JP2006239249A - 眼科装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置の誤作動を防止しつつ、各検査を効率よく行う。
【解決手段】 ノズルを介して非接触で眼圧測定する眼圧測定部と,被検眼の光学特性を測定する眼特性測定部とが配置された測定ユニットと、眼圧測定部を使用可能状態に切換える際に前記ノズルの被検眼に対する作動距離を光学的に検出する作動距離検出手段と、作動距離検出手段の検出結果に基づいて、眼圧測定部を使用可能な状態とする切換動作を続行するか否かを判定して切換手段の駆動制御を行う制御手段と、作動距離検出手段による検出結果が作動距離検出用の光による反射光によるものか否かを直接的または間接的に検知する検知手段と、を有し、検知手段の検知結果に基づいて、作動距離検出手段の検出結果が前記反射光によるものでないとされたときは制御手段は作動距離検出手段の検出結果によらず眼圧測定部の切り換えを続行する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、被検眼の異なる眼特性を測定(検査)する眼科装置に関し、さらに詳しくは、眼圧と眼屈折力等の眼の光学特性を測定(検査)する眼科装置に関する。
被検眼の眼圧と、他の眼特性(例えば、眼屈折力測定、角膜形状、眼底撮影等)の測定(検査)とを単一の装置として行うことができる複合型眼科装置として、眼圧測定と眼屈折力測定を行うことのできる装置が提案されている(特許文献1参照)。
このような装置においては、眼圧測定に移行する際に被検眼とノズルとの接触を回避するために、被検眼とノズルとの距離を光学的に検出する機構が設けられている。そして、検出の結果、接触の可能性のある距離以下になった場合には、眼圧測定部への切り換えを停止するような制御を行っている。
特開2004−313758号公報
しかしながら、上記のような制御において、装置の設置場所によっては外乱光の入射によって誤作動を起こし、実際には被検者がいなくとも被検眼とノズルとの接触の可能性があると判定して眼圧測定部の切り換えを停止してしまう恐れがある。
本発明は、上記問題点を鑑み、装置の誤作動を防止しつつ、各検査を効率よく行うことができる複合型眼科装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 眼圧測定モードにおいてノズルを介して被検眼角膜に流体を吹き付ける流体吹付手段を持ち流体の吹き付けにより角膜を変形させて眼圧を測定する眼圧測定部と,眼特性測定モードにおいて被検眼からの反射光を受光して被検眼の光学特性を測定する眼特性測定部とが配置された測定ユニットと、前記測定モードの切換信号を受けて前記眼圧測定部または眼特性測定部のどちらか一方を被検眼の測定に使用可能な状態に切り換える測定部切換手段と、該測定部切換手段により前記眼圧測定部を使用可能状態とする際に前記被検眼に光束を投光し,その反射光を受光することにより前記ノズルの被検眼に対する作動距離を光学的に検出する作動距離検出手段と、該作動距離検出手段の検出結果に基づいて、前記眼圧測定部を使用可能な状態とする切り換え動作を続行するか否かを判定して前記測定部切換手段の駆動制御を行う制御手段と、前記作動距離検出手段による検出結果が前記反射光によるものか否かであるかを直接的または間接的に検知する検知手段と、を有し、該検知手段の検知結果に基づいて、前記作動距離検出手段の検出結果が前記反射光によるものでないとされたときは前記制御手段は前記作動距離検出手段の検出結果によらず眼圧測定部の切り換えを続行するように前記測定部切換手段の駆動制御を行うことを特徴とする。
(2) (1)の眼科装置において、前記検知手段は被検者の存在の有無を検知する手段であり、前記検知手段は被検者の存在の有無により前記作動距離検出手段による検出結果が前記反射光によるものか否かであるかを間接的に検知することを特徴とする。
