JP2022023120A - 組立て及び折り畳みが可能な断熱容器 - Google Patents

組立て及び折り畳みが可能な断熱容器 Download PDF

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Abstract

【課題】組立及び折り畳み手順が容易な断熱容器を提供する。【解決手段】本発明の組立て及び折り畳みが可能な断熱容器10は、第1パネル11と、第2パネル12と、第3パネル13と、第4パネル14と、第5パネル15と、第6パネル16と、を備えている。断熱容器10を組立てた組立て状態において、第1パネル11と第2パネル12とが互いに対向し、第3パネル13と第4パネル14とが互いに対向し、第5パネル15と第6パネル16とが互いに対向する。また、第1パネル11は、内側に向けて2つ折り可能であるとともに、第3パネル13及び第4パネル14に対してそれぞれヒンジ状に連結され、第2パネル12は、内側に向けて2つ折り可能であるとともに、第3パネル13及び第4パネル14に対してそれぞれヒンジ状に連結される構成とする。【選択図】図1

Description

本実施の形態は、組立て及び折り畳みが可能な断熱容器に関する。
断熱材を用いた断熱容器は、主に、保冷車等のような保冷機能をもたない輸送手段により、物品を保冷しながら輸送する用途に使用される。また、太陽光等による輻射熱が断熱容器の内部に到達することを抑制するため、可視光線や赤外線を反射する性質を有する遮熱シートで断熱容器を覆うことにより、断熱容器の保冷効果を高めることができる。また従来、断熱パネルを含む折り畳み式の断熱容器が知られている(特許文献1参照)。
特開平10-287372号公報
従来の折り畳み式の断熱容器においては、その組立及び折り畳みの手順が複雑なものが多い。このため、各断熱パネルの折り畳みの順番を間違えると、断熱パネルを正しく折り畳むことができず、断熱パネルが曲がったり破損したりするおそれがある。断熱パネルが曲がってしまうと、断熱パネル同士が正しく嵌合されない。また、各断熱パネルの組立ての順番を間違えると、断熱パネル同士が直交しなかったり、断熱パネル同士が正しく嵌合されなかったりする。このような場合、断熱容器の断熱性が低下するおそれがある。
本開示は、組立及び折り畳みの手順が容易な断熱容器を提供する。
本実施の形態による断熱容器は、組立て及び折り畳みが可能な断熱容器であって、第1パネルと、第2パネルと、第3パネルと、第4パネルと、第5パネルと、第6パネルと、を備え、前記断熱容器を組立てた組立て状態において、前記第1パネルと前記第2パネルとが互いに対向し、前記第3パネルと前記第4パネルとが互いに対向し、前記第5パネルと前記第6パネルとが互いに対向し、前記第1パネルは、内側に向けて2つ折り可能であるとともに、前記第3パネル及び前記第4パネルに対してそれぞれヒンジ状に連結され、前記第2パネルは、内側に向けて2つ折り可能であるとともに、前記第3パネル及び前記第4パネルに対してそれぞれヒンジ状に連結されている。
本実施の形態による断熱容器において、前記第1パネルは、互いに均等な幅をもつ2つの第1部分パネルから構成され、前記第2パネルは、互いに均等な幅をもつ2つの第2部分パネルから構成されていても良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記第5パネル及び前記第6パネルは、それぞれ前記第3パネル又は前記第4パネルに対して折り畳み可能に連結されていても良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記第5パネルは、外側に向けて2つ折り可能であるとともに、前記第3パネル又は前記第4パネルに対してヒンジ状に連結され、前記第6パネルは、外側に向けて2つ折り可能であるとともに、前記第3パネル又は前記第4パネルに対してヒンジ状に連結されていても良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記第1パネルの折曲部は、前記第5パネルの折曲部及び前記第6パネルの折曲部とずれた位置にあり、前記第2パネルの折曲部は、前記第5パネルの折曲部及び前記第6パネルの折曲部とずれた位置にあっても良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記第5パネル又は前記第6パネルには、その外周に沿って耳部が設けられていても良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記第1パネル、前記第2パネル、前記第3パネル、前記第4パネル、前記第5パネル及び前記第6パネルは、外袋によって覆われていなくても良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記第1パネルは、2つの第1部分パネルから構成され、前記2つの第1部分パネル同士を水平に保持する第1保持部材が設けられていても良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記第1パネル、前記第2パネル、前記第3パネル、前記第4パネル、前記第5パネル及び前記第6パネルのうちの少なくとも1つのパネルに、前記第1パネル、前記第2パネル、前記第5パネル及び前記第6パネルを折り畳み状態に保持する第2保持部材が設けられていても良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記第1パネル、前記第2パネル、前記第3パネル、前記第4パネル、前記第5パネル及び前記第6パネルのうちの少なくとも1つのパネルに、当該パネルの角部の形状を保持する形状保持部材が設けられていても良い。
本実施の形態による断熱容器は、組立て及び折り畳みが可能な断熱容器であって、第1パネルと、第2パネルと、第3パネルと、第4パネルと、第5パネルと、第6パネルと、を備え、前記断熱容器を組立てた組立て状態において、前記第1パネルと前記第2パネルとが互いに対向し、前記第3パネルと前記第4パネルとが互いに対向し、前記第5パネルと前記第6パネルとが互いに対向し、前記第5パネルは、外側に向けて2つ折り可能であるとともに、前記第3パネル又は前記第4パネルに対してヒンジ状に連結され、前記第6パネルは、外側に向けて2つ折り可能であるとともに、前記第3パネル又は前記第4パネルに対してヒンジ状に連結されている。
本実施の形態によれば、組立及び折り畳み手順が容易な断熱容器を提供することができる。
