JP2022041085A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

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弘幸 中村
Hiroyuki Nakamura
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Abstract

Figure 2022041085000001
【課題】温度変化等によってピストンが前方移動することを抑制したトリガー式液体噴出器を提供する。
【解決手段】トリガー式液体噴出器は、噴出器本体と、ノズル部材と、規制部材と、を備え、前記噴出器本体は、縦供給筒部と、トリガー機構と、を有する。前記トリガー機構には、前後方向に揺動可能な前記トリガー部と、前方付勢され、前記トリガー部の後方移動に連動して後方移動するピストンと、前記ピストンが挿入され、内部が前記縦供給筒部内に連通するシリンダと、が含まれ、前記規制部材は、前記ピストンの前方移動および後方移動を規制する規制位置と、前記ピストンの前方移動および後方移動を許容する解除位置と、の間で変位可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、トリガー式液体噴出器に関する。
特許文献1には、トリガー部の後方移動によって、容器体内の液体を縦供給筒部内から噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構を備えたトリガー式液体噴出器が開示されている。トリガー機構には、ピストンおよびシリンダが含まれている。
特開2017-213497号公報
従来のトリガー式液体噴出器が容器体に装着された状態で、例えば車両により搬送されること等により周囲の温度が上昇すると、容器体内の圧力上昇がシリンダ内にも伝わることで、使用者の操作によらずにピストンが前方移動する場合があった。このようにピストンが前方移動すると、例えばピストンとシリンダとの間のシール性が低下し、液漏れが生じる場合がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、温度変化等によってピストンが前方移動することを抑制したトリガー式液体噴出器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るトリガー式液体噴出器は、液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、前記噴出器本体に装着され、液体を前方に向けて噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、規制部材と、を備え、前記噴出器本体は、上下方向に延在し、前記容器体内の液体を吸い上げる縦供給筒部と、トリガー部の後方移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、を有し、前記トリガー機構には、前後方向に揺動可能な前記トリガー部と、前方付勢され、前記トリガー部の後方移動に連動して後方移動するピストンと、前記ピストンが挿入され、内部が前記縦供給筒部内に連通するシリンダと、が含まれ、前記規制部材は、前記ピストンの前方移動および後方移動を規制する規制位置と、前記ピストンの前方移動および後方移動を許容する解除位置と、の間で変位可能である。
上記態様によれば、トリガー式液体噴出器を使用しないときに、規制部材を規制位置に位置させておけば、温度変化等によりシリンダの内圧が高まったとしてもピストンが前方移動することを規制できる。したがって、シリンダの内圧が高まることでシリンダ内の液体が漏れ出る現象を抑制することが可能となる。
また、規制部材は、規制位置に位置するときにピストンの後方移動を規制することができる。これにより、例えばトリガー式液体噴出器が装着された状態の容器体(噴出容器)を輸送する際にトリガー部に後方に向けた力が作用しても、トリガー部およびピストンの後方移動が規制される。したがって、使用者が意図しないタイミングで液体が噴出孔から噴出してしまうことも抑制できる。このように、1つの部品(規制部材)によって、ピストンの前方移動および後方移動を規制することで、部品点数を少なくすることが可能となる。
ここで、前記ピストンは、前記シリンダ内に配置された金属製のスプリングによって前方付勢されていてもよい。
この場合、金属製のスプリングは、弾性復元力の低下が生じにくいため、ピストンを長期に亘って安定して前方付勢することができる。さらに、トリガー部を操作する際の牽引力を高めることも可能である。これにより、液体の噴出圧を高めて、液体をさらに勢いよく噴出孔から噴出させることができる。
また、前記規制部材は、前記規制部材が前記規制位置にあるときに前記シリンダに係止される係止部を有してもよい。
