JP5409571B2 - ドアハンドルの接続構造 - Google Patents
ドアハンドルの接続構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5409571B2 JP5409571B2 JP2010212811A JP2010212811A JP5409571B2 JP 5409571 B2 JP5409571 B2 JP 5409571B2 JP 2010212811 A JP2010212811 A JP 2010212811A JP 2010212811 A JP2010212811 A JP 2010212811A JP 5409571 B2 JP5409571 B2 JP 5409571B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking plate
- square core
- square
- door handle
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
また、ネジ等の接続手段を用いてドアハンドルを固定するのは、そもそも手間であるため避けたいという要望もある。
また、本発明では、保持手段に固定した制限手段によって係止板を保持させることができるため、例えば、予め保持手段と係止板とを組み立てたものをドアハンドルに配することができる。そのため、製造を容易にすることができる。即ち、従来技術のように、ドアハンドルの内部において係止板等を組み立てる作業が省かれるため、作業効率が上がり、製造コストを減縮できる。
なお、以下の説明においては、上下左右の位置関係は、特に断りのない限り、通常の設置位置(図2)を基準に説明する。
ハンドル2の本体部2aは、図3に示すように、「L」字型であり、L字の折曲部を境に、把持部20と接続部21に分けられている。接続部21側は、端部が開放されており、その端部から保持部材12等が挿通される嵌入空間14が形成されている。嵌入空間14には、断面形状が円形で比較的小さな領域14aと、断面形状が円形で比較的大きな領域14bがあり、互いに連通した関係である。
また、接続部21の側壁には、外部と嵌入空間14とを連通する接続用貫通孔28が2つ設けられている(1つのみ図示)。2つの接続用貫通孔28は、同一の円周上に直列に並べられており、互いに前記円の中心を基準として、90度離して配されている。なお、図10に示すように、接続用貫通孔28には、ロール状にされたピン等の接続手段69が挿通される。
下部側面には、後述する係止板11を操作する操作開口27が設けられている。操作開口27はほぼ四角形の開口であり、マイナスドライバー等を挿入可能である。
圧縮バネ10は、公知のそれと同様である。
また、係止板11は、1対の縁端部25、26のそれぞれに開口縁部23、24と同方向に傾斜した傾斜部29、30が形成されている。また、各縁端部25、26に形成された傾斜部29、30は、係止板11の中心を基準に互いに係止板11の厚み方向に反転させた位置関係である。
貫通孔31は、断面形状がほぼ正方形で、その断面積は角芯5の軸方向に直交する断面積とほぼ同じあるいは若干大きく設計されている。
溝部40は、保持部材12の外側面から外側に突出した突出壁42に囲まれて形成された部分である。即ち、溝部40の底面は、突出壁42を除いた保持部材12の外側面である。穴部41は、貫通孔31まで至らない程度の深さの穴である。
そして、溝部40と穴部41は、詳しくは図示しないがL字状に連通した関係とされている。
なお、突出壁42は、保持部材12の一方の端部側から軸方向中間部まで延伸されている。
即ち、図1、10に示すように、係止板11と保持部材12は、係止板11の係止角孔22と保持部材12の貫通孔31がそれぞれ連通するように配されており、その状態でハンドル2の接続部21の嵌入空間14(挿入部)に挿着されている。具体的には、嵌入空間14の領域14bに各部材は位置しており、領域14a側から順に圧縮バネ10、係止板11、保持部材12が配されている。なお、圧縮バネ10の一端側は、領域14aと領域14bとの境界に形成された段部に当接しているため、領域14a側に押圧されても圧縮バネ10自体が移動することがない。
なお、係止板11は、接続部21の下部側面に位置する操作開口27に、係止板11の揺動側(保持部側に対向する側)が位置するように配されている。
ハンドル3の本体部3aは、図6に示すように、ハンドル2の本体部2aと同様、形状は「L」字型であり、L字の折曲部を境に、把持部63と接続部64に分けられている。接続部64側は、端部が開放されており、その端部から角芯5等が挿通される嵌入空間65が形成されている。嵌入空間65は、断面形状がほぼ四角形の領域である。
まず、角芯5の構成を説明する。
角芯5は、図7に示すように、断面形状がほぼ四角形の角柱状の部材で、一方の端部付近に形成された角切り欠き部60、61と、角芯5の軸線方向に交差した方向に貫通した接続用貫通孔62と、後述する弾性部材6が保持される保持溝59が設けられている。
角切り欠き部60、61は、角芯5の角を部分的に切り落とした部分で、角切り欠き部61は、前記一方の端部寄りに設けられ、角切り欠き部60は角切り欠き部61よりも中央寄りに設けられている。そして、各々の角切り欠き部60、61は、それぞれほぼ同一の円周上に直列的に並べられている。
弾性部材6は、外力が加えられると、いずれかの部位が変形又は変位する形状に形成された部材である。即ち、本実施形態の弾性部材6は、図7及び図9に示すように、側面視した形状がほぼ「S」字型であり、弓状の露出部70と、角芯5の保持溝59の底部と当接する溝当接部71、72と、保持部材12の貫通孔31又はハブ48のハブ角孔47を押圧する角孔押圧露出部73と、角芯5に対して弾性部材6が固定される固定部74とを有している。
固定部74は、露出部70と角孔押圧露出部73との間に位置する突起状の部分で、図8に示すように、角芯5の一部をかしめることで、弾性部材6を角芯5に対して相対的に移動しないように制限する移動制限部57を形成するものである。
ここで、以下の説明においては、ハブ48が内設される錠ケース50は、あらかじめ開き戸55に取り付けられているものとする。
その後、角芯5の他方の端部側を錠ケース50のハブ角孔47に挿通する。この際、図11(b)に示すように、ハブ角孔47によって角孔押圧露出部73が角芯5の保持溝59内に押し込まれ、保持溝59の底部から受ける反力等により、露出部70が保持溝59から露出する方向に変位する。
また、ハンドル2における接続部21の操作開口27には、係止板11の揺動側の縁端部が位置しており、操作開口27の範囲内で揺動する配置とされている。
なお、制限手段は、上記したように、別部材である必要はなく、保持部材12と一体化したものであっても構わない。
2 ハンドル
3 ハンドル
5 角芯
10 圧縮バネ(付勢手段)
11 係止板
12 保持部材(保持手段)
13 保持ピン(制限手段)
22 係止角孔
29 傾斜部
Claims (3)
- ドアを挟んだ位置に配される1対のドアハンドルに角芯を用いて一体的に接続するドアハンドルの接続構造であって、
少なくとも一方のドアハンドルは、角芯を相対的に回転しないように保持する保持手段と、角芯を挿通可能な角孔が設けられた係止板と、係止板を付勢する付勢手段と、前記保持手段に固定され係止板の移動を制限する制限手段を有し、
