JP2022104686A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明によれば、車体フレームの側方が外装カバーで覆われた鞍乗型車両において、エアクリーナの吸気口付近の温度上昇を抑制する。【解決手段】フロントカバーは、前方からの走行風を導入する開口を含む。エアクリーナは、燃料タンクよりも後方に配置された吸気口を含む。ダクトは、フロントカバーとヘッドパイプの間に配置され、開口からヘッドパイプの前方まで延びている。導風通路は、ダクトを通過した走行風を吸気口まで案内する。導風通路は、燃料タンクの下方に配置されるとともに、側方が外装カバーに覆われる。導風カバーは、ヘッドパイプと燃料タンクの間に配置され、ダクトを通過した走行風を導風通路に案内する。ハンドルクラウンは、ダクト及び導風カバーよりも上方に配置される。【選択図】図4

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
従来、燃料タンクの後方にエアクリーナの吸気口が設けられた、いわゆるネイキッドタイプの鞍乗型車両が知られている(特許文献1参照)。
特開2007-131030号公報
例えば、特許文献1に開示された鞍乗型車両をベースにして、いわゆるフルカウルタイプの車両を製造する場合、エンジンなどの排熱が車両の内部に流入してエアクリーナの吸気口付近の温度上昇を招いてしまう。エアクリーナの吸気口付近の温度が上昇すると、酸素濃度が減少し、エンジンのパワーダウンの要因となる。
本発明の課題は、車体フレームの側方が外装カバーで覆われた鞍乗型車両において、エアクリーナの吸気口付近の温度上昇を抑制することにある。
本発明の一態様に係る鞍乗型車両は、車体フレームと、フロントカバーと、外装カバーと、燃料タンクと、エアクリーナと、ダクトと、導風通路と、導風カバーと、ハンドルクラウンとを備える。車体フレームは、ヘッドパイプを含む。フロントカバーは、ヘッドパイプの前方に配置される。フロントカバーは、前方からの走行風を導入する開口を含む。外装カバーは、車体フレームの側方を覆う。燃料タンクは、ヘッドパイプの後方に配置される。エアクリーナは、燃料タンクの下方に配置される。エアクリーナは、燃料タンクよりも後方に配置された吸気口を含む。ダクトは、フロントカバーとヘッドパイプの間に配置され、開口からヘッドパイプの前方まで延びている。導風通路は、ダクトを通過した走行風をエアクリーナの吸気口まで案内する。導風通路は、燃料タンクの下方に配置されるとともに、側方が外装カバーに覆われる。導風カバーは、ヘッドパイプと燃料タンクの間に配置され、ダクトを通過した走行風を導風通路に案内する。ハンドルクラウンは、ダクトの後端及び導風カバーよりも上方に配置される。
本態様に係る鞍乗型車両では、開口から取り入れた前方からの走行風は、ダクトを通り燃料タンクの下方に配置された導風通路によってエアクリーナの吸気口まで案内される。これにより、ダクトと導風通路によって開口から取り入れた走行風がエアクリーナの吸気口まで効率よく流れるので、エアクリーナの吸気口付近の温度上昇を抑制することができる。また、ダクトを通過した走行風は、導風カバーによって導風通路に案内される。すなわち、ダクトを通過した走行風が燃料タンクの前方で車両上方に逃げることを抑制できるので、導風通路を流れる走行風の流量が増加する。このため、導風カバーによってエアクリーナの吸気口付近の温度上昇をさらに抑制することができる。さらに、ダクト及び導風カバーよりも上方に配置されたハンドルクラウンによっても、ダクトを通過した走行風が燃料タンクの前方で車両上方に逃げることを抑制できる。そのうえ、エアクリーナの吸気口が燃料タンクよりも後方に配置されているので、エアクリーナの吸気口を燃料タンクの下方に配置した場合と比べて、エアクリーナの吸気口付近の温度上昇を抑制できる。
ハンドルクラウンは、後端が導風カバーの前端よりも後方に配置されてもよい。この場合は、ハンドルクラウンによって、ダクトを通過した走行風が燃料タンクの前方で車両上方に逃げることをさらに抑制できる。
ハンドルクラウンは、車両平面視で導風カバーと重なってもよい。この場合は、ハンドルクラウンによって、ダクトを通過した走行風が燃料タンクの前方で車両上方に逃げることをさらに抑制できる。
ハンドルクラウンは、車両平面視でダクトと重なってもよい。この場合は、ハンドルクラウンによって、ダクトを通過した走行風が燃料タンクの前方で車両上方に逃げることをさらに抑制できる。
