JPH0618016B2 - 前後調節可能な足踏み式ペダル - Google Patents

前後調節可能な足踏み式ペダル

Info

Publication number
JPH0618016B2
JPH0618016B2 JP63188775A JP18877588A JPH0618016B2 JP H0618016 B2 JPH0618016 B2 JP H0618016B2 JP 63188775 A JP63188775 A JP 63188775A JP 18877588 A JP18877588 A JP 18877588A JP H0618016 B2 JPH0618016 B2 JP H0618016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
pedal
pin
pedal arm
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63188775A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0239215A (ja
Inventor
靖 淺野
好正 片海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jtekt Column Systems Corp
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Kiko Co Ltd filed Critical Fuji Kiko Co Ltd
Priority to JP63188775A priority Critical patent/JPH0618016B2/ja
Priority to US07/386,401 priority patent/US5010782A/en
Priority to DE89307689T priority patent/DE68909537T2/de
Priority to EP89307689A priority patent/EP0353958B1/en
Publication of JPH0239215A publication Critical patent/JPH0239215A/ja
Publication of JPH0618016B2 publication Critical patent/JPH0618016B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/30Controlling members actuated by foot
    • G05G1/40Controlling members actuated by foot adjustable
    • G05G1/405Controlling members actuated by foot adjustable infinitely adjustable

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は車両におけるアクセル、ブレーキ、クラッチ
等の操作をするための前後調節可能な足踏み式ペダルに
関するものである。
[従来の技術] 一般に、自動車のアクセル、ブレーキ、クラッチ等の操
作は足踏み式ペダルにより行う。従来、この足踏み式ペ
ダルは、車両のダッシュパネルに固定されたブラケット
にアームが回動可能に軸支され、そのアームの一端部近
傍にはアクセル、ブレーキ若しくはクラッチに連結する
ロッド若しくはワイヤが連結され、他端部にはペダルが
取り付けられ、そのペダルを操縦者が足で押すとロッド
若しくはワイヤが押され、若しくは引かれてアクセル、
ブレーキ若しくはクラッチが操作するものである。
ところで、操縦者の身長には個人差があるから、このペ
ダルに足が届かないことがあり、そのような場合には、
座席を前方へスライドさせて調節ができるようにしてい
る。また、身長が標準以上の場合には、座席を後方へス
ライドさせなければならない。座席を後方へスライドさ
せると、後部座席に着座した者のレッグスペーを狭くし
て、着座感を悪くする。しかしながら、座席をこのよう
にスライドさせると、操縦者のビュウポイント(視点)
が当然に変化するから、身長の個人差によるビュウポイ
ントはまちまちとなる。同一の車両において、操縦者が
代わる母にビュウポイントが変化するのは、視角が変化
し、視野の広狭差が生じることになり、本来、好ましい
ことではない。
そこで、座席をスライドさせることなく、逆にペダルの
位置を変化させるべく、ペダルを前後調節可能にした構
成が知られている(例えば、特公昭50−6694号、
同50−34814号公報、その他米国特許第3,15
1,499号、同第3,563,111号等参照)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例によれば、構成が複雑となる
傾向にあり、コスト高を招来するほか、メンテナンスに
問題が生じ、また簡単な構成もあるにはあるが、理論的
にはともかく、実使用に際して安全性を十分に確保でき
るか否か疑わしい面があり、かくして、現実の使用が可
能となるまでに完成されていないといえる。
しかして、自動車の発達した今日、座席のスライドによ
り身長の個人差を修正して、ペダルの操作をすること
は、前記の事情により、最早好ましいとは言い得ない現
実にあるといえる。
そこで、この発明は上記事情に鑑みて、現実に使用可能
であって前後調節可能な足踏み式ペダルを提供すること
を目的としてなされた。
[課題を解決するための手段] この発明は上記課題を解決するため、車体に固定するブ
ラケットと、該ブラケットに回動可能に軸支されたレバ
ーと、該レバーに前後方向へ平行移動可能に取り付けら
れ、ペダルパッドが一直線上を移動可能なペダルアーム
と、前記ブラケットに回動可能に軸支されるとともに、
その端部に操作杆索が連結されたサブレバーと、前記レ
バーに回動可能に軸支され、前記ペダルアームの移動に
連動して回動する調整レバーと、該調整レバーに形成さ
れ、前記ペダルアームに突設したピンに係合する弧状孔
とを有し、前記調整レバーに突設したピンと前記サブレ
バーを連結して前記レバーとサブレバーとを連動してな
り、前記ペダルアームの移動によりピンが弧状孔内を移
動して調整レバーを回動することにより、該調整レバー
に突設したピンと前記レバーの回動中心との間の長さを
調整して、前記ペダルパッドの踏み込み長さと前記操作
杆索の押し若しくは引っ張り長さを一定にした前後調節
可能な足踏み式ペダルを構成したものである。
[作 用] この発明の上記構成によれば、ペダルパッドの位置を、
身長の個人差を有する操縦者にそれぞれ適正な配置とな
すべく前後へ移動調節でき、しかも、ペダルパッドおよ
びそれを支持するペダルアームは、平行移動をしてペダ
ルパッドの位置が常に一定の高さに保持され、かつ、調
整レバーがペダルアームと連動してペダルアームのレバ
ー比を常に一定とする。
[実施例] 次に、この発明の実施例を図面に基づき説明する。第1
図および第2図はブレーキペダルに実施した例を示すも
ので、ダッシュパネルなどの車体に固定するブラケット
1に、軸2を介して回動可能に略三角形のレバー3が軸
支されている。軸2にはリターンバネ4が巻回されてレ
バー3に図示反時計方向の回転力を付勢している。レバ
ー3には軸5が突設され、その軸5には調整レバー6が
回動可能に軸支されている。また、レバー3には軸5の
近傍で弧状孔7が形成され、その弧状孔7に係合するピ
ン8を介して調整レバー6とリンク9の一端部がそれぞ
れ回動可能に連結されている。リンク9の他端部は、ブ
ラケット1に軸10を介して軸支されたサブレバー11
に軸12を介して回動可能に連結されている。サブレバ
ー11には、ブレーキ操作ロッドなどの操作杆13の端
部が軸12を介して回動可能に連結されている。ピン8
には引っ張りばね15の端部が連結され、引っ張りばね
15の他端部はブラケット1に連結され、ピン8を常に
図示上方へ持ち上げ、調整レバー6を第1図図示反時計
方向へ回転付勢している。調整レバー6は略Z字形をし
て、その長く突出させた弧状孔6aには弧状孔6bが設
けられている。この弧状孔6bはその曲率が一定ではな
く、軸2とペダルパッド22の中心間の距離DLの変化
に対し、軸2とピン8間の距離DSを比例的に変化さ
せ、ペダルパッド22の位置を前後へ移動調節した場合
でも一定のレバー比を保ち、ペダルパッド22の踏み込
み長さと操作杆13の押し若しくは引っ張り長さを一定
にし、さらに、操作杆13に与える力を定一定とする形
状となっている。一方、レバー3には、一定の間隔を有
して前後方向へ延伸する上下二段の平行な長孔16,16
aが前後方向へ開設され、それらの長孔16,16aにそれ
ぞれ係合して摺動可能なピン17,17aを介し、ペダル
アーム18が連結されている。一方のピン17は、前記
調整レバー6の弧状孔6bに係合している。ペダルアー
ム18には、スクリュウナット19が回動可能に遊着さ
れ、そのスクリュウナット19に螺合するスクリュウロ
ッド20が、レバー3の切り起こし部3a,3bに回転
可能に軸支されている。スクリュウロッド20の第1図
図示左方の端部には、電動モーター21が連結されてい
る。電動モーター21は切り起こし部3bに固定されて
いて、スイッチ操作でその正逆回転出力をスクリュウロ
ッド20に伝えることができる構成である。したがっ
て、電動モーター21を回転始動させると、スクリュウ
ロッド20が回転してスクリュウナット19とピン17
が、長孔16の最左端部と最右端部間を往復移動するこ
とができる。なお、ペダルアーム18の図示下端部に
は、ペダルパツド22が取り付け固定されている。
次に上記実施例の作用を説明する。まず、ペダルパッド
22の位置を前後調節しない場合は、第1図中実線図示
の状態で操作する。すなわち、ペダルアーム18は、ピ
ン17,17aがそれぞれ長孔16,16aの図示最左端部に
位置し、またピン17は調整レバー6の弧状孔6bの最
左端部に位置している。したがって、この状態でペダル
パッド22を足で踏むと、第3図に実線で示したよう
に、ペダルアーム18とレバー3は一体として、軸2を
中心として図示時計方向へ回動し、リンク9が移動して
サブレバー11を図の左方へ押し、操作杆13を左方へ
押み込む。また、ペダルパッド22から足を離すと、ペ
ダルアーム18とレバー3は一体で、リターンバネ4の
力で仮想線図示の元の状態に戻ることができる。
そして、ペダルパッド22の位置を移動調節するには、
第1図の仮想線図示の状態に、ペダルアーム18を操縦
者側へ移動させる。すなわち、電動モーター21を正回
転始動するスイッチを適宜選択して操作し、スクリュウ
ロッド20を正回転させ、スクリュウナット19の位置
を長孔16,16aに平行な方向へ移動させる。スクリュ
ウナット19が移動すると、第4図に実線図示のよう
に、ピン17が共に移動するから、ピン17は弧状孔6
bに沿って右方へ移動し、これにより、調整レバー6が
軸5を中心として図示時計方向へ回動する。そして、こ
のピン17が弧状孔6bの形状に沿って移動すると同時
に、ピン8をレバー3の弧状孔7に沿って図の下方へ押
し下げるため、リンク9はサブレバー11の軸12を中
心として図示時計方向へ回動するが、サブレバー11を
回動させることはない。そして、ピン8が弧状孔7に沿
って移動するので、軸2とピン8間の距離DSおよび軸
2とペダルパッド22の中心間の距離DLが、DSはD
Lの長さに比例して変化するため、ペダルアーム18の
レバー比は変化せず、第3図に示す状態のそれと同じに
保たれる。つまり、ピン17が弧状孔6bのどの位置に
あっても同じようにDSが変化しレバー比が一定とな
り、ペダルパッド22の踏み込み長さと操作杆13の押
し若しくは引っ張り長さが一定となり、さらに、操作杆
13に与える力が一定となる。なお、ピン8の前記移動
時に、引っ張りばね15が作用するが、引っ張りばね1
5はレバー3とそれに負荷されるリンク9、調整レバー
6、ペダルアーム18の重量を支えて、レバー3を定位
置に保持し、ペダルパッド22上に働くスプリング力を
一定に保っている。かくして、ペダルパッド22の位置
を移動調節した後は、第4図に仮想線で示したように、
ペダルパッド22を足で踏み込むと、ペダルアーム18
とレバー3が一体となって軸2を中心として図示時計方
向へ回動し、リンク9が図示左方へ移動してサブレバー
11を図示時計方向へ回動させ、かつ、操作杆13を図
示左方へ押し移動させる。この場合、ペダルアーム18
が軸2を中心として回動するとき、ピン17,17aは長
孔16,16aに対し矢示方向のベクトルA,Bがそれぞ
れ逆方向に作用して互いに打ち消すので、ピン17,17
aは長孔16,16aに沿って摺動することなく、かつ、ペ
ダルアーム18にはピン17,17aにいずれかを中心と
する回転を生じさせないのである。
かくして、レバー3がペダルアーム18と一体で軸2を
中心として回動することにより、前記通常の状態におけ
る動作とほぼ変わらない動作をし、操作杆13に与える
力は前記未調節の状態と同じに保つことができる。そし
て、ペダルパッド22から足を離すと、ペダルアーム1
8はレバー3と一体で軸2を中心として図示反時計方向
へ回動し、実線図示の元の状態に戻る。なお、ペダルア
ーム18を第1図に実線で示す状態に戻すには、電動モ
ーター21を逆回転始動させる。
次に、本発明をアクセルペダルに実線した第2実施例を
説明する。第5図および第6図に示したように、ダッシ
ュパネルなどの車体に固定されるブラケット31に、軸
32を介して回動可能にレバー33が、リターンバネ3
0で第5図図示反時計方向へ回転付勢して軸支されてい
る。ブラケット31には、軸34を介してサブレバーと
してのアクセル操作レバー35が回動可能に軸支され、
その図示上端部にはアクセル操作ワイヤなどの操作索3
6が連結されている。前記レバー33には、前記実施例
と同様に、前後方向へ延伸する上下二段の平行な長孔3
7,37aが設けられている。また、レバー33の長孔3
7,37a間の図示左端近傍に、軸38を介して回動可能
に調整レバー39が軸着されている。調整レバー39は
前記調整レバー6とは逆Z字形をして、その弧状孔39a
には弧状孔39bが形成されている。弧状孔39bは前記実施
例と実質的に同じである。また、調整レバー39には、
軸38の図示左側へ延伸するレバー部39cが一体形成さ
れ、そのレバー部39cの端部にはピン40を介し、前記
アクセル操作レバー35が回動可能に連結されている。
ピン40はアクセル操作レバー35に形成した弧状孔35
aに係合している。前記弧状孔39bと長孔37に係合する
ピン41が挿通されたカラー41bと、長孔37aに係合する
