JP2021008311A - 断熱容器及び内容物入り断熱容器 - Google Patents

断熱容器及び内容物入り断熱容器 Download PDF

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智文 片島
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Abstract

【課題】断熱性の低下を抑制しつつ、所定波長の電波を透過させて、断熱容器の内部と外部とで非接触通信することが可能な断熱容器及び内容物入り断熱容器を提供する。【解決手段】断熱容器10は、断熱空間20を形成する複数の真空断熱パネル11〜16を備え、断熱空間20の全体が複数の真空断熱パネル11〜16によって取り囲まれている。複数の真空断熱パネル11〜16はそれぞれ、芯材と芯材を包む外装材とを含み、真空断熱パネル11〜16の芯材と外装材とが電波透過性を有している。複数の真空断熱パネル11〜16は、外装材同士が接触することにより互いに密着しているか、又は、外装材同士の間に隙間又は緩衝材が存在し、隙間又は緩衝材の幅は隣接する真空断熱パネル11〜16の厚みの1/10以下となっている。【選択図】図1

Description

本開示は、断熱容器及び内容物入り断熱容器に関する。
従来、断熱容器としては、主にバリア性確保のため、アルミ蒸着層等を含む真空断熱材(VIP)を有するものが存在する。このような断熱容器は、複数の真空断熱パネルを箱状に組み立てることによって作製される。真空断熱パネルとしては、中央に真空断熱材を配置し、真空断熱材を保護するためにその外周部に発泡断熱材を配置したものが用いられる。また、断熱パネルの外装材は通常、バリア性に優れるアルミ製包材を使用する。
従来の断熱容器において、上述したように、真空断熱パネルは、真空断熱材の外周部に配置された発泡断熱材を有する。このため、断熱容器の内部に収納された収納物品と外部とを非接触通信する場合や、断熱容器の内壁にRFIDタグを配置し、断熱容器の内部と外部とで非接触通信する場合、真空断熱材が配置されていない隙間(発泡断熱材等が存在する領域)を通じて電波を透過させることで通信を行うことが可能である。
一方、高断熱性を図るために、外周部に発泡断熱材を配置せず、真空断熱材でほぼ密閉することにより構成された断熱容器も知られている(特許文献1参照)。しかしながら、このような断熱容器においては、真空断熱材の周囲に電波が透過する隙間が存在しないため、断熱容器の内部と外部とで非接触通信することは困難である。
特開2017−533865号公報
本開示は、真空断熱材によって断熱空間が囲まれた断熱容器において、断熱性の低下を抑制しつつ、所定波長の電波を透過させて、断熱容器の内部と外部とで非接触通信することが可能な断熱容器及び内容物入り断熱容器を提供する。
本実施の形態による断熱容器は、断熱容器であって、断熱空間を形成する複数の真空断熱パネルを備え、前記断熱空間の全体が前記複数の真空断熱パネルによって取り囲まれ、前記複数の真空断熱パネルはそれぞれ、芯材と前記芯材を包む外装材とを含み、前記真空断熱パネルの前記芯材と前記外装材とが電波透過性を有し、前記複数の真空断熱パネルは、前記外装材同士が接触することにより互いに密着しているか、又は、前記外装材同士の間に隙間又は緩衝材が存在し、前記隙間又は前記緩衝材の幅は隣接する前記真空断熱パネルの厚みの1/10以下となっている。
本実施の形態による断熱容器において、前記複数の真空断熱パネルは、その外装材同士が接触することにより互いに密着していても良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記複数の真空断熱パネル同士の間には、隙間又は緩衝材が存在し、前記隙間又は前記緩衝材の幅は、前記隙間又は前記緩衝材に隣接する前記真空断熱パネルの厚みの1/10以下であっても良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記外装材は、前記断熱空間に直接向けられていても良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記芯材は、ヒュームドシリカを含んでも良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記外装材は、エチレンビニルアルコール共重合体樹脂の層を含んでも良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記外装材は、SiO又はAlOのいずれか又は両方を含む無機蒸着層を有しても良い。
本実施の形態による断熱容器において、前記外装材の表面に発泡層又は微小な空隙を有する層が形成されていても良い。
本実施の形態による内容物入り断熱容器は、本実施の形態による断熱容器と、前記断熱容器に収容されたICタグ付き内容物と、を備えている。
本実施の形態によれば、真空断熱材によって断熱空間が囲まれた断熱容器において、断熱性の低下を抑制しつつ、所定波長の電波を透過させて、断熱容器の内部と外部とで非接触通信することができる。
図1は、一実施の形態による断熱容器を示す斜視図である。 図2は、一実施の形態による断熱容器を示す分解斜視図である。 図3は、天面真空断熱パネルを除いた状態の断熱容器を示す平面図である。 図4は、各断熱パネルを示す断面図である。 図5は、一実施の形態による内容物入り断熱容器を示す斜視図である。 図6は、一実施の形態による断熱容器を電波が透過する状態を示す概略図である。 図7は、変形例による断熱容器を示す部分拡大平面図である。
以下、図面を参照しながら一実施の形態について説明する。以下に示す各図は、模式的に示したものである。そのため、各部の大きさ、形状は理解を容易にするために、適宜誇張している。また、技術思想を逸脱しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。なお、以下に示す各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。また、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値および材料名は、実施の形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用することができる。本明細書において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば平行や直交、垂直等の用語については、厳密に意味するところに加え、実質的に同じ状態も含むものとする。
また、以下の実施の形態において、「X方向」とは、断熱容器の底面の一辺に平行かつ断熱容器が配置される床面に平行な方向であり、「Y方向」とは、X方向に垂直かつ断熱容器が配置される床面に平行な方向である。「Z方向」とは、鉛直方向に平行な方向である。また、「天面」とは、床面に平行な面であって、断熱容器の上方側の面をいい、「底面」とは、床面に平行な面であって、断熱容器の下方側の面をいう。「側面」とは、天面の下方かつ底面の上方に位置し、床面に垂直な面をいう。
(断熱容器の構成)
本実施の形態による断熱容器の構成について、図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本実施の形態による断熱容器の構造を示す図である。図2は、本実施の形態による断熱容器の各パネルを外した状態を示す図である。図3は、天面真空断熱パネルを除いた状態の断熱容器を示す平面図である。
図1に示すように、本実施の形態による断熱容器10は、組み立てられた際に略立方体又は略直方体形状となるものである。この断熱容器10は、天面真空断熱パネル11と、第1側面真空断熱パネル12と、第2側面真空断熱パネル13と、第3側面真空断熱パネル14と、第4側面真空断熱パネル15と、底面真空断熱パネル16とを含む、6つ(複数)の真空断熱パネル11〜16を備えている。
