JPH08120708A - 建設機械の運転室のフロントガード装置 - Google Patents

建設機械の運転室のフロントガード装置

Info

Publication number
JPH08120708A
JPH08120708A JP29190194A JP29190194A JPH08120708A JP H08120708 A JPH08120708 A JP H08120708A JP 29190194 A JP29190194 A JP 29190194A JP 29190194 A JP29190194 A JP 29190194A JP H08120708 A JPH08120708 A JP H08120708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guard
cab
connecting arm
operator
wall plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29190194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3218450B2 (ja
Inventor
Fumio Tsuzuki
文雄 都築
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kato Works Co Ltd
Kato Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Kato Works Co Ltd
Kato Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kato Works Co Ltd, Kato Seisakusho Co Ltd filed Critical Kato Works Co Ltd
Priority to JP29190194A priority Critical patent/JP3218450B2/ja
Publication of JPH08120708A publication Critical patent/JPH08120708A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3218450B2 publication Critical patent/JP3218450B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 掘削中の岩盤等の崩れ落ち時に生ずる運転室
の左右振動で上部ガード取付部が疲労破壊するのを防ぐ
ことを主目的とし、運転者の前方視界の横幅を拡げるこ
とも可能とする。 【構成】 旋回フレームの運転室支持部6aの前端に固
定した下部ガード2の上端に、両側の上下方向の弾性支
持機構(24,25)を介して上部ガード1の下部を保
持させ、該上部ガード両側の上端と、運転室4の前部頂
面に固定した両側支台7との間に、夫々前後方向の弾性
支持機構(10,11)を前後に介装した連結腕9を結
合し、運転室頂部の大きな左右振動が該連結腕の左右揺
動運動を介して上部ガード上端に僅少の前後方向振動を
伝達するように構成している。弾性支持機構(24,2
5)を上下分離し、上部ガードの下部を着脱可能な支杆
により下部ガード上に持上げて、運転室前面の窓ガラス
を拭くように構成して、上部ガードを運転室に接近させ
るのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワーショベルやその他
の油圧式掘削機のように、負荷が急変する建設機械の運
転室の前面に取付けられ、岩盤や硬質地層等の掘削時に
飛散した石塊類による運転室前面窓ガラスの破損を防止
する運転室のフロントガード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフロントガード装置は、図9に示
すように周枠内に金網を張設した上部ガード1と下部ガ
ード2の四隅を夫々取付金具3で運転室4の前面に着脱
可能に取付けていたが、該取付金具3の中間に緩衝ゴム
を介装しても、該緩衝ゴムには各ガード1,2の静止支
持に必要な或る程度の剛性を与えねばならないため、岩
盤等をリツパーやブレーカ等で掘削する際などに生ずる
運転室の振動によつて上部ガード1の取付部が疲労破損
し易い欠点があつた。
【0003】これを避けるため、図10に示すように運
転室4の前面と略平行な門形支柱5の両脚端を旋回フレ
ームの運転室支持部6a前端に着脱可能に固着して、該
門形支柱5の上部に上部ガード1を取付金具3で固着
し、又該門形支柱の下部に下部ガード2を直接固着して
いたが、建設作業の合理化上、運転者の疲労を軽減して
建設機械の長時間作業を可能とする暖,冷房機器等の取
付けにより、運転室が大形化して重量が増すにつれ、次
のような問題を生じる。
【0004】岩盤や鉄筋コンクリート建造物、或いは硬
質地層等をパワーシヨベルに取付けたリツパー等で掘削
している際に、該岩盤等が崩れ落ちて急に負荷が無くな
つた時は、撓んでいたブームやアームの弾性復帰と共
に、浮き上がり気味だつたパワーシヨベルが地面上に落
下するため、その衝撃により、旋回フレームの運転室支
持部6aがねじれや撓みを生じると共に、運転室や門形
支柱の上部が左右に大きく振動するが、旋回フレームに
下端を片持ち支持された門形支柱5は、その上下の上部
ガード取付金具の振幅差が大きいため、比較的大きな上
部ガードの質量によつて、該上部ガードの門形支柱への
取付部等にクラツクを生じて疲労破壊し易い。
【0005】しかも片持支持の門形支柱は下部に至るに
従い前後方向の幅が大きくなるのみならず、該門形支柱
と運転室4の前面との間には、該運転室前面の窓ガラス
を拭くのに必要な間隔を設けねばならないため、これに
応じて運転者の前方視界の横幅が狭くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする第1
の問題点は、掘削中の岩盤等が急に崩れ落ちて負荷が無
くなつた時における上部ガード取付部の大きな左右振動
によつて、該上部ガードの運転室や門形支柱への取付部
等にクラツクを生じ、疲労破壊し易いことである。第2
の問題点は、運転室前面の上部窓ガラスを拭くため、門
形支柱や上部ガードと運転室前面との間隔が大きくなつ
て、運転者の前方視界の横幅を狭ばめ、旋回フレームの
急旋回時等に安全上の問題を生ずることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は旋回フレームの
運転室支持部前端に固定支持させた下部ガードの上端
に、両側の上下方向の弾性支持機構を介して上部ガード
の下部を弾力支持させ、該上部ガード両側の上端と、こ
れに夫々対応して運転室の前部頂面に固定した支台との
間に夫々前後方向の連結腕を配設し、該連結腕の前後端
を夫々対応する上部ガード上端と支台前端とに前後方向
の弾性支持機構を介して結合して、運転室頂部の左右振
動時に、連結腕が上部ガードに対し左右揺動するように
構成したことを最も主要な特徴とする。前後方向の弾性
支持機構は、箱形の連結腕の前後壁板を夫々対応する上
部ガードの上端壁板や支台の前壁板に結合するボルト継
手に、連結腕の前後壁板を夫々前後対称的に挟圧する第
1,第2の緩衝ゴムを取付けた構成とするのがよい。
【0008】又下部ガードの頂板と、これに平行に上部
ガードの下部に取付けた座板とを結合するボルト継手
に、該座板と協同して下部ガードの頂板を挟圧する上下
の緩衝ゴムを取付けてなる上下方向弾性支持機構を上下
分離可能に構成して、上部ガードを運転室前面の上部窓
ガラスの清拭可能な開放位置に保持する支杆を該上下ガ
ード間に着脱可能に設けるのがよい。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例要部の縦断側面図、図
2はその全体の概略を示す側面図、図3は図1の要部の
平面図、図4は図2の正面図であつて、符号1,2,
4,6は図9及び図10と同様である。又7は運転室4
の前部頂面上に固着した取付座8上にボルト継手15を
介して着脱可能に取付けた両側の支台、9は両側の支台
7と上部ガード1の両側上端部との間に夫々配設した前
後方向の連結腕を示し、下方に開口した箱形の連結腕9
の前壁板9aと、これに平行な上部ガード1の上端壁板
1aの間、及び連結腕の後壁板9bとこれに平行な支台
7の前壁板7aの間には夫々短い円筒形或いは角筒形の
第1緩衝ゴム10が挟持される。
【0010】符号11は連結腕の前後壁板9a,9bを
夫々第1緩衝ゴム10と協同して前後対称的に挟持する
短い円筒形或いは角筒形の第2緩衝ゴム11を示し、該
連結腕の前壁板9aと、上部ガードの上端壁板1aの
間、及び該連結腕の後壁板9bと支台の前壁板7aの間
を夫々連結するボルト継手12が、座金13やナツト1
