JPH0455105Y2 - - Google Patents

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JPH0455105Y2
JPH0455105Y2 JP14890086U JP14890086U JPH0455105Y2 JP H0455105 Y2 JPH0455105 Y2 JP H0455105Y2 JP 14890086 U JP14890086 U JP 14890086U JP 14890086 U JP14890086 U JP 14890086U JP H0455105 Y2 JPH0455105 Y2 JP H0455105Y2
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、モータグレーダ等の車両の操縦装置
で、特にステアリング装置を備えたコンソールボ
ツクスと、このコンソールボツクスの側方に配置
される操作レバー群の改善に関するものである。
従来の技術 従来のモータグレーダの操縦装置はステアリン
グハンドルを有するコンソールボツクスと、複数
個の操作レバーを備えた操作レバー群がそれぞれ
独立して前後方向に調整できるような構成となつ
ており、それぞれの調整はそれぞれの下部に設け
たペダルを踏むことによつてそれぞれのロツク機
構を解除してなされるようになつていた。
また操作レバー群を支持する支持枠は、コンソ
ールボツクスの側方で門形に構成され、左右に離
間する支持枠に両端を支持された支軸に各操作レ
バーを枢支する構成となつていた。
さらにステアリングハンドルはコンソールボツ
クスと共に前後方向に傾動調整するようになつて
いた。
考案が解決しようとする問題点 上記従来のモータグレーダの操縦装置は以下の
ような問題点があつた。
(1) コンソールボツクスと左右の操作レバー群の
それぞれのロツク機構の操作はペダルで行なう
構成となつているので、ペダルの踏みまちが
い、及びブレーキ、アクセル、インチングペダ
ルとの踏み違いによりオペレータの意志とは別
に、コンソールボツクス及び操作レバー群がフ
リー状態となつて前後方向に回動してしまうこ
とがあつた。
(2) コンソールボツクスの側方に位置する操作レ
バー群の支持枠は門形になつているので、外側
のブラケツトがブレードの先端視界の邪魔とな
り、グレーダの最も重要な仕上げ精度に悪影響
を与える。また構造的にも複雑になり原価が高
くなる。
(3) オペレータの体格及び作業姿勢に合うように
コンソールボツクスを前後方向に傾動調整でき
るようになつているが、ステアリングハンドル
はこのコンソールボツクスと一体状になつてい
るのでステアリングハンドルだけをオペレータ
の体格にあわせて調整することはできなかつ
た。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は上記従来のそれぞれの問題点を解決す
るためになされたもので、その構成は、コンソー
ルボツクスを床板に固着された固定ボツクスと、
この固定ボツクスに対して前後方向に回動可能に
結合した回動ボツクスと、さらにこの回動ボツク
スの上部に前後方向に回動可能に結合し、かつハ
ンドル及び計器類を備えたハンドル取付けボツク
スとから構成し、またコンソールボツクスの側方
に前後方向に傾動可能に配置される操作レバー群
の支持枠をコンソールボツクス側にのみ立設する
と共に、この操作レバー群の床板に対するロツク
機構の操作部を支持枠の上部に設けた構成となつ
ており、固定ボツクスに対して回動ボツクスを回
動し、さらにこの回動ボツクスに対してハンドル
取付けボツクスを前後方向に回動することによ
り、ハンドル及び計器類を含むハンドル取付けボ
ツクスの前後方向の姿勢が調整される。また操作
レバー群の前後方向の回動は操作レバー群の上部
で手によつて行なわれる。さらに操作レバー群の
外側部での見とおしがよくなつてコンソールボツ
クス側方の視界性がよい。
実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図中1は床板2に立設されたコンソールボツク
スであり、このコンソールボツクス1は、床板2
に固着された固定ボツクス3と、この固定ボツク
ス3に第1支軸4にて前後方向に回動可能に取付
けられた回動ボツクス5と、さらに回動ボツクス
5の上部に第2支軸6にて前後方向に回動可能に
取付けられたハンドル取付けボツクス7とからな
つている。そしてハンドル取付けボツクス7には
ハンドル8及び各種の計器類9が運転席側へ向け
て設けてある。これらハンドル8及び各種の計器
類9への接続部材は図示してないがコンソールボ
ツクス1内を通つて床板2の下側へ導設されてい
る。上記第1支軸4は固定ボツクス3に回動ボツ
クス5と一体状にして回転自在に支持されてお
り、この第1支軸4に、円弧面10aを下方へ向
けた扇状部材10が固定ボツクス3内に位置して
