JP2020526484A5 - - Google Patents
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Description
等価物
主題の発明の特定の実施形態が考察されている一方で、上記の明細書は、例証的であり、制限的ではない。本発明の多くの変形は、本明細書及び以下の特許請求の範囲を考慮すれば、当業者に明らかとなるだろう。本発明の全範囲は、特許請求の範囲をそれらの等価物の全範囲とともに、及び明細書をそのような変形とともに参照することによって、決定されるべきである。
本発明の実施形態として例えば以下を挙げることができる。
[実施形態1]
式IまたはIIの化合物であって、
式中、
各Aが独立して、CH、CR 4 、またはNであり、
Yが、カルボキシル、エステル、アミド、または
であり、
Zが、CH、CR 4 、またはNであり、
R 2 が、CNまたはカルボキシルであり、
R 3 が、H、アリール、アラルキル、またはアラルキルアシルであり、かつ1つ以上のR 5 によって任意に置換されており、各R 5 が独立して、アルキル、アルコキシ、またはハロから選択され、
R 4 の各例が独立して、アルキル、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ、エステル、またはCNであり、
R 7 が、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシ、またはアシルオキシであり、
R 10 が、水素またはアルキルであり、
nが、0〜4である、前記化合物、
またはその薬学的に許容される塩。
[実施形態2]
Zが、CHまたはNである、実施形態1に記載の化合物。
[実施形態3]
前記化合物が、式IIIの化合物であって、
式中、
Yが、カルボキシル、エステル、アミド、または
であり、
R 2 が、CNまたはカルボキシルであり、
R 3 が、H、アリール、アラルキル、またはアラルキルアシルであり、かつ1つ以上のR 5 によって任意に置換されており、各R 5 が独立して、アルキル、アルコキシ、またはハロから選択され、
R 4 の各例が独立して、アルキル、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ、エステル、またはCNであり、
R 6 が、H、アルキル、またはシクロアルキルに由来し、
R 7 が、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシ、またはアシルオキシであり、
R 10 が、水素またはアルキルであり、
R 11 が、Hまたはアルキルであり、
nが、0〜4である、前記化合物、
またはその薬学的に許容される塩である、実施形態1に記載の化合物。
[実施形態4]
Yが、
である、実施形態1〜3のいずれかに記載の化合物。
[実施形態5]
R 10 が、Hである、実施形態4に記載の化合物。
[実施形態6]
R 10 が、アルキル(例えば、エチル)である、実施形態4に記載の化合物。
[実施形態7]
Yが、エステルまたはアミドである、実施形態1〜3のいずれかに記載の化合物。
[実施形態8]
R 11 が、アルキル(例えば、メチル)である、実施形態3〜7のいずれかに記載の化合物。
[実施形態9]
前記化合物が、式V、VI、またはVIIの化合物であって、
式中、
各Aが独立して、CH、CR 4 、またはNであり、
Xが、NR 6 またはOであり、
R 1 が、Hもしくは低級アルキルであるか、またはR 1 及びR 6 もしくはR 1 及びR 2 のいずれかが、それらを分離する原子と一緒になって、複素環を完成させ、
R 2 が、CNまたはカルボキシルであり、
R 3 が、H、アリール、アラルキル、またはアラルキルアシルであり、かつ1つ以上のR 5 によって任意に置換されており、各R 5 が独立して、アルキル、アルコキシ、またはハロから選択され、
R 4 の各例が独立して、アルキル、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ、またはCNであり、
R 6 が、H、アルキル、またはシクロアルキルに由来し、
R 7 が、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシ、またはアシルオキシであり、
nが、0〜4である、前記化合物、
またはその薬学的に許容される塩である、実施形態1に記載の化合物。
[実施形態10]
少なくとも1つのAが、Nである、実施形態1〜9のいずれかに記載の化合物。
[実施形態11]
厳密に1つのAが、Nである、実施形態1〜10のいずれかに記載の化合物。
[実施形態12]
前記化合物が、式Va、VIa、またはVIIaの化合物であって、