この場合、温度変化等によってピストンが前方移動しようとしたとき、ピストンから規制部材に伝わる前方に向けた力を、シリンダによって受けとめることができる。したがって、より確実にピストンの前方移動を規制することができる。
また、前記規制部材は、前記規制部材が前記規制位置にあるときに前記トリガー部と前記シリンダとの間で前後方向において挟まれるスペーサ部を有してもよい。
この場合、トリガー部に後方に向けた力が加えられたときに、その力をシリンダによって受けとめ、トリガー部の後方移動をより確実に規制することができる。
本発明の上記態様によれば、温度変化等によってピストンが前方移動することを抑制したトリガー式液体噴出器を提供できる。
第1実施形態に係るトリガー式液体噴出器の縦断面図である。 図1の規制部材を前方から見た図である。 図1の規制部材を上方から見た図である。 第2実施形態に係るトリガー式液体噴出器の縦断面図である。 図4の規制部材を前方から見た図である。 図4の規制部材およびシリンダを前方から見た図である。 第3実施形態に係るトリガー式液体噴出器の縦断面図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態のトリガー式液体噴出器およびトリガー式液体噴出器を備えた噴出容器について、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、噴出容器Bは、トリガー式液体噴出器1および容器体Aを備える。容器体Aは有底筒状であり、内部に液体が収容される。容器体Aに収容される液体の種類は特に限定されないが、例えば洗剤、消臭剤、芳香剤等であってもよい。
トリガー式液体噴出器1は、容器体Aに装着される噴出器本体2と、噴出器本体2に装着されたノズル部材3と、規制部材60と、を備える。ノズル部材3には、液体を噴出する噴出孔4が形成されている。
噴出器本体2は、縦供給筒部10と、装着キャップ14と、射出筒部11と、トリガー機構50と、第1逆止弁19と、第2逆止弁20と、を備えている。
なお、噴出容器Bの各構成部品は、特に記載がなければ、合成樹脂を用いた成形品とされている。
(方向定義)
本実施形態では、縦供給筒部10の中心軸線Oに沿う方向を上下方向という。上下方向において、容器体A側を下方、その反対側を上方という。上下方向から見た平面視において、中心軸線Oに交差する一方向を前後方向といい、上下方向及び前後方向の双方に直交する方向を左右方向という。左右方向から見ることを側面視という。前後方向は、射出筒部11が延びる方向であり、トリガー部51が揺動する方向でもある。前後方向において、噴出孔4側を前方といい、縦供給筒部10側を後方という。中心軸線Oに沿った断面を縦断面という。
縦供給筒部10は、上下方向に延在し、容器体A内の液体を吸い上げる。縦供給筒部10は、有頂筒状の外筒12と、外筒12内に嵌合された内筒13とを有している。外筒12及び内筒13で構成される縦供給筒部10の中心軸線Oは、容器体Aの容器軸より後方に位置している。
外筒12は、大径部12aと、大径部12aの上方に配置され、且つ大径部12aよりも縮径した小径部12bと、大径部12aの上端部と小径部12bの下端部とを連結した環状連結部12cとを有している。小径部12bは、有頂円筒状に形成され、中心軸線Oと同軸に配置されている。
内筒13は、大径部13aと、大径部13aの上方に配置され、且つ大径部13aよりも縮径した小径部13bと、大径部13aの上端部と小径部13bの下側部分とを連結した環状連結部13cとを有している。
大径部13aは、外筒12の大径部12a内に配置されている。大径部13aの下端部は、外筒12の大径部12aよりも下方に突出している。大径部13aのうち外筒12の大径部12aから下方に突出した部分には、大径部13aの径方向の外側に向けて突出した環状の鍔部13dが形成されている。鍔部13dは、容器体Aの口部A1に装着(例えば螺着)される装着キャップ14の上端部内に配置され、装着キャップ14の上端部をその軸線回りに回転自在に係止している。鍔部13dは、装着キャップ14の上端部と容器体Aの口部A1における上端開口縁とにより上下方向に挟まれる。
小径部13bは、中心軸線Oと同軸に配置され、上下方向の両方に開口した円筒状に形成されている。小径部13bは、外筒12の小径部12b内に配置されている。小径部13bの下側部分の内側には、上下方向に延びるパイプ15の上部が嵌合されている。なお、パイプ15の下端開口部は、容器体Aの図示しない底部に位置している。
環状連結部13cの上面と、外筒12の環状連結部12cの下面との間には、上下方向に隙間S1が設けられている。
内筒13の内周面には、弁座部13eが形成されている。図示の例では、弁座部13eは、内筒13のうち弁座部13eよりも上方に位置する部分の内径を、弁座部13eより下方に位置する部分の内径よりも大きくする段差によって形成されている。弁座部13eの上面に、第2逆止弁20が着座している。
図1に示すように、内筒13の内周面のうち、弁座部13eより下方に位置し、且つパイプ15の上端部より上方に位置する部分には、支持筒部16が設けられている。支持筒部16は、中心軸線Oと同軸に配置され、内筒13の内周面から下方に向けて突出している。支持筒部16の内径は、下方に向かうに従って小さくなっている。第1逆止弁19は、支持筒部16の内周面に、上方に向けて離反可能に配置されている。
縦供給筒部10の上端部には、前方に向けて延びる接続筒部30が設けられている。接続筒部30の後端部は、内筒13の上端部に形成された貫通孔13fに向けて開口している。なお、貫通孔13fは、内筒13の小径部13bのうち弁座部13eよりも上方に位置する部分に形成されている。これにより、接続筒部30内は、貫通孔13fを通じて、内筒13内のうち弁座部13eより上方に位置する部分に連通している。
図1に示すように、接続筒部30の下方には、シリンダ用筒部40が設けられている。シリンダ用筒部40は、外筒12の小径部12bから前方に向けて突出すると共に、前方に向けて開口している。なお、シリンダ用筒部40の下端部の後側部分は、外筒12の環状連結部12cと一体に形成されている。
射出筒部11は、接続筒部30内において前後方向に延びており、縦供給筒部10の上端部とノズル部材3の噴出孔4とを連通させている。
トリガー機構50は、トリガー部51と、シリンダ53と、ピストン52と、付勢部材54とを備える。トリガー機構50は、トリガー部51の後方への揺動によって、液体を縦供給筒部10内から噴出孔4側に向けて流通させるように構成されている。
トリガー部51は、縦供給筒部10の前方に、後方に移動可能に配置されている。本実施形態のトリガー部51は、付勢部材54によって前方付勢されたピストン52に押圧されることで、前方付勢されている。ただし、トリガー部51を直接的に前方付勢する部材を設けてもよい。トリガー部51は、上下方向に延びると共に、射出筒部11の下方に配置されている。
トリガー部51の上端部は、ノズル部材3によって、前後方向に揺動可能に軸支されている。具体的にトリガー部51は、主板部51aと、一対の側板部51bと、連係部51cと、を有する。主板部51aの前面は、側面視において後方に向けて凹むように湾曲している。一対の側板部51bはそれぞれ、主板部51aの左右の側縁部から後方に向けて起立している。
一対の側板部51bの上端部は、ノズル部材3を左右方向から挟み込んでいる。一対の側板部51bのうちノズル部材3を挟む部分にはそれぞれ、軸受孔56が形成されている。ノズル部材3には、左右方向の両側に向けて突出する一対の回転軸55が形成されている。各軸受孔56の内側には、各回転軸55が入り込んでいる。これにより、各側板部51bは各回転軸55により回動可能に支持されている。すなわち、トリガー部51は、回転軸55を中心に前後方向に揺動可能に支持されている。
連係部51cは、主板部51aから後方に突出しており、一対の側板部51bの間に位置している。連係部51cの後端部は、ピストン52の前端部に当接している。このため、トリガー部51が後方に移動(揺動)すると、連係部51cに押されることでピストン52も後方移動する。また、付勢部材54の付勢力等によりピストン52が前方に移動すると、ピストン52に押されることでトリガー部51も前方移動する。なお、例えばトリガー部51とピストン52とが係止される等、トリガー部51およびピストン52の前後方向における相対移動が規制された構造を採用してもよい。
図1に示すように、シリンダ53は、トリガー部51の後方に配置され、トリガー部51に対して前後方向に対向するように配置されている。シリンダ53は、前方に向けて開口する外筒部53aと、外筒部53aの後端部を塞ぐ後壁部53bと、後壁部53bの中央部分から前方に向けて突出した筒状のピストンガイド53cと、後壁部53bのうちピストンガイド53cよりも上方に位置する部分から後方に向けて突出し、前後方向の両方に開口した筒状の連通筒部53dと、を有している。
外筒部53aは、シリンダ用筒部40と同軸に配置されて、シリンダ用筒部40内に嵌合されている。シリンダ用筒部40の内周面と外筒部53aの外周面とは、前後方向の両端部において互いに密接している。シリンダ用筒部40の内周面と外筒部53aの外周面との間のうち、前後方向の両端部同士の間に位置する中間部には、環状の隙間S2が設けられている。
外筒部53aには、外筒部53aの内側と隙間S2とを連通させる第1通気孔53gが形成されている。外筒12の環状連結部12cには、上記隙間S2と、外筒12の環状連結部12cと内筒13の環状連結部13cとの間の隙間S1と、を連通させる第2通気孔12fが形成されている。さらに、内筒13の環状連結部13cには、隙間S1と、装着キャップ14の内側と、を連通させる第3通気孔13gが形成されている。
連通筒部53dは、外筒12に形成された貫通孔に嵌合されている。また、連通筒部53dは、内筒13に形成された貫通孔に向けて開口している。このため、縦供給筒部10の内筒13内とシリンダ53内とは、連通筒部53d内を通じて互いに連通している。連通筒部53dと連通する、内筒13に形成された貫通孔は、内筒13の小径部13b内のうち、弁座部13eと支持筒部16との間に位置する部分に開口している。第1逆止弁19はボール弁であり、支持筒部16の上端開口縁に離反可能に着座している。第1逆止弁19は、容器体A内とシリンダ53内との連通及びその遮断を切り替えることが可能である。
第1逆止弁19は、シリンダ53内の加圧時に、縦供給筒部10内を通じた容器体A内とシリンダ53内との連通を遮断すると共に、シリンダ53内の減圧時に上方に向けて変位することで、縦供給筒部10内を通じた容器体A内とシリンダ53内との連通を許容する。第1逆止弁19の上方には、第2逆止弁20が配置されているため、第2逆止弁20によって第1逆止弁19の上方への過度の変位が規制される。
ピストンガイド53cは、前方に開口する筒状に形成され、外筒部53aの内側に配置されている。ピストンガイド53cの前端部は、外筒部53aの前端部よりも後方に位置している。外筒部53aの前端開口には、下方に突出する突部53fが形成されている。
ピストン52は、シリンダ53の内部に前後方向に移動可能に配置され、トリガー部51の揺動に連動して前後方向に移動可能とされている。シリンダ53の内部は、ピストン52の前後方向の移動に伴って加圧及び減圧される。
ピストン52は、後方に開口すると共に前方が閉塞された有頂筒状に形成され、シリンダ53と同軸に配置されている。
ピストン52は、トリガー部51と共に付勢部材54の付勢力によって前方に付勢されている。ピストン52は、トリガー部51の後方への揺動に伴って後方に移動してシリンダ53内に押し込まれる。
ピストン52は、内部にピストンガイド53cが挿入されたピストン本体部52aと、ピストン本体部52aの後端部からその径方向の外側に向けて突出し、且つ外筒部53aの内周面に摺接する摺動筒部52bと、を有している。
ピストン本体部52aは、後方に開口すると共に前方が閉塞された有頂筒状に形成されている。ピストン本体部52aの内径は、ピストンガイド53cの外径よりも僅かに大きく形成されている。ピストン本体部52aの前端面には、後方に向けて窪む凹部が形成されている。この凹部の内側に、トリガー部51の連係部51cが当接している。
摺動筒部52bの前後方向における両端部にはリップ部が形成されている。リップ部は、外筒部53aの内周面に対して密に摺接する。これにより、摺動筒部52bと外筒部53aの内周面との間に、シール性が確保されている。
ピストン52は、トリガー部51が最前方揺動位置にあるときに、これに対応して最前方位置に位置している。この際、摺動筒部52bは、外筒部53aに形成された第1通気孔53gを閉塞している。そして、トリガー部51の後方への揺動によってピストン52が最前方位置から所定量だけ後方に移動したときに、摺動筒部52bは第1通気孔53gを開放する。これにより、第1通気孔53gは、外筒部53a内を通してトリガー式液体噴出器1の外部に開放される。
このことによって、容器体Aの内部は、内筒13の環状連結部13cに形成された第3通気孔13g、隙間S1、第2通気孔12f、隙間S2、及び第1通気孔53gを通じて、トリガー式液体噴出器1の外部に連通することが可能とされている。
本実施形態の付勢部材54は金属製のコイルばねである。ただし、例えば樹脂製のコイルばね等を付勢部材54として用いてもよい。付勢部材54は、ピストン52及びシリンダ53と同軸に配置され、ピストン52およびトリガー部51を前方に付勢している。付勢部材54の後端部は、外筒12から前後方向に突出した筒状部に支持されている。付勢部材54の前端部は、ピストン本体部52a内に形成された後方を向く段面に当接している。
ノズル部材3は前後方向に延びる筒状であり、射出筒部11の前端部を囲っている。ノズル部材3の内側には、造泡部70が設けられている。造泡部70は、噴出孔4の前方に位置しており、噴出孔4から噴出された液体を泡状とすることができる。ただし、造泡部70は無くてもよい。
図1~図3に示すように、規制部材60は、装着部61と、当接部62と、連結部63と、スペーサ部64と、係止部65と、操作片66と、を有する。装着部61は、前後方向に延びる筒状であり、ノズル部材3に外側から装着されている。本実施形態の規制部材60では、装着部61は、ノズル部材3に対する相対回転が規制された状態で、ノズル部材3に装着されている。ただし、規制部材60はトリガー式液体噴出器1のノズル部材3以外の部位に装着されてもよい。
ここで、図2に示すように、本実施形態の規制部材60は規制位置P1と解除位置P2との間で回転(変位)可能となっている。規制部材60が規制位置P1にあるとき、規制部材60はピストン52の前方移動および後方移動を規制する。規制部材60が解除位置P2にあるとき、規制部材60はピストン52の前方移動および後方移動を許容する。図1は、規制部材60が規制位置P1にある状態を示している。以下では、特段の言及が無い限り、規制部材60が規制位置P1にある状態における各部の位置関係を説明する。
図1に示すように、当接部62および操作片66は、装着部61から下方に向けて延びている。操作片66は前後方向および上下方向に延びる板状であり、当接部62から前方に突出している。操作片66は、使用者が規制部材60を回転させる際に操作される部位である。ただし、規制部材60の他の部位が操作されてもよい。当接部62は、トリガー部51の前面の形状に沿って湾曲した板状に形成されいる。当接部62は、トリガー部51の前面に当接または近接している。
連結部63は、当接部62から後方に延びている。連結部63は、当接部62とスペーサ部64とを連結している。スペーサ部64は、連結部63から後方に延びている。スペーサ部64は、トリガー部51とシリンダ53との間で前後方向に挟まれている。図3に示すように、スペーサ部64の左右方向における幅は、連結部63の左右方向における幅よりも大きい。係止部65はスペーサ部64の後端に設けられている。図1に示すように、係止部65は、上方に開口するC字状に形成されている。係止部65の内側に、シリンダ53の突部53fが位置している。
次に、上述のように構成されたトリガー式液体噴出器1の作用について説明する。
初期状態では、規制部材60が規制位置P1に位置し、ピストン52の前方移動および後方移動が規制されている。初期状態とは、例えば、トリガー式液体噴出器1または噴出容器Bが流通、保管される状態である。
規制部材60が規制位置P1にあるとき、当接部62および操作片66がトリガー部51の前方に位置することで、使用者はトリガー部51に手をかけにくくなる。これにより使用者は、規制部材60が規制位置P1にあること、すなわち、トリガー部51およびピストン52の前後方向の移動が規制されていることを容易に認識できる。
トリガー式液体噴出器1を使用する際、使用者は、規制部材60の操作片66を摘まむ等により、規制部材60をノズル部材3とともに回転させる。これにより、規制部材60は規制位置P1から解除位置P2へと移動する。具体的には、スペーサ部64がトリガー部51とシリンダ53との間の隙間から周方向に離隔するとともに、係止部65が突部53fから周方向に離隔する。したがって、規制部材60が解除位置P2にあるとき、ピストン52の前方移動および後方移動が許容される。
次に、トリガー部51を付勢部材54の付勢力に抗して、後方に引くように操作すると、トリガー部51に連係してピストン52が最前方位置から後方に移動する。これによりシリンダ53内が加圧され、シリンダ53内の液体が、連通筒部53d内を通じて縦供給筒部10の内筒13内に供給される。すると、内筒13に供給された液体は、支持筒部16の上端開口縁に配置されている第1逆止弁19を下方に押し付けると共に、第2逆止弁20を押し上げて部分的に弁座部13eの上面から離反させる。これにより、縦供給筒部10内の液体が射出筒部11を通過し、噴出孔4から噴出する。
その後、トリガー部51を解放すると、付勢部材54の弾性復元力(付勢力)によってピストン52がシリンダ53内を前方に向けて復元移動するので、これに伴ってトリガー部51も前方に復元移動する。そのため、シリンダ53内を減圧させて、容器体A内の圧力よりも低い圧力にすることができるので、第2逆止弁20を弁座部13eの上面に押し付けたままの状態で、第1逆止弁19を支持筒部16の上端開口縁から上方に離反させることができる。従って、容器体A内の液体を、縦供給筒部10内に吸い上げることができると共に、支持筒部16内及び連通筒部53d内を通じてシリンダ53内に導入することができる。これにより、次回の噴出に備えることができる。
ここで、シリンダ53内に液体が充填された状態で、例えば噴出容器Bが車内や浴室内等に保管されると、温度の上昇に伴って容器体Aの内圧が高まる場合がある。噴出容器Bが、夏場に車内に保管されたり、浴室乾燥機が使用される浴室に保管されたりする場合に、特に容器体Aの内圧の上昇が顕著になる。容器体Aの内圧が高まると、その圧力はシリンダ53にも伝わり、ピストン52を前方移動させる力として作用する。ピストン52が所定の位置を超えて前方移動すると、ピストン52とシリンダ53との間のシール性が低下し、シリンダ53内の液体が漏れ出る場合がある。このような現象は、付勢部材54によってピストン52が前方付勢されている場合に生じやすい。また、容器体Aが平面視において扁平な形状ではない場合(例えば横断面視で円形状あるいは正方形状等、長軸と短軸の寸法が同等の場合)など、容器体Aの弾性変形によって圧力の増加を抑制しにくい場合に、上記現象がさらに生じやすい。
そこで本実施形態では、規制位置P1に位置するときにピストン52の前後方向の移動を規制する規制部材60を備えている。具体的には、規制部材60が規制位置P1に位置するとき、ピストン52およびピストン52に押されたトリガー部51が前方移動しようとすると、当接部62にトリガー部51が当接する。当接部62は、連結部63を介してスペーサ部64に連結されており、スペーサ部64の後端部に設けられた係止部65はシリンダ53の突部53fに係止されている。したがって、トリガー部51から当接部62に加えられる前方に向けた力を、突部53fによって受けることができる。これにより、トリガー部51に押された当接部62が前方に撓むことなどが抑制され、トリガー部51およびピストン52の前方移動を規制することができる。
噴出容器Bを使用しないときに、規制部材60を規制位置P1に位置させておけば、温度変化等によりシリンダ53の内圧が高まったとしてもピストン52が前方移動することを規制できる。したがって、内圧が高まることでシリンダ53内の液体が漏れ出る現象を抑制することが可能となる。
さらに、規制部材60は、規制位置P1に位置するときにトリガー部51およびピストン52の後方移動も規制することができる。具体的には、トリガー部51が後方移動しようとすると、トリガー部51がスペーサ部64に当接する。スペーサ部64の後端部はシリンダ53に当接するため、トリガー部51は後方移動することができない。これにより、例えば噴出容器Bを輸送する際にトリガー部51に後方に向けた力が作用しても、トリガー部51およびピストン52の後方移動が規制される。したがって、使用者が意図しないタイミングで液体が噴出孔4から噴出してしまうことも抑制できる。このように、1つの部品(規制部材60)によって、トリガー部51およびピストン52の前方移動および後方移動を規制することで、部品点数を少なくすることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態のトリガー式液体噴出器1は、液体が収容された容器体Aに装着される噴出器本体2と、噴出器本体2に装着され、液体を前方に向けて噴出する噴出孔4が形成されたノズル部材3と、規制部材60と、を備える。噴出器本体2は、上下方向に延在し、容器体A内の液体を吸い上げる縦供給筒部10と、トリガー部51の後方移動によって、液体を縦供給筒部10内から噴出孔4側に向けて流通させるトリガー機構50と、を有する。トリガー機構50には、前後方向に揺動可能なトリガー部51と、前方付勢され、トリガー部51の後方移動に連動して後方移動するピストン52と、ピストン52が挿入され、内部が縦供給筒部10内に連通するシリンダ53と、が含まれる。そして規制部材60は、ピストン52の前方移動および後方移動を規制する規制位置P1と、ピストン52の前方移動および後方移動を許容する解除位置P2と、の間で変位可能である。このような構成により、温度変化等によってピストン52が前方移動することを抑制できる。
また、ピストン52は、シリンダ53内に配置された金属製のスプリング(付勢部材54)によって前方付勢されている。金属製のスプリングは、弾性復元力の低下が生じにくいため、ピストン52を長期に亘って安定して前方付勢することができる。さらに、トリガー部51を操作する際の牽引力を高めることも可能である。これにより、液体の噴出圧を高めて、液体をさらに勢いよく噴出孔4から噴出させることができる。
また、規制部材60は、規制部材60が規制位置P1にあるときに、シリンダ53に係止される係止部65を有する。これにより、温度変化等によってピストン52が前方移動しようとしたとき、ピストン52から規制部材60に伝わる前方に向けた力を、シリンダ53によって受けとめることができる。したがって、規制部材60が変形すること等を抑制し、より確実にピストン52の前方移動を規制することができる。
また、規制部材60は、規制部材60が規制位置P1にあるときにトリガー部51とシリンダ53との間で前後方向において挟まれるスペーサ部64を有する。これにより、トリガー部51に後方に向けた力が加えられたときに、その力をシリンダ53によって受けとめ、トリガー部51の後方移動をより確実に規制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4に示すように、本実施形態のピストン52には、溝52eが形成されている。溝52eは、ピストン本体部52aの外周面から窪んでおり、ピストン本体部52aの外周面の全周にわたって延びている。本実施形態のシリンダ53には、外筒部53aの前端開口から左右方向における両側に突出する一対の突部53fが形成されている(図6参照)。
図4~図6に示すように、本実施形態のトリガー式液体噴出器1は、規制部材80を備えている。規制部材80は、装着部81と、スペーサ部82と、操作片83と、係止部84と、を有する。装着部81は、囲繞部81aおよびリブ81bを有する。囲繞部81aは、前後方向に沿った軸線を有し、上端部が切り欠かれた筒状である。囲繞部81aは、ピストン52の一部を外側から囲っている。リブ81bは、囲繞部81aの内周面から、囲繞部81aの内側に突出している。リブ81bは、ピストン52の溝52e内に進入している。囲繞部81aが、ピストン52の周方向において180°を超える角度でピストン52を囲繞していること、および、リブ81bが溝52e内に進入していることにより、装着部81はピストン52に装着されている。
スペーサ部82は、装着部81の下方において前後方向に延びている。スペーサ部82は、トリガー部51とシリンダ53との間で前後方向に挟まれている。操作片83は、スペーサ部82から下方に向けて延びている。操作片83は、前後方向および上下方向に延びる板状に形成されている。操作片83には、滑り止めとしての凹凸が形成されている。係止部84は装着部81よりも後方に位置しており、スペーサ部82によって装着部81に連結されている。スペーサ部82は、装着部81と係止部84とを連結する連結部でもある。
図5に示すように、係止部84は、前後方向から見て半円弧状に形成されている。係止部84の前面には、後方に向けて窪む一対の凹部84aが形成されている。一対の凹部84aは、係止部84の左右方向における両端部に配置されている。係止部84は、シリンダ53に形成された一対の突部53fよりも後方に位置する。図6に示すように、規制部材80がピストン52に装着されると、各突部53fは各凹部84aの内側に進入する。
本実施形態では、図4に示すように規制部材80がピストン52に装着された際の規制部材80の位置を、規制位置P1という。図示は省略するが、規制部材80がピストン52から取り外された際の規制部材80の位置を、解除位置P2という。つまり、本実施形態では、規制部材80がピストン52に着脱されることで、規制部材80が規制位置P1と解除位置P2との間で変位する。
本実施形態では、規制部材80の装着部81がピストン52に装着されている。このため、温度上昇等によってピストン52が前方移動しようとすると、規制部材80にも前方に向けた力が加わる。このとき、規制部材80の係止部84が突部53fに対して後方から当接する。これにより、規制部材80に作用する前方に向けた力を、シリンダ53によって受け止め、ピストン52の前方移動を規制することができる。
さらに、規制部材80は、規制位置P1に位置するときにトリガー部51およびピストン52の後方移動も規制することができる。具体的には、トリガー部51が後方移動しようとすると、トリガー部51がスペーサ部82に当接する。スペーサ部82の後端部はシリンダ53に当接するため、トリガー部51は後方移動することができない。これにより、例えば噴出容器Bを輸送する際にトリガー部51に後方に向けた力が作用しても、トリガー部51およびピストン52の後方移動が規制される。したがって、使用者が意図しないタイミングで液体が噴出孔4から噴出してしまうことも抑制できる。このように、1つの部品(規制部材80)によって、トリガー部51およびピストン52の前方移動および後方移動を規制することで、部品点数を少なくすることが可能となる。
本実施形態の噴出容器Bを使用する場合、使用者は、例えば操作片83を摘まんで下方に引っ張ることにより、装着部81を弾性変形させて、規制部材80をピストン52から取り外すことができる。このように、規制部材80が取り外された状態(すなわち規制部材80が解除位置P2に位置する状態)では、トリガー部51およびピストン52の前方移動および後方移動が許容される。
以上説明したように、本実施形態の規制部材80も、ピストン52の前方移動および後方移動を規制する規制位置P1と、ピストン52の前方移動および後方移動を許容する解除位置P2と、の間で変位可能である。したがって、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、規制部材80は、規制部材80が規制位置P1にあるときに、シリンダ53に形成された突部53fに係止される係止部84を有する。これにより、温度変化等によってピストン52が前方移動しようとしたとき、ピストン52から規制部材80に伝わる前方に向けた力を、シリンダ53によって受けとめることができる。これにより、ピストン52の前方移動をより確実に規制することができる。
また、規制部材80は、規制部材80が規制位置P1にあるときにトリガー部51とシリンダ53との間で前後方向において挟まれるスペーサ部82を有する。これにより、トリガー部51に後方に向けた力が加えられたときに、その力をシリンダ53によって受けとめ、トリガー部51の後方移動をより確実に規制することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態について説明するが、第2実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図7に示すように、本実施形態のピストン52は、一対の支持突起52fを有する。一対の支持突起52fは、溝52eの開口縁から、ピストン52の外側に向けて突出している。ピストン52が後方移動したとき、支持突起52fがシリンダ53の内周面に沿うことで、ピストン52の移動がガイドされる。このとき、支持突起52fがシリンダ53に摺接してもよい。ここで、ピストン52には、前後方向だけでなく左右方向の力が加わる場合がある。例えば使用者がトリガー部51を後方に牽引する際に、トリガー部51に左右方向の力が加わると、その左右方向の力がピストン52にも伝わる。ピストンに左右方向の力が加わると、ピストン52がシリンダ53に対して傾き、ピストン52とシリンダ53との間のシール性が低下することが考えられる。しかしながら本実施形態では、ピストン52に左右方向の力が加わると、支持突起52fがシリンダ53の内周面に当接する。これにより、ピストン52がシリンダ53に対して傾くことを抑制し、シール性を確保することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、噴出器本体2が、液体の連続噴出を可能とするための構造を備えてもよい。具体的には、噴出器本体2が、トリガー部51の後方移動によって縦供給筒部10内を通過した液体が内部に供給される貯留シリンダと、貯留シリンダ内に貯留シリンダの中心軸線に沿う軸方向に移動可能に配置され、貯留シリンダ内への液体の供給に伴って前記軸方向のうちの一方側に向けて移動すると共に、他方側に向けて付勢される貯留プランジャと、を備え、射出筒部11は、貯留シリンダ内を通じて縦供給筒部10内に連通していてもよい。
この場合には、トリガー部51を操作して後方に移動させることで、縦供給筒部10内を通じて貯留シリンダ内に液体を供給しながら噴出させることができると共に、貯留シリンダ内を加圧することができる。これにより、貯留プランジャを前方付勢に抗して軸方向の一方側に向けて押圧することができ、液体を噴出しながら貯留プランジャを軸方向の一方側に向けて移動させることができる。従って、トリガー部51を引く操作を行う毎に、貯留プランジャを軸方向の一方側に移動させて、貯留シリンダ内に液体を溜めながら(充填しながら)、液体を噴出することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
A…容器体 1…トリガー式液体噴出器 2…噴出器本体 3…ノズル部材 4…噴出孔 10…縦供給筒部 11…射出筒部 50…トリガー機構 51…トリガー部 52…ピストン 53…シリンダ 54…付勢部材(スプリング) 60、80…規制部材 65、84…係止部 64、82…スペーサ部 P1…規制位置 P2…解除位置

Claims (4)

  1. 液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、
    前記噴出器本体に装着され、液体を前方に向けて噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、
    規制部材と、を備え、
    前記噴出器本体は、
    上下方向に延在し、前記容器体内の液体を吸い上げる縦供給筒部と、
    トリガー部の後方移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、を有し、
    前記トリガー機構には、
    前後方向に揺動可能な前記トリガー部と、
    前方付勢され、前記トリガー部の後方移動に連動して後方移動するピストンと、
    前記ピストンが挿入され、内部が前記縦供給筒部内に連通するシリンダと、が含まれ、
    前記規制部材は、前記ピストンの前方移動および後方移動を規制する規制位置と、前記ピストンの前方移動および後方移動を許容する解除位置と、の間で変位可能である、トリガー式液体噴出器。
  2. 前記ピストンは、前記シリンダ内に配置された金属製のスプリングによって前方付勢されている、請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。
  3. 前記規制部材は、前記規制部材が前記規制位置にあるときに前記シリンダに係止される係止部を有する、請求項1または2に記載のトリガー式液体噴出器。
  4. 前記規制部材は、前記規制部材が前記規制位置にあるときに前記トリガー部と前記シリンダとの間で前後方向において挟まれるスペーサ部を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載のトリガー式液体噴出器。
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