一実施の形態による断熱容器(組立て状態)を示す斜視図である。 一実施の形態による断熱容器の各パネルを取り外した状態を示す分解斜視図である。 一実施の形態による断熱容器(組立て状態)を示す正面図である。 一実施の形態による断熱容器(組立て状態)を示す平面図である。 組立て状態と折り畳み状態との間の状態にある断熱容器を示す斜視図である。 一実施の形態による断熱容器(折り畳み状態)を示す斜視図である。 一実施の形態による断熱容器(折り畳み状態)を示す正面図である。 一実施の形態による断熱容器(折り畳み状態)を示す平面図である。 変形例(変形例1)による断熱容器(組立て状態)を示す部分斜視図である。 変形例(変形例2)による断熱容器を示す部分斜視図である。 変形例(変形例3)による断熱容器のパネルを示す部分断面図である。 変形例(変形例4)による断熱容器を示す斜視図である。 変形例(変形例5)による断熱容器を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら一実施の形態について説明する。以下に示す各図は、模式的に示したものである。そのため、各部の大きさ、形状は理解を容易にするために、適宜誇張している。また、技術思想を逸脱しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。なお、以下に示す各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。また、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名は、実施の形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用することができる。本明細書において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば平行や直交、垂直等の用語については、厳密に意味するところに加え、実質的に同じ状態も含むものとする。
また、以下の実施の形態において、「X方向」とは、正面から見て断熱容器の左右に平行かつ断熱容器が配置される床面に平行な方向であり、「Y方向」とは、X方向に垂直かつ断熱容器が配置される床面に平行な方向である。「Z方向」とは、鉛直方向に平行な方向である。また、「正面」とは、床面に垂直な面であって、主として断熱容器に内容物を出し入れする際にユーザーの方向を向く面をいい、「背面」とは、床面に垂直な面であって、正面に対向する面をいう。「天面」とは、床面に平行な面であって、断熱容器の上方側の面をいい、「底面」とは、床面に平行な面であって、断熱容器の下方側の面をいう。また「右面」とは、床面に垂直な面であって、正面から見て断熱容器の右側に位置する面をいい、「左面」とは、床面に垂直な面であって、正面から見て断熱容器の左側に位置する面をいう。「側面」とは、天面及び底面に対して垂直な面をいう。
(断熱容器の構成)
本実施の形態による断熱容器の構成について、図1乃至図8を用いて説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態による組立て及び折り畳みが可能な断熱容器10は、6つのパネル11~16を含む。パネル11~16は、組立て状態において略直方体形状となるものであり、第1パネル11と、第2パネル12と、第3パネル13と、第4パネル14と、第5パネル15と、第6パネル16とを含んでいる。第1パネル11と、第2パネル12と、第3パネル13と、第4パネル14と、第5パネル15と、第6パネル16とは、その主たる面(各パネルを構成する6つの面のうち、最も広い互いに対向する一対の面)がそれぞれ略長方形形状又は略正方形形状となっている。また、第1パネル11と第2パネル12とは、その主たる面が互いに略同一の大きさを有し、第3パネル13と第4パネル14とは、その主たる面が互いに略同一の大きさを有し、第5パネル15と第6パネル16とは、その主たる面が互いに略同一の大きさを有している。各パネル11~16は、それぞれ剛性をもつ板状の部材からなり、使用時に柔軟に変形しないようになっている。
パネル11~16は、全体として組立て及び折り畳み自在に設けられており、箱状に組立てられた組立て状態(図1乃至図4)と、小さく折り畳んだ折り畳み状態(図6乃至図8)とをとることができる。
断熱容器10を組立て状態としたとき、第1パネル11と第2パネル12とが互いに対向し、第3パネル13と第4パネル14とが互いに対向し、第5パネル15と第6パネル16とが互いに対向する。また、第1パネル11と第2パネル12は、それぞれ第3パネル13及び第4パネル14によって挟まれる。さらに、第5パネル15の嵌合部15fと第6パネル16の嵌合部16fは、それぞれ第1パネル11、第2パネル12、第3パネル13及び第4パネル14によって取り囲まれる。
第5パネル15及び第6パネル16は、それぞれ第3パネル13に対して折り畳み可能に連結されている。しかしながら、これに限らず、第5パネル15及び第6パネル16は、それぞれ第4パネル14に対して折り畳み可能に連結されていても良い。あるいは、第5パネル15及び第6パネル16のうちのいずれか一方が第3パネル13に対して折り畳み可能に連結され、他方が第4パネル14に対して折り畳み可能に連結されていても良い。
第1パネル11は、2つの第1部分パネル11c、11dから構成されており、内側に向けて2つ折り可能となっている。第1パネル11は、第3パネル13及び第4パネル14に対してそれぞれヒンジ状に連結されている。また第2パネル12は、2つの第2部分パネル12c、12dから構成されており、内側に向けて2つ折り可能となっている。第2パネル12は、第3パネル13及び第4パネル14に対してそれぞれヒンジ状に連結されている。
第5パネル15は、2つの第5部分パネル15c、15dから構成されており、外側に向けて2つ折り可能となっている。第5パネル15は、第3パネル13に対してヒンジ状に連結されている。なお第5パネル15は、第4パネル14に対してヒンジ状に連結されていても良い。また第6パネル16は、2つの第6部分パネル16c、16dから構成されており、外側に向けて2つ折り可能となっている。第6パネル16は、第3パネル13に対してヒンジ状に連結されている。なお第6パネル16は、第4パネル14に対してヒンジ状に連結されていても良い。
ここで「内側に向けて2つ折り可能である」とは、パネルを2つに折り曲げた際にその折曲部が内側(収容空間20側)を向き、部分パネルの外面同士が互いに向かい合うことをいう。また「外側に向けて2つ折り可能である」とは、パネルを2つに折り曲げた際にその折曲部が外側(収容空間20の反対側)を向き、部分パネルの内面同士が互いに向かい合うことをいう。
各パネル11~16は、それぞれ外面と内面とを有する。具体的には、第1パネル11は、内面11a及び外面11bを有し、第2パネル12は、内面12a及び外面12bを有している。また、第3パネル13は、内面13a及び外面13bを有し、第4パネル14は、内面14a及び外面14bを有している。また、第5パネル15は、内面15a及び外面15bを有し、第6パネル16は、内面16a及び外面16bを有している。
図5に示すように、一方の第1部分パネル11cの内面11aと第3パネル13の内面13aとが、ヒンジ状に連結され、他方の第1部分パネル11dの内面11aと第4パネル14の内面14aとが、ヒンジ状に連結されている。また、一方の第2部分パネル12cの内面12aと第3パネル13の内面13aとが、ヒンジ状に連結され、他方の第2部分パネル12dの内面12aと第4パネル14の内面14aとが、ヒンジ状に連結されている。
なお、本実施の形態において、第1パネル11が天面パネルに対応し、第2パネル12が底面パネルに対応し、第3パネル13が右側面パネルに対応し、第4パネル14が左側面パネルに対応し、第5パネル15が正面パネルに対応し、第6パネル16が背面パネルに対応する。しかしながら、これに限らず、パネル11~16は、天面パネル、底面パネル、右側面パネル、左側面パネル、正面パネル及び背面パネルのいずれに対応しても良い。例えば、開閉可能な第5パネル15又は第6パネル16が天面パネルに対応しても良い。