式中、
Xが、NR 6 またはOであり、
R 1 が、Hまたは低級アルキルであり、
R 2 が、CNもしくはカルボキシルであるか、またはR 1 及びR 2 が、それらを分離する原子と一緒になって、複素環を完成させ、
R 3 が、H、フェニル、またはベンジルであり、かつ1つ以上のR 5 によって任意に置換されており、各R 5 が独立して、アルキル、アルコキシ、またはハロから選択され、
R 4 の各例が独立して、アルキル、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ、またはCNであり、
R 6 が、H、アルキル、またはシクロアルキルから選択され、
nが、0〜4である、前記化合物、
またはその薬学的に許容される塩である、実施形態1〜11のいずれかに記載の化合物。
[実施形態13]
Xが、NHである、実施形態8〜12のいずれかに記載の化合物。
[実施形態14]
Xが、Oである、実施形態8〜12のいずれかに記載の化合物。
[実施形態15]
R 1 が、Hである、実施形態9〜12のいずれかに記載の化合物。
[実施形態16]
R 1 が、低級アルキルである、実施形態9〜12のいずれかに記載の化合物。
[実施形態17]
R 1 及びR 6 が、それらを分離する原子と一緒になって、複素環(例えば、モルホリニル)を完成させる、実施形態9〜12のいずれかに記載の化合物。
[実施形態18]
R 6 が、水素である、実施形態9〜13のいずれかに記載の化合物。
[実施形態19]
R 2 が、CNである、実施形態9〜18のいずれかに記載の化合物。
[実施形態20]
R 2 が、カルボキシルである、実施形態9〜18のいずれかに記載の化合物。
[実施形態21]
R 1 及びR 2 が、それらを分離する原子と一緒になって、チアゾリジン−2,4−ジオン−5−イリデンまたは2−イミノチアゾリジン−4−オン−5−イリデンから選択されるヘテロシクリルを完成させる、実施形態9〜13のいずれかに記載の化合物。
[実施形態22]
前記化合物が、式Vaの化合物である、実施形態12〜21のいずれかに記載の化合物。
[実施形態23]
前記化合物が、式VIaの化合物である、実施形態12〜21のいずれかに記載の化合物。
[実施形態24]
R 3 が、Hである、実施形態1〜23のいずれかに記載の化合物。
[実施形態25]
R 3 が、フェニルである、実施形態1〜23のいずれかに記載の化合物。
[実施形態26]
R 3 が、フェニルであり、かつ1つ以上のR 5 によって置換されている、実施形態1〜23のいずれかに記載の化合物。
[実施形態27]
R 3 が、1つのR 5 によって置換されており、R 5 が、アルコキシである、実施形態26に記載の化合物。
[実施形態28]
R 3 が、アラルキル(例えば、ベンジルまたはフェネチル)である、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態29]
R 3 が、アラルキルである、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態30]
R 3 が、アラルキルアシル(例えば、フェニルアセチル)である、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態31]
R 3 が、ベンジルである、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態32]
R 3 が、ベンジルであり、かつ1つ以上のR 5 によって置換されている、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態33]
R 3 が、アラルキル(例えば、ベンジルまたはフェネチル)であり、かつ(好ましくは前記フェニル環上で)1つ以上のR 5 によって置換されている、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態34]
R 3 が、アラルキルアシル(例えば、フェニルアセチル)であり、かつ(好ましくは前記フェニル環上で)1つ以上のR 5 によって置換されている、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態35]
R 3 が、1つまたは2つのR 5 によって置換されており、各R 5 が独立して、フルオロアルキルまたはフルオロから選択される、実施形態32または33に記載の化合物。
[実施形態36]
R 3 が、2つのR 5 によって置換されており、各R 5 が、トリフルオロメチルである、実施形態35に記載の化合物。
[実施形態37]
前記化合物が、式Vbによって表される、実施形態9〜36のいずれかに記載の化合物。
[実施形態38]
nが、0である、実施形態12〜37のいずれかに記載の化合物。
[実施形態39]
前記化合物が、式Vcによって表される、実施形態38に記載の化合物。
[実施形態40]
nが、1である、実施形態12〜37のいずれかに記載の化合物。
[実施形態41]
前記化合物が、式Vdによって表される、実施形態40に記載の化合物。
[実施形態42]
前記化合物が、式Veによって表される、実施形態40に記載の化合物。
[実施形態43]
R 4 が、ハロまたはハロアルキルから選択される、実施形態40〜42のいずれかに記載の化合物。
[実施形態44]
R 4 が、ハロ(例えば、クロロまたはブロモ)である、実施形態43に記載の化合物。
[実施形態45]
前記化合物が、式VIの化合物である、実施形態9〜21のいずれかに記載の化合物。
[実施形態46]
前記化合物が、式VIaの化合物である、実施形態9〜21のいずれかに記載の化合物。
[実施形態47]
nが、0である、実施形態45または46に記載の化合物。
[実施形態48]
nが、2であり、R 4 が、ハロまたはハロアルキルから選択される、実施形態45または46に記載の化合物。
[実施形態49]
前記化合物が、式VIIの化合物である、実施形態9〜21のいずれかに記載の化合物。
[実施形態50]
前記化合物が、式VIIaの化合物である、実施形態9〜21のいずれかに記載の化合物。
[実施形態51]
R 7 が、水素、ヒドロキシル、ハロ(例えば、クロロ)、またはアシルオキシ(例えば、アセチルオキシ)である、先行実施形態のいずれかに記載の化合物。
[実施形態52]
R 7 が、ヒドロキシル、ハロ(例えば、クロロ)、またはアシルオキシ(例えば、アセチルオキシ)である、実施形態51に記載の化合物。
[実施形態53]
から選択される、化合物。
[実施形態54]
先行実施形態のいずれかに記載の化合物、及び薬学的に許容される賦形剤を含む、薬学的組成物。
[実施形態55]
前記薬学的組成物が、局所投与用に製剤化される、実施形態54に記載の薬学的組成物。
[実施形態56]
細胞内の乳酸生成を増強する方法であって、前記細胞を、MPC阻害剤などのMPO阻害剤と接触させることを含む、方法。
[実施形態57]
細胞内の乳酸生成を増強する方法であって、前記細胞を、実施形態1〜55のいずれかに記載の化合物または組成物と接触させることを含む、方法。
[実施形態58]
前記細胞が、毛包幹細胞である、実施形態56または57に記載の方法。
[実施形態59]
発毛を促進する方法であって、実施形態1〜55のいずれかに記載の化合物または組成物を患者に投与することを含む、方法。
[実施形態60]
発毛に影響を与える病態または障害を治療する方法であって、実施形態1〜55のいずれかに記載の化合物または組成物を患者に投与することを含む、方法。
[実施形態61]
前記病態または障害が、禿頭症または脱毛症である、実施形態60に記載の方法。
[実施形態62]
発毛を促進する方法であって、MPC阻害剤を患者に(例えば、局所)投与することを含む、方法。
[実施形態63]
発毛に影響を与える病態または障害を治療する方法であって、MPC阻害剤を患者に(例えば、局所)投与することを含む、方法。
[実施形態64]
前記病態または障害が、禿頭症または脱毛症である、実施形態63に記載の方法。
[実施形態65]
前記MPC阻害剤が、実施形態1〜55のいずれかに記載の化合物または組成物である、実施形態62〜65のいずれかに記載の方法。
[実施形態66]
発毛を促進する方法であって、MPO阻害剤を患者に(例えば、局所)投与することを含む、方法。
[実施形態67]
発毛に影響を与える病態または障害を治療する方法であって、MPO阻害剤を患者に(例えば、局所)投与することを含む、方法。
[実施形態68]
前記病態または障害が、禿頭症または脱毛症である、実施形態67に記載の方法。
[実施形態69]
前記MPC阻害剤が、実施形態1〜55のいずれかに記載の化合物または組成物である、実施形態66〜68のいずれかに記載の方法。
主題の発明の特定の実施形態が考察されている一方で、上記の明細書は、例証的であり、制限的ではない。本発明の多くの変形は、本明細書及び以下の特許請求の範囲を考慮すれば、当業者に明らかとなるだろう。本発明の全範囲は、特許請求の範囲をそれらの等価物の全範囲とともに、及び明細書をそのような変形とともに参照することによって、決定されるべきである。
本発明の実施形態として例えば以下を挙げることができる。
[実施形態1]
式IまたはIIの化合物であって、
各Aが独立して、CH、CR 4 、またはNであり、
Yが、カルボキシル、エステル、アミド、または
Zが、CH、CR 4 、またはNであり、
R 2 が、CNまたはカルボキシルであり、
