JP2812438B2 - 旋回作業車 - Google Patents

旋回作業車

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JP2812438B2
JP2812438B2 JP6888498A JP6888498A JP2812438B2 JP 2812438 B2 JP2812438 B2 JP 2812438B2 JP 6888498 A JP6888498 A JP 6888498A JP 6888498 A JP6888498 A JP 6888498A JP 2812438 B2 JP2812438 B2 JP 2812438B2
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治隆 赤嶺
隆 宇野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、旋回台フレーム
に、座席、エンジン、及び油タンク等を配設して構成し
た上部体構造の後方部が旋回時に障害物に衝突すること
がなく、後方を気にせずに掘削作業等を可能とするとと
もに、座席に連なる乗降部を座席と反対側前方部に設け
て、前方部からの乗降も可能としたバックホー等の旋回
作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバックホー等の旋回作業車におい
て、標準型、及びそれを改良した超小旋回型の旋回作業
車の技術は公知とされている。図4は従来の標準型バッ
クホーの平面図、図5はコーヒーカップ型と呼ばれる作
業機Aを上部体構造Bの上方に折り畳んで旋回可能とし
た超小旋回型バックホーの側面図、図6は同じく図5の
超小旋回型バックホーの平面図、図7は超小旋回を可能
とするためのオフセットブーム機構の分解斜視図、図8
はエンジン11が左右の中心線Mを挟んで左右に配置さ
れた超小旋回型バックホーの全体斜視図、図9は同じく
図8の超小旋回型バックホーの側面図、図10はエンジ
ン11と座席9の配置を示す図8の超小旋回型バックホ
ーの平面図である。
【0003】図4に示す標準型バックホーにおいては、
旋回台フレームの上に載置する上部体構造Bの後部の、
旋回中心を中心とする旋回直径が、クローラー式走行装
置22よりもかなり後方に突出しているために、旋回し
た場合に、上部体構造BがB'や、B”の如く左右の位
置に突出することとなり、道路の側方の壁やその他の障
害物と衝突する危険性があった。そこで、標準型バック
ホーの問題点を解決するために、超小旋回型バックホー
が開発された。しかしながら、以下の問題点があった。
【0004】図5・図6・図7に示す超小旋回型バック
ホーの従来技術においては、コーヒーカップ状に構成
し、旋回台フレーム2の旋回半径内に作業機を収納可能
とするために、作業機の作業機支点部が旋回中心の近く
に配置されることとなり、また作業機支点部の位置も高
いので、機体の重心位置が高くなり、走行時のバランス
が悪く、またウォークスルー可能な乗車位置構造とする
ことが不可能であった。
【0005】また、該超小旋回型バックホーにおいて、
側溝掘りを可能とするためには、メインブーム3の先端
を左右にオフセット可能とするオフセットブーム機構
を、メインブーム3とバケットアーム21の間に介装す
る必要があり、作業機の重量が重くなり、バランスが悪
いので作業機の作動速度を遅くする必要がある等の不具
合があった。また、オフセットブームを設けた場合に
は、バケット4がキャノピと干渉して居住空間に侵入す
る可能性があり、この危険性をなくすための機構が複雑
となるという不具合があった。
【0006】また、図7・図8・図9に示す如く、アー
ムシリンダ19はシリンダホルダ19aが必要であり、
またブームのオフセットを行うためにオフセットシリン
ダ50が右側に、左側には平行リンク51が必要であ
り、またオフセットブーム52を構成する必要があっ
た。該オフセットブーム52と平行リンク51が平行状
態となって左右にオフセットする構成であった。
【0007】また、図10に示す如く、従来は左右の中
心線Mの左側に座席9を配置し、中心線Mの上を跨がる
ように、エンジン11が配置されていた。故に、座席9
の下にエンジン11が重複することとなり、座席9の位
置が高くなり、また作業機枢支軸29もエンジン11の
直ぐ前に位置するので、エンジン11やボンネット10
との干渉を避けるために、高い位置となり、作業機A全