4と協同して、前後の第1,第2の緩衝ゴム10,11
を共に圧縮して前後方向の弾性支持機構を形成してい
る。連結腕9の前壁板9aに設けたボルト孔は上下方向
の長孔9cに構成して、後述のように下部ガード2の上
端に上部ガード下部を取付けた後に、該上部ガード1の
上端を連結腕9に連結するようにしている。
【0011】下部ガード2の下部両側に夫々溶着した左
右一対のアングル状の脚16は、図1や図4及び図5に
示すようにクローラ走行装置17上に旋回自在に取付け
た旋回フレーム6の運転室支持部6aの前端壁にボルト
18で着脱可能に固着され、上部ガードの上端壁板1a
と交叉配置の下部ガード2の両側頂板2aと、これに平
行するように上部ガード1の両側下部に夫々取付腕20
aをボルト継手19で取付けたL字状の弾性座板20と
の間を夫々連結するボルト継手21が、その下部座金2
2や上部ナツト23と協同して、下部ガード両側の頂板
2aを夫々上下の短い円筒形或いは角筒形の緩衝ゴム2
4,25で挟圧して、上部ガード1の下部を弾力支持す
る上下方向の弾性支持機構を形成する。
【0012】上下ガード1,2間の上下方向弾性支持機
構を外側から分離,結合可能とする手段は、上部ガード
1の周枠1bにL字状弾性座板20の取付腕20aを固
着するボルト継手19のボルトを、該取付腕に溶着した
ナツト19aより取脱すようにしてもよければ、ボルト
継手21のボルト頭部を、下部ガードの周枠2bに取付
けたボルト廻り止め26の六角穴に常時係合させて、該
ボルト継手の上部ナツト23を外側から取脱せるように
してもよい。しかも図6に示すように下部ガードの頂部
適所に突出固着した連結板27に一端が着脱自在に連結
される支杆28の他端を上部ガード1の下部に固着した
連結板29に、該上部ガード内への支杆28の格納可能
に連結して、該支杆を介し上部ガード1を図2に鎖線で
示したように下部ガード2に支持させた時に、該上部ガ
ード1が下部ガードに対し運転室前面の上部窓ガラス4
aの拭取り可能に開くようにしている。運転室前面の下
部窓ガラス4bは、従前同様に運転室4に、その内側か
ら着脱できるように構成するか、或いは又下部ガード2
と下部窓ガラス4bとの間の隙間に手を差込んで該下部
窓ガラスを拭くように構成する。
【0013】図示の支杆28は、図7に示すように、そ
の両端に夫々直角に設けた小径の連結軸28aに夫々リ
ール状胴部30を回動自在にピン31で取付け、該リー
ル状胴部の下部フランジ30aをリール状胴部30の外
径に略等しい幅の長方形状に、又上部フランジ30bを
リール状胴部の外径より大きいレバー状異形部に夫々構
成して、該下部フランジ30aの挿脱可能な前後方向の
長孔32を各連結板27,29に夫々穿設することによ
り、レバー状異形部である上部フランジ30bを操作し
て、該長孔32への下部フランジ挿脱位置にリール状胴
部30を回動させることも、或いは又この位置から略9
0度回転した図7の連結位置にリール状胴部を回動する
こともできるようにしている。上下ガード1,2には夫
々支杆付換え用の連結板33(図8参照)を相対応して
固着し、必要に応じ該両連結板33間に支杆28を付換
え得るようにするのがよい。図示の上部ガード側の連結
板33は図8より明らかなように支杆格納用である。
【0014】尚上下ガード1,2が、夫々アングル材を
溶着結合した矩形状の周枠1b,2bに夫々金網1c,
2cを張設した構成よりなることは従前同様であるが、
周枠2bを形成するアングル材は、周枠1bを形成する
アングル材より曲げ剛性を著しく大きくしている。又運
転室4の前部頂板にガラス窓を設ける場合は、図2に鎖
線で示したように、両側の取付座8上に支台7を介して
頂部ガード34の両側取付部をボルト結合部15で一緒
に取付けることができる。
【0015】フロントガード装置の組立に際しては、先
ず連結腕9を弾性的に夫々接続した両側の支台7を運転
室上に、又下部ガード2を旋回フレームの運転室支持部
6aの前面に夫々取付け、次で下部ガード2の上端に両
側の上下方向弾性支持機構(24,25)を介して、上
部ガード1の下部を前後傾動可能に弾力支持させた後、
該上部ガードの上端壁板1aと連結腕の前壁板9aとの
間を、第1,第2の緩衝ゴム10,11を介してボルト
継手12で結合する。このため外力が作用しない間は、
上下方向弾性支持機構(24,25)の弾性支持力によ
り減殺された上部ガード1の自重モーメントによる負荷
が前後方向弾性支持機構(10,11)に作用するが、
この前後方向の負荷は小さいため、連結腕9の前後の緩
衝ゴム10,11は夫々圧縮状態を維持して図1の状態
に略保持され、上部ガード1の上下角隅は夫々所要の静
止安定度で弾力支持される。
【0016】従つてパワーシヨベルで岩盤等を掘削する
場合に、飛散した石塊類が上部ガード1に与える衝撃や
振動は各緩衝ゴム10,11,24,25や弾性座板2
0によつて緩衝され、該上部ガード取付部の疲労破壊を
生じ難い。
【0017】又図5に示すように、旋回フレーム6にブ
ーム35,アーム36を順次介して取付けたリツパー3
7によつて岩盤38等を掘削している際に、前述のよう
に該岩盤等が急に崩れ落ちることにより、運転室4が図
4に鎖線A,Bで示すように左右に傾動し、従つて支台
7が図3に示す釣合位置から左右に大きく振動Fした時
は、下部ガード上端に両側の上下方向弾性支持機構(2
4,25)を介して前後傾動可能に下部が弾力支持され
た上部ガード1の上端は、連結腕9を常時支台7の方に
押圧付勢しているし、該上部ガードの上部は、該上下方
向弾性支持機構による支持反力や慣性によつて左右方向
の振動を略阻止されているから、連結腕9がその前端の
緩衝ゴム10,11取付部を中心として左右に揺動運動
Cする。
【0018】これは連結腕9が図3に示す釣合位置から
左右何れかへの揺動変位を増大するにつれ、その前後の
緩衝ゴム10,11が、該連結腕を釣合位置の方に復帰
させるゴム弾力を次第に増大させるように弾性歪を生ず
るからである。
【0019】従つて連結腕9の揺動振動数は、運転室4
の振動エネルギによる支台7の比較的低い左右振動数に
等しく、該連結腕後端の大きな左右方向振幅は、該連結
腕前端の僅少の前後方向振幅に変換されることになり、
上部ガード1の上端に伝達される実際の前後方向振動
は、連結腕前後の緩衝ゴム10,11によつて緩衝,減
衰させられる。一方旋回フレームに下部を直接固定支持
されて、左右方向及び前後方向の曲げに対する剛性の高
い下部ガード2の上端に、両側の上下方向弾性支持機構
を介して弾力支持された上部ガード1の下部は、運転室
の振動エネルギによる左右及び前後方向振幅が僅少であ
るのみならず、該振動が弾性支持機構の緩衝ゴム24,
25等によつて緩衝,減衰させられるから、上部ガード
1の上下取付部を疲労破壊させないようにすることがで
きる。
【0020】図示実施例の連結腕9は箱形に構成して、
その振動時の慣性作用を減少させると共に、該連結腕前
後の緩衝ゴム10,11を前後対称的に配設して、該連
結腕の左右振動を容易としているが、運転室前部の支台
取付部の形状によつて、連結腕の長さを短くできる場合
等には必ずしも必要ではない。又図示実施例の各弾性支
持機構では緩衝ゴムを使用しているが、該緩衝ゴムの一
部又は全部をコイルばね等にすることもできることは明
らかである。
【0021】尚運転室前面の上部窓ガラス4aを清拭す
る場合は、前述のようにボルト継手19のボルトを取脱
すか、或いはボルト継手21のナツト23を取脱すなど
して、上下ガード1,2間の上下方向弾性支持機構を分
離した後、上部ガード1の上端を弾力支持する連結腕前
後の弾性支持機構を撓ませながら、該上部ガードの下端
を持上げて、該上下ガード間に少くも1個の支杆28を
取付けて上部窓ガラス4aを清拭し、清拭後に再び上下
ガード間の弾性支持機構を結合するのであるが、この弾
性支持機構が殆ど上下ガードの周枠間に取付け得るた
め、運転者の視界を妨げないことは注目される。
【0022】
【発明の効果】本発明のフロントガード装置は、旋回フ
レームの運転室支持部前端に固定した下部ガードの上端
に、両側の上下方向の弾性支持機構を介して上部ガード
の下部を保持させ、該上部ガード両側の上端と、運転室
の前部頂面に固定した両側支台との間に、夫々前後方向
の弾性支持機構を介して連結腕を結合して、運転室頂部
の大きな左右振動が連結腕の左右揺動運動を介して、上
部ガードの上端に僅少の前後方向振動を伝達する構成に
したから、硬質地盤等の掘削時に生ずる衝撃や振動の緩
衝は勿論、上部ガードの上下取付部が、その上下の振動
方向差や振幅差によつて疲労破壊する恐れを無くするこ
とができ、しかも箱形連結腕の前壁板と上部ガードの上
端壁板との間、及び該連結腕の後壁板と支台の前壁板と
の間を夫々結合する前後のボルト継手で、該連結腕の前
後壁板を夫々前後対称配置の第1,第2の緩衝ゴムで挟
圧するように、上部ガード上端の弾性支持機構を構成す
れば、連結腕の左右振動を正確にして、その減衰性を向
