JP2021045263A - 非接触式眼圧計及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検眼の眼圧に応じた吹付機構の駆動時間の決定をより短時間で行うことができる非接触式眼圧計及びその制御方法を提供する。【解決手段】受光光学系から出力される受光信号の微分値を演算して、微分値の時間変化を検出する時間変化検出部と、時間変化検出部による時間変化の検出結果に基づき、微分値が微分値の立ち上がりの途中の予め設定された設定値に達した場合に、ノズルから角膜への流体の吹き付けが開始されてから微分値が設定値に達するまでの到達時間を測定する到達時間測定部と、到達時間測定部の測定結果に基づき、被検眼の眼圧値を予測する眼圧値予測部と、眼圧値予測部の予測結果に基づき、吹付機構の駆動を停止させる停止タイミングを決定するタイミング決定部と、を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、ノズルから被検眼の角膜に対して流体を吹き付ける非接触式眼圧計及びその制御方法に関する。
従来、ピストン及びシリンダを有する吹付機構を用いて、ノズルから被検眼の角膜に空気(流体)を吹き付けることで角膜を変形させてその変形状態を検出することで、角膜に接触することなく被検眼の眼圧値を測定する非接触式眼圧計が知られている。この非接触式眼圧計は、ノズルから角膜への空気の吹き付けに合せて角膜に視標光を照射すると共に角膜にて反射された視標光の反射光の光量を検出し、角膜の変形状態が扁平状態(圧平状態)になった場合の反射光の光量と空気の圧力とに基づき被検眼の眼圧値を演算する。
このような非接触式眼圧計では、角膜が扁平状態になるまでノズルから角膜に対して空気を吹き付ける必要があるので、角膜に大きな圧力がかかり、被検者に不快感を与えてしまう。
そこで、特許文献1には、既述の反射光の検出結果に基づき角膜の変形を連続的に検出し、この角膜の変形が扁平前(圧平前)の所定の状態になった場合に角膜に吹き付けられる空気の圧力を検出して、この圧力の検出結果に基づき吹付機構の駆動を停止させる停止タイミングを決定する非接触式眼圧計が開示されている。
また、特許文献1には、角膜への空気の吹き付けを開始してからの経過時間を計測し、角膜が所定の状態に変形するまでの経過時間に基づき吹付機構の駆動時間を決定する非接触式眼圧計が開示されている。この特許文献1に記載の非接触式眼圧計によれば、被検眼の眼圧に応じて吹付機構の駆動の停止タイミングを変化可能であるため、不必要に大きい圧力での角膜への空気の吹き付けが防止される。
特開平7−171111号公報
近年、ノズルから角膜への空気の吹き付けにより被検者に与える不快感のさらなる軽減が求められている。このため、上記特許文献1に記載の非接触式眼圧計よりもさらに短い時間で被検眼の眼圧に応じた吹付機構の駆動の停止タイミングを決定可能な非接触式眼圧計が求められている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、被検眼の眼圧に応じた吹付機構の駆動時間の決定をより短時間で行うことができる非接触式眼圧計及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するための非接触式眼圧計は、ノズルから被検眼の角膜に対して流体を吹き付ける吹付機構と、ノズルから角膜に流体が吹き付けられている間、角膜に対して光束を投影する投影光学系と、角膜にて反射された光束の反射光を受光して、反射光の受光信号を出力する受光光学系と、受光光学系から出力される受光信号の微分値を演算して、微分値の時間変化を検出する時間変化検出部と、時間変化検出部による時間変化の検出結果に基づき、微分値が微分値の立ち上がりの途中の予め設定された設定値に達した場合に、ノズルから角膜への流体の吹き付けが開始されてから微分値が設定値に達するまでの到達時間を測定する到達時間測定部と、到達時間測定部の測定結果に基づき、被検眼の眼圧値を予測する眼圧値予測部と、眼圧値予測部の予測結果に基づき、吹付機構の駆動を停止させる停止タイミングを決定するタイミング決定部と、を備える。
この非接触式眼圧計によれば、受光信号の微分値に基づき被検眼の眼圧値を予測し、この予測結果に基づき吹付機構の駆動時間を短時間で決定することができる。
本発明の他の態様に係る非接触式眼圧計において、吹付機構の駆動を制御する吹付制御部であって、且つタイミング決定部が決定した停止タイミングで吹付機構の駆動を停止させる吹付制御部を備える。これにより、ノズルから角膜への空気の吹き付けにより被検者に与える不快感を大幅に軽減させることができる。
本発明の他の態様に係る非接触式眼圧計において、タイミング決定部が決定する停止タイミングが、受光信号のピークよりも前のタイミングである。これにより、吹付機構の駆動時間をより短くすることができるので、ノズルから角膜への空気の吹き付けにより被検者に与える不快感を大幅に軽減させることができる。
本発明の他の態様に係る非接触式眼圧計において、到達時間と眼圧値との第1対応関係を取得する第1対応関係取得部を備え、眼圧値予測部が、到達時間測定部の測定結果に基づき、第1対応関係取得部が取得した第1対応関係を参照して、眼圧値の予測を行う。これにより、到達時間に基づく眼圧値の予測を簡単に行うことができる。
本発明の他の態様に係る非接触式眼圧計において、眼圧値と停止タイミングとの第2対応関係を取得する第2対応関係取得部を備え、タイミング決定部が、眼圧値予測部の予測結果に基づき、第2対応関係取得部が取得した第2対応関係を参照して、停止タイミングを決定する。これにより、眼圧値の予測結果に基づく停止タイミングの決定を簡単に行うことができる。
本発明の他の態様に係る非接触式眼圧計において、吹付機構が、シリンダと、シリンダの内部の流体を圧縮するピストンと、ピストンにより圧縮されたシリンダの内部の流体をノズルへ導く流体経路と、を有し、流体経路に設けられた大気開放部であって且つタイミング決定部が決定した停止タイミングに合わせて流体経路と大気とを連通させる大気開放部を備える。これにより、停止タイミングにノズルから角膜に噴射される空気の量を大幅に低減させることができるので、被検者に与える不快感をより軽減させることができる。