固着されており、この扇状部材10は回動ボツク
ス5と一体状に回動するようになつている。この
扇状部材10の円弧面10aには放射状に複数個
の係止孔11a,11b,11c,……が設けて
ある。12は上記扇状部材10の円弧面10aに
近接対向して固定ボツクス3側に固着して設けた
支持部材で、この支持部材12に上記円弧面10
aに設けた係止孔11a,11b,11c,……
に係脱自在に係合する係止ピン13が摺動自在に
嵌合してある。14は基端を固定ボツクス3に枢
支した回動レバーで、これの先端に上記係止ピン
13の基端が連結していて、この回動レバー14
の回動により係止ピン13が係止孔11a,11
b,11c,……に対して係脱するようになつて
いる。15は固定ボツクス3の基部に設けた傾動
用ペダルであり、この傾動用ペダル15は基端を
固定ボツクス3内に枢支して先端側が運転席側に
突出してある。そしてこの傾動用ペダル15に上
記回動レバー14がロツド16を介して連結して
ある。またこの傾動用ペダル15はばね17にて
上方へ回動するように付勢されている。
上記ハンドル取付けボツクス7の側壁には固定
ねじ18が螺合してあり、この固定ねじ18は回
動ボツクス5の上部に設けた長孔19に嵌挿して
いる。そしてこの固定ねじ18はレバー20にて
回転されるようになつている。
21,22は上記コンソールボツクス1の両側
に位置して設けられた左右の操作レバー群であ
り、この両操作レバー群21,22はそれぞれコ
ンソールボツクス1側に立設した支持枠23,2
4に支持されている。25はコンソールボツクス
1の下部を左右に貫通して設けられた回転軸で、
この回転軸25の両端部はブラケツト26,27
に軸受28,28を介して回転自在に支持されて
いる。そしてこの回転軸25に上記左右の支持枠
23,24の基部が固着してあり、支持枠23,
24は左右一体となつて前後方向に回動自在にな
つている。
上記左右の操作レバー群21,22は左右略対
称になつていて、支持枠23,24の上端部外側
に上側支軸29,30の一端が片持ちばり状に固
着されており、この両支持軸29,30に操作レ
バー31が複数個枢支されている。またコンソー
ルボツクス1の両側の床板2には上記回転軸25
を支持するブラケツト26,27と他のブラケツ
ト32,33に支持された下側支軸34,35が
設けてあり、この両下側支軸34,35に上記操
作レバー31に対応する中間レバー36が複数個
枢支されている。そして各操作レバー31がロツ
ド37,38を介して操作弁39,40に連結さ
れている。
41は支持レバーであり、この支持レバー41
は左右のレバー群21,22の一方、例えば右側
のレバー群22の支持枠24のコンソールボツク
ス1側に位置し、その下端が上記右側の支持枠2
4の枢支点より運転席側に設けたブラケツト42
に前後方向に回動するように枢支されている。こ
の支持レバー41の上端部側面は上記支持枠24
の側面に沿うようになつている。そしてこの支持
レバー41の上端部には長手方向に長穴43が設
けてあり、この長穴43に長手方向に所定の間隔
位置に複数個のテーパ穴44が長穴43と重複し
て設けてあり、長穴43の両側壁にテーパ穴44
による凹部が形成されている。
一方上記右側の支持枠24の中間部には上記支
持レバー41の長穴43に嵌合する係止ピン45
が摺動自在に支持されている。係止ピン45の先
端部には上記長穴43に摺動自在に嵌合する案内
部45aと、長穴43に重設したテーパ穴44に
嵌合する係止部45bとが軸方向に位置をずらせ
て設けてあり、係止部45bがテーパ穴44に係
合する方向にばね付勢されている。46は支持枠
24の側面に設けたブラケツト47に回動自在に
支承したベルクランクで、このベルクランク46
の一端が上記係止ピン45の基端部に連結されて
いる。またこのベルクランク46の他端は上側支
軸30に枢支した回動レバー48にロツド49を
介して連結されており、回動レバー48を回動す
ることにより、ロツド49、ベルクランク46を
介して係止ピン45がばねに抗して移動し、係止
部45bがテーパ穴44からはずれ、案内部45
aが長穴43に対向するようになつている。
上記構成において、傾動用ペダル15をばね1
7に抗して踏むことにより、回動ボツクス5と一
体の扇状部材10の係止孔11a,11b,11
c,……の1つに係合している係止ピン13がは
ずれ、回動ボツクス5は固定ボツクス3に対して
前後方向に回動自在となる。
従つてこの状態で、ハンドル8をもつて回動ボ
ツクス5をハンドル取付けボツクス7と共に前後
方向に回動し、これらが所望の角度となつた状態
で傾動用ペダル15をはなし、所定の係止孔11
a,11b,11c,……に係止ピン13を係合
することにより、回動ボツクス5はその角度で固
定される。
さらに上記状態で、ハンドル20を回動して回
動ボツクス5とハンドル取付けボツクス7とを固
