JPH07171111A - 非接触式眼圧計 - Google Patents
非接触式眼圧計Info
- Publication number
- JPH07171111A JPH07171111A JP5320158A JP32015893A JPH07171111A JP H07171111 A JPH07171111 A JP H07171111A JP 5320158 A JP5320158 A JP 5320158A JP 32015893 A JP32015893 A JP 32015893A JP H07171111 A JPH07171111 A JP H07171111A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- fluid
- cornea
- eye
- detecting
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/10—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
- A61B3/16—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for measuring intraocular pressure, e.g. tonometers
- A61B3/165—Non-contacting tonometers
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被検眼の眼圧が通常よりも極めて高い場合に
も正確に眼圧を測定することができる非接触式眼圧計を
提供することを目的とする。 【構成】 被検眼Eの角膜Cに向けて流体を吹き付ける
流体噴射装置10と、角膜Cの変形を検出する角膜変形
検出部2と、その流体の圧力を検出する圧力検出手段1
5と、圧力検出手段15の検出圧力に応じて流体噴射手
段10の作動を停止させるタイミングを決定する流体噴
射停止手段5とを有する。
も正確に眼圧を測定することができる非接触式眼圧計を
提供することを目的とする。 【構成】 被検眼Eの角膜Cに向けて流体を吹き付ける
流体噴射装置10と、角膜Cの変形を検出する角膜変形
検出部2と、その流体の圧力を検出する圧力検出手段1
5と、圧力検出手段15の検出圧力に応じて流体噴射手
段10の作動を停止させるタイミングを決定する流体噴
射停止手段5とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検眼に流体を噴射し
た際の被検眼の変形を光学的に検出することにより、被
検眼の眼圧を非接触で測定する非接触式眼圧計の改良に
関する。
た際の被検眼の変形を光学的に検出することにより、被
検眼の眼圧を非接触で測定する非接触式眼圧計の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の非接触式眼圧計は、例えば特公
昭56−6772号公報に開示されているように、被検
眼に対して気体を吹き付けることにより被検眼を変形さ
せる気体噴射装置と、被検眼に向けて検出用の光を照射
する光源と、被検眼からの反射光を受光して角膜の変形
を検出する角膜変形検出手段とを備えている。
昭56−6772号公報に開示されているように、被検
眼に対して気体を吹き付けることにより被検眼を変形さ
せる気体噴射装置と、被検眼に向けて検出用の光を照射
する光源と、被検眼からの反射光を受光して角膜の変形
を検出する角膜変形検出手段とを備えている。
【0003】気体の噴射圧力を次第に増加させると、角
膜表面が変形して反射光の光量が暫時増加し、角膜が圧
平されると反射光量がピークを示し、さらに圧力を上げ
ると角膜表面が凹となって反射光量が減少する。
膜表面が変形して反射光の光量が暫時増加し、角膜が圧
平されると反射光量がピークを示し、さらに圧力を上げ
ると角膜表面が凹となって反射光量が減少する。
【0004】従来の非接触式眼圧計は、角膜からの反射
光量が所定の基準レベルを越えた時点、すなわち、角膜
が圧平状態に達する前の時点で、気体噴射装置の作動を
停止する。噴射圧力は、ピストンの作動を停止してから
しばらくの間はピストンの慣性により上昇し、その後下
降する。被検眼の眼圧が正常な場合には、このピストン
の慣性による圧力の上昇中に角膜が圧平されてピークが
検出されるため、ピーク検出時の圧力から眼圧を求める
ことができる。
光量が所定の基準レベルを越えた時点、すなわち、角膜
が圧平状態に達する前の時点で、気体噴射装置の作動を
停止する。噴射圧力は、ピストンの作動を停止してから
しばらくの間はピストンの慣性により上昇し、その後下
降する。被検眼の眼圧が正常な場合には、このピストン
の慣性による圧力の上昇中に角膜が圧平されてピークが
検出されるため、ピーク検出時の圧力から眼圧を求める
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