制限手段は、係止板と保持手段に跨るように配されており、
前記係止板は、制限手段が点又は線接触して保持され、角芯の軸方向に対してほぼ垂直の係止姿勢と、当該係止姿勢から傾斜した解除姿勢との間を、保持手段を基準として揺動するもので、前記付勢手段は係止板を係止姿勢側に付勢するものであって、
ドアハンドルに角芯を挿入させる力が加わると、係止板が係止姿勢から解除姿勢に移動して、角芯が係止板の角孔に挿通され、前記力が解除されると、付勢手段によって係止板が係止姿勢で保持されて角芯の移動を阻止することを特徴とするドアハンドルの接続構造。 - 制限手段は、コの字型のピンであり、ピンを形成する一方の端部側が保持手段に固定され、他方の端部側で係止板の移動を制限していることを特徴とする請求項1に記載のドアハンドルの接続構造。
- 係止板は、少なくとも制限手段で保持される側に傾斜部が設けられており、解除姿勢の際に、制限手段に当接することを特徴とする請求項1又は2に記載のドアハンドルの接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010212811A JP5409571B2 (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | ドアハンドルの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010212811A JP5409571B2 (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | ドアハンドルの接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012067497A JP2012067497A (ja) | 2012-04-05 |
JP5409571B2 true JP5409571B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=46165076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010212811A Active JP5409571B2 (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | ドアハンドルの接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5409571B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101483993B1 (ko) * | 2013-08-13 | 2015-01-19 | 동부대우전자 주식회사 | 냉장고용 도어 핸들 조립체 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3827884B2 (ja) * | 1999-05-13 | 2006-09-27 | 株式会社ムラコシ精工 | ドア用レバーハンドル |
JP4477187B2 (ja) * | 2000-03-14 | 2010-06-09 | 株式会社西製作所 | ドアハンドルの接続構造 |
JP2003097103A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Nishi Seisakusho:Kk | ドア用ハンドル連結構造 |
DK1683933T3 (da) * | 2005-01-17 | 2012-10-01 | Hoppe Ag | Betjeningsgreb |
ITBS20090072A1 (it) * | 2009-04-17 | 2010-10-18 | Zamet Italia S R L | Dispositivo di interconnessione meccanica con uno stelo per maniglie di porte |
-
2010
- 2010-09-22 JP JP2010212811A patent/JP5409571B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012067497A (ja) | 2012-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2013118211A1 (ja) | クリップおよびそのクリップを備える部材取付構造 | |
US10273724B2 (en) | Door lock device | |
EP2607207B1 (en) | Steering device | |
WO2012063722A1 (ja) | 車両用ロック装置 | |
JP2014061781A (ja) | 乗物用ラッチ装置 | |
JP2018037231A (ja) | レバー式コネクタ | |
WO2014203929A1 (ja) | 車両用ドアハンドル装置 | |
JP5409571B2 (ja) | ドアハンドルの接続構造 | |
JP4608443B2 (ja) | 板材の固定構造を備えたロック装置 | |
JP2008144551A (ja) | プッシュプル錠用のドアハンドル構造 | |
JP2006351389A (ja) | レバー式コネクタ | |
WO2014038286A1 (ja) | シフトノブ組み付け構造 | |
JP5581155B2 (ja) | 角芯の固定構造、並びに、ドアハンドル | |
WO2013005637A1 (ja) | レバー式コネクタ | |
JP2013011061A (ja) | ロック装置 | |
WO2014136613A1 (ja) | 車両用ハンドル装置 | |
WO2012151403A1 (en) | An assembly for mounting a handle on a vehicle door | |
JP3118676U (ja) | 取付装置及び該取付装置を用いたフラットディスプレイ | |
JP2017096065A (ja) | ヒンジ装置及び基部 | |
WO2020044647A1 (ja) | フードロック装置の組み付け構造 | |
JP7260851B2 (ja) | 車両用ドアハンドル装置 | |
JP4596923B2 (ja) | 錠前用サムターンの構造及びサムターンの組み合わせ方法 | |
JP2000096885A (ja) | ラッチ受け | |
WO2017068807A1 (ja) | 車両バックドア用ラッチ装置 | |
JP2006016884A (ja) | キーシリンダキャップの取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120509 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130404 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130524 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5409571 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |