JP2002371594A - 建設機械 - Google Patents
建設機械Info
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- JP2002371594A JP2002371594A JP2001182354A JP2001182354A JP2002371594A JP 2002371594 A JP2002371594 A JP 2002371594A JP 2001182354 A JP2001182354 A JP 2001182354A JP 2001182354 A JP2001182354 A JP 2001182354A JP 2002371594 A JP2002371594 A JP 2002371594A
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/08—Superstructures; Supports for superstructures
- E02F9/0858—Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/26—Indicating devices
- E02F9/261—Surveying the work-site to be treated
Landscapes
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- Mining & Mineral Resources (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
必ずその後方の監視を行うことができて作業安全性を向
上することが可能な建設機械を提供する。 【解決手段】 下部走行体と、下部走行体に旋回自在に
装着される上部旋回体とを備える。走行用操作手段26
を操作することによって上記下部走行体の前進後退を行
う。上部旋回体に後方監視用カメラ38を設ける。走行
用操作手段26の操作することによって後方監視用カメ
ラ38からの画像をモニタ画面39に表示させる。
Description
るものである。
走行体に旋回自在に装着される上部旋回体とを備えたも
のがある。この場合、その上部旋回体に設けられる運転
室に作業者(オペレータ)が乗り込んで走行用操作手段
の操作レバーを操作することによって、前進させたり後
退させたりする。この走行の際には、前方及び側方は、
運転室に設けられた窓部からオペレータの肉眼でもって
確認(監視)が可能であるが、運転室の後方は肉眼での
確認を行うことができなかった。このため、上部旋回体
のカウンタウエイト等の後面に監視用カメラを設けると
共に、運転室にこのカメラからの画像を表示するモニタ
装置を設けたものがあった(例えば、特開平10−14
0619号公報、特開平11−286971号公報参
照)。
に監視用カメラからの画像を映し出すためには、切換ス
イッチを設けて、この切換スイッチを操作する必要があ
った。この場合、下部走行体を走行させるための走行レ
バーから離れた部位にこの切換スイッチが設けられ、オ
ペレータにとっては操作しにくいものとなっていた。ま
た、切換スイッチ等の切換操作を行うことなく、下部走
行体が後退走行状態となったときに、モニタ装置に後退
する方向の画像を表示するようにすることも考えられ
る。しかしながら、このような場合、下部走行体が前進
走行していても、上部旋回体が反転した状態となってい
れば、運転室のオペレータにとっては後退していること
になり、オペレータにとっての後方の監視を行うことが
できないおそれがあった。
めになされたものであって、その目的は、オペレータに
対して後方に走行する場合には必ずその後方の監視を行
うことができて作業安全性を向上することが可能な建設
機械を提供することにある。
の建設機械は、下部走行体1と、この下部走行体1に旋
回自在に装着される上部旋回体3とを備え、走行用操作
手段26を操作することによって上記下部走行体3の前
進後退を行う建設機械であって、上記上部旋回体3に後
方監視用カメラ38を設け、上記走行用操作手段26の
操作することによって上記後方監視用カメラ38からの
画像をモニタ画面39に表示させることを特徴としてい
る。
手段26の操作することによって後方監視用カメラ38
からの画像をモニタ画面39に表示することができ、オ
ペレータはモニタ画面39に後方監視用カメラ38から
の画像を表示させるために、特別の操作(スイッチ操
作)を必要としない。すなわち、走行用操作手段26の
操作することによって建設機械を走行させれば、後方監
視用カメラ38による観察が可能となり、安全走行を達
成できる。また、下部走行体1が前進走行している場合
において、上部旋回体3が反転した状態であれば、運転
室11にいるオペレータにとっては後退している状態で
ある。このような場合でも、走行用操作手段26を操作
しているので、後方監視用カメラ38によるオペレータ
後方の観察が可能となっており、オペレータに対する後
方の確認を行うことができ、安全である。
9に上記後方監視用カメラ38からの画像を表示する第
1モードと、上記モニタ画面39に車体状態を表示する
第2モードとの切換えを可能とすると共に、この切換え
を上記走行用操作手段26の操作にて行うことを特徴と
している。
手段26を操作することによって、モニタ画面39に後
方監視用カメラ38からの画像を表示することができ、
また、走行用操作手段26を操作しなければ、モニタ画
面39に車体状態を表示することができる。すなわち、
下部走行体1が前進走行したり後退走行したりしている
際には、後方監視用カメラ38による後方確認ができ、
安全走行が可能であり、下部走行体1を停止させて各種
作業を行っている際には、車体状態を把握することがで
き、安定した作業が可能である。そして、後方の画像を
表示する画面と、車体状態とを表示する画面とを共用す
るものであるので、従来から運転室11に設置されてい
るモニタ画面を使用することができる。これにより、別
途後方確認用のモニタを設ける必要がなく、運転室のス
ペースを十分確保することができる。ここで、車体状態
とは、この建設機械に搭載されている各種機器や構成部
材の作動状態であり、例えば、油圧回路に用いられる作
動油の温度、エンジン冷却水の温度等である。
この下部走行体1に旋回自在に装着される上部旋回体3
とを備え、走行用操作手段26を操作することによって
上記下部走行体3の前進後退を行う建設機械であって、
上記上部旋回体3に後方監視用カメラ38を設けると共
に、モニタ画面39が上記後方監視用カメラ38からの
画像表示状態となるスイッチ48を上記走行用操作手段
26に設けたことを特徴としている。
手段26に設けたスイッチ48を操作することによっ
て、モニタ画面39は上記後方監視用カメラ38からの
画像表示状態となるので、オペレータが希望するとき
に、スイッチ48を操作して画像表示状態とすることが
できる。このため、下部走行体1を停止させて、上部旋
回体3に設けられる作業機による作業を行っている場合
においても後方の確認が可能である。さらに、走行用操
作手段26を操作しない停止状態から建設機械を走行さ
せる場合、つまり発進時において、スイッチ48を操作
して画像表示状態として後方の確認可能状態とすれば、
この発進時の安全性の向上を図ることができる。
的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。図2はこの建設機械(この場合、油圧ショベルを
示している)の簡略側面図であり、図3は簡略背面図で
ある。この建設機械は、下部走行体1と、下部走行体1
の上部に旋回機構2を介して旋回可能に装着される上部
旋回体3とを備え、上部旋回体3に作業機4が連設され
ている。この作業機4は、その基部が上部旋回体3に揺
動可能に連結されているブーム5と、ブーム5の先端に
揺動可能に連結されているアーム6と、アーム6の先端
に揺動可能に連結されているバケット7とを備える。
の走行部9、9を備え、各走行部9、9の履帯8、8が
駆動することによって走行する。そして、左右一対の走
行部9、9は、トラックフレーム13(図5等参照)を
介して連結されている。また、上部旋回体3は、図2に
示すように、レボフレーム10と、このレボフレーム1
0上に設けられる運転室11と、このレボフレーム10
の後部に設けられるカウンタウエイト12とを備える。
に、スイングサークル(レボフレーム10に取付けられ
るアウタレース14と、トラックフレーム13に取付け
られるインナレース15とで構成される)16と、油圧
駆動の旋回モータ(図示省略)と、この旋回モータの回
転速度を減速するスイングマシナリ(図示省略)と、ス
イングマシナリの駆動力をインナレース15の内歯に伝
達するスイングピニオン(図示省略)等で構成される。
うに、センタフレーム18と、このセンタフレーム18
の左右に連設されるサイドフレーム19、20とを備
え、センタフレーム18の中央部近傍の開口部24をア
ンダーカバー21にて塞いでいる。この場合のアンダー
カバー21には、その底面が後方に向かって順次下傾す
るテーパ面22とされた凹所23が設けられている。な
お、このアンダーカバー21は、上部旋回体3内への土
砂等の侵入を防止するものである。
の中央部には運転席25が設けられ、この運転席25の
前方に走行操作手段26が設けられている。走行操作手
段26は、左右一対の走行レバー27、28と、各走行
レバー27、28と一体に揺動する走行ペダル29、3
0とを備える。また、運転席25の側部側に作業機操作
レバー31、32がそれぞれ設置されている。なお、運
転室11にはその前方を確認するための前窓33と、側
方を確認するための側方窓34、34が設けられてい
る。
押すと下部走行体1が前進し、走行レバー27、28を
後方に引くと下部走行体1が後進するようになってい
る。また、一方の走行レバー27のみを操作すれば、こ
れに対応した一方の走行部9のみが駆動し、他方の走行
レバー28のみを操作すれば、これに対応した一方の走
行部9のみが駆動する。さらに、各走行レバー27、2
8と各走行ペダル29、30は一体に揺動するので、走
行レバー27、28のみを操作しても、走行レバー2
7、28と走行ペダル29、30と共に操作しても、走
行ペダル29、30のみを操作してもこれらに対応する
走行部9が駆動する。また、上記作業機操作レバー3
1、32はブーム5の上下動、アーム6及びバケット7
の回動、及び上部旋回体3自体の旋回操作等を行うもの
である。なお、走行操作手段26の近傍には、ブレーキ
ペダル35が設けられ、さらに一方の側方窓34側に計
器盤36が設けられている。
オペレータが座って作業機4にて作業を行ったり、走行
させたりする場合、前方及び側方は、前窓33や側方窓
34、34によって確認することができるが、後方(オ
ペレータに対する後方)は確認することができない。そ
こで、この発明では、図1に示すように、後方監視用カ
メラ38と、この後方監視用カメラ38からの画像を表
示するモニタ画面39とを備えた後方監視手段40を設
けている。
メラからなり、図8に示すように、上記上部旋回体3の
カウンタウエイト12と上記旋回機構2のスイングサー
クル16との間における上部旋回体裏面側に設けてい
る。この場合、上記アンダーカバー21に内面、つま
り、凹所23に設けている。すなわち、凹所23のテー
パ面22から支持枠37を立設し、この支持枠37に揺
動可能として後方監視用カメラ38を支持させて、この
カメラ38の監視方向の変更を可能としている。
なモニタ装置41の画面にて構成される。この場合のモ
ニタ装置41は、図9(a)に示すように、後方監視用
カメラ38からの画像を表示する第1モードと、図9
(b)に示すように、車体状態を表示する第2モードと
に切換えることが可能である。ここで、車体状態とは、
この建設機械に搭載されている各種機器や構成部材の作
動状態であり、例えば、油圧回路に用いられる作動油の
温度、エンジン冷却水の温度等である。すなわち、モニ
タ装置41の制御部には、図10に示すように、温度目
盛りや各種絵模様等の基本画像を表示する基本表示手段
43と、この表示手段43の基本画像データと状態量を
示す画像データとを合成してモニタ画面39を表示する
合成表示手段45とを備え、これによって、モニタ画面
39に車体状態を表示するものである。
は、上記走行用操作手段26を操作することによって行
われる。すなわち、走行レバー27、28や走行ペダル
29、30を操作すれば、後方監視手段40が作動して
後方監視用カメラ38による後方の監視(視認)を行う
第1モードとなり、走行用操作手段26を操作しない状
態では、後方監視用カメラ38からの画像がモニタ画面
39に表示されずに、図9(b)に示すように車体状態
が表示される第2モードとなっている。ここで、後方の
監視とは、運転室11の後方の監視である。従って、走
行用操作手段26を操作すれば、下部走行体1が前進走
行状態であっても、後退走行状態であっても、図9
(a)に示すように運転室11の後方の画像がモニタ画
面39に表示されることになる。なお、モニタ装置41
は、例えば図4に示すように、前窓33と一方の側方窓
34とを仕切る縦枠47の下部に配設されている。この
場合、オペレータが運転席25に座ってこの建設機械を
走行させたり、作業機4を使用して作業したりした場合
に、そのモニタ画面39の観察が可能である位置に配設
すればよく、この縦枠47の下部に限るものではない。
メラ38からの画像が表示される場合、図2と図3に示
すように、下部走行体1に対して上部旋回体3が平行に
配置される状態では、図9(a)に示すように、下部走
行体1の左右の走行部9、9の履帯端部8a、8aがモ
ニタ画面39の左右の下部に表示される。また、この図
2と図3に示す状態から上部旋回体3が約180°回転
(旋回)した状態でも、履帯端部8a、8aがモニタ画
面39の一部に表示される。しかも、後方監視用カメラ
38の視界は、図8に示す範囲であり、モニタ画面39
の上部には、後方の画像を表示した際には、常にカウン
タウエイト12の下端後端が表示される(映し出され
る)。
用操作手段26を操作すれば、運転室11の後方の画像
がモニタ画面39に表示されるので、オペレータはモニ
タ画面39に後方監視用カメラ38からの画像を表示さ
せるために、特別の操作(スイッチ操作)を必要としな
い。すなわち、走行用操作手段26の操作することによ
って建設機械を走行させれば、後方監視用カメラ38に
よる観察(視認)が可能となり、安全走行を達成でき
る。しかも、モニタ画面39には、カウンタウエイト1
2の下端後端が映し出される。このため、障害物と建設
機械との間の距離を把握することができる。特に、下部
走行体1に対して上部旋回体3が平行に配置される状態
では、左右の履帯端部8a、8aの同時視認が可能であ
るので、障害物がこのモニタ画面39に映し出された場
合において、この障害物と建設機械との間の距離を安定
して確実に把握することができ、安全性が向上する。ま
た、下部走行体1が前進走行している場合において、上
部旋回体3が反転した状態であれば、運転室11にいる
オペレータにとっては後退している状態である。このよ
うな場合でも、走行用操作手段26を操作しているの
で、後方監視用カメラ38によるオペレータ後方の観察
が可能となっており、オペレータに対する後方の確認
(視認)を行うことができ、安全である。
走行体1を停止させて各種作業を行っている際には、車
体状態を把握することができ、安定した作業が可能であ
る。さらに、後方の画像を表示する画面と、車体状態と
を表示する画面とを共用するものであるので、従来から
運転室11に設置されているモニタ画面を使用すること
ができる。これにより、別途後方確認用のモニタを設け
る必要がなく、運転室11のスペースを十分確保するこ
とができる。しかも、従来からの既存のアンダーカバー
21に後方監視用カメラ38を付設するものであり、後
方監視用カメラ38を保持するために、新たな部材を必
要とせず、部品点数の増加や組立工程の複雑化を防止で
きる。さらに、走行中等に、走行面に岩や鉄骨等の障害
物があってこの建設機械にこの障害物が衝突したとして
も、後方監視用カメラ38はアンダーカバー21にて有
効に保護されており、損傷しないと共に、下方からの土
砂等が付着するのを防止することができる。
の場合、後方監視手段40を作動させるスイッチ48
を、走行用操作手段26に設けている。すなわち、スイ
ッチ48を操作することによって、後方監視手段40の
作動させて、後方監視用カメラ38からの後方の画像を
モニタ画面39に表示するものである。このため、走行
操作手段26の操作に関係なく、スイッチ48を操作す
ることによってオペレータの後方の監視を行う第1モー
トとすることができる。また、この第1モードにおいて
スイッチ48を操作することによって、車体状態を表示
する第2モードに切換ることができる。
走行操作手段40を操作しなければ、言い換えれば、走
行させなければ、後方の監視を行うことができないの
で、走行運転開始時(発進時)に後方の監視を行うこと
ができず、この時点での安全性を確保することができな
いおそれがある。これに対して、図11に示す建設機械
では、走行運転開始時にスイッチ48を操作して、後方
監視用カメラ38からの後方の画像をモニタ画面39に
表示するようにすれば、この時点での安全性を確保する
ことができる。また、下部走行体1が後退走行していて
も、上部旋回体3が反転した状態となって、運転室11
のオペレータが走行方向に対して前方を向いている場
合、オペレータに対する後方の監視をあまり必要とせ
ず、このような場合にスイッチ48をOFF状態とし
て、この後方監視手段40による後方の監視を停止して
おくことができ、バッテリの無駄な消費を防止すること
ができる。このように、図11に示す建設機械では、オ
ペレータは種々の走行状態や作業状態に応じた後方の監
視を行うことができる。
メラ38がレボフレーム10側へ収納される格納状態
と、この後方監視用カメラ38が外部に露出状となる視
認可能状態との切換を可能としている。すなわち、図1
3に示すように、この建設機械は、後方監視用カメラ3
8を支持する支持手段50と、この支持手段50を作動
させる駆動手段51と、この駆動手段51のON/OF
F操作を行うスイッチ手段52とを備える。また、支持
手段50は、図12に示すように、受け部材53を有す
るアンダーカバー21と、この受け部材53に後方監視
用カメラ38を取付けるための支持枠37と、受け部材
53の先端部を支持する鎖、金属線等からなる図示省略
の支持部材とを備える。そして、駆動手段51の図示省
略のモータを駆動させることによって、上記支持部材を
巻き上げたり巻き下げたりして、受け部材53をその基
端部を中心に揺動させるものである。これによって、図
12(a)の開状態では、水平方向に対して所定角度を
成す状態が支持され、図12(b)の閉状態では、水平
方向に延びる状態に支持される。このため、図12
(a)の開状態では、後方監視用カメラ38が外部に露
出状となる視認可能状態となり、図12(b)の状態で
は、後方監視用カメラ38がレボフレーム10側へ収納
される格納状態となる。
スイッチ手段52を操作することによって視認可能状態
としたり、格納状態としたりすることができる。このた
め、後方の監視を必要としない場合、図12(b)に示
すように閉状態として後方確認用カメラ38を格納して
おけば、後方確認用カメラ38は有効に保護され、損傷
しにくくしかもレンズ等が汚れるのを防止することでき
る。また、オペレータが後方の確認を必要とする際に
は、スイッチ手段52を操作することによって、図12
(a)に示すように開状態とすれば、後方の監視が可能
となって安全性を確保することができる。
とによって、後方監視用カメラ38を露出させた際に後
方監視手段40による監視が作動し、後方監視用カメラ
38を格納させた際に後方監視手段40による監視が停
止するように構成できる。すなわち、この図12に示す
建設機械において、図1に示すように、走行操作手段2
6を操作することによって、後方の画像を表示するよう
にするものであれば、この走行操作手段26をもって、
この切換(後方監視用カメラ38の格納と露出との切
換)のスイッ手段52としたり、上記図11に示したよ
うに、走行操作手段26に設けられるスイッチ48をも
って、この切換のスイッチ手段52としたりすることが
できる。もちろん、スイッチ手段52と独立した別のス
イッチを設け、後方監視用カメラ38の格納と露出との
切換操作と、後方監視手段40の監視操作とを別操作に
て行うようにしてもよい。
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。例えば、後方監視用カメラ38からの画像
を表示する画面と、車体状態を表示する画面とを別々に
構成してもよい。また、建設機械として、油圧ショベル
に限らず、下部走行体1と、この下部走行体1に旋回自
在として装着される上部旋回体3とを備えた各種の建設
機械に適用することができる。
ロック図である。
ロック図である。
簡略ブロック図である。
要部断面図である。
ク図である。
6)
走行体に旋回自在に装着される上部旋回体とを備えたも
のがある。この場合、その上部旋回体に設けられる運転
室に作業者(オペレータ)が乗り込んで走行用操作手段
の操作レバーを操作することによって、前進させたり後
退させたりする。この走行の際には、前方及び側方は、
運転室に設けられた窓部からオペレータの肉眼でもって
確認(監視)が可能であるが、運転室の後方を見るに
は、頭や身体を振り向かせて視認する必要があった。こ
のため、上部旋回体のカウンタウエイト等の後面に監視
用カメラを設けると共に、運転室にこのカメラからの画
像を表示するモニタ装置を設けたものがあった(例え
ば、特開平10−140619号公報、特開平11−2
86971号公報参照)。
表示する画面と監視用カメラからの画像の両方を1台の
モニタ装置で映し出すためには、切換スイッチを設け
て、この切換スイッチを操作する必要があった。この場
合、下部走行体を走行させるための走行レバーから離れ
た部位にこの切換スイッチが設けられ、オペレータにと
っては操作しにくいものとなっていた。また、切換スイ
ッチ等の切換操作を行うことなく、下部走行体が後退走
行状態となったときに、モニタ装置に後退する方向の画
像を表示するようにすることも考えられる。しかしなが
ら、下部走行体が前進走行している場合において上部旋
回体が反転した状態であれば、オペレータにとっては後
退している状態である。このような場合に下部走行体に
監視カメラを設けてあっても、役に立たなかった。
Claims (3)
- 【請求項1】 下部走行体(1)と、この下部走行体
(1)に旋回自在に装着される上部旋回体(3)とを備
え、走行用操作手段(26)を操作することによって上
記下部走行体(1)の前進後退を行う建設機械であっ
て、上記上部旋回体(3)に後方監視用カメラ(38)
を設け、上記走行用操作手段(26)の操作することに
よって上記後方監視用カメラ(38)からの画像をモニ
タ画面(39)に表示させることを特徴とする建設機
械。 - 【請求項2】 上記モニタ画面(39)に上記後方監視
用カメラ(38)からの画像を表示する第1モードと、
上記モニタ画面に車体状態を表示する第2モードとの切
換えを可能とすると共に、この切換えを上記走行用操作
手段(26)の操作にて行うことを特徴とする請求項1
の建設機械。 - 【請求項3】 下部走行体(1)と、この下部走行体
(1)に旋回自在に装着される上部旋回体(3)とを備
え、走行用操作手段(26)を操作することによって上
記下部走行体(1)の前進後退を行う建設機械であっ
て、上記上部旋回体(3)に後方監視用カメラ(38)
を設けると共に、モニタ画面(39)が上記後方監視用
カメラ(38)からの画像表示状態となるスイッチ(4
8)を上記走行用操作手段(26)に設けたことを特徴
とする建設機械。
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Cited By (11)
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