体が重心の高い構造となっていた。
【0008】また、標準型バックホーは、例えば、実開
昭57−202461号公報の如く公知とされており、
超小旋回型バックホーは、例えば、実開平1−1643
37号公報の如く公知とされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来から、実開昭57
−202461号公報に示すように、標準型バックホー
と呼ばれるものが存在したが、以下の問題点があった。
走行装置の上部の旋回フレームの後方部が旋回時に走行
装置の幅よりも突出していたので、該後方部が障害物に
衝突し易かった。特に、壁際での側溝掘り時には、壁際
に機体を寄せて側溝掘りを行うので、壁とは反対側に停
車しているトラックに土砂を積み込むための旋回の際
に、旋回フレームの後方部が壁に当たることとなり、走
行装置の上部の旋回フレームを旋回させることが出来な
かった。従って、狭い場所での掘削作業が不可能であっ
た。
【0010】そこで、上記標準型バックホーの問題点を
解決するために、実開平1−164337号公報に示す
ような超小旋回型バックホーが開発された。この超小旋
回型バックホーの場合には、走行装置の上部の旋回フレ
ームは、旋回時において走行装置の幅からはみ出さない
ので、その幅内に納まる。従って、狭い場所での作業が
可能になる。しかし、側溝掘り時において、超小旋回型
バックホーは、作業機が上下方向にしか作動出来ないの
で、作業機を左右方向に作動させるために、ブームの上
部に、オフセットブーム、アームシリンダ等からなる、
オフセットブーム機構が必要になる。このオフセットブ
ーム機構をブームの上部に設けることにより、側溝掘り
の際に、オフセットブーム機構のオフセットブームを左
右方向で、側溝側へ傾けて、アームの先端のバケットで
掘削したとき、該側溝の縁部に前記オフセットブーム機
構が接触し、それ以上に深く側溝掘りをすることが出来
ないという不具合があった。また、壁際での側溝掘りの
際に、側溝の土砂を掘り、作業機を上げて立てた後に、
この土砂をトラックの荷台に搬送するために旋回するの
であるが、この場合に、側溝掘りのために作業機のブー
ムをオフセットさせた状態であり、この姿勢で作業機を
上げて立てると、前記偏在した位置のオフセットブーム
機構から、アームシリンダの後部が旋回フレームから突
出する。この状態から旋回フレームを旋回させると、ア
ームシリンダの後部が、旋回フレームの後方部から突出
しているので、前記アームシリンダの後部が、走行装置
の幅からはみ出す。よって、アームシリンダが側壁に接
触し、旋回が不可能となるという不具合があった。ま
た、作業機を構成するブームの上部にオフセットブーム
機構が存在するので、作業機の重量が重くなる。よっ
て、作業機を前方へ伸ばしたときは、作業機が重いの
で、作業車のバランスが悪くなる。また、作業機を上げ
て立てたときは、作業機が重いので、作業車の重心位置
が高くなり、安定性が悪くなる。この理由により、速い
速度で作業や走行ができないという不具合もあった。
【0011】また、実開平1−164337号公報に記
載の超小旋回型バックホーにおいては、旋回フレームの
上面部の左側に運転室が、右側に燃料タンクと作動油タ
ンクが配設され、旋回フレームの上面部の略中央部に作
業機の基部が配設されている。したがって、作業機が座
席と燃料タンク等との間に位置することになるので、座
席に連なる乗降部が設けられなくなり、座席の反対側前
方部から乗降することができなかった。また、座席から
前記乗降部に移動して、掘削作業状態等を確認すること
もできなかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願発明の解決すべき課
題は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段を説
明する。請求項1においては、走行装置に旋回台軸受を
介して旋回台フレームを旋回可能に装着し、該旋回台フ
レームに、座席、エンジン、及び油タンク等を配設して
上部体構造を構成し、該旋回台フレームの前端部に、作
業機を上下方向及び左右方向に作動可能に作業機枢支部
を介して枢支し、前記上部体構造の少なくとも後方最大
寸法部を走行装置の幅内とした旋回作業車において、座
席に連なる乗降部を座席と反対側前方部の油タンクに沿
って設けたものである。請求項2においては、走行装置
に旋回台軸受を介して旋回台フレームを旋回可能に装着