断熱容器10は、組立て状態において、6つのパネル11~16に取り囲まれることにより、積載物を収容する略直方体形状の収容空間20(図2参照)を形成する。また6つのパネル11~16は、後述するように、それぞれ断熱パネルを含んでいる。このため、収容空間20は、周囲が断熱材で囲まれることによって外部との熱の流入や流出が制限され、断熱性を維持することができる。また、6つのパネル11~16は、それぞれ隣接する他のパネル11~16のいずれかに対して移動可能に設けられている。これにより、断熱容器10は、収容空間20が形成されている組立て状態から、収容空間20が形成されない折り畳み状態に変更すること、及び折り畳み状態から組立て状態に変更することが可能である。このため、断熱容器10を使用しない場合には、パネル11~16を折り畳むことにより、組立て状態よりも全体のサイズを小さくして保管することが可能である。また組立て状態において、6つのパネル11~16は、それぞれその周縁が他のいずれかのパネル11~16と密着するようになっており、これにより収容空間20の密閉性が確保されている。
次に、各パネル11~16それぞれの構成について更に説明する。なお、以下において、「パネル11~16が所定の面に対して平行(垂直)である」とは、「パネル11~16の主たる面が所定の面に対して平行(垂直)である」ことを意味する。また、「内面」とは、各パネル11~16の主たる面のうち組立て状態において収容空間20側を向く面をいい、「外面」とは、組立て状態において外方を向く面をであって、各パネル11~16の主たる面とこの主たる面に垂直な各側面とをいう。
(第1パネル)
第1パネル11は、組立て状態(図1乃至図4)において、天面側(Z方向プラス側)に位置するパネルであり、水平面(XY平面)に対して平行に配置される。また、組立て状態において、第1パネル11は、第2パネル12よりも上方(Z方向プラス側)に配置され、かつ第3パネル13、第4パネル14、第5パネル15及び第6パネル16に取り囲まれるように配置される。
この第1パネル11は、上述したように2つの第1部分パネル11c、11dから構成されており、2つ折り可能となっている。第1部分パネル11c、11dは、それぞれ板状の部材から構成されている。また一方の第1部分パネル11cは、第1ヒンジ部材21を介して第3パネル13に対して折り畳み自在に取り付けられ、他方の第1部分パネル11dは、第2ヒンジ部材22を介して第4パネル14に対して折り畳み自在に取り付けられている。第1ヒンジ部材21は、一方の第1部分パネル11cの内面11aと第3パネル13の内面13aとをヒンジ状に連結している。第2ヒンジ部材22は、第4パネル14の内面14aと他方の第1部分パネル11dの内面11aとをヒンジ状に連結している。2つの第1部分パネル11c、11dは、第1折曲部11gを介して互いに折り畳み自在に取り付けられている。第1折曲部11gは、2つの第1部分パネル11c、11dの外面11b同士をヒンジ状に連結している。
本明細書中、「ヒンジ部材CがパネルAとパネルBとをヒンジ状に連結する」とは、ヒンジ部材Cを回動軸としてパネルAとパネルBとが相対的に回動可能となっていることをいう。なお、パネルAとパネルBとの回動中、ヒンジ部材CにおけるパネルAとパネルBとの間隔は実質的に変化しないことが好ましい。
2つの第1部分パネル11c、11dは、組立て状態から折り畳み状態(図6乃至図8)に移行する際、第1折曲部11gを中心に互いに回動し、正面側(Y方向マイナス側)から見てV字状に折れ曲がる。このとき、2つの第1部分パネル11c、11dの外面11b同士が接触する。また一方の第1部分パネル11cが第3パネル13に対して回動し、その内面11aが第3パネル13の内面13aに接触する。さらに他方の第1部分パネル11dが第4パネル14に対して回動し、その内面11aが第4パネル14の内面14aに接触する。
図3に示すように、2つの第1部分パネル11c、11dの幅W1、W2(X方向の長さ)は、互いに均等であることが好ましい(W1=W2)。これにより、パネル11~16を折り畳んだ際、第3パネル13と第4パネル14とが互いに重なるように折り畳まれる。この場合、図7に示すように、断熱容器10の全体の高さ(Z方向の長さ)H1が第3パネル13及び第4パネル14の高さ(Z方向の長さ)H2よりも長くなることがなく、断熱容器10をコンパクトに折り畳むことができる。
(第2パネル)
第2パネル12は、組立て状態(図1乃至図4)において、底面側(Z方向マイナス側)に位置するパネルであり、水平面(XY平面)に対して平行に配置される。また、組立て状態において、第2パネル12は、第1パネル11よりも下方(Z方向マイナス側)に配置され、かつ第3パネル13、第4パネル14、第5パネル15及び第6パネル16に取り囲まれるように配置される。
この第2パネル12は、上述したように2つの第2部分パネル12c、12dから構成されており、2つ折り可能となっている。第2部分パネル12c、12dは、それぞれ板状の部材から構成されている。また一方の第2部分パネル12cは、第3ヒンジ部材23を介して第3パネル13に対して折り畳み自在に取り付けられ、他方の第2部分パネル12dは、第4ヒンジ部材24を介して第4パネル14に対して折り畳み自在に取り付けられている。第3ヒンジ部材23は、一方の第2部分パネル12cの内面12aと第3パネル13の内面13aとをヒンジ状に連結している。第4ヒンジ部材24は、第4パネル14の内面14aと他方の第2部分パネル12dの内面12aとをヒンジ状に連結している。2つの第2部分パネル12c、12dは、第2折曲部12gを介して互いに折り畳み自在に取り付けられている。第2折曲部12gは、2つの第2部分パネル12c、12dの外面12b同士をヒンジ状に連結している。
2つの第2部分パネル12c、12dは、組立て状態から折り畳み状態(図6乃至図8)に移行する際、第2折曲部12gを中心に互いに回動し、正面側(Y方向マイナス側)から見て逆V字状に折れ曲がる。このとき、2つの第2部分パネル12c、12dの外面12b同士が接触する。また一方の第2部分パネル12cが第3パネル13に対して回動し、その内面12aが第3パネル13の内面13aに接触する。さらに他方の第2部分パネル12dが第4パネル14に対して回動し、その内面12aが第4パネル14の内面14aに接触する。
図3に示すように、2つの第2部分パネル12c、12dの幅W3、W4(X方向の長さ)は、互いに均等であることが好ましい(W3=W4)。これにより、パネル11~16を折り畳んだ際、第3パネル13と第4パネル14とが互いに重なるように折り畳まれる。この場合、図7に示すように、断熱容器10の全体の高さ(Z方向の長さ)H1が第3パネル13及び第4パネル14の高さ(Z方向の長さ)H2よりも長くなることがなく、断熱容器10をコンパクトに折り畳むことができる。なお、第2部分パネル12c、12dの幅W3、W4は、上述した第1部分パネル11c、11dの幅W1、W2と同一であっても良い(すなわちW1=W2=W3=W4)。
(第3パネル)
第3パネル13は、組立て状態(図1乃至図4)において、右側面側(X方向プラス側)に位置するパネルであり、水平面(XY平面)に対して垂直に配置される。また、組立て状態において、第3パネル13は、第1パネル11、第2パネル12及び第4パネル14よりも右側面側(X方向プラス側)に配置される。
この第3パネル13は、一枚の板状の部材から構成されている。また第3パネル13には、第1ヒンジ部材21を介して一方の第1部分パネル11cが折り畳み自在に取り付けられ、第3ヒンジ部材23を介して一方の第2部分パネル12cが折り畳み自在に取り付けられている。
第3パネル13は、折り畳み状態(図6乃至図8)において、一方の第1部分パネル11cの内面11aと一方の第2部分パネル12cの内面12aとに接触する。また、第3パネル13は、折り畳み状態において、一方の第5部分パネル15cの外面15bと一方の第6部分パネル16cの外面16bとに接触する。
(第4パネル)
第4パネル14は、組立て状態(図1乃至図4)において、左側面側(X方向マイナス側)に位置するパネルであり、水平面(XY平面)に対して垂直に配置される。また、組立て状態において、第4パネル14は、第1パネル11、第2パネル12及び第3パネル13よりも左側面側(X方向マイナス側)に配置される。
この第4パネル14は、一枚の板状の部材から構成されている。また第4パネル14には、第2ヒンジ部材22を介して他方の第1部分パネル11dが折り畳み自在に取り付けられ、第4ヒンジ部材24を介して他方の第2部分パネル12dが折り畳み自在に取り付けられている。
第4パネル14は、折り畳み状態(図6乃至図8)において、他方の第1部分パネル11dの内面11aと他方の第2部分パネル12dの内面12aとに接触する。このとき第4パネル14は、折り畳まれた断熱容器10の最も外面側(X方向マイナス側)に配置される。
(第5パネル)
第5パネル15は、組立て状態(図1乃至図4)において、正面側(Y方向マイナス側)に位置するパネルであり、水平面(XY平面)に対して垂直に配置される。第5パネル15は、外方に位置する扉部15eと、扉部15eから内側に突出する嵌合部15fとを有する。組立て状態において、嵌合部15fは、第1パネル11、第2パネル12、第3パネル13及び第4パネル14に取り囲まれるように配置される。
この第5パネル15は、上述したように2つの第5部分パネル15c、15dから構成されており、2つ折り可能となっている。第5部分パネル15c、15dの嵌合部15fは、それぞれ板状の部材から構成されている。また一方の第5部分パネル15cの扉部15eは、第5ヒンジ部材25を介して第3パネル13に対して折り畳み自在に取り付けられている。第5ヒンジ部材25は、一方の第5部分パネル15cの外面15bと第3パネル13の外面13bとをヒンジ状に連結している。また2つの第5部分パネル15c、15dは、第5折曲部15gを介して互いに折り畳み自在に取り付けられている。第5折曲部15gは、2つの第5部分パネル15c、15dの内面15a同士をヒンジ状に連結している。
2つの第5部分パネル15c、15dは、組立て状態から折り畳み状態(図6乃至図8)に移行する際、第5折曲部15gを中心に互いに回動し、天面側(Z方向プラス側)から見てV字状に折れ曲がる。このとき、2つの第5部分パネル15c、15dの内面15a同士が接触する。このため、折り畳み状態において第5パネル15の内面15aが外方に露出しないため、内面15aが汚れにくく衛生的である。
図3に示すように、2つの第5部分パネル15c、15dの幅W5、W6(X方向の長さ)は、互いに異なることが好ましい。この場合、一方の第5部分パネル15cの幅W5は、他方の第5部分パネル15dの幅W6よりも大きい。このため、組立状態において、第5パネル15の第5折曲部15gと、第1パネル11の第1折曲部11g(第2パネル12の第2折曲部12g)とが、互いにずれた位置に存在する。これにより、第5折曲部15gと第1折曲部11g(第2折曲部12g)とが重なることによって収容空間20の気密性が低下することを抑制することができる。第5折曲部15gと第1折曲部11g(第2折曲部12g)との間隔d1(X方向距離)は、5mm以上40mm以下であっても良く、10mm以上20mm以下とすることが好ましい。
第5パネル15には、その外周に沿って耳部15hが設けられている。耳部15hは、組立て状態において、パネル11~14の各端縁(主たる面に垂直な面)に接触する。また第5パネル15は、パネル11~14よりも正面側(Y方向マイナス側)に位置する扉部15eと、扉部15eから内側に突出する嵌合部15fとを有している。嵌合部15fは、正面(Y方向マイナス側)から見て長方形状である。この嵌合部15fは、組立て状態において、パネル11~14の内側に嵌め込まれ、パネル11~14の内面11a~14aにそれぞれ接触する。また、扉部15eは、正面から見て長方形状であり、かつ嵌合部15fよりも大きい。扉部15eのうち嵌合部15fよりも外周にはみ出した部分は、上述した耳部15hを構成する。これにより、扉部15eとパネル11~14の各端縁との密着性を高めることができる。扉部15eは、第3パネル13の外面13bに第5ヒンジ部材25を用いてヒンジ状に連結されている。
(第6パネル)
第6パネル16は、組立て状態(図1乃至図4)において、背面側(Y方向プラス側)に位置するパネルであり、水平面(XY平面)に対して垂直に配置される。第6パネル16は、外方に位置する扉部16eと、扉部16eから内側に突出する嵌合部16fとを有している。組立て状態において、嵌合部16fは、第1パネル11、第2パネル12、第3パネル13及び第4パネル14に取り囲まれるように配置される。
この第6パネル16は、上述したように2つの第6部分パネル16c、16dから構成されており、2つ折り可能となっている。第6部分パネル16c、16dの嵌合部16fは、それぞれ板状の部材から構成されている。また一方の第6部分パネル16cの扉部16eは、第6ヒンジ部材26を介して第3パネル13に対して折り畳み自在に取り付けられている。第6ヒンジ部材26は、一方の第6部分パネル16cの外面16bと第3パネル13の外面13bとをヒンジ状に連結している。また2つの第6部分パネル16c、16dは、第6折曲部16gを介して互いに折り畳み自在に取り付けられている。第6折曲部16gは、2つの第6部分パネル16c、16dの内面16a同士をヒンジ状に連結している。
2つの第6部分パネル16c、16dは、組立て状態から折り畳み状態(図6乃至図8)に移行する際、第6折曲部16gを中心に互いに回動し、天面側(Z方向プラス側)から見てV字状に折れ曲がる。このとき、2つの第6部分パネル16c、16dの内面16a同士が接触する。このため、折り畳み状態において第6パネル16の内面16aが外方に露出しないため、内面16aが汚れにくく衛生的である。
図4に示すように、2つの第6部分パネル16c、16dの幅W7、W8(X方向の長さ)は、互いに異なることが好ましい。この場合、一方の第6部分パネル16cの幅W7は、他方の第6部分パネル16dの幅W8よりも大きい。このため、組立て状態において、第6パネル16の第6折曲部16gと、第1パネル11の第1折曲部11g(第2パネル12の第2折曲部12g)とが、互いにずれた位置に存在する。これにより、第6折曲部16gと第1折曲部11g(第2折曲部12g)とが重なることによって収容空間20の気密性が低下することを抑制することができる。第6折曲部16gと第1折曲部11g(第2折曲部12g)との間隔d2(X方向距離)は、5mm以上40mm以下であっても良く、10mm以上20mm以下とすることが好ましい。