(3) (2)の眼科装置において、前記検知手段は前記測定ユニットの前方の所定距離内における被検者の存在を検知する超音波センサであることを特徴とする。
(4) (1)の眼科装置において、前記検知手段は前記作動距離検出手段による前記被検眼への光束の投光のオン/オフを行うことにより、前記作動距離検出手段による検出結果が前記反射光によるものか否かであるかを直接的に検知することを特徴とする。
(5) 眼圧測定モードにおいてノズルを介して被検眼角膜に流体を吹き付ける流体吹付手段を持ち流体の吹き付けにより角膜を変形させて眼圧を測定する眼圧測定部と,眼特性測定モードにおいて被検眼からの反射光を受光して被検眼の光学特性を測定する眼特性測定部とが配置された測定ユニットと、前記測定モードの切換信号を受けて前記眼圧測定部または眼特性測定部のどちらか一方を被検眼の測定に使用可能な状態に切り換える測定部切換手段と、該測定部切換手段により前記眼圧測定部を使用可能状態とする際に前記被検眼に光束を投光し,その反射光を受光することにより前記ノズルの被検眼に対する作動距離を光学的に検出する作動距離検出手段と、被検者の存在を検知する検知手段と、該検知手段にて被検者の存在が検知された状態において前記作動距離検出手段の検出結果に基づいて、前記眼圧測定部を使用可能な状態とする切り換え動作を解除するように前記測定部切換手段の駆動制御を行う制御手段と、を備えることをを特徴とする。
本発明によれば、装置の誤作動を防止しつつ、各検査を効率よく行うことができる。
以下、本実施形態に係る装置について図面に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る眼科装置の外観略図であり、本実施形態では眼圧、眼屈折力を測定(検査)する機能を持つ複合型の眼科装置を例として説明する。
測定ユニット1を上部に備える移動台2は、左右方向(X方向)及び前後方向(Z方向)に移動可能に基台3上に配置されている。この移動は、ジョイスティック4の操作によりメカニカルに(電動でもよい)行われる。また、測定ユニット1は、駆動部130の駆動により、X方向,Z方向及び上下方向(Y方向)に移動可能に移動台2上に配置されている。また、測定ユニット1のY方向への移動については、ジョイスティック4の回転ノブ4aを操作することによっても電動で行われる。
基台3には、被検者の顔を支持するための顔支持ユニット6が固定されている。また、顔支持ユニット6には、被検者の額を軽く押し当てて固定するための額当て部7が設けられている。5はジョイスティック4の頂部に設けられた測定開始スイッチである。8aは後述する前眼部照明用光源20からの光を通す投光窓である。
200は、装置から被検者までの距離を測定するための測距センサ(被検者センサ)であり、被検者側に向けて設けられている。本実施形態においては、顔支持ユニット6に設けられている。本実施形態においては、測距センサ200として超音波センサを用いており、超音波を発信しその反射信号が検出されるまでの時間から距離を測定する(光学式のセンサであってもよい)。なお、このようなセンサとしては、測距センサに限るものではなく、測定時における被検者の存在の有無を検知するものであればよい。この場合、例えば、顔支持ユニット6の顎受け台にタッチセンサを設け、タッチセンサの検知結果から被検者の存在の有無を求めるようにしてもよい。また、測定ユニット1の前方(顔支持ユニット6側)から所定範囲(例えば、40cm)以内の被検者の存在の有無を検知するようにしてもよい。
図2(a),(b)は測定ユニット1内を側方から(図1中矢印A方向から)見た概略構成図である。測定ユニット1内には、非接触で被検眼Eの眼圧を測定する眼圧測定部1aが移動機構100の駆動により作動距離方向(Z方向)に移動可能に配置されている。また、眼特性測定部としての役割をもつ被検眼Eの眼屈折力を測定する眼屈折力測定部1bが眼圧測定部1aの上に位置するように固定配置されている。また、眼屈折力測定部1bから発せられた測定光を被検眼に導光するための反射ミラー9及び反射ミラー10、及び反射ミラー9をノズル13の前方から挿脱させるためのミラー移動ユニット90が設けられている。