上できる。
【0023】しかも下部ガードの頂板と、これに平行な
上部ガードの座板とを結合するボルト継手で、該下部ガ
ードの頂板を上下の緩衝ゴムで挟圧する上部ガード下部
の弾性支持機構を上下分離可能に構成して、運転室前面
の上部窓ガラスの清拭時に上部ガードを支杆で開放保持
するように構成すれば、運転室とこれに取付けた上部ガ
ードとの間隔を従来より狭くできるから、運転者の前方
視界の横幅を従来より拡げて、作業能率を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例要部の縦断側面図(図4のX−
X断面に相当する断面図)である。
【図2】本発明実施例の全体の概略を示す側面図であ
る。
【図3】図1の上部の平面図である。
【図4】図2の正面図である。
【図5】パワーシヨベルの作業状態を示す側面図であ
る。
【図6】上部ガード開放時の要部の側面図である。
【図7】図6のY−Y断面図である。
【図8】支杆格納時における上部ガード下部の後面図で
ある。
【図9】従来形装置の側面図である。
【図10】他の従来形装置の要部の側面図である。
【符号の説明】
1 上部ガード 1a 上部ガードの上端壁板 2 下部ガード 2a 下部ガードの頂板 4 運転室 4a 運転室前面の上部窓ガラス 6 旋回フレーム 7 支台 7a 支台の前壁板 9 連結腕 9a 連結腕の前壁板 9b 連結腕の後壁板 10 第1緩衝ゴム 11 第2緩衝ゴム 12 ボルト継手 20 上部ガードの弾性座板 21 ボルト継手 24 上部緩衝ゴム 25 下部緩衝ゴム 28 支杆

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室の前面の上部ガラス窓を覆う上部
    ガードの上下幅が下部ガラス窓を覆う下部ガードの上下
    幅より大きいフロントガード装置において、旋回フレー
    ムの運転室支持部前端に固定支持させた下部ガードの上
    端に、両側の上下方向の弾性支持機構を介して上部ガー
    ドの下部を弾力支持させ、該上部ガード両側の上端と、
    これに夫々対応して運転室の前部頂面に固定した支台と
    の間に夫々前後方向の連結腕を配設し、該連結腕の前後
    端を夫々対応する上部ガード上端と支台前端とに前後方
    向の弾性支持機構を介して結合して、運転室頂部の左右
    振動時に、連結腕が上部ガードに対し左右揺動するよう
    に構成したことを特徴とする建設機械の運転室のフロン
    トガード装置。
  2. 【請求項2】 連結腕を箱形に構成して、支台の前壁板
    と、これに平行な連結腕後壁板とを結合するボルト継手
    に、支台と協同して該連結腕の後壁板を前後挟圧する第
    1,第2の緩衝ゴムを取付けた連結腕後端の前後方向弾
    性支持機構と、上部ガードの上端壁板と、これに平行な
    連結腕前壁板とを結合するボルト継手に、該上部ガード
    の上端壁板と協同して連結腕の前壁板を前後挟圧する第
    1,第2の緩衝ゴムを取付けた連結腕前端の前後方向弾
    性支持機構との緩衝ゴムを前後対称的に配設したことを
    特徴とする請求項1の建設機械の運転室のフロントガー
    ド装置。
  3. 【請求項3】 下部ガードの頂板と、これに平行に上部
    ガードの下部に取付けた座板とを結合するボルト継手
    に、該座板と協同して下部ガードの頂板を挟圧する上下
    の緩衝ゴムを取付けてなる上下方向弾性支持機構を上下
    分離可能に構成して、上部ガードを運転室前面の上部窓
    ガラスの清拭可能な開放位置に保持する支杆を該上下ガ
    ード間に着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2の建設機械の運転室のフロントガード装置。
JP29190194A 1994-10-20 1994-10-20 建設機械の運転室のフロントガード装置 Expired - Fee Related JP3218450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29190194A JP3218450B2 (ja) 1994-10-20 1994-10-20 建設機械の運転室のフロントガード装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29190194A JP3218450B2 (ja) 1994-10-20 1994-10-20 建設機械の運転室のフロントガード装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08120708A true JPH08120708A (ja) 1996-05-14
