JP2021130905A - 作業用車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に狭い場所での作業を可能とするため、小型化を図りつつ、フロントガードの装着およびFOPS対策の実現が可能な作業用車両を提供する。【解決手段】本発明に係る作業用車両1は、車体10と、油圧駆動されるアーム24の先端部にブレーカ28およびバケット26が選択的に着脱可能に取付けられる駆動装置と、オペレータが着座するシート34および駆動装置の操作を行う操作部40を有するキャノピー14と、を備える作業用車両であって、キャノピー14は、シート34に対して駆動装置側となる前部位置に二本の前部ポール46A、46Bが立設されると共に駆動装置と逆側となる後部位置に一本の後部ポール42が立設されており、且つ、二本の前部ポール46A、46Bに掛け渡されて取付けられるフロントガード44を有し、フロントガード44は、金属材料を用いた枠部材に、安全ガラスを用いた透明板が固定された構成を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、作業用車両に関し、さらに詳細には、掘削作業を行う作業用車両に関する。
作業用車両の例として、左右一対のクローラを有する走行装置と、走行装置上に旋回可能に設けられた車体と、油圧駆動されるアームの先端にブレーカおよびバケットが選択的に着脱可能に取付けられる駆動装置とを備える掘削機(パワーショベル、エクスカベーター等とも称される)が従来より知られている。
特に、駆動装置にブレーカを装着して作業を行う際には、破砕された岩石等が飛散し易いため、キャノピーの前部にフロントガードを備える掘削機も開発されている(特許文献1:特開2015−096673号公報参照)。
特開2015−096673号公報
一例として、深礎掘削機のように鉄塔や橋脚の基礎堀(深礎堀)を主たる作業用途とする掘削機においては、ブレーカ装置の使用頻度が高いため、フロントガード装着の要請が強い。さらに、落下物保護構造(Falling Object Protective Structures:以下、FOPSと称する)対策も求められる。その一方で、掘削した立孔の壁面に沿って設置されるライナープレート内で掘削作業を行うため、可能な限り小型化を図る必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、特に狭い場所での作業を可能とするため、小型化を図りつつ、フロントガードの装着およびFOPS対策の実現が可能な作業用車両を提供することを目的とする。
本発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
本発明に係る作業用車両は、車体と、油圧駆動されるアームの先端部にブレーカおよびバケットが選択的に着脱可能に取付けられる駆動装置と、オペレータが着座するシートおよび前記駆動装置の操作を行う操作部を有するキャノピーと、を備える作業用車両であって、前記キャノピーは、前記シートに対して前記駆動装置側となる前部位置に二本の前部ポールが立設されると共に前記駆動装置と逆側となる後部位置に一本の後部ポールが立設されており、且つ、前記二本の前部ポールに掛け渡されて取付けられるフロントガードを有し、前記フロントガードは、金属材料を用いた枠部材に、安全ガラスを用いた透明板が固定された構成を有することを要件とする。
本発明によれば、小型化が可能で、且つ、フロントガードの装着およびFOPS対策の実現が可能な作業用車両が実現できる。したがって、特に、立孔内に例示されるような狭い場所での作業を安全に行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係る作業用車両の例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る作業用車両の例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る作業用車両の例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る作業用車両の使用状態の例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳しく説明する。図1〜図3は、本実施形態に係る作業用車両1の例を示す概略図であって、図1は前部左方からの斜視図、図2は前部上方からの斜視図、図3は上部左方からの斜視図である。また、図4は、図1の作業用車両1を深礎掘削機として使用する状態を示す斜視図である。なお、図をわかり易くするために構成要素の一部について図示を省略する場合がある。また、説明の便宜上、図中において矢印により作業用車両1の上下、左右、前後の方向を示す場合がある。また、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
はじめに、作業用車両1の全体構成について説明する。ここでは、クローラ(無端状の履帯)を備えて走行する掘削機を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。
作業用車両1は、図1に示すように、左右一対のクローラ30を有する走行装置12と、走行装置12上に旋回可能に設けられた車体10と、車体10に設けられた駆動装置(ショベル装置16等)とを備えて構成されている。変形例としてブレード装置(不図示)をさらに備える構成としてもよい。また、車体10には、中央部にオペレータ(作業者)が乗車して操縦を行う開放型のキャノピー14が設けられ、後部に走行装置・駆動装置等を駆動するための駆動源(一例として電動モータ(不図示))が収容される機器室20が設けられている。本実施形態においては、車体10の後部壁10Aがカウンターウェイトを兼ねる構成となっている。
なお、作業用車両1が「深礎掘削機」として用いられる場合には、掘削した立孔の壁面に沿ってライナープレートLを固定して孔壁の崩壊を防ぎながら立孔を構築する作業を行う。そのため、図1〜図4に示すように走行装置12のクローラ30も、ライナープレートL内で廻り込み移動しながらの掘削が可能となるように、左右間でθ=70[°]の開脚配置が可能となる構成としている(通常の平行配置も可能である)。また、地上より立孔内に引入れた電源ケーブルを車体10に設けられたコネクタ(不図示)に接続することによって電源供給が行われ、上記の駆動源(ここでは、電動モータ)が駆動される構成としている。これによれば、車体10に駆動用のバッテリーを搭載する必要がないため、車両全体の大幅な小型化を図ることが可能となる。さらに、車体10は、後方部の左右両端10a、10bがライナープレートLの内周面に沿うように平面視において面取り形状もしくは角丸め形状またはそれらの組合せ形状に形成されている。これによれば、特に車体10を回転させながら掘削作業を行う際に、車体10の後方部の左右両端10a、10bが周囲のライナープレートLと接触してしまうことの防止が可能となる。
次に、駆動装置(一例として、ショベル装置16)について説明する。ショベル装置16は、車体10の前部に上下揺動可能に枢結されたブーム22と、ブーム22の先端部に上下揺動可能に枢結されたアーム24と、アーム24の先端部に上下揺動可能に枢結されたバケット26とを備えて構成されている。これらの各機構は、油圧駆動式のシリンダによって揺動作動される。一例として、ブーム22は油圧駆動式のシリンダ(不図示)によって揺動作動され、アーム24は油圧駆動式のシリンダ32Aによって揺動作動され、バケット26は油圧駆動式のシリンダ32Bによって揺動作動される。
ここで、油圧駆動式の上記シリンダ32A、32B等の駆動を行うための機構は、前述の駆動源により駆動される油圧ポンプ、制御バルブ等から構成されている(いずれも不図示)。オペレータの操作に応じて制御バルブ類を作動させ、油圧ポンプから送出される作動油を各シリンダに供給する制御が行われる。これにより、バケット26が所望の作動をして、掘削等の作業を行うことができる。なお、油圧ポンプから送られる作動油によって駆動される装置はショベル装置16に限定されるものではない。
本実施形態においては、アーム24の先端部にバケット26およびブレーカ28が選択的に着脱可能に取付けられる構成を備えており、図1〜図3は駆動装置がバケット26を備えたショベル装置16の構成例を示し、図4は駆動装置がブレーカ28を備えたブレーカ装置18の構成例を示している。なお、ブレーカ装置18は、公知の油圧駆動式の機構を備えている。
次に、キャノピー14は、オペレータが搭乗して着座するシート34を備えている。可能な限り小型化を図るために、シート34の後部左端は10〜20[mm]程度の隙間でカウンターウェイト部(車体10の後部壁10A)に近接する配置で構成されている。また、シート34の前方位置には走行装置12および駆動装置の作動を操作するための各種の操作レバー、操作スイッチおよび種々の車両情報を表示する表示装置等が設けられた操作部40を備えている。また、オペレータが乗降を行う乗降口36が車体10の左側に設けられている。