眼圧測定を行う場合、移動機構100の駆動により眼圧測定部1aはZ方向に平行移動される。また、ミラー移動ユニット90は、眼圧測定部1aのZ方向の移動に連動して、ノズル13と被検眼Eの間にて反射ミラー9を挿脱する。すなわち、眼圧測定部1aが図2(a)の退避位置から図2(b)の測定位置に移動するとき、反射ミラー9は、眼圧測定部1aが持つノズル13の前に挿入された状態から離脱された状態に移動される。一方、眼屈折力測定を行う場合には、眼圧測定部1aが図2(b)の測定位置から図2(a)の退避位置の状態に移動され、反射ミラー9は離脱された状態からノズル13の前に挿入された状態に移動される。このような構成により、前記眼圧測定部1aまたは眼屈折力(眼特性)測定部1bのどちらか一方の測定部を被検眼の測定に使用可能な状態に切り換えられるようになっている。
なお、本実施形態においては、眼圧測定部1aに遮光板305が取付けられており、フォトセンサ306により遮光板305が検出されると、眼圧測定部1aが図2(a)の退避位置に移動したことが後述する制御部110により検出される。一方、フォトセンサ307により遮光板305が検出されると眼圧測定部1aが図2(b)の測定位置に移動したことが制御部110により検出されるようになっている。これにより、眼圧測定部1aが退避位置及び測定位置に移動したかどうかを検出することができる。
図3は、本実施形態の眼圧測定部1aや制御系について説明する概略構成図である。102は被検眼角膜を変形させるために被検眼に対して空気を噴出する空気(流体)吹付機構であり、シリンダ11、ピストン12、ロータリーソレノイド113等を有する。14はノズル13を保持する透明な2つのガラス板である。15はノズル13の背後に設けられた透明なガラス板である。ガラス板15の背後には、図示無き観察及びXY方向アライメントのための光学系が配置されている。16はシリンダ11内の圧力を検出する圧力センサである。20は前眼部照明用の赤外光源である。
40は角膜Ecの変形状態検出用の赤外光源であり、光源40による光は、コリメータレンズ41により略平行光束とされて角膜Ecに投影される。光源40による角膜反射像は、受光レンズ42,フィルタ43,ハーフミラー44及びピンホール板45を介して、光検出器46により受光される。フィルタ43は、光源40の光を透過し光源20の光を透過しない特性を持つ。これら光学系は、角膜Ecが所定の変形状態(偏平状態)のときに光検出器46の受光量が最大になるように配置されている。
また、光源40及びコリメータレンズ41と、受光レンズ42、フィルタ43、受光素子47は、被検眼Eに対する作動距離方向(Z方向)のアライメント状態を検出するための作動距離検出光学系49を形成する。このとき、光源40は作動距離検出用の光を発する投光光源の役割を有する。光源40から光が発せられると、光源40による角膜反射光は、受光レンズ42からハーフミラー44を介して作動距離方向の位置検出素子としての受光素子47(例えば、PSDやラインセンサ等)に入射する。被検眼E(角膜Ec)がZ方向に移動すると、光源40による角膜反射像の入射位置も受光素子47上を移動するため、受光素子47からの出力信号に基づき被検眼Eに対するZ方向のアライメント状態を検出することができる。なお、本実施形態において、作動距離検出光学系49は、被検眼への位置合わせ時だけでなく、眼屈折力測定モードから眼圧測定モードへの切換信号を受けて、眼圧測定部1aを使用可能な状態にする際に、被検眼(他の障害物も含む)へのノズル13の接触を回避すべくノズル13の被検眼に対する作動距離を検出する作動距離検出光学系を兼用する(詳しくは、後述する)。なお、被検眼に対するZ方向アライメント用の光学系と、被検眼(他の障害物も含む)へのノズル13の接触回避用の作動距離検出光学系は、必ずしも兼用させる必要はなく、別構成であっても良い。なお、これら角膜変形検出及び作動距離検出の光学系は、実際には被検眼に対して左右方向に配置されている。なお、眼圧測定部1aは、上記構成の他に、XY方向アライメント、固視、前眼部観察等を行うための周知の構成を有する。