R 3 が、H、アリール、アラルキル、またはアラルキルアシルであり、かつ1つ以上のR 5 によって任意に置換されており、各R 5 が独立して、アルキル、アルコキシ、またはハロから選択され、
R 4 の各例が独立して、アルキル、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ、エステル、またはCNであり、
R 7 が、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシ、またはアシルオキシであり、
R 10 が、水素またはアルキルであり、
nが、0〜4である、前記化合物、
またはその薬学的に許容される塩。
[実施形態2]
Zが、CHまたはNである、実施形態1に記載の化合物。
[実施形態3]
前記化合物が、式IIIの化合物であって、
Yが、カルボキシル、エステル、アミド、または
R 2 が、CNまたはカルボキシルであり、
R 3 が、H、アリール、アラルキル、またはアラルキルアシルであり、かつ1つ以上のR 5 によって任意に置換されており、各R 5 が独立して、アルキル、アルコキシ、またはハロから選択され、
R 4 の各例が独立して、アルキル、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ、エステル、またはCNであり、
R 6 が、H、アルキル、またはシクロアルキルに由来し、
R 7 が、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシ、またはアシルオキシであり、
R 10 が、水素またはアルキルであり、
R 11 が、Hまたはアルキルであり、
nが、0〜4である、前記化合物、
またはその薬学的に許容される塩である、実施形態1に記載の化合物。
[実施形態4]
Yが、
[実施形態5]
R 10 が、Hである、実施形態4に記載の化合物。
[実施形態6]
R 10 が、アルキル(例えば、エチル)である、実施形態4に記載の化合物。
[実施形態7]
Yが、エステルまたはアミドである、実施形態1〜3のいずれかに記載の化合物。
[実施形態8]
R 11 が、アルキル(例えば、メチル)である、実施形態3〜7のいずれかに記載の化合物。
[実施形態9]
前記化合物が、式V、VI、またはVIIの化合物であって、
各Aが独立して、CH、CR 4 、またはNであり、
Xが、NR 6 またはOであり、
R 1 が、Hもしくは低級アルキルであるか、またはR 1 及びR 6 もしくはR 1 及びR 2 のいずれかが、それらを分離する原子と一緒になって、複素環を完成させ、
R 2 が、CNまたはカルボキシルであり、
R 3 が、H、アリール、アラルキル、またはアラルキルアシルであり、かつ1つ以上のR 5 によって任意に置換されており、各R 5 が独立して、アルキル、アルコキシ、またはハロから選択され、
R 4 の各例が独立して、アルキル、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ、またはCNであり、
R 6 が、H、アルキル、またはシクロアルキルに由来し、
R 7 が、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシ、またはアシルオキシであり、
nが、0〜4である、前記化合物、
またはその薬学的に許容される塩である、実施形態1に記載の化合物。
[実施形態10]
少なくとも1つのAが、Nである、実施形態1〜9のいずれかに記載の化合物。
[実施形態11]
厳密に1つのAが、Nである、実施形態1〜10のいずれかに記載の化合物。
[実施形態12]
前記化合物が、式Va、VIa、またはVIIaの化合物であって、
Xが、NR 6 またはOであり、
R 1 が、Hまたは低級アルキルであり、
R 2 が、CNもしくはカルボキシルであるか、またはR 1 及びR 2 が、それらを分離する原子と一緒になって、複素環を完成させ、
R 3 が、H、フェニル、またはベンジルであり、かつ1つ以上のR 5 によって任意に置換されており、各R 5 が独立して、アルキル、アルコキシ、またはハロから選択され、
R 4 の各例が独立して、アルキル、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ、またはCNであり、
R 6 が、H、アルキル、またはシクロアルキルから選択され、
nが、0〜4である、前記化合物、
またはその薬学的に許容される塩である、実施形態1〜11のいずれかに記載の化合物。
[実施形態13]
Xが、NHである、実施形態8〜12のいずれかに記載の化合物。
[実施形態14]
Xが、Oである、実施形態8〜12のいずれかに記載の化合物。
[実施形態15]
R 1 が、Hである、実施形態9〜12のいずれかに記載の化合物。
[実施形態16]
R 1 が、低級アルキルである、実施形態9〜12のいずれかに記載の化合物。
[実施形態17]
R 1 及びR 6 が、それらを分離する原子と一緒になって、複素環(例えば、モルホリニル)を完成させる、実施形態9〜12のいずれかに記載の化合物。
[実施形態18]
R 6 が、水素である、実施形態9〜13のいずれかに記載の化合物。
[実施形態19]
R 2 が、CNである、実施形態9〜18のいずれかに記載の化合物。
[実施形態20]
R 2 が、カルボキシルである、実施形態9〜18のいずれかに記載の化合物。
[実施形態21]
R 1 及びR 2 が、それらを分離する原子と一緒になって、チアゾリジン−2,4−ジオン−5−イリデンまたは2−イミノチアゾリジン−4−オン−5−イリデンから選択されるヘテロシクリルを完成させる、実施形態9〜13のいずれかに記載の化合物。
[実施形態22]
前記化合物が、式Vaの化合物である、実施形態12〜21のいずれかに記載の化合物。
[実施形態23]
前記化合物が、式VIaの化合物である、実施形態12〜21のいずれかに記載の化合物。
[実施形態24]
R 3 が、Hである、実施形態1〜23のいずれかに記載の化合物。
[実施形態25]
R 3 が、フェニルである、実施形態1〜23のいずれかに記載の化合物。
[実施形態26]
R 3 が、フェニルであり、かつ1つ以上のR 5 によって置換されている、実施形態1〜23のいずれかに記載の化合物。
[実施形態27]
R 3 が、1つのR 5 によって置換されており、R 5 が、アルコキシである、実施形態26に記載の化合物。
[実施形態28]
R 3 が、アラルキル(例えば、ベンジルまたはフェネチル)である、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態29]
R 3 が、アラルキルである、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態30]
R 3 が、アラルキルアシル(例えば、フェニルアセチル)である、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態31]
R 3 が、ベンジルである、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態32]
R 3 が、ベンジルであり、かつ1つ以上のR 5 によって置換されている、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態33]
R 3 が、アラルキル(例えば、ベンジルまたはフェネチル)であり、かつ(好ましくは前記フェニル環上で)1つ以上のR 5 によって置換されている、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態34]
R 3 が、アラルキルアシル(例えば、フェニルアセチル)であり、かつ(好ましくは前記フェニル環上で)1つ以上のR 5 によって置換されている、実施形態26または27に記載の化合物。
[実施形態35]
R 3 が、1つまたは2つのR 5 によって置換されており、各R 5 が独立して、フルオロアルキルまたはフルオロから選択される、実施形態32または33に記載の化合物。
[実施形態36]
R 3 が、2つのR 5 によって置換されており、各R 5 が、トリフルオロメチルである、実施形態35に記載の化合物。
[実施形態37]
前記化合物が、式Vbによって表される、実施形態9〜36のいずれかに記載の化合物。
nが、0である、実施形態12〜37のいずれかに記載の化合物。
[実施形態39]
前記化合物が、式Vcによって表される、実施形態38に記載の化合物。
nが、1である、実施形態12〜37のいずれかに記載の化合物。
[実施形態41]
前記化合物が、式Vdによって表される、実施形態40に記載の化合物。
前記化合物が、式Veによって表される、実施形態40に記載の化合物。
R 4 が、ハロまたはハロアルキルから選択される、実施形態40〜42のいずれかに記載の化合物。
[実施形態44]
R 4 が、ハロ(例えば、クロロまたはブロモ)である、実施形態43に記載の化合物。
[実施形態45]
前記化合物が、式VIの化合物である、実施形態9〜21のいずれかに記載の化合物。
[実施形態46]
前記化合物が、式VIaの化合物である、実施形態9〜21のいずれかに記載の化合物。
[実施形態47]
nが、0である、実施形態45または46に記載の化合物。
[実施形態48]
nが、2であり、R 4 が、ハロまたはハロアルキルから選択される、実施形態45または46に記載の化合物。
[実施形態49]