また、キャノピー14は、シート34に対して駆動装置(ショベル装置16、ブレーカ装置18)側となる前部位置の左右両側に二本の前部ポール46が立設されている。また、シート34に対して駆動装置(ショベル装置16、ブレーカ装置18)側とは逆側となる後部位置の右側に一本の後部ポール42が立設されている。前部ポール46(第1前部ポール46A、第2前部ポール46B)および後部ポール42の上端には、板状の金属材料を用いて形成された屋根部38が設けられている。
ここで、屋根部38は、後方部の左端38aがライナープレートLの内周面に沿うように平面視において面取り形状もしくは角丸め形状またはそれらの組合せ形状に形成されている。これによれば、特に車体10を回転させながら掘削作業を行う際に、屋根部38の後方部の左端38aが周囲のライナープレートLと接触してしまうことの防止が可能となる。
しかしながら、屋根部38は車体10において地面から最も遠い位置に配設されているため、例えば作業場所の凹凸等に起因して車体10が傾斜した場合には、屋根部38の振れ幅が最も大きくなって、掘削した立孔の壁面に固定したライナープレートLとの接触が生じ易いという問題がある(特に左側へ振れた場合)。この問題に対して、本実施形態に係る屋根部38は、平面視において、屋根部38の後方部の左端38aは、車体10の後方部の左端10aよりも、車体10の内方位置となるように配設された構成を備えている。これによれば、車体10が傾斜した場合においても、屋根部38の後方部の左端38aがライナープレートLに接近しないようにすることができるため、上記のライナープレートLとの接触という問題の解決を図ることができる。
次に、本実施形態に係る前部ポール46および後部ポール42について詳しく説明する。前部ポール46として、車体10の左右方向の側端(ここでは左端10a)寄りに設けられる第1前部ポール46Aおよび車体10の左右方向の中央寄りに設けられる第2前部ポール46Bを備えている。また、後部ポール42は車体10の左右方向の中央寄り(ここでは、左右方向において第2前部ポール46Bと同位置)に設けられている。なお、前部ポール46および後部ポール42は、例えば、構造用金属材料(SGP、STKM等)を用いて形成されている。
仮に、従来の作業用車両のように、前部ポールが中央寄りに一本、後部ポールが中央寄りに一本の構成とすると、フロントガードの取付けが不可能となり、また、上方からの落下物に対する保護強度を高めることが困難なため、FOPS対策が不十分となってしまう問題が生じる。一方、従来の他の作業用車両のように、前部ポールが左右両側に二本、後部ポールが左右両側に二本の構成とすると、特に作業用車両1が「深礎掘削機」として用いられる場合に、車体の左端寄りに設けられる後部ポールがライナープレートLに接触し易くなるため、カウンターウェイト部(車体の後部壁)をライナープレートLに近接する位置となるまで車両を後退させて作業を行うことが不可能となってしまう問題が生じる。これらの問題に対して、上記の本実施形態に係る構成によれば、フロントガード44(後述の第1フロントガード44Aおよび第2フロントガード44B)を、二本の前部ポール46A、46Bに掛け渡して取付けることができる。すなわち、高強度で耐久性の高いフロントガード構造が実現できる。また、前部ポールおよび後部ポールが一本ずつの場合よりも、上方からの落下物に対する保護強度を高めることができるため、十分なFOPS対策が可能となる。さらに、車体10の後部左端10a寄りに後部ポールを設けない構成が実現できるため、特にライナープレートL内での掘削作業の際に、車体10とライナープレートLとの接触を回避しつつ、より広い作業面積を確保して掘削を行うことが可能となる。
本実施形態においては、第1前部ポール46Aが車体10のベースフレーム10Bに対して外側面(ここでは、左側面)に固定される構成に特徴を有している(一例として、ボルトを用いて固定されている)。従来の作業用車両においては、ポールを車体のベースフレームに対して外側面に固定すると、車体の回転動作(正面に対して左右それぞれ180[°]の範囲での回転動作)時に、周囲の物体と接触する可能性が高まるため、そのような固定構造は避けられていた。しかし、本実施形態に係る作業用車両1が「深礎掘削機」として用いられる場合には、作業領域として、せいぜい、正面に対して左右それぞれ40[°]の範囲での回転動作ができれば足りる。したがって、第1前部ポール46Aが周囲のライナープレートLと接触してしまう問題が生じ難い。また、オペレータの足置きスペース14aに第1前部ポール46Aの取付け部を設けない構成が実現できるため、キャノピー14ひいては車両全体の小型化を図ることが可能となる。