非接触式眼圧計は、いわば、ピストンの慣性による圧力
上昇中に角膜が圧平されることを見越して気体噴射装置
の作動を停止させるため、被検眼の眼圧が正常値より極
めて高く、反射光量が基準レベルを越えてから圧平状態
に達するまでに必要とされる噴射圧力の上昇分が通常よ
りも大きい場合には、慣性による圧力上昇をもってして
も角膜を圧平するに至らずに空気圧が下降するので、反
射光量のピークを検出することができず、正確な測定を
行ない得ないという問題がある。
非接触式眼圧計は、いわば、ピストンの慣性による圧力
上昇中に角膜が圧平されることを見越して気体噴射装置
の作動を停止させるため、被検眼の眼圧が正常値より極
めて高く、反射光量が基準レベルを越えてから圧平状態
に達するまでに必要とされる噴射圧力の上昇分が通常よ
りも大きい場合には、慣性による圧力上昇をもってして
も角膜を圧平するに至らずに空気圧が下降するので、反
射光量のピークを検出することができず、正確な測定を
行ない得ないという問題がある。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上述した従来技術の課題に鑑
みてなされたものであり、被検眼の眼圧が通常よりも極
めて高い場合にも正確に眼圧を測定することができる非
接触式眼圧計を提供することを目的とする。
みてなされたものであり、被検眼の眼圧が通常よりも極
めて高い場合にも正確に眼圧を測定することができる非
接触式眼圧計を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の非接触式眼圧計は、被検眼の角膜に向けて流体を吹き
付ける流体噴射手段と、その流体の圧力を検出する圧力
検出手段と、前記角膜の変形を検出する角膜変形検出手
段と、前記圧力検出手段の検出圧力に応じて前記流体噴
射手段の作動を停止させるタイミングを決定する流体噴
射停止手段とを有することを特徴とする。
の非接触式眼圧計は、被検眼の角膜に向けて流体を吹き
付ける流体噴射手段と、その流体の圧力を検出する圧力
検出手段と、前記角膜の変形を検出する角膜変形検出手
段と、前記圧力検出手段の検出圧力に応じて前記流体噴
射手段の作動を停止させるタイミングを決定する流体噴
射停止手段とを有することを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に記載の非接触式眼圧計
は、被検眼の角膜に向けて流体を吹き付ける流体噴射手
段と、前記角膜の変形を検出する角膜変形検出手段と、
経過時間を計測する計時手段と、前記計時手段の経過時
間に応じて前記流体噴射手段の作動を停止させるタイミ
ングを決定する流体噴射停止手段とを有することを特徴
とする。
は、被検眼の角膜に向けて流体を吹き付ける流体噴射手
段と、前記角膜の変形を検出する角膜変形検出手段と、
経過時間を計測する計時手段と、前記計時手段の経過時
間に応じて前記流体噴射手段の作動を停止させるタイミ
ングを決定する流体噴射停止手段とを有することを特徴
とする。
【0009】
【作用】本発明の非接触眼圧計によれば、流体噴射手段
の作動停止を、被検眼の眼圧に応じて変化させることが
でき、眼圧に応じた適切な測定が可能である。
の作動停止を、被検眼の眼圧に応じて変化させることが
でき、眼圧に応じた適切な測定が可能である。
【0010】
【実施例】以下、この発明にかかる非接触眼圧計の実施
例を説明する。図1は、この発明の実施例にかかる非接
触眼圧計の測定部、および、気体噴射装置部分を示す説
明図である。
例を説明する。図1は、この発明の実施例にかかる非接
触眼圧計の測定部、および、気体噴射装置部分を示す説
明図である。
【0011】図1の装置は、被検眼Eに検出光を照射す
る光源1と、被検眼Eからの反射光を受光して角膜Cの
変形状態を光量変化として検出する角膜変形検出部2
と、被検眼Eに対して流体、ここでは、空気を吹き付け
ることにより被検眼Eの角膜Cを変形させる流体噴射装
置10とを備えている。
る光源1と、被検眼Eからの反射光を受光して角膜Cの
変形状態を光量変化として検出する角膜変形検出部2
と、被検眼Eに対して流体、ここでは、空気を吹き付け
ることにより被検眼Eの角膜Cを変形させる流体噴射装
置10とを備えている。
【0012】流体噴射装置10は、シリンダ11と、シ
リンダ11に設けられて被検眼Eに対向するノズル12
と、シリンダ11内の空気をノズル12から押し出すた
めのピストン13と、ピストン13を駆動する駆動手段
としてのロータリーソレノイド14とから構成されてい
る。また、シリンダ11内には、シリンダ内の圧力を検
知する圧力センサ15が設けられている。
リンダ11に設けられて被検眼Eに対向するノズル12
と、シリンダ11内の空気をノズル12から押し出すた
めのピストン13と、ピストン13を駆動する駆動手段
としてのロータリーソレノイド14とから構成されてい
る。また、シリンダ11内には、シリンダ内の圧力を検
知する圧力センサ15が設けられている。
【0013】角膜変形検出部2から出力される角膜変形
信号は、比較器3において基準値発生回路4からの基準
信号と比較されると共に、中央処理装置20に入力され
る。比較器3は、角膜変形信号が基準信号のレベルと一
致したときに停止遅延回路5に一致信号を出力する。基
準信号のレベルは、角膜Cが圧平前の所定の変形をした
ときの角膜変形信号と等しく、したがって、一致信号は
角膜Cが圧平前の所定の変形状態となったときに出力さ
れる。
信号は、比較器3において基準値発生回路4からの基準
信号と比較されると共に、中央処理装置20に入力され
る。比較器3は、角膜変形信号が基準信号のレベルと一
致したときに停止遅延回路5に一致信号を出力する。基
準信号のレベルは、角膜Cが圧平前の所定の変形をした
ときの角膜変形信号と等しく、したがって、一致信号は
角膜Cが圧平前の所定の変形状態となったときに出力さ
れる。
【0014】一方、圧力センサ15からの信号を受ける
圧力検出部6からの圧力検出信号は、停止遅延回路5と
中央処理装置20とに入力される。停止遅延回路5は、
流体の噴射を停止させる流体噴射停止手段として機能
し、比較器3から一致信号が入力されたときの圧力検出
信号の値Pに基づき、「T=P×定数」の式にしたがっ
て遅延時間Tを決定すると共に、一致信号の入力された
時点から遅延時間Tが経過したときにソレノイド駆動部
16に停止信号を出力する。
圧力検出部6からの圧力検出信号は、停止遅延回路5と
中央処理装置20とに入力される。停止遅延回路5は、
流体の噴射を停止させる流体噴射停止手段として機能
し、比較器3から一致信号が入力されたときの圧力検出
信号の値Pに基づき、「T=P×定数」の式にしたがっ
て遅延時間Tを決定すると共に、一致信号の入力された
時点から遅延時間Tが経過したときにソレノイド駆動部
16に停止信号を出力する。
【0015】被検眼Eの角膜Cの眼圧が高いほど一致信
号が発生したときの圧力検出信号のレベルも高くなる。
また、噴射圧力は時間の経過に伴って上昇するため、遅
延時間の長さは一致信号が発生した後の噴射圧力の上昇
分に対応することとなる。そこで、一致信号発生時の噴
射圧力に比例して遅延時間を決めることにより、噴射圧
力の最大値を眼圧が高い場合には大きく、低い場合には
小さくすることができ、眼圧に応じて適正な最大噴射圧
力を定めることができる。
号が発生したときの圧力検出信号のレベルも高くなる。
また、噴射圧力は時間の経過に伴って上昇するため、遅
延時間の長さは一致信号が発生した後の噴射圧力の上昇
分に対応することとなる。そこで、一致信号発生時の噴
射圧力に比例して遅延時間を決めることにより、噴射圧
力の最大値を眼圧が高い場合には大きく、低い場合には
小さくすることができ、眼圧に応じて適正な最大噴射圧
力を定めることができる。
【0016】中央処理装置20は、被検眼Eと装置との
アライメントが完了した後、あるいは、図示を略す測定
スイッチからの測定開始信号を受けた後、ソレノイド駆
動部16に駆動信号を出力してロータリーソレノイド1
4に電流を流し、ピストン13を移動させてシリンダ1
1内の空気を圧縮し、ノズル12から被検眼Eに向けて
空気を噴射させる。
アライメントが完了した後、あるいは、図示を略す測定
スイッチからの測定開始信号を受けた後、ソレノイド駆
動部16に駆動信号を出力してロータリーソレノイド1
4に電流を流し、ピストン13を移動させてシリンダ1
1内の空気を圧縮し、ノズル12から被検眼Eに向けて
空気を噴射させる。
【0017】空気が被検眼Eに向けて噴射されると、被
検眼Eの角膜Cが変形する。図2に示すように、噴射圧
力が上昇して角膜が圧平状態に近付くにしたがい、角膜
変形検出部2から出力される角膜変形信号も次第に増加
する。
検眼Eの角膜Cが変形する。図2に示すように、噴射圧
力が上昇して角膜が圧平状態に近付くにしたがい、角膜
変形検出部2から出力される角膜変形信号も次第に増加
する。
【0018】そして、角膜の変形が圧平前の所定の状態
となって角膜変形信号が所定レベルBを越えると、比較
器3から時点t1において一致信号が出力され、停止遅
延回路5はこの一致信号が入力されたときの圧力P0に
基づいて遅延時間Tを決定し、遅延時間Tが経過した時
点t2でソレノイド駆動部16に停止信号を出力する。
ソレノイド駆動部16は、停止信号が入力されるとロー
タリーソレノイド14への通電を遮断するが、遮断後も
ピストン13の慣性により所定の時間噴射圧力は上昇し
続け、その後下降する。
となって角膜変形信号が所定レベルBを越えると、比較
器3から時点t1において一致信号が出力され、停止遅
延回路5はこの一致信号が入力されたときの圧力P0に
基づいて遅延時間Tを決定し、遅延時間Tが経過した時
点t2でソレノイド駆動部16に停止信号を出力する。
ソレノイド駆動部16は、停止信号が入力されるとロー
タリーソレノイド14への通電を遮断するが、遮断後も
ピストン13の慣性により所定の時間噴射圧力は上昇し
続け、その後下降する。
【0019】中央処理装置20は、角膜変形信号がピー