また、眼屈折力測定部1bは、被検眼眼底に眼屈折力測定用指標を投影し、その反射光に基づいて眼屈折力を測定する測定光学系を備える他、3次元方向のアライメント、固視及び雲無、前眼部観察等を行うための周知の構成を有する。なお、本実施形態においては、眼屈折力測定部1bとしたが、これに限るものではなく、眼特性を光学的に測定(検査)する構成であればよい。例えば、眼底撮影や前眼部の断面撮影等の撮影機能を持つものや、角膜測定機能を持つものが考えられる。
110は装置全体の制御や測定値の演算などを行う制御部である。制御部110は、図に示すように、モニタ26、移動部130、ミラー移動ユニット90、移動機構100、ロータリーソレノイド113、光検出器46、受光素子47、測定データや測定等を記憶するためのメモリ120、眼圧測定モードと眼特性測定モードとを選択する測定モード選択スイッチ121a等を持つスイッチ部121、フォトセンサ305及び306、マイクロスイッチ300、測距センサ200等が接続されている。
以上のような構成を備える眼科装置において、その動作について説明する。通常、先に眼屈折力を測定し、その後、眼圧測定を行う。これは先に眼圧を測定すると、圧縮空気の吹き付け等による影響が残る可能性があるからである。
ここで、眼特性測定モードにおいて眼屈折力の測定が行われ、所定の測定終了条件が満たされ、検者により測定モード切換スイッチ121aが押されると、制御部110が眼圧測定への切換信号を発し、眼圧測定モードに切換える。このとき、検者はジョイスティック4の操作により基台3に対して移動台2を被検者から遠ざける。そして、最後部まで移動台2が移動したことがマイクロスイッチ300により検知されると、制御部110は、移動機構100を駆動して眼圧測定部1aを被検者側に移動させる。なお、モニタ26には眼圧測定部1aが被検者側に移動する旨が表示される。このように基台3に対して移動台2を被検者から遠ざけるようにしたのは、眼圧測定部1aのノズル13が測定ユニット1の筐体内からせり出す際に、被検眼とノズルが接触する可能性を軽減したり、被検者にノズルの接近による恐怖感を与えないためである。
このような眼圧測定部の移動中、本実施形態においては、制御部110により、作動距離検出光学系49により検出されるノズル13の被検眼に対する作動距離方向の光学的な検出結果に基づいて、眼圧測定部1aの被検者側への移動の適否を判定するようになっている。すなわち、制御部110は、移動機構100の駆動による眼圧測定部1aの被検眼側への移動中、受光素子47からの受光信号又は他に設けられた距離センサの信号に基づいて、被検眼とノズル13との作動距離情報の取得を行う(図4のフローチャート参照)。そして、制御部110は、得られた作動距離情報に基づいて、以下の条件を満たした際に被検眼(他の障害物を含む)へのノズル13の接触を回避するべく、移動機構100による眼圧測定部1aのせり出し移動を停止する。
すなわち、制御部110は、眼圧測定部1aの移動中、作動距離検出光学系49の検出結果が接触の可能性のある距離以下(例:10mm以下)になったと判定され、かつ、測距センサ200からの出力により被検者が装置から所定距離(例えば、40cm)よりも近づいていると判定された(被検者の存在が検知された状態)場合には、眼圧測定部1aのノズル13のせり出し移動を停止する(接触の可能性のある距離以上となるまで後方へ移動させることも含む)。すなわち、前記眼圧測定部1aを使用可能な状態とする切り換え動作を解除する。このとき、モニタ26には眼圧測定部1aが停止した旨の情報が表示され、検者は被検者に対してなんらかの指示を行う(例えば、一旦装置から離れてもらうなど)。このような場合、被検者自身が装置の設置場所に設けられた照明等に外乱光を遮光する役目を持つため、受光素子47からの受光信号は作動距離検出用の光源40による反射光の入射によるものとみなすことができる。よって、眼圧測定部1aの移動停止動作は、被検眼へのノズル13の接触を回避するための適切なものといえる。