本発明の目的を達成するための非接触式眼圧計の制御方法は、ノズルから被検眼の角膜に対して流体を吹き付ける吹付機構と、ノズルから角膜に流体が吹き付けられている間、角膜に対して光束を投影する投影光学系と、角膜にて反射された光束の反射光を受光して、反射光の受光信号を出力する受光光学系と、を備える非接触式眼圧計の制御方法において、受光光学系から出力される受光信号の微分値を演算して、微分値の時間変化を検出する時間変化検出ステップと、時間変化検出ステップでの時間変化の検出結果に基づき、微分値が微分値の立ち上がりの途中の予め設定された設定値に達した場合に、ノズルから角膜への流体の吹き付けが開始されてから微分値が設定値に達するまでの到達時間を測定する到達時間測定ステップと、到達時間測定ステップの測定結果に基づき、被検眼の眼圧値を予測する眼圧値予測ステップと、眼圧値予測ステップの予測結果に基づき、吹付機構の駆動を停止させる停止タイミングを決定するタイミング決定ステップと、を有する。
本発明は、被検眼の眼圧に応じた吹付機構の駆動時間の決定をより短時間で行うことができる。
第1実施形態の非接触式眼圧計の側面図である。 装置本体内の複数種類の光学系を上方側から見た上面概略図である。 装置本体内の複数種類の光学系を側方側から見た側面概略図である。 第1実施形態の制御装置の機能ブロック図である。 時間変化検出部による受光信号の微分波形の検出を説明するための説明図である。 到達時間測定部による到達時間の測定を説明するための説明図である。 被検眼の眼圧値と設定値(10)に対応する到達時間との関係を示したグラフである。 眼圧値予測部による被検眼の眼圧値の予測を説明するための説明図である。 第1実施形態の非接触式眼圧計による被検眼の眼圧値の測定処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態の非接触式眼圧計の吹付機構の概略図である。 第2実施形態の制御装置の機能ブロック図である。 第2実施形態の非接触式眼圧計による被検眼の眼圧値の測定処理の流れ、特に弁開閉制御部による大気開放弁の開閉制御の流れを示すフローチャートである。
[第1実施形態の非接触式眼圧計の構成]
図1は、第1実施形態の非接触式眼圧計10の側面図である。図1に示すように、非接触式眼圧計10は、被検眼Eの角膜Ec(図2参照)に向けて空気(本発明の流体に相当)を吹き付けて角膜Ecを変形(圧平)させながら、角膜Ecにて反射された指標光の反射光を受光することで、被検眼Eの眼圧値を測定する。
なお、図中のX軸は被検者を基準とした左右方向(被検眼Eの眼幅方向)であり、Y軸方向は上下方向である。また、X軸方向及びY軸方向の双方に直交するZ軸方向は、非接触式眼圧計10の主光軸に平行な方向、すなわち、被検者に近づく前方向と被検者から遠ざかる後方向とに平行な前後方向(作動距離方向)である。
非接触式眼圧計10は、ベース11と、顔支持部12と、駆動機構13と、装置本体14(測定ヘッドともいう)と、表示部15と、制御装置16と、を備えている。
ベース11上には、被検者側から検者側に向かって顔支持部12と駆動機構13とが設けられている。
顔支持部12は、被検者の顎を受ける顎受け部12aと、被検者の額が当接する額当て部12bとを備え、非接触式眼圧計10による眼圧測定時に被検者の顔を支持する。
駆動機構13は、ベース11に対して装置本体14をXYZ軸方向(左右、上下、前後の各方向)にそれぞれ移動自在に保持する。この駆動機構13は、Y軸駆動部13aとZ軸駆動部13bとX軸駆動部13cとを有する。
Y軸駆動部13aは、ベース11に設けられており、Z軸駆動部13b及びX軸駆動部13cを介して装置本体14をY軸方向に移動させる。Z軸駆動部13bは、Y軸駆動部13a上に設けられており、X軸駆動部13cを介して装置本体14をZ軸方向に移動させる。X軸駆動部13cは、Z軸駆動部13b上に設けられており、装置本体14をX軸方向に移動させる。
各軸駆動部13a,13b,13cは、それぞれ公知のアクチュエータ(例えばモータ及び駆動伝達機構)により構成されている。そして、後述の制御装置16の制御の下、各軸駆動部13a,13b,13cを駆動することにより、被検眼Eに対する装置本体14のXYZ軸方向のアライメント調整が可能になる。
装置本体14には、被検眼Eの眼圧測定に係る複数種類の光学系(後述の図2及び図3参照)と、制御装置16と、が設けられている。なお、制御装置16は、装置本体14の外部に設けられていてもよい。
表示部15は、装置本体14の検者に対向する背面側に取り付けられている。この表示部15は、例えばタッチパネル式モニタが用いられる。表示部15は、後述の制御装置16の制御の下、被検眼Eの前眼部の観察像を表示する。また、表示部15は、被検眼Eの眼圧測定の結果を表示する。さらに、表示部15は、被検眼Eの眼圧測定に係る各種操作を行うための操作メニュー画面と、装置本体14のXYZ軸方向の位置調整を行うための位置調整画面と、を表示する。なお、表示部15をタッチパネル式にする代わりに、各種操作を入力するための操作部を装置本体14等に設けてもよい。
制御装置16は、非接触式眼圧計10の動作を統括制御する。この制御装置16は、被検眼Eの観察像の取得及び表示と、被検眼Eに対する装置本体14のXYZ軸方向のオートアライメントと、被検眼Eの角膜Ec(図2参照)への空気の吹き付けと、角膜Ecへの指標光の出射及び角膜Ecからの反射光の受光と、被検眼Eの眼圧値の演算と、を含む各種動作を制御する。
[装置本体の光学的構成]
図2は、装置本体14内の複数種類の光学系を上方(Y軸方向)側から見た上面概略図であり、図3は、装置本体14内の複数種類の光学系を側方(X軸方向)側から見た側面概略図である。
図2及び図3に示すように、装置本体14は、前眼部観察光学系21と、XYアライメント指標投影光学系22と、固視標投影光学系23と、圧平検出光学系24と、Zアライメント指標投影光学系25と、Zアライメント検出光学系26と、を備える。
前眼部観察光学系21は、被検眼Eの前眼部の観察、及び被検眼Eに対する装置本体14のXY軸方向のXYアライメントに用いられる。この前眼部観察光学系21には、前眼部照明光源21a(図2参照)が設けられている。また、前眼部観察光学系21の光軸O1(非接触式眼圧計10の主光軸)上には、空気吹き付け用のノズル21bと、前眼部窓ガラス21c(図3参照)と、チャンバー窓ガラス21dと、ハーフミラー21eと、ハーフミラー21gと、対物レンズ21fと、撮像素子21iと、が設けられている。
前眼部照明光源21aは、前眼部窓ガラス21cの周囲位置に複数個設けられており、被検眼Eの前眼部を直接照明する。ノズル21bは、後述する吹付機構34のチャンバー34a(図3参照)に接続しており、被検眼Eの前眼部(角膜Ec)に空気を吹き付ける。
被検眼Eの前眼部の像(前眼部からの像光)は、ノズル21bの外側を通り、前眼部窓ガラス21c、後述のガラス板34b、チャンバー窓ガラス21d、ハーフミラー21g、及びハーフミラー21eを通過し、対物レンズ21fにより撮像素子21iの受光面上に結像される。
撮像素子21iは、例えばCCD(Charge Coupled Device)型又はCMOS(complementary metal oxide semiconductor)型のイメージセンサが用いられる。この撮像素子21iは、その受光面に入射した前眼部の像を撮像して撮像信号を生成し、生成した撮像信号を制御装置16へ出力する。これにより、制御装置16の制御の下、撮像素子21iから出力された撮像信号に基づく被検眼Eの前眼部の観察像が表示部15に表示される。
また、前眼部観察光学系21は、後述のXYアライメント指標投影光学系22により被検眼Eに投影されたXYアライメント指標光の角膜Ecによる反射光を、撮像素子21iの受光面へと導く。この反射光は、ノズル21b、チャンバー窓ガラス21d、ハーフミラー21g、及びハーフミラー21eを通過して、対物レンズ21fにより撮像素子21iの受光面上に結像される。これにより、撮像素子21iの受光面上には、装置本体14と角膜EcとのXY軸方向の位置関係に応じた位置に輝点像が形成される。
撮像素子21iは、その受光面上に形成された輝点像を撮像し、この輝点像の撮像信号を制御装置16へと出力する。これにより、制御装置16の制御の下、前眼部の観察像と、XYアライメント指標光の輝点像と、が表示部15に重畳表示される。なお、表示部15には、アライメント補助マークも表示される。
XYアライメント指標投影光学系22は、XYアライメント指標光を被検眼Eの角膜Ecに正面から投影する。このXYアライメント指標光は、被検眼Eの前眼部に対する装置本体14のXYアライメントに用いられる。また、XYアライメント指標光は、被検眼Eの眼圧値の測定にも用いられる。従って、XYアライメント指標投影光学系22は本発明の投影光学系に相当し、XYアライメント指標光は本発明の光束に相当し、角膜Ecで反射されたXYアライメント指標光の反射光は本発明の反射光に相当する。以下、角膜EcによるXYアライメント指標光の反射光を単に「XY視標反射光」と略す。
XYアライメント指標投影光学系22は、XYアライメント用光源22aと、集光レンズ22bと、開口絞り22cと、ピンホール板22dと、ダイクロイックミラー22eと、コリメータレンズ22fと、を有する(図3参照)。なお、XYアライメント指標投影光学系22は、ハーフミラー21eを前眼部観察光学系21と共用している。
XYアライメント用光源22aは赤外光を出射する。コリメータレンズ22fは、その焦点がピンホール板22dに一致するように、XYアライメント指標投影光学系22の光路上に配置されている。このXYアライメント指標投影光学系22では、XYアライメント用光源22aから出射された赤外光が、集光レンズ22bにより集束されつつ開口絞り22cを通過して、ピンホール板22dの穴部へと導かれる。
ピンホール板22dの穴部を通過した赤外光は、ダイクロイックミラー22eにより反射されてコリメータレンズ22fへと導かれ、さらにコリメータレンズ22fで平行光とされた後、コリメータレンズ22fからハーフミラー21eへ出射される。この赤外光の平行光は、ハーフミラー21eで反射された後、前眼部観察光学系21の光軸O1に沿って進行する。これにより、赤外光の平行光は、ハーフミラー21g及びチャンバー窓ガラス21dを透過した後、ノズル21bの内部を通過することでXYアライメント指標光として被検眼Eに入射する。
被検眼Eに入射したXYアライメント指標光は、図示は省略するが、角膜Ec表面で反射し輝点像を形成する。なお、開口絞り22cは、コリメータレンズ22fに関して角膜Ecの角膜頂点Epと共役な位置に設けられている。
固視標投影光学系23は、被検眼Eに固視標を投影する。この固視標投影光学系23は、固視標用光源23aとピンホール板23bとを有する(図3参照)。また、固視標投影光学系23は、ダイクロイックミラー22e及びコリメータレンズ22fをXYアライメント指標投影光学系22と共用すると共に、ハーフミラー21eを前眼部観察光学系21と共用している。
固視標用光源23aは、可視光を固視標光として出射する。この固視標光は、ピンホール板23bの穴部へと導かれ、ピンホール板23bの穴部及びダイクロイックミラー22eを透過した後、コリメータレンズ22fへ出射される。そして、固視標光は、コリメータレンズ22fにより略平行光とされてハーフミラー21eに向けて出射され、ハーフミラー21eで反射されることで前眼部観察光学系21の光軸O1に沿って進行する。これにより、固視標光は、ハーフミラー21g及びチャンバー窓ガラス21dを透過した後、ノズル21bの内部を通過して被検眼Eに至る。この固視標を被検者に固視目標として注視させることにより、被検者の視線を固定することができる。
圧平検出光学系24(図3参照)は本発明の受光光学系に相当する。圧平検出光学系24は、XY視標反射光を受光して、このXY視標反射光の光量を示す受光信号を出力する。圧平検出光学系24は、レンズ24aとピンホール板24bと受光センサ24cとを有すると共に、ハーフミラー21gを前眼部観察光学系21と共用している。
レンズ24aは、角膜Ecの表面が平面とされた場合に、XY視標反射光を、ピンホール板24bの開口に集光させる。ピンホール板24bの開口は、レンズ24aの焦点位置に設けられている。
受光センサ24cは、例えば受光したXY視標反射光の光量に応じた受光信号を出力するフォトダイオードである。この受光センサ24cは受光信号を制御装置16へ出力する。
XY視標反射光は、ノズル21bの内部を通り、チャンバー窓ガラス21dを透過してハーフミラー21gに至る。そして、XY視標反射光の一部は、ハーフミラー21gで反射された後、レンズ24aを経てピンホール板24bに入射する。
圧平検出光学系24は、ノズル21bからの空気の吹き付けにより角膜Ecの表面が平らな扁平状態(圧平状態)になった場合に、圧平検出光学系24に進行してきたXY視標反射光の全体を、ピンホール板24bを通して受光センサ24cに到達させる。また、圧平検出光学系24は、角膜Ecが扁平状態以外の状態ではXY視標反射光をピンホール板24bで部分的に遮りつつ受光センサ24cに到達させる。従って、圧平検出光学系24から出力されるXY視標反射光の受光信号の信号強度は、角膜Ecの表面が凸状態から扁平状態に変化するのに従って次第に増加し、さらに扁平状態から凹状態に変化するのに従って次第に減少する。
Zアライメント指標投影光学系25(図2参照)は、角膜Ecに対して斜め方向からZ軸方向のZアライメント用のZアライメント指標光を投影する。このZアライメント指標投影光学系25は、光軸O2上に沿って、Zアライメント用光源25aと、集光レンズ25bと、開口絞り25cと、ピンホール板25dと、コリメータレンズ25eと、を備える。
Zアライメント用光源25aは、赤外光(例えば波長860nm)を出射する。開口絞り25cは、コリメータレンズ25eに関して角膜頂点Epと共役な位置に設けられている。コリメータレンズ25eは、ピンホール板25dの穴部に焦点を一致させるように配置されている。
Zアライメント用光源25aから出射された赤外光は、集光レンズ25bにより集光されつつ開口絞り25cを通過してピンホール板25dへと進行する。そして、ピンホール板25dの穴部を通過した赤外光は、コリメータレンズ25eで平行光とされた後に、Zアライメント指標光として被検眼Eに入射して、角膜Ecで反射されることにより被検眼Eに輝点像を形成する。
Zアライメント検出光学系26は、Zアライメント指標光の角膜Ecによる反射光(以下、Z視標反射光と略す)を受光して、装置本体14と角膜EcとのZ軸方向の位置関係を検出する。このZアライメント検出光学系26は、光軸O3上に沿って、結像レンズ26aと、シリンドリカルレンズ26bと、受光センサ26cと、を有している。
シリンドリカルレンズ26bは、Y軸方向にパワーを有するものが用いられる。受光センサ26cは、その受光面におけるZ視標反射光の受光位置を検出可能なセンサであり、例えばラインセンサ又はPSD(Position Sensitive Detector)が用いられる。
Z視標反射光は、結像レンズ26aで集束した後にシリンドリカルレンズ26bへと進行し、このシリンドリカルレンズ26bによりY軸方向に集光されることで受光センサ26c上に輝点像を形成する。
受光センサ26cは、XZ平面内においては結像レンズ26aに関して、Zアライメント指標投影光学系25により被検眼Eに形成された前述の輝点像と共役な位置関係にある。また、受光センサ26cは、YZ平面内においては結像レンズ26a及びシリンドリカルレンズ26bに関して、角膜頂点Epと共役な位置関係にある。すなわち、受光センサ26cは開口絞り25cと共役関係にあるので、Y軸方向に角膜Ecがずれたとしても角膜Ecの表面におけるZ視標反射光は効率良く受光センサ26cに入射する。そして、受光センサ26cは、シリンドリカルレンズ26bにより集光された輝点像の受光信号を制御装置16へと出力する。
吹付機構34(図3参照)は、チャンバー34aと、シリンダ34dと、連通管34eと、ピストン34fと、空気圧縮駆動部34gと、を有する。
チャンバー34aには、透明なガラス板34bを介してノズル21bが取り付けられている。また、チャンバー34a内には、ノズル21bと対向する位置にチャンバー窓ガラス21dが設けられている。さらに、チャンバー34a内には、圧力センサ34cが設けられている。この圧力センサ34cは、チャンバー34aの内部の圧力を示す圧力検出信号を制御装置16へ出力する。
シリンダ34dは、連通管34eを介してチャンバー34aに接続している。これにより、シリンダ34dの内部とチャンバー34aの内部とが連通管34eを介して連通する。また、シリンダ34dの内部にはピストン34fが移動自在に設けられている。これらシリンダ34d及びピストン34fにより空気の圧縮室が構成される。
空気圧縮駆動部34gは、シリンダ34d内でピストン34fを移動させるソレノイドなどの公知の移動機構(アクチュエータ)である。この空気圧縮駆動部34gは、制御装置16の制御下、ピストン34fを移動させてシリンダ34d内の空気を圧縮する。これにより、連通管34e及びチャンバー34aを介して、ノズル21bから被検眼Eの角膜Ecに向けて空気を吹き付ける。ここで連通管34e及びチャンバー34aは、本発明の流体経路に相当する。
なお、吹付機構34では、圧力センサ34cによりチャンバー34a内の圧力を検出することにより、ノズル21bから角膜Ecに空気を吹き付けた際の空気の圧力を取得することができる。
[第1実施形態の制御装置]
図4は、第1実施形態の制御装置16の機能ブロック図である。図4に示すように、制御装置16は、各種のプロセッサ(Processor)及びメモリ等から構成された演算回路を備える。各種のプロセッサには、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、及びプログラマブル論理デバイス[例えばSPLD(Simple Programmable Logic Devices)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、及びFPGA(Field Programmable Gate Arrays)]等が含まれる。なお、制御装置16の各種機能は、1つのプロセッサにより実現されてもよいし、同種または異種の複数のプロセッサで実現されてもよい。
制御装置16には、既述の表示部15、駆動機構13、各種光学系21〜26、吹付機構34、及び圧力センサ34cの他に、操作部40と記憶部42とが接続されている。
操作部40は、非接触式眼圧計10の電源のオンオフ操作、装置本体14のアライメント実行操作、及び眼圧値の測定開始操作を含む非接触式眼圧計10の各種の操作の入力を受け付ける。この操作部40には、既述のタッチパネル式の表示部15の表示面(表示パネル)、及び装置本体14に設けられたハードウェアキー(ボタン及びスイッチ等)が含まれる。
記憶部42には、非接触式眼圧計10の制御プログラム及び被検眼Eの眼圧値の測定結果の他に、眼圧値予測情報44及び停止タイミング決定情報46が記憶されている。眼圧値予測情報44は、後述の眼圧値予測部64による被検眼Eの眼圧値の予測に用いられる。停止タイミング決定情報46は、後述のタイミング決定部66による吹付機構34の駆動を停止させる停止タイミングの決定に用いられる。
制御装置16は、記憶部42内の制御プログラムを読み出して実行することにより、観察制御部50、アライメント制御部52、固視制御部54、吹付制御部56、測定制御部58、時間変化検出部60、到達時間測定部62、眼圧値予測部64、タイミング決定部66、及び眼圧値演算部68として機能する。なお、制御装置16の「〜部」として説明するものは「〜回路」、「〜装置」、又は「〜機器」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ファームウェア、ソフトウェア、及びハードウェアまたはこれらの組み合わせのいずれで構成されていてもよい。
観察制御部50は、例えば操作部40にて非接触式眼圧計10の電源のオン操作が入力された場合に作動する。この観察制御部50は、前眼部観察光学系21を制御して、前眼部照明光源21aの点灯と、撮像素子21iによる被検眼Eの前眼部の観察像(動画像)の撮像及び撮像信号の出力と、を実行させる。また、観察制御部50は、撮像素子21iから出力される撮像信号に基づき、表示部15に観察像を表示させる。
アライメント制御部52は、例えば操作部40にて装置本体14のアライメント実行操作が入力された場合に作動する。このアライメント制御部52は、前眼部観察光学系21及びXYアライメント指標投影光学系22を制御して、XYアライメント用光源22aの点灯と、撮像素子21iによる被検眼Eの前眼部像及び輝点像の撮像と、撮像素子21iによる撮像信号の出力と、を実行させる。そして、アライメント制御部52は、撮像素子21iから出力される撮像信号に基づき、被検眼Eと装置本体14とのXY軸方向の位置関係を演算する。次いで、アライメント制御部52は、このXY軸方向の位置関係の演算結果に基づき、既述の駆動機構13を駆動して、被検眼Eに対する装置本体14のXYアライメント(オートアライメント)を行う。
また、アライメント制御部52は、Zアライメント指標投影光学系25及びZアライメント検出光学系26を制御して、Zアライメント用光源25aの点灯と、受光センサ26cによる輝点像の受光及び受光信号の出力と、を実行させる。そして、アライメント制御部52は、受光センサ26cから出力される受光信号に基づき、被検眼Eと装置本体14とのZ軸方向の位置関係を演算する。次いで、アライメント制御部52は、このZ軸方向の位置関係の演算結果に基づき、既述の駆動機構13を駆動して、被検眼Eに対する装置本体14のZアライメント(オートアライメント)を行う。
なお、被検眼Eに対する装置本体14のXYZアライメントとして、検者が操作部40に入力した位置調整操作に基づきアライメント制御部52が駆動機構13を駆動して行う手動のXYZアライメントを実行してもよい。
固視制御部54は、例えば被検眼Eに対する装置本体14のオートアライメントが完了した場合、或いは操作部40にて眼圧値の測定開始操作が入力された場合に作動する。この固視制御部54は、固視標投影光学系23を制御して固視標用光源23aを点灯させることで、被検眼Eに対して固視標の光束を投影して被検者の視線を固定する。
吹付制御部56は、例えば被検眼Eに対する装置本体14のオートアライメント及び被検眼Eの固視が完了した場合、或いは操作部40にて眼圧値の測定開始操作が入力された場合に作動する。この吹付制御部56は、吹付機構34の空気圧縮駆動部34gを駆動して、シリンダ34d内でピストン34fを移動させる。これにより、ピストン34fによってチャンバー34a内の空気が圧縮されて、ノズル21bから角膜Ecに空気が吹き付けられる。
また、吹付制御部56は、後述のタイミング決定部66により決定された停止タイミングに基づき吹付機構34の駆動を停止させる。これにより、ノズル21bから角膜Ecに対する空気の吹き付けが停止される。
測定制御部58は、吹付制御部56の作動前或いはその作動に合せて作動する。この測定制御部58は、少なくともノズル21bから角膜Ecに空気が吹き付けられている間、XYアライメント指標投影光学系22及び圧平検出光学系24を制御して、XYアライメント用光源22aの点灯と、受光センサ24cによるXY指標反射光の受光と、を実行させる。これにより、ノズル21bから角膜Ecに空気が吹き付けられている間、XYアライメント指標投影光学系22から角膜Ecに対してXYアライメント指標光が連続的に投影される。また同時に、受光センサ24cがXY指標反射光を連続的に受光して、このXY指標反射光の受光信号を連続的に時間変化検出部60及び眼圧値演算部68へそれぞれ出力する。
図5は、時間変化検出部60による受光信号の微分波形W2の検出を説明するための説明図である。なお、図5中の各グラフの横軸は時間軸であり、1目盛りが約2.6μsecに相当する。また、図5中の符号5Aのグラフの縦軸は、受光信号(圧平波形W1)の信号強度、すなわちXY指標反射光の光量を示す。また、図5中の符号5Bのグラフの縦軸は、受光信号の微分値(1回微分値)を示す。
図5及び既述の図4に示すように、時間変化検出部60は、測定制御部58の作動に合せて作動する。時間変化検出部60は、受光センサ24cから連続的に出力されるXY指標反射光の受光信号を連続的に取得、すなわちXY指標反射光の光量の時間変化を示す信号波形である圧平波形W1(図5の符号5A参照)を取得する。また同時に時間変化検出部60は、受光センサ24cから連続的に取得される受光信号の微分値を連続的に演算することで、微分値の時間変化を連続的に検出する。これにより、微分値の時間変化を示す微分波形W2(図5の符号5B参照)が生成及び更新される。なお、微分波形W2は、ノズル21bからの空気の吹き付けに応じて変形する角膜Ecの変形の時間変化を示す。
図6は、到達時間測定部62による到達時間ATの測定を説明するための説明図である。なお、図6中の符号P1は、角膜Ecが凸状態から扁平状態に変形するまでの間の受光信号の圧平波形W1のピークP1である。また、図6中の符号P2は、角膜Ecが凸状態から扁平状態に変形するまでの間の微分値の微分波形W2のピークP2である。
図6及び既述の図4に示すように、到達時間測定部62は、時間変化検出部60の作動に合せて作動する。この到達時間測定部62は、時間変化検出部60により連続的に演算される微分値(微分波形W2)に基づき、到達時間ATの測定を行う。
到達時間ATは、ノズル21bによる角膜Ecへの空気の吹き付けが開始されてから、微分値(微分波形W2)が予め定められた設定値SVに達するまでの時間である。また、設定値SVは、微分値(微分波形W2のピークP2)の立ち上がりの途中の値である。従って、到達時間ATは、角膜Ecへの空気の吹き付けが開始されてから角膜Ecの変形速度がある設定速度(設定値SV)に到達するまでの時間である。
到達時間測定部62は、時間変化検出部60により新たな受光信号の微分値が演算されるごとに微分値(微分波形W2)が設定値SVに到達した否かを判定し、微分値が設定値SVに達した場合に到達時間ATの測定を行って、その測定結果を眼圧値予測部64へ出力する。ここで微分波形W2のピークP2は、圧平波形W1のピークP1よりも前の時間(早い時間)に生じる。このため、到達時間測定部62による到達時間ATの測定は、圧平波形W1がピークP1に達するよりも前に完了する。なお、「ピークP1に達するよりも前」とは、ピークP1の重心位置或いは最大値に達するよりも前の期間を指す。
図7は、被検眼Eの眼圧値(intraocular pressure:IOP)と設定値SV=10に対応する到達時間ATとの関係を示したグラフである。図7に示すように、眼圧値が互いに異なる多数の被検眼Eと、被検眼Eごとの到達時間ATと、を測定してグラフ化することで、眼圧値と到達時間ATとの間に強い正の相関関係があることが確認された。従って、図7に示したグラフにおける回帰直線Rを最小二乗法等により求めることで、この回帰直線Rに基づき到達時間ATから眼圧値を予測することができる。
そこで本実施形態では、非接触式眼圧計10の製造メーカにて回帰直線Rに対応する数式或いはテーブルデータを予め求めておき、この数式等を眼圧値予測情報44(本発明の第1対応関係に相当)として記憶部42に記憶させている。なお、本実施形態では、設定値SVが「10」の場合を例に挙げて説明したが、眼圧値と到達時間ATとの間に相関関係が得られるような値であれば特に限定はされない。
図8は、眼圧値予測部64による被検眼Eの眼圧値の予測を説明するための説明図である。図8及び既述の図4に示すように、眼圧値予測部64は、到達時間測定部62から入力された到達時間ATの測定結果に基づき、記憶部42内から取得した眼圧値予測情報44を参照することにより、被検眼Eの眼圧値(IOP)を予測する。なお、この場合には、眼圧値予測部64が本発明の第1対応関係取得部としても機能する。そして、眼圧値予測部64は、眼圧値の予測結果をタイミング決定部66へ出力する。
タイミング決定部66は、眼圧値予測部64から入力される被検眼Eの眼圧値の予測結果に基づき、吹付機構34の駆動を停止させる停止タイミングを決定する。ここで、到達時間ATは、圧平波形W1がピークP1に達するよりも前、すなわちピークP1の重心位置或いは最大値に達するよりも前の時間(早い時間)であり、到達時間ATの測定完了からタイミング決定部66による停止タイミングの決定完了までの間のタイムラグは僅かである。このため、タイミング決定部66は、停止タイミングとして、圧平波形W1がピークP1に達するよりも前のタイミングを決定することができる。なお、眼圧値の予測値から圧平波形W1がピークP1に達する時間を予測し、その予測した時間よりも前に停止タイミングを設定してもよい。
図8に示したように到達時間ATが0.1msecであり被検眼Eの眼圧値(IOP)が10mmHgと予測される場合には、すぐに吹付機構34の駆動を停止させる。また、到達時間ATが0.2msecであり被検眼Eの眼圧値(IOP)が20mmHgと予測される場合には、きれいな圧平波形W1を生成するために0.4msec経過後に吹付機構34の駆動を停止させる。さらに、到達時間ATが0.3msecであり被検眼Eの眼圧値(IOP)が30mmHgと予測される場合には、きれいな圧平波形W1を生成するために0.8msec経過後に吹付機構34の駆動を停止させる。
このように被検眼Eの眼圧値(予測値)と吹付機構34の駆動の停止タイミングとの間にも正の相関関係がある。このため本実施形態では、予め実験及びシミュレーションを行って眼圧値(予測値)と停止タイミングとの対応関係を求める。なお、この対応関係は、例えば既述の図7に示した回帰直線R或いはデータテーブル等である。そして、本実施形態では、この対応関係を停止タイミング決定情報46(本発明の第2対応関係に相当)として記憶部42に記憶している。
タイミング決定部66は、眼圧値予測部64から入力された被検眼Eの眼圧値の予測結果に基づき、記憶部42内から取得した停止タイミング決定情報46を参照することにより、吹付機構34の駆動の停止タイミングを決定する。なお、この場合には、タイミング決定部66が本発明の第2対応関係取得部としても機能する。そして、タイミング決定部66は、停止タイミングの決定結果を吹付制御部56へ出力する。これにより、吹付制御部56は、タイミング決定部66が決定した停止タイミングに基づき、圧平波形W1がピークP1に達するよりも前に吹付機構34の駆動を停止させることができる。
図4に戻って、眼圧値演算部68は、受光センサ24cからのXY指標反射光の受光信号の入力に応じて作動し、吹付機構34の駆動停止後に被検眼Eの眼圧値を演算する。例えば、眼圧値演算部68は、XY指標反射光の受光信号に基づき圧平波形W1(図6参照)のピークP1の重心位置、例えばピークP1の幅の中心位置或いはピークP1の面積が半分となる位置を演算する。なお、ピークP1の重心位置を演算する代わりにピークP1の最大値を演算してもよい。そして、眼圧値演算部68は、ピークP1の重心位置に対応する受光信号の信号強度(光量)及び圧力センサ34cの検出結果(空気の圧力)に基づき、公知の方法で被検眼Eの眼圧値を演算する。
眼圧値演算部68は、被検眼Eの眼圧値の演算結果を、眼圧値の測定結果として記憶部42に記憶させると共に表示部15に表示させる。
[第1実施形態の非接触式眼圧計の作用]
図9は、本発明の眼科装置の制御方法に相当するものであり、上記構成の第1実施形態の非接触式眼圧計10による被検眼Eの眼圧値の測定処理の流れを示すフローチャートである。図9に示すように、顔支持部12による被検者の顔の支持、被検眼Eに対する装置本体14のアライメント、及び被検眼Eの固視が完了すると、自動的に或いは操作部40に対する測定開始操作の入力に応じて、被検眼Eの眼圧値の測定が開始される(ステップS1)。
吹付制御部56は、吹付機構34の駆動を開始して、シリンダ34d内でピストン34fを移動させる。これにより、ピストン34fによりシリンダ34d内の空気が圧縮されることで、ノズル21bから角膜Ecへの空気の吹き付けが開始される(ステップS2)。
また、ステップS2が実行されている間、測定制御部58が、XYアライメント指標投影光学系22及び圧平検出光学系24を制御して、XYアライメント指標投影光学系22から角膜Ecに対するXYアライメント指標光の投影と、受光センサ24cによるXY視標反射光の受光及び受光信号の出力と、連続的に実行させる(ステップS3)。
さらに、ステップS2,S3が実行されている間、時間変化検出部60が、受光センサ24cから出力される受光信号の取得と、受光信号の微分値の演算と、を連続的に実行する。これにより、時間変化検出部60により微分値の時間変化が連続的に検出されることで、既述の図5に示した微分波形W2が生成される(ステップS4、本発明の時間変化検出ステップに相当)。
さらにまた、ステップS2〜S4が実行されている間、到達時間測定部62が、時間変化検出部60による微分波形W2の検出結果に基づき、微分波形W2(微分値)が設定値SVに到達した否かを繰り返し判定する(ステップS5)。以下、到達時間測定部62により微分波形W2が設定値SVに到達したと判定されるまで、既述のステップS3からステップS5の処理が繰り返し実行される(ステップS5でNO)。
到達時間測定部62は、微分波形W2が設定値SVに到達したと判定すると(ステップS5でYES)、既述の図6に示したように到達時間ATの測定を実行し、その測定結果を眼圧値予測情報44へ出力する(ステップS6、本発明の到達時間測定ステップに相当)。これにより、圧平波形W1がピークP1に達するよりも前に、到達時間ATの測定結果が眼圧値予測情報44へ出力される。
到達時間ATの測定結果の入力を受けた眼圧値予測部64は、その測定結果に基づき、記憶部42から眼圧値予測情報44を取得して参照することで、被検眼Eの眼圧値を予測する(ステップS7、本発明の眼圧値予測ステップに相当)。そして、眼圧値予測部64は、眼圧値の予測結果をタイミング決定部66へ出力する。
眼圧値の予測結果の入力を受けたタイミング決定部66は、その予測結果に基づき、記憶部42から停止タイミング決定情報46を取得して参照することで、吹付機構34の駆動の停止タイミングを決定する(ステップS8、本発明の停止タイミング決定ステップに相当)。そして、タイミング決定部66は、停止タイミングの決定結果を吹付制御部56へ出力する。
停止タイミングの決定結果の入力を受けた吹付制御部56は、その決定結果に基づき、停止タイミングに到達(停止タイミングに相当する時間が経過)した場合に、吹付機構34の駆動を停止、すなわちピストン34fの移動を停止させる(ステップS9,S10)。このピストン34fの移動を停止させる停止タイミングは、既述の通り、圧平波形W1がピークP1に達するよりも前のタイミングである。このため、圧平波形W1がピークP1に達するよりも前に、ノズル21bから角膜Ecに対する空気の吹き付けを停止させることができる。その結果、被検者に与える不快感を軽減させることができる。
なお、吹付制御部56は、ピストン34fの移動の停止後、吹付機構34(空気圧縮駆動部34g)を駆動して、ピストン34fを初期位置に向けて移動させる。
また、吹付機構34の駆動停止後、眼圧値演算部68は、受光センサ24cから出力されるXY指標反射光の受光信号に基づき圧平波形W1のピークP1の重心位置を演算し、この重心位置に対応する受光信号の信号強度及び圧力センサ34cの検出結果に基づき被検眼Eの眼圧値を演算する(ステップS11)。
[本実施形態の効果]
以上のように本実施形態では、微分波形W2を用いて被検眼Eの眼圧値を予測し、この予測結果に基づき吹付機構34の駆動の停止タイミングを決定することで、被検眼Eの眼圧値に応じた吹付機構34の駆動時間の決定をより短時間で行うことができる。その結果、被検者に与える不快感を軽減することができる。
[第2実施形態]
図10は、第2実施形態の非接触式眼圧計10の吹付機構34の概略図である。上記第1実施形態の非接触式眼圧計10では、タイミング決定部66が決定した停止タイミングに合わせて吹付制御部56により吹付機構34の駆動を停止、すなわちピストン34fの移動を停止させている。この場合には、吹付制御部56が吹付機構34に対して停止指令を出力した後もピストン34fが慣性により移動してしまうため、停止タイミング後も角膜Ecに対する空気(余剰エア)の吹き付けが継続するおそれがある。
そこで図10に示すように、第2実施形態の非接触式眼圧計10では、停止タイミングに合わせて本発明の流体経路に相当する連通管34e及びチャンバー34aの大気開放を行う。この第2実施形態の非接触式眼圧計10は、吹付機構34が大気開放弁34h(大気開放バルブともいう)を備えている点を除けば上記第1実施形態の非接触式眼圧計10と基本的に同じ構成である。このため、上記第1実施形態と機能又は構成上同一のものについては、同一符号を付してその説明は省略する。
大気開放弁34hは、本発明の大気開放部に相当するものであり、連通管34eに設けられている。この大気開放弁34hは、制御装置16の制御の下、開閉が切り替えられる。大気開放弁34hを開いた場合には連通管34eの内部と大気とが連通する。これにより、大気開放弁34hを介して連通管34e及びチャンバー34aの内部の空気(圧縮空気)が外部に排出される。また、大気開放弁34hを閉じた場合には連通管34eの内部と大気との連通が遮断される。これにより、連通管34e及びチャンバー34aの内部の空気をノズル21bのみから噴出させることができる。
図11は、第2実施形態の制御装置16の機能ブロック図である。図11に示すように、第2実施形態の制御装置16は、既述の図4に示した第1実施形態の各部の他に、弁開閉制御部70として機能する点を除けば第1実施形態の制御装置16と基本的に同じ構成である。弁開閉制御部70は、後述の図12に示すように大気開放弁34hの開閉を制御する。
図12は、第2実施形態の非接触式眼圧計10による被検眼Eの眼圧値の測定処理の流れ、特に弁開閉制御部70による大気開放弁34hの開閉制御の流れを示すフローチャートである。図12に示すように、ステップS1からステップS9までは、既述の図9に示した第1実施形態と基本的に同じであるので、ここでは具体的な説明は省略する。
吹付制御部56は、タイミング決定部66が決定した停止タイミングに到達した場合に、吹付機構34(空気圧縮駆動部34g)の駆動を停止させる。既述の通り、空気圧縮駆動部34gの駆動停止後もピストン34fは慣性で移動するため、この駆動停止後にピストン34fの移動速度が次第に減速し(ステップS10A)、その後にピストン34fが停止する(ステップS10B)。
この際に、弁開閉制御部70は、タイミング決定部66が決定した吹付機構34の駆動の停止タイミングに合わせて大気開放弁34hを開く(ステップS10α)。これにより、吹付機構34の駆動停止と同時に大気開放弁34hを介して連通管34e及びチャンバー34aの内部の空気が外部に排出されて、チャンバー34a内の圧力が急激に減圧される。その結果、吹付機構34の駆動停止後(停止タイミング後)にノズル21bから角膜Ecに噴射される空気の量を大幅に低減させることができる。
吹付制御部56は、ピストン34fの停止後に空気圧縮駆動部34gを駆動してピストン34fを初期位置に向けて移動させる戻り動作を実行し(ステップS10C)、このピストン34fを初期位置で停止させる(ステップS10D)。
一方、弁開閉制御部70は、ピストン34fが初期位置に戻るまでの間、例えば空気圧縮駆動部34gの駆動が継続している間は大気開放弁34hを開いた状態で維持する(ステップS10β)。そして、弁開閉制御部70は、空気圧縮駆動部34gの駆動が停止してピストン34fが初期位置で停止した場合には、大気開放弁34hを閉じる(ステップS10γ)。これにより、吹付機構34によるノズル21bからの空気の噴射が可能となる。
以下、上記第1実施形態と同様に、眼圧値演算部68による被検眼Eの眼圧値の演算と(ステップS11)、記憶部42による眼圧値の記憶と、表示部15による眼圧値の表示と、が実行される。
[第2実施形態の効果]
以上のように第2実施形態では、吹付機構34の駆動の停止タイミングに合わせて大気開放弁34hを開いて、連通管34e及びチャンバー34aの大気開放を実行することで、停止タイミング後にノズル21bから角膜Ecに噴射される空気の量を大幅に低減させることができる。その結果、被検者に与える不快感をより軽減させることができる。
[その他]
上記各実施形態では、被検眼Eの角膜Ecに向けて空気を吹き付けているが、空気以外の各種流体を吹き付けてもよい。
上記第2実施形態では、大気開放弁34hを連通管34eに設けているが、大気開放弁34hをチャンバー34aに設けてもよい。この場合にも大気開放弁34hを開くことで、この大気開放弁34hを介して連通管34e及びチャンバー34aの内部の空気を外部に排出させることができる。
上記第2実施形態では、大気開放弁34hにより連通管34e及びチャンバー34aの大気開放を行っているが、大気開放弁34h以外の公知の各種大気開放部を用いて連通管34e及びチャンバー34aの大気開放を行ってもよい。
上記各実施形態では、眼圧値予測情報44及び停止タイミング決定情報46が非接触式眼圧計10内の記憶部42に記憶されているが、これらの情報が必ずしも非接触式眼圧計10の内部に記憶されている必要はなく、インターネット上のサーバ或いはメモリカード等の記憶媒体等の外部の記憶部に記憶されていてもよい。この場合には、眼圧値予測部64及びタイミング決定部66が、外部の記憶部から眼圧値予測情報44及び停止タイミング決定情報46を取得する。
上記各実施形態では、シリンダ34d及びピストン34fを有する吹付機構34を用いてノズル21bから角膜Ecに対して空気の吹き付けを行っているが、他の空気圧縮機構を有する吹付機構34を用いる場合にも本発明を適用可能である。
非接触式眼圧計10の制御装置16以外の構成については、図1から図3に示したものには特に限定されず、公知の非接触式眼圧計で採用されている構成を適宜用いてもよい。
10…非接触式眼圧計
14…装置本体
16…制御装置
21b…ノズル
22…XYアライメント指標投影光学系
22a…XYアライメント用光源
24…圧平検出光学系
24c…受光センサ
34…吹付機構
34a…チャンバー
34d…シリンダ
34f…ピストン
34e…連通路
34g…空気圧縮駆動部
34h…大気開放弁
44…眼圧値予測情報
46…停止タイミング決定情報
56…吹付制御部
58…測定制御部
60…時間変化検出部
62…ピーク時間測定部
64…眼圧値予測部
66…タイミング決定部
68…眼圧値演算部
70…弁開閉制御部
P1,P2…ピーク
SV…設定値
AT…到達時間
W1…圧平波形
W2…微分波形

Claims (7)

  1. ノズルから被検眼の角膜に対して流体を吹き付ける吹付機構と、
    前記ノズルから前記角膜に前記流体が吹き付けられている間、前記角膜に対して光束を投影する投影光学系と、
    前記角膜にて反射された前記光束の反射光を受光して、前記反射光の受光信号を出力する受光光学系と、
    前記受光光学系から出力される前記受光信号の微分値を演算して、前記微分値の時間変化を検出する時間変化検出部と、
    前記時間変化検出部による前記時間変化の検出結果に基づき、前記微分値が前記微分値の立ち上がりの途中の予め設定された設定値に達した場合に、前記ノズルから前記角膜への前記流体の吹き付けが開始されてから前記微分値が前記設定値に達するまでの到達時間を測定する到達時間測定部と、
    前記到達時間測定部の測定結果に基づき、前記被検眼の眼圧値を予測する眼圧値予測部と、
    前記眼圧値予測部の予測結果に基づき、前記吹付機構の駆動を停止させる停止タイミングを決定するタイミング決定部と、
    を備える非接触式眼圧計。
  2. 前記吹付機構の駆動を制御する吹付制御部であって、且つ前記タイミング決定部が決定した停止タイミングで前記吹付機構の駆動を停止させる吹付制御部を備える請求項1に記載の非接触式眼圧計。
  3. 前記タイミング決定部が決定する前記停止タイミングが、前記受光信号のピークよりも前のタイミングである請求項1又は2に記載の非接触式眼圧計。
  4. 前記到達時間と前記眼圧値との第1対応関係を取得する第1対応関係取得部を備え、
    前記眼圧値予測部が、前記到達時間測定部の測定結果に基づき、前記第1対応関係取得部が取得した前記第1対応関係を参照して、前記眼圧値の予測を行う請求項1から3のいずれか1項に記載の非接触式眼圧計。
  5. 前記眼圧値と前記停止タイミングとの第2対応関係を取得する第2対応関係取得部を備え、
    前記タイミング決定部が、前記眼圧値予測部の予測結果に基づき、前記第2対応関係取得部が取得した前記第2対応関係を参照して、前記停止タイミングを決定する請求項1から4のいずれか1項に記載の非接触式眼圧計。
  6. 前記吹付機構が、シリンダと、前記シリンダの内部の前記流体を圧縮するピストンと、前記ピストンにより圧縮された前記シリンダの内部の前記流体を前記ノズルへ導く流体経路と、を有し、
    前記流体経路に設けられた大気開放部であって且つ前記タイミング決定部が決定した前記停止タイミングに合わせて前記流体経路と大気とを連通させる大気開放部を備える請求項1から5のいずれか1項に記載の非接触式眼圧計。
  7. ノズルから被検眼の角膜に対して流体を吹き付ける吹付機構と、
    前記ノズルから前記角膜に前記流体が吹き付けられている間、前記角膜に対して光束を投影する投影光学系と、
    前記角膜にて反射された前記光束の反射光を受光して、前記反射光の受光信号を出力する受光光学系と、
    を備える非接触式眼圧計の制御方法において、
    前記受光光学系から出力される前記受光信号の微分値を演算して、前記微分値の時間変化を検出する時間変化検出ステップと、
    前記時間変化検出ステップでの前記時間変化の検出結果に基づき、前記微分値が前記微分値の立ち上がりの途中の予め設定された設定値に達した場合に、前記ノズルから前記角膜への前記流体の吹き付けが開始されてから前記微分値が前記設定値に達するまでの到達時間を測定する到達時間測定ステップと、
    前記到達時間測定ステップの測定結果に基づき、前記被検眼の眼圧値を予測する眼圧値予測ステップと、
    前記眼圧値予測ステップの予測結果に基づき、前記吹付機構の駆動を停止させる停止タイミングを決定するタイミング決定ステップと、
    を有する非接触式眼圧計の制御方法。
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