JP3218450B2 JP3218450B2 (ja) 2001-10-15

Family

ID=17774932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29190194A Expired - Fee Related JP3218450B2 (ja) 1994-10-20 1994-10-20 建設機械の運転室のフロントガード装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3218450B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013159909A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械のキャビンルーフガード装置
JP2017053191A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 コベルコ建機株式会社 建設機械のフロントガード構造
JP2021130905A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 株式会社竹内製作所 作業用車両

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013159909A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械のキャビンルーフガード装置
JP2017053191A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 コベルコ建機株式会社 建設機械のフロントガード構造
JP2021130905A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 株式会社竹内製作所 作業用車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP3218450B2 (ja) 2001-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4559156B2 (ja) ブレーカ取付用ブラケット
JP4929348B2 (ja) 運転室を作業機械フレームに懸架するための機構
KR100753991B1 (ko) 건설기계의 운전실 캡을 지지하는 상부 프레임 구조
JP3177535B2 (ja) 衝撃動工具の支持装置
KR101379831B1 (ko) 진동리퍼용 완충장치
KR20110116647A (ko) 중장비용 진동 니퍼
KR101532666B1 (ko) 유압 진동리퍼
CN100503316C (zh) 驾驶室支撑装置
JP2001193103A (ja) 建設機械の運転室支持装置
JPH072736Y2 (ja) 直動式衝撃リッパ装置
JPH09105236A (ja) ショベル取付用アタッチメント
JPH08120708A (ja) 建設機械の運転室のフロントガード装置
JP5179418B2 (ja) 建設機械のガード固定装置
JPH09109922A (ja) 運転室を有する作業機
JP3245242B2 (ja) 運転室付き作業機
KR100885538B1 (ko) 방진 장치
JPS6315394Y2 (ja)
JP3301666B2 (ja) 油圧ショベルの運転室防振支持装置
KR20200066805A (ko) 방진기능을 향상시킨 링크구조를 갖는 진동리퍼
JP2902214B2 (ja) 作業機の運転室
JPH05255950A (ja) 作業機の運転室
JP3504877B2 (ja) 建設機械におけるカバー体取付け構造
JPH0858451A (ja) 運転室付き作業機
JPH09111808A (ja) 作業機の運転室
JPH0544232A (ja) 作業機の運転室

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees