JP2000127842A - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JP2000127842A
JP2000127842A JP10321555A JP32155598A JP2000127842A JP 2000127842 A JP2000127842 A JP 2000127842A JP 10321555 A JP10321555 A JP 10321555A JP 32155598 A JP32155598 A JP 32155598A JP 2000127842 A JP2000127842 A JP 2000127842A
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Japan
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boom
work
light
cylinder
construction machine
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JP10321555A
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Kazunori Shukuzawa
一徳 宿澤
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/24Safety devices, e.g. for preventing overload

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間の掘削作業時に、作業灯により充分な光
量をもって掘削場所を広範囲に照らすことができるよう
にする。 【解決手段】 ロアブーム9の下面部9Bのうちシリン
ダブラケット10よりも前側に取付ブラケット26を設
け、この取付ブラケット26に左,右方向に離間して2
個の作業灯27を取付ける構成とする。これにより、各
作業灯27により充分な光量をもって掘削場所を広範囲
に照らすことができ、掘削作業の作業性を向上させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば土砂等の掘
削作業に用いられる油圧ショベル等の建設機械に関し、
特に側溝等を掘削するのに用いて好適な建設機械に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械のう
ち、側溝を掘削するのに好適に用いられる側溝掘り仕様
の油圧ショベルは、建設機械本体と、該建設機械本体に
設けられた作業装置とを備え、該作業装置は基端側が前
記建設機械本体に俯仰動可能に設けられブームシリンダ
により駆動されるロアブームと、該ロアブームの先端側
に左,右方向に揺動可能に設けられオフセットシリンダ
により駆動されるアッパブームと、該アッパブームより
も下側に位置してロアブームの下面側に設けられた作業
灯とを備えている(例えば、実開平5−16478号公
報等)。
【0003】ここで、上述した従来技術による油圧ショ
ベルでは、ブームシリンダのロッドを取付けるためロア
ブームの下面側に設けられた左,右のシリンダブラケッ
ト間に、1個の作業灯が回動可能に設けられ、該作業灯
がリンク機構を介してアッパブームに連結される構成と
なっている。これにより、アッパブームが左,右方向に
オフセットすると、作業灯がリンク機構によってアッパ
ブームに追従することにより、掘削場所を作業灯によっ
て常に照らすことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術では、左,右のシリンダブラケット間の狭隘なスペ
ース内に作業灯を設ける構成となっているため、作業灯
が小型化してしまい、掘削場所を充分な光量をもって広
範囲に照らすことができないという問題がある。
【0005】また、アッパブームのオフセットに追従し
て作業灯を回動させるためのリンク機構が作業灯の前側
に設けられているため、このリンク機構によって作業灯
から照射される光の一部が遮られてしまうという問題が
ある。
【0006】また、作業灯はリンク機構によって常にア
ッパブームのオフセット方向を照らすため、例えばアッ
パブームをオフセットした状態で油圧ショベルを走行さ
せた場合には、走行方向の前方を作業灯によって照らす
ことができないという問題がある。
【0007】さらに、例えば片側1車線の道路の片側車
線で側溝を掘削する場合に、例えばアッパブームを反対
側車線に向けてオフセットすると、この反対側車線を走
行する車両に作業灯からの光が当たり、当該車両の運転
者を不用意に眩惑してしまう虞れがある。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、夜間等の掘削作業時に作業灯により充分
な光量をもって掘削場所を照らすことができ、かつ、ア
ッパブームのオフセット方向に拘らず作業灯によって任
意の方向を照らすことができる建設機械を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため本発明は、建設機械本体と、該建設機械本体に設け
られた作業装置とを備え、該作業装置は基端側が前記建
設機械本体に俯仰動可能に設けられブームシリンダによ
り駆動されるロアブームと、該ロアブームの先端側に
左,右方向に揺動可能に設けられオフセットシリンダに
より駆動されるアッパブームと、該アッパブームよりも
下側に位置して前記ロアブームの下面側に設けられた作
業灯とを備えた建設機械に適用される。
【0010】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記作業灯は、前記ロアブームの下面側のうち
前記ブームシリンダが取付けられるシリンダブラケット
よりも前側に位置し、左,右方向に離間して複数個設け
たことにある。
【0011】このように構成したことにより、シリンダ
ブラケット間のスペースに拘らず、ロアブームの下面側
に設けた複数の作業灯によって掘削場所を照らすことが
できる。このため、例えばシリンダブラケット間に1個
の作業灯を設ける場合に比較して作業灯を大きくするこ
とができ、かつ、ロアブームを中心とした各作業灯から
の光の照射範囲を拡大することができ、充分な光量をも
って掘削場所を広範囲に照らすことができる。
【0012】請求項2の発明は、ロアブームの下面側に
は各作業灯用の取付ブラケットを設け、該取付ブラケッ
トは前記各作業灯を外側から部分的に取囲む構成とした
ことにある。
【0013】このように構成したことにより、掘削作業
時の土砂等が作業灯に衝突するのを取付ブラケットによ
って抑えることができ、作業灯の破損を防止することが
できる。
【0014】請求項3の発明は、取付ブラケットと各作
業灯との間には、各作業灯による光の照射方向を任意の
方向に調整する照射方向調整機構を設ける構成としたこ
とにある。
【0015】このように構成したことにより、ロアブー
ムに対してアッパブームを左,右方向にオフセットさせ
たとしても、このアッパブームのオフセット方向に拘ら
ず、作業灯による光の照射方向を任意の方向に調整する
ことができる。このため、例えばアッパブームをオフセ
ットさせた状態で建設機械を走行させる場合に、作業灯
によって建設機械の走行方向の前方を照らすことができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による建設機械の実
施の形態について、側溝掘り仕様の油圧ショベルを例に
挙げ、図1ないし図6を参照しつつ説明する。
【0017】図において、1は左右両側に履帯1A,1
Aを備えた装軌式の下部走行体を示し、該下部走行体1
の前側には排土板2が昇降可能に設けられている。
【0018】3は下部走行体1上に旋回可能に設けられ
た建設機械本体としての上部旋回体で、該上部旋回体3
は、下部走行体1上に旋回可能に設けられたほぼ円形の
厚板からなる旋回フレーム4と、該旋回フレーム4の前
部左側に設けられ運転室を画成したキャブ5と、旋回フ
レーム4の前部右側およびキャブ5の後側に配設され、
原動機、油圧源(いずれも図示せず)等を収容した建屋
カバー6と、旋回フレーム4の後部に位置して該旋回フ
レーム4と建屋カバー6との間に配設された円弧状のカ
ウンタウエイト7とを有している。
【0019】8はキャブ5の右側に位置して上部旋回体
3の前部に俯仰動可能に設けられた作業装置を示し、該
作業装置8は、後述するロアブーム9、アッパブーム1
3、アーム20、バケット23および作業灯27等から
大略構成されている。
【0020】9は基端側が上部旋回体3に俯仰動可能に
設けられたロアブームで、該ロアブーム9は、上面部9
A、下面部9B、左,右の側面部9C,9Cを有し、先
端側が略く字状に屈曲した角筒体として形成され、ロア
ブーム9の基端側は旋回フレーム4のセンタビーム(図
示せず)に回動可能にピン結合されている。
【0021】ここで、ロアブーム9の先端側の下面部9
Bには、2枚のシリンダブラケット10(1枚のみ図
示)が左,右方向で対向する状態で突設され、該シリン
ダブラケット10と旋回フレーム4のセンタビーム4A
との間には、ロアブーム9を上部旋回体3に対して俯仰
動させるブームシリンダ11が設けられている。また、
ロアブーム9の先端側の左側面部9Cには、後述のオフ
セットシリンダ15、リンク19を取付けるための複数
のブラケット12,12,…が、上,下方向で対向する
状態で突設されている。
【0022】13はロアブーム9の先端側に左,右方向
に揺動可能に設けられたアッパブームで、該アッパブー