この断熱容器10は、6つの真空断熱パネル11〜16に取り囲まれた略直方体状の断熱空間20を形成することが可能である。また、6つの真空断熱パネル11〜16は、それぞれ隣接する他の真空断熱パネル11〜16に対して取り外しおよび組立可能に設けられている。これにより、断熱容器10は、断熱空間20が形成されている組立状態から断熱空間20が形成されていない分解状態に変更すること、および分解状態から組立状態に変更することが可能である。このため、断熱容器10を使用しない場合には、真空断熱パネル11〜16を分解して重ねることによって小さくした分解状態で保管や輸送することができる。
断熱容器10は、例えば物流分野において、保冷又は保温が必要な物品の保管や輸送に使用される。このような断熱容器10は、一般的に、物品を収納することが可能な断熱空間20が6つの真空断熱パネル11〜16によって取り囲まれていることにより、断熱容器10の内部の温度変化が極力抑制されるように構成されている。
断熱空間20は、その全体が6つの真空断熱パネル11〜16によって取り囲まれている。具体的には、断熱空間20のX方向プラス側が第4側面真空断熱パネル15によって覆われ、断熱空間20のX方向マイナス側が第2側面真空断熱パネル13によって覆われている。また、断熱空間20のY方向プラス側が第3側面真空断熱パネル14によって覆われ、断熱空間20のY方向マイナス側が第1側面真空断熱パネル12によって覆われている。また、断熱空間20のZ方向プラス側が天面真空断熱パネル11によって覆われ、断熱空間20のZ方向マイナス側が底面真空断熱パネル16によって覆われている。このように断熱空間20は、X方向、Y方向、Z方向のいずれの方向からも真空断熱パネル11〜16によって覆われている。これにより、断熱空間20内の温度変化が極力抑制されるようになっている。
なお本明細書中、天面真空断熱パネル11と、第1側面真空断熱パネル12と、第2側面真空断熱パネル13と、第3側面真空断熱パネル14と、第4側面真空断熱パネル15と、底面真空断熱パネル16とを総称して、真空断熱パネル11〜16という場合がある。また、第1側面真空断熱パネル12と、第2側面真空断熱パネル13と、第3側面真空断熱パネル14と、第4側面真空断熱パネル15とを総称して、側面真空断熱パネル12〜15という場合がある。
真空断熱パネル11〜16は、それぞれその主たる面(各真空断熱パネル11〜16を構成する6つの面のうち、最も広い互いに反対側を向く一対の面)がそれぞれ略正方形形状又は略長方形形状となっている。天面真空断熱パネル11と底面真空断熱パネル16とは、Z方向に互いに対向するとともに、その主たる面が互いに略同一の大きさを有している。また、第1側面真空断熱パネル12と第3側面真空断熱パネル14とは、Y方向に互いに対向するとともに、その主たる面が互いに略同一の大きさを有している。さらに、第2側面真空断熱パネル13と第4側面真空断熱パネル15とは、X方向に互いに対向するとともに、その主たる面が互いに略同一の大きさを有している。各真空断熱パネル11〜16は、それぞれ剛性をもつ一枚の板状の部材からなり、使用時に柔軟に変形しないようになっている。
側面真空断熱パネル12〜15は、それぞれ主たる面に対して垂直な4つの側面を有している。側面真空断熱パネル12〜15の4つの側面のうち3つの側面は、天面真空断熱パネル11と底面真空断熱パネル16と他の側面真空断熱パネル12〜15とにそれぞれ接触する。側面真空断熱パネル12〜15の4つの側面のうち、他の1つの側面は、外方に露出する(図3参照)。
各真空断熱パネル11〜16の主たる面の形状は互いに同一であっても良く、互いに異なっていても良い。本実施の形態においては、天面真空断熱パネル11の主たる面の形状と底面真空断熱パネル16の主たる面の形状とが互いに同一である。また、第1側面真空断熱パネル12の主たる面の形状と第3側面真空断熱パネル14の主たる面の形状とが互いに同一である。さらに、第2側面真空断熱パネル13の主たる面の形状と第4側面真空断熱パネル15の主たる面の形状とが互いに同一である。なお、天面真空断熱パネル11の主たる面の形状と、第1側面真空断熱パネル12の主たる面の形状と、第2側面真空断熱パネル13の主たる面の形状とは、互いに異なっている。
図2に示すように、真空断熱パネル11〜16の主たる面が略正方形形状又は略長方形形状である場合、主たる面の辺の長さL1は、例えば100mm以上1000mm以下とすることが好ましく、200mm以上600mm以下とすることがより好ましい。また、各真空断熱パネル11〜16の最大厚みT1は、それぞれ例えば5mm以上80mm以下とすることが好ましく、15mm以上60mm以下とすることがより好ましい。なお、真空断熱パネル11〜16の最大厚みT1とは、真空断熱パネル11〜16の主たる面に対して垂直な方向の距離であり、主たる面の面内で最も厚い部分での厚みをいう。本実施の形態において、各真空断熱パネル11〜16の最大厚みは互いに同一であるが、各真空断熱パネル11〜16の最大厚みが互いに異なっていても良い。
6つの真空断熱パネル11〜16は、いずれも断熱性をもつパネルとなっている。この場合、真空断熱パネル11〜16は、後述するように、それぞれ真空断熱材41を有する真空断熱パネルである(図4参照)。
本実施の形態において、真空断熱パネル11〜16は、それぞれ電波透過性のパネルとなっている。真空断熱パネル11〜16は、いずれも金属を実質的に含まないパネルである。真空断熱パネル11〜16は、少なくともその厚み方向(一対の主たる面を横断する方向)に電波を透過するパネルであり、好ましくはパネルの全体が電波透過性を有している。この場合、真空断熱パネル11〜16が電波を透過するので、断熱空間20に配置したICタグを、断熱容器10の外側から非接触通信によって読み取ることが可能である。
なお、本実施の形態において、断熱容器10は、組立および分解が可能なものとなっているが、これに限られるものではない。真空断熱パネル11〜16のうち、いくつかのパネルが組立および分解不可能となっていても良い。例えば、側面真空断熱パネル12〜15及び底面真空断熱パネル16を分解不可能に箱状に一体化し、この箱状の真空断熱パネル12〜16に対して、天面真空断熱パネル11を蓋のように着脱可能としても良い。
図1に示すように、真空断熱パネル11〜16は、その全体が外箱36中に収容されても良い。外箱36は、箱本体36aと蓋36bとを有し、各真空断熱パネル11〜16の天面側、底面側、側面側の全体を覆うようになっている。外箱36は、例えば段ボール等、金属を含まない電波透過性を有する材料からなることが好ましい。なお、真空断熱パネル11〜16は、外箱36中に収容されることによって箱状に組立てられても良い。
また、図2及び図3に示すように、真空断熱パネル11〜16の内部に形成された断熱空間20には、複数の保冷剤28が配置されていても良い。保冷剤28は、それぞれ相変化材を含んでいても良い。相変化材は、融解熱の大きい物質であり、特定の温度で融解及び凝固して、大量のエネルギーを蓄積又は解放することができる。この場合、保冷剤28は、各真空断熱パネル11〜16にそれぞれ対応するように6つ設けられている。保冷剤28は、切頭四角錐形状を有し、その最も広い面が各真空断熱パネル11〜16の内面(断熱空間20側の面)に接触するように配置されている。
(真空断熱パネルの構成)
次に、各真空断熱パネル11〜16それぞれの構成について更に説明する。なお、以下において、「真空断熱パネル11〜16が所定の面に対して平行(垂直)である」とは、「真空断熱パネル11〜16の主たる面が所定の面に対して平行(垂直)である」ことを意味する。
天面真空断熱パネル11は、天面側(Z方向プラス側)に位置する真空断熱パネルであり、水平面(XY平面)に対して平行に配置される。また、天面真空断熱パネル11は、側面真空断熱パネル12〜15の上方に配置される。
第1側面真空断熱パネル12は、天面真空断熱パネル11よりも下方かつ底面真空断熱パネル16よりも上方であって、第3側面真空断熱パネル14に平行に位置する真空断熱パネルである。第1側面真空断熱パネル12は、水平面(XY平面)に対して垂直(ZX平面に平行)に配置される。また、第1側面真空断熱パネル12は、第2側面真空断熱パネル13と第4側面真空断熱パネル15に対して垂直に配置される。
第2側面真空断熱パネル13は、天面真空断熱パネル11よりも下方かつ底面真空断熱パネル16よりも上方であって、第4側面真空断熱パネル15に平行に位置する真空断熱パネルである。第2側面真空断熱パネル13は、水平面(XY平面)に対して垂直(YZ平面に平行)に配置される。また、第2側面真空断熱パネル13は、第1側面真空断熱パネル12及び第3側面真空断熱パネル14に対して垂直に配置される。
第3側面真空断熱パネル14は、天面真空断熱パネル11よりも下方かつ底面真空断熱パネル16よりも上方であって、第1側面真空断熱パネル12に平行に位置する断熱パネルである。第3側面真空断熱パネル14は、水平面(XY平面)に対して垂直(ZX平面に平行)に配置される。また、第3側面真空断熱パネル14は、第2側面真空断熱パネル13と第4側面真空断熱パネル15に対して垂直に配置される。
第4側面真空断熱パネル15は、天面真空断熱パネル11よりも下方かつ底面真空断熱パネル16よりも上方であって、第2側面真空断熱パネル13に平行に位置する真空断熱パネルである。第4側面真空断熱パネル15は、水平面(XY平面)に対して垂直(YZ平面に平行)に配置される。また、第4側面真空断熱パネル15は、第1側面真空断熱パネル12及び第3側面真空断熱パネル14に対して垂直に配置される。
底面真空断熱パネル16は、底面側(Z方向マイナス側)に位置する真空断熱パネルであり、水平面(XY平面)に対して平行に配置される。また、底面真空断熱パネル16は、側面真空断熱パネル12〜15の下方に配置される。
(真空断熱パネルの内部構造)
次に、各真空断熱パネル11〜16の構造について説明する。図4は、各真空断熱パネル11〜16を示す断面図である。
図4に示すように、各真空断熱パネル11〜16は、それぞれ真空断熱材41から構成されている。この場合、各真空断熱パネル11〜16は、真空断熱材41のみから構成されていても良く、ポリウレタン発泡体およびポリスチレン発泡体等の発泡断熱材を含まない。
この真空断熱材41は、芯材41aと、芯材41aを包むように設けられたガスバリア性を有する外装材41bとから構成されており、外装材41b内を減圧して得られる断熱材である。真空断熱材41の芯材41aと外装材41bとは、いずれもその全体にわたって電波透過性を有する。
真空断熱材41は、断熱空間20側(図4の下方側)の面41cと、断熱空間20(図4の上方側)の反対側に位置する面41dとを有している。真空断熱材41においては、外装材41bが最も外面側に位置している。したがって、外装材41bのうち断熱空間20側の面41cは、断熱空間20に対して直接向けられている。また、外装材41bのうち、断熱空間20の反対側の面41dは、断熱容器10の外部に直接向けられている。なお、これに限らず、外装材41bの面41c、41dに、例えば図示しない保護材が設けられていても良い。さらに、外装材41bのうち面41c、41dに垂直な面41eは、他の真空断熱パネル11〜16の外装材41bに接触するか、又は、真空断熱パネル11〜16から外方に露出する。このように、真空断熱パネル11〜16は、その外装材41b同士が接触することによって互いに密着しているので、断熱空間20の断熱性がより高められている。
芯材41aは、全体として略直方体形状を有している。芯材41aとしては、金属を含まず電波透過性を有するもの、例えば、ヒュームドシリカ等のシリカ粒子系断熱材を含んでいてもよい。ヒュームドシリカは、四塩化ケイ素(SiCl)等のケイ素塩化物を高温加水分解することにより生成されるヒュームド酸化物である。芯材41aとしてヒュームドシリカを用いることにより、芯材41aの角部を略直角状に形成することができる。このため、真空断熱パネル11〜16同士の密着性をより高めることができる。例えば、芯材41aの辺の断面における曲率半径の最大値を5mm以下とすることかできる。なお、芯材41aの角部の曲率半径とは、芯材41aの辺に垂直な平面における当該辺の曲率半径をいう。また、ヒュームドシリカ自体が気体を吸着するゲッター材(吸着材)として作用するため、長期間に渡って真空断熱材41の性能劣化を抑えることができる。
芯材41aの厚みT2は、例えば10mm以上100mm以下とすることが好ましく、20mm以上50mm以下とすることがより好ましい。なお、芯材41aの厚みT2とは、真空断熱パネル11〜16の主たる面に対して垂直な方向における、芯材41aの厚みをいう。芯材41aの厚みT2を10mm以上とすることにより、真空断熱パネル11〜16の断熱性を保持することができる。芯材41aの厚みT2を100mm以下とすることにより、断熱空間20の大きさを確保することができる。
外装材41bは、芯材41aの周囲を覆う部材であり、電波透過性を有するものが用いられる。この外装材41bは、略直方体形状の芯材41aの6つの面全体を覆っている。外装材41bとしては、芯材41a側から熱溶着層、ガスバリア層が順に積層された可撓性を有するシートを使用してもよい。ガスバリア層としては、全体にわたって金属を含まないもの(非金属製ガスバリア層)が用いられる。ガスバリア層(非金属製ガスバリア層)としては、エチレンビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)層等の樹脂シートの片面に無機蒸着層を形成した蒸着シート等が挙げられる。無機蒸着層としては、例えば、SiO又はAlOのいずれか、または両方を含むものを用いても良い。これにより、外装材41bのガスバリア性を確保しつつ、外装材41bが電波を透過させることができる。
外装材41bがEVOH層を含む場合、外装材41bの耐屈曲性を良好にすることができる。このため、直角状に形成された芯材41aの角部の形状にあわせて外装材41bを略直角状に屈曲することができ、真空断熱パネル11〜16の角部を直角に近づけることができる。このように真空断熱パネル11〜16の角部を直角に近づけることにより、真空断熱パネル11〜16同士の気密性をさらに向上することができる。また、真空断熱パネル11〜16が全体として金属を含まないことにより、ヒートブリッジを抑制し、全体的な断熱性能の低下を抑制することができる。さらに、真空断熱パネル11〜16によって電波の透過が阻害されないようにすることができる。
外装材41bの厚みT3は、例えば30μm以上250μm以下とすることが好ましく、70μm以上150μm以下とすることがより好ましい。なお、外装材41bの厚みT3とは、真空断熱パネル11〜16の主たる面に対して垂直な方向における、外装材41bの厚みをいう。外装材41bの厚みT3を30μm以上とすることにより、外装材41bによるガスバリア性を保持するとともに、耐衝撃性を確保することができる。外装材41bの厚みT3を250μm以下とすることにより、外装材41bの耐屈曲性を良好にすることができる。
真空断熱材41の外装材41bは、可視光を透過しないことが好ましい。これにより、可視光の照射により芯材41aが劣化することを抑えることができる。また外装材41bの表面(芯材41aの反対側を向く面)に発泡層又は微小な空隙を有する層が形成されていてもよい。外装材41bの表面に発泡層又は微小な空隙を有する層が設けられていることにより、保冷剤28が外装材41bに当たった際の耐衝撃性を高めることができ、外装材41b、特にガスバリア層へのダメージを軽減することができる。また外装材41bに包まれた芯材41aを外部から視認できないようにし、白色等の清潔感のある外観を呈することができる。このような白色等に着色された発泡層としては、酸化チタン等の色顔料を樹脂中に含ませたものを用いることができる。また、白色等に着色された微小な空隙を有する層としては、フィラーをベースとなるポリプロピレン等の樹脂中に分散させ、延伸の際に生じたフィラーとポリプロピレン等の樹脂との界面に生じた空隙を利用して光を反射させたものを用いることができる。
なお、外装材41bは、耳部42においてシールされている。耳部42は、外装材41bの面41eに設けられている。この場合、耳部42は、断熱空間20の反対側(外側)に向けて折り曲げられている。これにより、耳部42を伝わって熱を断熱空間20の外部へ逃がしやすくすることができる。なお、図示していないが、耳部42は、断熱空間20の反対側に位置する面41dに設けられていても良い。
(本実施の形態の作用)