ここで、本実施形態に係る第1前部ポール46Aおよび第2前部ポール46Bは、下方部46aが直立状(一例として、ベースフレーム10Bの直交軸に対して0〜5[°]程度)で、上方部46bが車体10の前後方向の後方に傾斜状(一例として、ベースフレーム10Bの直交軸に対して5〜10[°]程度、より好適には6〜7[°]程度)に形成されている。さらに、第1フロントガード44Aは下方部46aに固定され、第2フロントガード44Bは上方部46bに固定され、且つ、正面視において第1フロントガード44Aの上端44aと第2フロントガード44Bの下端44bとが所定寸法(20〜30[mm]程度)の重なりを有し、側面視において第1フロントガード44Aの上端44aの位置よりも、第2フロントガード44Bの下端44bの位置が所定隙間(10[mm]程度)で車体10の前後方向の前方に突出するように配設されている。
この構成によれば、例えば、作業用車両1を搬送車両等の荷台に載置させたり、掘削した立孔に対して上昇・下降移動をさせたりする場合に、吊りポイント50に緊縛部材(チェーン、ワイヤ、ロープ、もしくはベルト等)を係止させてクレーン等によって吊り上げが行われるが、その際、傾斜状の配置である構成によって、緊縛部材(不図示)が第2前部ポール46Bや第2フロントガード44Bに接触して破損させてしまうことの防止が可能となる。また、所定寸法の重なりを有する構成によって、破砕されて飛散した岩石等がオペレータまで到達してしまうことの防止が可能となる。
なお、他の実施形態として、第1前部ポール46Aおよび第2前部ポール46Bは、下方部46aが直立状(一例として、ベースフレーム10Bの直交軸に対して0〜5[°]程度)で、上方部46bが車体10の前後方向の前方に傾斜状(一例として、ベースフレーム10Bの直交軸に対して5〜10[°]程度)に形成される構成とすることが考えられる。その場合、緊縛部材が第2前部ポール46Bや第2フロントガード44Bに接触しない位置に吊りポイント50を配設すればよい。この構成によれば、特に立孔内で掘削を行う際等、オペレータが第2フロントガード44B側から上方視認する作業が容易となる。ただし、この構成に限定されるものではなく、下方部46aも前方に傾斜状としてもよい。
次に、本実施形態に係るフロントガード44(44A、44B)は、金属材料を用いた枠部材(一例として、L字鋼)に、安全ガラス(一例として、強化ガラス、あるいはアクリル、ポリカーボネート等の樹脂ガラス等)を用いた透明板が固定された構成を備えている。これによれば、従来のメッシュ状のフロントガードと比較して、破砕されて飛散した岩石等がオペレータまで到達してしまうことの防止が可能となる。
ここで、夜間やライナープレートL内で掘削作業を行う際には、作業場所を照らす作業用ライトが必要となる。本実施形態に係る作業用ライト52は、操作部40の前部に固定されている。これによれば、設置スペースが限られている中で、作業用ライト52の設置が可能となり、また、作業用ライト52への電気配線の取り回しが容易となり、さらに、低い位置への配置によって広範囲を照らすことが可能となる。
その一方で、操作部40と第1フロントガード44Aとの間の空間に作業用ライト52が配設される構成となるため、次の問題が生じる。一つは、安全ガラスを用いた第1フロントガード44Aに作業用ライト52の光が反射して、前方が見え難くなってしまう問題である。もう一つは、作業用車両1の小型化を図るために、操作部40と第1フロントガード44Aとの間には、オペレータが手を入れられる隙間がなく、作業用ライト52の光軸調整ができないという問題である。
これらの問題に対して、本実施形態においては、第1フロントガード44Aは、作業用ライト52の照射位置において、作業用ライト52のレンズ52aの外形よりも大きく且つオペレータがキャノピー14の外部からレンズ52aを把持可能な大きさの切欠き部48を有する構成により解決を図っている。これによれば、切欠き部48があることによって第1フロントガード44Aによる作業用ライト52の光の反射を生じさせない効果が得られる。また、オペレータが外部(第1フロントガード44Aのシート34側と逆側)から作業用ライト52のレンズ52aを把持できるため、光軸調整が可能となる効果が得られる。
