JP2020200595A - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品コストの上昇を抑制しつつ、ボルトの締結力の低下を防止できる車両用ドアハンドル装置の提供。【解決手段】車両用ドアハンドル装置は、ドアアウターパネルの車内側に配置されている樹脂材料製のベースフレーム20と、ドアアウターパネルの車外側に配置されている前側パッド部材30と、金属材料製でありベースフレーム係合部40bと第一パネル係合部40aとを有している第一締結部材40と、金属材料製であり第二パネル係合部41aと前側パッド部材30に保持されている被保持部41bとを有している第二締結部材41とを有し、第一締結部材40と第二締結部材41とが締結されており、第一パネル係合部40aと第二パネル係合部41aがドアアウターパネルを挟んでおり、ベースフレーム係合部40bがベースフレーム20に係合している。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ドアハンドル装置に関する。
特許文献1に開示されている車両用ドアハンドル装置は、ベースフレームと、アウトサイドハンドルと、リテーナー(金属製のナット)と、パッド部材とを有している。ベースフレームは車両ドアのドアアウターパネルの車内側に配置され、リテーナーはアウターパネルの車外側に配置される。そして、ベースフレームに挿入されたボルトがリテーナーに締結され、ベースフレームとパッド部材とでドアアウターパネルを挟むことで、ベースフレームがアウターパネルに固定される。
特許文献2に開示されている車両用ドアハンドル装置は、ハンドル保持部材(ベースフレーム)と、金属製のナットと、金属製のボルトと、金属製のスペーサと、金属製のカラーとを有している。ハンドル保持部材は車両ドアのドアアウターパネルの車内側に配置され、金属製のナットはアウターパネルの車外側に係合するように配置される。そして、ハンドル保持部材に挿入された金属製のボルトが金属製のナットに締結されることで、ハンドル保持部材がドアアウターパネルに組付けられる。さらに、金属製のボルトとアウターパネルとの間にスペーサが介在しており、スペーサと金属製のナットとでドアアウターパネルを挟む。
特開2016-30931号公報 特開2015-233532号公報
(発明が解決しようとする課題)
特許文献1に開示されている車両用ドアハンドル装置では、ベースフレームは、ボルトによりアウターパネルに取り付けられている。このような構成では、車両用ドアハンドル装置が高温になると、樹脂製のベースフレームが軟化したり変形したりして、ボルトによる締結力が低下するおそれがある。そうすると、ベースフレームがアウターパネルに対してがたつきを起こすおそれがある。特許文献2に開示されている車両用ドアハンドル装置では、金属製のナットとスペーサによりアウターパネルを挟む構造であるため、ベースフレームが軟化したり変形したりしても、ボルトによる締結力は低下しない。しかしながら、特許文献2に開示される構成では金属製のスペーサを用いているため、部品点数が増加して部品コストが上昇する。
上記実情に鑑み、本発明は、部品コストの上昇を抑制しつつ、ボルトとナットの締結力の低下を防止できる車両用ドアハンドル装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明に係る車両用ドアハンドル装置(100,101)は、車両ドア(10)の車外側の表面を構成するドアアウターパネル(11)の車内側に配置され、樹脂材料により形成されているベースフレーム(20,21)と、前記ドアアウターパネル(11)の車外側に配置されるパッド部材(30,31)と、前記ベースフレーム(20,21)に係合可能なベースフレーム係合部(40b,42b)と前記ドアアウターパネル(11)の車内側の面に係合可能な第一パネル係合部(40a,42a)とを有しており金属材料により形成されている第一締結部材(40,42)と、前記パッド部材(30)に保持されている被保持部(41b,43b)と前記ドアアウターパネル(11)の車外側の面に係合可能な第二パネル係合部(41a,43a)とを有しており金属材料により形成されている第二締結部材(41,43)と、を有しており、前記第一締結部材(40,42)と前記第二締結部材(41,43)とが締結されており、前記第一パネル係合部(40a,42a)と前記第二パネル係合部(41a,43a)とが前記ドアアウターパネル(11)を挟んでおり、前記ベースフレーム(20,21)の前記ドアアウターパネル(11)から離れる向きへの移動を規制するように前記ベースフレーム係合部(40b,42b)が前記ベースフレーム(20,21)に係合している。
