JP2003147810A - 建設機械 - Google Patents

建設機械

Info

Publication number
JP2003147810A
JP2003147810A JP2001345124A JP2001345124A JP2003147810A JP 2003147810 A JP2003147810 A JP 2003147810A JP 2001345124 A JP2001345124 A JP 2001345124A JP 2001345124 A JP2001345124 A JP 2001345124A JP 2003147810 A JP2003147810 A JP 2003147810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
seat
display device
offset
operator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001345124A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Fukumoto
務 福本
Shingo Kishimoto
新吾 岸本
Hideki Nagao
英樹 永尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2001345124A priority Critical patent/JP2003147810A/ja
Publication of JP2003147810A publication Critical patent/JP2003147810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロント用のオフセット状態表示装置を上部
旋回体の前側ガード部材に設けることにより、オペレー
タの視線の移動を抑え、作業性を向上させる。 【解決手段】 上部旋回体2には、オフセット式のフロ
ント6を設ける。また、運転席17の前側には、走行用
操作レバー19と前側ガード部材23とを設け、運転席
17の左,右両側には、フロント用操作レバー21を有
するコンソール20を設ける。また、前側ガード部材2
3のランプガード25には、フロント6のオフセット状
態を表示する表示装置27を設ける。これにより、土木
作業中には、運転席17のオペレータが視線を前方のフ
ロント6等から手前側に少し移動させるだけで、表示装
置27の内容を確認できるから、オペレータの負担を軽
減でき、フロント6をスムーズに作動させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車体の左側
または右側で掘削作業等を行うのに好適に用いられるオ
フセット式のフロントを備えた建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オフセット式のフロントを備え
た建設機械としては、フロントのアーム、バケット等を
車体の左側または右側にオフセットできるように構成し
たオフセットブーム式の油圧ショベルが知られている
(例えば、特開平9−111811号公報等)。
【0003】この種の従来技術による油圧ショベルは、
下部走行体上に上部旋回体が旋回可能に搭載され、該上
部旋回体の前部側には、運転席を上方から覆うキャブま
たはキャノピが設けられている。また、上部旋回体の前
部側には、オフセット式のフロントが俯仰動可能に設け
られ、該フロントは、ロアブーム、アッパブーム、アー
ムステー、アーム、バケットと、これらを作動させる各
シリンダとによって構成されている。
【0004】そして、例えば側溝等の掘削作業を行うと
きには、ロアブームの先端側でアッパブームを左,右方
向に揺動させることにより、アームステー、アーム及び
バケットを車体の左側または右側にオフセットし、この
位置でロアブーム、アーム、バケット等を作動させるこ
とにより、側溝掘り等を行うものである。
【0005】この場合、従来技術の油圧ショベルにあっ
ては、オペレータがフロントのオフセット状態を正確に
把握できるように、例えばフロントのオフセット量、キ
ャブまたはキャノピに対するフロントの位置関係等を表
示する表示装置を運転席の近傍に設けている機種があ
る。
【0006】そして、例えば実開平6−27288号公
報に記載された従来技術では、この表示装置を、キャブ
の内側の4隅のうち前部右側の角隅近傍に取付ける構成
としている。また、例えば実開平9−28号公報に記載
された他の従来技術では、運転席の右側に位置するコン
ソールの近傍、または運転席と右側コンソールとの間に
表示装置を取付ける構成としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、フロントのオフセット状態を表示する表示
装置を運転席の右側に配置する構成としている。この結
果、運転席に着座したオペレータは、フロントをオフセ
ットした状態で土木作業を行うときに、前方で掘削作業
等を行っているフロントから視線を一旦外し、右側に視
線を移して表示装置を確認しなければならないことがあ
る。
【0008】このため、従来技術では、土木作業中にフ
ロントと表示装置との間で視線の余分な移動が必要とな
り、オペレータの負担が増えるため、フロントのオフセ
ット動作等をスムーズに行うことができず、作業性が低
下するという問題がある。
【0009】特に、例えばリストコントロール方式と呼
ばれる仕様の油圧ショベルでは、フロント用の操作レバ
ーが設けられたコンソールを運転席の左,右両側に配置
しているため、これらの操作レバーを支持するレバース