前記化合物が、式VIIの化合物である、実施形態9〜21のいずれかに記載の化合物。
[実施形態50]
前記化合物が、式VIIaの化合物である、実施形態9〜21のいずれかに記載の化合物。
[実施形態51]
R 7 が、水素、ヒドロキシル、ハロ(例えば、クロロ)、またはアシルオキシ(例えば、アセチルオキシ)である、先行実施形態のいずれかに記載の化合物。
[実施形態52]
R 7 が、ヒドロキシル、ハロ(例えば、クロロ)、またはアシルオキシ(例えば、アセチルオキシ)である、実施形態51に記載の化合物。
[実施形態53]
[実施形態54]
先行実施形態のいずれかに記載の化合物、及び薬学的に許容される賦形剤を含む、薬学的組成物。
[実施形態55]
前記薬学的組成物が、局所投与用に製剤化される、実施形態54に記載の薬学的組成物。
[実施形態56]
細胞内の乳酸生成を増強する方法であって、前記細胞を、MPC阻害剤などのMPO阻害剤と接触させることを含む、方法。
[実施形態57]
細胞内の乳酸生成を増強する方法であって、前記細胞を、実施形態1〜55のいずれかに記載の化合物または組成物と接触させることを含む、方法。
[実施形態58]
前記細胞が、毛包幹細胞である、実施形態56または57に記載の方法。
[実施形態59]
発毛を促進する方法であって、実施形態1〜55のいずれかに記載の化合物または組成物を患者に投与することを含む、方法。
[実施形態60]
発毛に影響を与える病態または障害を治療する方法であって、実施形態1〜55のいずれかに記載の化合物または組成物を患者に投与することを含む、方法。
[実施形態61]
前記病態または障害が、禿頭症または脱毛症である、実施形態60に記載の方法。
[実施形態62]
発毛を促進する方法であって、MPC阻害剤を患者に(例えば、局所)投与することを含む、方法。
[実施形態63]
発毛に影響を与える病態または障害を治療する方法であって、MPC阻害剤を患者に(例えば、局所)投与することを含む、方法。
[実施形態64]
前記病態または障害が、禿頭症または脱毛症である、実施形態63に記載の方法。
[実施形態65]
前記MPC阻害剤が、実施形態1〜55のいずれかに記載の化合物または組成物である、実施形態62〜65のいずれかに記載の方法。
[実施形態66]
発毛を促進する方法であって、MPO阻害剤を患者に(例えば、局所)投与することを含む、方法。
[実施形態67]
発毛に影響を与える病態または障害を治療する方法であって、MPO阻害剤を患者に(例えば、局所)投与することを含む、方法。
[実施形態68]
前記病態または障害が、禿頭症または脱毛症である、実施形態67に記載の方法。
[実施形態69]
前記MPC阻害剤が、実施形態1〜55のいずれかに記載の化合物または組成物である、実施形態66〜68のいずれかに記載の方法。
Claims (36)
- 式IまたはII:
各Aが独立して、CH、CR4、またはNであり、
Yが、カルボキシル、エステル、アミド、または
Zが、CH、CR4、またはNであり、
R2が、CNまたはカルボキシルであり、
R3が、H、アリール、アラルキル、またはアラルキルアシルであり、かつ1つ以上のR5によって任意に置換されており、各R5が独立して、アルキル、アルコキシ、またはハロから選択され、
R4の各例が独立して、アルキル、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ、エステル、またはCNであり、
R7が、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシ、またはアシルオキシであり、
R10が、水素またはアルキルであり、
nが、0〜4である]
の化合物、またはその薬学的に許容される塩。 - 前記化合物が、式III:
Yが、カルボキシル、エステル、アミド、または
R2が、CNまたはカルボキシルであり、
R3が、H、アリール、アラルキル、またはアラルキルアシルであり、かつ1つ以上のR5によって任意に置換されており、各R5が独立して、アルキル、アルコキシ、またはハロから選択され、
R4の各例が独立して、アルキル、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ、エステル、またはCNであり、
R6が、H、アルキル、またはシクロアルキルであり、
R7が、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシ、またはアシルオキシであり、
R10が、水素またはアルキルであり、
nが、0〜4である]
の化合物、またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。 - R10が、Hまたはエチルである、請求項3に記載の化合物。