本発明によれば、金属材料製の第一締結部材(40,42)と第二締結部材(41,43)とが金属材料製のドアアウターパネル(11)を直接的に挟む。このため、樹脂材料製のベースフレーム(20,21)が軟化や変形した場合であっても、第一締結部材(40,42)と第二締結部材(41,43)とがドアアウターパネル(11)を挟む力は変化しない。すなわち、第一締結部材(40,42)と第二締結部材(41,43)とがドアアウターパネル(11)を挟む力は、ベースフレーム(20,21)の軟化や変形の影響を受けない。したがって、ドアアウターパネル(11)に対するベースフレーム(20,21)のがたつきの発生を防止できる。また、本発明によれば、金属製のスペーサを用いなくても金属材料製の部材である第一締結部材(40,42)と第二締結部材(41,43)とによりドアアウターパネル(11)を挟むことができる。このため、金属製のスペーサが不要となり、部品点数を削減して部品コストの削減を図ることができる。したがって、本発明によれば、部品コストの上昇を抑制しつつ、第一締結部材(40,42)と第二締結部材(41,43)の締結力の低下を防止できる。
また、前記第二締結部材(41)は、前記被保持部(41b)および前記第二パネル係合部(41a)よりも車内側であって前記ドアアウターパネル(11)よりも車内側に位置している雄ネジ部(41c)を有しており、前記第一締結部材(40)は前記第二締結部材(41)の前記雄ネジ部(41c)と締結可能な雌ネジ部(40c)を有しており、前記雄ネジ部(41c)と前記雌ネジ部(40c)とは前記ドアアウターパネル(11)よりも車内側において互いに締結されている、という構成であってもよい。
このような構成であれば、第二締結部材(41)の雄ネジ部(41c)がドアアウターパネル(11)の車外側に突出しないから、第二締結部材(41)がドアアウターパネル(11)の車外側へ突出する寸法を小さくできる。このため、アウトサイドハンドル(50)の車外側への突出する寸法を小さくでき、アウトサイドハンドル(50)の意匠の見栄えの向上を図ることができる。
さらに、前記第一締結部材(40)は、第一の外径を有する部分(40d)と、前記第一の外径を有する部分(40d)よりも車内側に設けられており前記第一の外径よりも大径の第二の外径を有する部分(40e)と、を有しており、前記第一パネル係合部(40a)は、前記第一締結部材の車外側の端面であり、前記ベースフレーム係合部(40b)は、前記第一の外径を有する部分(40d)と前記第二の外径を有する部分(40e)の段差面である、という構成であってもよい。
また、前記第二締結部材(43)は前記被保持部(43b)および前記第二パネル係合部(43a)よりも車外側に位置している雌ネジ部を有しており、前記第一締結部材(42)は前記第二締結部材(43)の前記雌ネジ部(43c)と締結可能な雄ネジ部(42c)を有しており、前記雄ネジ部(42c)と前記雌ネジ部(43c)とは前記ドアアウターパネル(11)の車外側の面よりも車外側において互いに締結されている、という構成であってもよい。
さらに、前記第一締結部材(42)は、前記雄ネジ部(42c)よりも車内側に設けられており前記雄ネジ部(42c)よりも大径の第三の外径を有する部分(42d)と、前記第三の外径を有する部分(42d)より車内側に設けられており前記第三の外径よりも大径の第四の外径を有する部分(42e)と、を有しており、前記第一パネル係合部(42a)は、前記雄ネジ部(42c)と前記第三の外径を有する部分(42d)との間の段差面であり、前記ベースフレーム係合部(42b)は、前記第三の外径を有する部分(42d)と前記第四の外径を有する部分(42e)との間の段差面である、という構成であってもよい。
図1は、第一実施形態に係る車両用ドアハンドル装置の構成例を模式的に示す分解斜視図である。 図2は、第一実施形態に係る車両用ドアハンドル装置の構成例を模式的に示す分解斜視図である。 図3は、第一締結部材と第二締結部材の構成例を示す斜視図である。 図4は、ベースフレームの組付け構造を模式的に示す断面図である。 図5は、ベースフレームの組付け構造を模式的に示す断面図である。 図6は、第二実施形態に係る車両用ドアハンドル装置の構成例を模式的に示す分解斜視図である。 図7は、第一締結部材と第二締結部材の構成例を示す斜視図である。 図8は、ベースフレームの組付け構造を模式的に示す断面図である。 図9は、ベースフレームの組付け構造を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照して説明する。説明の便宜上、本発明の各実施形態に係る車両用ドアハンドル装置を、「ハンドル装置」と略して記すことがある。また、以下の説明では、ハンドル装置およびその構成部材の向きについては、ドアアウターパネルから見て車内側(車両ドアの内部側)の方向を「車内側」というものとし、車外側(車両ドアの外部側)の方向を「車外側」というものとする。また、「前側」と「後側」は、車両ドアが閉じられた状態での方向をいうものとする。各図では、車外側を矢印Oで示し、車内側を矢印Iで示し、前側を矢印Frで示し、後側を矢印Rrで示す。
(第一実施形態)
