JP2018069186A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
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Abstract
Description
従来のトリガー式液体噴出器では、容器体と連通する縦供給筒部の上部に、前方に向けて延びる射出筒部が設けられている。射出筒部の先端側にはノズルが付設されている。射出筒部の下方には、トリガー部の操作により作動するシリンダが配置されている。そして、トリガー部の操作を行うことで、縦供給筒部からシリンダ内に液体を吸い上げることができると共に、その液体を射出筒部からノズルを経て前方に噴射(噴出)させることができる。
さらに、弾性部材を上述のようにゴム材料で形成できるので、弾性部材以外のトリガー式液体噴出器の構成部材を、例えば金属部品を用いることなく樹脂材料で構成することが可能である。従って、例えば環境適正、廃棄性等を向上することができると共に、コストを抑えることができる。
そのため、トリガー部を引く操作を止めた際に、上記加圧力を弾性部材に作用させながら、弾性部材を弾性復元変形させることができるので、貯留プランジャに作用させる反発力を高めることができる。従って、弾性部材による弾性復元力を変更することなく、貯留プランジャを軸方向の他方側に向けて効果的に押し返すことができ、液体の連続噴射を効果的に行い易い。
以下、本発明に係るトリガー式液体噴出器の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態のトリガー式液体噴出器1は、液体を収容する容器体Aに装着され、液体を吸上げる縦供給筒部10を有する噴出器本体2と、液体を前方に向けて噴出する噴出孔4が形成され、噴出器本体2に装着されたノズル部材3と、を備えている。
なお、トリガー式液体噴出器1の各構成は、特に記載がなければ合成樹脂を用いた成型品とされている。
なお、前後方向のうち、縦供給筒部10に対して射出筒部11が位置する方向を前側或いは前方とし、その反対方向を後側或いは後方という。
外筒12は、大径部12aと、大径部12aの上方に配置され、且つ大径部12aよりも径が小さい小径部12bと、大径部12aの上端部と小径部12bの下端部とを連結する環状連結部12cと、を備え、下方から上方に向けて縮径した二段筒状に形成されている。なお、小径部12bは頂壁部12dによって上部開口部が塞がれている。
鍔部13dは、装着キャップ14と容器体Aの口部A1における上端開口縁とにより上下方向に挟まれる。
なお、外筒12及び内筒13で構成される縦供給筒部10の軸線O1は、容器体Aの容器軸に対して後方に偏心している。
支持筒部35は、軸線O1と同軸に配設され、その下端部は径方向外側に突出して内筒13の内周面に一体的に形成されている。支持筒部35の上端開口端は、ボール弁36が着座する着座面とされ、断面テーパ状に形成されている。
接続筒部30は、縦供給筒部10内に連通しており、その後端部は縦供給筒部10における上端部の前側に接続されている。接続筒部30の後端開口は、シール筒部12e内に開口している。
閉塞栓31は、接続筒部30内に前方から密に嵌合し、接続筒部30の前端開口を閉塞している。
シリンダ用筒部40は、接続筒部30及び環状連結部12cと上下方向に並列して配置されている。そのためシリンダ用筒部40は、接続筒部30と共通の隔壁W1を有すると共に、環状連結部12cと共通の隔壁W2を有している。
なお、本実施形態では、貯留シリンダ90の中心軸線を軸線O2という。
図示の例では、貯留シリンダ90は縦供給筒部10上にも配置されている。そのため、縦供給筒部10及び貯留シリンダ90は、頂壁部12dによって形成される共通の隔壁W4を備えている。
前壁部95には、装着凹部97及び連通孔104が設けられている。装着凹部97は、前壁部95の後端面に、貯留シリンダ90の軸線O2と同軸の環状に形成されている。連通孔104は、前壁部95を前後方向から見た正面視において、装着凹部97の内側に配置され、前壁部95を前後方向に貫通している。
段部114は、前側から後側に向かうに従い漸次拡径している。後筒部113は、縦供給筒部10よりも後方に向けて突出している。
供給孔95aは、前筒部112の前端部に設けられ、隔壁W3を上下方向に貫通している。
連絡溝115は、前筒部112の後端部における内周面に形成されている。連絡溝115は、前後方向に延びると共に後方に向けて開口している。図示の例では、連絡溝115は軸線O2回りに間隔をあけて複数配置されている。
回収通路117は、外筒12と内筒13との間に設けられ、縦供給筒部10を上下方向に縦断している。具体的には、回収通路117は内筒13の外周面に縦溝状に形成され、小径部13bを上下方向に貫通して大径部13a内に連通している。これにより、回収通路117は回収孔116と容器体A内とを連通している。
貯留弁32は、弁基部118及び弁体119を備えている。弁基部118は、軸線O2と同軸の環状に形成され、前壁部95の後端面側に配置されている。弁基部118は、前方に向けて突出され、装着凹部97内に装着される装着凸部120を備えている。これにより、貯留弁32の全体は、前壁部95に一体に組み合わされている。