タンド等が運転席の前方に配置されていない。このた
め、リストコントロール方式の油圧ショベルにあって
は、例えばレバースタンド等を利用して表示装置をオペ
レータの前方に取付けることもできず、表示装置を適切
な位置に取付けるのが難しいという問題がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、オフセット動作用の表
示装置をオペレータの前方に容易に配置でき、オペレー
タの視線の移動を小さく抑えてフロントのオフセット動
作をスムーズに実行できると共に、作業性を向上できる
ようにした建設機械を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1の発明は、下部走行体と、該下部走行体
上に旋回可能に搭載され運転席を上方から覆うキャノピ
が設けられた上部旋回体と、基端側が該上部旋回体に俯
仰動可能に設けられ先端側が左,右方向にオフセットす
ることができるオフセット式のフロントとを備えた建設
機械において、前記上部旋回体には、前記運転席の前側
に位置して運転席に着座したオペレータを保護する前側
ガード部材を設け、該前側ガード部材には、前記フロン
トのオフセット状態を表示するオフセット状態表示装置
を設ける構成としたことにある。
【0012】このように構成することにより、オフセッ
ト状態表示装置を、運転席のオペレータから見やすい前
側ガード部材に取付けることができ、土木作業時には、
オペレータが前方のフロントや作業部位から視線を手前
側に少し移動させるだけで、オフセット状態表示装置の
表示内容を確認することができる。
【0013】また、請求項2の発明によると、下部走行
体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載され運転席を上
方から覆うキャノピが設けられた上部旋回体と、基端側
が該上部旋回体に俯仰動可能に設けられ先端側が左,右
方向にオフセットすることができるオフセット式のフロ
ントとを備え、前記運転席の左,右両側には前記フロン
トを作動させる操作レバーを有するコンソールを設けて
なる建設機械において、前記上部旋回体には、前記運転
席の前側に位置して運転席に着座したオペレータを保護
する前側ガード部材を設け、該前側ガード部材には、前
記フロントのオフセット状態を表示するオフセット状態
表示装置を設ける構成としている。
【0014】これにより、例えば運転席の前側にレバー
スタンド等を設けていないリストコントロール方式の建
設機械においても、オフセット状態表示装置を運転席の
オペレータから見やすい前側ガード部材に取付けること
ができ、その取付部位を容易に確保することができる。
【0015】また、請求項3の発明によると、オフセッ
ト状態表示装置は、運転席に着座したオペレータに対し
て前方に配設する構成としている。これにより、運転席
のオペレータが前方のフロントとオフセット状態表示装
置との間で視線を移動させるときには、その移動量を小
さく抑えることができるから、例えば運転席の前方から
左側または右側に外れた位置にオフセット状態表示装置
を取付けた場合と比較して、オペレータの負担を軽減す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
建設機械として、オフセットブーム式の油圧ショベルを
例に挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0017】1は油圧ショベルの下部走行体、2は該下
部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体で、該
上部旋回体2は、その下部側を構成する旋回フレーム3
と、該旋回フレーム3の後端側に設けられ、後述するフ
ロント6との重量バランスをとるカウンタウェイト4
と、該カウンタウェイト4と後述するキャノピ22との
間に設けられ、旋回フレーム3上に搭載されたエンジ
ン、油圧ポンプ(図示せず)等の機器を収容したエンジ
ンカバー5と、後述の運転席17、キャノピ22とを含
んで構成されている。
【0018】6はキャノピ22の右側に位置して上部旋
回体2に俯仰動可能に設けられたオフセット式のフロン
トで、該フロント6は、基端側が旋回フレーム3に俯仰
動可能に取付けられたロアブーム7と、該ロアブーム7
の先端側に左,右方向に揺動可能に取付けられたアッパ
ブーム8と、該アッパブーム8の先端側に左,右方向に
揺動可能に取付けられたアームステー9と、該アームス
テー9に上,下方向に回動可能に取付けられたアーム1
0と、該アーム10の先端側に回動可能に取付けられた
作業具としてのバケット11と、後述の各シリンダ1
2,13,14,15、リンク16とを含んで構成され
ている。
【0019】また、旋回フレーム3とロアブーム7との
間には、ロアブーム7を俯仰動させるブームシリンダ1
2が設けられ、ロアブーム7とアッパブーム8との間に
は、アッパブーム8を左,右方向に揺動させるオフセッ
トシリンダ13が設けられている。また、アームステー
9とアーム10との間には、アーム10を回動させるア
ームシリンダ14が設けられ、アーム10とバケット1
1との間には、バケット11を回動させるバケットシリ
ンダ15が設けられている。さらに、ロアブーム7とア
ームステー9との間には、アームステー9、アーム10
及びバケット11をロアブーム7と平行に保持するリン
ク16が回動可能に設けられている。
【0020】そして、油圧ショベルによる土木作業時に
は、オフセットシリンダ13を伸縮させることにより、
ロアブーム7の先端側でアッパブーム8を左,右方向に
揺動し、これによってアームステー9、アーム10及び
バケット11をロアブーム7の前方から左側または右側
にオフセットする構成となっている。
【0021】17は例えばフロント6の左側に位置して
上部旋回体2に設けられた運転席で、該運転席17は、
図1、図2に示す如く、旋回フレーム3の前部側に設け
られた床板18上に取付けられている。また、床板18
上には、運転席17の前側に位置して下部走行体1を走
行させるための走行用操作レバー19,19と、操作ペ
ダル等とが設けられている。
【0022】また、運転席17の左,右両側にはコンソ
ール20,20が設けられ、該各コンソール20には、
フロント6を作動させるフロント用操作レバー21が取
付けられている。これにより、本実施例の油圧ショベル
は、所謂リストコントロール方式の油圧ショベルとして
構成されている。
【0023】22は上部旋回体2の前部左側に設けられ
た設けられたキャノピで、該キャノピ22は、例えば2
本、3本または4本の支柱を有する2柱型、3柱型また
は4柱型のキャノピからなり、本実施の形態では、例え
ば3柱型のキャノピとして構成されている。そして、キ
ャノピ22は、運転席17の前部右側に立設された前側
支柱22Aと、運転席17の後側で左,右に離間して立
設された後側支柱22B,22Bと、これら3本の支柱
22A,22Bにより支持され、運転席17を上方から
覆うルーフ22Cとを含んで構成されている。
【0024】23は上部旋回体2の前端部左側に設けら
れた前側ガード部材で、該前側ガード部材23は、図
3、図4に示す如く、略四角形の枠状に形成されたガー
ド本体24と、該ガード本体24の内側下部に設けられ
た後述のランプガード25とを含んで構成されている。
【0025】ここで、ガード本体24の下部側には取付
ブラケット24Aが設けられ、該取付ブラケット24A
は、例えば旋回フレーム3の上部側、床板18等に固定
されている。そして、前側ガード部材23は、運転席1
7と走行用操作レバー19の前側に位置して床板18上
に立設され、これらの部材や運転席17に着座したオペ
レータ等を前方の障害物等から保護するものである。
【0026】25は前側ガード部材23の一部を構成す
るランプガードで、該ランプガード25は、例えば金属
板等を屈曲させることより略コ字状の枠状体として形成
され、その下部側がガード本体24に固定されている。
そして、ランプガード25は、ガード本体24の内側下
部に取付けられた作業ランプ26を取囲んで配置され、
該作業ランプ26を保護するものである。
【0027】27は前側ガード部材23に設けられたオ
フセット状態表示装置(以下、表示装置27という)
で、該表示装置27は、図3ないし図5に示す如く、例
えばランプガード25の右側面部等に取付けられ、運転
席17のオペレータに対して前方で、かつオペレータが
斜め下方に視線を向けたときに視界に入るような位置に
配置されている。
【0028】また、表示装置27には、フロント6が作
動するときに各種の作動状態を表示する表示部27Aが
設けられ、該表示部27Aには、例えばフロント6が
左,右方向にオフセットされるときのオフセット量やフ
ロント6がオフセットされているか否か、またはフロン
ト6とキャノピ22との距離等を含めた各種の情報が表
示される。そして、土木作業時には、運転席17に着座
したオペレータが表示装置27の表示内容を確認しつ
つ、フロント6を作動させるものである。
【0029】この場合、表示装置27は、図5に示す如
く、左,右方向に延びた取付ねじ28等を用いてランプ
ガード25の側面部等に取付けられ、前,後方向に回動
可能となっている。これにより、運転席17に着座した
オペレータは、表示部27Aがオペレータの顔に面した
状態となるように表示装置27を回動でき、その体格や
姿勢等に応じて表示装置27の取付状態を調整できる構
成となっている。
【0030】本実施の形態による油圧ショベルは上述の
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0031】まず、油圧ショベルによる土木作業時に
は、例えばオフセットシリンダ13を伸縮させ、ロアブ
ーム7の先端側でアッパブーム8を左,右方向に揺動さ
せることにより、アームステー9、アーム10及びバケ
ット11を車体の左側または右側にオフセットし、この
位置でロアブーム7、アーム10、バケット11等を作
動させることにより、側溝等の掘削作業を行う。
【0032】このとき、オペレータは、その視線を前方
のフロント6や掘削部位等から手前側に少し移動させる
だけで、表示装置27の内容を容易に確認でき、この表
示内容に応じてフロント6をスムーズに作動させること
ができる。
【0033】かくして、本実施の形態によれば、オフセ
ット状態表示装置27を前側ガード部材23のランプガ
ード25に設ける構成としたので、例えば運転席17の
前側にレバースタンド等を設けていないリストコントロ
ール方式の油圧ショベルにおいても、表示装置27を運
転席17のオペレータから見やすいランプガード25に
取付けることができ、その取付部位を容易に確保するこ
とができる。
【0034】これにより、表示装置27を、運転席17
のオペレータに対して前方で、かつオペレータが斜め下
方に視線を向けたときに視界に入るような位置に配設で
きるから、土木作業中にオペレータが前方のフロント6
等と表示装置27との間で視線を移動させるときには、
その移動量を小さく抑えることができ、オペレータは、
表示装置27によりフロント6の作動状態を確認しつ
つ、土木作業を安全に行うことができる。
【0035】従って、例えば従来技術のように表示装置