図1と図2は、ハンドル装置100の要部の構成例を模式的に示す分解斜視図である。なお、図1は車外側(車両ドア10の外部側)から見た図であり、図2は車内側(車両ドア10の内部側)から見た図である。ハンドル装置100は、複数の構成部材が一体状に組付けられたアセンブリ(「アッシー」と称することもある)として構成されている。ハンドル装置100を構成する複数の部材には、ベースフレーム20と、アウトサイドハンドル50と、前側パッド部材30と、後側パッド部材51と、キャップ部材52と、第一締結部材40と、第二締結部材41とが含まれる。そして、ハンドル装置100は、車両ドア10の車外側の表面を構成するドアアウターパネル11に取り付けられる。なお、ドアアウターパネル11のハンドル装置100が組付けられる箇所には、前後方向に離れた位置に2か所の開口部(前側開口部11aと後側開口部11b)が設けられている。
ベースフレーム20は、ドアアウターパネル11の車内側に配置される部材であり、車内側からドアアウターパネル11に取り付けられるように構成されている。ベースフレーム20は、樹脂材料により形成されている部材であり、前側係合部20aと、後側係合部20bと、第一締結部材収容部20cとを有している。また、ベースフレーム20は長尺棒状の形状を有しており、その長尺方向が車両の前後方向に平行な向きでドアアウターパネル11に取り付けられる。
前側係合部20aは、ベースフレーム20の前寄りの位置に設けられており、ドアアウターパネル11の前側開口部11aの内周縁部に係合可能に構成されている。後側係合部20bは、ベースフレーム20の後端部近傍に設けられており、ドアアウターパネル11の後側開口部11bの内周縁部に係合可能に構成されている。例えば、前側係合部20aと後側係合部20bは、いずれも車外側に向かって突出し上下方向視で略L字形状の鉤状の構成が適用できる。そして、前側係合部20aと後側係合部20bが上記構成である場合には、前側係合部20aと後側係合部20bとをそれぞれ前側開口部11aと後側開口部11bの車内側から車外側に突出させ、その状態でベースフレーム20を後側に移動させることで、前側係合部20aと後側係合部20bをそれぞれ前側開口部11aと後側開口部11bの内周縁部に係合させることができる。そして、前側係合部20aと後側係合部20bがそれぞれ前側開口部11aと後側開口部11bの内周縁部に係合することで、ベースフレーム20はドアアウターパネル11に保持され、ベースフレーム20に対して車内側に移動する(ドアアウターパネル11から車内側に離れる)ことが規制される。
第一締結部材収容部20cは、第一締結部材40を収容可能な開口部(貫通孔)である。第一締結部材収容部20cの内周面には、第一締結部材40と係合可能な係合リブ20dが設けられている(図5参照)。なお、図1に示すように、第一締結部材収容部20cは、前側係合部20aの近傍に設けられている。具体的には、2つの前側係合部20aが上下方向に並べて設けられており、第一締結部材収容部20cはこれら2つの前側係合部20aの間に設けられている。
このほか、ベースフレーム20は、ヒンジ部20eと、アーム部収容部20fと、脚部収容部20gとを有するとともに、レバー部材23と付勢部材(図略)とが組付けられている。ヒンジ部20eは、アウトサイドハンドル50のアーム部50aを回転可能に支持する部分である。アーム部収容部20fは、アウトサイドハンドル50のアーム部50aを挿抜自在に収容できる開口部である。脚部収容部20gは、アウトサイドハンドル50の脚部50bを挿抜自在に収容できる開口部である。レバー部材23は、アウトサイドハンドル50の脚部50bに係合可能な部材である。付勢部材は、レバー部材23を所定の方向に付勢することで、レバー部材23に係合しているアウトサイドハンドル50の脚部50bを車内側に向けて付勢する。なお、ヒンジ部20e、アーム部収容部20f、脚部収容部20g、レバー部材23および付勢部材の構成は特に限定されるものではなく、公知の各種構成が適用できる。
アウトサイドハンドル50は、長尺棒状の形状を有するグリップタイプのハンドルであり、その長尺方向が車両の前後方向に平行な向きでベースフレーム20に組付けられる。アウトサイドハンドル50の前端部には、車内側に突出するアーム部50aが設けられている。アーム部50aは、ベースフレーム20のヒンジ部20eに回転可能に連結される部分である。アウトサイドハンドル50の後ろ寄りの位置には、車内側に突出する脚部50bが設けられている。脚部50bは、レバー部材23に係合する部分である。また、脚部50bは、図略の連結ロッドを介して図略のドアロック機構に連結されるように構成される。アウトサイドハンドル50がヒンジ部20eを中心として車外側に回転すると、その動きが連結ロッドを介してドアロック機構に伝達され、ドアロック機構がロック状態からアンロック状態に切り替わる。なお、アウトサイドハンドル50の構成は特に限定されるものではなく、従来公知の各種構成が適用できる。
前側パッド部材30は非金属材料製の部材であり、典型的には樹脂材料製の部材である。前側パッド部材30は、アウトサイドハンドル50とドアアウターパネル11の間に介在するように配置される部材であり、ドアアウターパネル11に傷がつくことを防止する機能、防音機能および防水機能を有する。
前側パッド部材30は、開口部30cと、シール部30dと、パネル係合部30aと、ベースフレーム係合部30bと、第二締結部材保持部30eとを有している。開口部30cは、アウトサイドハンドル50に設けられているアーム部50aを挿通可能な貫通孔である。シール部30dは、アウトサイドハンドル50とドアアウターパネル11との間に介在することで、これらの間の隙間をシールする部分である。パネル係合部30aは、ドアアウターパネル11の前側開口部11aの内周縁部に係合可能に構成される部分であり、例えば、車内側に突出し、上下方向視において略L字形状の鉤状の構成が適用できる。ベースフレーム係合部30bは、ベースフレーム20に係合可能に構成される部分であり、例えばスナップフィットが適用される。そして、パネル係合部30aとベースフレーム係合部30bとを、ドアアウターパネル11の車外側から前側開口部11aを通じて車内側に突出させ、パネル係合部30aを前側開口部11aの内周縁部に係合させ、ベースフレーム係合部30bをベースフレーム20に係合させる。これにより前側パッド部材30が車両ドア10に保持される。
第二締結部材保持部30eは、第二締結部材41を保持する機能を有する部分である。本実施形態では、第二締結部材41を前側パッド部材30にインサート成形することで、第二締結部材保持部30eが第二締結部材41を保持する構成が適用される。ただし、第二締結部材保持部30eは第二締結部材41がインサート成形される構成に限定されるものではない。例えば、第二締結部材保持部30eに前後方向に延伸するT溝が形成され、第二締結部材41がこのT溝に嵌め込まれる構成であってもよい。要は、第二締結部材保持部30eは、第二締結部材41が前側パッド部材30から分離せず、かつ第二締結部材41を前側パッド部材30に対して相対的に回転しないように保持できる構成であればよい。
また、第二締結部材保持部30eは、車両ドア10に組付けられた状態で、ベースフレーム20の2つの前側係合部20aどうしの間に位置するように形成されている。そして、2つの前側係合部20aが第二締結部材41を挟むことで、前側パッド部材30とベースフレーム20とを第一締結部材40と第二締結部材41とで締結する際に、前側パッド部材30がベースフレーム20に対して回転することを防止する。
後側パッド部材51は、前側パッド部材30と同様に非金属材料製の部材であり、典型的には樹脂材料製の部材である。後側パッド部材51は、ドアアウターパネル11に傷がつくことを防止する機能、防音機能および防水機能を有する。そして、後側パッド部材51は、ドアアウターパネル11の後側開口部11bの周囲を囲み、ドアアウターパネル11とアウトサイドハンドル50との間に介在するように配置される。キャップ部材52は、ドアアウターパネル11の後側開口部11bの一部を塞ぐように、後側パッド部材51の車外側に重ねて配置される部材である。なお、後側パッド部材51とキャップ部材52の構成は特に限定されるものではなく、従来公知の各種構成が適用できる。
図3は、第一実施形態の第一締結部材40と第二締結部材41の構成例を示す斜視図である。第一実施形態では、第一締結部材40として、トルクスナット(雌ネジ)(「トルクス」は、アキュメント インテレクチュアル プロパティーズ エルエルシーの登録商標)が適用され、第二締結部材41としてボルト(雄ネジ)が適用される。
第一締結部材40としてのトルクスナットは、金属材料製であり、全体として円柱状の形状を有しており、雌ネジ部40cと、第一パネル係合部40aと、ベースフレーム係合部40bとを有している。雌ネジ部40cは、第二締結部材41の雄ネジ部41cを締結可能なネジ孔が設けられる部分である。第一パネル係合部40aは、ドアアウターパネル11の車内側の面に係合(接触)する部分である。本実施形態では、第一締結部材40の車外側に位置する端面が第一パネル係合部40aである。ベースフレーム係合部40bは、ベースフレーム20の第一締結部材収容部20cに設けられている係合リブ20d(図5参照)に係合(接触)する部分であり、第一パネル係合部40aから車内側に離れた位置に設けられている。
例えば、第一締結部材40には、車外側の端部寄りに設けられている第一の外径を有する部分40dと、第一の外径を有する部分40dよりも車内側に位置し第一の外径を有する部分40dよりも大径の第二の外径を有する部分40eとが設けられている。そして、第一の外径を有する部分40dと第二の外径を有する部分40eとの段差面がベースフレーム係合部40bとなる。図3では、第二の外径を有する部分40eとして、第一締結部材40の外周面に円周方向に延伸するように設けられるリブを示す。ただし、第二の外径を有する部分40eはリブに限定されるものではない。要は、ベースフレーム係合部40bは、第一パネル係合部40aよりも車内側に位置し、かつ第一パネル係合部40aよりも外径が大きい構成であればよい。
第二締結部材41としてのボルトは、金属材料製であり、雄ネジ部41cと、被保持部41bと、第二パネル係合部41aとを有している。そして、図3に示すように、被保持部41bは車外側の端部に位置しており、第二パネル係合部41aは被保持部41bよりも車内側に位置しており、雄ネジ部41cは第二パネル係合部41aよりも車内側に位置している。