し、該旋回台フレームに、座席、エンジン、及び油タン
ク等を配設して上部体構造を構成し、該旋回台フレーム
の前端部に、作業機を上下方向及び左右方向に作動可能
に作業機枢支部を介して枢支し、上部体構造の少なくと
も後方最大寸法部を走行装置の幅内とした旋回作業車に
おいて、座席に連なる乗降部を座席と反対側前方部のボ
ンネットに沿って設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態について
説明する。図1は本願発明のバックホーの全体側面図、
図2は同じく図1のバックホーの全体平面図、図3は同
じく旋回台フレーム2の上部の各装置の配置を示す平面
図である。
【0014】図1と図2において、本願発明の旋回作業
車の全体的な構成を説明する。該実施例はバックホー、
すなわち、掘削作業車について図示しているが、その他
の旋回作業車であっても良い。該バックホーはクローラ
ー式走行装置22により走行する走行車体を具備してお
り、該クローラー式走行装置22の間に、排土板24が
排土板シリンダ28により上下に回動可能に支持されて
いる。またクローラー式走行装置22の中央部に旋回台
軸受30が配置されており、該旋回台軸受30の中心に
旋回モータ6が配置されており、該旋回モータ6の中心
位置が旋回中心Oに構成されている。
【0015】旋回台軸受30の上部に旋回台フレーム2
が固設されている。該旋回台フレーム2は、図3に示す
如く、半円状に構成されており、前部に作業機支点部C
が配置されて、作業機Aの下端が作業機枢支軸29によ
り枢支されている。作業機Aは、メインブーム3とバケ
ットアーム21とバケット4により、主要部が構成され
ており、メインブーム3はブームシリンダ18により上
下回動可能としており、またバケットアーム21はアー
ムシリンダ19により上下回動可能とされている。ま
た、バケット4はバケットアーム21の先端に枢支され
ており、バケットシリンダ20により掬い取り回動され
る。またメインブーム3は側溝掘りを可能とするため
に、スイングシリンダ16により左右にスイング可能と
されている。該スイングシリンダ16は、図3に示す如
く、座席9と逆の側で、作動油タンク14と燃料タンク
31の下方の位置に配置されている。
【0016】旋回台フレーム2の上には、座席9とキャ
ノピルーフ23が左側に、右側には作動油タンク14や
燃料タンク31が配置されており、全体をボンネット1
0により被覆している。該ボンネット10は半月状に構
成されており、弦の部分が斜めになって、クローラー式
走行装置22の右側の先端から、座席9の後方まで、平
面図で斜めになるように構成されている。また、キャノ
ピルーフ23のキャノピ支持柱26・27は前後に開脚
状に構成されており、左側の乗降口から、右側のウォー
クスルー乗降口Dまでの、オペレーターの移動に干渉し
ないように、キャノピ支持柱26・27を配置構成して
いる。
【0017】座席9の前部には操作コラム25が配置さ
れており、作業機Aの操作と、クローラー式走行装置2
2の操作を行うレバーが配置されている。また図2に示
す如く、座席9と操作コラム25の間に左側乗降口Eが
配置されており、該左側乗降口Eが右側のウォークスル
ー乗降口Dに連通しており、オペレーターは左右のどら
ちからでも乗降ができるように構成している。左側乗降
口Eの下方にコントロールバルブ5が配置されている。
また、図2に示す如く、作業機Aは上部体構造Bの上部
体右側前端B1よりも前に配置されているので、メイン
ブーム3自体をスイングしても、ボンネット10に干渉
するおそれがなく、スイングシリンダ16によりブーム
スイング機構を構成することができる。該メインブーム
3を最大にスイングした位置に、燃料タンク31が配置
されており、それまでの余裕空間をウォークスルー乗降
口Dに構成している。故に、該ウォークスルー乗降口D
は側溝掘りをする場合には、回動したメインブーム3に
より閉鎖される。すなわちウォークスルー乗降口Dとメ
インブーム3のスイングスペースが兼用されている。
【0018】次に、図3において説明する。上部体構造
Bは円弧状に構成されており、該上部体構造Bの後方部
が、旋回中心Oを中心として旋回した場合に、クローラ
ー式走行装置22の幅内に入る円の内部に位置するよう
に構成されている。またエンジン11と座席9とは左右
に、左右の中心線Mを挟んで別の位置に配置しており、
両者が重複することのないように構成している。エンジ