- Yが、エステルまたはアミドである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
- 前記化合物が、式V、VI、またはVII:
各Aが独立して、CH、CR4、またはNであり、
Xが、NR6またはOであり、
R1が、Hもしくは低級アルキルであるか、またはR1及びR6もしくはR1及びR2のいずれかが、それらを分離する原子と一緒になって、複素環を完成させ、
R2が、CNまたはカルボキシルであり、
R3が、H、アリール、アラルキル、またはアラルキルアシルであり、かつ1つ以上のR5によって任意に置換されており、各R5が独立して、アルキル、アルコキシ、またはハロから選択され、
R4の各例が独立して、アルキル、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ、またはCNであり、
R6が、H、アルキル、またはシクロアルキルであり、
R7が、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシ、またはアシルオキシであり、
nが、0〜4である]
の化合物、またはその薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。 - 少なくとも1つのAが、Nである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
- Xが、NHである、請求項5〜7のいずれか1項に記載の化合物。
- Xが、Oである、請求項5〜7のいずれか1項に記載の化合物。
- R1が、Hである、請求項6または7に記載の化合物。
- R1が、低級アルキルである、請求項6または7に記載の化合物。
- R1及びR6が、それらを分離する原子と一緒になって、複素環(例えば、モルホリニル)を完成させる、請求項6または7に記載の化合物。
- R6が、水素である、請求項6〜8のいずれか1項に記載の化合物。
- R2が、CNである、請求項6〜13のいずれか1項に記載の化合物。
- R2が、カルボキシルである、請求項6〜13のいずれか1項に記載の化合物。
- R1及びR2が、それらを分離する原子と一緒になって、チアゾリジン−2,4−ジオン−5−イリデンまたは2−イミノチアゾリジン−4−オン−5−イリデンから選択されるヘテロシクリルを完成させる、請求項6〜8のいずれか1項に記載の化合物。
- R3が、Hである、請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
- R3が、フェニルである、請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
- R3が、フェニルであり、かつ1つ以上のR5によって置換されている、請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
- R3が、アラルキルアシル(例えば、フェニルアセチル)である、請求項19に記載の化合物。
- R3が、ベンジルである、請求項19に記載の化合物。
- R3が、1つまたは2つのR5によって置換されており、各R5が独立して、フルオロアルキルまたはフルオロから選択される、請求項20または21に記載の化合物。
- R3が、2つのR5によって置換されており、各R5が、トリフルオロメチルである、請求項22に記載の化合物。
- nが、0または1である、請求項6〜24のいずれか1項に記載の化合物。
- R4が、ハロまたはハロアルキルである、請求項24または25に記載の化合物。
- R7が、水素、ヒドロキシル、ハロ(例えば、クロロ)、またはアシルオキシ(例えば、アセチルオキシ)である、先行請求項のいずれか1項に記載の化合物。
- 先行請求項のいずれか1項に記載の化合物、及び薬学的に許容される賦形剤を含む、薬学的組成物。
- 前記薬学的組成物が、局所投与用に製剤化される、請求項29に記載の薬学的組成物。
- 請求項1〜28のいずれか1項に記載の化合物を含む、医薬として使用するための薬学的組成物。
- 請求項1〜28のいずれか1項に記載の化合物を含む、発毛の促進に使用するための薬学的組成物。
- MPC阻害剤またはMPO阻害剤を含む、発毛の促進に使用するための薬学的組成物。
- 請求項1〜28のいずれか1項に記載の化合物を含む、発毛に影響を与える病態または障害の治療に使用するための薬学的組成物。
- MPC阻害剤またはMPO阻害剤を含む、発毛に影響を与える病態または障害の治療に使用するための薬学的組成物。
- 前記病態または障害が、禿頭症または脱毛症である、請求項34または35に記載の薬学的組成物。
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