車体フレームは、ヘッドパイプから後方に延び車幅方向における車両中央に配置された1本のタンク支持フレームをさらに含んでもよい。導風カバーは、タンク支持フレームの上方に配置され、車両正面視で下方が開口した略U字形状を有してもよい。この場合は、導風カバーがU字形状に形成されていることによって、走行風がタンク支持フレームの左右の側方を通り易くなるので、走行風がエアクリーナの吸気口まで効率よく流れる。
ダクトは、車両正面視で下方が開口した略U字形状を有してもよい。この場合は、ダクトの構造が容易になる。
鞍乗型車両は、燃料タンクを覆うタンクカバーをさらに備えてもよい。導風カバーは、車両前後方向から見て、後端がタンクカバーの前縁と重なってもよい。この場合は、導風カバーによって案内された走行風がタンクカバーと導風カバーの隙間から漏れることを抑制できる。
鞍乗型車両は、燃料タンクを覆うタンクカバーと、タンクカバーを車体フレームに取り付けるためのステーとをさらに備えてもよい。ステーは、燃料タンクを支持する支持部材が取り付けられてもよい。この場合は、部品点数の増加を抑制できる。
フロントカバーの開口は、車幅方向における車両中央に配置されてもよい。この場合は、前方からの走行風を開口から効率よく取り入れることができる。
ダクトは、メータステーを兼ねてもよい。この場合は、部品点数の増加を抑制できる。
本発明によれば、車体フレームの側方が外装カバーで覆われた鞍乗型車両において、エアクリーナの吸気口付近の温度上昇を抑制できる。
鞍乗型車両の左側面図である。 車体フレーム周辺を上方から見た図である。 鞍乗型車両の部分正面図である。 ステアリング装置周辺の斜視図である。 鞍乗型車両の部分断面図である。 タンクカバー周辺を前方から見た図である。 ハンドルクラウン周辺を上方から見た図である。 ダクトの正面図である。 図6の一部を拡大した図である。 走行風の流れを説明するための図である。
以下、本発明の一態様に係る鞍乗型車両の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、「前後」、「上下」、「左右」等の方向を示す用語は、鞍乗型車両を運転する時の運転者から見た方向を基準として説明する。したがって、左右方向は、車幅方向と一致する。また、車幅方向外側とは、車幅方向において鞍乗型車両の車幅方向の中心から遠い側を意味する。車幅方向内側とは、車幅方向において鞍乗型車両の車幅方向の中心に近い側を意味する。
図1は、鞍乗型車両1の左側面図である。鞍乗型車両1は、車体フレーム2と、ステアリング装置3と、前輪4、後輪5と、エンジン6と、燃料タンク7と、シート8と、フロントカバー9と、外装カバー10とを備える。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ12と、メインフレーム13とを含む。ヘッドパイプ12は、車両側面視で上端から下端に向かって前方かつ下方に延びている。ヘッドパイプ12は、車幅方向における車両中央に配置されている。
メインフレーム13は、ヘッドパイプ12に接続されており、ヘッドパイプ12から後方に延びている。なお、「接続」とは、直接的な接続に限らず、間接的な接続も含む。また、「接続」とは、別体の部材が互いに固定されていることに限らず、一体の部材において複数の部分が連続していることも含む。
図2は、車体フレーム2周辺を上方から見た図である。図2では、エンジン6、燃料タンク7及びシート8などの図示を省略している。メインフレーム13は、1本のタンク支持フレーム13aと、エンジン支持フレーム13bと、リアフレーム13cとを含む。
タンク支持フレーム13aは、ヘッドパイプ12から後方に延びている。タンク支持フレーム13aは、車幅方向における車両中央かつ燃料タンク7の下方に配置されており、燃料タンク7を支持している。エンジン支持フレーム13bは、タンク支持フレーム13aよりも下方に配置されている。エンジン支持フレーム13bは、ヘッドパイプ12から左右に分岐して後方に延びている。エンジン支持フレーム13bの後端は、タンク支持フレーム13aの後端に接続されている。リアフレーム13cは、タンク支持フレーム13aの後端から左右に分岐して後方に延びている。
図3は、鞍乗型車両1の部分正面図である。図4は、ステアリング装置3周辺の斜視図である。図1、図3及び図4に示すように、ステアリング装置3は、フロントフォーク14と、ステアリングシャフト15と、ハンドルクラウン16と、ハンドル17とを含む。フロントフォーク14は、ヘッドパイプ12に回転可能に支持されている。図3は、鞍乗型車両1の部分正面図である。フロントフォーク14は、左右一対のフロントサスペンション14L,14Rを含む。左右一対のフロントサスペンション14L,14Rは、車両側面視で上端から下端に向かって前方かつ下方に延びている。ステアリングシャフト15は、ヘッドパイプ12に挿入されており、ヘッドパイプ12に回転可能に支持されている。
