JP2022068408A - ペダル操作補助装置 - Google Patents

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卓也 片山
Takuya Katayama
修二 廣瀬
Shuji Hirose
貴久 石田
Takahisa Ishida
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】ブレーキペダルの踏み込み時や、ブレーキ操作からアクセル操作への切り替え時における操作性の向上を図ったペダル操作補助装置を提供すること。【解決手段】ペダル操作補助装置10は、車両のアクセル装置106に対して車幅方向に並設されるブレーキ装置100の踏面102よりも車両後方側で車両フロア上に配設される固定台20と、固定台20に車幅方向に沿って取り付けられる回動ピン80と、回動ピン80で固定台20に回動可能に支持されると共に車幅方向に延在する足置台40と、を備える。足置台40は、本体42と、車幅方向に沿って上方側へ突出する足裏中央載置部44と、車幅方向に沿って形成される踵載置部46と、本体42の足裏中央載置部44と踵載置部46との間において、足裏中央載置部44及び踵載置部46よりも下方側へ窪む凹部48と、を備える。回動ピン80は、平面視で凹部48よりも下方側に配設される。【選択図】図12

Description

本発明は、車両で使用される各ペダルの操作を補助するためのペダル操作補助装置に関するものである。
従来より、操作補助装置に関する技術が種々提案されている。例えば、下記特許文献1に記載された技術は、ペダル補助装置であって、ペダル操作時に運転者の踵部を支持するように、運転席のフロア上に車両左右方向にわたって延設されるフットレストを備え、前記フットレストは、踏面と、フロア接触面と、前記踏面とフロア接触面とを連結する連結面の少なくとも三面を有し、前記フロア接触面と連結面の接合部に形成された回転軸を支点に回転可能に支持されるとともに、前記回転軸、および前記踏面と連結面の接合部で形成される稜線の少なくとも一方を、車両前後方向に傾斜させたことを特徴とする。
下記特許文献1の記載によれば、上記のペダル補助装置は、このような特徴によって、足が小さい場合であっても、ペダル操作の際にドライバの踵をフットレストで支持することができ、微小なペダル操作が容易になるとともに、ペダルを深く踏み込んだ場合にはフットレストが回転するので、フットレストに拘束されることなくペダルを踏み抜くことができる。
更に、上記のペダル補助装置は、前記踏面に車両左右方向にわたって溝部を有し、車両前後方向の鉛直面内において前記フロア接触面に対して前記回転軸と前記溝部とを結んだ線のなす角度が、車両左右方向にわたって略一定となるようにしたことを特徴とする。
これにより、溝の位置に沿って踵をずらすことにより、常に一定の踏力でフットレストを回転させ、ブレーキペダルを踏み抜くことができる。
特開2004-348280号公報
しかしながら、上記のペダル補助装置では、回転軸が踏面よりも前方に位置するため、フットレストの回転負荷がペダルを踏み抜く際の負担となる虞があった。また、ドライバの踵全体がフットレストと面接触するため、ブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み替えをスムーズに行うことができない虞があった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、ブレーキペダルの踏み込み時や、ブレーキ操作からアクセル操作への切り替え時における操作性の向上を図ったペダル操作補助装置を提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、ペダル操作補助装置であって、車両のアクセル装置に対して車幅方向に並設されるブレーキ装置の踏面よりも車両後方側で車両フロア上に配設される固定台と、固定台に車幅方向に沿って取り付けられる回動軸部材と、回動軸部材で固定台に回動可能に支持されると共に車幅方向に延在する足置台と、固定台と足置台との間に介装され、回動軸部材よりも上方側で足置台を車両後方側へ付勢して、足置台を固定台に押し付けることにより、足置台を初期位置に保持する付勢部材と、を備え、足置台は、本体と、本体の前端部において、車幅方向に沿って上方側へ突出する足裏中央載置部と、本体の後端部において、車幅方向に沿って形成される踵載置部と、本体の足裏中央載置部と踵載置部との間において、足裏中央載置部及び踵載置部よりも下方側へ窪む凹部と、を備え、回動軸部材は、平面視で凹部よりも下方側に配設されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のペダル操作補助装置であって、踵載置部は、車両フロアと平行で車両フロアからの高さがそれぞれ異なる複数の載置面を備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のペダル操作補助装置であって、足裏中央載置部は、R面取り形状であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のペダル操作補助装置であって、足置台の本体は、車幅方向中央よりもアクセル装置側において、足裏中央載置部及び凹部がアクセル装置側へ行くに連れて車両前方側へ向かう傾斜領域を備えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載のペダル操作補助装置であって、傾斜領域の基端側が曲面形状であることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載のペダル操作補助装置であって、アクセル装置は、車幅方向に回動可能なアクセルロッドを備えることを特徴とする。
本発明のペダル操作補助装置では、ブレーキペダルの踏み込み時や、ブレーキ操作からアクセル操作への切り替え時における操作性が向上する。
本実施形態のペダル操作補助装置が表された斜視図である。 同ペダル操作補助装置が表された斜視図である。 同ペダル操作補助装置の分解斜視図である。 同ペダル操作補助装置の正面図である。 同ペダル操作補助装置の背面図である。 同ペダル操作補助装置の右側側面図である。 同ペダル操作補助装置の左側側面図である。 同ペダル操作補助装置の平面図である。 車両に取り付けられた同ペダル操作補助装置の側面図である。 車両に取り付けられた同ペダル操作補助装置の側面図である。 車両に取り付けられた同ペダル操作補助装置の側面図である。 車両に取り付けられた同ペダル操作補助装置、ブレーキ装置、及びアクセル装置が表された斜視図である。 車両に取り付けられた同ペダル操作補助装置、ブレーキ装置、及びアクセル装置等が表された正面図である。 車両に取り付けられた同ペダル操作補助装置、ブレーキ装置、及びアクセル装置等が表された斜視図である。 車両に取り付けられた同ペダル操作補助装置、ブレーキ装置、及びアクセル装置の変更例が表された斜視図である。 車両に取り付けられた同ペダル操作補助装置、ブレーキ装置、及びアクセル装置の変更例等が表された平面図である。 車両に取り付けられた同ペダル操作補助装置、ブレーキ装置、及びアクセル装置の変更例等が表された斜視図である。
以下、本発明に係るペダル操作補助装置について、具体化した本実施形態に基づき、図面を参照しつつ説明する。以下の説明に用いる各図面では、基本的構成の一部が省略されて描かれており、描かれた各部の寸法比等は必ずしも正確ではない。
各図において、前後方向、上下方向、及び左右方向は、各図に記載された通りである。但し、図4、図13、及び図16では、図の紙面の奥側が前方向であり、図の紙面の手前側が後方向である。図5では、図の紙面の奥側が後方向であり、図の紙面の手前側が前方向である。図6では、図の紙面の奥側が左方向であり、図の紙面の手前側が右方向である。図7、図9乃至図11では、図の紙面の奥側が右方向であり、図の紙面の手前側が左方向である。図8では、図の紙面の奥側が下方向であり、図の紙面の手前側が上方向である。
本実施形態の操作補助装置は、後述するようにして、各図の前後方向、上下方向、及び左右方向が、車両の前後方向、上下方向、及び左右方向と一致するようにして、車両に取り付けられる。従って、以下の説明では、前方側を「車両前方側」と記載し、後方側を「車両後方側」と記載する場合がある。また、右方側を「車両右方側」と記載し、左右方向を「車幅方向」と記載する場合がある。
図1乃至図8に表されるように、本実施形態のペダル操作補助装置10は、固定台20、足置台40、回動ピン80、及び捩りコイルバネ90等を備えている。固定台20は、基板部22及び基台部24を有している。基板部22は、プレート状であって、平面視で左右方向に長い略矩形状をなしている。基台部24は、略直方体状であって、基板部22の中央から上方側へ突出するように設けられている。
基台部24は、一対のブラケット部26,26、一対の回動穴28,28、及び収容部30を有している。一対のブラケット部26,26は、基台部24の上面から上方側へ突出しており、左右方向で向かい合っている。一対の回動穴28,28は、各ブラケット部26の側面において、向かい合った位置に左右方向に沿って貫き設けられている。収容部30は、基台部24の上面において、基台部24の内方へ窪んだものであって、各ブラケット部26の間に形成されている。
固定台20の基板部22では、基台部24から左右方向の外方へ向かう側において、一対の長穴32,32が上下方向に沿って貫き設けられている。各長穴32には、固定台20を車両フロアFに固定するためのボルト(不図示)が通される。