摺動部材121及び受け部材122は、前後方向に延びる筒状に形成されている。摺動部材121は、例えば受け部材122よりも軟質の材料により形成することができる。
プランジャ筒110は、前側から後側に向かうに従い漸次拡径する多段の筒状に形成されている。プランジャ筒110の外周面には、プランジャ筒110の周方向の全周に亘って第1リップ部124及び第2リップ部125が形成されている。
閉塞壁111の前端面には、凸部126及び凹溝127が形成されている。凸部126は、閉塞壁111から前方に向けて突出し、環状の弁基部118の内側に後方から入り込んでいる。凹溝127は、貯留プランジャ91の径方向に延びていると共に、径方向外側に向けて開口している。
なお、閉塞壁111の前端面が弁基部118の後端面に対して着座(当接)している状態では、凹溝127と連通孔104との連通は遮断されている。
なお、後側受け筒132の後端部と後筒部113の後端部との間には、環状の隙間が形成されている。
射出筒部11内は、連通孔104、弁基部118内、貯留シリンダ90内、供給孔95a及び接続筒部30内を通じて縦供給筒部10内に連通している。
外筒部60は、シリンダ用筒部40の内側に嵌合されている。シリンダ用筒部40の内周面と外筒部60の外周面とは、前後方向の両端部において密接している。その一方、シリンダ用筒部40の内周面と外筒部60の外周面との間のうち、前後方向の両端部同士の間に位置する中間部には、環状の隙間S2が確保されている。
さらに、内筒13のフランジ部13cには、上記隙間S1と、内筒13の大径部13a及び装着キャップ14の内側と、を連通させる第3通気孔65が形成されている。
具体的には、ボール弁36は主シリンダ53内が加圧されたときに閉弁して、縦供給筒部10内を通じた容器体A内と主シリンダ53内との連通を遮断すると共に、主シリンダ53内が減圧したときに上方に向けて変位することで開弁して、縦供給筒部10内を通じた容器体A内と主シリンダ53内とを連通する。
ただし、連通筒部68は内筒13内に突出していなくても構わない。この場合には、例えば、規制突起12fを弁押さえ部として機能させることができる。
なお、主シリンダ53及び主ピストン52は、前後方向に沿って延びる図示しない共通の軸線上に配置されている。
摺動筒部73は、前後方向の中央部から前方及び後方に向かうに従って漸次拡径するテーパ状に形成され、前後方向の両端部に位置するリップ部73aが外筒部60の内周面に対して摺接している。
連結筒85の内周面のうち後方側に位置する部分には、連結筒85の内側に向けて左右方向に沿って突出した一対の連結軸86が形成されている。これら連結軸86は、主ピストン52の連結部70に形成された連結孔内に挿入されている。これにより、トリガー部51と主ピストン52とは、互いに連結されている。
弾性板部54は、左右方向から見た側面視で互いに同心の円弧状に形成され、前後に並ぶ一対の板ばねを備えている。
これら主板ばね54a及び副板ばね54bの下端部は、円弧状の折返し部54cを介して一体的に接続されている。折返し部54cには、下方に向けて係止片54dが突設されており、この係止片54dがトリガー部51における側板部材81に形成されたポケット部81aに上方から差し込まれて係合している。
これにより、弾性板部54は、係止片54d及びポケット部81aを介してトリガー部51を前方に向けて付勢している。
なお、最前方揺動位置からトリガー部51が後方に引かれると、弾性板部54が係止片54dを介して折返し部54cを後方に移動させるように弾性変形する。このとき、弾性板部54は、主板ばね54aよりも副板ばね54bが大きく弾性変形する。
ノズル板105には、接続孔106が形成されている。接続孔106は、ノズル板105を前後方向から見た平面視において装着筒92の内側に配置されている。
規制壁123は、装着筒92から下方に向けて突設され、その下端部がトリガー部51の主板部材80の上端部に対して前方から当接している。これにより、規制壁123はトリガー部51を最前方揺動位置に位置決めしている。
これにより、貯留シリンダ90の内部は、連通孔104、射出筒部11内、接続孔106及び流通路102を通じて噴出孔4に連通している。つまり、連通孔104は、貯留シリンダ90の内部と噴出孔4とを連通している。
弾性シート140は、貯留シリンダ90及び貯留プランジャ91よりも後方に配設され、後方に向けた貯留プランジャ91の移動に伴って弾性変形可能とされている。弾性シート140は、弾性変形可能な軟材質で形成されており、図示の例では所定の厚みを有するゴムシート(例えばニトリルゴム、ブチルゴム、シリコンゴム、エラストマー、ウレタン等)が前方(軸方向の他方側)に向けてドーム状(半球状)に膨らむように成形された膜状体とされ、貯留プランジャ91に対して後方から接触することで、貯留プランジャ91を後方から支持している。
なお、ドーム中央部143は、周方向に隣り合う複数のリブ片133同士の間に後方から入り込むように弾性変形した状態で後側受け筒132に対して接触している。従って、弾性シート140は、貯留プランジャ91が最前進位置に位置している際、弾性復元力により貯留プランジャ90を前方に向けて僅かに押し返している。これにより、貯留プランジャ91は、前方に向けて付勢された状態で最前進位置に位置しており、先に述べたように連通孔104を直接的に塞いでいる。
これにより、弾性シート140の外周縁部142は、貯留シリンダ90及び貯留プランジャ91よりも後方に位置し、且つ貯留シリンダ90よりも、貯留シリンダ90の径方向外側に位置している。
カバー体55は、貯留シリンダ90の後筒部113を外側から囲むと共に、後方に開口したカバー筒55aを備えている。
なお、支持枠150は、カバー体55に一体に形成するのではなく、別体に形成しても構わない。
支持リング155は、弾性シート140の外周縁部142の内側に嵌合された内側リング156と、支持枠150の外周縁部151の外側に嵌合された外側リング157と、内側リング156の後端部と外側リング157の後端部とを径方向に一体に連結すると共に、支持枠150及び弾性シート140に対して後方から接触する環状の連結板158と、を備えている。
支持枠150の外周縁部151及び弾性シート140の外周縁部142は、支持リング155によって挟み込まれ、互いに密着した状態で係止し合っている。
次に、上述のように構成されたトリガー式液体噴出器1を使用する場合について説明する。
なお、トリガー部51の複数回の操作によって、トリガー式液体噴出器1の各部内に液体が充填され、縦供給筒部10から液体を吸い上げることができる状態になっているものとする。
従って、連通孔104、射出筒部11内、接続孔106及び流通路102を通じて液体を噴出孔4に導くことができ、噴出孔4から前方に向けて液体を噴射させることができる。また、これと同時に貯留プランジャ91を後方に向けて移動させることができる。
すると、新たに吸い上げられた液体は、ボール弁36を押し上げて開弁させ、主シリンダ53内に導入される。これにより、次の噴射に備えることができる。なお、このとき貯留弁32は閉弁している。また、ボール弁36の上方への移動は弁押さえ部68aによって規制される。
従って、トリガー部51を後方に引く操作を行ったときだけでなく、トリガー部51を操作しない場合であっても液体を噴射させることができ、液体の連続噴射を行うことができる。
従って、トリガー部51を操作した際、液体を接続筒部30内から貯留シリンダ90内に直ちに導入することができ、貯留シリンダ90内の圧力を速やかに上昇させて、貯留プランジャ91を直ちに後方移動させ易い。そのため、プライミング回数を抑えながら速やかに液体を噴射させることができる。従って、使い勝手が良く、操作性に優れている。
この場合、貯留プランジャ91は、後退と前進とを繰り返しながらも、全体としては徐々に後方に移動する。これにより、貯留シリンダ90内に徐々に液体を溜めることができる。そして、貯留プランジャ91を例えば最後退位置まで移動させることで、貯留プランジャ91が最後退位置から最前進位置に移動するまでの長時間に亘って、液体を連続噴射することができる。
従って、貯留プランジャ91が後側に十分に移動した状態で、更に液体が貯留シリンダ90内に導入されるときに、この液体を回収通路117から容器体A内に戻すことができる。これにより、貯留シリンダ90内の圧力が過度に高くなるのを抑え、例えば、貯留シリンダ90の損傷などを防ぎ易くすることができる。
特に、ゴムシート等の膜状体を利用して弾性シート140を構成できるので、弾性シート140を簡便に構成することができる。また、弾性シート140を形成する弾性材料、弾性シート140の厚みや弾性シート140の直径(ドーム径)等を調整することによって、弾性復元力を容易且つ正確に制御することが可能となるので、貯留プランジャ91に対して所望の反発力を作用させ易い。
特に、貯留プランジャ91に対して弾性シート140を後方側から接触させることで、貯留プランジャ91の後方への遊びをなくすことができるので、貯留シリンダ90内に液体が供給されはじめた初期段階で、噴出孔4側に液体が流れることを防止することができる。
次に、本発明に係るトリガー式液体噴出器の第2実施形態について図面を参照して説明する。なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
また、弾性シート140のドーム中央部143には、前方に向けて突出すると共に、貯留プランジャ91における後側受け筒132の内側に後方から嵌合する嵌合筒部162が形成されている。これにより、弾性シート140は、貯留プランジャ91をより安定して後方から支持することが可能とされている。
このように構成されたトリガー式液体噴出器160によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏功することができる。
それに加えて、貯留シリンダ90内に液体が貯留される際、図7に示すように、後方への貯留プランジャ91の移動に伴って弾性シート140が弾性変形すると、それに伴って第1密閉空間E2内の内容積が増大(膨張)する。これにより、第1密閉空間E2が減圧されるので、弾性シート140に対して該弾性シート140を前方に向けて引き戻すような減圧力を作用させることができる。