ム13は、上面部13A、下面部13B、左,右の側面
部13Cを有する角筒体として形成され、その基端側が
ロアブーム9の先端側に回動可能にピン結合されてい
る。また、アッパブーム13の左側面部13Cには、長
手方向の中間部に位置してブラケット14が突設され、
該ブラケット14とロアブーム9側のブラケット12と
の間には、アッパブーム13をロアブーム9に対して
左,右方向に揺動(オフセット)させるオフセットシリ
ンダ15が設けられている。
【0023】16はアッパブーム13の先端側に左,右
方向に揺動可能に設けられたアーム連結体を示し、該ア
ーム連結体16は、その基端側がアッパブーム13の先
端側に回動可能にピン結合されている。また、アーム連
結体16には、上,下方向で対向しリンク19が取付け
られる2個のブラケット17,17と、左,右方向で対
向し後述のアームシリンダ22が取付けられる2個のス
テー18,18とが設けられている。
【0024】19はロアブーム9とアーム連結体16と
の間を連結するリンクで、該リンク19は、ロアブーム
9側のブラケット12とアーム連結体16側のブラケッ
ト17とに回動可能にピン結合され、これら各ブラケッ
ト12,17とアッパブーム13との間で平行リンク機
構を構成している。そして、リンク19は、アッパブー
ム13がオフセットシリンダ16によりロアブーム9に
対して左,右方向に揺動されるときに、アーム連結体1
6をアッパブーム13の先端側でこれとは逆向きに揺動
させることにより、アーム20をロアブーム9に対して
常に平行状態に保持するものである。
【0025】20はアーム連結体16の先端側に左,右
方向に俯仰動可能に設けられたアームで、該アーム20
の基端側には左,右方向で対向するステー21,21が
設けられ、該各ステー21とアーム連結体16の各ステ
ー18との間にはアームシリンダ22が設けられてい
る。そして、アームシリンダ22は、アーム連結体16
およびアーム20と共にアッパブーム13の先端側で
左,右方向に揺動しつつ、アーム20をアーム連結体1
6に対して俯仰動させるものである。
【0026】23はアーム20の先端側に上,下方向に
回動可能に設けられたバケットで、該バケット23とア
ーム20との間にはバケットリンク24が設けられ、該
バケットリンク24とアーム20との間にはバケットシ
リンダ25が設けられている。そして、バケット23
は、バケットシリンダ25によってアーム20の先端側
で上下方向に回動し、土砂等の掘削作業を行うものであ
る。
【0027】26は後述の各作業灯27を取付けるため
ロアブーム9の下面部9Bに設けられた取付ブラケット
で、該取付ブラケット26は、図3ないし図5に示すよ
うに、左,右方向に延びる底面板26Aと、該底面板2
6Aの両端側から上向きに折曲げられ作業灯27を左,
右方向から取囲む左,右の側面板26B,26Bと、各
側面板26B間に位置して底面板26Aの上面側に立設
された断面コ字状の固定枠26Cとからなり、底面板2
6Aには左,右方向に離間して2個のボルト孔26D,
26Dが形成されている。そして、取付ブラケット26
は、固定枠26Cの上端側を、ロアブーム9の下面部9
Bに溶接、あるいはボルト締め等の手段を用いて固着す
ることにより、アッパブーム13の下面部13Bよりも
下側で、かつシリンダブラケット10よりも前側となる
位置に設けられている。
【0028】ここで、ロアブーム9の下面部9Bからの
取付ブラケット26の突出長さは、図6に示すようにバ
ケット23が最大掘削深さに達した状態で、取付ブラケ
ット26および各作業灯27が地面Gよりも上方に位置
し、かつ、ロアブーム9が俯仰動したときに、図6中に
二点鎖線で示す軌跡A上を移動する取付ブラケット26
の下端部が、排土板2、キャブ5等と干渉しないように
設定されている。これにより、作業装置8による掘削作
業時に、取付ブラケット26および各作業灯27が、不
用意に地面G、排土板2、キャブ5等と干渉して破損す
るのを確実に防止できる構成となっている。
【0029】27,27は後述の照射方向調整機構28
を介して取付ブラケット26に取付けられた左,右の作
業灯で、該各作業灯27は、ケーブルを通じてバッテリ
(いずれも図示せず)からの電流が給電されることによ
り、例えば夜間の掘削作業時等において、油圧ショベル
が走行する地面、バケット23による掘削場所等に光を
照射するものである。
【0030】28,28は取付ブラケット26と各作業
灯27との間に設けられ、作業灯27から照射される光
の方向を調整する照射方向調整機構で、該照射方向調整
機構28は、図4および図5に示すように、ボルト29
およびナット30を用いて作業灯27を上,下方向(矢
示X方向)に回動可能に支持するコ字状の支持板31
と、該支持板31の下面側に突設され、取付ブラケット
26のボルト孔26Dに螺入された締結ボルト32と、
該締結ボルト32に螺入されることにより支持板31を
取付ブラケット26の底面板26Aに締結するナット3
3とからなっている。
【0031】そして、作業灯27をボルト29を中心と
して上,下方向に回動させ、ナット30により作業灯2
7を支持板31に固定した後、支持板31を締結ボルト
32を中心として取付ブラケット26に対して左,右方
向(矢示Y方向)に回動させ、所望の位置で各ナット3
3によって取付ブラケット26の底面板26Aに締結す
ることにより、作業灯27から照射される光りの方向
を、アッパブーム13のオフセット方向に拘らず、上,
下方向および左,右方向に任意に調整することができる
構成となっている。
【0032】本実施の形態による油圧ショベルは上述の
如き構成を有するもので、この油圧ショベルを用いて夜
間の側溝掘り作業を行う場合には、まず、各作業灯27
を点灯した状態で下部走行体1を走行させ、油圧ショベ
ルを所望の作業位置へと自走させる。
【0033】この場合、各作業灯27からの光の照射方
向は、照射方向調整機構28によって任意の方向に調整
することができるから、例えばロアブーム9に対してア
ッパブーム13を左,右方向にオフセットした状態で下
部走行体1を走行させたとしても、アッパブーム13の
オフセット方向に拘らず作業灯27からの光によって走
行方向の前方を照らすことができる。これにより、例え
ば従来技術のようにアッパブームのオフセット方向に追
従する作業灯に比較して、油圧ショベルを所望の作業位
置まで安全に走行させることができる。
【0034】次に、油圧ショベルを所望の作業位置に停
止させた後、オフセットシリンダ15によりロアブーム
9の先端側でアッパブーム13を左,右方向にオフセッ
トさせ、ロアブーム9に対してアーム20およびバケッ
ト23を左,右方向にオフセットする。そして、照射方
向調整機構28により各作業灯27から照射される光り
の方向を、上,下方向(X方向)または左,右方向(Y
方向)に調整し、オフセットされたバケット23による
掘削場所を照らす。
【0035】この状態で、ブームシリンダ11によって
ロアブーム9を俯仰動させ、アームシリンダ22によっ
てアッパブーム13の先端側でアーム20を俯仰動させ
ると共に、バケットシリンダ25によってアーム20の
先端側でバケット23を回動させることにより側溝を掘
削する。
【0036】この場合、各作業灯27は、ブームシリン
ダ11用のブラケット12よりも前側に位置してロアブ
ーム9の下面部9Bに左,右方向に離間して設けられて
いるため、例えば従来技術のようにブームシリンダ用の
ブラケット間に1個の作業灯を収容する場合に比較し
て、個々の作業灯27を大きくすることができる。ま
た、ロアブーム9を中心とした各作業灯27からの光の
照射範囲を拡大することができる。このため、各作業灯
27により充分な光量をもって掘削場所を広範囲に照ら
すことができ、夜間に側溝掘り等を行うときの作業性を
大幅に向上させることができる。
【0037】また、従来技術のように、作業灯をアッパ
ブームのオフセット方向に追従させるためのリンク機構
によって作業灯からの光りが遮られることがなく、充分
な光量をもって掘削場所を照らすことができる。しか
も、各作業灯27の下面、および左,右の側面は取付ブ
ラケット26によって覆われているため、掘削作業時の
土砂等が作業灯27に衝突して該作業灯27が破損する
のを取付ブラケット26によって防止することができ
る。
【0038】さらに、照射方向調整機構28により、ア
ッパブーム13のオフセット方向に拘らず、作業灯27
からの光の照射方向を任意の方向に調整することができ
るので、例えば片側1車線の道路の片側車線で側溝を掘
削する場合には、照射方向調整機構28によって各作業
灯27から照射される光を片側車線に集中させることが
できる。これにより、例えばアッパブーム13を反対側
車線に向けてオフセットした状態で側溝を掘削したとし
ても、反対側車線を走行する車両に作業灯27からの光
りが当たるのを抑えることができ、当該車両の運転者を
眩惑する不具合を解消することができる。
【0039】なお、上述した実施の形態では、ロアブー
ム9の下面部9Bに左,右方向に離間して2個の作業灯
27を設けた場合を例に挙げたが、本発明はこれに限る
ものではなく、例えば3個以上の作業灯を設ける構成と
してもよい。
【0040】また、上述した実施の形態では、各作業灯
27の下面を覆う底面板26A、各作業灯27の左,右
の側面を覆う側面板26Bを有する取付ブラケット26
を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、例えば各作業
灯27の上面、下面、左,右の側面を覆う角筒状の取付
ブラケットとしてもよい。
【0041】さらに、上述した実施の形態では、下部走