被保持部41bは、前側パッド部材30の第二締結部材保持部30eに保持される部分である。第二締結部材41が前側パッド部材30にインサート成形される構成であれば、第二締結部材保持部30eに埋設される。また、被保持部41bは、前側パッド部材30の第二締結部材保持部30eに保持されている場合に、第二締結部材41が前側パッド部材30に対して相対的な回転ができないように構成されている。例えば被保持部41bには、図3に示すように略四辺形の平板状の構成が適用できる。
雄ネジ部41cは、第一締結部材40の雌ネジ部40cに締結可能な雄ネジが形成されている部分である。第二パネル係合部41aは、ドアアウターパネル11の車外側の面に係合(接触)する面であり、第一締結部材40の雌ネジ部40cと第二締結部材41の雄ネジ部41cとが締結している状態で、第一締結部材40の第一パネル係合部40aと対向するように構成されている。例えば、第二締結部材41には、被保持部41bから車内側に突出する段差部が設けられており、この段差部の車内側の端面が第二パネル係合部41aとなる。
なお、被保持部41bは、図3に示すような略四辺形の平板状の構成に限定されるものではない。被保持部41bは、第二締結部材保持部30eに保持されている状態で、前側パッド部材30から分離せず、かつ、前側パッド部材30に対して相対的に回転しないような構成であればよい。また、雄ネジ部41cは、第二パネル係合部41aよりも車内側に位置し、車外側には位置していない構成であればよい。そして、第二パネル係合部41aから第二締結部材41の車外側の端面までの距離(図3に示す例では、被保持部41bと段差部の合計の厚さ)は、小さいことが好ましい。
以上説明した通り、第一締結部材40と第二締結部材41は、いずれも金属材料製であり、たがいに締結可能な雌ネジ部40cと雄ネジ部41cとを有するとともに、雌ネジ部40cと雄ネジ部41cとが締結している状態で互いに対向する第一パネル係合部40aと第二パネル係合部41aとを有する。
次に、ハンドル装置100の組付け構造について説明する。図4と図5はハンドル装置100の組付け構造を模式的に示す断面図である。なお、図4は垂直面で切断した断面を示し、図5は水平面で切断した断面を示す。
図4と図5に示すように、第一締結部材40は、ベースフレーム20の第一締結部材収容部20cに収容される。第一締結部材収容部20cは、車内側と車外側とを連通する貫通孔であり、第一締結部材40を収容可能に構成されている。第一締結部材収容部20cの内周面には、係合リブ20dが設けられている。係合リブ20dは、例えば、第一締結部材収容部20cの軸線方向に延伸する凸状の構造を有している。第一締結部材収容部20cに第一締結部材40が収容されると、第一締結部材の車外側の端面である第一パネル係合部40aは、係合リブ20dに係合せず、第一締結部材収容部20cの車外側の開口に露出する。また、第一締結部材40のベースフレーム係合部40bは、係合リブ20dの車外側の端部に係合(接触)する。なお、第一締結部材収容部40および係合リブ20dは、第一締結部材40のベースフレーム係合部40bが係合リブ20dに係合した状態で、第一締結部材40の第一パネル係合部40aとベースフレーム20の車外側の面とが面一になるように構成される。
なお、係合リブ20cの数や構成は特に限定されるものではない。係合リブ20は、第一締結部材40の第一の外径を有する部分40dの挿入を阻害せずにベースフレーム係合部40bに係合する構成であり、かつ、ベースフレーム係合部40bに係合した状態で、第一締結部材40の第一パネル係合部40aとベースフレーム20の車外側の面(ドアアウターパネル11に係合する面)が面一になるような構成であればよい。
また、第二締結部材41の被保持部41bは、前側パッド部材30の第二締結部材保持部30eに保持される。前側パッド部材30はドアアウターパネル11の車外側に配置され、さらにその車外側にアウトサイドハンドル50が配置される。一方、ベースフレーム20は、ドアアウターパネル11の車内側に配置される。そして、ドアアウターパネル11の車内側から第一締結部材40を回転させることで、第一締結部材40の雌ネジ部40cと第二締結部材41の雄ネジ部41cとを締結する。
第一締結部材40と第二締結部材41とが締結されると、第一締結部材40の第一パネル係合部40aがドアアウターパネル11の車内側の面に係合し、第二締結部材41の第二パネル係合部41aがドアアウターパネル11の車外側の面に係合する。そして、ドアアウターパネル11は、第一締結部材40の第一パネル係合部40aと第二締結部材41の第二パネル係合部41aとにより挟まれた状態になる。また、第一締結部材40のベースフレーム係合部40bは、ベースフレーム20の第一締結部材収容部20cの内周面に設けられている係合リブ20dの車内側の端部に係合する。これにより、ベースフレーム20がドアアウターパネル11に対して車内側に移動することが規制される。このため、ベースフレーム20がドアアウターパネル11に組付けられた状態に保持される。
