JPH02310132A - ウォークイン機構付シートアジャスタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として２ドアタイプの車両に搭載されるウオ
ークイン機構付シートアジャスタに関する。

〔従来の技術〕

従来、主として２ドアタイプの車両のフロントシートに
おいては、シー）ノ＜ツタの前方への傾倒に応じてシー
トクッションを前方へ移動させるとともに、シートバッ
クの後方への起立復帰に応じてシートクツ／ジンを所定
の位置へ戻すようにして、リヤシートに対する乗員の乗
降を容易にするとともに、シートクッションの位置決め
を容易にしたウオークイン機描きシートアジャスタが提
案されている（実願昭６１１１０２７９号）。

第９図及び第１０図に示される如く、このウオークイン
機構付シートアジャスタにおいて、ンートクソンヨンの
位置を車両前後方向に調整する場合には、乗員がシート
クッション位置調整ハンドル８０を位置調整ハンドル８
０の後端部に捲着されたスプリング８１の付勢力に抗し
て第１Ｏ図時計方向（矢印Ｇ方向へ）回動することによ
って、「コックレバー８４が矢印Ｇ方向へ回動するよう
になっている。これによりロックレバ−８４はロックプ
レート８Ｇのロック孔８３から外れた状暫となり、／−
トクツンヨンは、前後方向に移動できるようになってい
る。

また、ロックプレート８６には、メモリブロック９０が
口゛７クプレート８Ｇに沿って移動可能に装着されてい
る。第１１図に示される如く、このメモリブロック９０
には、板ばね９２が内設されており、この板ばね９２゛
の付勢力に抗してメモリブロック９０を第１１図左側（
矢印Ｈ方向）へ抑圧操作することによって、メモリブロ
ック９０の突起部９０Ａがロックプレート８６のロック
孔８６Ａから外れるようになっている。この状態でメモ
リブロック９０は所望の位置へ移動可能となる。

また、シートバックを前倒にした場合には、ウオークイ
ンケーブル９４が一体的に作動されるようになっており
、これによりスプリング８１の付勢力に抗して、ウオー
クインレバー８２及びロックレバ−８４が矢印Ｇ方向へ
回動するようになっている。このためロックプレパー８
４はロックプレート８６のロック孔８８から外れるとと
もに、ウオークインレバー８２はホールドレバー８５と
係合シてロックレバ−８４をロックプレー）８６に対し
非係合状態に保持する。この状態でシートクッションは
図示を省略したスプリングにより前方へ移動される。

また、シートクッションをメモリブロック９０の位置に
復帰する場合には、シートバンクを起こすことにより、
ウオークインケーブル９４の作用力が解かれるようにな
っている。このため、この状態で／−トクッションを後
方へ移動させると、メモリブロック９０の突出部９０Ｂ
がホールドレバー８５に当接し、ホールドレバー８５と
ウオークインレバー８２との係合が解除される。これに
よりメモリブロック９０によって規定されているロック
孔８８へのロックレバ−８４の係合が自動的に行なわれ
、メモリブロック９０の位置にシートクッションを固定
できるようになっている。

しかしながら、上記ウオークイン機構付シートアジャス
タにおいては、上記のようにウオークイン作動後のンー
トクツンヨンの固定位置を決める場合に、メモリブロッ
ク９０を手動にて調整する必要があり操作性が良くなか
った。

なお、関連する従来技術としては、特公昭５４−５８８
８号公報及び実開昭６３−１５６８３５号公報が開示さ
れている。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は上記事実を考慮し、メモリ手段を手動にて調整
するこよなしに、シートクッションを簡単確実にウオー
クイン作動前の位置に復帰でき、操作性を向上させるこ
とができるウオークイン機構付シートアジャスタを提供
することが目的である。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために本発明は、シートクッション
位置調整ハンドルの操作によりン〜トクッンヨンが前後
方向へ移動可能とされるとともにシートバックの前倒し
時にシートクッションが車両前方へ移動するウオークイ
ン機構付シートアジャスタであって、 前記シートクッションを車両前後方向へ移動するための
レールと、 このレールに摺動可能に配置され付勢手段により前記レ
ールへ係合されるメモリ手段と、前記シートクッション
に取りつけられ前記シートクッションを前記レールの所
定位置に固定するとともに前記位置調整ハンドルの操作
時及びウオークイン作動時に固定解除されるロック部材
と、前記シートクッションに取りつけられ前記ウオーク
イン作動時以外は前記付勢力に抗して前記メモリ手段と
前記レールとの係合を解除するとともに前記メモリ手段
と連結してメモリ手段をシートクッションと共に移動さ
せ、かつウオークイン作動時は前記メモリ手段との連結
を解除するとともに前記メモリ手段を前記付勢力で前記
レールへ係合させるロータと、 前記ウオークイン作動が終了し前記ロータがメモリ手段
に対応する位置まで復帰した状態で前記ロータを前記メ
モリ手段へ連結させかつロック部材を前記レールへ係合
させる制御手段と、を有することを特徴としている。

〔作用〕

上記構成の本発明では、ンートクツンヨンの位置を車両
前後方向に移動する場合に、乗員が／−トクッション位
置調整ハンドルを操作すると、ロック部材が作動し、ロ
ック部材のレールとの固定が解除される。これによりシ
ートクッションがレールに沿って前後方向に移動可能と
なる。また、この場合メモリ手段はロータによりレール
との係合が解除されており、ロータと連結されシートク
ッションとともに移動する。

ウオークイン作動時には、ロック部材がレールとの固定
を解除される。またロータはメモリ手段との連結が解除
されるとともに、メモリ手段を付勢力でレールへ係合さ
せる。このため、シートクッションは、メモリ手段をレ
ール上に残して前方へ移動する。

ウオークイン作動が終了した場合、すなわちロータがメ
モリ手段に対応する位置まで復帰した場合には、制御手
段によりロータがメモリ手段へ連結され、かつロック部
材がレールへ係合される。

このため、メモリ手段を手動にて調整することなしにシ
ートクッションを簡単確実にウオークイン作動前の位置
に復帰でき、操作性を向上させることができる。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図〜第８図に従って説明する。

第８図に示される如く、車両の車幅方向外側には、シー
トトラックアウタ１０が車両前後方向に沿って配置され
ており、このシートトラックアウタ１０の車幅方向内側
には、ソートトラックインナ１２がシートトラックアウ
タ１０と平行に配置されている。これらのシートトラッ
クアウタ１０及びシートトラックインナー２は各々アッ
パレール１４及びロアレール１６により構成されている
。

このアッパレール１４には、図示を省略したシートクッ
ションが一体的に固着されており、ロアレール１６は車
両のフロアに固着されている。

アッパレール１４とロアレールＩ６との間には、図示を
省略したローラ、複数のボール、及びガイド等が組み込
まれており、アッパレール１４がロアレール１６に沿っ
て滑動するようになっている。

また、シートトラックアウタ１０には、本発明のウオー
クイン機構付シートアジャスタ１７が設けられている。

次に、ウオークイン機構付シートアジャスタ１７に付い
て説明する。

第１図及び第２図に示される如く、シートトラックアウ
タ１０のロアレール１６側には、ロアレール１６に沿っ
てロックプレート２６が固着されており、このロックプ
レート２６には、前後方向に沿って複数個のロック孔２
８が所定間隔で穿設されている。またロックプレート２
６の上端部には、ロックプレート２６に沿ってメモリプ
レート３０が固着されており、このメモリプレート３０
には、前後方向に沿って複数個の切欠３２が所定間隔で
ロックプレート２６のロック孔２８に対応するように形
成されている。

一方、シートクッションと一体的に移動するアッパレー
ル１４側には、シートクッション位置調整レバーとして
のスライドハンドル１８がブラケット２２を介して固着
されており、このスライドハンドル１８はブラケット２
２に、第２図時計方向（矢印へ方向）及び反時計方向（
矢印Ｂ方向）へ回動可能に軸支されている。またスライ
ドハンドル１８は、スライドハンドル１８の後端部に捲
着されたねじりコイルスプリング１９により、矢印Ｂ方
向へ付勢回転されている。

スライドハンドル１８の前端部は直角に折り曲げられて
おり、その先端には、模作ノブ２０が固着されている。

従って、スライドハンドル１８は、模作ノブ２０によっ
てねじりコイルスプリング１９の付勢力に抗して矢印へ
方向へ回動可能となっており、スライドハンドル１８の
操作力を解除した場合には、ねじりコイルスプリング１
９の付勢力により、矢印Ｂ方向−１回動するようになっ
ている。

スライドハンドル１８のブラケット２２の上端部に形成
された二股状の軸受部２２Ａ、２２Ｂに挟まれた部分に
は、ロック部材としてのロックレバ−２４が固着されて
いる。従って、このロックレバ−２４は、スライドハン
ドル】８と一体的に矢印へ方向及び矢印Ｂ方向へ回動す
るようになっている。