足置台40は、本体42、足裏中央載置部44、踵載置部46、凹部48、及び傾斜領域50等を有している。本体42は、略プレート状であって、平面視で前後方向よりも左右方向に長く延び、後方側へ向かうに連れて下方側へ向かうように傾斜している。足裏中央載置部44は、左右方向に沿って延在する本体42の前端部が上方側へ突出したものであり、R面取り形状をなしている。
踵載置部46は、本体42の後端部が段差形状に設けられたものである。踵載置部46は、2つの載置面52A,52Bを有している。2つの載置面52A,52Bは、その記載順に、車両フロアFから高い位置に配されている。
凹部48は、足裏中央載置部44及び踵載置部46の間に延在する本体42の中間部であって、足裏中央載置部44及び踵載置部46よりも下方側に設けられている。凹部48の上端は、左右方向に沿って足裏中央載置部44と連なり、凹部48の下端は、左右方向に沿って踵載置部46と連なっている。
傾斜領域50は、本体42の左右方向中央から右方寄りにおいて、足裏中央載置部44及び凹部48が前方側へ湾曲している領域である。つまり、傾斜領域50では、足裏中央載置部44及び凹部48が右方側へ行くに連れて前方側へ向かうように傾斜している。また、足裏中央載置部44及び凹部48において、左右方向に沿って延びる領域と傾斜領域50との境である傾斜領域50の基端側51は、本体42の外方へ向かって緩やかかに突出する曲面形状をなしている。
更に、足置台40は、一対のブラケット部54,54及び一対の回動穴56,56を有している。一対のブラケット部54,54は、本体42において、凹部48が設けられた面とは反対側の面から下方側へ突出しており、左右方向で向かい合っている。更に、一対のブラケット部54,54は、平面視で凹部48の下方側に配設されている。一対の回動穴56,56は、各ブラケット部54の側面において、向かい合った位置に左右方向に沿って貫き設けられている。
足置台40の各ブラケット部54は、固定台20の各ブラケット部26の間に差し込まれている。足置台40の各ブラケット部54の回動穴56は、固定台20の各ブラケット部26の回動穴28と左右方向で連通した状態にある。このような状態において、回動ピン80が、固定台20の右側のブラケット部26の回動穴28から固定台20の左側のブラケット部26の回動穴28まで、足置台40の各ブラケット部54の回動穴56を介して通されている。
固定台20の右側のブラケット部26には、回動ピン80の頭部82が当接している。これに対して、固定台20の左側のブラケット部26では、回動ピン80の軸部84の先端部が外方へ突き出ている。これにより、回動ピン80は、平面視で足置台40の凹部48の下方側において、固定台20の回動穴28に装入されることによって、固定台20に左右方向に沿って取り付けられている。このようにして、足置台40は、回動ピン80で固定台20の各ブラケット部26に回動可能に支持されている。尚、固定台20の収容部30には、足置台40の各ブラケット部54の一部が介在している。
捩りコイルバネ90は、コイル部92、左側アーム部94、及び右側アーム部96を有している。捩りコイルバネ90は、そのコイル部92に回動ピン80の軸部84が挿入された状態で、足置台40の各ブラケット部54の間に取り付けられている。捩りコイルバネ90の左側アーム部74は、回動ピン80よりも上方側で足置台40の本体42に当接して支持される。これに対して、捩りコイルバネ90の右側アーム部96は、回動ピン80よりも下方側で固定台20の基台部24に当接して支持される。
これにより、捩りコイルバネ90は、回動ピン80よりも上方側で足置台40を後方側へ付勢する。そのため、足置台40の各ブラケット部54が固定台20の基台部24に押し付けられると共に、足置台40の(踵載置部46の)後端は、車両フロアFに、その上方側から押し付けられる。このようにして、捩りコイルバネ90は、足置台40と固定台20との間に介装され、足置台40を初期位置に保持する。
尚、初期位置の足置台40では、踵載置部46が有している2つの載置面52A,52Bが、車両フロアFと平行な状態にある。
図9乃至図11に表されるように、本実施形態のペダル操作補助装置10は、車両に搭載されているブレーキ装置100の踏面102よりも車両後方側において、上記不図示のボルトによって、車両フロアFに固定されるものである。これにより、回動ピン80は、車幅方向と平行にされる。
ブレーキのペダル操作が行われる際、車両の運転者は、初期位置の足置台40に右足(靴)104を置いた状態とし、右足(靴)104の足指の付け根部分でブレーキ装置100の踏面102を車両前方側へ踏み込む。これに伴って、足置台40は、運転者の右足(靴)104で押し動かされ、回動ピン80を回転中心にして、車両前方側へ回転する。このようにして、本実施形態のペダル操作補助装置10では、運転者によるブレーキのペダル操作が補助される。
その際、運転者の右足(靴)104が中サイズの場合、図9に表されるように、右足(靴)104の踵は、踵載置部46の載置面52Bに載置される。運転者の右足(靴)104が小サイズの場合、図10に表されるように、右足(靴)104の踵は、踵載置部46において、載置面52Bよりも高い載置面52Aに載置される。運転者の右足(靴)104が大サイズの場合、図11に表されるように、右足(靴)104の踵は、踵載置部46の載置面52Bよりも低い車両フロアFに載置される。尚、足置台40の足裏中央載置部44には、運転者の右足(靴)104のサイズに関係なく、運転者の右足(靴)104の中間部分(踏まず領域)が載置される。これにより、運転者によるブレーキのペダル操作に対する補助が、右足(靴)104のサイズに応じて適切に行われる。
更に、本実施形態のペダル操作補助装置10は、図12乃至図14に表されるように、ブレーキ装置100のブレーキ操作から、そのブレーキ装置100よりも車両右方側に設けられているアクセル装置106のアクセル操作への切り替えに対する補助をも行うものである。このような切り替えの場合、運転者は、右足(靴)104の踵を回転中心にして、右足(靴)104を車両右方側へ捻ることによって、右足(靴)104の足指の付け根部分をブレーキ装置100の踏面102からアクセル装置106の踏面108に移行させる。
その際、運転者は、足置台40の足裏中央載置部44に載置されている右足(靴)104の中間部分(踏まず領域)を、例えば、足裏中央載置部44の傾斜領域50上を摺動させながら、右足(靴)104を車両右方側へ捻ると、右足(靴)104の足指の付け根部分をブレーキ装置100の踏面102からアクセル装置106の踏面108にスムーズに移行させることが可能である。
以上詳細に説明したように、本実施形態のペダル操作補助装置10は、ブレーキ装置100の踏面102よりも車両後方側に配置されている。本実施形態のペダル操作補助装置10では、車両の運転者の右足(靴)104が足置台40に置かれる。その際、足置台40の前端部である足裏中央載置部44には、右足(靴)104の中間部分(踏まず領域)が載置される。これに対して、足置台40の後端部である踵載置部46には、右足(靴)104の踵が載置される。
更に、固定台20に対して足置台40を回動可能に支持するための回動ピン80が、平面視で、足置台40の足裏中央載置部44と踵載置部46との間にある凹部48の下方側に配置されている。つまり、足裏中央載置部44は、回動ピン80よりも車両前方側(つまり、ブレーキ装置100の踏面102側)に配設されている。従って、ブレーキのペダル操作が行われる場合、運転者が右足(靴)104の足指の付け根部分でブレーキ装置100の踏面102を車両前方側へ踏み込む際に、右足(靴)104の中間部分(踏まず領域)が足裏中央載置部44を車両前方側へ踏み込む力は、回動ピン80を回転中心にして車両前方側へ回転する足置台40の回転力として働く。これにより、足置台40の回転負荷が軽減される。よって、本実施形態のペダル操作補助装置10では、ブレーキ装置100の踏面102を踏み込む際のペダル操作性が向上している。
また、足置台40では、足裏中央載置部44と踵載置部46との2箇所において、運転者の右足(靴)104が載置されている。従って、ブレーキ装置100のブレーキ操作から、そのブレーキ装置100の車両右方側に並設されたアクセル装置106のアクセル操作へ切り替える場合、足置台40上においては、運転者の右足(靴)104がアクセル装置106側へ移動する際の摩擦抵抗が抑えられる。よって、本実施形態の車両用アクセル操作装置1では、ブレーキ操作からアクセル操作への切り替え時における操作性が向上している。
また、本実施形態のペダル操作補助装置10では、踵載置部46において、車両フロアFと平行で車両フロアFからの高さがそれぞれ異なる2つの載置面52A,52Bが設けられている。これにより、踵載置部46では、運転者の右足(靴)104のサイズに応じて、右足(靴)104の踵が2つの載置面52A,52Bのいずれかに載置される。よって、本実施形態のペダル操作補助装置10では、運転者の右足(靴)104のサイズに対応することが可能である。尚、本実施形態では、右足(靴)104のサイズが比較的大きい場合、右足(靴)104の踵は、車両フロアFにおいて、踵載置部46の後端と車両後方側から隣接する箇所に載置される。
また、本実施形態のペダル操作補助装置10では、足置台40において、運転者の右足(靴)104が載置される足裏中央載置部44は、R面取り形状をなしている。これにより、足裏中央載置部44上においては、運転者の右足(靴)104がアクセル装置106側へ移動する際の摩擦抵抗が抑えられる。よって、本実施形態のペダル操作補助装置10では、ブレーキ操作からアクセル操作への切り替え時における操作性が、より向上している。
また、本実施形態のペダル操作補助装置10では、足置台40の本体42の車幅方向中央よりもアクセル装置106側において、足裏中央載置部44及び凹部48がアクセル装置106側へ行くに連れて車両前方側へ向かうように傾斜している、傾斜領域50が設けられている。これにより、傾斜領域50は、ブレーキ操作からアクセル操作へ切り替える際の運転者の右足(靴)104の軌跡に沿って延在するので、運転者の右足(靴)104をアクセル装置106側へスムーズに移動させる。よって、本実施形態のペダル操作補助装置10では、ブレーキ操作からアクセル操作への切り替え時における操作性が、より一層に向上している。
また、本実施形態のペダル操作補助装置10では、傾斜領域50の基端側51が曲面形状であることから、ブレーキ操作からアクセル操作へ切り替える際の運転者の右足(靴)104が、足置台40の本体42の車幅方向中央から傾斜領域50にスムーズに移動することができる。
ちなみに、回動ピン80は、「回動軸部材」の一例である。捩りコイルバネ90は、「付勢部材」の一例である。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施形態のペダル操作補助装置10は、図15乃至図17に表されるように、ブレーキ装置100よりも車両右方側において、車幅方向に回動なアクセルロッド110を有しているアクセル装置112が設けられている場合でも、ブレーキ操作からアクセル操作への切り替えに対する補助を行うことが可能である。
このような変更例では、運転者が、右足(靴)104の中間部分(踏まず領域)を足裏中央載置部44の傾斜領域50上を摺動させながら、右足(靴)104を車両右方側へ捻ると、右足(靴)104をブレーキ装置100の踏面102からアクセル装置112のアクセルロッド110側へスムーズに移行させることができる。
尚、アクセル装置112のアクセルロッド110には、操作部材114が取り付けられている。操作部材114は、ブレーキ装置100の踏面102と足置台40との間へ向かって突出している。これにより、運転者は、右足(靴)104の右側で、操作部材114を介して、アクセルロッド110を車両右方側へ押し動かすと、エンジン出力を向上させることができる。
本変更例においても、本実施形態のペダル操作補助装置10は、上述した各効果を奏することが可能である。
10 ペダル操作補助装置
20 固定台
40 足置台
42 本体
44 足裏中央載置部
46 踵載置部
48 凹部
50 傾斜領域
51 基端側
52A,52B 複数の載置面
80 回動ピン
90 捩りコイルバネ
100 ブレーキ装置
102 ブレーキ装置の踏面
106 アクセル装置
110 アクセルロッド
112 アクセル装置
F 車両フロア

Claims (6)

  1. 車両のアクセル装置に対して車幅方向に並設されるブレーキ装置の踏面よりも車両後方側で車両フロア上に配設される固定台と、
    前記固定台に車幅方向に沿って取り付けられる回動軸部材と、
    前記回動軸部材で前記固定台に回動可能に支持されると共に車幅方向に延在する足置台と、
    前記固定台と前記足置台との間に介装され、前記回動軸部材よりも上方側で前記足置台を車両後方側へ付勢して、前記足置台を前記固定台に押し付けることにより、前記足置台を初期位置に保持する付勢部材と、を備え、
    前記足置台は、
    本体と、
    前記本体の前端部において、車幅方向に沿って上方側へ突出する足裏中央載置部と、
    前記本体の後端部において、車幅方向に沿って形成される踵載置部と、
    前記本体の前記足裏中央載置部と前記踵載置部との間において、前記足裏中央載置部及び前記踵載置部よりも下方側へ窪む凹部と、を備え、
    前記回動軸部材は、平面視で前記凹部よりも下方側に配設されることを特徴とするペダル操作補助装置。
  2. 前記踵載置部は、前記車両フロアと平行で前記車両フロアからの高さがそれぞれ異なる複数の載置面を備えることを特徴とする請求項1に記載のペダル操作補助装置。
  3. 前記足裏中央載置部は、R面取り形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペダル操作補助装置。
  4. 前記足置台の前記本体は、車幅方向中央よりも前記アクセル装置側において、前記足裏中央載置部及び前記凹部が前記アクセル装置側へ行くに連れて車両前方側へ向かう傾斜領域を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のペダル操作補助装置。
  5. 前記傾斜領域の基端側が曲面形状であることを特徴とする請求項4に記載のペダル操作補助装置。
  6. 前記アクセル装置は、車幅方向に回動可能なアクセルロッドを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載のペダル操作補助装置。
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