を運転席の前方から左側または右側に外れた位置に取付
けた場合と比較して、オペレータの負担を軽減でき、特
にフロント6を左,右方向にオフセットするような作業
では、その作業性を確実に向上させることができる。
【0036】また、例えば取付ねじ28等を用いて表示
装置27をランプガード25に回動可能に取付けたの
で、例えばオペレータの体格や姿勢等に応じて表示部2
7Aが見やすいように表示装置27の取付状態を適切に
調整でき、オペレータの作業環境を良好に保持すること
ができる。
【0037】なお、前記実施の形態では、運転席17の
左,右両側にフロント用操作レバー21を有するコンソ
ール20が設けられたリストコントロール方式の油圧シ
ョベルを例に挙げて述べたが、本発明はこれに限らず、
例えば運転席17の前側に走行用操作レバーとフロント
用操作レバーとを有するレバースタンド等が設けられた
建設機械に適用してもよい。
【0038】また、実施の形態では、オフセット状態表
示装置27を前側ガード部材23のランプガード25に
設ける構成としたが、本発明はこれに限らず、例えば表
示装置27をガード本体24に設ける構成としてもよ
い。
【0039】また、実施の形態では、3柱型のキャノピ
22を例に挙げて述べたが、本発明はこれに限らず、例
えば2本の支柱を有する2柱型のキャノピ、または4本
の支柱を有する4柱型のキャノピを用いる構成としても
よい。
【0040】さらに、実施の形態では、バケット11を
装着した油圧ショベルを例に挙げて述べたが、本発明は
これに限らず、例えばブレーカ、加振機、グラップル等
からなる各種の作業具をバケット11に代えて用いる構
成としてもよく、また油圧ショベルに限らず、各種の建
設機械に適用できるのは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、オフセット状態表示装置を運転席の前側に配置し
た前側ガード部材に設ける構成としたので、この表示装
置を運転席に着座したオペレータの前方に容易に取付け
ることができる。そして、土木作業中には、オペレータ
が視線を前方のフロント等から手前側に少し移動させる
だけで表示装置の内容を容易に確認でき、このときの視
線の移動量を小さく抑えることができるから、オペレー
タは、表示装置の内容に応じてフロントをスムーズに作
動でき、土木作業を安全に行うことができる。これによ
り、従来技術と比較してオペレータの負担を軽減でき、
特にフロントを左,右方向にオフセットするような作業
では、その作業性を確実に向上させることができる。
【0042】また、請求項2の発明によれば、運転席の
左,右両側にフロント用操作レバーを有するコンソール
を設けてなる建設機械において、オフセット状態表示装
置を前側ガード部材に設ける構成としたので、例えば運
転席の前側にレバースタンド等を設けていない仕様の油
圧ショベルにおいても、オフセット状態表示装置の取付
部位を容易に確保することができる。そして、土木作業
中には、オペレータが視線を前方のフロント等から手前
側に少し移動させるだけで表示装置の内容を容易に確認
できるから、土木作業中におけるオペレータの負担を軽
減でき、その作業性、安全性を確実に向上させることが
できる。
【0043】また、請求項3の発明によれば、オフセッ
ト状態表示装置は、運転席のオペレータに対して前方に
配設する構成としたので、例えば従来技術のように表示
装置を運転席の前方から左側または右側に外れた位置に
取付けた場合と比較して、オペレータがフロントとオフ
セット状態表示装置との間で視線を移動させるときの移
動量を小さく抑えることができ、オペレータの負担を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す
正面図である。
【図2】油圧ショベルの車体等を前側からみた図1の左
側面図である。
【図3】上部旋回体の前側ガード部材等を拡大して示す
図2中の要部拡大図である。
【図4】前側ガード部材を斜め後側からみた斜視図であ
る。
【図5】オフセット状態表示装置を前側ガード部材と共
に示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 3 旋回フレーム 4 カウンタウェイト 5 エンジンカバー 6 フロント 7 ロアブーム 8 アッパブーム 9 アームステー 10 アーム 11 バケット(作業具) 12,13,14,15 各シリンダ 16 リンク 17 運転席 18 床板 19 走行用操作レバー 20 コンソール 21 フロント用操作レバー 22 キャノピ 23 前側ガード部材 24 ガード本体 24A 取付ブラケット 25 ランプガード 26 作業ランプ 27 オフセット状態表示装置 27A 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永尾 英樹 滋賀県甲賀郡水口町笹ヶ丘1−2 株式会 社日立建機ティエラ滋賀工場内 Fターム(参考) 2D015 EA05 EB01 HA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体と、該下部走行体上に旋回可
    能に搭載され運転席を上方から覆うキャノピが設けられ
    た上部旋回体と、基端側が該上部旋回体に俯仰動可能に
    設けられ先端側が左,右方向にオフセットすることがで
    きるオフセット式のフロントとを備えた建設機械におい
    て、 前記上部旋回体には、前記運転席の前側に位置して運転
    席に着座したオペレータを保護する前側ガード部材を設
    け、該前側ガード部材には、前記フロントのオフセット
    状態を表示するオフセット状態表示装置を設ける構成と