一方、制御部110は、作動距離検出光学系49の検出結果が被検眼へのノズル13の接触の可能性のある距離以下(例:10mm以下)になったと判定されても、測距センサ200からの出力により被検者が装置から所定距離(例えば、40cm)より離れていると判定された場合には、実質的に被検者が存在しないとして作動距離検出光学系48の検出結果によらず、眼圧測定部1aの切換移動を続行する。なお、眼圧測定部1aの移動は続行されるが、そもそも被検者自身が近くにいないため、被検眼とノズル13との接触の可能性は少ない。
このようにして、制御部110は、移動機構100の駆動により眼圧測定部1aを被検者側へ移動させていき、フォトセンサ307により遮光板305が検出されて眼圧測定部1aが図2(b)のような測定位置に移動したことが検出されたら、移動機構100の駆動を停止する。これにより、眼圧測定部が被検眼の眼圧測定に使用可能な状態となる。
このようにして、眼圧測定が可能な状態となり、被検眼に対する測定ユニット10のアライメントが完了したら、測定開始のトリガ信号を発し、図示無き駆動回路を介してロータリソレノイド113を駆動させる。ロータリソレノイド113の駆動によりピストン12が移動されると、シリンダ11内の空気が圧縮され、圧縮空気がノズル13から角膜Ecに向けて吹き付けられる。角膜Ecは、圧縮空気の吹き付けにより徐々に変形し、扁平状態に達したときに光検出器46に最大光量が入射される。制御部110は、圧力センサ16からの出力信号と光検出器46からの出力信号とに基づき眼圧を求める。
以上のような構成とすれば、眼屈折力測定モードから眼圧測定モードへの切換えるための眼圧測定部1aの移動中に、外乱光の影響によって眼圧測定部1aが停止(誤作動)してしまうという問題を回避することができる。
なお、本実施形態においては、測距センサ200からの信号に基づいて間接的に受光素子47に入射した光が作動距離検出用の光源40からの反射光によるものであるかを判定したが、以下に示すような構成であってもよい。
すなわち、眼屈折力測定から眼圧測定へ切換えるための眼圧測定部1aの移動中、作動距離検出光学系49からの検出結果に基づいて接触の可能性のある距離以下になったと判定された場合、制御部110は、作動距離検出用の光源40からの光が投光されるのを一旦停止する(図5のフローチャート参照)。このとき、受光素子47に光源40から発せられた光が入射することはなくなる。ここで、依然として、制御部110にて接触の可能性のある距離以下になったと判定されている場合には、その受光信号が外乱光によるものとみなすことができるため、作動距離検出光学系49からの検出結果によらず、眼圧測定部1aの移動を続行する。このような構成とすれば、作動距離検出光学系49による検出結果が作動距離検出用の光源40からの反射光によるものか否かであるかを直接的に判定できるので、外乱光の影響によって眼圧測定部1aが停止してしまうという問題を回避することができる。
また、以下に示すような構成であってもよい。すなわち、スイッチ部121に測定モード切換スイッチ121aとは別に、強制的に眼圧測定部1aを被検眼側に移動させるスイッチ121bを設けた。なお、スイッチ構成を簡略化すべく、測定モード切換スイッチ121aを長押し操作することにより、眼圧測定部1aを強制的に移動するようにしてもよい。この場合、被検者が装置から所定の距離内にいるかどうかを判断は検者自身が行う。そして、検者により被検者が顔支持ユニット6から所定の距離内と判断され強制スイッチ121bが入力されると、制御部110は、作動距離検出光学系49による検出結果から接触の可能性のある距離以下(例:10mm以下)になったと判定されても、作動距離検出光学系49からの検出結果によらず、眼圧測定部1aの移動を続行する。このような構成としても、外乱光の影響によって眼圧測定部1aが停止してしまうという問題を回避することができる。