ピン41aが挿通されたカラー41bとに挟まれるようにペダ
ルアーム42が設置され、この、ペダルアーム42の上
端部が前記2つのカラー41b,41bと溶接等により固着さ
れている。そして、このピン41aと係合するガイド孔4
3を設けたストップレバー44が、軸45を介して回動
可能にレバー33に軸支されている。ガイド孔43はピ
ン41,41aが長孔37,37aおよび弧状孔39bに沿って
移動できるストロークを十分に吸収できる長さである。
ストップレバー44には、弧状の立ち曲げ縁46が形成
され、この立ち曲げ縁46は、ブラケット31に一体形
成したアーム31aの弧状突部からなるストッパー47と
当接する。立ち曲げ縁46の曲率は、ペダルアーム42
が前後移動調節されて踏み込まれた場合、常に一定のス
トロークでストッパー47と接離できるように形成され
る。また、ブラケット31には、レバー33の図示反時
計回転を阻止するストッパー31bが一体形成されてい
る。ペダルアーム42の図示下端部には、ペダルパッド
48が取付け固定されている。そして、前記長孔37に
係合するピン41,41aには連結板49が装着され、そ
の連結板49にはスクリュウナット50が固定され、そ
のスクリュウナット50にはスクリュウロッド51が螺
合し、スクリュウロッド51はブラケット31の切り起
こし部33a,33bに回転可能に支持され、その切り起こし
部33bに固定した電動モーター52により正逆回転可能
である。電動モーター52は、前記実施例と同様に、操
縦者が正逆回転を選択して制御できるスイッチを介在し
ている。また、ブラケット31とストップレバー44の
間には、引っ張りばね53が懸架されている。この引っ
張りばね53は、ペダルアーム42の移動時に作用し、
レバー33に負荷される重量を支えてペダルパッド48
上に働くスプリング力を一定に保っている。
次に、上記アクセルペダルの作用を説明する。まず初め
に、ペダルアーム42の前後調節をしない場合は、第5
図に実線で示した状態で使用する。すなわち、ペダルア
ーム42は、ピン41,41aがそれぞれ長孔37,37aの
図示最左端部に位置し、またピン41は調整レバー39
における弧状孔39bの最左端部に位置している。したが
って、この状態でペダルパッド48を足で踏み込むと、
第7図に仮想線で示したように、ペダルアーム42とレ
バー33が一体で軸32を中心として図示時計方向へ回
動し、調整レバー39がアクセル操作レバー35をその
軸を中心として時計方向へ回動する。アクセル操作レバ
ー35が時計方向へ回動すると操作索36が図の右方へ
移動して図示しない変速器を操作する。そして、ペダル
アーム42が最大限度図の左方へ回動した場合、ストッ
プレバー44の立ち曲げ縁46がストッパー47に当接
して、ペダルアーム42の回動ストロークは規制され
る。更に、ペダルパッド48から足を離すと、リターン
バネ30の力で、ペダルアーム42とレバー33は一体
で、軸32を中心として反時計方向へ回動し、第7図に
突線で示したように、元の状態に復帰する。
そして、ペダルパッド48の位置を前後調節するには、
第5図に仮想線図示のようににペダルアーム42を操縦
者側へ移動させる。すなわち、電動モーター52を正回
転始動するスイッチを適宜選択して操作し、スクリュウ
ロッド51を正回転させ、スクリュウナット50の位置
を長孔に平行な方向へ移動させる。スクリュウナット5
0が移動すると、連結板49を介してピン41,41aが
長孔37,37aに沿って図の右方へ同時に移動し、ピン
41の移動に伴い調整レバー39が軸38を中心として
反時計方向へ回動する。そこで第8図に実線で示したよ
うに、ペダルアーム42はブラケット31から離れる方
向、すなわち操縦者側へ近接し、弧状孔39bとピン41
により調整レバー39の回動角度が規制され、ピン40
が弧状孔35aにガイドされて移動し、操作索36の引っ
張り長さを一定に保つべき修正をする。一方、ピン41a
の前記移動に伴い、ストップバー44が軸45を中心と
して図示時計方向へ回動し、その立ち曲げ縁46が回動
する。この状態で、ペダルパッド48を足で踏み込む
と、第8図に仮想線図示のように、ペダルアーム42と
レバー33は一体で軸32を中心として図示時計方向へ
回動し、調整レバー39を介してアクセル操作レバー3
5が軸34を中心として時計方向へ回動し、操作索36
が図の右方へ移動するから、図示しない変速器が操作さ
れるのである。そして、ペダルアーム42の最大回動角
度は、ストップレバー44の立ち曲げ縁46がストッパ
ー47に当接することにより規制されるのである。ペダ
ルパッド48から足を離すと、ペダルアーム42とレバ
ー33は一体で、リターンバネ30の力で軸32を中心
として反時計方向へ回動し、第8図に実線で示したよう
に、レバー33の一部がブラケット31のストッパー31
bに当接して停止するのである。したがって、ペダルパ
ッド48の位置を操縦者側へ移動調節しても、アクセル