また、ロックレバ−２４の下端部には、二股状の突出部
２４Ａ、２４Ｂが形成されており、これらの突出Ｂ２４
Ａ、２４Ｂはロックレバ−２４が矢印Ｂ方向へ回動する
ことによって、各々ロックプレート２６のロック孔２８
に係合するようになっている。

スライドハンドル１８のロックレバ−２４と後側の軸受
部２２Ｂとの間には、ロータ３４がスライドハンドル１
８の軸線を回転中心として第３図時計方向及び矢印Ｂ方
向へ回動可能に軸支されている。第６図に示される如く
、このロータ３４の外周からは、アーム部３４Ａが突出
しており、このアームｆＲ，３４Ａの中央部には、図示
を省略したンートバックを前傾することによって、一体
的に第６図上方（矢印Ｃ方向）へ移動されるウオークイ
ンケーブル３６が係合されている。従って、ウオークイ
ンケーブル３Ｇが矢印Ｃ方向へ移動することによって、
ロータ３４が矢印Ａ方向へ回動するようになっている。

また、このアーム部３４Ａの途中からは、前方へ向けて
突出部３４Ｂが突出されており、この突山部３４Ｂは、
ロックレバ−２４に下方から当接可能とされている。従
ってロータ３４が矢印へ方向へ回動した場合には、一体
的にロックレバ−２４が矢印へ方向へ回動するようにな
っている。

また、アーム部３４Ａの中央部からは後方へ向けて突出
部３４Ｃが突出されており、この突出部３４Ｃは、制御
手段としてのカム３８に係合するようになっている。

第２図に示される如く、このカム３８は、ブラケッ）４
０に立設された軸支ピン４２に回動可能に軸支されてお
り、この軸支ピン４２を回転中心として第３図時計方向
（矢印り方向〉及び反時計方向（矢印Ｅ方向）へ回動可
能となっている。またこのブラケット４０は、ブラケッ
ト２２を介してアッパレール１４に固着されている。

この軸支ピン４２には、ねじりコイルスプリング４４が
捲着されており、カム３８を矢印Ｅ方向へ付勢回転して
いる。このカム３８はＶ字状に屈曲されており、上方の
屈曲部３８Ａの下側にロータ３４の突出部３４Ｃが当接
されている。

従って、ロータ３４がねじりコイルスプリング４４の付
勢力に抗して矢印へ方向へ回動した場合には、ロータ３
４の突出部３４Ｃにより、カム３８が矢印り方向へ回動
するようになっている。

また、カム３８の屈曲部３８Ａの先端部には、前方へ向
けて凸部４６が形成されており、ウオークインケーブル
３６の矢印Ｃ方向の引張力が解除された場合には、この
凸部４６を一旦乗り越えた後この凸部４６にロータ３４
の突出部３４Ｃが上方から係合するようになっている。

また、凸部４６にロータ３４の突出部３４Ｃが上方から
係合した場合には、カム３８及びロータ３４のそれぞれ
の回動が阻止しされ、カム３８及びロータ３４は、ロッ
クレバ−２４をロックプレート２６への非係合状態とす
る位置（第４図の位置）に保持されるようになっている
。

一方、第１図及び第２図に示される如く、メモリプレー
ト３０には、メモリ部材としてのメモリピース４８がメ
モリープレート３０に沿って移動可能に装着されている
。第７図に示される如く、このメモリピース４８は、メ
モリプレート３０の切欠３２に対応する端部がコ字状に
屈曲されており、屈曲部４８Ａとされている。またメモ
リピース４８の他方の端部４８Ｂは下方へ直角に屈曲さ
れており、この端部４８Ｂと屈曲部４８Ａとによって、
メモリプレー）３０を挟持している。

屈曲部４８Ａの内周のメモリプレート３０の切欠３２に
対応する部分には、メモリプレート係止ブロック５０が
突出されており、メモリプレート３０の切欠３２に係合
するようになっている。

メモリピース４８の端部４８Ｂの内周には、付勢手段と
しての板ばね５２が固着されており、この板ばね５２は
、メモリプレート係止ブロック５０がメモリプレート３
０の切欠３２に係合する方向に、メモリピース４８を付
勢している。また、板ばね５２は、メモリピース４８の
摺動方向に沿って配置されており、長手方向中央部がメ
モリピース４８に固定されている。また、板ばね５２の
前部５２Δ及び後部５２Ｂは、対称形となっており、前
後方向へ移動する場合のメモリプレート３０との摺動抵
抗が等しくなるよになっている。

一方メモリピース４８の端部４８Ｂの外周面には、凹部
５４が形成されており、この凹部５４にロータ３４のア
ーム部３４Ａの先端が連結するようになっている。

凹部５４の底部５４Ａにロータ３４のアーム部３４Δの
先端が当接することによって、板ばね５２の付勢力に抗
して、メモリピース４８が第２図右側（矢印Ｆ方向）へ
移動し、メモリプレート係止ブロック５０がメモリプレ
ート３０の切欠３２から外れるようになっている。

また、凹部５４の内周側面５４Ｂ又は５４Ｃにロータ３
４のアーム部３４Ａの先端が係合することによって、メ
モリピース４８がロータ３４と一体的に前後方向へ移動
するようになっている。

メモリピース４８の端部４ｇＢの外周面には、円柱状の
ポール５４が突出されており、このポール５４にカム３
８の下側屈曲部３８Ｂの先端部が当接するようになって
いる。従って、シートクッションが後方へ移動され、ポ
ール５４の後側にカ　Ｊ ム３８の下側屈曲部３８Ｂの先端部が当接した場合には
、カッ、３８が矢印り方向へ回動し、カム３８の凸部４
６とロータ３４の突出部３４Ｃの係合が解除されるよう
になっている。

次に、本実施例の作用を説明する。

乗員がシートクッションの位置を車両前後方向に移動す
る場合には、操作ノブ１８を上方（矢印六方向）へ回動
させることによって、スライドハンドルＩ８が矢印六方
向へ回動する。これにより、スライドハンドル１８と一
体的にロックレバ−２４が矢印六方向へ回動し、ロック
レバ−２４の突出部２４Ａ、２４Ｂが各々ロックプレー
ト２６のロック孔２８から外れ、アッパレール１４が、
ロアレール１６に沿って移動可能となる。

この場合ロータ３４は、カム３８を介してコイルスプリ
ング４４の付勢力により矢印Ｂ方向へ回動し、ロータ３
４のアーム部はメモリピース４８の四部５４に係合して
いる（第３図の状態）。このためメモリピース４８は、
ロータ３４のアーム部３４Ａによって、板ばね５２の付
勢力に抗してＧ 矢印Ｆ方向へ押圧されており、メモリピース４８のメモ
リプレート係止ブロック５０は、メモリプレート３０の
切欠３２から外れている。

従って、スライドハンドル１８の操作によってメモリピ
ース４８のメモリプレート３０との係合を解除する必要
がないため、スライドハンドル１８の操作が軽くなり、
操作性が向上する。また、板ばね５２のメモリプレート
３Ｇへの摺動抵抗が少ないため、ンートクツンヨンの移
動が滑らかに行なえる。

また、ウオークイン作動時、すなわちソートバックを前
倒にした場合には、ウオークインケーブル３６が矢印Ｃ
方向へ引っ張られる。これにより、ロータ３４が矢印六
方向へ回動し、突出部３４Ｂを介してロックレバ−２４
が矢印六方向へ回動する。このため、ロックレバ−２４
のロックプレート２６との係合が解除され、アッパレー
ル１４がロアレール１６に沿って移動可能となる。

さらに、ロータ３４のアーム部３４Ａは、メモリピース
４８の凹部５４から外れる。このため、メモリピース４
８は板ばね５１の付勢力により反矢印Ｆ方向へ移動し、
メモリピース４８のメモリプレート係止ブロック５０が
メモリプレート３０の切欠３２に係合する。

また、第５図に示される如く、ロータ３４の突出部３４
Ｃは、カム３８を矢印り方向へ回動させ、カム３８の下
側屈曲部３８Ｂをメモリピース４８のポール５６の上方
へ移動させる。次いで、ウオークインケーブル３６が反
矢印Ｃ方向へ作動すると、ロータ３４が矢印Ｂ方向へ回
動し、ロータ３４の突出部３４Ｃの先端とカム３８の凸
部４６とが係合する。このため、カム３８及びロータ３
４がそれぞれの回動を阻止され、第４図に示される如＜
、ロックレバ−２４は、ロックプレー）２６のと非係合
状態に保持される。

従って、シートバックの前倒にともなって、アッパレー
ル１４は、メモリピース４８をロアレール１６上に残し
て図示を省略した付勢手段により車両前方へ移動する。

また、ウオークイン作動が終了した場合、ずなＱ わちロータ３４がメモリプレート３０に対応する位置ま
で復帰した場合には、カム３８の下側屈曲部３８Ｂが、
メモリピース４８のポール５６に当接し、カム３８が矢
印り方向へ回動される。このため、ロータ３４の突出部
３４Ｃの先端と力ｌ、３８の凸部４６とが係合が外れ、
ロータ３４が矢印Ｂ方向へ回動し、ロータ３４のアーム
部３４Ａがメモリピース４８の凹部５４に係合する。

従って、ロータ３４と一体的にロックレバ−２４が矢印
Ｂ方向へ回動し、ロックレバ−２４がロックプレート２
６に係合し、アッパレール１４をロアレール１６上のメ
モリピース４８の位置に確実に固定する。このため、メ
モリ手段を手動にて調整することなしにンートクツンヨ
ンを簡単確実にウオークイン作動前の位置に復帰でき、
操作性を向上させることができる。

マタ、スライドハンドル１８とロックレバ−２４が一体
に固着されていても、シートクッションをウオークイン
作動前の位置へ復帰可能である。

なお、本実施例においては、ロータ３４をウオークイン
ケーブル３Ｇによって作動させる構成としたが、これに
代えてロータ３４をフントペダル、レバー等によりウオ
ークイン作動時に作動させる構成としてもよい。また、
本実施例においては、ロックレバ−２４をロータ３４に
よって作動させる構成としたが、これに代えてロックレ
バ−２４をウオークインケーブル３６によって直接作動
させる等の方法によりウオークイン作動時に作動させる
構成としてもよい。また、本実施例においては、ロータ
３４がカム３８を介してコイルスプリング４４の付勢力
によって矢印Ｂ方向へ回動するようにしたが、これに代
えて他の付勢手段により直接ロータ３４に付勢力を与え
る構成としてもよい。

〔発明の効果〕

本発明は上記構成としたため、メモリ手段を手動にて調
整することなしに、シートクッションを簡単確実にウオ
ークイン作動前の位置に復帰でき、操作性を向上させる
ことができる優れた効果を有する。

ン　Ｕ

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るウオークイン機構付シー
トアジャスタを示す概略斜視図、第２図は第１図■−■
線断面図、第３図〜第５図は本発明の実施例に係るウオ
ークイン機構付シートアジャスタを示す側面図、第６図
は本発明の本実施例に係るロータを示す概略斜視図、第
７図は本発明の本実施例に係るメモリピースを示す斜め
前方から見た概略斜視図、第８図は本発明のウオークイ
ン機構付シートアジャスタを車両に装着した状態を示す
概略斜視図、第９図は従来技術を示す斜視図、第１０図
は第９図Ｘ−Ｘ線における断面図、第１１図は第９図Ｘ
−ＸＩ線における断面図である。 １４・・・アッパレール、 １６・・・ロアレ−ル、 ２４・・・ロックレバ−１ ２６・・・ロックプレート、 ２８・・・ロック孔、 ３０・・・メモリプレート、 ３４・・・ロータ、 ３６・・・ウオークインケーブル、 ３８・・・カム、 ４８・・・メモリピース、 ５２・・・板ばね。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）シートクッション位置調整ハンドルの操作により
   シートクッションが前後方向へ移動可能とされるととも
   にシートバックの前倒し時にシートクッションが車両前
   方へ移動するウオークイン機構付シートアジャスタであ
   って、 前記シートクッションを車両前後方向へ移動するための
   レールと、 このレールに摺動可能に配置され付勢手段により前記レ
   ールへ係合されるメモリ手段と、 前記シートクッションに取りつけられ前記シートクッシ
   ョンを前記レールの所定位置に固定するとともに前記位
   置調整ハンドルの操作時及びウオークイン作動時に固定
   解除されるロック部材と、前記シートクッションに取り
   つけられ前記ウオークイン作動時以外は前記付勢力に抗
   して前記メモリ手段と前記レールとの係合を解除すると
   ともに前記メモリ手段と連結してメモリ手段をシートク
   ッションと共に移動させ、かつウオークイン作動時は前
   記メモリ手段との連結を解除するとともに前記メモリ手
   段を前記付勢力で前記レールへ係合させるロータと、 前記ウオークイン作動が終了し前記ロータがメモリ手段
   に対応する位置まで復帰した状態で前記ロータを前記メ
   モリ手段へ連結させかつロック部材を前記レールへ係合
   させる制御手段と、を有することを特徴としたウオーク
   イン機構付シートアジャスタ。