JPH0633380U - カーバッテリープラグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ソケットに差し込まれ、コンタク
トのへたりを防ぐ誤挿入防止の機能を備えたカーバッテ
リープラグを提供することを目的とする。 【構成】 シガーライターソケットに差し込められるプ
ラグ本体７と、固定端を前記プラグ本体の内部に固定さ
れ、バネ端２ａ，３ａを前記プラグ本体のコンタクト用
開口部２２からプラグ本体の外周へ突出させて配置され
た板バネ状の一対のコンタクト２，３と、該コンタクト
に摺接する突出調整用の一対のスライダー８と、前記コ
ンタクトと前記スライダーの摺接部の間に介在する摺動
用バネ板４，５と、調整摘みとからなるカーバッテリー
プラグ１において、前記摺動用バネ板の先端部に、コン
タクトの突出量を大きくした際に前記プラグ本体のコン
タクト用開口部２２から突出し、口径の小さいソケット
の入口縁部にのみ衝突してカーバッテリープラグ１の挿
入を阻止するストッパー６を設けたことに存する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、自動車のシガーライターソケットに差し込まれるカーバッテリープ ラグに係り、更に詳しくは、欧州車，日本車，米国車等に採用される口径の異な ったシガーライターソケットに各々対応して十分な保持力が得られるとともに、 誤挿入防止の機能を備えたカーバッテリープラグに関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、自動車のシガーライターソケット（以下、単にソケットという）には 、照明装置やカーステレオ等の車載用電気機器に電源を供給するための接続用カ ーバッテリープラグが差し込まれる。前記ソケットの通電方式は世界的に共通で あるが、欧州車のソケットの口径は大きく、これに比し日本車や米国車のソケッ トの口径はやや小さい規格が採用されている。

【０００３】 そこで、これらの口径の異なるソケットに一機種のカーバッテリープラグ（以 下、単にプラグという）で対応すべく、前記ソケットの口径に応じて板バネ状コ ンタクトのプラグ本体の外周からの突出量を調整して十分な保持力が得られるプ ラグが、本願出願人により既に提案されている（実願平４−１７３３９号）。

【０００４】 即ち、図８乃至図９に示すように、ソケット２０に差し込められる筒状のプラ グ本体２１と、固定端を前記プラグ本体２１の内部に固定され、バネ端を前記プ ラグ本体２１の外周に切り欠いて設けられたコンタクト用開口部２２からプラグ 本体２１の外周へ突出させて配置された板バネ状の一対のコンタクト２３と、ヒ ューズ保持部２４の外周部に摺動自在に配置され、前記各コンタクト２３，２３ のバネ端２３ａの内面に摺接する突出調整用の一対のスライダー２５と、該スラ イダー２５の後端部に一体に連接され、かつ、前記プラグ本体２１の後部外周に 開口した窓部２１ａを通じてスライド可能に突出する調整摘み２６とからなるプ ラグである。

【０００５】 なお、符号２７は前記プラグ本体２１の先端に突出するキャップ兼用外部ヒュ ーズ端子、２８は内部ヒューズ端子、２９は過電流防止用のヒューズ、３０は一 段目の段部、３１は２段目の段部、３２はコンタクト２３のプラグ本体外周から の突出量、を各々示している。

【０００６】 このように形成してなるプラグにより、ソケット２０の口径が大きい欧州車に 対しては、図８に示すように、前記調整摘み２６を所定方向（図において左方向 ）へスライドさせてコンタクト２３の突出量３２を大きくし、ソケット２０の内 壁面とコンタクト２３の外面を強く当接させることで十分な保持力を確保するも のである。

【０００７】 また、日本車等のおける口径の小さいソケット２０ａに対しては、図９に示す ように、前記調整摘み２６を逆方向（図において右方向）にスライドさせてコン タクト２３の突出量３２を小さくして使用するものである。