なお、第一締結部材40のベースフレーム係合部40bは、ベースフレーム20の第一締結部材収容部20cの内周面に設けられている係合リブ20dの端面に係合(接触)する構成であればよく、第一締結部材40のベースフレーム係合部40bが係合リブ20dに軸線方向の力を掛けなくてもよい(ベースフレーム20をドアアウターパネル11の車内側の面に押し付けなくてもよい)。
以上のとおり、第一実施形態では、金属材料製の第一締結部材40と第二締結部材41とにより、金属材料製のドアアウターパネル11を直接的に挟む。このような構成であれば、樹脂材料製のベースフレーム20が温度上昇により軟化した場合、または、時間の経過により変形した場合であっても、第一締結部材40と第二締結部材41とがドアアウターパネル11を挟む力は変化しない。すなわち、第一締結部材40と第二締結部材41とがドアアウターパネル11を挟む力は、ベースフレーム20の軟化や変形の影響を受けない。したがって、ドアアウターパネル11に対するベースフレーム20のがたつきの発生を防止できる。
また、第一実施形態では、金属材料製の第一締結部材40と第二締結部材41とにより、直接的にドアアウターパネル11を挟む。従来構成では、金属材料製の部材でドアアウターパネル11を挟むために金属製のスペーサを用いているが、本実施形態では、金属製のスペーサを用いなくても金属材料製の部材である第一締結部材40と第二締結部材41とによりドアアウターパネル11を挟むことができる。このため、金属製のスペーサが不要となり、部品点数を削減して部品コストの削減を図ることができる。
また、第一実施形態によれば、第二締結部材41の雄ネジ部41cがドアアウターパネル11の車外側に突出しないから、第二締結部材41がドアアウターパネル11の車外側へ突出する寸法を小さくできる。このため、アウトサイドハンドル50の意匠の見栄えの向上を図ることができる。すなわち、アウトサイドハンドル50の意匠は、その内部に存在する第二締結部材41の寸法の影響を受ける。そして、第二締結部材41のドアアウターパネル11から車外側への突出寸法が大きくなると、アウトサイドハンドル50と第二締結部材41との干渉を避けるため、アウトサイドハンドル50の車外側への突出高さを高くしなければならなくなる。このためアウトサイドハンドル50の意匠の見栄えが低下する。これに対して、本実施形態では、第二締結部材41のドアアウターパネル11からの車外側へ突出する寸法を小さくできるから、アウトサイドハンドル50の車外側への突出寸法を小さくできる。したがって、アウトサイドハンドル50の意匠の自由度が向上し、見栄えの向上を図ることができる。
特に、第一締結部材40と第二締結部材41の結合強度を確保するためには、第一締結部材40の雌ネジ部40cと第二締結部材41の雄ネジ部41cの軸線方向寸法をある程度確保しなければならない。このため、第二締結部材41の雄ネジ部41cがドアアウターパネル11の車外側に位置する構成では、第二締結部材41のドアアウターパネル11から車外側への突出寸法が大きくなる。これに対して、本実施形態では、雄ネジ部41cがドアアウターパネル11の車内側に配置される(ドアアウターパネル11の車外側には配置されない)構成であるから、第一締結部材40と第二締結部材41の締結強度を確保しつつ、第二締結部材41がドアアウターパネル11から突出する寸法を小さくできる。さらに、被保持部41bと段差部とを平板状の構成とすることで、第二締結部材41のドアアウターパネル11の車外側への突出寸法を抑制できる。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態について説明する。なお、第一実施形態と共通の構成については説明を省略することがある。図6は、第二実施形態に係るハンドル装置101の要部の構成例を模式的に示す分解斜視図である。図7は第一締結部材42と第二締結部材43の構成例を示す斜視図である。図8と図9はハンドル装置101の組付け構造を示す断面図であり、図8は垂直面で切断した断面図、図9は水平面で切断した断面図である。第二実施形態では、第一締結部材42としてボルト(雄ネジ)が適用され、第二締結部材43としてナット(雌ネジ)が適用される。
第一締結部材42としてのボルトは、金属材料製であり、雄ネジ部42cと、第一パネル係合部42aと、ベースフレーム係合部42bとを有している。雄ネジ部42cは、第二締結部材43の雌ネジ部43cに締結可能な部分である。第一パネル係合部42aは、ドアアウターパネル11の車内側の面に係合する(接触する)部分である。第一締結部材42は、雄ネジ部42cよりも大径の第三の外径を有する部分42dを有している。この第三の外径を有する部分42dは、雄ネジ部42cよりも車内側の位置に設けられている。雄ネジ部42cと第三の外径を有する部分42dとの段差面が、第一パネル係合部40aである。ベースフレーム係合部42bは、ベースフレーム21の第一係合部材収容部21cの内周面に設けられている係合リブ21dに係合(接触)する部分である。このため、ベースフレーム係合部42bの外径は、第一パネル係合部42aの外径よりも大きい。このように、第一締結部材42は、前記第三の外径を有する部分42dより車内側に位置し第三の外径よりも大径の第四の外径を有する部分42eを有している。そして、第三の外径を有する部分42dと第四の外径を有する部分42eとの段差面が、第一パネル係合部40aである。