クに達したときの圧力検出信号の値P1に基づき、予め
用意された変換式を用いて被検眼Eの眼圧を算出する。
クに達したときの圧力検出信号の値P1に基づき、予め
用意された変換式を用いて被検眼Eの眼圧を算出する。
【0020】図3は、上記実施例の装置でそれぞれ眼圧
が異なる被検眼Eの眼圧を測定した場合の圧力信号と角
膜変形信号との例を示す。図3(a)は眼圧が低い場合、
(b)は眼圧が正常な場合、(c)は眼圧が高い場合をそれ
ぞれ示す。眼圧が高いほど角膜変形信号の変化が緩やか
となるため、一致信号が出る時点ta、tb、tcが徐々
に遅くなると共に、そのときの圧力信号の値Pa、Pb、
Pcが高くなり、完全に圧平されるまでの時間も長くな
る。したがって、圧力信号の値に比例する各例の遅延時
間は、Ta<Tb<Tcとなる。
が異なる被検眼Eの眼圧を測定した場合の圧力信号と角
膜変形信号との例を示す。図3(a)は眼圧が低い場合、
(b)は眼圧が正常な場合、(c)は眼圧が高い場合をそれ
ぞれ示す。眼圧が高いほど角膜変形信号の変化が緩やか
となるため、一致信号が出る時点ta、tb、tcが徐々
に遅くなると共に、そのときの圧力信号の値Pa、Pb、
Pcが高くなり、完全に圧平されるまでの時間も長くな
る。したがって、圧力信号の値に比例する各例の遅延時
間は、Ta<Tb<Tcとなる。
【0021】図4は、比較のため図3(c)で測定した被
検眼Eに図3(a)での遅延時間Taを適用した場合のグ
ラフである。この場合には、噴射圧力が眼圧を測定する
のに十分な高さにまで上昇せず、角膜変形信号がピーク
を記録する前に圧力が下降し、眼圧を測定することがで
きない。
検眼Eに図3(a)での遅延時間Taを適用した場合のグ
ラフである。この場合には、噴射圧力が眼圧を測定する
のに十分な高さにまで上昇せず、角膜変形信号がピーク
を記録する前に圧力が下降し、眼圧を測定することがで
きない。
【0022】図5は、この発明の非接触式眼圧計の実施
例2を示す。ここでは、図1の構成に加え、ロータリー
ソレノイド14への通電の開始からの経過時間を測定す
る計時回路17が設けられている。ただし、圧力検出部
6からの出力は中央処理装置20にのみ入力され、停止
遅延回路5へは入力されていない。
例2を示す。ここでは、図1の構成に加え、ロータリー
ソレノイド14への通電の開始からの経過時間を測定す
る計時回路17が設けられている。ただし、圧力検出部
6からの出力は中央処理装置20にのみ入力され、停止
遅延回路5へは入力されていない。
【0023】経過時間と圧力上昇とは一義的な関係にあ
るため、被検眼Eの眼圧は経過時間にも対応している。
実施例2の装置は、この経過時間に基づき、角膜Cが所
定の状態まで変形した後、流体噴射装置10を停止させ
るまでの遅延時間を決定する。すなわち、図6に示すよ
うに、一致信号出力時の経過時間をT0とすると、遅延
時間Tは「T=T0×定数」の式によって求められ、停
止遅延回路5は、一致信号の出力時点t1から遅延時間
Tが経過した時点t2で停止信号を出力する。
るため、被検眼Eの眼圧は経過時間にも対応している。
実施例2の装置は、この経過時間に基づき、角膜Cが所
定の状態まで変形した後、流体噴射装置10を停止させ
るまでの遅延時間を決定する。すなわち、図6に示すよ
うに、一致信号出力時の経過時間をT0とすると、遅延
時間Tは「T=T0×定数」の式によって求められ、停
止遅延回路5は、一致信号の出力時点t1から遅延時間
Tが経過した時点t2で停止信号を出力する。
【0024】なお、上述した各実施例において、基準値
発生回路4に設定される基準値は、例えば一回目の測定
の結果に応じて変更するように可変であってもよく、遅
延時間を求める際に用いた定数も変更できる方が望まし
い。また、これらの基準値、定数の変更が中央処理装置
20側から自動的に実行されるようにしてもよい。
発生回路4に設定される基準値は、例えば一回目の測定
の結果に応じて変更するように可変であってもよく、遅
延時間を求める際に用いた定数も変更できる方が望まし
い。また、これらの基準値、定数の変更が中央処理装置
20側から自動的に実行されるようにしてもよい。
【0025】
【効果】以上説明したように、本発明の非接触式眼圧計
によれば、眼圧が高い場合の測定不能を回避すると共
に、眼圧が低い場合には不必要に大きい圧力での流体噴
射を避けることができ、いずれの場合にも被検眼の眼圧
に応じて適切な圧力で流体を噴射させて眼圧を測定する
ことができる。
によれば、眼圧が高い場合の測定不能を回避すると共
に、眼圧が低い場合には不必要に大きい圧力での流体噴
射を避けることができ、いずれの場合にも被検眼の眼圧
に応じて適切な圧力で流体を噴射させて眼圧を測定する
ことができる。
【図1】 本発明の非接触式眼圧計の実施例1を示す説
明図である。
明図である。
【図2】 図1に示す装置の測定結果を示すグラフであ
る。
る。
【図3】 実施例の眼圧計の測定結果を示すグラフであ
り、(a)は眼圧が低い場合、(b)は眼圧が正常な場合、
(c)は眼圧が高い場合を示す。
り、(a)は眼圧が低い場合、(b)は眼圧が正常な場合、
(c)は眼圧が高い場合を示す。
【図4】 図3(c)で測定した被検眼に図3(a)での遅
延時間Taを適用した場合の測定結果を示すグラフであ
る。
延時間Taを適用した場合の測定結果を示すグラフであ
る。
【図5】 本発明の非接触式眼圧計の実施例2を示す説
明図である。
明図である。
【図6】 図5に示す装置の測定結果を示すグラフであ
る。
る。
1…光源 2…角膜変形検出部 3…比較器 4…基準値発生回路 5…停止遅延回路 6…圧力検出部 10…流体噴射装置 15…圧力センサ 16…ソレノイド駆動部 17…計時回路 20…中央処理装置 C…角膜 E…被検眼
Claims (2)
- 【請求項1】被検眼の角膜に向けて流体を吹き付ける流
体噴射手段と、その流体の圧力を検出する圧力検出手段
と、前記角膜の変形を検出する角膜変形検出手段と、前
記圧力検出手段の検出圧力に応じて前記流体噴射手段の
作動を停止させるタイミングを決定する流体噴射停止手
段とを有することを特徴とする非接触式眼圧計。 - 【請求項2】被検眼の角膜に向けて流体を吹き付ける流
体噴射手段と、前記角膜の変形を検出する角膜変形検出
手段と、経過時間を計測する計時手段と、前記計時手段
の経過時間に応じて前記流体噴射手段の作動を停止させ
るタイミングを決定する流体噴射停止手段とを有するこ
とを特徴とする非接触式眼圧計。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5320158A JPH07171111A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 非接触式眼圧計 |
US08/358,466 US5634463A (en) | 1993-12-20 | 1994-12-19 | Noncontact type tonometer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5320158A JPH07171111A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 非接触式眼圧計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07171111A true JPH07171111A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18118354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5320158A Pending JPH07171111A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 非接触式眼圧計 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5634463A (ja) |
JP (1) | JPH07171111A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009061062A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Nidek Co Ltd | 非接触式眼圧計 |
JP2021045263A (ja) * | 2019-09-17 | 2021-03-25 | 株式会社トプコン | 非接触式眼圧計及びその制御方法 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3611673B2 (ja) * | 1996-05-31 | 2005-01-19 | 株式会社ニデック | 非接触式眼圧計 |
US6193656B1 (en) | 1999-02-08 | 2001-02-27 | Robert E. Jeffries | Intraocular pressure monitoring/measuring apparatus and method |
US6289240B1 (en) * | 1999-07-13 | 2001-09-11 | Pearl Technology Holdings, Llc. | Fluid biofeedback device |
JP3970141B2 (ja) * | 2002-09-11 | 2007-09-05 | キヤノン株式会社 | 非接触式眼圧計 |
US7229762B2 (en) * | 2002-10-15 | 2007-06-12 | Duke University Medical Center | Proteomic screening for redox state dependent protein—protein interactions |
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