリングの弾性によってインパクトチップを高速移動させて、合わせガラスの破砕を確実に実現可能にしている。
請求項19の発明は、チップホルダーとスプリングボックスを互いに近接移動可能に設け、それらに収容した第1および第2スプリングの弾性の蓄積を簡単な構成で合理的に解決している。
請求項20の発明は、チップホルダーとスプリングボックスの近接移動時に、第1スプリングと第2スプリングの弾性を蓄積可能に設け、その合理的な構成を実現してインパクトチップを高速移動させている。
請求項22の発明は、角軸部とスプリングボックスの近接移動時に、前記ガイドピンを同動可能に設け、角軸部とスプリングボックスの一定の移動時にガイドピンをピン切換溝の切換辺に移動可能に設け、ガイドピンをピン係合溝の屈曲部から移動可能に設け、チップホルダーを第1および第2スプリングの蓄積弾性によって高速移動可能にしている。
請求項23の発明は、ガイドピンをピン係合溝の屈曲部から移動した際、前記チップホルダーを第1および第2スプリングの蓄積した弾性によって角軸部の先端側へ移動可能に設け、角軸部の先端からチップホルダーの先端部を突出可能に設け、合わせガラスを確実に破砕可能にしている。
請求項25の発明は、角軸部の後端部の対向位置に係合突起を設け、該係合突起にレバーを係合かつ回動可能に配置し、該レバーの回動操作を介して前記角軸部とスプリングボックスを近接移動可能にし、レバー操作によって角軸部とスプリングボックスの移動を容易に実現し、その操作の労力の負担を軽減し得るようにしている。
請求項26の発明は、レバーの一端に一組の枢支孔を離間して形成し、該枢支孔を脱出装置本体の中間部に設けた二つの枢支ピンに順次係合可能に設け、これらの枢支ピンと係合突起との距離を相違させて形成し、レバーの回動半径を漸増可能にして、レバーによる破砕操作を確実に行なうとともに、ピン切換溝におけるガイドピンの上動を促すようにしている
請求項28の発明は、ガラス押し当て板の周囲に照明筒を設け、夜間時における合わせガラスの破砕を確実かつ容易に行えるようにしている。
請求項29の発明は、ガラス破砕装置は流体圧または電動力によって回転可能な破砕ビットを備え、該破砕ビットに複数のスパイラル刃を設け、または破砕ビットを角錐状に形成し、合わせガラスを穿孔ないし破砕可能にし、複数のスパイラル刃によって破砕力を強化するとともに、破砕ビットを角錐状に形成して、ガラス粒子・粉末を分散排除し、合わせガラスの破砕を円滑かつ効率良く行うようにしている。
請求項31の発明は、破砕ビットの尖端部を合わせガラスに衝突若しくは殴打可能に構成し、合わせガラスを人力によって穿孔若しくは破砕または破壊可能にし、流体圧または電動力を駆使することなく、人力による合わせガラスの穿孔ないし破砕を実現可能にしている。
請求項32の発明は、破砕ビットを自動車に装備した消火器具の一端に取付け、該消火器具は片手で保持可能で、かつ二酸化炭素ガスボンベを装填し、該ガスボンベの底部に取付けたナットの雌ネジ部に螺軸を緊締し、破砕ビットの取付けを容易に行えるようにしている。
請求項33の発明は、破砕ビットを自動車に装備した緊急脱出装置の一端に取付け、該緊急脱出装置を筒状かつ片手で保持可能に形成し、該緊急脱出装置の一端に設けた雌ネジ部に螺軸を緊締し、破砕ビットの取付けを容易に行なえるようにしている。
請求項3の発明は、切断は、合わせガラスの複数個所に刃物を食い込ませて人力若しくは動力によって移動し、またはソーチェン(saw chain)を動力により回転させて移動させて実行するから、人力若しくは動力によって合わせガラスを切断して、脱出スペースを速やかに形成し、乗員の脱出を容易に実現することができる。
請求項4の発明は、破砕は、合わせガラスの複数個所に鈍器を反覆して殴打して実行するから、簡便な道具や器物を利用して合わせガラスを破砕し、脱出スペースを簡便に形成して、乗員の脱出を容易に実現することができる。
請求項5の発明は、溶断は、合わせガラスの複数個所にレーザー若しくはメーザー光線、電磁波を照射して実行するから、合わせガラスを速やかに裁断して脱出スペースを速やかに形成し、乗員の脱出を速やかに実現することができる。