なお、本実施形態に係る作業用車両1における走行および作業のためのその他の機構(駆動機構、制御機構等)については、公知の作業用車両(ここでは、掘削機)と同様であるため、詳細の説明を省略する。
以上説明した通り、本発明に係る作業用車両によれば、小型化が可能で、且つ、フロントガードの装着およびFOPS対策の実現が可能となる。したがって、特に、立孔内に例示されるような狭い場所での作業を安全に行うことが可能となる。
なお、本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、キャノピーの乗降口が車体の右側に設けられた作業用車両の場合に関しては、前述の実施形態に係る構成を左右逆に設定することによって、同じ作用効果を得ることができる。
また、作業用車両として掘削機を例に挙げて説明を行ったが、これに限定されるものではなく、例えば、スキッドステアローダ、クローラキャリア等の他の作業用車両に対しても同様に適用することが可能な技術である。
1 作業用車両
10 車体
10A 後部壁
10B ベースフレーム
12 走行装置
14 キャノピー
16 駆動装置(ショベル装置)
18 駆動装置(ブレーカ装置)
24 アーム
26 バケット
28 ブレーカ
30 クローラ
34 シート
38 屋根部
40 操作部
42 後部ポール
44 フロントガード
46 前部ポール
48 切欠き部
50 吊りポイント
52 作業用ライト
L ライナープレート

Claims (5)

  1. 車体と、
    油圧駆動されるアームの先端部にブレーカおよびバケットが選択的に着脱可能に取付けられる駆動装置と、
    オペレータが着座するシートおよび前記駆動装置の操作を行う操作部を有するキャノピーと、を備える作業用車両であって、
    前記キャノピーは、前記シートに対して前記駆動装置側となる前部位置に二本の前部ポールが立設されると共に前記駆動装置と逆側となる後部位置に一本の後部ポールが立設されており、且つ、前記二本の前部ポールに掛け渡されて取付けられるフロントガードを有し、
    前記フロントガードは、金属材料を用いた枠部材に、安全ガラスを用いた透明板が固定された構成を有すること
    を特徴とする作業用車両。
  2. 前記前部ポールとして、前記車体の左右方向の側端寄りに設けられる第1前部ポールおよび前記車体の左右方向の中央寄りに設けられる第2前部ポールを備え、
    前記第1前部ポールおよび前記第2前部ポールは、下方部が直立状で、上方部が後方に傾斜状に形成されており、
    前記フロントガードとして、第1フロントガードおよび第2フロントガードを備え、
    前記第1フロントガードは前記下方部に固定され、前記第2フロントガードは前記上方部に固定され、且つ、正面視において前記第1フロントガードと前記第2フロントガードとが所定寸法の重なりを有し、側面視において前記第1フロントガードの上端位置よりも、前記第2フロントガードの下端位置が所定隙間で前方に突出するように配設されていること
    を特徴とする請求項1記載の作業用車両。
  3. 前記操作部の前部に固定される作業用ライトをさらに備え、
    前記第1フロントガードは、前記作業用ライトの照射位置において、前記作業用ライトのレンズの外形よりも大きく且つ前記オペレータが前記キャノピーの外部から前記レンズを把持可能な大きさの切欠き部を有すること
    を特徴とする請求項2記載の作業用車両。
  4. 前記第1前部ポールは、前記車体のベースフレームに対して外側面に固定されていること
    を特徴とする請求項2または請求項3記載の作業用車両。
  5. 前記作業用車両は、作業場所に設置されるライナープレート内で掘削を行う深礎掘削機であって、
    前記車体は、後方部の左右両端が前記ライナープレートの内周面に沿うように平面視において面取り形状もしくは角丸め形状またはそれらの組合せ形状に形成されており、
    前記前部ポールおよび前記後部ポールの上端に設けられる屋根部は、後方部の左端が前記ライナープレートの内周面に沿うように平面視において面取り形状もしくは角丸め形状またはそれらの組合せ形状に形成されており、
    平面視において、前記屋根部の後方部の左端は、前記車体の後方部の左端よりも、前記車体の内方位置となるように配設されていること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の作業用車両。
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