JP3101025U - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】緊急状態が発生した時に破壊工具となして車のガラス或いはシートベルトを破壊できるコネクタの提供。
【解決手段】前端にプラス極端11を具え、ボデーに弾性を具えたマイナス極弾性片12が設けられ、内部に電線が設けられて該電線が各電極に接続されたコネクタにおいて、該プラス極端の外界に露出した一端が尖端の金属錐体とされたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】前端にプラス極端11を具え、ボデーに弾性を具えたマイナス極弾性片12が設けられ、内部に電線が設けられて該電線が各電極に接続されたコネクタにおいて、該プラス極端の外界に露出した一端が尖端の金属錐体とされたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は自動車のシガーライタソケットに応用されるコネクタ構造であり、使用者が緊急状態にあってコネクタを破壊工具となして自動車内より脱出できるようにしたコネクタに関する。
交通事故が発生する時、車体は変形し、電力或いは動力システムに故障が発生し、火災を避けたり後方車両に危険を知らせるためにドライバーが車内より脱出したくともドアがロックされ窓の開閉を行なう電力システムが故障して車内が閉ざされた空間となり、移動できなくなることがある。このような場合、ウインドシールドガラス或いはサイドガラスを破壊するのが唯一の助かる道であるが、車のガラスは一般に安全ガラスとなっており、手で叩いても割ることはできず、尖った物品でガラスの周囲を叩かなければ割ることはできない。しかし一般に車内にこのような物品は用意されていなかったり、車内に長く放置されたために緊急時にそのありかが分からず、避難の機会が失われやすい。
本考案は緊急避難用のコネクタを提供することを目的とし、それは、日常車内で使用されるコネクタを改良して、緊急状態が発生した時に破壊工具となして車のガラス或いはシートベルトを破壊でき、使用者を速やかに車内より脱出させるものとする。
請求項1の考案は、前端にプラス極端を具え、ボデーに弾性を具えたマイナス極弾性片が設けられ、内部に電線が設けられて該電線が各電極に接続されたコネクタにおいて、該プラス極端の外界に露出した一端が尖端の金属錐体とされたことを特徴とする、コネクタとしている。
請求項2の考案は、請求項1記載のコネクタにおいて、コネクタのボデーにナイフが枢設されたことを特徴とする、コネクタとしている。
請求項3の考案は、請求項1記載のコネクタにおいて、コネクタの後部のナイフ末端に凹部が設けられたことを特徴とする、コネクタとしている。
請求項4の考案は、請求項1記載のコネクタにおいて、プラス極端末端に寸法が大きい円環が設けられ、並びにコネクタ内部に係止され、並びにコネクタ内部の接合端と間隙を有し、プラス極端が軸方向の短距離移動可能とされたことを特徴とする、コネクタとしている。
請求項5の考案は、請求項1記載のコネクタにおいて、プラス極端が尖状の円錐体とされたこと特徴とする、コネクタとしている。
請求項6の考案は、請求項1記載のコネクタにおいて、プラス極端が尖状の多角錐体とされたこと特徴とする、コネクタとしている。
請求項2の考案は、請求項1記載のコネクタにおいて、コネクタのボデーにナイフが枢設されたことを特徴とする、コネクタとしている。
請求項3の考案は、請求項1記載のコネクタにおいて、コネクタの後部のナイフ末端に凹部が設けられたことを特徴とする、コネクタとしている。
請求項4の考案は、請求項1記載のコネクタにおいて、プラス極端末端に寸法が大きい円環が設けられ、並びにコネクタ内部に係止され、並びにコネクタ内部の接合端と間隙を有し、プラス極端が軸方向の短距離移動可能とされたことを特徴とする、コネクタとしている。
請求項5の考案は、請求項1記載のコネクタにおいて、プラス極端が尖状の円錐体とされたこと特徴とする、コネクタとしている。
請求項6の考案は、請求項1記載のコネクタにおいて、プラス極端が尖状の多角錐体とされたこと特徴とする、コネクタとしている。
本考案のコネクタは以下のような効果を有している。
1.単一物品に多種類の機能が付与され、製品の付加価値が高められ、市場での競争力が増されている。
2.平常時には一般のコネクタとして使用され、また、この構造が車内のハンズフリー装置内或いは車内のその他の電気設備部分に設置されることで、緊急時に避難補助用工具として使用されて、製品が大きな使用価値を発揮する。さらに、このコネクタは自動車のハンズフリー装置に運用され、平常時にはシガーライタソケットに挿入されて携帯電話と組み合わされて使用され、緊急時にすぐに手にとって使用でき、ありかが分からなくなることがない。
1.単一物品に多種類の機能が付与され、製品の付加価値が高められ、市場での競争力が増されている。
2.平常時には一般のコネクタとして使用され、また、この構造が車内のハンズフリー装置内或いは車内のその他の電気設備部分に設置されることで、緊急時に避難補助用工具として使用されて、製品が大きな使用価値を発揮する。さらに、このコネクタは自動車のハンズフリー装置に運用され、平常時にはシガーライタソケットに挿入されて携帯電話と組み合わされて使用され、緊急時にすぐに手にとって使用でき、ありかが分からなくなることがない。
本考案のコネクタの一端より突出するプラス極前端設計は尖状実心の金属錐体とされ、コネクタボデーに別にナイフが内蔵され、使用者が交通事故が発生した時に、このプラス極前端で車のガラスの縁を叩いてガラスを割るか或いはナイフでロックされたシートベルトを切断して、ドライバーを車内より避難させて危険を回避させることができる。
図1は本考案の斜視図であり、コネクタの前部の主要な構造を示している。その後部の構造は組み合わされる物品により異なり、使用者の必要により自由に改変できる。該コネクタ1の前部にはプラス極端11が設けられ、ボデーに弾性を有するマイナス極弾性片12が設けられ、これにより該コネクタ1がシガーライタソケット内に挿入される時に電源をコネクタ1に導入して他の構造体部分に伝える。本考案の主要な改良部分は以下のとおりである。該プラス極端11が前端が尖状実心の金属錐体とされ、そのボデーに収納可能なナイフ13が設けられ、該ナイフ13を使用する時は小角度の開口が開き、その開口がちょうど自動車のシートベルトを挿入できるものとされ、緊急状況発生時にこれによりシートベルトを切断できる。
図2は本考案の別角度から観た断面図である。コネクタ1のケースは断面表示されている。該マイナス極弾性片12は不規則状に折り曲げられた金属弾性片とされ、内部末端に電線が設けられてそれと接続されている。該コネクタ1に内部中心方向に向けて、プラス極端11、ヒューズ14、及び金属バネ15が設けられ、該バネ15部分に別に電線が接続されている。コネクタが使用時に良好な接触状態を保持できるように、プラス極端11は軸方向移動の弾性を具備しなければならず、並びに内部のバネ15がその弾性を維持し、コネクタ1がシガーライタソケットに挿入される時に、プラス極端11がシガーライタソケット内の電極と緊密な接触を保持できるようにしている。図2に示されるように、プラス極端11の末端に寸法が比較的大きい円環111が設けられ、並びにコネクタ1内の接合端16と適当な間隙aを保持し、且つ該円環111の直径は接合端16部分に収容されたヒューズ14の孔17の孔径より大きい。これにより、プラス極端11が軸方向移動の特性を具備し、叩く時に僅かに後方に短距離移動して接合端16に係止され、叩く時に必要な強度が保持される。
図3、4に示されるように、ナイフ13の一端はコネクタ1のボデーに縦向きに開設された溝内に枢設され、使用時に外向きにある角度開かれ、刃131によりシートベルトを切断でき、平常時にはコネクタ1内部に収納され、これは図1に示されるとおりであり、該コネクタ1の後部のナイフ13末端に凹部18が設けられて使用者がナイフ13を引き出しやすくされている。
図5は本考案の実際の使用表示図である。図示される物品は自動車のハンズフリー装置2であり、それにはスピーカ21等の構造が設けられ、使用者が携帯電話と組み合わせて車内で使用する。それに別に一組のシガーライタソケット22が設けられ、これによりこの物品を使用する時、もともとあるシガーライタソケットの機能に影響を与えない。本考案のコネクタ1は前端に設置され、該コネクタ1は連接手段3により後部構造と接続され、それが全体の角度及び位置を調整可能とされる。平常使用時に、この物品はハンズフリー装置とされてコネクタ1を利用して自動車の電源を後部構造に提供して運転させる。交通事故が発生してドア及びシートベルトがロックされた状態で、使用者はこの物品をシガーライタソケット部分より取り外し、ナイフ13でシートベルトを切断し、図6に示されるように、90度に折り曲げ、手でスピーカ21の構造体を握持し、コネクタ1前端のプラス極端11の尖状実心の金属錐体でガラスの縁を叩いて割れば、車内より脱出することができ、本考案のコネクタの最大の機能を発揮させられる。該コネクタ1の後部に組み合わされる構造は使用者の必要により改変でき、例えば一般の車内のシガーライタソケットを使用する必要のある電気設備はいずれも適用でき、ゆえに本実施例に示される構造に限定されるわけではない。
図7に示されるのは本考案のもう一つの実施例図であり、プラス極端の形状が改変され、コネクタ1のプラス極端11aが金属の尖状錐体とされるが、ただしそれは四角形の尖状錐体とされ、円錐体ではない。この構造もまた前述の構造と同じ機能を達成できる。言い換えると、本考案のプラス極端は多角錐体、例えば三角錐体、五角錐体、六角錐体等とされ得て、円錐体に限定されるわけではない。
以上は本考案の実施範囲を限定するものではなく、以上に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。
1 コネクタ
11 プラス極端
12 マイナス極弾性片
13 ナイフ
14 ヒューズ
15 バネ
16 接合端
17 孔
18 凹部
2 ハンズフリー装置
21 スピーカ
22 シガーライタソケット
11 プラス極端
12 マイナス極弾性片
13 ナイフ
14 ヒューズ
15 バネ
16 接合端
17 孔
18 凹部
2 ハンズフリー装置
21 スピーカ
22 シガーライタソケット
Claims (6)
- 前端にプラス極端を具え、ボデーに弾性を具えたマイナス極弾性片が設けられ、内部に電線が設けられて該電線が各電極に接続されたコネクタにおいて、該プラス極端の外界に露出した一端が尖端の金属錐体とされたことを特徴とする、コネクタ。
- 請求項1記載のコネクタにおいて、コネクタのボデーにナイフが枢設されたことを特徴とする、コネクタ。
- 請求項1記載のコネクタにおいて、コネクタの後部のナイフ末端に凹部が設けられたことを特徴とする、コネクタ。
- 請求項1記載のコネクタにおいて、プラス極端末端に寸法が大きい円環が設けられ、並びにコネクタ内部に係止され、並びにコネクタ内部の接合端と間隙を有し、プラス極端が軸方向の短距離移動可能とされたことを特徴とする、コネクタ。
- 請求項1記載のコネクタにおいて、プラス極端が尖状の円錐体とされたこと特徴とする、コネクタ。
- 請求項1記載のコネクタにおいて、プラス極端が尖状の多角錐体とされたこと特徴とする、コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271802U JP3101025U (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271802U JP3101025U (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3101025U true JP3101025U (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=43254619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003271802U Expired - Lifetime JP3101025U (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3101025U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108744331A (zh) * | 2018-06-13 | 2018-11-06 | 东莞福泽尔电子科技有限公司 | 一种app控制的新型电磁式远程破窗系统 |
JP2022113618A (ja) * | 2021-01-25 | 2022-08-04 | 英夫 吉田 | 自動車の緊急脱出方法およびその脱出装置 |
-
2003
- 2003-10-15 JP JP2003271802U patent/JP3101025U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022113618A (ja) * | 2021-01-25 | 2022-08-04 | 英夫 吉田 | 自動車の緊急脱出方法およびその脱出装置 |
JP7315972B2 (ja) | 2021-01-25 | 2023-07-27 | 英夫 吉田 | 自動車の緊急脱出装置 |
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