請求項6の発明は、加振は、合わせガラスの所定域に加圧流体若しくは弾性振動を反覆して作用させ、または超音波を照射して合わせガラスを反覆振動させるから、合わせガラスを静的に脱落かつ取り外して脱出スペースを形成し、乗員の脱出を円滑に実現することができる。
請求項8の発明は、合わせガラスの緊急作業位置を可及的に密に配置し、かつ作業間隔を工具または刃物によって除去するから、緊急作業部の強度低下を促し、脱出スペースの速やかな形成を図ることができる。
請求項9の発明は、破砕具を合わせガラスから離間して設置後、勢い良く移動して衝突させるから、離間分、破砕具を勢い良く合わせガラスに衝突させて、確実な破砕を実現することができる。
請求項10の発明は、合わせガラスは、周囲の一部の拘束を解除可能な前席ドア側に配置したものであるから、緊急作業後の合わせガラスの押し出しと脱出スペースの形成を合理的かつ容易に行なうことができる。
請求項13の発明は、合わせガラスの複数個所に刃物を食い込ませて人力若しくは動力によって移動可能にし、またはソーチェン(saw chain)を動力により回転させ移動可能に設けて、合わせガラスを切断可能に設けたから、人力若しくは動力によって合わせガラスを切断し、脱出スペースを速やかに形成して、乗員の脱出を容易かつ速やかに実現することができる。
請求項15の発明は、合わせガラスの複数個所にレーザー若しくはメーザー光線、電磁波を照射して溶断可能に設けたから、合わせガラスを速やかに裁断して、脱出スペースを速やかに形成し乗員の脱出を速やかに実現することができる。
請求項16の発明は、合わせガラスの所定域に加圧流体若しくは弾性振動を反覆して作用可能に設け、または超音波を作用させて合わせガラスを反覆振動させ加振可能に設けたから、合わせガラスを静的に脱落かつ取り外し可能に設けて、容易に外側へ押し出し可能に設け、脱出スペースを形成して乗員の脱出を円滑に実現することができる。
請求項18の発明は、緊急脱出装置の内部に、第1スプリングとインパクトチップを設けたチップホルダーを収容した角軸部と、第2スプリングを収容したスプリングボックスを摺動可能に収容したから、第1スプリングと第2スプリングの弾性によってインパクトチップを高速移動させ、合わせガラスの破砕を確実に実現させることができる。
請求項19の発明は、チップホルダーとスプリングボックスを互いに近接移動可能に設けたから、それらに収容した第1および第2スプリングの弾性の蓄積を簡単な構成で合理的に実現することができる。
請求項20の発明は、チップホルダーとスプリングボックスの近接移動時に、第1スプリングと第2スプリングの弾性を蓄積可能に設けたから、その合理的な構成を実現してインパクトチップを高速移動させることができる。
請求項22の発明は、角軸部とスプリングボックスの近接移動時に、前記ガイドピンを同動可能に設け、角軸部とスプリングボックスの一定の移動時にガイドピンをピン切換溝の切換辺に移動可能に設け、ガイドピンをピン係合溝の屈曲部から移動可能に設けたから、チップホルダーを第1および第2スプリングの蓄積弾性によって高速移動させることができる。
請求項23の発明は、ガイドピンをピン係合溝の屈曲部から移動した際、前記チップホルダーを第1および第2スプリングの蓄積した弾性によって角軸部の先端側へ移動可能に設け、角軸部の先端からチップホルダーの先端部を突出可能に設けたから、合わせガラスを確実に破砕させることができる。
請求項25の発明は、角軸部の後端部の対向位置に係合突起を設け、該係合突起にレバーを係合かつ回動可能に配置し、該レバーの回動操作を介して前記角軸部とスプリングボックスを近接移動可能にしたから、レバー操作によって角軸部とスプリングボックスの移動を容易に実現し、その操作の労力の負担を軽減することができる。
請求項26の発明は、レバーの一端に一組の枢支孔を離間して形成し、該枢支孔を脱出装置本体の中間部に設けた二つの枢支ピンに順次係合可能に設け、これらの枢支ピンと係合突起との距離を相違させて形成し、レバーの回動半径を漸増可能にしたから、レバーによる破砕操作を確実に行なえるとともに、ピン切換溝におけるガイドピンの上動を促すことができる。
請求項28の発明は、ガラス押し当て板の周囲に照明筒を設けたから、夜間時における合わせガラスの破砕を確実かつ容易に行なうことができる。
請求項29の発明は、ガラス破砕装置は流体圧または電動力によって回転可能な破砕ビットを備え、該破砕ビットに複数のスパイラル刃を設け、または破砕ビットを角錐状に形成し、合わせガラスを穿孔ないし破砕可能にしたから、複数のスパイラル刃によって破砕力を強化するとともに、破砕ビットを角錐状に形成して、ガラス粒子・粉末を分散排除し、合わせガラスの破砕を円滑かつ効率良く行なうことができる。
請求項31の発明は、破砕ビットの尖端部を合わせガラスに衝突若しくは殴打可能に構成し、合わせガラスを人力によって穿孔若しくは破砕または破壊可能にしたから、流体圧または電動力を駆使することなく、人力による合わせガラスの穿孔ないし破砕を実現することができる。
請求項32の発明は、破砕ビットを自動車に装備した消火器具の一端に取付け、該消火器具は片手で保持可能で、かつ二酸化炭素ガスボンベを装填し、該ガスボンベの底部に取付けたナットの雌ネジ部に螺軸を緊締可能に設けたから、破砕ビットの取付けを容易に行なうことができる。
請求項33の発明は、破砕ビットを自動車に装備した緊急脱出装置の一端に取付け、該緊急脱出装置を筒状かつ片手で保持可能に形成し、該緊急脱出装置の一端に設けた雌ネジ部に螺軸を緊締可能に設けたから、破砕ビットの取付けを容易に行なうことができる。
すなわち、外側ケース7の内側には横長矩形の凹溝9が形成され、その側方に細長のレバー収容溝10が形成されている。
前記角軸部8の内部に段付きの角孔14が形成され、該角孔14の先端部側に第1スプリング15が収容され、その端末部が前記ピン係合溝11の屈曲部に配置されている。
前記ピン切換溝17の後部側の切換辺17aは緩やかな斜辺に形成され、該切換辺17aに移動したガイドピン18を上方へ移動して、上方へ変位可能にしている。
前記第1スプリング15内に、角軸状のチップホルダー21が移動可能に挿入され、該ホルダー21の先端に破砕具として、尖端部22aを有する高硬度の板状のインパクトチップ22がピン23を介して固定されている。
前記外側ケース7の各レバー収容溝10に、レバー26の枢支部27が前後方向に移動可能に収容され、該枢支部27に二つの枢支孔28,29が離間して形成されている。
前記レバー収容溝10に二つの枢支ピン30,31が離間して配置され、該枢支ピン30,31に前記枢支孔28,29が順次係合可能に配置され、常時は枢支孔28に枢支ピン30が係合している。
前記レバー26は、係合部32からシャンク33が斜め下方に延設され、該シャンク33,33の間に板状のシャンクホルダ34がビス止めされている。
したがって、合わせガラス40は周囲を密着固定されていない。
実施形態では、強化ガラス板43,44の厚さは、0.5mm以上2.3mm以下のものが使用され、可及的には室内側の強化ガラス板44を、室外側の強化ガラス板43よりも薄厚にすることが、車両の安全性と軽量化に望ましい。
また、中間膜45の厚さは、0.2mm以上2.3mm以下のものが使用され、可及的には0.3mm以上1.5mm以下のものを使用して、軽量で取扱い易くすることが望ましい。
48は、合わせガラス40の一定の破砕後、該ガラス40を外側へ押し出して形成した乗員の脱出スペースである。
このうち、シートベルト切断装置3を合成樹脂によって略円筒状に形成し、内部の中空部を脱出装置本体2の先端部に装着してピン連結する。
実施形態のシートベルト切断装置3は、シートベルト導入溝5を中心に軸方向に沿って二つ割り可能に構成し、それぞれの成形品を接合してピン連結し、製作を簡便にしている
前記チップホルダー21は鋼材を角軸に形成し、その先端に高硬度の板状のインパクトチップ22を鋲結し、また後端部のピン孔Pにガイドピン18を挿入し、チップホルダー21とスプリングボックス16を連結する。
前記スプリングボックス16を角管状に樹脂成形し、その前端部にピン切換溝17を形成し、該ピン切換溝17を横長平行四辺形に形成し、その内側にガイドピン18を移動可能に収容する。
この結果、第2スプリング20に蓄勢された弾性をチップホルダー21に一気に伝達し、先端のインパクトチップ22を開口部25から突出可能にする。
前記レバー26の上部にテーパ状の係合部32を形成し、該係合部32を角軸部8の後端部に突設した板状の係合突起34に係合可能に配置する。
この場合、角軸部8の中間部のピン係合溝11と、角軸部8内に挿入されたスプリングボックス16のピン切換溝17の位置が一部重合し、この重合部のピン係合溝11の屈曲部にガイドピン18が挿入され、角軸部8とスプリングボックス16がピン連結される。
このようにすると、角軸部8が第1スプリング15を押し縮めながらシートベルト切断装置3側へ移動し、これにガイドピン18が同動してピン切換溝17の後部側へ移動する
また、角軸部8の移動に伴って、スプリングボックス16内の第2スプリング20が押し縮められ、第1および第2スプリング15,20の弾性が蓄積されていく。
この結果、係合突起34を支点にしたレバー26の回動半径が増加し、その分レバー26の操作力が軽減されて容易になり、ガイドピン18がピン切換溝17の切換辺17aの基部へ移動して、切換辺17aを上り始める。
このため、チップホルダー21が角軸部8内を先端部側へ移動し、インパクトチップ22が保護シート47を突き破って開口部25から突出し、合わせガラス40の内側の強化ガラス44を破砕可能にする。
この状況下では緊急脱出装置1は未操作であるから、インパクトチップ22は静止位置に置かれ、その尖端部22aが強化ガラス44面から離間して位置している。この状況は図11(a)のようである。
例えば乗員の体格、乗車位置に応じて緊急作業位置を、合わせガラスの下部若しくは中間位置、または上部位置に選択し、また車室が例えば上下左右に傾斜し、更には搭載用品の散乱状態を考慮して、無理のない姿勢で作業を行なう。
そして、作業を実行し合わせガラスの作業位置の強度が低下したところで、その離間位置、例えば作業位置の上部位置、若しくは下部位置、または中間位置を外側へ押圧し、合わせガラスを外側へ押し出すようにして脱出スペース48を合理的に形成する。
このため、強化ガラス44にクラックが形成されて周辺に伝播し、強化ガラス44が破壊される。この状況は図11(b)のようである。
この場合、インパクトチップ22の断面は縦長矩形でコンパクトであるから、強化ガラス44に対する衝撃力や摩擦力が小さく、これに要する第1および第2スプリング15,20の弾性を軽減し得る。
中間膜45の破壊後、インパクトチップ22は外側の強化ガラス43へ移動し、該ガラス43に侵入してクラックを形成し、これを周辺に伝播して強化ガラス43を破壊する。 この状況は図11(d)のようである。
このようにすると、レバー26が第1および第2スプリング15,20の弾性によって原位置に復帰し、またチップホルダー21が角軸部8内に引き戻され、更にインパクトチップ22が角軸部8内の原位置に復帰して、図1の状態にリセットされる。
そこで、この破砕部から離間する合わせガラス40の位置を車室から外側へ押圧すると、てこの作用によって残存する中間膜45の柔軟性により、容易に外側へ押し曲げられる
そして、この押し曲げ位置と、合わせガラスの取付け部であるサッシュ36~38の区画スペースとの間に、乗員の脱出が可能な脱出スペース48を形成し、該脱出スペース48から乗員の脱出が可能になる。この状況は図12のようである。
この場合、前記緊急作業は、単一の作業または複数の作業を複合かつ連続して、作業位置の強度の低下を図る。
その際、第1および第2スプリング15,20の弾性の合力をガイドピン18に作用し、これをチップホルダー21に作用させて、チップホルダ21を突出作動させ、インパクトチップ22を開口部25から突出可能にしている。
また、フランジ54の背後に約4MPaの二酸化炭素を充填したガスボンベ(図示略)を配置し、該ガスボンベのシール板(図示略)を所定時期に破封して、二酸化炭素をスパイラル刃51aへ噴出可能にし、破砕ビット51の回転力を増強して破砕能力を向上することも可能である。
前記照明筒57は、内蔵した直流電源(乾電池)によって点滅可能な複数のLEDランプを備え、これらをスイッチ(図示略)によってON・OFF可能にしている。
前記照明筒57は、出願人が既に提案した特許第5757939号に開示したものと実質的に同一である。