次に、本発明に係るトリガー式液体噴出器の第3実施形態について図面を参照して説明する。なお、この第3実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
そして、密閉キャップ181と弾性シート140との間に画成される空間が第2密閉空間E3とされる。
このように構成されたトリガー式液体噴出器170によれば、第2実施形態と同様の作用効果を奏功することができる。
特に、貯留シリンダ90内に液体が貯留される際、図9に示すように、後方への貯留プランジャ91の移動に伴って弾性シート140が弾性変形すると、それに伴って第1密閉空間E2内の内容積が増大(膨張)することに加え、第2密閉空間E3の内容積が減少する。そのため、第2密閉空間E3の内圧が上昇する。これにより、弾性シート140に対して弾性シート140を前方に向けて押し返すような加圧力を作用させることができる。
また、トリガー部51が後方に揺動可能とされていたが、トリガー部51が後方に移動する形態を適宜採用することが可能である。例えば、トリガー部51が後方に向けてスライド移動可能とされていても良い。
さらに、トリガー部51の操作をロックする機構や、噴出孔4の前方に液体の噴射形態(例えば霧状、泡状等)を切り換えるための切換部材をさらに設けても構わない。
さらに、弾性シート140を貯留プランジャ91に対して後方から接触させた構成としたが、この場合に限定されるものではなく、貯留プランジャ91との間に間隔をあけた状態で、貯留プランジャ91の後方に弾性部材を配置しても構わない。
E2…第1密閉空間
E3…第2密閉空間
1、160、170…トリガー式液体噴出器
2…噴出器本体
3…ノズル部材
4…噴出孔
10…縦供給筒部
11…射出筒部
50…トリガー機構
51…トリガー部
90…貯留シリンダ
91…貯留プランジャ
140…弾性シート(膜状体、弾性部材)
150…支持枠(第1密閉部材)
181…密閉キャップ(第2密閉部材)
Claims (5)
- 液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、
前記噴出器本体の前方側に配置され、液体を噴射する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、
前記噴出器本体は、
上下方向に延在し、前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、
前記縦供給筒部の前方に配設され、前記縦供給筒部内の液体を前記噴出孔に導く射出筒部と、
前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記射出筒部内を通じて前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、を備えるトリガー式液体噴出器であって、
前記トリガー部の後方への移動によって、前記縦供給筒部内を通過した液体が内部に供給される貯留シリンダと、
前記貯留シリンダ内にその中心軸線に沿う軸方向に移動可能に配設され、前記貯留シリンダ内への液体の供給に伴って前記軸方向のうちの一方側に向けて移動する貯留プランジャと、
前記貯留プランジャよりも前記軸方向の一方側に配設され、前記軸方向の一方側に向けた前記貯留プランジャの移動に伴って弾性変形する弾性部材と、を備え、
前記弾性部材は、弾性変形可能な軟材質で形成されている、トリガー式液体噴出器。 - 請求項1に記載のトリガー式液体噴出器において、
前記弾性部材は、前記貯留シリンダ及び前記貯留プランジャよりも前記軸方向の一方側に配設され、前記貯留プランジャに対して前記軸方向の一方側から接触している、トリガー式液体噴出器。 - 請求項2に記載のトリガー式液体噴出器において、
前記弾性部材は、前記軸方向の他方側に向けてドーム状に膨出した膜状体である、トリガー式液体噴出器。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のトリガー式液体噴出器において、
前記貯留シリンダに装着され、第1密閉空間を前記弾性部材よりも前記軸方向の他方側に画成させる第1密閉部材を備え、
前記第1密閉空間は、前記軸方向の一方側に向けた前記貯留プランジャの移動に伴う前記弾性部材の弾性変形によって内容積が増大する、トリガー式液体噴出器。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のトリガー式液体噴出器において、
前記貯留シリンダに装着され、第2密閉空間を前記弾性部材よりも前記軸方向の一方側に画成させる第2密閉部材を備え、
前記第2密閉空間は、前記軸方向の一方側に向けた前記貯留プランジャの移動に伴う前記弾性部材の弾性変形によって内容積が減少する、トリガー式液体噴出器。
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