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、図5に示すように、側面真空断熱パネル12〜15と底面真空断熱パネル16とを箱状に組み立て、その内部にICタグ付き内容物25を収容する。このICタグ付き内容物25は、その外面にICタグ26を有している。
ICタグ26は、非接触ICタグ、RFID(Radio Frequency Identification)タグ、RFタグ等とも呼ばれ、ICチップと無線アンテナを樹脂やガラス等で封止してタグ状に形成した超小型の通信端末である。ICタグ26は、ICチップに所定の情報を記録して対象物にタグを取り付け、記録した情報を無線通信により読取装置35側で読み取ることにより、ICチップに記録された情報を認識、表示するものである。またICタグ26は、電源を内蔵した能動型(アクティブタイプ)のものと電源を内蔵しない受動型(パッシブタイプ)のものとが存在するが、パッシブタイプのものを用いることが好ましい。また、ICタグ26は、使用する交信周波数によって、135kHzや13.56MHzの周波数帯を使用する電磁誘導方式であっても良く、UHF(900MHz)帯や2.45GHz等の周波数帯を使用する電波方式であっても良い。なお、ICタグ26は、ICタグ付き内容物25の内部に位置していても良い。
箱状の側面真空断熱パネル12〜15及び底面真空断熱パネル16にICタグ付き内容物25を収容した後、天面真空断熱パネル11を側面真空断熱パネル12〜15上に取り付けて密閉する。このようにして、真空断熱パネル11〜16を有する断熱容器10と、断熱容器10に収容されたICタグ付き内容物25とを備えた内容物入り断熱容器30が得られる。本実施の形態において、このような内容物入り断熱容器30も提供する。
続いて、ICタグ付き内容物25のICタグ26に保存された情報を、リーダ・ライタ等の読取装置35を用いて読み取る。読取装置35は、電波透過性をもつ真空断熱パネル11〜16に対向する位置のいずれに配置されても良い。この場合、電波が真空断熱パネル11〜16を透過するため、ICタグ26と読取装置35との間で無線通信が行われ(図5の矢印C1、C2、C3参照)、読取装置35がICタグ26のICチップに記録されたデータを認識することができる。
また、真空断熱パネル11〜16は、アルミ蒸着層等の金属を用いることなく、いずれもその全体にわたって電波透過性を有する。このため、断熱容器10内に複数のICタグ付き内容物25が収容されている場合にも、読取装置35によってICタグ付き内容物25の個数等の情報を正確に認識することができる。
このように本実施の形態による断熱容器10においては、真空断熱材41が断熱空間20の全体を取り囲んでいる。この断熱容器10を構成する複数の真空断熱パネル11〜16は、それぞれ芯材41aと芯材41aを包む外装材41bとを含み、芯材41aと外装材41bとが電波透過性を有する。また、複数の真空断熱パネル11〜16は、外装材41b同士が接触することにより互いに密着している。これにより、真空断熱パネル11〜16によって断熱空間20の断熱性、遮熱性、及び気密性を維持しつつ、所定波長の電波を透過させて、断熱容器10の内部と外部とで非接触通信することが可能となる。例えば、断熱容器10の内部に配置されたICタグ26の情報を断熱容器10の外部から直接読み取ることが可能となる。
とりわけ、図6に示すように、真空断熱パネル11〜16はいずれも電波透過性を有し、あらゆる方向からの電波を透過可能となっている。これにより、ICタグ付き内容物25の配置や個数、読取装置35の位置や向き等によらず、ICタグ26のICチップに記録されたデータを正確に認識することができる。
また、本実施の形態によれば、真空断熱パネル11〜16の外装材41bと、他の真空断熱パネル11〜16の外装材41bとが接触することにより、真空断熱パネル11〜16同士が互いに密着している。すなわち、真空断熱パネル11〜16の外縁には発泡性材料等が設けられておらず、真空断熱パネル11〜16の全体が真空断熱材41から構成されている。このように真空断熱パネル11〜16の周囲から見て、真空断熱材41が存在しない領域が実質的に存在しないため、断熱空間20の断熱性をより高めることができる。
(変形例)