第6パネル16には、その外周に沿って耳部16hが設けられている。耳部16hは、組立て状態において、パネル11~14の各端縁(主たる面に垂直な面)に接触する。また第6パネル16は、パネル11~14よりも背面側(Y方向プラス側)に位置する扉部16eと、扉部16eから内側に突出する嵌合部16fとを有している。嵌合部16fは、背面(Y方向プラス側)から見て長方形状である。この嵌合部16fは、組立て状態において、パネル11~14の内側に嵌め込まれ、パネル11~14の内面11a~14aにそれぞれ接触する。また、扉部16eは、背面から見て長方形状であり、かつ嵌合部16fよりも大きい。扉部16eのうち嵌合部16fよりも外周にはみ出した部分は、上述した耳部16hを構成する。これにより、扉部16eとパネル11~14の各端縁との密着性を高めることができる。扉部16eは、第3パネル13の外面13bに第6ヒンジ部材26を用いてヒンジ状に連結されている。
なお、上述した各ヒンジ部材21~26は、それぞれ例えばパネル11~16同士を縫製した縫製部から構成されても良い。あるいは、各ヒンジ部材21~26は、折曲自在な接続布等の接続部材から構成されても良く、樹脂製の蝶番から構成されても良い。この場合、各ヒンジ部材21~26は、接続するパネル11~16同士の間隔を実質的に変化させることなく、パネル11~16を互いに回動させるようになっていることが好ましい。接続するパネル11~16同士の間隔を実質的に変化させないようにすることにより、各パネル11~16を折り畳み状態とした際(図6乃至図8)、各パネル11~16の位置がずれることがなく、各パネル11~16を安定して保持することができる。
またパネル11~16の内面側には、保冷剤を収容可能な図示しないポケットが設けられていても良い。ポケットは、布等の柔軟な材料からなり、組立て状態において、パネル11~16の内面側に突出して保冷剤を収容可能な空間を形成する。このように、ポケットに保冷剤を収容することにより、保冷剤からの冷気が下降して積載物に送られ、収容空間20の保冷性が高められる。一方、折り畳み状態とする場合、ポケット内の保冷剤は取り出され、その後、ポケットが折り畳まれる。なお、ポケットは、パネル11~16のいずれに設けても良い。
図6乃至図8は、パネル11~16が折り畳み状態にある場合を示している。図6乃至図8に示すように、折り畳み状態において、各パネル11~16がそれぞれ折り畳まれて、組立て状態(図1乃至図4)よりも断熱容器10の左右方向(X方向)の厚みが薄くなっている。なお、図6乃至図8において、各パネル11~16が水平面(XY平面)に対して垂直(YZ平面に平行)に配置される場合を例として示しているが、これに限らず、各パネル11~16が例えば水平面(XY平面)に平行に位置していても良い。
図6乃至図8に示すように、折り畳み状態において、右側面側(X方向プラス側)から、第5パネル15及び第6パネル16と、第3パネル13と、第1パネル11及び第2パネル12と、第4パネル14とがこの順番に互いに重なっている。
折り畳み状態において、パネル11~16はいずれも、互いに平行(YZ平面に平行)に位置している。この場合、各パネル11~16は、折り畳み状態において他のパネル11~16に対して斜めに配置されることがない。このため、パネル11~16に対して不自然な力が加わりにくく、パネル11~16が変形することを抑止することができる。また、折り畳み状態の断熱容器10同士を複数重ねることができる。この場合、断熱容器10が斜めになりにくいので、重ねられた複数の断熱容器10が崩れてしまうことを抑制することができる。また、複数の断熱容器10を効率良く収容することができる。
各パネル11~16の厚みは、それぞれ5mm以上100mm以下とすることができる。パネル11~16の厚みは、それぞれ20mm以上60mm以下とすることが好ましく、それぞれ30mm以上55mm以下とすることがより好ましい。本実施の形態において、各パネル11~16の厚みが互いに同一であるが、各パネル11~16の厚みが互いに異なっていても良い。なお、各パネル11~16の「厚み」とは、各パネル11~16の主たる面に垂直な方向の長さをいう。
(パネルの内部構造)
次に、各パネル11~14及びパネル15~16の嵌合部15f、16fの構造についてさらに説明する。
各パネル11~14及びパネル15~16の嵌合部15f、16fは、上述したように断熱性をもつ断熱パネルから構成されている。このような断熱パネルに用いられる断熱材は、所望の断熱性を発揮するものであればよく、例えば、グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー、インシュレーションボード等の繊維系断熱材、羊毛、炭化コルク等の天然素材系断熱材、押出法発泡ポリスチレン、ビーズ法ポリスチレン等のポリエチレン発泡体、硬質ウレタンフォーム等のポリウレタン発泡体、高発泡ポリエチレン等のポリエチレン発泡体、フェノールフォーム等の発泡断熱材、真空断熱材等を挙げることができる。
断熱材としては、プラダン(中空構造)、ポリプロピレン製プラパール(川上産業株式会社による登録商標)、ポリプロピレン製ツインコーン(宇部エクシモ株式会社による登録商標)を用いてもよい。この場合、ポリプロピレンなどからなる中空構造のプラダンを用いることができる。
真空断熱材としては、芯材と外装材とを有するものを用いても良い。芯材としては、例えば、シリカ等の粉体、ウレタンポリマー等の発泡体、グラスウール等の繊維体等の多孔質体を使用してもよい。外装材は、芯材の外周を覆う部材であり、芯材から熱溶着層、ガスバリア層が順に積層された可撓性を有するシートを使用してもよい。ガスバリア層は、金属箔、樹脂シートの片面に蒸着層が形成された蒸着シート等を使用してもよい。金属箔は、例えばアルミニウムを使用することができる。蒸着層は、例えば、アルミニウム、アルミニウム酸化物、ケイ素酸化物を使用することができる。また、発泡断熱材を真空断熱材の少なくとも収容空間20側に隣接して配置することができる。さらに、真空断熱材を取り囲むように断熱外囲部を形成しても良い。
また、パネル11~16は、電波透過性の非金属部材で構成されても良い。この場合、断熱容器10の内部にICタグを配置したとき、断熱容器10の外部から読取装置によって非接触通信を介してICタグの情報を読み取ることが可能となる。
(断熱容器の折り畳み及び組立て)
次に、断熱容器10を折り畳み及び組立てる際の作用について説明する。
(断熱容器の折り畳み)
はじめに、組立て状態の断熱容器10(図1乃至図4参照)を折り畳んで折り畳み状態(図6乃至図8参照)にする場合の作用について説明する。
まず、図1乃至図4に示すように、6つのパネル11~16が箱状に組立てられ、断熱容器10が組立て状態となっている場合を想定する。このとき、各パネル11~16の間には、略直方体形状の収容空間20(図2参照)が形成されている。
次に、図5に示すように、第5パネル15を、第5ヒンジ部材25を介して第3パネル13に対して回動させ、第3パネル13の外面13b側に移動する。また第5部分パネル15c、15dを、第5折曲部15gを介して折り畳み、2つ折りにする。このとき一方の第5部分パネル15cは、第3パネル13の外面13bに接触するように配置される。また、2つの第5部分パネル15c、15dの内面15a同士が接触する。このため、第5部分パネル15c、15dの内面15aが汚れにくく衛生的である。
同様に、第6パネル16を、第6ヒンジ部材26を介して第3パネル13に対して回動させ、第3パネル13の外面13b側に移動する。また第6部分パネル16c、16dを、第6折曲部16gを介して折り畳み、2つ折りにする。このとき一方の第6部分パネル16cは、第3パネル13の外面13bに接触するように配置される。また、2つの第6部分パネル16c、16dの内面16a同士が接触する。このため、第6部分パネル16c、16dの内面16aが汚れにくく衛生的である。
続いて、第1パネル11及び第2パネル12を一体として折り畳む。具体的には、第1ヒンジ部材21を介して、第1パネル11の一方の第1部分パネル11cを第3パネル13側に折り畳み、第2ヒンジ部材22を介して、第1パネル11の他方の第1部分パネル11dを第4パネル14側に折り畳む。また、第1部分パネル11c、11dを、第1折曲部11gを介して折り畳み、2つ折りにする。このとき一方の第1部分パネル11cは、第3パネル13の内面13aに接触するように配置され、他方の第1部分パネル11dは、第4パネル14の内面14aに接触するように配置される。
同様に、第3ヒンジ部材23を介して、第2パネル12の一方の第2部分パネル12cを第3パネル13側に折り畳み、第4ヒンジ部材24を介して、第2パネル12の他方の第2部分パネル12dを第4パネル14側に折り畳む。また、第2部分パネル12c、12dを、第2折曲部12gを介して折り畳み、2つ折りにする。このとき一方の第2部分パネル12cは、第3パネル13の内面13aに接触するように配置され、他方の第2部分パネル12dは、第4パネル14の内面14aに接触するように配置される。
このようにして、断熱容器10の6つのパネル11~16が、全体として図6乃至図8に示す折り畳み状態となる。このとき、6つのパネル11~16は、全て互いに平行に配置される。最後に、図示しない着脱具によって6つのパネル11~16を折り畳まれた状態で固定しても良い。以上のように、断熱容器10を使用しない場合には、パネル11~16を折り畳み、できる限り全体の体積を小さくして保管、輸送することができる。
(断熱容器の組立て)
断熱容器10の組立て方法は、上述した折り畳み方法の逆の順に行うことによってできる。すなわち、まずパネル11~14を一体として展開する。このとき、第1パネル11の第1部分パネル11c、11dは、それぞれ第3パネル13及び第4パネル14に対して回動し、第1パネル11が第3パネル13及び第4パネル14に対して直角となる。同様に、第2パネル12の第2部分パネル12c、12dは、それぞれ第3パネル13及び第4パネル14に対して回動し、第2パネル12が第3パネル13及び第4パネル14に対して直角となる。これにより、パネル11~14が正面視で長方形状となる。
次に、第5パネル15を第3パネル13に対して回動させ、第3パネル13の内面13a側に移動する。また第5部分パネル15c、15dを、第5折曲部15gを介して互いに回動させ、第5部分パネル15c、15dが同一平面上に位置するようにする。このとき第5パネル15の嵌合部15fは、パネル11~14内に嵌め込まれる。同様に、第6パネル16を第3パネル13に対して回動させ、第3パネル13の内面13a側に移動する。また第6部分パネル16c、16dを、第6折曲部16gを介して互いに回動させ、第6部分パネル16c、16dが同一平面上に位置するようにする。このとき第6パネル16の嵌合部16fは、パネル11~14内に嵌め込まれる。
このようにして、断熱容器10の6つのパネル11~16が、全体として図1乃至図4に示す組立て状態となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、複数のパネル11~16は、箱状に組立てられた組立て状態と、小さく折り畳まれた折り畳み状態とをとることができる。これにより、パネル11~16を組立て状態にすることにより、パネル11~16の内部に積載物を収納可能かつ気密性の高い収容空間20を形成することができる。一方、断熱容器10を使用しない場合には、パネル11~16を折り畳み状態にすることにより、断熱容器10をコンパクトに保管しておくことができる。
とりわけ本実施の形態によれば、断熱容器10を組立て状態から折り畳み状態に移行し、あるいは、折り畳み状態から組立て状態に移行する手順が容易である。具体的には、組立て状態において、まず第5パネル15及び第6パネル16をそれぞれ第3パネル13及び第4パネル14の外側に折り畳み、その後、第1パネル11及び第2パネル12を折り畳む。これにより、断熱容器10を組立て状態から折り畳み状態に容易に移行することができる。また、折り畳み状態において、第1パネル11及び第2パネル12を水平に展開した後、第5パネル15及び第6パネル16をそれぞれ第3パネル13及び第4パネル14の内側に回動させることにより、断熱容器10を折り畳み状態から組立て状態に容易に移行することができる。
このとき第1パネル11及び第2パネル12は、同時に変形するので、断熱容器10を間違えることなく組立てあるいは折り畳むことができる。このため、パネル11~16を無理に組立てあるいは折り畳むことにより、パネル11~16が曲がったり破損したりするおそれがない。これにより、パネル11~16同士が確実に嵌合され、断熱容器10の断熱性が低下することが抑えられる。
また本実施の形態によれば、第1パネル11は、内側に向けて2つ折り可能であるとともに、第3パネル13及び第4パネル14に対してそれぞれヒンジ状に連結されている。同様に第2パネル12は、内側に向けて2つ折り可能であるとともに、第3パネル13及び第4パネル14に対してそれぞれヒンジ状に連結されている。これにより、パネル11~16を組立て状態から折り畳み状態に移行した際、第1パネル11及び第2パネル12が第3パネル13及び第4パネル14の間から高さ方向(Z方向)にはみ出すことがなく、断熱容器10をコンパクトに折り畳むことができる。
また本実施の形態によれば、第1パネル11は、互いに均等な幅W1、W2をもつ2つの第1部分パネル11c、11dから構成され、第2パネル12は、互いに均等な幅W3、W4をもつ2つの第2部分パネル12c、12dから構成されている。これにより、パネル11~16を折り畳んだ際、断熱容器10の全体の高さ(Z方向の長さ)H1が長くなることがなく、断熱容器10をコンパクトに折り畳むことができる。
また本実施の形態によれば、第5パネル15及び第6パネル16は、それぞれ第3パネル13に対して折り畳み可能に連結されている。これにより、第1パネル11及び第2パネル12を2つ折りにした際、第5パネル15及び第6パネル16が第1パネル11及び第2パネル12に対して干渉しないようにすることができる。
また本実施の形態によれば、第5パネル15及び第6パネル16は、それぞれ外側に向けて2つ折り可能となっている。これにより、折り畳んだ際に第5パネル15の内面15aと第6パネル16の内面16aとが外方に露出しないため、内面15a、16aが汚れることを抑制することができる。また、収容空間20が外気よりも低温になっている場合、内面15a、16aに結露水が付着していることも考えられる。この場合においても、内面15a、16aの結露水が周囲に付着することを抑制することができる。
また本実施の形態によれば、第1パネル11の第1折曲部11g及び第2パネル12の第2折曲部12gは、それぞれ第5パネル15の第5折曲部15g及び第6パネル16の第6折曲部16gとずれた位置にある。これにより、収容空間20と断熱容器10の外部との間を連通する流路が生じてしまうことを抑え、収容空間20の気密性が低下することを抑制することができる。
また本実施の形態によれば、第5パネル15及び第6パネル16には、それぞれその外周に沿って耳部15h、16hが設けられている。これにより、第5パネル15及び第6パネル16とパネル11~14との気密性を向上することができる。なお、耳部は、第5パネル15及び第6パネル16のうちいずれか一方のみに設けられていても良い。
また本実施の形態によれば、組立て状態において、第5パネル15の嵌合部15f及び第6パネル16の嵌合部16fがパネル11~14によって取り囲まれるように配置される。これにより、収容空間20の断熱性を高めることができる。また、組立て状態において、第5パネル15の嵌合部15f及び第6パネル16の嵌合部16fがパネル11~14によって挟まれるので、第5パネル15及び第6パネル16を安定して保持することができる。
また本実施の形態によれば、各パネル11~16は、それぞれ剛性をもつ板状の部材である。これにより、各パネル11~16が柔軟に変形することがないため、組立て状態で断熱容器10が直方体状となり、収容空間20を確実に形成することができる。
また本実施の形態によれば、パネル11~16は、互いに一体に連結されている。このため、各パネル11~16を外袋によって覆う必要がない。外袋が存在しないことにより、各パネル11~16の折り畳み作業及び組立作業をより効率的に行うことができる。また外袋によってパネル11~16が見えにくくなることもない。
また本実施の形態によれば、パネル11~16によって収容空間20が全方向から覆われるので、収容空間20内の積載物を全方向から保護することができる。
(変形例)
次に、図9乃至図13を参照して、本実施の形態の各種変形例について説明する。図9乃至図13は、それぞれ変形例による断熱容器を示す図である。図9乃至図13において、図1乃至図8に示す形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
(変形例1)
図9は、変形例1による断熱容器10を示している。図9において、第1パネル11には、2つの第1部分パネル11c、11d同士をXY平面に対して水平に保持する第1保持部材31が設けられている。この場合、第1保持部材31は、第1部分パネル11c、11dの互いに対向する端面にそれぞれ設けられている。第1保持部材31としては、例えば磁石又は面ファスナーを用いても良い。第1保持部材31として磁石が用いられる場合、第1部分パネル11c、11dの両方にそれぞれ磁石が配置されても良い。あるいは、第1部分パネル11c、11dのいずれか一方に磁石を配置し、他方に鉄等の磁性体を配置しても良い。図9に示すように、複数の第1保持部材31がY方向に沿って互いに間隔を空けて点状に配置されていても良い。これにより、第1保持部材31がヒートブリッジの役割を果たしてしまい、断熱容器10の断熱性が低下することを抑制することができる。また第1保持部材31は、第1部分パネル11c、11dに形成された凹部に埋め込まれても良い。あるいは、第1保持部材31は、Y方向に沿って板状に延びていても良い。このように、第1保持部材31が設けられていることにより、第5パネル15及び第6パネル16を開放した際、2つの第1部分パネル11c、11dが自重でV字状に折れ曲がり、パネル11~14の形状が崩れることを抑制することができる。また第1パネル11を折り畳む際には、適度な力で第1部分パネル11c、11dを折り曲げることができる。なお、図示していないが、第2パネル12に、2つの第2部分パネル12c、12d同士を保持する第1保持部材が設けられていても良い。
(変形例2)
図10は、変形例2による断熱容器10を示している。図10において、第1パネル11、第3パネル13、第5パネル15及び第6パネル16に、第1パネル11、第5パネル15及び第6パネル16を折り畳み状態に保持する第2保持部材32a~32gが設けられている。具体的には、第1パネル11の外面11bに、第1部分パネル11c、11d同士を折り畳み状態に保持する第2保持部材32aが設けられている。また第3パネル13の外面13bに、第5パネル15を折り畳み状態に保持する第2保持部材32bと、第6パネル16を折り畳み状態に保持する第2保持部材32cとが設けられている。また、第5パネル15の外面15bには、第5パネル15を折り畳み状態に保持する第2保持部材32dが設けられ、第5パネル15の内面15aに、第5部分パネル15c、15d同士を折り畳み状態に保持する第2保持部材32eが設けられている。さらに、第6パネル16の外面16bには、第6パネル16を折り畳み状態に保持する第2保持部材32fが設けられ、第6パネル16の内面16aに、第6部分パネル16c、16d同士を折り畳み状態に保持する第2保持部材32gが設けられている。第2保持部材32a~32gは、例えば面ファスナー又は磁石等から構成されていても良い。このように、第2保持部材32a~32gが設けられていることにより、断熱容器10が折り畳み状態となったとき、各ヒンジ部材21~26や折曲部11g、12g、15g、16gに復元力が働き、パネル11、12、15、16が不用意に動くことを抑制することができる。また各パネル11、12、15、16を組立てる際には、適度な力でこれらを回動させることができる。図示していないが、第2パネル12の外面12bにも、第2部分パネル12c、12d同士を折り畳み状態に保持する第2保持部材が設けられていても良い。なお、第2保持部材は、各パネル11、12、15、16の少なくとも1つを折り畳み状態に保持するものであれば良く、パネル11~16のうちの少なくとも1つに設けられていれば良い。
(変形例3)
図11は、変形例3による断熱容器10の一部を示している。図11において、パネル11~16のうちの少なくとも1つに、当該パネル11~16の角部の形状を保持する形状保持部材33が設けられている。形状保持部材33は、樹脂から構成されても良い。また形状保持部材33は、断面においてU字状又はL字状であっても良い。図11に示すように、形状保持部材33は、パネル11~16の内部に埋設されており、パネル11~16の断熱材34と外装材35との間に位置していても良い。これにより、形状保持部材33がパネル11~16から剥離してしまうことを抑制することができる。しかしながらこれに限らず、形状保持部材33は、パネル11~16の外面に設けられていても良い。この場合、形状保持部材33をヒンジ部材21~26や折曲部11g、12g、15g、16gとして用いても良い。このように、パネル11~16に形状保持部材33が設けられていることにより、パネル11~16の各角部を略直角に保持することかできる。これにより、パネル11~16同士の接触面積が低下することを抑え、断熱容器10の気密性を確保することができる。
(変形例4)
図12は、変形例4による断熱容器10を示している。図12において、断熱容器10の第1パネル11及び第2パネル12は、それぞれ一枚の板状の部材から構成され、2つ折り不可能な構造になっている。一方、第5パネル15は、外側に向けて2つ折り可能であるとともに、第3パネル13に対してヒンジ状に連結されている。また、第6パネル16は、外側に向けて2つ折り可能であるとともに、第3パネル13に対してヒンジ状に連結されている。第1パネル11の内面11aと第3パネル13の内面13aとが、第1ヒンジ部材21を介してヒンジ状に連結され、第3パネル13の外面13bと第2パネル12の外面12bとが、第3ヒンジ部材23を介してヒンジ状に連結されている。さらに、第2パネル12の内面12aと第4パネル14の内面14aとが、第4ヒンジ部材24を介してヒンジ状に連結され、第4パネル14の外面14bと第1パネル11の外面11bとが、第2ヒンジ部材22を介してヒンジ状に連結されている。これにより、パネル11~14同士が干渉することがなく、各パネル11~14を組立て状態から折り畳み状態にスムーズに移行することができる。
(変形例5)
図13は、変形例5による断熱容器10を示している。図13において、断熱容器10の第5パネル15及び第6パネル16は、2つ折り不可能な構造になっており、それぞれ一枚の板状の扉部15e、16eと一枚の板状の嵌合部15f、16fとを含んでいる。この場合、第5パネル15の外面15bと第3パネル13の外面13bとが、第5ヒンジ部材25を介してヒンジ状に連結され、第6パネル16の外面16bと第4パネル14の外面14bとが、第6ヒンジ部材26を介してヒンジ状に連結されている。これにより、第5パネル15及び第6パネル16の構造が簡単なものとすることができる。
上記実施の形態及び変形例に開示されている複数の構成要素を必要に応じて適宜組合せることも可能である。あるいは、上記実施の形態及び変形例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
10 断熱容器
11 第1パネル
11c、11d 第1部分パネル
12 第2パネル
12c、12d 第2部分パネル
13 第3パネル
14 第4パネル
15 第5パネル
15c、15d 第5部分パネル
16 第6パネル
16c、16d 第6部分パネル
20 収容空間
21 第1ヒンジ部材
22 第2ヒンジ部材
23 第3ヒンジ部材
24 第4ヒンジ部材
25 第5ヒンジ部材
26 第6ヒンジ部材

Claims (9)

  1. 組立て及び折り畳みが可能な断熱容器であって、
    第1パネルと、第2パネルと、第3パネルと、第4パネルと、第5パネルと、第6パネルと、を備え、
    前記断熱容器を組立てた組立て状態において、前記第1パネルと前記第2パネルとが互いに対向し、前記第3パネルと前記第4パネルとが互いに対向し、前記第5パネルと前記第6パネルとが互いに対向し、
    前記第1パネルは、内側に向けて2つ折り可能であるとともに、前記第3パネル及び前記第4パネルに対してそれぞれヒンジ状に連結され、
    前記第2パネルは、内側に向けて2つ折り可能であるとともに、前記第3パネル及び前記第4パネルに対してそれぞれヒンジ状に連結され、
    前記第5パネル及び前記第6パネルは、それぞれ前記第3パネルに対して折り畳み可能に連結され、
    前記第5パネルは、外側に向けて2つ折り可能であるとともに、前記第3パネルに対してヒンジ状に連結され、
    前記第6パネルは、外側に向けて2つ折り可能であるとともに、前記第3パネルに対してヒンジ状に連結される、断熱容器。
  2. 前記第1パネルは、互いに均等な幅をもつ2つの第1部分パネルから構成され、前記第2パネルは、互いに均等な幅をもつ2つの第2部分パネルから構成されている、請求項1に記載の断熱容器。
  3. 前記第1パネルの折曲部は、前記第5パネルの折曲部及び前記第6パネルの折曲部とずれた位置にあり、
    前記第2パネルの折曲部は、前記第5パネルの折曲部及び前記第6パネルの折曲部とずれた位置にある、請求項1又は2に記載の断熱容器。
  4. 前記第5パネル又は前記第6パネルには、その外周に沿って耳部が設けられている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の断熱容器。
  5. 前記第1パネル、前記第2パネル、前記第3パネル、前記第4パネル、前記第5パネル及び前記第6パネルは、外袋によって覆われていない、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の断熱容器。
  6. 前記第1パネルは、2つの第1部分パネルから構成され、前記2つの第1部分パネル同士を水平に保持する第1保持部材が設けられている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の断熱容器。
  7. 前記第1パネル、前記第2パネル、前記第3パネル、前記第4パネル、前記第5パネル及び前記第6パネルのうちの少なくとも1つのパネルに、前記第1パネル、前記第2パネル、前記第5パネル及び前記第6パネルを折り畳み状態に保持する第2保持部材が設けられている、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の断熱容器。
  8. 前記第1パネル、前記第2パネル、前記第3パネル、前記第4パネル、前記第5パネル及び前記第6パネルのうちの少なくとも1つのパネルに、当該パネルの角部の形状を保持する形状保持部材が設けられている、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の断熱容器。
  9. 組立て及び折り畳みが可能な断熱容器であって、
    第1パネルと、第2パネルと、第3パネルと、第4パネルと、第5パネルと、第6パネルと、を備え、
    前記断熱容器を組立てた組立て状態において、前記第1パネルと前記第2パネルとが互いに対向し、前記第3パネルと前記第4パネルとが互いに対向し、前記第5パネルと前記第6パネルとが互いに対向し、
    前記第1パネルは、一枚の板状の部材から構成されるとともに、前記第3パネル及び前記第4パネルに対してそれぞれヒンジ状に連結され、
    前記第2パネルは、一枚の板状の部材から構成されるとともに、前記第3パネル及び前記第4パネルに対してそれぞれヒンジ状に連結され、
    前記第5パネル及び前記第6パネルは、それぞれ前記第3パネルに対して折り畳み可能に連結され、
    前記第5パネルは、外側に向けて2つ折り可能であるとともに、前記第3パネルに対してヒンジ状に連結され、
    前記第6パネルは、外側に向けて2つ折り可能であるとともに、前記第3パネルに対してヒンジ状に連結されている、断熱容器。
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