JP2021137085A - 組立玩具 - Google Patents

組立玩具 Download PDF

Info

Publication number
JP2021137085A
JP2021137085A JP2020034617A JP2020034617A JP2021137085A JP 2021137085 A JP2021137085 A JP 2021137085A JP 2020034617 A JP2020034617 A JP 2020034617A JP 2020034617 A JP2020034617 A JP 2020034617A JP 2021137085 A JP2021137085 A JP 2021137085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor plate
plate member
wall surface
surface member
assembled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020034617A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6831028B1 (ja
Inventor
将一郎 岩木
Shoichiro Iwaki
将一郎 岩木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bandai Co Ltd
Original Assignee
Bandai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bandai Co Ltd filed Critical Bandai Co Ltd
Priority to JP2020034617A priority Critical patent/JP6831028B1/ja
Priority to JP2021011247A priority patent/JP2021137559A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6831028B1 publication Critical patent/JP6831028B1/ja
Priority to CN202110219441.0A priority patent/CN112973151B/zh
Publication of JP2021137085A publication Critical patent/JP2021137085A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H33/00Other toys
    • A63H33/04Building blocks, strips, or similar building parts
    • A63H33/06Building blocks, strips, or similar building parts to be assembled without the use of additional elements
    • A63H33/08Building blocks, strips, or similar building parts to be assembled without the use of additional elements provided with complementary holes, grooves, or protuberances, e.g. dovetails

Landscapes

  • Toys (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)

Abstract

【課題】組立て時の確実な連結且つ分解が容易な組立玩具を提供する。【解決手段】所定の厚みを有する壁面部材2と、壁面部材に対し該壁面部材に交差する方向から着脱可能で所定の厚みを有する床板部材3と、を備える組立玩具であって、壁面部材と床板部材のいずれか一方に床板部材の厚み方向の幅を有して設けられた板片状の被挟持部11と、壁面部材と床板部材のいずれか他方に床板部材の厚み方向の幅を有して設けられ被挟持部を着脱可能に挟持する板片状の挟持部と、を有する結合係止部10と、壁面部材と床板部材のいずれか一方に設けられた凸部21と、壁面部材と床板部材のいずれか他方に設けられ凸部が挿入可能な凹部と、を有する凹凸保持部20と、を備え、壁面部材と床板部材は、結合係止部の挟持及び凹凸保持部の凹凸係合により着脱可能に結合される。【選択図】図8

Description

本発明は、組立玩具に関する。
従来、玩具には、ブロック部品や所定の構造物を組立てたり、また、分解して組立て直したり、分解して収納したりするものがある。この種の玩具やその他ブロック組立て物品においては、組立て部品の結合・分解が容易で且つ結合が確実であることが重要である。この結合・分解が容易な構造として部品同士を嵌め合わせる構造のものがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載された構造においては、例えば、住宅模型のブロック組合せの構造において、屋根や柱、その他区画部分の部品を、嵌合凹溝と嵌合凸条や嵌合凸部とを嵌め合わせることで各部品同士を連結・分解可能にする構造が開示されている。
実開昭61−68280号公報
特許文献1においては、嵌合凹溝と嵌合凸条との嵌合連結では、その連結強度は、嵌合凹溝と嵌合凸条の寸法精度に依存する。すなわち、凹凸嵌合では、寸法精度によって連結強度や分解しやすさが決定されることから、高い寸法精度が必要である。特に、合成樹脂にて部品を製造するときには、使用樹脂の性質や特性を考慮して寸法設定や金型製造寸法の調整をしなければならないために、寸法調整が極めて難しいと云う課題があった。
また、一般に、組立玩具において、例えば、壁部品の壁面に水平部品を連結し、その水平部品の上に他の物品を乗せて遊ぶような構造物においては、水平部品の連結が強固である必要があると共に分解も容易にできる構造が望まれている。
本発明は、組立て時の確実な結合ができ且つ分解が容易な組立玩具を提供することを目的とする。
本発明に係る組立玩具は、壁面部材と、前記壁面部材に対し該壁面部材に交差する方向から着脱可能な床板部材と、を備える組立玩具であって、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか一方に設けられた板片状の被挟持部と、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか他方に設けられ前記被挟持部を着脱可能に挟持する板片状の挟持部と、を有する結合係止部と、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか一方に設けられた凸部と、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか他方に設けられ前記凸部が挿入可能な凹部と、を有する凹凸保持部と、を備え、前記壁面部材と前記床板部材は、前記結合係止部の挟持により着脱可能に結合される。
また、本発明に係る組立玩具は、前記壁面部材は所定の厚みを有し、前記床板部材は前記方向に延び且つ所定の厚みを有し、前記被挟持部は前記床板部材の厚み方向の幅を有し、前記挟持部は前記床板部材の厚み方向の幅を有し、前記壁面部材と前記床板部材は、前記結合係止部の挟持及び前記凹凸保持部の凹凸係合により着脱可能に結合されるようにしてもよい。
また、本発明に係る組立玩具においては、前記結合係止部と前記凹凸保持部は隣接して設けられているようにしてもよい。
また、本発明に係る組立玩具においては、前記挟持部は、一対の板片状の弾性片が対面して奥広がりの挿入空間を形成しており、前記被挟持部は、前記挿入空間内に着脱可能で先端部が肉厚に構成されているようにしてもよい。
また、本発明に係る組立玩具においては、前記一対の弾性片は、窪み部内に設けられ、 前記一対の弾性片の先端は、前記窪み部から突出しないように設けられているようにしてもよい。
また、本発明に係る組立玩具においては、前記一対の弾性片は、開口を挟んで形成されているようにしてもよい。
また、本発明に係る組立玩具においては、前記被挟持部若しくは前記挟持部は、前記凹凸保持部の凸部と同じ側に形成され、且つ前記凸部の突出高さと同等若しくは低く形成されているようにしてもよい。
また、本発明に係る組立玩具においては、前記凹凸保持部の前記凸部と前記凹部の組み合わせ形状が、台形に形成されているようにしてもよい。
また、本発明に係る組立玩具においては、前記床板部材と当該床板部材が結合される前記壁面部材の領域には、複数の前記結合係止部が設けられ、且つ、隣り合う2つの前記結合係止部の間に前記凹凸保持部が1つ設けられているようにしてもよい。
本発明によれば、組立て時の確実な結合が可能で且つ分解が容易な組立玩具を提供することができる。
本発明の一実施形態である組立玩具の外観を示す一部破断斜視図である。 図1に示す組立玩具の壁面部材の組立て状態の平面図である。 図1に示す組立玩具の床板部材の平面図である。 図3に示す床板部材の要部を拡大した斜視図である。 図3に示す床板部材の要部を拡大した平面図である。 図2に示す壁面部材の要部を拡大した斜視図である。 図2に示す壁面部材の厚み方向の要部断面図である。 壁面部材と床板部材の結合操作を示す概略説明図である。 壁面部材と床板部材の結合状態を示す概略断面図である。 本発明の変形例を示す要部斜視図である。 図10に示す変形例における壁面部材と床板部材の結合状態を示す概略断面図である。
以下、本発明の一実施形態である組立玩具について、図面を参照して説明する。
図1は、組立玩具の外観を示す一部を破断した斜視図であり、図2は壁面部材2を示す平面図であり、図3は、床板部材3を示す平面図である。
組立玩具1は、その一例として図1に示すように、所定の厚みを有した合成樹脂製であり、例えば垂直に置けるように左右の両端が若干屈曲した形状の壁面部材2と、この壁面部材2に対し直交方向に連結され、また、直交方向に離脱可能な床板部材3と、を備える。この組立玩具1としての使用形態は、例えば、床板部材3上に、ビークル模型やその他の模型を載置して遊ぶことができるビークル模型基地として使用できる。
床板部材3は、図1に示す如く壁面部材2の高さ方向の、例えば中段に取付けた構成とする他に、壁面部材2の下端側や上端側にも、後述するように取付け自在に構成されている。また、床板部材3の自由端側(壁面部材2に結合された側とは反対側)には、図示しない傾斜台等を連結できる構造を備えている。したがって、床板部材3上のビークル模型を、傾斜台を使って降ろしたり、また、傾斜台を登らせたりして遊ぶことができる。
壁面部材2は、図2に示すように、前掲の如く、例えば両端が前方(以下、床板部材3を取付ける側を「前方」とする)に適宜角度にて屈曲した構造となっている。この屈曲構造によれば、垂直に立てるときに自立でき好都合である。また、床板部材3を取付ける連結構造は、壁面部材2の前方の上下端部分及び中央部分に設けられている。
連結構造は、結合係止部10及び凹凸保持部20の二つの異なった構成を備えている。なお、結合係止部10は、壁面部材2に設けられた挟持部12(図2参照)と床板部材3に設けられた被挟持部11(図3参照)とにより構成される。また、凹凸保持部20は、壁面部材2に設けられた凹部22(図2参照)と床板部材3に設けられた凸部21(図3参照)とにより構成される。
そして、例えば、図2に示すように、壁面部材2には、床板部材3に設けられ被挟持部11を挟み込むことができる挟持部12と、床板部材3に設けられ凸部21の挿入を許容する凹部22と、が隣接して交互に設けられている。
なお、壁面部材2は、図示では一枚板のように示しているが、例えば、左右中央の分割線1cの部分にて分解結合が自在であり、さらには、左右両端部に他の壁面部材等を結合することが可能である。
床板部材3は、図3に示すように、例えば、中央床板3a、左側床板3b及び右側床板3cの三部材にて構成されている。そして、各床板の一端側には、壁面部材2に連結する前掲の連結構造が設けられている。すなわち、壁面部材2の挟持部12に連結可能な被挟持部11と、壁面部材2の凹部22に挿入・係合可能な凸部21と、が床板部材3の一端部3tに交互に並んで設けられている。
以下、図4及び図5を参照して床板部材3の連結構造について説明する。なお、図4は床板部材3の一端部3tを拡大した斜視図であり、図5は床板部材3の一端部3tを拡大した平面図である。
床板部材3の被挟持部11は、図4及び図5に示すように、一端部3tから外側に向って延出された構成となっている。より詳細には、被挟持部11は、床板部材3の厚みと略同等の幅W1を有する板片状の部材である。また、被挟持部11は、突出基部11bの肉厚t1に比べて厚肉に(図4で指示されている先端部11eの幅t2がt2>t1となるように)形成された先端部11eが形成されている。また、被挟持部11に隣接して設けられた凸部21は、例えば台形状に構成されている。この凸部21の突出高さH2は、被挟持部11の突出高さH1と同等かそれ以上の高さを有している。
以下、図6及び図7を参照して説明する。なお、図6は、壁面部材2の要部を拡大した斜視図であり、図7は壁面部材2の厚み方向の要部断面図である。
壁面部材2の挟持部12は、図6及び図7に示すように、一対の板片状の弾性片12p,12pが窪み部5の内側に設けられている。この一対の弾性片12p,12pは、窪み部5の底部から開口側に向って平行に延出されている。そして、一対の弾性片12p,12pは、先端部が互いに向き合った側に突出する張出先端部12e,12eを備えている。したがって、挟持部12は、窪み部5の開口側から見て、奥広がりの挿入空間12spが形成されている。この奥広がりの挿入空間12spに先端が肉厚な被挟持部11が挿入されることで、被挟持部11は挟持部12に係止される。
また、一対の弾性片12p,12pの突出高さH3は、窪み部5の深さH4と同等かそれよりも小さく構成されている。すなわち、一対の弾性片12p,12pは、窪み部5から、その先端が突出しないように設けられている。
また、一対の弾性片12p,12pは、図7に示すように、壁面部材2の裏面側に貫通した開口12hを挟んで形成されている。この開口12hを挟む位置に一対の弾性片12p,12pが形成される構造は、弾性片12pを成形金型にて射出成形するときに、この開口12hの構造を利用して、樹脂射出後において型の無理抜きをすること無く張出先端部12eを容易に形成することができる。よって、成形金型を複雑化することなく、弾性片12pの張出先端部12eを大きく張出すことが可能となる。
また、壁面部材2の凹部22は、挟持部12に隣接して台形凹状に形成され、床板部材3の凸部21が挿入係合される。
以下、図8及び図9を参照して説明する。なお、図8は、壁面部材2と床板部材3の結合操作を示す概略説明図であり、図9は、壁面部材2と床板部材3の結合状態を示す概略断面図である。
前掲のように構成された連結構造においては、例えば、図8に示すように、床板部材3の被挟持部11を壁面部材2の挟持部12に押し込むように操作する。
このときの左右の位置決めは、目視によるが、凸部21と凹部22との位置関係が大まかな目安になり、押込み操作初期の段階においては、凸部21の傾斜面21sと凹部22の傾斜面22sとは、その接触により左右方向のガイド機能を有する。
また、両部材を押し込むときは、被挟持部11の先端部11eが弾性片12p,12pの張出先端部12e,12e間を押し広げるようにして挿入空間12spに入る。この結合係止部10の係止状態は、図9に示すように、一対の弾性片12p,12pの張出先端部12eと被挟持部11の先端部11eとの引っ掛かりにより維持される。この引っ掛かり状態は、床板部材3の厚み方向の幅W2を有して行われている。より詳細には、被挟持部11と挟持部12の引っ掛かり状態は、床板部材3の略厚みの幅を持った線接触で、言い換えると、抜け方向と直交する方向の長さを有する線接触である。これにより、結合係止部10は、確実な係止を行うことができる。
また、床板部材3の複数の凸部21は、凹部22に嵌入した凹凸係合している。このことから、床板部材3に対してその厚み方向の外力Fが床板部材3の床表面3sに作用した場合でも、凹凸係合の壁面同士が接することができ、大きな外力Fが働いても、床板部材3は、その連結角度を維持するべく充分耐え得ることができる。
また、壁面部材2には、床板部材3の表裏面に接近した位置に、例えば、台形状の補助リブ2b(図9参照)が設けられており、床板部材3を補助的に支えることが可能になっている。
このように、壁面部材2と床板部材3は、結合係止部10の挟持により確実に係止され、凹凸保持部20の凹凸係合により補強されて着脱可能に結合される。
本実施形態の壁面部材2及び床板部材3は、合成樹脂で有れば特に制限するものではないが、例えば、メチルメタクリレート・アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(MABS)やポリカーボネート(PC)により形成することができる。
図10及び図11を参照して上記実施形態の変形例を説明する。
図10は、変形例における被挟持部11を示す斜視図であり、図11は、図10に示す変形例における壁面部材2と床板部材3の結合状態を示す概略断面である。
本変形例の床板部材3の被挟持部11は、図10に示すように、突出基部11b及び先端部11eについては、図4に示した構成と同じであるが、突出基部11b及び先端部11eの一端側(図中においては上側)には、床板部材3の床表面3sと面一の略半円状の補強片部11uが設けられている。すなわち、補強片部11uが突出基部11b及び先端部11eと直交して設けられていることで、被挟持部11の強度は、強化されている。
このように構成された被挟持部11が挟持部12に係止された状態は、図11に示すように、図9に示した場合と同様に、一対の弾性片12p,12pの張出先端部12eと被挟持部11の先端部11eとが引っ掛かるようになっているが、これに加えて、補強片部11uの上端面11usが窪み部5の内面5wに対面した状態となっている。したがって、床板部材3の床表面3sに、例えば、床板部材3の厚み方向の外力Fが加わったときには、上端面11usが内面5wに当ることができる。これにより、係止状態の維持がより確実になる。
以上述べたように、本実施形態の組立玩具1によれば、壁面部材2と床板部材3は、結合係止部10の挟持及び凹凸保持部20の凹凸係合により結合されるので、結合係止部10によって、両部材の係止状態を維持でき、且つ、結合係止部10の係止部分が床板部材3の厚み方向の幅を有していることで、係止部分の係合幅を大きくできる。この結果、係合力を大きくすることに寄与できる。更に、凹凸保持部20の凹凸係合により凹凸の壁面同士の接触が可能になり、例えば、床板部材3上に他の玩具等を載置したときに、壁面部材2に対して床板部材3の交差角度を維持する強度が向上する。
このように、従来の凹凸嵌合の結合力に依存する連結構造では凹凸の成型精度が高くなければ結合強度が高くできなかったが、本実施形態では、結合する両部材の係止状態の維持は、弾性力を有する結合係止部10にて行われるので、凹凸嵌合部分の成形精度を高めなくても結合強度を確保が可能となる。
また、本実施形態の組立玩具1では、結合係止部10と凹凸保持部20は隣接して交互に設けられているので、壁面部材2と床板部材3の抜け方向(壁面部材厚み方向)の係止力と、壁面部材2と床板部材3の連結角度(両部材の交差角度)の維持力とを連結部の全域に均等にできる。また、凹凸保持部20の凹凸位置関係により、組み立て時の取り付け位置の目印になり、組み立て性を向上できる。
また、本実施形態の組立玩具1では、挟持部12は、一対の板片状の弾性片12p,12pが対面して奥広がりの挿入空間12spを形成し、被挟持部11は、挿入空間12spに挿入係合可能な板片状の部材にて構成されているので、被挟持部11と挟持部12の係合は、抜け方向の力の向きに対して直交する方向に所定幅を持って弾性的に係合する。この結果、結合係止部10の係止機能を高めることができる。
また、本実施形態の組立玩具1では、一対の弾性片12p,12pは、窪み部5内に設けられ、弾性片12p,12pの先端が窪み部5から突出しないように設けられているので、弾性片12p,12pは、保護され損傷や破損しにくい。
また、本実施形態の組立玩具1では、一対の弾性片12p,12pは、開口12hを挟んで形成されているので、弾性片12pの先端の張出先端部12eを、金型構造を複雑化することなく張り出し量を大きくすることができる。この結果、被挟持部11に対する弾性片12pの引っ掛かり量を大きくでき、係止力を大きくすることが容易である。
また、本実施形態の組立玩具1では、被挟持部11は、凸部21と同じ側に形成され、且つ凸部21の突出高さH2と同等若しくは低く形成されている。これにより、被挟持部11は損傷や破損がしにくい。
また、本実施形態の組立玩具1では、凹凸保持部20の凸部21と凹部22の組み合わせ形状が、台形に形成されているので、壁面部材2と床板部材3を組み合わせる際に、視認性がよく取り付けの組み合わせ位置を特定しやすい。また、凸部21と凹部22の台形の傾斜面21s,22sは、連結操作の際に位置合わせのガイド機能を持たせることができ、組付け容易性を高めることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はその技術思想の範囲で適宜変更することができる。例えば、上記実施形態においては、結合係止部10の構造については、壁面部材2に挟持部12を設け床板部材3に被挟持部11を設けた構成としたが、逆に、壁面部材2に被挟持部11を設け床板部材3に挟持部12を設ける構成であっても良い。
また、凹凸保持部20の構造について、上記実施形態においては、壁面部材2に凹部22を設ける一方、床板部材3に凸部21を設けた構成としたが、逆に、壁面部材2に凸部21を設け、床板部材3に凹部22を設ける構成でも良い。
また、上記実施形態においては、床板部材3の表裏面に対面するリブ構造として、壁面部材2に台形状の補助リブ2bを設けた構成としたが、これに限らず、例えば、床板部材3の一端部3tの上下縁部に対面する壁面部材2の接触部分を段差構造としも良い。また、壁面部材2の図柄や凹凸構造を利用して床板部材3の表裏面に対面するリブ構造としても良い。
また、上記実施形態においては、挟持部12が壁面部材2の窪み部5内に形成されたが、挟持部12が床板部材3側に設けられる場合は、この窪み部は、一端部3tに窪み部5を形成した構成でもよいが、挟持部12を凸部21間に設ける構造であっても良い。
1 組立玩具
2 壁面部材
3 床板部材
5 窪み部
10 結合係止部
11 被挟持部
12 挟持部
12h 開口
12p 弾性片
12sp 挿入空間
20 凹凸保持部
21 凸部
22 凹部

本発明に係る組立玩具は、壁面部材と、前記壁面部材に対し該壁面部材に交差する方向から着脱可能な床板部材と、を備える組立玩具であって、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか一方に設けられた板片状の被挟持部と、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか他方に設けられ前記被挟持部を着脱可能に挟持する板片状の挟持部と、を有する結合係止部と、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか一方に設けられた凸部と、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか他方に設けられ前記凸部が挿入可能な凹部と、を有する凹凸保持部と、を備え、前記壁面部材と前記床板部材は、前記結合係止部の挟持により着脱可能に結合される。また、本発明に係る組立玩具は、壁面部材と、前記壁面部材に対し該壁面部材に交差する方向から着脱可能な床板部材と、を備える組立玩具であって、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか一方に設けられた板片状の被挟持部と、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか他方に設けられ前記被挟持部を着脱可能に挟持する板片状の挟持部と、を有する結合係止部と、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか一方に設けられた凸部と、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか他方に設けられ前記凸部が挿入可能な凹部と、を有する凹凸保持部と、を備え、前記壁面部材と前記床板部材は、前記結合係止部の挟持により着脱可能に結合され、前記挟持部は、一対の板片状の弾性片が対面して奥広がりの挿入空間を形成しており、前記一対の弾性片は、窪み部内に設けられ、当該一対の弾性片の先端は、前記窪み部から突出しないように設けられており、前記被挟持部は、前記挿入空間内に着脱可能で先端部が肉厚に構成されている。

Claims (9)

  1. 壁面部材と、
    前記壁面部材に対し該壁面部材に交差する方向から着脱可能な床板部材と、
    を備える組立玩具であって、
    前記壁面部材と前記床板部材のいずれか一方に設けられた板片状の被挟持部と、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか他方に設けられ前記被挟持部を着脱可能に挟持する板片状の挟持部と、を有する結合係止部と、
    前記壁面部材と前記床板部材のいずれか一方に設けられた凸部と、前記壁面部材と前記床板部材のいずれか他方に設けられ前記凸部が挿入可能な凹部と、を有する凹凸保持部と、を備え、
    前記壁面部材と前記床板部材は、前記結合係止部の挟持により着脱可能に結合される、
    組立玩具。
  2. 請求項1記載の組立玩具であって、
    前記壁面部材は所定の厚みを有し、
    前記床板部材は前記方向に延び且つ所定の厚みを有し、
    前記被挟持部は前記床板部材の厚み方向の幅を有し、
    前記挟持部は前記床板部材の厚み方向の幅を有し、、
    前記壁面部材と前記床板部材は、前記結合係止部の挟持及び前記凹凸保持部の凹凸係合により着脱可能に結合される、
    組立玩具。
  3. 請求項1又は2に記載の組立玩具であって、
    前記結合係止部と前記凹凸保持部は隣接して設けられている、
    組立玩具。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の組立玩具であって、
    前記挟持部は、一対の板片状の弾性片が対面して奥広がりの挿入空間を形成しており、
    前記被挟持部は、前記挿入空間内に着脱可能で先端部が肉厚に構成されている、
    組立玩具。
  5. 請求項4に記載の組立玩具であって、
    前記一対の弾性片は、窪み部内に設けられ、
    前記一対の弾性片の先端は、前記窪み部から突出しないように設けられている、
    組立玩具。
  6. 請求項4又は5に記載の組立玩具であって、
    前記一対の弾性片は、開口を挟んで形成されている、
    組立玩具。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の組立玩具であって、
    前記被挟持部若しくは前記挟持部は、前記凹凸保持部の凸部と同じ側に形成され、且つ前記凸部の突出高さと同等若しくは低く形成されている、
    組立玩具。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の組立玩具であって、
    前記凹凸保持部の前記凸部と前記凹部の組み合わせ形状が、台形に形成されている、
    組立玩具。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の組立玩具であって、
    前記床板部材と当該床板部材が結合される前記壁面部材の領域には、複数の前記結合係止部が設けられ、且つ、隣り合う2つの前記結合係止部の間に前記凹凸保持部が1つ設けられている組立玩具。
JP2020034617A 2020-03-02 2020-03-02 組立玩具 Active JP6831028B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020034617A JP6831028B1 (ja) 2020-03-02 2020-03-02 組立玩具
JP2021011247A JP2021137559A (ja) 2020-03-02 2021-01-27 組立玩具
CN202110219441.0A CN112973151B (zh) 2020-03-02 2021-02-26 组装玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020034617A JP6831028B1 (ja) 2020-03-02 2020-03-02 組立玩具

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021011247A Division JP2021137559A (ja) 2020-03-02 2021-01-27 組立玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6831028B1 JP6831028B1 (ja) 2021-02-17
JP2021137085A true JP2021137085A (ja) 2021-09-16

Family

ID=74562479

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020034617A Active JP6831028B1 (ja) 2020-03-02 2020-03-02 組立玩具
JP2021011247A Pending JP2021137559A (ja) 2020-03-02 2021-01-27 組立玩具

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021011247A Pending JP2021137559A (ja) 2020-03-02 2021-01-27 組立玩具

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP6831028B1 (ja)
CN (1) CN112973151B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023027017A1 (ja) 2021-08-25 2023-03-02 株式会社ニコン 撮像素子および撮像装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006346206A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Konami Digital Entertainment:Kk 玩具用組立ユニット及び形態変形玩具
KR20120094188A (ko) * 2011-02-16 2012-08-24 이규휘 유아용 블록완구
JP2014516728A (ja) * 2011-06-10 2014-07-17 キン リン,チー ビルディングブロック
WO2015141439A1 (ja) * 2014-03-18 2015-09-24 伸栄工業株式会社 組立構造体
JP3224463U (ja) * 2019-10-08 2019-12-19 二寶國際有限公司 組立て玩具

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3149360B2 (ja) * 1996-05-14 2001-03-26 株式会社タカラ 円板の発射玩具
US6604977B2 (en) * 2000-05-16 2003-08-12 Tomy Company, Ltd. Wobbling toy and wobbling toy set
JP3686574B2 (ja) * 2000-05-16 2005-08-24 株式会社トミー 遊動玩具
JP3663337B2 (ja) * 2000-05-16 2005-06-22 株式会社トミー 遊動玩具
WO2007135800A1 (ja) * 2006-05-24 2007-11-29 Yoshiritsu Kabushiki Kaisha 組立てブロック
JP2013176666A (ja) * 2013-06-19 2013-09-09 Bandai Co Ltd パーツ供給品
JP5661873B1 (ja) * 2013-07-12 2015-01-28 株式会社バンダイ 模型キット
JP6397076B1 (ja) * 2017-03-27 2018-09-26 株式会社バンダイ 組み立て式玩具
JP6526766B2 (ja) * 2017-10-17 2019-06-05 株式会社タカラトミー 玩具の部品取外し構造
JP2018183679A (ja) * 2018-08-30 2018-11-22 株式会社バンダイ 組み立て式玩具

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006346206A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Konami Digital Entertainment:Kk 玩具用組立ユニット及び形態変形玩具
KR20120094188A (ko) * 2011-02-16 2012-08-24 이규휘 유아용 블록완구
JP2014516728A (ja) * 2011-06-10 2014-07-17 キン リン,チー ビルディングブロック
WO2015141439A1 (ja) * 2014-03-18 2015-09-24 伸栄工業株式会社 組立構造体
JP3224463U (ja) * 2019-10-08 2019-12-19 二寶國際有限公司 組立て玩具

Also Published As

Publication number Publication date
JP6831028B1 (ja) 2021-02-17
CN112973151B (zh) 2022-12-16
CN112973151A (zh) 2021-06-18
JP2021137559A (ja) 2021-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI599516B (zh) Adjustable size of the modular pallet
KR101699169B1 (ko) 사이즈 조절이 가능한 조립형 팔레트
JP2012531230A (ja) 引出し
US20110232538A1 (en) Assembly of Pallet Component and Fasteners
JP6831028B1 (ja) 組立玩具
KR101684922B1 (ko) 조립완구용 면블록 홀더 및 이를 포함하는 조립완구유닛
US6883719B2 (en) Toy track and method of assembling and disassembling the same
CN107044199B (zh) 拼接地板及其基座
JP6044267B2 (ja) バンド及び時計
JP2017227320A (ja) 板材の接続具
JP5889262B2 (ja) 建具用引手と該引手を利用した引戸
JP2010167020A (ja) 組立式収納家具及びこれに用いられる連結具
KR200483536Y1 (ko) 결합부재가 구비된 블록완구의 면 블록
KR200469966Y1 (ko) 조립식 블록 완구
JP5656227B2 (ja) 台車用連絡バー結合構造
KR102278715B1 (ko) 완구용 블럭 세트
JP2019052737A (ja) パイプジョイント
US20100009593A1 (en) Toy building set, connector for a toy building block, and toy building block
KR101471353B1 (ko) 장례용 관
KR101872585B1 (ko) 판재 직각연결구
JP2008230260A (ja) 組み合わせクランプ
CN220088980U (zh) 一种座椅背板
JP5992811B2 (ja) 地下水槽用充填部材の継手構造
KR20110032903A (ko) 플라스틱 유로폼을 갖는 거푸집 시공용 기구
JP3175375U (ja) 組み合わせ式積木

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200302

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200302

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200728

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6831028

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250