JP2015123872A - 鞍乗り型車両のフロントカウル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッドライトとフロントカウルとの間から侵入する走行風の影響を、簡単な構造で低減できるようにする。【解決手段】自動二輪車1の前面に設けられて前方に照射するヘッドライト30と、ヘッドライト30の上下左右を覆うとともに、ヘッドライト30の上縁84aに連続して後上方に延びてヘッドライト30へ向かう走行風を後上方へ流す前面上面部44を備えたフロントカウル26と、フロントカウル26の前面上面部44の上に所定の隙間Gを持って取り付けられ、フロントカウル26の上端よりも上方に延びるウインドスクリーン32とを備える鞍乗り型車両のフロントカウル構造において、フロントカウル26の前面上面部44においてウインドスクリーン32に覆われる位置に、ウインドスクリーン32の下面への連通口57が設けられている。【選択図】図5

Description

本発明は、鞍乗り型車両のフロントカウル構造に関する。
従来、鞍乗り型車両では、ヘッドライトの前面をフロントカウルの前面の開口部から露出させて設けるとともに、ヘッドライトの光軸を調整できるように、上記開口部とヘッドライトの周縁部との間に隙間を設けたフロントカウル構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、ヘッドライトの左右の側面に延出部を設けることで、上記隙間からフロントカウル内に走行風が侵入することを抑制し、空気抵抗の低減やハンドリング特性の向上を図っている。
特開2008−81082号公報
しかしながら、上記従来のフロントカウル構造では、ヘッドライトの左右の側面に延出部を設けることで上記隙間からの走行風の侵入の抑制を図っているため、ヘッドライトの形状が複雑になるという課題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ヘッドライトとフロントカウルとの間から侵入する走行風の影響を、簡単な構造で低減できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、車両(1)の前面に設けられて前方に照射するヘッドライト(30)と、当該ヘッドライト(30)の上下左右を覆うとともに、前記ヘッドライト(30)の上縁(84a)に連続して後上方に延びて前記ヘッドライト(30)へ向かう走行風を後上方へ流す上面部(44)を備えたフロントカウル(26)と、当該フロントカウル(26)の前記上面部(44)の上に所定の隙間(G)を持って取り付けられ、前記フロントカウル(26)の上端よりも上方に延びるウインドスクリーン(32)とを備える鞍乗り型車両のフロントカウル構造において、前記フロントカウル(26)の前記上面部(44)において前記ウインドスクリーン(32)に覆われる位置に、前記ウインドスクリーン(32)の下面への連通口(57)が設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、ヘッドライトとフロントカウルとの間からフロントカウル内に走行風が侵入したとしても、この走行風は、フロントカウルの連通口を通ってフロントカウルの外のウインドスクリーン側に流れ、そのまま後方に抜け、フロントカウル内に滞留しない。このため、フロントカウルに連通口を設ける簡単な構成で、ヘッドライトとフロントカウルとの間から侵入する走行風の影響を低減できる。
また、本発明は、前記ウインドスクリーン(32)と前記フロントカウル(26)との間の前記隙間(G)の大きさは、前記連通口(57)よりも下方で減らされていることを特徴とする。
本発明によれば、連通口の下方においてウインドスクリーンとフロントカウルとの間の隙間に走行風が侵入し難い。このため、ウインドスクリーンとフロントカウルとの間の隙間を流れる走行風が、連通口から外側に抜ける走行風の流れを妨げてしまうことを抑制できる。
また、本発明は、運転者の前方で操舵用ハンドルバー(16)の取付部(38a)の近くに配置され運転者に向けて車両情報を表示するメーターパネル(50)を備え、前記ウインドスクリーン(32)は、前記メーターパネル(50)の前上方を覆うように設けられ、前記連通口(57)は、前記メーターパネル(50)の下方に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、メーターパネルの前上方を覆って視認性を向上させるウインドスクリーンの後方でメーターパネル側の空間に負圧が生じても、フロントカウル内から連通口を介してウインドスクリーン側に抜ける走行風を供給できる。このため、負圧を利用してフロントカウル内の走行風を連通口から効率良く抜くことができるとともに、負圧を低減して風切り音を低減できる。
さらに、本発明は、前記車両(1)の操舵部品(36)に取り付けられ、前記ヘッドライト(30)、前記フロントカウル(26)及び前記メーターパネル(50)を支持するとともに、前記ヘッドライト(30)を後方から覆うヘッドライトリアカバー(51)を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ヘッドライトから後方へ漏れる光をヘッドライトリアカバーによって遮断できる。また、ヘッドライトリアカバーを設けた構成であっても、連通口から走行風を外側に効果的に抜くことができるため、ヘッドライトとフロントカウルとの間から侵入する走行風の影響を低減できる。
また、本発明は、前記フロントカウル(26)の前記上面部(44)は、幅方向中央部が前上方へ凸の曲面であり、前記連通口(57)は、幅方向中央寄りに設けられることを特徴とする。
本発明によれば、幅方向の中央側に集まった走行風を連通口から効率良く抜くことができる。
さらに、本発明は、前記ウインドスクリーン(32)の前端(32a)は、前面視で前記ヘッドライト(30)の上端よりも下方まで延びていることを特徴とする。
本発明によれば、フロントカウル内に侵入する走行風を、ウインドスクリーンの前端によって低減できる。
本発明に係るフロントカウル構造では、フロントカウルに連通口を設ける簡単な構成で、ヘッドライトとフロントカウルとの間から侵入する走行風の影響を低減できる。
また、ウインドスクリーンとフロントカウルとの間の隙間を流れる走行風が、連通口から外側に抜ける走行風の流れを妨げてしまうことを抑制できる。
また、負圧を利用してフロントカウル内の走行風を連通口から効率良く抜くことができるとともに、負圧を低減して風切り音を低減できる。
さらに、ヘッドライトから後方へ漏れる光をヘッドライトリアカバーによって遮断できるとともに、ヘッドライトとフロントカウルとの間から侵入する走行風の影響を低減できる。
また、幅方向の中央側に集まった走行風を連通口から効率良く抜くことができる。
さらに、フロントカウル内に侵入する走行風を低減できる。
本発明のフロントカウル構造を備えた自動二輪車の右側面図である。 フロントカウルの周辺部を示す右側面図である。 フロントカウルの周辺部を示す正面図である。 フロントカウルの周辺部を運転者側の上方から見た図である。 図3のV−V断面図である。 フロントカウルの正面図である。 フロントカウルの左側面図である。 フロントカウルユニット及びメーターユニット等を取り外した状態の車両前部の正面図である。 ヘッドライトリアカバーを車両後方側から見た斜視図である。 フロントカウルを取り外した状態の車両前部の正面図である。 ヘッドライトを上方から見た平面図である。 ウインドスクリーン32の左側面図である。 図3のXIII−XIII断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LEは車体左方を示している。
図1は、本発明のフロントカウル構造を備えた自動二輪車1の右側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10にエンジン11が支持され、前輪2を支持するフロントフォーク12が車体フレーム10の前端のヘッドパイプ10aに操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム(不図示)が車体フレーム10の後部に設けられた車両である。自動二輪車1は、運転者が跨るようにして着座するシート14が車体フレーム10の前後の中央部の上方に設けられた鞍乗り型の車両である。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ10aから後下がりに後方へ延びるメインフレーム10bと、ヘッドパイプ10aからエンジン11の前方を通って下方に延びるダウンフレーム10cと、シート14を支持するシートフレーム(不図示)とを備える。
上記スイングアームは、車体フレーム10の下部に設けられたピボット軸(不図示)に上下揺動可能に支持され、後輪3はスイングアームの後端部に軸支される。スイングアームは、リアサスペンション15を介して車体フレーム10に連結される。
フロントフォーク12の上端部には、操舵用のハンドルバー16が取付けられ、フロントフォーク12の下端部には、車軸17を介して前輪2が支持されている。燃料タンク18は、メインフレーム10bに支持され、シート14の前方に位置する。
エンジン11は、クランク軸が収容されたクランクケース20と、このクランクケース20の前部から起立したシリンダ部21と、クランクケース20の後部に内蔵された変速機(不図示)とを備える。シリンダ部21の後部には、エアクリーナ等を備えた吸気装置22が接続され、シリンダ部21の前部には、排気装置23が接続されている。
自動二輪車1は、車体フレーム10等を覆う樹脂製の車体カバー25を備える。車体カバー25は、ヘッドパイプ10aの前方に配置されるフロントカウル26と、シート14の下方で吸気装置22を側方から覆うサイドカバー27と、シート14の後部の下方を覆うリアカバー28とを備える。前輪2を上方から覆うフロントフェンダー29は、フロントフォーク12に取り付けられている。
光を前方に照射するヘッドライト30は、フロントカウル26の前面に設けられ、前部ウインカ31は、フロントカウル26の左右の側面に設けられている。フロントカウル26の上部には、板状のウインドスクリーン32が取り付けられている。
ハンドルバー16の左右の両端には、運転者が把持するグリップ33が設けられている。バックミラー34は、ハンドルバー16上においてグリップ33よりも内側に取り付けられている。
運転者用の左右一対のステップ35は、エンジン11の後部の側方に設けられている。
図2は、フロントカウル26の周辺部を示す右側面図である。図3は、フロントカウル26の周辺部を示す正面図である。図4は、フロントカウル26の周辺部を運転者側の上方から見た図である。
前輪2を操舵自在にヘッドパイプ10aに支持する操舵部品36は、ヘッドパイプ10aに軸支されるステアリングシャフト37と、ステアリングシャフト37の上端に連結されるトップブリッジ38と、ステアリングシャフト37の下端に連結されるボトムブリッジ39と、左右一対の上記フロントフォーク12とを備える。
トップブリッジ38及びボトムブリッジ39は、フロントフォーク12を支持する支持孔部をステアリングシャフト37よりも前方の前部に備え、フロントフォーク12は、ヘッドパイプ10aの前方でステアリングシャフト37と略平行に支持される。
ハンドルバー16は、トップブリッジ38の上面に設けられたハンドル固定部38a(ハンドルバーの取付部)に固定される。
フロントカウル26の上面には、運転者に向けて速度やエンジン回転数等の車両情報を表示するメーターパネル50が設けられている。メーターパネル50は、ウインドスクリーン32の後方且つハンドルバー16の前方に配置されている。メーターパネル50は、運転者の頭部に面するように後下がりで配置されている。メーターパネル50の上部は、ハンドルバー16の上部と略同等の高さに位置する。
メーターパネル50とハンドルバー16との間には、車両の電源の切り替え操作用のキーシリンダー40が設けられており、キーシリンダー40はトップブリッジ38に支持される。
フロントカウル26は、ヘッドライト30が嵌め込まれる前面開口部41を備える。前面開口部41にヘッドライト30が嵌め込まれてフロントカウル26とヘッドライト30とが一体化されることで、前方からの走行風を整流するフロントカウルユニット42が形成される。ヘッドライト30の前面は、前面開口部41の周縁部に略面一で滑らかに連続するように設けられ、フロントカウルユニット42の前面の一部を構成する。
フロントカウルユニット42は、正面視において、前面の幅方向中央部が前方に凸となる様に全体的に湾曲した形状を備える。また、フロントカウルユニット42の前面は、側面視において、前上方側に凸となるように全体的に湾曲した形状を備え、後上がりの姿勢で配置される。
フロントカウル26の前面は、前面開口部41が設けられる前面正面部43と、前面開口部41の上縁から後上がりに上方へ延びる前面上面部44とを備える。フロントカウル26は、前面正面部43の左右の縁部からそれぞれ後方に延びる側面部45と、前面開口部41の下縁から後方に延びる下面部46と、下面部46の後縁から下方に延びる下方延出部47とを備える。
ウインドスクリーン32は、前面上面部44に取り付けられ、前面上面部44の全体を前方から覆う。前部ウインカ31は、左右の側面部45に取り付けられる。下方延出部47には、ライセンスプレートホルダー48が設けられており、ライセンスプレートホルダー48にはライセンスプレート(不図示)が取り付けられる。
図5は、図3のV−V断面図である。
図5に示すように、フロントフォーク12の前方には、フロントカウル26を後方から塞ぐ板状のヘッドライトリアカバー51が設けられている。ヘッドライトリアカバー51は、トップブリッジ38及びボトムブリッジ39に固定される。
フロントカウル26がヘッドライトリアカバー51に前方から取り付けられることで、フロントカウル26とヘッドライトリアカバー51との間には、部品を収容可能なカウル内空間Sが形成されている。カウル内空間Sには、ヘッドライト30、箱型のメーターユニット52、及び、電装品用の配線等が収納される。
図6は、フロントカウル26の正面図である。図7は、フロントカウル26の左側面図である。
フロントカウル26の前面開口部41は、正面視で略台形状に形成されており、車幅方向に延びる下縁41aと、下縁41aよりも車幅方向に長い上縁41bと、上縁41b及び下縁41aの左右の両端を上下に連結する側縁41c,41cとを有する。
詳細には、上縁41bは、車幅方向の中央部が最も前方且つ下方に位置し、左右の外側方側ほど後方且つ上方に位置するように湾曲している。上縁41bには、下端を屈曲させるようにして前方に突出したリブ部41dが、その幅方向の略全体に亘って形成されている。
フロントカウル26の裏面側において前面開口部41の周縁部には、側縁41c,41cに沿って上下に延びる縦リブ53,53が設けられている。縦リブ53,53は、後方へ突出している。
フロントカウル26の前面上面部44の裏面側には、後方に突出するリブ状のヘッドライト支持部54,54が一対設けられている。ヘッドライト支持部54,54の下面には、孔54a,54aが設けられている。ヘッドライト支持部54,54は、前面開口部41の幅方向の中央と側縁41cとの間にそれぞれ配置されている。また、フロントカウル26の前面上面部44の裏面側には、上縁41bに沿って左右に延びる横リブ55,55が設けられている。横リブ55,55は、ヘッドライト支持部54,54から前面上面部44の車幅方向の端部との間にそれぞれ形成されている。
縦リブ53,53、横リブ55,55及びリブ状のヘッドライト支持部54,54によって、フロントカウル26の強度及び剛性が向上している。
前面上面部44においてヘッドライト支持部54,54の間の中央部には、ウインドスクリーン32の中央部が固定される中央固定部56が設けられている。
前面上面部44の上部には、前面上面部44を裏面(下面)まで貫通する連通口57,57が、車幅方向に並んで一対形成されている。連通口57,57は、中央固定部56の上方に位置するとともに、車幅方向においては、ヘッドライト支持部54,54の間の中央部に位置している。また、前面上面部44の上端の中央部には、ヘッドライトリアカバー51の前端に連結される上端固定部44aが設けられている。
前面正面部43において前面上面部44の車幅方向の両端部に隣接する部分には、前面正面部43を貫通するスリット状の長孔58,58が形成されている。
前面正面部43の裏面側において長孔58,58の外側方の位置には、後方に突出する端部固定部59,59が設けられている。
前面正面部43の裏面側において端部固定部59,59の下方且つ縦リブ53,53の外側方には、ヘッドライトリアカバー51に連結される上部連結部60,60が設けられている。下方延出部47の裏面側において左右の端部には、ヘッドライトリアカバー51に連結される下部連結部61,61が設けられている。
上部連結部60,60及び下部連結部61,61には、クリップナット等によって構成されるナット部が設けられる。
図8は、フロントカウルユニット42及びメーターユニット52等を取り外した状態の車両前部の正面図である。図9は、ヘッドライトリアカバー51を車両後方側から見た斜視図である。
図5、図8及び図9を参照し、ヘッドライトリアカバー51は、操舵部品36に取り付けられる背板部62と、背板部62の上縁から屈曲して前上方へ延びるパネル部63とを備える。
背板部62は、トップブリッジ38に固定される上側固定孔部64,64を上部の中央部に一対備える。また、背板部62は、ボトムブリッジ39に固定される下側固定孔部65,65を下部に一対備える。ヘッドライトリアカバー51は、上側固定孔部64,64及び下側固定孔部65,65に挿通される固定具66によってトップブリッジ38及びボトムブリッジ39に固定される。
背板部62の上部において左右の縁部には、フロントカウル26の上部連結部60,60に連結される固定孔部67,67が設けられている。また、背板部62の下部において左右の縁部には、フロントカウル26の上部連結部60,60に連結される固定孔部68,68が設けられている。
固定孔部67,67,68,68は、運転者側から挿通される固定ボルト(不図示)によって、フロントカウル26の上部連結部60,60及び下部連結部61,61に連結される。
また、背板部62は、配線等が通される孔部69を複数備える。
自動二輪車1では、操舵部品36に固定されるヘッドライトリアカバー51にフロントカウル26が連結されるため、フロントカウルユニット42は、操舵部品36と一体に操舵方向に回動する。このため、フロントカウルユニット42の周囲を流れる走行風は、ハンドリング特性に影響する。
ヘッドライトリアカバー51のパネル部63は、キーシリンダー40が通されるシリンダ孔70を、車幅方向中央部の下部に備え、カウル内空間Sに連通する通気孔71,71を車幅方向の両端部に備える。また、パネル部63は、メーターユニット52の上面の表示部を露出させる略円形の窓部72,72を一対備える。窓部72,72は、パネル部63の中央部で左右に振り分けて配置されている。窓部72,72の間には、メーターユニット52表示部を露出させる中央窓部72aが設けられている。
パネル部63の前縁63aは、フロントカウル26の前面上面部44の形状に沿った湾曲形状を有する。前縁63aの中央部には、フロントカウル26の上端固定部44aに連結される前端固定孔部73が設けられている。前端固定孔部73は、ねじ73a(図13)によって上端固定部44aに連結される。
窓部72,72及び中央窓部72aは、周囲の部分よりも上方に一段膨出して形成されており、窓部72,72及び中央窓部72aの前方には、窓部72,72及び中央窓部72aと前縁63aとを繋ぐ前壁部63b(図5)が形成されている。前壁部63bは、ウインドスクリーン32よりも緩い角度で後上がりに傾斜している。
また、図8に示すように、パネル部63の裏面側には、メーターユニット52が連結されるメータ固定孔部74が複数設けられている。メーターユニット52(図5)は、メータ固定孔部74に固定されるメータ固定ねじ(不図示)によってパネル部63の裏面側に固定される。パネル部63の裏面側にメーターユニット52が連結されると、窓部72,72及び中央窓部72aからメーターユニット52の表示部が上方に露出し、メーターパネル50が形成される。
図10は、フロントカウル26を取り外した状態の車両前部の正面図である。図11は、ヘッドライト30を上方から見た平面図である。
図5、図10及び図11を参照し、ヘッドライト30は、平面視において略V字状に前方に湾曲したケース80と、ケース80の前面を塞ぐレンズ81と、灯体としてのバルブ82と、ポジションランプ83とを備える。
レンズ81は、フロントカウル26の前面開口部41の周縁部に連続するように前方に凸となる湾曲形状で形成されたレンズ前面部84と、レンズ前面部84の周縁部からケース80側へ立設された周壁部85とを備える。
レンズ前面部84は、前面開口部41の形状に沿うように形成されており、前面視では、略台形状に形成されている。詳細には、レンズ前面部84の上縁84a(ヘッドライトの上縁)は、車幅方向の中央部が最も前方且つ下方に位置し、左右の外側方側ほど後方且つ上方に位置するように湾曲している。
ケース80は、略V字形状の内側の中央部に、後方に突出するバルブ収納部86を備える。バルブ82は、バルブ収納部86に支持され、先端の発光部がレンズ81の内側の空間に配置される。ポジションランプ83はバルブ82の下方に配置される。ケース80の内面には、バルブ82及びポジションランプ83の光を反射させるリフレクタ部87が設けられている。
ケース80の前面の周縁部には、レンズ81の周壁部85の後端が嵌め込まれる枠状の溝部80a(図5)が設けられている。ケース80は、レンズ前面部84の上縁84aよりも上方に膨出する上部膨出部88を有する。上部膨出部88は、前面視では上縁84aの左右の上端84b,84b間を繋ぐように略平坦に形成されている。
また、ケース80は、上部膨出部88よりも上方に突出する上面リブ89,89を一対備える。上面リブ89,89は、ケース80の上面の左右の両端に形成されており、上端84b,84bの後方に位置する。
さらに、ケース80の上面には、上方に突出する一対の突起90,90が設けられている。突起90,90は、上面リブ89,89よりも車幅方向の内側且つ前方に配置されている。ヘッドライト30は、突起90,90が、フロントカウル26のヘッドライト支持部54,54の孔54a,54a(図6)に下方から嵌合することで、フロントカウル26に連結される。
メーターユニット52は、パネル部63の裏面に固定され、ヘッドライト30のケース80の後上方に配置されている。
図12は、ウインドスクリーン32の左側面図である。図13は、図3のXIII−XIII断面図である。ここで、図13では、メーターユニット52の図示は省略されている。
図3、図12及び図13に示すように、ウインドスクリーン32は、フロントカウル26の前面上面部44に沿って前上方に凸となる様に湾曲したスクリーン本体部91と、スクリーン本体部91の車幅方向の両端からスクリーン本体部91の湾曲度よりも大きく後方へ屈曲した側部92,92と、側部92,92から後方に延出したステー部93,93とを備える。ウインドスクリーン32は、半透明の樹脂製の板である。
ウインドスクリーン32の下縁32a(前端)は、フロントカウル26の前面開口部41の上縁41bに沿った湾曲形状を有する。スクリーン本体部91の下部の車幅方向中央には、下方に突出する中央ステー部94が設けられている。中央ステー部94には、ねじ95(図13)が挿通される孔94aが設けられている。また、ステー部93,93には、ねじ96(図13)が挿通される孔93aが設けられている。
ウインドスクリーン32は、ステー部93,93がフロントカウル26の長孔58,58に挿入されるとともに、中央ステー部94がフロントカウル26の中央固定部56に挿入されることで、フロントカウル26に位置決めされる。
ステー部93,93は、フロントカウル26の内側から締結される上記ねじ96によって端部固定部59,59に固定される。また、中央ステー部94は、フロントカウル26の内側から締結される上記ねじ95によって中央固定部56に固定される。
ウインドスクリーン32は、フロントカウル26の上端よりも上方且つ後方まで延びるスクリーン延出部97を備える。スクリーン延出部97は、メーターパネル50の上方まで延出し、上方からの日光を遮る。このため、メーターパネル50に直射日光が当たることを抑制でき、メーターパネル50の視認性が向上する。また、スクリーン延出部97は、フロントカウル26及びハンドルバー16よりも上方まで延出しており、スクリーン延出部97に沿って流れる走行風は、スクリーン延出部97に整流されて、運転者側を避けるように後上方に流れる。このため、運転者に強い走行風が当たることが防止される。
ウインドスクリーン32の下縁32aは、前面開口部41の上縁41bよりも下方に延び、レンズ前面部84の上縁84aを前方から覆う。すなわち、ウインドスクリーン32の下縁32aは、レンズ前面部84の上端よりも下方まで延出している。
また、ウインドスクリーン32は、フロントカウル26の前面上面部44との間に所定の隙間Gをあけて固定されている。このため、ウインドスクリーン32及びフロントカウル26の寸法精度を厳しく管理する必要がない。
前面上面部44の連通口57,57(図5)は、スクリーン本体部91によって前方から覆われており、隙間G内に開口している。すなわち、連通口57,57は、スクリーン本体部91の下面(裏面)への連通口である。前面上面部44の下端でリブ部41dが前方に突出しているため、隙間Gの大きさは、リブ部41dの部分で最も狭くなっている。また、隙間Gの大きさは、リブ部41dの上方の部分では、略一定である。隙間Gの下端は、下方のヘッドライト30側に開放する開放部98となっている。
ヘッドライト30は、光軸を上下方向に調整可能に設けられている。詳細には、図5に示すように、ヘッドライト30は、ヘッドライト支持部54,54に連結された突起90,90を支点として前後に揺動可能に設けられており、任意の揺動位置で固定されることで、光軸が調整される。図5では、ヘッドライト30が揺動した場合のレンズ前面部84の位置が二点鎖線で示されている。
このように、ヘッドライト30が揺動するため、フロントカウルユニット42では、ヘッドライト30の揺動のためのスペースとして、ヘッドライト30の周縁部と前面開口部41の周縁部との間には、周囲隙間Iが設けられている。ここで、ヘッドライト30の周縁部は、レンズ81の周壁部85及びレンズ前面部84の周縁部を含む。
図5に示すように、フロントカウルユニット42に当たる走行風の一部は、レンズ前面部84及びウインドスクリーン32に沿って後上方へ流れる走行風W1となる。また、フロントカウルユニット42に当たる走行風の一部は、開放部98から隙間Gに侵入し、隙間Gを通ってスクリーン延出部97の内側のスクリーン後方空間Kに流れる走行風W2となる。
また、フロントカウルユニット42に当たる走行風の一部は、ヘッドライト30の周囲隙間Iからカウル内空間S内に侵入する走行風W3となる。
走行風W3の内、レンズ81の上部と前面開口部41の上縁41bとの間の周囲隙間Iからカウル内空間S内に入った走行風W3は、ケース80の上方及びメーターユニット52の前方の空間を通り、連通口57,57から隙間Gの上部を通ってスクリーン後方空間Kに達し、外側の後方へ抜ける。また、レンズ81の左右側部及び下部と前面開口部41との間の周囲隙間Iから侵入した走行風W3は、ケース80の側方や後方を通って上方に流れ、連通口57,57及び隙間Gを経てスクリーン後方空間Kに達し、外側の後方へ抜ける。
このように、前面上面部44に連通口57,57を設け、カウル内空間S内に侵入する走行風W3をスクリーン後方空間Kに流すようにしたため、カウル内空間S内には、走行風W3を連通口57,57から排出する定常的な流れが発生する。このため、カウル内空間Sに侵入した走行風W3が走行風W3内に不規則に滞留することを防止でき、走行風W3がハンドリング特性に大きく影響することを抑制できる。また、連通口57,57は、フロントカウル26の樹脂成型の際に容易に形成できるため、簡単な構成で、走行風W3の影響を低減できる。また、走行風W3がスムーズに流れるため、フロントカウルユニット42の空気抵抗を低減できる。また、連通口57,57は、メーターパネル50の下方で運転者から見えない位置に配置されているため、外見性を確保しつつ、走行風W3の影響を低減できる。
また、スクリーン後方空間Kは、ウインドスクリーン32の表面に沿う走行風W1の作用によって負圧となっているため、この負圧を利用して走行風W3を連通口57,57に効率良く導くことができる。さらに、連通口57,57からスクリーン後方空間Kに流れる走行風W3によって、スクリーン後方空間Kの負圧を低減できるため、負圧に起因する風切り音やバタツキを低減することができる。