次に、図7を参照して、断熱容器の変形例について説明する。図7は、断熱容器の変形例を示す図である。図7において、図1乃至図5に示す形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
上述した実施の形態において、真空断熱パネル11〜16は、その外装材41b同士が接触することにより互いに密着している例を示した。しかしながら、これに限らず、図7に示すように、真空断熱パネル11〜16同士の間に隙間Gが形成されていても良い。この隙間Gの幅W1は、読取装置35によるICタグ26の読み取りに影響を生じない程度の幅である。具体的には、幅W1は、隙間Gに隣接する真空断熱パネル11〜16の厚みT4(隙間Gに面する部分における真空断熱パネル11〜16の厚み)の1/10以下であることが好ましい(W1≦1/10×T4)。これにより、仮に真空断熱パネル11〜16同士の隙間Gに電波の透過を阻害する物体が存在する場合でも、ICタグ26と読取装置35との間での無線通信を円滑に行うことができる。なお、全ての真空断熱パネル11〜16同士の間に隙間Gが形成されていなくても良い。例えば一部(2つ以上)の真空断熱パネル11〜16同士の間に隙間Gが形成され、他の一部(2つ以上)の真空断熱パネル11〜16同士は互いに密着していても良い。なお、外装材41b同士の間には、緩衝材43が存在していても良い(図7の仮想線参照)。
上記実施の形態および変形例に開示されている複数の構成要素を必要に応じて適宜組合せることも可能である。あるいは、上記実施の形態および変形例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
10 断熱容器
11 天面真空断熱パネル
12 第1側面真空断熱パネル
13 第2側面真空断熱パネル
14 第3側面真空断熱パネル
15 第4側面真空断熱パネル
16 底面真空断熱パネル
20 断熱空間
30 内容物入り断熱容器
41 真空断熱材
41a 芯材
41b 外装材

Claims (9)

  1. 断熱容器であって、
    断熱空間を形成する複数の真空断熱パネルを備え、
    前記断熱空間の全体が前記複数の真空断熱パネルによって取り囲まれ、
    前記複数の真空断熱パネルはそれぞれ、芯材と前記芯材を包む外装材とを含み、
    前記真空断熱パネルの前記芯材と前記外装材とが電波透過性を有し、
    前記複数の真空断熱パネルは、前記外装材同士が接触することにより互いに密着しているか、又は、前記外装材同士の間に隙間又は緩衝材が存在し、前記隙間又は前記緩衝材の幅は隣接する前記真空断熱パネルの厚みの1/10以下となっている、断熱容器。
  2. 前記複数の真空断熱パネルは、その外装材同士が接触することにより互いに密着している、請求項1に記載の断熱容器。
  3. 前記複数の真空断熱パネル同士の間には、隙間又は緩衝材が存在し、前記隙間又は前記緩衝材の幅は、前記隙間又は前記緩衝材に隣接する前記真空断熱パネルの厚みの1/10以下である、請求項1又は2に記載の断熱容器。
  4. 前記外装材は、前記断熱空間に直接向けられている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の断熱容器。
  5. 前記芯材は、ヒュームドシリカを含む、請求項1乃至4のいずれか一項記載の断熱容器。
  6. 前記外装材は、エチレンビニルアルコール共重合体樹脂の層を含む、請求項1乃至5のいずれか一項記載の断熱容器。
  7. 前記外装材は、SiO又はAlOのいずれか又は両方を含む無機蒸着層を有する、請求項1乃至6のいずれか一項記載の断熱容器。
  8. 前記外装材の表面に発泡層又は微小な空隙を有する層が形成されている、請求項1乃至7のいずれか一項記載の断熱容器。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項記載の断熱容器と、
    前記断熱容器に収容されたICタグ付き内容物と、を備えた、内容物入り断熱容器。
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