ハンドルクラウン16は、ヘッドパイプ12の上方に配置されている。ハンドルクラウン16は、ステアリングシャフト15の上部に取り付けられている。ハンドルクラウン16は、左右一対のフロントサスペンション14L,14Rを連結する。ハンドルクラウン16は、シャフト取付部16aと、スイッチ取付部16bと、左右一対のフォーク取付部16cとを含む。
シャフト取付部16a、スイッチ取付部16b及び左右一対のフォーク取付部16cは、円形の孔であり、上下方向に貫通して形成されている。シャフト取付部16aは、ヘッドパイプ12の上方に配置され、ステアリングシャフト15が取り付けられる。スイッチ取付部16bは、図示しないイグニッションスイッチが取り付けられる。スイッチ取付部16bは、シャフト取付部16aの前方に配置されている。左右一対のフォーク取付部16cは、フロントフォーク14が取り付けられる。ハンドル17は、ハンドルクラウン16を介してステアリングシャフト15の上部に接続されている。
前輪4は、フロントフォーク14に回転可能に支持されている。前輪4は、左右一対のフロントサスペンション14L,14Rの下端に連結されている。後輪5は、エンジン6の後方に配置されるスイングアーム18に回転可能に支持されている。
エンジン6は、車体フレーム2に支持されている。エンジン6は、メインフレーム13のエンジン支持フレーム13bに取り付けられている。エンジン6は、燃料タンク7の下方に配置されている。
図5は、鞍乗型車両1を車幅方向と直交する平面で切断した部分断面図である。燃料タンク7は、ヘッドパイプ12の後方に配置されている。燃料タンク7は、タンク支持フレーム13a及びリアフレーム13cの上方に配置されている。燃料タンク7の前下部は、タンク支持フレーム13aの上部に装着された緩衝材25を介して、タンク支持フレーム13aに支持されている。燃料タンク7の中央下部は、緩衝材29を介してリアフレーム13cに支持されている。また、燃料タンク7の後下部は、リアフレーム13cの上部に取り付けられたブラケット19において、支持部材20を介して支持されている。支持部材20は、例えば、弾性変形可能なゴム製のグロメットである。
シート8は、燃料タンク7の後方に配置されている。シート8は、リアフレーム13cの上方に配置されており、リアフレーム13cに支持されている。
フロントカバー9は、ヘッドパイプ12の前方に配置されている。フロントカバー9は、車幅方向における車両中央に配置されている。図3から図5に示すように、フロントカバー9は、カバー本体部9aと、アウターカバー9bとを含む。図5に示すように、カバー本体部9aは、ヘッドパイプ12から前方に延びるステー28に支持されている。アウターカバー9bは、カバー本体部9aの前方に配置されている。アウターカバー9bは、カバー本体部9aの一部を前方から覆うようにカバー本体部9aに固定されている。フロントカバー9は、前方からの走行風を導入する開口21を含む。開口21は、フロントカバー9において車幅方向における車両中央の先端に設けられている。開口21は、カバー本体部9aとアウターカバー9bとに亘って形成されている。開口21は、図3に示すように、車両正面視で略等脚台形状であり、前後方向に延びている。
開口21は、第1面~第4面21a~21dを含む。第1面~第4面21a~21dのそれぞれは、開口21において、上下左右に位置する面である。第1面~第4面21a~21dは、前後方向に延びている。第3面21c及び第4面21dは、下部が上部よりも車幅方向内側に配置されている。第3面21c及び第4面21dは、後部が前部よりも車幅方向内側に配置されている。
開口21の内側にはヘッドライト30が配置されている。ヘッドライト30は、開口21に対して上下方向及び左右方向に隙間ができるように開口21の内側に配置されている。すなわち、ヘッドライト30と第1~第4面21a~21dとの間には隙間が設けられている。ヘッドライト30は、ゴムなどの弾性部材を介してステー28に取り付けられている。フロントカバー9の下方には、整流板31が配置されている。整流板31は、前方からの走行風によりダウンフォースを発生させる。整流板31は、左右一対のフロントサスペンション14L,14Rよりも車幅方向外側に延びている。フロントカバー9の上部には、ウィンドシールド32が取り付けられている。
外装カバー10は、図1に示すように、車体フレーム2の側方を覆う。外装カバー10は、左右一対のフロントサイドカバー22と、左右1対のサイドカバー23と、左右一対のリアサイドカバー24とを含む。
フロントサイドカバー22は、フロントフォーク14の左右の側方に配置されている。フロントサイドカバー22は、フロントフォーク14の一部を車幅方向外側から覆う。フロントサイドカバー22は、前端がフロントカバー9の下方に配置されている。フロントサイドカバー22は、車両側面視で燃料タンク7の下方まで延びており、エンジン支持フレーム13bの少なくとも一部を車幅方向外側から覆う。
サイドカバー23は、タンク支持フレーム13aの左右の側方に配置されている。サイドカバー23は、タンク支持フレーム13aを車幅方向外側から覆う。サイドカバー23は、車両側面視で、燃料タンク7とフロントサイドカバー22との間に配置されている。
リアサイドカバー24は、フロントサイドカバー22及びサイドカバー23の後方に配置されている。リアサイドカバー24は、リアフレーム13cの左右の側方に配置されている。リアサイドカバー24は、リアフレーム13cを車幅方向外側から覆う。リアサイドカバー24は、車両側面視で燃料タンク7及びシート8の下方に配置されている。
鞍乗型車両1は、タンクカバー26とステー27とを備えている。タンクカバー26は、燃料タンク7の上方及び側方を覆う。図6は、タンクカバー26周辺を前方から見た図である。タンクカバー26は、第1タンクカバー26aと左右一対の第2タンクカバー26bとを含む。第1タンクカバー26aは、燃料タンク7の上方及び後方に配置されている。第2タンクカバー26bは、燃料タンク7の左右の側方に配置されている。第2タンクカバー26bは、サイドカバー23及びリアサイドカバー24の上方に配置されている。
ステー27は、タンクカバー26を車体フレーム2に取り付けるために設けられている。ステー27は、ヘッドパイプ12に近接した位置でタンク支持フレーム13aの上部に固定されている。タンクカバー26は、前部がステー27を介して車体フレーム2に固定されており、後部がブラケット19を介して車体フレーム2に固定されている。ステー27には、燃料タンク7を支持する少なくとも1つの支持部材38が取り付けられている。本実施形態では、支持部材38は、タンク支持フレーム13aを挟んで左右に1つずつ設けられている。支持部材38は、例えば、弾性変形可能なゴム製のグロメットである。
鞍乗型車両1は、エアクリーナ33を備えている。エアクリーナ33は、エンジン6に接続されている。エアクリーナ33は、車両側面視で、フロントサイドカバー22の後方に配置されている。エアクリーナ33は、本体部33aと吸気口33bとを含む。本体部33aは、燃料タンク7及びリアフレーム13cの下方に配置されている。本体部33aは、車両側面視で、リアサイドカバー24の下方に配置されている。吸気口33bは、後方に向かって開口する。吸気口33bは、タンク支持フレーム13aの後方に配置されている。吸気口33bは、燃料タンク7よりも後方に配置されている。本実施形態では、吸気口33bは、タンクカバー26よりも僅かに後方に配置されている。吸気口33bは、車両側面視で、シート8の前端と上下方向に重なる。吸気口33bは、左右の側方がリアサイドカバー24で覆われている。
図4及び図5に示すように、鞍乗型車両1は、ダクト40と、導風通路50と、導風カバー60とを備えている。ダクト40は、フロントカバー9とヘッドパイプ12の間に配置されている。ダクト40は、ヘッドパイプ12の上端よりも下方に配置されている。ダクト40は、開口21からヘッドパイプ12の前方まで延びている。ダクト40は、ステー28を車幅方向外側から覆う。
図7は、ハンドルクラウン16周辺を上方から見た図である。図8は、ダクト40の正面図であり、ダクト40を前方から見た図である。ダクト40の後端40aは、ハンドルクラウン16の前端よりも後方に配置されている。ハンドルクラウン16は、ダクト40の後端40aよりも上方に配置されている。ダクト40は、車両平面視で、ハンドルクラウン16と重なる。ダクト40は、車両平面視で、ハンドルクラウン16のスイッチ取付部16bと重なる。ダクト40は、ステー28に取り付けられている。本実施形態では、ダクト40は、メータステーを兼ねる。
図8に示すように、ダクト40は、車両正面視で、下方が開口した略U字形状を有している。ダクト40は、上面41と、左面42と、右面43とを含む。上面41は、車幅方向における車両中央に配置されている。上面41は、前部41aと後部41bとを含む。前部41aは、図5に示すように、車両側面視で、後部41bに向かって後方かつ下方に延びている。前部41aは、速度計などを含む図示しないメータユニットが配置される。後部41bは、前部41aの後端から後方に延びている。後部41bは、ヘッドパイプ12の上端よりも下方に配置されている。
左面42及び右面43は、ステー28の車幅方向外側に配置されている。左面42及び右面43は、上面41に接続されている。左面42及び右面43は、上面41の左右方向の両端から下方に延びている。左面42及び右面43は、上面41よりも前方に延びている。左面42の前端及び右面43の前端は、開口21の後端よりも前方に延びており、開口21の後端の少なくとも一部を車幅方向外側から覆う。左面42及び右面43は、前端が後端よりも車幅方向外側に配置されている。左面42の前端及び右面43の前端は、下部が上部よりも車幅方向内側に配置されている。
導風通路50は、開口21及びダクト40を通過した走行風をエアクリーナ33の吸気口33bまで案内する。導風通路50は、燃料タンク7の下方に配置されている。導風通路50は、タンク支持フレーム13aの周囲から吸気口33bまで延びている。詳細には、導風通路50は、タンク支持フレーム13aの周囲からさらに後方に延び、燃料タンク7とエアクリーナ33の本体部33aとの間の空間を通り、吸気口33bまで延びている。導風通路50は、側方が外装カバー10に覆われている。導風通路50は、サイドカバー23の内側及びリアサイドカバー24の内側に形成されている。なお、図5では、導風通路50を2点鎖線で模式的に示している。
導風カバー60は、ダクト40を通過した走行風を導風通路50に案内する。導風カバー60は、ヘッドパイプ12と燃料タンク7の間に配置されている。導風カバー60は、タンク支持フレーム13aの上方に配置されている。導風カバー60は、車両正面視で、下方が開口した略U字形状を有している。導風カバー60は、ステー27に固定されている。
図7に示すように、導風カバー60は、車両平面視でハンドルクラウン16と重なる。ハンドルクラウン16は、導風カバー60よりも上方に配置されている。ハンドルクラウン16は、後端(本実施形態ではシャフト取付部16aの後端)が導風カバー60の前端よりも後方に配置されている。
導風カバー60は、上壁61と、左右一対の側壁62と、後端63とを含む。上壁61は、タンク支持フレーム13aの先端付近の上方を覆う。上壁61は、車両正面視で、タンク支持フレーム13aよりも左右方向に延びている。上壁61の前端は、後方に向かって円弧状に凹む形状を有している。上壁61の前端は、ハンドルクラウン16の後端よりも前方に配置されている。側壁62は、上壁61の左右方向の両端から下方に延びている。側壁62は、タンク支持フレーム13aよりも上方に配置されている。側壁62は、ヘッドパイプ12の上端よりも下方に延びている。側壁62は、前端がハンドルクラウン16の後端よりも前方に配置されている。
図9は、図6における導風カバー60周辺を拡大した図である。図9に示すように、後端63は、上壁61の後部及び側壁62の後部から上方に延びている。後端63は、車両前後方向から見て、タンクカバー26の第1タンクカバー26aの前縁26dと重なる。後端63は、第1タンクカバー26aの前縁26dよりも後方に配置されている。後端63は、ステー27にリベットで固定されている。
本態様に係る鞍乗型車両1では、開口21から取り入れた前方からの走行風は、ダクト40を通り燃料タンク7の下方に配置された導風通路50によってエアクリーナ33の吸気口33bまで案内される。これにより、ダクト40と導風通路50によって開口21から取り入れた走行風がエアクリーナ33の吸気口33bまで効率よく流れるので、エアクリーナ33の吸気口33b付近の温度上昇を抑制することができる。
また、ダクト40を通過した走行風は、導風カバー60によって導風通路50に案内される。詳細には、図10に示すように、導風カバー60によって走行風が燃料タンク7の前方で車両上方に逃げることを抑制できるので、導風通路50を流れる走行風の流量が増加する。このため、導風カバー60によってエアクリーナ33の吸気口33b付近の温度上昇をさらに抑制することができる。なお、図10では、走行風の流れを2点鎖線で示している。
さらに、ダクト40及び導風カバー60よりも上方に配置されたハンドルクラウン16によっても、ダクト40を通過した走行風が燃料タンク7の前方で車両上方に逃げることを抑制できる。そのうえ、エアクリーナ33の吸気口33bが燃料タンク7よりも後方に配置されているので、エアクリーナ33の吸気口33bを燃料タンク7の下方に配置した場合と比べて、エアクリーナ33の吸気口33b付近の温度上昇を抑制できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記実施形態では、ハンドルクラウン16がスイッチ取付部16bを含んでいたが、ハンドルクラウン16においてスイッチ取付部16bは省略されてもよい。
エアクリーナ33の吸気口33bは、タンクカバー26よりも前方に配置されていてもよい。ダクト40及び導風カバー60の形状は変更されてもよい。ダクト40は、メータステーを兼ねていなくてもよい。ダクト40は、下方が開口していなくてもよく、上面41に対向する下面を含んでもよい。導風カバー60は、側壁62或いは後端63が省略されてもよい。
1 鞍乗型車両
2 車体フレーム
7 燃料タンク
9 フロントカバー
10 外装カバー
12 ヘッドパイプ
13a タンク支持フレーム
16 ハンドルクラウン
21 開口
26 タンクカバー
27 ステー
33 エアクリーナ
33b 吸気口
40 ダクト
50 導風通路
60 導風カバー

Claims (10)

  1. ヘッドパイプを含む車体フレームと、
    前方からの走行風を導入する開口を含み、前記ヘッドパイプの前方に配置されたフロントカバーと、
    前記車体フレームの側方を覆う外装カバーと、
    前記ヘッドパイプの後方に配置された燃料タンクと、
    前記燃料タンクよりも後方に配置された吸気口を含み、前記燃料タンクの下方に配置されたエアクリーナと、
    前記フロントカバーと前記ヘッドパイプの間に配置され、前記開口から前記ヘッドパイプの前方まで延びたダクトと、
    前記燃料タンクの下方に配置されるとともに、側方が前記外装カバーに覆われ、前記ダクトを通過した前記走行風を前記エアクリーナの前記吸気口まで案内する導風通路と、
    前記ヘッドパイプと前記燃料タンクの間に配置され、前記ダクトを通過した前記走行風を前記導風通路に案内する導風カバーと、
    前記ダクトの後端及び前記導風カバーよりも上方に配置されハンドルクラウンと、
    を備えた、
    鞍乗型車両。
  2. 前記ハンドルクラウンは、後端が前記導風カバーの前端よりも後方に配置されている、
    請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記ハンドルクラウンは、車両平面視で前記導風カバーと重なる、
    請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記ハンドルクラウンは、車両平面視で前記ダクトと重なる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記車体フレームは、前記ヘッドパイプから後方に延び車幅方向における車両中央に配置された1本のタンク支持フレームをさらに含み、
    前記導風カバーは、前記タンク支持フレームの上方に配置され、車両正面視で下方が開口した略U字形状を有している、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記ダクトは、車両正面視で下方が開口した略U字形状を有している、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記燃料タンクを覆うタンクカバーをさらに備え、
    前記導風カバーは、車両前後方向から見て、後端が前記タンクカバーの前縁と重なる、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  8. 前記燃料タンクを覆うタンクカバーと、
    前記タンクカバーを前記車体フレームに取り付けるためのステーと、
    をさらに備え、
    前記ステーは、前記燃料タンクを支持する支持部材が取り付けられている、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  9. 前記フロントカバーの前記開口は、車幅方向における車両中央に配置されている、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  10. 前記ダクトは、メータステーを兼ねる、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
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