定している固定ねじ18をゆるめると、ハンドル
取付けボツクス7は回動ボツクス5に対して前後
方向に回動され、上記回動ボツクス5とは別に所
望する姿勢に任意に設定される。
一方回動レバー48を回動すると、支持枠24
に取付けた係止ピン45が支持レバー41側へ突
出する方向に移動され、係止部45bが支持レバ
ー41のテーパ穴44からはずれ、支持枠24と
支持レバー41との係合がはずれ、左右の操作レ
バー群21,22は回動軸25を支点にして前後
方向に回動自在となる。このとき、支持枠24よ
り突出する上記係止ピン45は、これの案内部4
5aが支持レバー41の長穴43に位置され、支
持枠24の回動により係止ピン45は支持レバー
41の長穴43に沿つて移動される。
回動レバー48を戻すと、係止ピン45が支持
レバー41側から没入する方向に移動されて係止
部45bが支持レバー41のテーパ穴44に係合
し、その位置で支持枠24が支持レバー41と係
合され、従つて左右の操作レバー群21,22は
その状態で固定される。
考案の効果 本考案によれば、操作レバー群21,22のロ
ツク機構の係脱が支持枠24の上部で回動レバー
48の操作によつて行なうことができ、他のペダ
ルと混同したペダル操作による誤操作によつて操
作レバー群21,22のロツク機構をはずしてし
まうことがなくなり、不注意による操作レバー群
21,22の傾動を防止できる。
また操作レバー群21,22の支持枠23,2
4はコンソールボツクス側に位置され、この支持
枠23,24に対して片持ちばり状に固着した上
側支軸29,30に操作レバー31を枢支したこ
とにより、左右の操作レバー群21,22のコン
ソールボツクス1より遠い方の両側部の見とおし
がよくなり、視界性の向上を図ることができる。
さらにステアリングハンドル8は前後方向に傾動
するコンソールボツクス1に対してさらに単独に
前後方向に傾動できることにより、オペレータの
体格に合致した位置に調整でき、操作性の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
全体斜視図、第2図は回動ボツクスの係止部を示
す一部破断側面図、第3図はハンドル取付けボツ
クスの係止部を示す断面図、第4図は運転席の反
対側から見た一部破断正面図、第5図は第4図の
−線に沿う断面矢視図、第6図は第4図の
線矢視図、第7図は第5図の−線に沿う断面
矢視図である。 1はコンソールボツクス、2は床板、3は固定
ボツクス、5は回動ボツクス、7はハンドル取付
けボツクス、8はハンドル、9は計器類、21,
22は操作レバー群、23,24は支持枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンソールボツクス1を床板2に固着された固
    定ボツクス3と、この固定ボツクス3に対して前
    後方向に回動可能に結合した回動ボツクス5と、
    さらにこの回動ボツクス5の上部に前後方向に回
    動可能に結合し、かつハンドル8及び計器類9を
    備えたハンドル取付けボツクス7とから構成し、
    またコンソールボツクス1の側方に前後方向に傾
    動可能に配置される操作レバー群21,22の支
    持枠23,24をコンソールボツクス1側にのみ
    立設すると共に、この操作レバー群21,22の
    床板2に対するロツク機構の操作部を支持枠24
    の上部に設けたことを特徴とする車両操縦装置。
JP14890086U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0455105Y2 (ja)

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JP14890086U JPH0455105Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6356756U JPS6356756U (ja) 1988-04-15
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JP14890086U Expired JPH0455105Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5113927B2 (ja) 2011-05-31 2013-01-09 株式会社小松製作所 キャブ及びモータグレーダ
US9181680B2 (en) 2014-03-28 2015-11-10 Komatsu Ltd. Motor grader

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JPS6356756U (ja) 1988-04-15

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