ン11は、平面図で示す如く、斜めに配置しており、右
端にはラジエータ12とオイルクーラー13が配置され
ている。エンジン11の左側には、油圧ポンプ7が付設
されており、該油圧ポンプ7の上又は下の位置には、バ
ッテリー8が配置されている。また、エンジン11、ラ
ジエータ12、及び油圧ポンプ7は、旋回中心よりも後
方で、上部体構造Bの後方部の円弧状部分に沿って配置
されている。また、エンジン11の前方の位置には、作
動油タンク14が配置されており、該作動油タンク14
の前部には燃料タンク31が配置されている。
【0019】該燃料タンク31は、斜めに配置されてお
り、ウォークスルー乗降口Dに沿って長い形状とされて
いる。該燃料タンク31の位置が、メインブーム3の左
右スイングの右側端部位置に構成されている。上部体構
造Bの上部体右側前端B1の部分よりも前方の位置に作
業機支点部Cが構成されており、該作業機支点部Cは作
業機枢支体1と作業機枢支軸29により構成されてい
る。該メインブーム3が左方向にスイングした場合に
は、操作コラム25の前の前部手摺り17の位置にスイ
ングし、該前部手摺り17は上部体右側前端B1よりも
後退した位置に配置されているので、メインブーム3と
前部手摺り17とが干渉することはないのである。
【0020】また、ボンネット10は半月状に構成され
ており、弦の部分が斜めに構成されている。そして該斜
めの弦に沿って燃料タンク31が配置されている。また
座席9の側方には旋回台軸受30が配置されており、該
旋回台軸受30の内部には旋回モータ6と旋回中心Oが
構成されている。図2に示す如く、機体の旋回中心Oを
通過する前後中心線Nに対して、後方部分を完全に円弧
状として、該円弧が旋回中心Oを中心とする旋回円弧を
構成しているのである。また該円弧は左右のクローラー
式走行装置22の間に入るように構成している。
【0021】以上のように構成したことによって、上部
体構造Bの後方部は、旋回中心Oを中心とする旋回円弧
の形状に沿っており、該円弧が左右のクローラー式走行
装置22の間に入っているので、旋回作業車が通過した
空間内で有れば、旋回しても後方の上部体構造Bが障害
物に干渉するおそれはない。旋回台フレーム2の前端部
に配置した作業機Aは、完全に旋回台フレーム2の上部
に折り畳むことはできないが、オペレーターの前部に位
置するバケット4とメインブーム3は、常時監視してい
る状態であるので、旋回をし過ぎて障害物に接触するお
それは少ない。故に、実際にはコーヒーカップ型の超小
旋回型バックホーとはなっていないのであるが、実際の
作業運転の段階では、超小旋回型と同じ感覚で操作する
ことができる。
【0022】
【発明の効果】本願発明は以上の如く構成したので、次
のような効果を奏するのである。従来から、実開昭57
−202461号公報に示すように、標準型バックホー
と呼ばれるものが存在したが、以下の問題点があった。
走行装置の上部の旋回フレームの後方部が旋回時に走行
装置の幅よりも突出していたので、該後方部が障害物に
衝突し易かった。特に、壁際での側溝掘り時には、壁際
に機体を寄せて側溝掘りを行うので、壁とは反対側に停
車しているトラックに土砂を積み込むための旋回の際
に、旋回フレームの後方部が壁に当たることとなり、走
行装置の上部の旋回フレームを旋回させることが出来な
かった。従って、狭い場所での掘削作業が不可能であっ
た。
【0023】そこで、上記標準型バックホーの問題点を
解決するために、実開平1−164337号公報に示す
ような超小旋回型バックホーが開発された。この超小旋
回型バックホーの場合には、走行装置の上部の旋回フレ
ームは、旋回時において走行装置の幅からはみ出さない
ので、その幅内に納まる。従って、狭い場所での作業が
可能になる。しかし、側溝掘り時において、超小旋回型
バックホーは、作業機が上下方向にしか作動出来ないの
で、作業機を左右方向に作動させるために、ブームの上
部に、オフセットブーム、アームシリンダ等からなる、
オフセットブーム機構が必要になる。このオフセットブ
ーム機構をブームの上部に設けることにより、側溝掘り
の際に、オフセットブーム機構のオフセットブームを左
右方向で、側溝側へ傾けて、アームの先端のバケットで
掘削したとき、該側溝の縁部に前記オフセットブーム機
構が接触し、それ以上に深く側溝掘りをすることが出来
ないという不具合があった。
【0024】また、壁際での側溝掘りの際に、側溝の土
砂を掘り、作業機を上げて立てた後に、この土砂をトラ
ックの荷台に搬送するために旋回するのであるが、この
場合に、側溝掘りのために作業機のブームをオフセット
させた状態であり、この姿勢で作業機を上げて立てる
と、前記偏在した位置のオフセットブーム機構から、ア
ームシリンダの後部が旋回フレームから突出する。この
状態から旋回フレームを旋回させると、アームシリンダ
の後部が、旋回フレームの後方部から突出しているの
で、前記アームシリンダの後部が、走行装置の幅からは
み出す。よって、アームシリンダが側壁に接触し、旋回
が不可能となるという不具合があった。また、作業機を
構成するブームの上部にオフセットブーム機構が存在す
るので、作業機の重量が重くなる。よって、作業機を前
方へ伸ばしたときは、作業機が重いので、作業車のバラ
ンスが悪くなる。また、作業機を上げて立てたときは、
作業機が重いので、作業車の重心位置が高くなり、安定
性が悪くなる。この理由により、速い速度で作業や走行
ができないという不具合もあった。
【0025】また、実開平1−164337号公報に記
載の超小旋回型バックホーにおいては、旋回フレームの
上面部の左側に運転室が、右側に燃料タンクと作動油タ
ンクが配設され、旋回フレームの上面部の略中央部に作
業機の基部が配設されている。したがって、作業機が座
席と燃料タンク等との間に位置することになるので、座
席に連なる乗降部が設けられなくなり、座席の反対側前
方部から乗降することができなかった。また、座席から
前記乗降部に移動して、掘削作業状態等を確認すること
もできなかった。
【0026】本願発明は、前記の超小旋回型バックホー
の不具合を解決したものである。すなわち、本願発明の
請求項1は、走行装置に旋回台軸受を介して旋回台フレ
ームを旋回可能に装着し、該旋回台フレームに、座席、
エンジン、及び油タンク等を配設して上部体構造を構成
し、該旋回台フレームの前端部に、作業機を上下方向及
び左右方向に作動可能に作業機枢支部を介して枢支し、
前記上部体構造の少なくとも後方最大寸法部を走行装置
の幅内とした旋回作業車において、座席に連なる乗降部
を座席と反対側前方部の油タンクに沿って設けたので、
次のような効果を奏する。
【0027】第1に、旋回台フレームの前端部に、作業
機を上下方向及び左右方向に作動可能に枢支し、かつ、
上部体構造の少なくとも後方最大寸法部を走行装置の幅
内とするので、上部の旋回体の後方最大寸法部が、走行
装置の幅内に納まり、旋回時において、上部体構造の後
方部が障害物に接触することがなくなった。第2に、特
に側溝掘り時には、旋回台フレームの前端部に、作業機
を上下方向及び左右方向に作動可能に枢支し、上部体構
造の少なくとも後方最大寸法部を走行装置の幅内とする
ので、オフセットブーム機構の必要がなく、しかも、走
行装置の幅内で、上部体構造の後方部が旋回できる。そ
れにより、上部体構造の後方部が走行装置の幅内で旋回
できて、しかも、側溝掘り時の溝の縁部にオフセットブ
ームが当たり深く掘れないという不具合が生じない。よ
って、旋回台フレームを旋回させて、作業機を左右方向
に作動させて、側溝掘りができるので、作業機の全体を
使って、深く側溝掘りができる。第3に、旋回台フレー
ムの前端部に、作業機を上下方向及び左右方向に枢支
し、上部体構造の少なくとも後方最大寸法部を走行装置
の幅内とするので、オフセットブーム機構が不要とな
り、これにより、作業機を立てたときにアームシリンダ
が上部体構造から突出することがない。よって、旋回の
際に、該アームシリンダの後部が走行装置の幅からはみ
出さない。故に、壁際での側溝掘りができて、しかも、
掘った土砂を、壁とは反対側のトラックに積み込むため
の旋回が可能となる。第4に、作業機にオフセットブー
ム機構が必要ないので、作業機が軽くなり、よって、機
体の前後バランスが悪くなることがなく、作業機を立て
たときも、重心位置が高くならず、低くなり、よって速
い速度で作業及び走行ができる。第5に、座席に連なる
乗降部を座席と反対側前方部の油タンクに沿って設けて
いるので、座席から座席に連なる乗降部に移動できて、
油タンクの点検ができるとともに、作業機による掘削作
業状態等を確認することができる。また、狭い場所に進
入して側溝掘り等の作業時において、座席側から乗降で
きない場合には、座席と反対側前方部の乗降部から乗降
ができる。さらに、油タンクのタンク形状を工夫するだ
けで、前記乗降部を容易に形成することができる。
【0028】請求項2の如く、走行装置に旋回台軸受を
介して旋回台フレームを旋回可能に装着し、該旋回台フ
レームに、座席、エンジン、及び油タンク等を配設して
上部体構造を構成し、該旋回台フレームの前端部に、作
業機を上下方向及び左右方向に作動可能に作業機枢支部
を介して枢支し、上部体構造の少なくとも後方最大寸法
部を走行装置の幅内とした旋回作業車において、座席に
連なる乗降部を座席と反対側前方部のボンネットに沿っ
て設けたので、前記請求項1に係る第1から第4の効果
に加えて、次のような効果を奏する。
【0029】座席に連なる乗降部を座席と反対側前方部
のボンネットに沿って設けているので、座席から座席に
連なる乗降部に移動できて、ボンネットの前方部の点検
ができるとともに、作業機による掘削作業状態等を確認
することができる。また、狭い場所に進入して側溝掘り
等の作業時において、座席側から乗降できない場合に
は、座席と反対側前方部の乗降部から乗降ができる。さ
らに、ボンネットの形状を工夫するだけで、前記乗降部
を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のバックホーの全体側面図。
【図2】同じく図1のバックホーの全体平面図。
【図3】同じく旋回台フレーム2の上部の各装置の配置
を示す平面図。
【図4】従来の標準型バックホーの平面図。
【図5】コーヒーカップ型と呼ばれる作業機Aを上部体
構造Bの上方に折り畳んで旋回可能とした超小旋回型バ
ックホーの側面図。
【図6】同じく図5の超小旋回型バックホーの平面図。
【図7】超小旋回を可能とするためのオフセットブーム
機構の分解斜視図。
【図8】エンジン11が左右の中心線Mを挟んで左右に
配置された超小旋回型バックホーの全体斜視図。
【図9】同じく図8の超小旋回型バックホーの側面図。
【図10】エンジン11と座席9の配置を示す図8の超
小旋回型バックホーの平面図。
【符号の説明】
A 作業機 B 上部体構造 B1 上部体右側前端 D ウォークスルー乗降口 E 左側乗降口 1 作業機枢支体 2 旋回台フレーム 7 油圧ポンプ 8 バッテリー 9 座席 10 ボンネット 11 エンジン 12 ラジエータ 14 作動油タンク 22 クローラー式走行装置 31 燃料タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 隆 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マーディーゼル株式会社内 (72)発明者 米倉 澄 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭51−67602(JP,A) 実開 昭61−76850(JP,U) 実開 昭63−71257(JP,U) 実開 平4−4944(JP,U) 実開 平1−75169(JP,U) 実開 平1−164337(JP,U) 実開 昭57−202461(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/16 E02F 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置に旋回台軸受を介して旋回台フ
    レームを旋回可能に装着し、該旋回台フレームに、座
    席、エンジン、及び油タンク等を配設して上部体構造を
    構成し、該旋回台フレームの前端部に、作業機を上下方
    向及び左右方向に作動可能に作業機枢支部を介して枢支
    し、前記上部体構造の少なくとも後方最大寸法部を走行
    装置の幅内とした旋回作業車において、座席に連なる乗
    降部を座席と反対側前方部の油タンクに沿って設けたこ
    とを特徴とする旋回作業車。
  2. 【請求項2】 走行装置に旋回台軸受を介して旋回台フ
    レームを旋回可能に装着し、該旋回台フレームに、座
    席、エンジン、及び油タンク等を配設して上部体構造を
    構成し、該旋回台フレームの前端部に、作業機を上下方
    向及び左右方向に作動可能に作業機枢支部を介して枢支
    し、上部体構造の少なくとも後方最大寸法部を走行装置
    の幅内とした旋回作業車において、座席に連なる乗降部
    を座席と反対側前方部のボンネットに沿って設けたこと
    を特徴とする旋回作業車。
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