【０００８】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上述のプラグでは、一機種で口径の異なるソケットに対応でき るものであるが、プラグの誤挿入防止の機能が欠けているものであった。 即ち、前記プラグのコンタクトを誤って口径の大きい欧州車用に突出量を大き くセットし、これを運転者等が口径の小さい日本車等のソケットに無理やり差し 込んでしまうと、コンタクトの湾曲部分が変形してしまう。そして、コンタクト の変形してしまったプラグを口径の大きいソケットに差し込むと、今度はコンタ クトとソケットとの接触抵抗が極めて小さくなり十分な保持力が得られず、プラ グがソケットから抜け落ちる虞があると言った欠点が存在した。

【０００９】 本考案は、上記の課題に鑑みてなされたもので、口径の異なったシガーライタ ーソケットに各々対応して十分な保持力が得られるとともに、コンタクトのへた りを防ぐ誤挿入防止の機能を備えたカーバッテリープラグを提供することを目的 とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】

本考案の上記課題を解決し上記目的を達成するための要旨は、シガーライター ソケットに差し込まれる筒状のプラグ本体と、固定端を前記プラグ本体の内部に 固定され、バネ端を前記プラグ本体の外周に切り欠いて設けられたコンタクト用 開口部からプラグ本体の外周へ突出させて配置された板バネ状の一対のコンタク トと、ヒューズの外周部に摺動自在に配置され、前記各コンタクトのバネ端の突 出量を調整する一対のスライダーと、前記コンタクトと前記スライダーの摺接部 の間に介在する摺動用バネ板と、前記スライダーの外周部に一体に延設され、か つ、前記プラグ本体の外周に開口した窓部を通じてスライド可能に突出する調整 摘みとからなるカーバッテリープラグにおいて、前記摺動用バネ板の先端部に、 前記スライダーによって前記コンタクト用開口部からのコンタクトの突出量を大 きくした際に、当該コンタクト用開口部から突出し、プラグが口径の小さいソケ ットに差し込まれた場合にはそのソケットの入口縁部に衝突して前記プラグの挿 入を阻止するストッパーを立設したことである。

【００１１】 また、請求項２に記載のように、カーバッテリープラグにおいて、スライダー と摺接する前記コンタクトの内側部の両側縁部に、上述と同様に作用するストッ パーを立設したことである。 更に、請求項３に記載のように、カーバッテリープラグにいおて、コンタクト の先端部の摺動用バネ板と当接している内側部の両側縁部に、前述と同様に作用 するストッパーを立設したことである。

【００１２】

【作用】

本考案に係るプラグは、摺動用バネ板の先端部に立設せしめたストッパーによ って、調整摘みを作動させて口径の大きいソケットに対応させるべく、プラグ本 体のコンタクト用開口部からのコンタクトの突出量を大きくすれば、同時に前記 摺動用バネ板のストッパーも前記コンタクト用開口部から突出する。 この状態のプラグを口径の大きいソケットに差し込む場合には、前記ストッパ ーがソケットの入口縁部に衝突することなくプラグがソケットに挿入される。一 方、口径の小さいソケットにこのプラグを差し込もうとすると、前記ストッパー の端面がソケットの入口縁部に衝突し、それ以上の挿入を阻止する。こうして、 コンタクトの突出量を大きくした状態でプラグを口径の小さいソケットに差し込 むという誤挿入が防止されることになる。

【００１３】 プラグのコンタクトを口径の小さいソケットに対応させるべく調整摘みを作動 させてコンタクトの突出量を小さくすれば、前記ストッパーもコンタクト用開口 部から突出することなくプラグ本体の内部に埋没した状態となるものである。 請求項２及び請求項３は、ストッパーを設ける箇所を変えた変形例であり、そ のストッパーの作用及び効果は上述と同様である。

【００１４】

【実施例】

次に、本考案について図面を参照して説明する。 図１は、本考案に係るプラグの一部縦断面図、図２はプラグの縦断面図、図３ はコンタクトの正面図と平面図である。図において符号１は本考案に係るプラグ 、２，３はアース用のコンタクト、４，５は摺動用バネ板、６はストッパー、７ はプラグ本体、８はスライダー、９は調整摘みを各々示している。なお、理解容 易のために従来例に対応するものには同符号を付けてある。

【００１５】 本考案のプラグ１の要旨は、該プラグ１のコンタクト２，３のコンタクト用開 口部２２からの突出量３２を大きくして、口径の大きいソケット（例えば欧州車 用）に対応させてセットしたときに、この状態のプラグ１を誤って口径の小さい ソケット（例えば日本車用）に差し込もうとしても、摺動用バネ板４，５に設け たストッパー６によって誤挿入を防止することにある。

【００１６】 本考案のプラグ１の構成は、図２を参照して説明すると、自動車のシガーライ ターソケット２０に差し込められる筒状のプラグ本体７と、該プラグ本体７の先 端に突出して前記ソケット２０の電極に当接するターミナル１０と、該ターミナ ル１０の後端にその先端部が接して他端部がヒューズ保持部兼端子部１２を介し てヒューズ端子１３に接続され配設される過電流防止用のヒューズ２９と、これ らのターミナル１０とヒューズ２９の接触部を囲繞してかしめる連結部材１１と 、固定端が前記プラグ本体７の内部に固定され、バネ端２ａ，３ａを前記プラグ 本体７の外周に切り欠いて設けられたコンタクト用開口部２２からプラグ本体７ の外周へ突出させて配置された板バネ状の一対のコンタクト２，３と、前記ヒュ ーズ２９の外周部に摺動自在に配置され、前記各コンタクト２，３の内側部に摺 接する突出調整用の一対のスライダー８と、前記コンタクト２，３と前記スライ ダー８の摺接部の間に介在する摺動用バネ板４，５と、前記スライダー８の外周 部に一体に延設され、かつ、前記プラグ本体の外周に開口した窓部１４（図４（ ロ）参照）を通じてスライド可能に突出する調整摘み９とからなり、前記摺動用 バネ板４，５の先端部に、その両側縁部から上に折曲げて立設したストッパー６ を設けたものである。

【００１７】 また、プラグ本体７の先端部１５には前記ターミナル１０と連結部材１１をカ バーするキャップ１６が螺合等の手段で着脱自在に固定され、前記コンタクト２ の後端部に延設されたコード接続端子１７と前記ヒューズ端子１３に各々図示し ない電気コードの端部が接続され、更にプラグ本体７の後端開口部７ａから外部 へと引き出すようになされている。

【００１８】 前記摺動用バネ板４，５に設けたストッパー６について説明する。 図３（イ），（ロ）に示すように、摺動自在用バネ板４，５の各々先端部におい て、この先端部の板材の両側縁部から略直角に上方向に折曲げて板材を延設させ 、更に前記折曲げた板材の上部を図面左方向に向けてバネ板本体よりも突出させ た形状にしてストッパー６，６を形成するものである。このようなストッパー６ を設けた摺動用バネ板４，５及びコンタクト２，３を備えたプラグ１の外観を図 ４に示す。

【００１９】 前記プラグ１を使用して、欧州車等の口径の大きいソケット２０に差し込む場 合には、図１及び図４に示すように、調整摘み９をＬの位置にセットする。する と、プラグ本体７の内部の摺動自在なスライダー８が先端側（図１にて左方向） に摺動し、該スライダー８の突起部８ａによって摺動用バネ板４，５の先端部と コンタクト２，３のバネ端２ａ，３ａをプラグ本体７の外周方向へ押し上げる。

【００２０】 従ってプラグ本体７のコンタクト用開口部２２からコンタクト２，３が突出し 、その突出量３２は大となるとともに、前記摺動用バネ板４，５の先端部のスト ッパー６の上端部が前記開口部２２から突出する。 この状態で順当に自動車の口径の大きいソケット２０にプラグ１を差し込めば 、前記ストッパー６の先端側の上端部がソケット２０の入口縁部に当接すること もなく何等障害なく挿入される。

【００２１】 しかしながら、図１に示すプラグ１のコンタクト２，３の突出量３２を大とし たままで、口径の小さいソケット２０ａに該プラグ１を差し込もうとすると、図 ５に示すように、コンタクト用開口部２２から突出した前記ストッパー６の先端 側の上端部６ａのプラグ１中心軸からの距離が、ソケット２０ａの内壁面までの 半径寸法よりも大きくなるので、入口縁部２０ｂに前記ストッパー６の先端部６ ａが衝突する。

【００２２】 こうして、前記プラグ１の誤挿入を防止できるものである。なお、図２に示す ように、口径の小さいソケットに対応させて調整摘み９をＳ位置にセットし、ス ライダー８をプラグ本体７の後端側へ後退させコンタクト２，３の突出量３２を 小さくした場合には、摺動用バネ板４，５とともに前記ストッパー６もプラグ本 体７内部に埋没してしまうので、障害とはならないものである。

【００２３】 上述のように本考案に係るプラグ１を形成したが、上記実施例に限らず前記ス トッパー６の形状を適宜設計変更できるものであり、他の実施例として、コンタ クト２，３にストッパーを設けるようにしてもよいものである。

【００２４】 例えば、図６に示すように、上述のコンタクト２，３に対して、前記スライダ ー８と直接摺接するように片側バネ端から一体に延設した内側部２ｃを設け、該 内側部２ｃの両側縁部から上方向に立ち上げて延設したストッパー６ｂ，６ｂを 設けたコンタクト２ｂとするものである。前記ストッパー６ａは、図示のように 左右方向に細長く、該左右方向の力を受けるのに適している。 この場合には、図１乃至図２に示す摺動用バネ板４，５は前記内側部２ｃが取 って代わるので不要となる。このコンタクト２ｂのストッパー６ｂの作用及び効 果は上述と同様である。

【００２５】 また、図７に示すように、コンタクト２，３の先端部の内側部に、ストッパー ６ｃを設けてなるコンタクト２ｄとしてもよい。そして、前記摺動用バネ板４， ５のストッパー６のない形の摺動用バネ板を使用し、前記コンタクト２ｄのスト ッパー６ｃの先端が口径の小さいソケット２０ａの入口縁部２０ｂに衝突して変 形するのを防止する。 前記コンタクト２ｄのストッパー６ｃの作用及び効果も前述と同様であり説明 を省略する。

【００２６】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案に係るカーバッテリープラグは、プラグ本体のコ ンタクト用開口部から突出するコンタクトの内側部とスライダーとの間に介在す る摺動用バネ板の先端部に、前記コンタクトの突出量を大きくした際に前記コン タクト用開口部から突出し、口径の小さいソケットの入口縁部に衝突してプラグ の挿入を阻止するストッパーを設けたので、プラグの誤挿入が防止されコンタク トのへたりが生じることがなく製品の信頼性が向上するものである。

【００２７】 請求項２のようにすれば、コンタクトにストッパーが設けられかつ摺動用バネ 板も兼用するタイプとなり、上述と同様の効果を得られるとともに部品点数の軽 減となる。 また、請求項３のように、コンタクトの先端側の内側部にストッパーを設ける こともでき、請求項１と同様な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るプラグの一部縦断面図である。

【図２】同じくプラグの構造を示す縦断面図である。

【図３】摺動自用バネ板の正面図（イ）と平面図（ロ）
である。

【図４】プラグの外観を示す側面図（イ），正面図
（ロ），底面図（ハ）である。

【図５】ストッパーの作用を示す一部を拡大した説明図
である。

【図６】他の実施例に係るコンタクトのＡ−Ａ線断面図
（イ）、正面図（ロ）、底面図（ハ）である。

【図７】同じく他の実施例に係るコンタクトの正面図
（イ）、底面図（ロ）である。

【図８】従来例に係るプラグのコンタクトの突出量を大
きくした場合の縦断面図である。

【図９】同じく従来例に係るプラグのコンタクトの突出
量を少なくした場合の縦断面図である。

【符号の説明】

１ 本考案に係るプラグ、２，３ アース用のコンタク
ト、２ｂ，２ｄ 他の実施例に係るコンタクト、２ａ，
３ａ バネ端、４，５ 摺動用バネ板、６ ストッパ
ー、６ｂ，６ｃ 他の実施例に係るストッパー、７ プ
ラグ本体、８ スライダー、９ 調整摘み。

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 シガーライターソケットに差し込まれる
   筒状のプラグ本体と、固定端を前記プラグ本体の内部に
   固定され、バネ端を前記プラグ本体の外周に切り欠いて
   設けられたコンタクト用開口部からプラグ本体の外周へ
   突出させて配置された板バネ状の一対のコンタクトと、
   ヒューズの外周部に摺動自在に配置され、前記各コンタ
   クトのバネ端の突出量を調整する一対のスライダーと、
   前記コンタクトと前記スライダーの摺接部の間に介在す
   る摺動用バネ板と、前記スライダーの外周部に一体に延
   設され、かつ、前記プラグ本体の外周に開口した窓部を
   通じてスライド可能に突出する調整摘みとからなるカー
   バッテリープラグにおいて、前記摺動用バネ板の先端部
   に、前記スライダーによって前記コンタクト用開口部か
   らのコンタクトの突出量を大きくした際に、前記コンタ
   クト用開口部から突出し、プラグが口径の小さいソケッ
   トに差し込まれた場合にはそのソケットの入口縁部に衝
   突して前記プラグの挿入を阻止するストッパーを立設し
   たことを特徴としてなるカーバッテリープラグ。
2. 【請求項２】 シガーライターソケットに差し込まれる
   筒状のプラグ本体と、固定端を前記プラグ本体の内部に
   固定され、バネ端を前記プラグ本体の外周に切り欠いて
   設けられたコンタクト用開口部からプラグ本体の外周へ
   突出させて配置された板バネ状の一対のコンタクトと、
   ヒューズの外周部に摺動自在に配置され、前記各コンタ
   クトのバネ端の突出量を調整する一対のスライダーと、
   該スライダーの外周部に一体に延設され、かつ、前記プ
   ラグ本体の外周に開口した窓部を通じてスライド可能に
   突出する調整摘みとからなるカーバッテリープラグにお
   いて、 前記スライダーと摺接する前記コンタクトの内側部の両
   側縁部に、前記スライダーによって前記コンタクト用開
   口部からのコンタクトの突出量を大きくした際に、当該
   コンタクト用開口部から突出し、プラグが口径の小さい
   ソケットに差し込まれた場合にはそのソケットの入口縁
   部に衝突して前記プラグの挿入を阻止するストッパーを
   立設したことを特徴としてなるカーバッテリープラグ。
3. 【請求項３】 シガーライターソケットに差し込まれる
   筒状のプラグ本体と、固定端を前記プラグ本体の内部に
   固定され、バネ端を前記プラグ本体の外周に切り欠いて
   設けられたコンタクト用開口部からプラグ本体の外周へ
   突出させて配置された板バネ状の一対のコンタクトと、
   ヒューズの外周部に摺動自在に配置され、前記各コンタ
   クトのバネ端の突出量を調整する一対のスライダーと、
   前記コンタクトと前記スライダーの摺接部の間に介在す
   る摺動用バネ板と、前記スライダーの外周部に一体に延
   設され、かつ、前記プラグ本体の外周に開口した窓部を
   通じてスライド可能に突出する調整摘みとからなるカー
   バッテリープラグにおいて、前記コンタクトの先端部の
   前記摺動用バネ板と当接している内側部の両側縁部に、
   前記スライダーによって前記コンタクト用開口部からの
   コンタクトの突出量を大きくした際に、前記コンタクト
   用開口部から突出し、プラグが口径の小さいソケットに
   差し込まれた場合にはそのソケットの入口縁部に衝突し
   て前記プラグの挿入を阻止するストッパーを立設したこ
   とを特徴としてなるカーバッテリープラグ。