なお、図6〜図9では、第四の外径を有する部分42eとして、円周方向に延伸するリブが適用される構成を示すが、このような構成に限定されない。第一締結部材42は、雄ネジ部42cと、雄ネジ部42cより車内側に位置する第一パネル係合部42aと、第一パネル係合部42aよりも車内側に位置するベースフレーム係合部42bとを有する構成であればよい。そして、ベースフレーム係合部42bの外径が第一パネル係合部42aの外径よりも大きい構成であればよい。
第二締結部材43としてのナットは、金属材料製であり、雌ネジ部43cと、第二パネル係合部43aと、被保持部43bとを有している。雌ネジ部43cは、第一締結部材42の雄ネジ部42cを締結可能なネジ孔が設けられる部分である。第二パネル係合部43aは、ドアアウターパネル11の車外側の面に係合(接触)する面であり、雌ネジ部43cが第一締結部材42の雄ネジ部42cと締結している状態で、第一締結部材42の第一パネル係合部42aと対向するように構成される。また、第二パネル係合部43aは、雌ネジ部43cより車内側に位置する。例えば、図6と図7に示すように、雌ネジ部43cの車内側の端部に略四辺形の平板状の部分が設けられ、この平板状の部分の車内側の端面が第二パネル係合部43aとなる。被保持部43bは、前側パッド部材31の第二締結部材保持部31eに保持される部分であり、第二締結部材43が第二締結部材保持部31eにインサート成形される構成であれば、第二締結部材保持部31eに埋設される部分である。被保持部43bは、第二パネル係合部43aよりも車外側に位置する。例えば、被保持部43bには、図6と図7に示すように、平板状の部分の外縁から車外側に延出する平板状の構成が適用できる。
このほか、第二締結部材43は、回り止め部43dを有していてもよい。回り止め部43dは、第一締結部材42と第二締結部材43とを締結する際に、第二締結部材43が前側パッド部材30とともにドアアウターパネル11に対して回転することを防止する機能を有する部分である。例えば、回り止め部43dは、平板状の部分の外縁から車内側に延出する平板状の構成を有しており、ベースフレーム21に係合することで、ドアアウターパネル11に対して回転することを防止できるように構成される。
なお、第二実施形態の第二締結部材43は、金属の板材をプレス加工することで、雌ネジ部43cと平板状の部分と被保持部43bと回り止め部43dとを一体に形成できる。例えば、金属の板材をバーリング加工することで雌ネジ部43cを形成し、曲げ加工することで被保持部43bおよび回り止め部43dを形成できる。
このように、第一締結部材42と第二締結部材43は、いずれも金属材料製であり、たがいに締結可能な雄ネジ部42cと雌ネジ部43cを有している。そして、第一締結部材42と第二締結部材43は、それぞれ、雄ネジ部42cと雌ネジ部43cとが締結している状態で互いに対向する第一パネル係合部42aと第二パネル係合部43aを有している。
前側パッド部材31は、第一実施形態と同様に、パネル係合部31aと、ベースフレーム係合部31bと、開口部31cと、シール部31dと、第二締結部材保持部31eとを有している。第二締結部材保持部31eは、第二締結部材43の被保持部43bを保持する部分である。なお、第二締結部材保持部31eの具遺体的な構成は限定されるものではない。第二締結部材保持部31eは、第二締結部材43の被保持部43bを分離しないように(被保持部43bが前側パッド部材31に対して車内側に移動できないように)、かつ、相対的に回転しないように保持できる構成であればよい。
次に、第二実施形態のハンドル装置101の組付け構造について説明する。図8と図9に示すように、第一締結部材42は、ベースフレーム21の第一締結部材収容部21cに収容されている。また、第二締結部材43の被保持部43bは、前側パッド部材31の第二締結部材保持部31eに保持されている。そして、前側パッド部材31はドアアウターパネル11の車外側に配置され、さらにその車外側にアウトサイドハンドル50が配置される。一方、ベースフレーム21は、ドアアウターパネル11の車内側に配置される。そして、第一締結部材42の雄ネジ部42cと第二締結部材43の雌ネジ部43cとを締結することで、ベースフレーム21および前側パッド部材31がドアアウターパネル11に固定される。
ベースフレーム21および前側パッド部材31がドアアウターパネル11に固定される状態では、第一締結部材42の第一パネル係合部42aがドアアウターパネル11の車内側の面に係合し、第二締結部材43の第二パネル係合部43aがドアアウターパネル11の車外側の面に係合する。そして、ドアアウターパネル11は、第一締結部材42の第一パネル係合部42aと第二締結部材43の第二パネル係合部43aとにより挟まれる。また、第一締結部材42のベースフレーム係合部42bは、ベースフレーム21の第一締結部材収容部21cの内周面に設けられている係合リブ21dの車内側の端部に係合する。これにより、ベースフレーム21がドアアウターパネル11に組付けられた状態に保持され、ベースフレーム21はドアアウターパネル11から車内側に向かう移動が規制される。