図中、67は破砕封置60の下部に設けた凹状湾曲面の握持部である。
前記破砕ビット70は、耐摩耗性に優れる合金工具鋼(SKD11)によって略鏃(やじり)形状に形成され、その尖端部70aを焼き入れ処理して高硬度に構成している。
前記尖端部70aの下部に螺軸78が形成され、該螺軸を前記雌ネジ部69に緊締可能にしている。
また、破砕ビット70は螺軸78を雌ネジ部69にねじ込むことで簡単に取付けられるから、従来のように取付軸の周面に環状溝を形成し、該溝に止め輪を嵌着する煩雑な作業を要しない。
前記筒状ガイド83の内側に、コイルバネ状のバランスウェイト97が配置され、その重量によって緊急脱出装置の使用時における慣性力を増強し、破砕ビット70の衝撃を増強するようにしている。
図中、89はシートベルト挿入溝61に沿って筒体の周面に軸方向に形成した凸状部、90は筒体の中間部周面に形成した環状溝で、Oリング91が装着され、これらによって緊急脱出装置の筒体の握持を容易にしている。
したがって、破砕ビット70を備えた破砕装置79は合わせガラス40を速やかに破砕し、車室から速やかに脱出可能になる。
前記破砕ビット93は、耐摩耗性に優れる合金工具鋼(SKD11)によって略半薬研状に形成され、その尖端部93aを焼き入れ処理して高硬度に構成している。
前記尖端部93aの下部に螺軸78が形成され、該螺軸78を前記雌ネジ部69に緊締可能にしている。
したがって、破砕ビット93を備えた破砕装置92は合わせガラス40を速やかに破砕することができ、車室から速やかに脱出することができる。
前記破砕装置96は、自動車に搭載する緊急脱出装置に適用したもので、該脱出装置は自動車のドアポケット(図示略)の内側に立位姿勢で収容されている。前記緊急脱出装置の概要は、第7実施形態における緊急脱出装置と実質的に同一であるから、共通する構成部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
したがって、破砕ビット93を備えた破砕装置96は合わせガラス40を速やかに破砕することができ、車室から速やかに脱出することができる。
前記破砕ビット99は、耐摩耗性に優れる合金工具鋼(SKD11)によって略家形に形成され、その尖端部99aを焼き入れ処理して高硬度に構成している。
前記尖端部99aの下部に螺軸78が形成され、該螺軸78を前記雌ネジ部69に緊締可能にしている。
したがって、破砕ビット99を備えた破砕装置98は合わせガラス40を速やかに破砕することができ、車室から速やかに脱出することができる。
前記破砕装置103は、自動車に搭載する緊急脱出装置に適用したもので、該脱出装置は自動車のドアポケット(図示略)の内側に立位姿勢で収容されている。この実施形態の緊急脱出装置は、第7実施形態における緊急脱出装置と実質的に同一であるから、共通する構成部分に同一の符号を付し、その説明を省略する。
したがって、破砕ビット99を備えた破砕装置103は合わせガラス40を速やかに破砕することができ、車室から速やかに脱出することができる。
4 ガラス破砕装置
8 角軸部
11 ピン係合溝
15 第1スプリング
16 スプリングボックス
17 ピン切換溝
18 ガイドピン
20 第2スプリング
21 チップホルダー
22 破砕具(インパクトチップ)
24 ガラス押し当て板
25 開口部
26 レバー
30,31 枢支ピン
40 合わせガラス
47 保護シート
48 脱出スペース
51,93 破砕ビット
51a スパイラル刃
57 照明筒
58,79,92,96 破砕装置
68 取付けナット
69 雌ネジ部
70 ガラス破砕装置
70a 尖端部
77 テーパー面
78 螺軸
Claims (33)
- 自動車用ガラスに合わせガラスを採用した自動車の緊急脱出方法において、合わせガラスの所定域を穿孔し、切断若しくは破砕し、溶断または加振し、この一または複数の緊急作業後、当該作業位置より離間位置を外側へ押圧して合わせガラスを外側へ押し出し、該押し出し位置と合わせガラスの取付け部との間に脱出スペースを形成し、該脱出スペースから乗員を脱出可能にすることを特徴とする自動車の緊急脱出方法。
- 前記穿孔は、合わせガラスの複数個所に破砕具を勢い良く衝突させて実行する請求項1記載の自動車の緊急脱出方法。
- 前記切断は、合わせガラスの複数個所に刃物を食い込ませて人力若しくは動力によって移動し、またはソ-チェンを動力により回転させて移動させる請求項1記載の自動車の緊急脱出方法。
- 前記破砕は、合わせガラスの複数個所に鈍器を反覆して殴打する請求項1記載の自動車の緊急脱出方法。
- 前記溶断は、合わせガラスの複数個所にレーザー若しくはメーザー光線、電磁波を照射する請求項1記載の自動車の緊急脱出方法。
- 前記加振は、合わせガラスの所定域に加圧流体若しくは弾性振動を反覆して作用させ、または超音波を照射して合わせガラスを反覆振動させる請求項1記載の自動車の緊急脱出方法。
- 前記合わせガラスの緊急作業位置は、乗員の体格、乗車位置、車室状況に応じて選択可能である請求項1記載の自動車の緊急脱出方法。
- 前記合わせガラスの緊急作業位置を可及的に密に配置し、かつ作業間隔を工具または刃物によって除去する請求項7記載の自動車の緊急脱出方法。
- 前記破砕具を合わせガラスから離間して設置後、勢い良く移動して衝突させる請求項2記載の自動車の緊急脱出方法。
- 前記合わせガラスは、周囲の一部の拘束を解除可能な前席ドア側に配置したものである請求項1記載の自動車の緊急脱出方法。
- 自動車用ガラスに合わせガラスを採用した自動車の緊急脱出装置において、前記緊急脱出装置はシートベル切断装置と、合わせガラスの所定域を穿孔し、切断若しくは破砕し、溶断または加振可能な構成部とを備え、この一または複数の緊急作業後、当該作業位置より離間位置を外側へ押圧して合わせガラスを外側へ押し出し可能に設け、該押し出し位置と合わせガラスの取付け部との間に脱出スペースを形成可能に設け、該脱出スペースから乗員を脱出可能に設けたことを特徴とする自動車の緊急脱出装置。
- 前記緊急脱出装置の他端にガラス破砕装置を備え、該ガラス破砕装置は合わせガラスの複数個所に破砕具を勢い良く衝突させて穿孔可能に設けた請求項11記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記合わせガラスの複数個所に刃物を食い込ませて人力若しくは動力によって移動し、またはソーチェンを動力により回転させて移動し合わせガラスを切断可能に設けた請求項11記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記合わせガラスの複数個所に鈍器を反覆して殴打可能に設けた請求項11記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記合わせガラスの複数個所にレーザー若しくはメーザー光線、電磁波を照射して溶断可能に設けた請求項11記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記合わせガラスの所定域に加圧流体若しくは弾性振動を反覆して作用可能に設け、または超音波を作用させ合わせガラスを反覆振動させて加振可能に設けた請求項11記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記緊急脱出装置は合わせガラスに衝突可能なインパクトチップを備え、該インパクトチップをスプリングの弾性によって高速移動可能にした請求項12記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記緊急脱出装置の内部に、第1スプリングとインパクトチップを設けたチップホルダーを収容した角軸部と、第2スプリングを収容したスプリングボックスを摺動可能に収容した請求項17記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記チップホルダーとスプリングボックスを互いに近接移動可能にした請求項18記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記チップホルダーとスプリングボックスの近接移動時に、第1スプリングと第2スプリングの弾性を蓄積可能にした請求項18記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記角軸部に略L字形のピン係合溝を形成し、前記スプリングボックスに略平行四辺形のピン切換溝を形成し、これらの溝を一部重合可能に配置し、該重合部にガイドピンを挿入し、常時はガイドピンをピン係合溝の屈曲部に配置して連結した請求項18記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記角軸部とスプリングボックスの近接移動時に、前記ガイドピンを同動可能に設け、角軸部とスプリングボックスの一定の移動時にガイドピンをピン切換溝の切換辺に移動可能に設け、ガイドピンをピン係合溝の屈曲部から移動可能にした請求項21記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記ガイドピンをピン係合溝の屈曲部から移動した際、前記チップホルダーを第1および第2スプリングの蓄積した弾性によって角軸部の先端側へ移動可能に設け、角軸部の先端からチップホルダーの先端部を突出可能に設けた請求項21記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記角軸部の先端のガラス押し当て板に開口部を設け、該開口部を常時はゴム製の保護シートを介して閉塞可能に設けた請求項18記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記角軸部の後端部の対向位置に係合突起を設け、該係合突起にレバーを係合かつ回動可能に配置し、該レバーの回動操作を介して前記角軸部とスプリングボックスを近接移動可能にした請求項18記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記レバーの一端に一組の枢支孔を離間して形成し、該枢支孔を脱出装置本体の中間部に設けた二つの枢支ピンに順次係合可能に設け、これらの枢支ピンと係合突起との距離を相違させて形成し、レバーの回動半径を漸増可能にした請求項25記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記インパクトチップの突出後、レバーの握持を解除し、第1および第2スプリングの弾性を介し、レバーを原位置に移動するとともに、インパクトチップを原位置に復帰可能に設け、これらをリセット可能にした請求項18記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記ガラス押し当て板の周囲に照明筒を設けた請求項24記載の自動車の緊急脱出装置
- 前記ガラス破砕装置は流体圧または動力によって回転可能な破砕ビットを備え、該破砕ビットに複数のスパイラル刃を設け、または破砕ビットを角錐状に形成し、合わせガラスを穿孔ないし破砕可能にした請求項12記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記ガラス破砕装置は、尖端部に複数のテーパ面を形成した破砕ビットを備え、前記尖端部の基部に螺軸を設け、該螺軸を緊急脱出装置の端部に設けた雌ネジ部に緊締可能に設けた請求項12記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記破砕ビットの尖端部を合わせガラスに衝突若しくは殴打可能に形成し、合わせガラスを人力によって穿孔若しくは破砕または破壊可能にした請求項30記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記破砕ビットを自動車に装備した消火器具の一端に取付け、該消火器具は片手で保持可能で、かつ二酸化炭素ガスボンベを装填し、該ガスボンベの底部に取付けたナットの雌ネジ部に螺軸を緊締可能に設けた請求項30記載の自動車の緊急脱出装置。
- 前記破砕ビットを自動車に装備した筒状の片手で保持可能な緊急脱出装置の一端に取付け、該緊急脱出装置の一端に設けた雌ネジ部に螺軸を緊締可能に設けた請求項30記載の自動車の緊急脱出装置。
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