    したことを特徴とする建設機械。
  2. 【請求項2】 下部走行体と、該下部走行体上に旋回可
    能に搭載され運転席を上方から覆うキャノピが設けられ
    た上部旋回体と、基端側が該上部旋回体に俯仰動可能に
    設けられ先端側が左,右方向にオフセットすることがで
    きるオフセット式のフロントとを備え、前記運転席の
    左,右両側には前記フロントを作動させる操作レバーを
    有するコンソールを設けてなる建設機械において、 前記上部旋回体には、前記運転席の前側に位置して運転
    席に着座したオペレータを保護する前側ガード部材を設
    け、該前側ガード部材には、前記フロントのオフセット
    状態を表示するオフセット状態表示装置を設ける構成と
    したことを特徴とする建設機械。
  3. 【請求項3】 前記オフセット状態表示装置は、前記運
    転席に着座したオペレータに対して前方に配設してなる
    請求項1または2に記載の建設機械。
JP2001345124A 2001-11-09 2001-11-09 建設機械 Pending JP2003147810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001345124A JP2003147810A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 建設機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001345124A JP2003147810A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 建設機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003147810A true JP2003147810A (ja) 2003-05-21

Family

ID=19158522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001345124A Pending JP2003147810A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 建設機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003147810A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015193354A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 コベルコ建機株式会社 建設機械のライト取付構造
JP2021130905A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 株式会社竹内製作所 作業用車両
CN113994050A (zh) * 2019-07-10 2022-01-28 株式会社小松制作所 驾驶室以及作业车辆

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015193354A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 コベルコ建機株式会社 建設機械のライト取付構造
CN113994050A (zh) * 2019-07-10 2022-01-28 株式会社小松制作所 驾驶室以及作业车辆
JP2021130905A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 株式会社竹内製作所 作業用車両
JP7157091B2 (ja) 2020-02-18 2022-10-19 株式会社竹内製作所 作業用車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2014076763A1 (ja) 油圧ショベル
JP4550623B2 (ja) 建設機械
JPS59179940A (ja) 操縦装置
JP2002061222A (ja) 旋回式建設機械
JP2003147810A (ja) 建設機械
JP4704858B2 (ja) 建設機械
JP4256219B2 (ja) 建設機械
JP2003221841A (ja) 建設機械の運転室支持装置とそれを備えた建設機械
JP2003213732A (ja) 建設機械
JPH1037242A (ja) 油圧ショベルにおけるハンドレール
JP2002061229A (ja) 旋回式建設機械
JP2007255122A (ja) 作業機械
JP3638831B2 (ja) 油圧ショベル
JP3961803B2 (ja) 排土装置付き建設機械
EP3800298A1 (en) Construction machine
JP4703334B2 (ja) バックホー
JP2018199964A (ja) 小型油圧ショベル
JP4704859B2 (ja) 建設機械
JP2000204592A (ja) 建設機械のステップ取付構造
JP2007063819A (ja) 作業機械の昇降装置
JP2003129520A (ja) 建設機械
JP2589416Y2 (ja) 拡径トンネル構築用油圧ショベル
JPS62248724A (ja) 油圧シヨベルの揺動防止装置
JPH08209738A (ja) バックホウにおけるドーザ昇降用油圧シリンダの取付け構造
JP2006028744A (ja) 油圧シリンダの圧力検出構造