本実施形態に係る眼科装置の外観略図である。 測定ユニット内を側方から(図1中矢印A方向から)見た概略構成図である。 本実施形態の眼圧測定部や制御系について説明する概略構成図である。 眼圧測定部を使用可能状態とするときの動作について説明するフローチャートである。 他の実施形態について説明するフローチャートである。
符号の説明
1 測定ユニット
1a 眼圧測定部
1b 眼屈折力測定部
13 ノズル
40 光源
41 コリメータレンズ
42 受光レンズ
43 フィルタ
47 受光素子
49 作動距離検出光学系
100 移動機構
110 制御部
121 スイッチ部
121a 測定モード選択スイッチ
200 測距センサ

Claims (5)

  1. 眼圧測定モードにおいてノズルを介して被検眼角膜に流体を吹き付ける流体吹付手段を持ち流体の吹き付けにより角膜を変形させて眼圧を測定する眼圧測定部と,眼特性測定モードにおいて被検眼からの反射光を受光して被検眼の光学特性を測定する眼特性測定部とが配置された測定ユニットと、前記測定モードの切換信号を受けて前記眼圧測定部または眼特性測定部のどちらか一方を被検眼の測定に使用可能な状態に切り換える測定部切換手段と、該測定部切換手段により前記眼圧測定部を使用可能状態とする際に前記被検眼に光束を投光し,その反射光を受光することにより前記ノズルの被検眼に対する作動距離を光学的に検出する作動距離検出手段と、該作動距離検出手段の検出結果に基づいて、前記眼圧測定部を使用可能な状態とする切り換え動作を続行するか否かを判定して前記測定部切換手段の駆動制御を行う制御手段と、前記作動距離検出手段による検出結果が前記反射光によるものか否かであるかを直接的または間接的に検知する検知手段と、を有し、該検知手段の検知結果に基づいて、前記作動距離検出手段の検出結果が前記反射光によるものでないとされたときは前記制御手段は前記作動距離検出手段の検出結果によらず眼圧測定部の切り換えを続行するように前記測定部切換手段の駆動制御を行うことを特徴とする眼科装置。
  2. 請求項1の眼科装置において、前記検知手段は被検者の存在の有無を検知する手段であり、前記検知手段は被検者の存在の有無により前記作動距離検出手段による検出結果が前記反射光によるものか否かであるかを間接的に検知することを特徴とする眼科装置。
  3. 請求項2の眼科装置において、前記検知手段は前記測定ユニットの前方の所定距離内における被検者の存在を検知する超音波センサであることを特徴とする眼科装置。
  4. 請求項1の眼科装置において、前記検知手段は前記作動距離検出手段による前記被検眼への光束の投光のオン/オフを行うことにより、前記作動距離検出手段による検出結果が前記反射光によるものか否かであるかを直接的に検知することを特徴とする眼科装置
  5. 眼圧測定モードにおいてノズルを介して被検眼角膜に流体を吹き付ける流体吹付手段を持ち流体の吹き付けにより角膜を変形させて眼圧を測定する眼圧測定部と,眼特性測定モードにおいて被検眼からの反射光を受光して被検眼の光学特性を測定する眼特性測定部とが配置された測定ユニットと、前記測定モードの切換信号を受けて前記眼圧測定部または眼特性測定部のどちらか一方を被検眼の測定に使用可能な状態に切り換える測定部切換手段と、該測定部切換手段により前記眼圧測定部を使用可能状態とする際に前記被検眼に光束を投光し,その反射光を受光することにより前記ノズルの被検眼に対する作動距離を光学的に検出する作動距離検出手段と、被検者の存在を検知する検知手段と、該検知手段にて被検者の存在が検知された状態において前記作動距離検出手段の検出結果に基づいて、前記眼圧測定部を使用可能な状態とする切り換え動作を解除するように前記測定部切換手段の駆動制御を行う制御手段と、を備えることをを特徴とする眼科装置。





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