行体1に履帯1Aが設けられた装軌式の油圧ショベルを
例に挙げたが、本発明はこれに限らず、ホイール式の油
圧ショベルにも適用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、作業灯を、ロアブームの下面側のうちブームシ
リンダが取付けられるシリンダブラケットよりも前側に
位置し、左,右方向に離間して複数個設ける構成とした
ので、シリンダブラケット間のスペースに拘らず、ロア
ブームの下面側に設けた複数の作業灯によって掘削場所
を照らすことができる。このため、例えばシリンダブラ
ケット間に1個の作業灯を設ける場合に比較して、作業
灯を大きくすることができ、かつ、ロアブームを中心と
した各作業灯からの光の照射範囲を拡大することができ
る。この結果、夜間に側溝掘り作業等を行う場合におい
て、掘削場所およびその周囲を充分な光量をもって広範
囲に照らすことができ、作業性を大幅に向上させること
ができる。
【0043】また、請求項2の発明によれば、ロアブー
ムの下面側には各作業灯用の取付ブラケットを設け、該
取付ブラケットは各作業灯を外側から部分的に取囲む構
成としたので、掘削作業時の土砂等が作業灯に衝突する
のを取付ブラケットによって抑えることができ、作業灯
の破損を防止することができる。
【0044】さらに、請求項3の発明によれば、取付ブ
ラケットと各作業灯との間には、各作業灯による光の照
射方向を任意の方向に調整する照射方向調整機構を設け
る構成としたので、作業灯をアッパブームのオフセット
方向に追従させるためのリンク機構等を不要にでき、該
リンク機構によって作業灯からの光りが遮られるのを抑
え、充分な光量をもって掘削場所を照らすことができ
る。
【0045】また、アッパブームをオフセットさせた状
態で建設機械を走行させたとしても、アッパブームのオ
フセット方向に拘らず、作業灯によって建設機械の走行
方向の前方を照らすことができ、夜間走行時の安全性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による側溝掘り仕様の油圧
ショベルを示す正面図である。
【図2】アッパブームをオフセットした状態の油圧ショ
ベルを示す平面図である。
【図3】アッパブームをオフセットした状態で作業灯、
取付ブラケット等を拡大して示す左側面図である。
【図4】図1中の作業灯、取付ブラケット等を拡大して
示す要部拡大の正面図である。
【図5】図3中の作業灯、取付ブラケット、照射方向調
整機構等を示す図4中の矢示V−V方向からみた左側面
図である。
【図6】油圧ショベルのバケットが最大掘削深さに達し
た状態を示す正面図である。
【符号の説明】
3 上部旋回体(建設機械本体) 8 作業装置 9 ロアブーム 9B 下面部 11 ブームシリンダ 10 シリンダブラケット 13 アッパブーム 15 オフセットシリンダ 26 取付ブラケット 27 作業灯 28 照射方向調整機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械本体と、該建設機械本体に設け
    られた作業装置とを備え、該作業装置は基端側が前記建
    設機械本体に俯仰動可能に設けられブームシリンダによ
    り駆動されるロアブームと、該ロアブームの先端側に
    左,右方向に揺動可能に設けられオフセットシリンダに
    より駆動されるアッパブームと、該アッパブームよりも
    下側に位置して前記ロアブームの下面側に設けられた作
    業灯とを備えた建設機械において、 前記作業灯は、前記ロアブームの下面側のうち前記ブー
    ムシリンダが取付けられるシリンダブラケットよりも前
    側に位置し、左,右方向に離間して複数個設ける構成と
    したことを特徴とする建設機械。
  2. 【請求項2】 前記ロアブームの下面側には前記各作業
    灯用の取付ブラケットを設け、該取付ブラケットは前記
    各作業灯を外側から部分的に取囲む構成としてなる請求
    項1に記載の建設機械。
  3. 【請求項3】 前記取付ブラケットと各作業灯との間に
    は、前記各作業灯による光の照射方向を任意の方向に調
    整する照射方向調整機構を設ける構成としてなる請求項
    2に記載の建設機械。
JP10321555A 1998-10-27 1998-10-27 建設機械 Pending JP2000127842A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002317465A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Komatsu Ltd 建設機械

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