操作レバー35を前記未調節の状態と同じ位置に止どめ
た状態で、調整レバー39によってレバー比の調整をす
るから、アクセル操作ワイヤの引っ張り長さは一定とな
り、操作索36を所定長さ以上に引く危険は生じない。
[発明の効果] 以上説明したこの発明によれば、車体に固定するブラケ
ットと、該ブラケットに回動可能に軸支されたレバー
と、該レバーに前後方向へ平行移動可能に取り付けら
れ、ペダルパッドが一直線上を移動可能なペダルアーム
と、前記ブラケットに回動可能に軸支されるとともに、
その端部に操作杆索が連結されたサブレバーと、前記レ
バーに回動可能に軸支され、前記ペダルアームの移動に
連動して回動する調整レバーと、該調整レバーに形成さ
れ、前記ペダルアームに突設したピン係合する弧状孔と
を有し、前記調整レバーに突設したピンと前記サブレバ
ーを連結して前記レバーとサブレバーとを連動してな
り、前記ペダルアームの移動によりピンが弧状孔内を移
動して調整レバーを回動することにより、該調整レバー
に突設したピンと前記レバーの回動中心との間の長さを
調整して、前記ペダルパッドの踏み込み長さと前記操作
杆索の押し若しくは引っ張り長さを一定にしたから、ペ
ダルパッドの前後調節位置に関係なく、ペダルパッドの
操作感覚は不変である。しかも、ペダルパッド操作時に
は操作力が、ブラケットに軸支されたレバーから、この
レバーに軸支した調整レバーを介して、ブラケットに軸
支したサブレバーに伝えられるため、支持剛性が強く、
また摩耗やガタを生じる部分も少ないので、耐久性がよ
い。
これにより、安全性を十分に確保して実使用を可能とし
た足踏み式ペダルを提供することができる。そして、こ
の足踏み式ペダルを自動車のアクセル、ブレーキ若しく
はクラッチの操作レバーとして採用したときは、ペダル
アームを前後調節できて、同一車における身長の個人差
に拠る操作上の不都合およびビュウポイントの差異を解
消することができ、安全な運転を確保させることができ
る、等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図この発明の第1実施例を示す正面図、第2図は第
1図II−II線断面図、第3図及び第4図は作用説明図、
第5図はこの発明の第2実施例を示す正面図、第6図は
第5図VI−VI線断面図、第7図及び第8図は作用説明図
である。 1,31……ブラケット、2,32……軸、3,33…
…レバー、4,30……リターンバネ、6,39……調
整レバー、13,35……操作用杆索、15,53……
引っ張りばね、16,16a,43,43a……長孔、17,
17a,41,41a……ピン、18,42……ペダルアー
ム、22,48……ペダルパッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に固定するブラケットと、該ブラケッ
    トに回動可能に軸支されたレバーと、該レバーに前後方
    向へ平行移動可能に取り付けられ、ペダルパッドが一直
    線上を移動可能なペダルアームと、前記ブラケットに回
    動可能に軸支されるとともに、その端部に操作杆索が連
    結されたサブレバーと、前記レバーに回動可能に軸支さ
    れ、前記ペダルアームの移動に連動して回動する調整レ
    バーと、該調整レバーに形成され、前記ペダルアームに
    突設したピンに係合する弧状孔とを有し、前記調整レバ
    ーに突設したピンと前記サブレバーを連結して前記レバ
    ーとサブレバーとを連動してなり、前記ペダルアームの
    移動によりピンが弧状孔内を移動して調整レバーを回動
    することにより、該調整レバーに突設したピンと前記レ
    バーの回動中心との間の長さを調整して、前記ペダルパ
    ッドの踏み込み長さと前記操作杆索の押し若しくは引っ
    張り長さを一定にしたことを特徴とする前後調節可能な
    足踏み式ペダル。
JP63188775A 1988-07-28 1988-07-28 前後調節可能な足踏み式ペダル Expired - Lifetime JPH0618016B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63188775A JPH0618016B2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28 前後調節可能な足踏み式ペダル
US07/386,401 US5010782A (en) 1988-07-28 1989-07-28 Position adjustable pedal assembly
DE89307689T DE68909537T2 (de) 1988-07-28 1989-07-28 Positionierbare Pedaleinheit.
EP89307689A EP0353958B1 (en) 1988-07-28 1989-07-28 Position adjustable pedal assembly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63188775A JPH0618016B2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28 前後調節可能な足踏み式ペダル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0239215A JPH0239215A (ja) 1990-02-08
JPH0618016B2 true JPH0618016B2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=16229568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63188775A Expired - Lifetime JPH0618016B2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28 前後調節可能な足踏み式ペダル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0618016B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6360629B2 (en) * 1999-04-01 2002-03-26 Daimlerchrysler Corporation Adjustable pedal apparatus
US6151985A (en) * 1999-04-01 2000-11-28 Daimlerchrysler Corporation Adjustable pedal apparatus
JP4989309B2 (ja) 2007-05-18 2012-08-01 株式会社半導体エネルギー研究所 液晶表示装置
US9730570B2 (en) 2012-05-30 2017-08-15 Whirlpool Corporation Reduced sound with a rotating filter for a dishwasher

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1289039C (en) * 1986-08-18 1991-09-17 Gabriel M. Sitrin Control pedal apparatus for a motor vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0239215A (ja) 1990-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3964618B2 (ja) 前後調節可能な車両用ペダル装置
US5086663A (en) Adjustable pedal
US5010782A (en) Position adjustable pedal assembly
US4626028A (en) Seat for vehicles
US5913946A (en) Adjustable accelerator pedal apparatus
JPH0610781B2 (ja) 前後調節可能な足踏み式ペダル
JPS59179451A (ja) 車両用ティルトステアリング装置
JP3583453B2 (ja) 前後調節可能な操作ペダル装置
EP0437150B1 (en) Shift device for automotive automatic transmission
JPH0618016B2 (ja) 前後調節可能な足踏み式ペダル
AU1638900A (en) Adjustable automobile pedal system
KR100522496B1 (ko) 차량 시트 리클라이너
JPH0239216A (ja) 前後調節可能な足踏み式ペダル
JP3419890B2 (ja) 前後調節可能な操作ペダル装置
JPH0239217A (ja) 前後調節可能な足踏み式ペダル
JPH02310132A (ja) ウォークイン機構付シートアジャスタ
JP4056866B2 (ja) ダブルアジャスタブルペダル
JP3583454B2 (ja) 前後調節可能な操作ペダル装置
JPS626901Y2 (ja)
EP0125333B1 (en) Automotive steering column tilt adjusting device
JP3277731B2 (ja) 車両用hst制御装置
JPH0537295Y2 (ja)
JP4003391B2 (ja) 可動ペダル装置
JPH0533377Y2 (ja)
JPS6092936A (ja) アクセル及びブレ−キの手動操作装置