なお、第一締結部材42のベースフレーム係合部42b、ベースフレーム21の第一締結部材収容部21cの内周面に設けられている係合リブ21dの端面に係合(接触)する構成であればよく、第一締結部材42のベースフレーム係合部42bが係合リブ21dに軸線方向の力を掛けなくてもよい。
上記のとおり、第二実施形態では、金属材料製の第一締結部材42および第二締結部材43により、金属材料製のドアアウターパネル11を直接的に挟む。したがって、第一実施形態と同様に、ドアアウターパネル11に対するベースフレーム21のがたつきの発生を防止できる。また、金属材料製の部材によりドアアウターパネル11を挟む構成を実現するために金属製のスペーサなどを必要としない。したがって、部品点数を削減して部品コストの削減を図ることができる。
10…車両ドア、11…ドアアウターパネル、100…第一実施形態の車両用ドアハンドル装置、20…第一実施形態のベースフレーム、20c…第一締結部材収容部、20d…係合リブ、30…第一実施形態の前側パッド部材、30e…第二係合部材保持部、40…第一実施形態の第一締結部材、40a…第一パネル係合部、40b…ベースフレーム係合部、40c…雌ネジ部、40d…第一の外径を有する部分、40e…第二の外径を有する部分、41…第一実施形態の第二締結部材、41a…第二パネル係合部、41b…被保持部、41c…雄ネジ部、50…アウトサイドハンドル

Claims (5)

  1. 車両ドアの車外側の表面を構成するドアアウターパネルの車内側に配置され、樹脂材料により形成されているベースフレームと、
    前記ドアアウターパネルの車外側に配置されるパッド部材と、
    前記ベースフレームに係合可能なベースフレーム係合部と、前記ドアアウターパネルの車内側の面に係合可能な第一パネル係合部とを有しており、金属材料により形成されている第一締結部材と、
    前記パッド部材に保持されている被保持部と、前記ドアアウターパネルの車外側の面に係合可能な第二パネル係合部とを有しており、金属材料により形成されている第二締結部材と、
    を有しており、
    前記第一締結部材と前記第二締結部材とが締結されており、前記第一パネル係合部と前記第二パネル係合部とが前記ドアアウターパネルを挟んでいるとともに、前記ベースフレームの前記ドアアウターパネルから離れる向きへの移動を規制するように前記ベースフレーム係合部が前記ベースフレームに係合している、
    車両ドア用ドアハンドル装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置であって、
    前記第二締結部材は、前記被保持部および前記第二パネル係合部よりも車内側であって、前記ドアアウターパネルよりも車内側に位置している雄ネジ部を有しており、
    前記第一締結部材は、前記第二締結部材の前記雄ネジ部と締結可能な雌ネジ部を有しており、
    前記雄ネジ部と前記雌ネジ部とは、前記ドアアウターパネルよりも車内側において互いに締結されている、
    車両ドア用ドアハンドル装置。
  3. 請求項2に記載の車両用ドアハンドル装置であって、
    前記第一締結部材は、第一の外径を有する部分と、前記第一の外径を有する部分よりも車内側に設けられており前記第一の外径よりも大きい第二の外径を有する部分と、を有しており、
    前記第一パネル係合部は、前記第一締結部材の車外側の端面であり、
    前記ベースフレーム係合部は、前記第一の外径を有する部分と前記第二の外径を有する部分の段差面である、
    車両ドア用ドアハンドル装置。
  4. 請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置であって、
    前記第二締結部材は、前記被保持部および前記第二パネル係合部よりも車外側に位置している雌ネジ部を有しており、
    前記第一締結部材は、前記第二締結部材の前記雌ネジ部と締結可能な雄ネジ部を有しており、
    前記雄ネジ部と前記雌ネジ部とは、前記ドアアウターパネルの車外側の面よりも車外側において互いに締結されている、
    車両ドア用ドアハンドル装置。
  5. 請求項4に記載の車両用ドアハンドル装置であって、
    前記第一締結部材は、前記雄ネジ部よりも車内側に設けられており前記雄ネジ部よりも外径の大きい第三の外径を有する部分と、前記第三の外径を有する部分より車内側に設けられており前記第三の外径よりも大きい第四の外径を有する部分と、を有しており、
    前記第一パネル係合部は、前記雄ネジ部と前記第三の外径を有する部分との間の段差面であり、
    前記ベースフレーム係合部は、前記第三の外径を有する部分と前記第四の外径を有する部分との間の段差面である、
    車両ドア用ドアハンドル装置。
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