また、レンズ81の上方の周囲隙間Iから侵入した走行風W3は、連通口57,57の下方に位置するリブ状のヘッドライト支持部54,54(図6)によって、連通口57,57に流れるように整流される。このため、走行風W3を効率良く連通口57,57から外側に抜くことができる。
また、レンズ81の左右側方の周囲隙間Iから侵入した走行風W3は、縦リブ53,53(図6)によって後方へ流れるように整流される。このため、走行風W3を効率良く連通口57,57から外側に抜くことができる。
さらに、前面上面部44は、幅方向の中央部が前上方へ凸となる曲面状に形成されているため、走行風W3は、前面上面部44の内側においての幅方向の中央に集まり易い。そして、連通口57,57は、前面上面部44の幅方向の中央に寄せて配置されているため、中央に集まった走行風を連通口57,57から効率良く外側に抜くことができる。
また、ウインドスクリーン32の下縁32aが、前面視において、レンズ前面部84の幅方向の略全体に亘り、レンズ前面部84の上端よりも下方まで延出しているため、周囲隙間Iを隠して外観性を向上しながら、周囲隙間Iの大きさを確保できるとともに、レンズ前面部84の上方の周囲隙間Iから侵入する走行風W3の量を低減できる。
また、隙間Gの大きさは、前面上面部44の下端に設けられたリブ部41dによって、開放部98の近傍で狭くなっている。このため、隙間Gを流れる走行風W2が弱くなり、走行風W2が連通口57,57を通る走行風W3の流れを妨げることを抑制でき、走行風W3を効率良く外側に抜くことができる。また、リブ部41dの上方では、隙間Gが大きく確保されているため、ウインドスクリーン32が前面上面部44に当たることを防止できる。
ヘッドライト30の発光の一部は、カウル内空間S内で反射等することで、後方に向けられる。本実施の形態では、ヘッドライトリアカバー51によってヘッドライト30を後方から覆っているため、ヘッドライト30の発光が漏れて後方の運転者側に届くことが防止される。ヘッドライトリアカバー51は、カウル内空間Sに走行風を滞留させる要因と成り得るが、本実施の形態では、連通口57,57から走行風W3を外側に抜くことができる。このため、ヘッドライト30の発光の漏れを防止し、且つ、走行風の影響を低減できる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、フロントカウル構造は、自動二輪車1の前面に設けられて前方に照射するヘッドライト30と、ヘッドライト30の上下左右を覆うとともに、ヘッドライト30の上縁84aに連続して後上方に延びてヘッドライト30へ向かう走行風を後上方へ流す前面上面部44を備えたフロントカウル26と、フロントカウル26の前面上面部44の上に所定の隙間Gを持って取り付けられ、フロントカウル26の上端よりも上方に延びるウインドスクリーン32とを備え、前面上面部44においてウインドスクリーン32に覆われる位置に、ウインドスクリーン32の下面への連通口57,57が設けられている。これにより、ヘッドライト30とフロントカウル26との間の周囲隙間Iからカウル内空間Sに走行風W3が侵入したとしても、走行風W3は、フロントカウル26の連通口57,57を通ってフロントカウル26の外のスクリーン後方空間Kに流れ、そのまま後方に抜け、カウル内空間S内に滞留しない。このため、フロントカウル26に連通口57,57を設ける簡単な構成で、ヘッドライト30とフロントカウル26との間から侵入する走行風W3の影響を低減でき、空気抵抗の低減及びハンドリングの向上を図ることができる。
また、ウインドスクリーン32とフロントカウル26との間の隙間Gの大きさは、連通口57,57よりも下方で減らされているため、連通口57,57の下方において隙間Gに走行風W2が侵入し難い。このため、隙間Gを流れる走行風W2が、連通口57,57から外側に抜ける走行風W3の流れを妨げてしまうことを抑制できる。
また、フロントカウル構造は、運転者の前方でハンドルバー16のハンドル固定部38aの近くに配置され運転者に向けて車両情報を表示するメーターパネル50を備え、ウインドスクリーン32は、メーターパネル50の前上方を覆うように設けられ、連通口57,57は、メーターパネル50の下方に設けられている。これにより、ウインドスクリーン32の後方でメーターパネル50側に生じる負圧の空間であるスクリーン後方空間Kに、カウル内空間S内から連通口57,57を介してウインドスクリーン32側に抜ける走行風W3を供給できる。このため、負圧を利用してカウル内空間S内の走行風を連通口57,57から効率良く抜くことができるとともに、カウル内空間Sの負圧を低減して風切り音を低減でき、さらに、ウインドスクリーン32によってメーターパネル50の視認性を向上させることができる。
さらに、フロントカウル構造は、自動二輪車1の操舵部品36に取り付けられ、ヘッドライト30、フロントカウル26及びメーターパネル50を支持するとともに、ヘッドライト30を後方から覆うヘッドライトリアカバー51を備える。これにより、ヘッドライト30から後方へ漏れる光をヘッドライトリアカバー51によって遮断できる。また、ヘッドライトリアカバー51を設けた構成であっても、連通口57,57から走行風W3を外側に効果的に抜くことができるため、周囲隙間Iから侵入する走行風W3の影響を低減できる。
また、フロントカウル26の前面上面部44は、幅方向中央部が前上方へ凸の曲面であり、連通口57,57は、幅方向中央寄りに設けられるため、幅方向の中央側に集まった走行風W3を連通口57,57から効率良く抜くことができる。
さらに、ウインドスクリーン32の前端である下縁32aは、前面視でヘッドライト30のレンズ前面部84の上端よりも下方まで延びているため、下縁32aの存在によって、周囲隙間Iに走行風が侵入し難くなる。このため、走行風W3の影響を低減できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、隙間Gの下端は、下方のヘッドライト30側に開放する開放部98となっているものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ウインドスクリーン32及びフロントカウル26の前端を連結して開放部98を設けない構成としても良い。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
16 ハンドルバー(操舵用ハンドルバー)
26 フロントカウル
30 ヘッドライト
32 ウインドスクリーン
32a 下縁(ウインドスクリーンの前端)
36 操舵部品
38a ハンドル固定部(ハンドルバーの取付部)
44 前面上面部(上面部)
50 メーターパネル
51 ヘッドライトリアカバー
57,57 連通口
84a 上縁(ヘッドライトの上縁)
G 隙間

Claims (6)

  1. 車両(1)の前面に設けられて前方に照射するヘッドライト(30)と、当該ヘッドライト(30)の上下左右を覆うとともに、前記ヘッドライト(30)の上縁(84a)に連続して後上方に延びて前記ヘッドライト(30)へ向かう走行風を後上方へ流す上面部(44)を備えたフロントカウル(26)と、当該フロントカウル(26)の前記上面部(44)の上に所定の隙間(G)を持って取り付けられ、前記フロントカウル(26)の上端よりも上方に延びるウインドスクリーン(32)とを備える鞍乗り型車両のフロントカウル構造において、
    前記フロントカウル(26)の前記上面部(44)において前記ウインドスクリーン(32)に覆われる位置に、前記ウインドスクリーン(32)の下面への連通口(57)が設けられたことを特徴とする鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  2. 前記ウインドスクリーン(32)と前記フロントカウル(26)との間の前記隙間(G)の大きさは、前記連通口(57)よりも下方で減らされていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  3. 運転者の前方で操舵用ハンドルバー(16)の取付部(38a)の近くに配置され運転者に向けて車両情報を表示するメーターパネル(50)を備え、前記ウインドスクリーン(32)は、前記メーターパネル(50)の前上方を覆うように設けられ、
    前記連通口(57)は、前記メーターパネル(50)の下方に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  4. 前記車両(1)の操舵部品(36)に取り付けられ、前記ヘッドライト(30)、前記フロントカウル(26)及び前記メーターパネル(50)を支持するとともに、前記ヘッドライト(30)を後方から覆うヘッドライトリアカバー(51)を備えたことを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  5. 前記フロントカウル(26)の前記上面部(44)は、幅方向中央部が前上方へ凸の曲面であり、前記連通口(57)は、幅方向中央寄りに設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  6. 前記ウインドスクリーン(32)の前端(32a)は、前面視で前記ヘッドライト(30)の上端よりも下方まで延びていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
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